JP7150432B2 - 給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法 - Google Patents

給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法 Download PDF

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Description

本発明は、水産生物への給餌装置、詳しくは、養殖場にて育成されている甲殻類に対する給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法に関する。
養殖水槽や生け簀などの養殖場で育成されている水産生物への給餌装置については、水産生物の種類あるいは養殖水槽などの設置場所や規模などに応じて、様々な構造や機能を有するものが提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、ブロワー方式の給餌装置や、特許文献1に記載された「養魚池用給餌機」などがある。
ブロワー方式の給餌装置は、養殖水槽の上方に設置された配管の基端側にブロワーで発生させた空気流を送り込み、ダクト内を高速で流動する空気流に粉状または粒状の飼料を混入させて空気流とともに配管の先端側に向かって移送し、配管の先端側に開設された排出口から養殖水槽に散布する機能を有する。
一方、特許文献1に記載された「養魚池用給餌機」は、養魚池上面に配設された、複数の排水口を有する送水路と、送水路内へ水を供給する給水手段と、排水口を通して養魚池内に排出する水の量を調整する水量調整手段と、送水路内に粉状又は粒状の飼料を供給する供給手段と、を備えている。
特開平6-343321号公報
前述したブロワー方式の給餌装置あるいは特許文献1に記載された「養魚池用給餌機」の場合、飼料が乾燥しているときは支障なく給餌作業を行うことができるが、粉状または粒状の飼料が湿気を帯びると、物に付着したり、互いに付着し合って塊状化したりし易くなるので、配管内を移送中の試料が配管内に付着して空気流路が狭隘化して給餌量が著しく減少したり、配管内に詰まった飼料で配管が閉塞され給餌作業自体が続行不能となったりすることがある。
また、給餌装置の配管部分の拡大を回避するため、飼料の保管手段(貯蔵手段)は養殖水槽の近傍に配置されることが多いが、建屋内に設けられた養殖水槽の近傍に飼料を保管(貯蔵)すると、吸湿によって飼料が酸化し変質したり、飼料中に雑菌やカビなどが繁殖したりする可能性が高まるので、養殖水槽内で育成されている水産生物が、変質した飼料を食することによって病気に罹患するなどの弊害が発生することがある。
特に、陸上に構築された建屋内に設けられた養殖水槽にてエビ類を育成するような養殖施設においては、建屋内が高温多湿となる傾向が顕著であり、建屋内に保管されている飼料が湿気を帯び易いので、ブロワー方式の給餌装置による給餌作業中に、前述したような、配管内の飼料付着や飼料詰まりに起因するトラブルの多発が予測される。
このようなトラブルへの対応策として、養殖水槽から隔離され、建屋内に比べて湿度が低い雰囲気にある建屋外の場所に飼料を貯蔵し、そこから建屋内の養殖水槽に向かってブロワーで飼料を空気輸送して給餌することも考えられるが、広い養殖施設をすべてカバーするためには複数のブロワーが必要となるので、給餌装置の大型化、ブロワー運転用電力などの施設稼働用エネルギーの増大を招来する。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、湿度の高い環境下においても安定的に給餌作業を行うことができ、給餌装置の大型化、施設稼働用エネルギーの増大を回避することもできる給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明に係る給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法の構成は下記(1)~(30)に記載した通りである。
(1)水産生物が育成される養殖水槽に向かって排水可能な排水口を有する送水経路と、
前記送水経路に給水する給水手段と、
粉状又は粒状の飼料を空気流に混入させて形成した飼料混合空気流を送餌経路へ送り出す送風手段と、
前記送餌経路を経由して送給される飼料混合空気流から飼料を分離して前記送水経路へ送り込むため前記送餌経路と前記送水経路との間に配置された飼料分離手段と、
を備えたことを特徴とする給餌装置。
(2)前記送水経路の排水口から排出される水量を増減可能な水量調節手段を設けた前記(1)記載の給餌装置。
(3)前記飼料分離手段が粉末分離器である前記(1)または(2)記載の給餌装置。
(4)前記送水経路を前記養殖水槽の水面上方領域に配設した前記(1)~(3)の何れかに記載の給餌装置。
(5)前記送水経路に複数の排水口を開設し、それぞれの排出口に給餌量の変更手段を設けた前記(1)~(4)の何れかに記載の給餌装置。
(6)前記粉状または粒状の飼料を貯留するためのホッパーを前記養殖水槽から隔離した位置に配置した前記(1)~(5)の何れかに記載の給餌装置。
(7)前記養殖水槽を、内部湿度が80%~100%の建屋内に設けた前記(1)~(6)の何れかに記載の給餌装置。
(8)前記養殖水槽を陸上に設置した前記(1)~(7)の何れかに記載の給餌装置。
(9)前記養殖水槽で育成される前記水産生物が、海産生物である前記(1)~(8)の何れかに記載の給餌装置。
(10)前記海産生物が、甲殻類である前記(9)記載の給餌装置。
(11)前記甲殻類が、エビ目である前記(10)記載の給餌装置。
(12)前記エビ目が、クルマエビ科である前記(11)記載の給餌装置。
(13)前記クルマエビ科が、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)である前記(12)記載の給餌装置。
(14)粉状又は粒状の飼料を空気流に混入させて形成した飼料混合気流を送餌経路へ供給し、
前記送餌経路を流動してきた前記飼料混合気流から飼料と空気を分離し、
前記分離された飼料を水が供給されている送水経路へ供給することにより飼料混合水流を形成し、
養殖水槽内の水産生物に対して前記飼料混合水流によって給餌を行うことを特徴とする給餌方法。
(15)前記送水経路を流動する水流の速さが増減可能である前記(14)記載の給餌方法。
(16)前記送水経路に複数の排水口を開設し、それぞれの排出口に給餌量の変更手段を設けた(14)または(15)記載の給餌方法。
(17)前記養殖水槽を陸上に設置した前記(14)~(16)の何れかに記載の給餌方法。
(18)前記養殖水槽で育成される前記水産生物が、海産生物である前記(14)~(17)の何れかに記載の給餌方法。
(19)前記海産生物が、甲殻類である前記(18)記載の給餌方法。
(20)前記甲殻類が、エビ目である前記(19)記載の給餌方法。
(21)前記エビ目が、クルマエビ科である前記(20)記載の給餌方法。
(22)前記クルマエビ科が、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)である前記(21)記載の給餌方法。
(23)粉状又は粒状の飼料を空気流に混入させて形成した飼料混合気流を送餌経路へ供給し、
前記送餌経路を流動してきた前記飼料混合気流から飼料と空気を分離し、
前記分離された飼料を水が供給されている送水経路へ供給することにより飼料混合水流を形成し、
養殖水槽内の水産生物に対して前記飼料混合水流によって給餌して前記水産生物を育成することを特徴とする育成方法。
(24)前記養殖水槽を陸上に設置した前記(23)記載の育成方法。
(25)前記養殖水槽において、バイオフロックを使用した前記(23)または(24)記載の育成方法。
(26)前記養殖水槽で育成される前記水産生物が海産生物である前記(23)~(25)の何れかに記載の育成方法。
(27)前記海産生物が、甲殻類である前記(26)記載の育成方法。
(28)前記甲殻類が、エビ目である前記(27)記載の育成方法。
(29)前記エビ目が、クルマエビ科である前記(28)記載の育成方法。
(30)前記クルマエビ科が、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)である前記(29)記載の育成方法。
本発明により、湿度の高い環境下においても安定的に給餌作業を行うことができ、給餌装置の大型化、施設稼働用エネルギーの増大を回避することもできる給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法を提供することができる。
本発明の実施形態である給餌装置を備えた養殖設備を示す一部省略垂直断面図である。 図1中のA-A線における一部省略断面図である。 図1中の矢線Bで示す部分の一部省略垂直断面図である。
以下、図1~図3に基づいて、本発明の実施形態の一つである給餌装置100について説明する。
図1,図2に示すように、本実施形態の給餌装置100は、陸地Gに構築された保温ハウス10内に形成された養殖水槽20において育成されている水産生物に対して飼料を配給する機能を有する。
本発明において保温ハウスとは、風雨を避けるとともに、養殖水槽施設の温度を所定範囲内に維持するための構築物である。保温ハウス外の温度が養殖に適した水温よりも低い場合には、保温ハウスを外気から隔離することにより保温ハウス内の温度を、養殖するのに適した水温に近い温度に保つことができる。
一方、保温ハウス内の温度が、養殖に適した水温より高い場合には、保温ハウスの開閉戸や換気口を解放することにより外気を導入し、保温ハウス内の温度を、養殖に適した水温にすることができる。保温ハウス内に養殖水槽を設置することにより、冷暖房の負担が軽くなり、光熱費を抑えることができる。
本実施形態の給餌装置を構成する保温ハウス10は、養殖水槽20の温度(水温)を所定範囲内に維持するための施設である。保温ハウス10外の温度が養殖水槽20内の水温よりも低い場合には保温ハウス10を外気から隔離することにより保温ハウス10内の温度を養殖に適した温度に保つことができる。
一方、保温ハウス10内の温度が養殖水槽20内の水温より高い場合には、保温ハウス10に設けられた引き戸や換気口(図示せず)を開放することによって外気を導入し、保温ハウス10内部の温度を養殖に適した温度に保つことができる。なお、保温ハウス10において養殖水槽20内の水温が約28度(℃)程度に維持されている場合、保温ハウス10の内部湿度の下限値は60%,70%若しくは80%に保たれ、上限値は100%、90%若しくは80%に保たれている。
保温ハウス10の形状、構造、サイズなどは限定しないが、例えば、鉄骨材を組み合わせて形成した蒲鉾型の構造体の外面に合成樹脂フィルム材を張設することによって構築することができ、地面から最高部分まで高さが2m~3m程度のものなどが好適である。図1に示すように、陸地Gに構築した保温ハウス10内に養殖水槽20を設置することにより、冷暖房に要するエネルギー負担が軽減され、光熱費を抑制することができる。
本発明において、養殖水槽とは、水産生物を飼育可能な一定量の水を蓄積しておくことができる設備をいう。養殖水槽内で水産生物を飼育する上で、継続的にpH、溶存酸素量、アンモニア濃度などを適宜測定し、適切な範囲になるように調整することが好ましい。養殖水槽は、海洋、河川あるいは湖沼などの一部を利用してもよいが、人工的に陸上に養殖設備を設置してもよい。特に、本発明においては、湿度の高い養殖水槽と、飼料収容用のホッパーとを物理的に分離することが容易であるので、人工的な陸上設備が好ましい。
図1,図2に示すように、養殖水槽20は、陸地Gを掘削して形成された凹状部21の内壁面21a,21b及び底面21cに遮水性を有する合成樹脂シート22を敷設し、その内部に水Wを貯留することによって形成されている。養殖水槽20の平面視形状は、内壁面21aを長辺とし、内壁面21bを短辺とする長方形状をなしている。内壁面21a,21bはいずれも底面21cに向かって下り勾配をなすように傾斜している。内壁面21a,21bの傾斜角度は限定しないが、水平面を基準にして約40度~70度程度が好適である。
養殖水槽20内には、対向する内壁面21a,21aと平行をなす隔壁23が底面21cと垂直をなすように立設されている。図1に示すように、隔壁23の両端縁部23a,23aはいずれも内壁面21b,21bから離れた位置にあり、端縁部23aと内壁面21bとの間は水Wが流動可能である。図2に示すように、隔壁23は、内壁面21a,21a間の中央部分に立設され、隔壁23の上縁部23bは、養殖水槽20内の水Wの水面W1より高く突出している。
図2に示すように、隔壁23の上縁部23bの上方には垂直断面が三角屋根形状をした受水部材24が配置されている。受水部材24の稜線部24aは、隔壁23の上縁部23bの真上に位置するとともに、上縁部23bと平行をなすように配置されている。また、受水部材24の稜線部24bの真上に、後述する送水経路30の排水口31が配置されている。
図1,図2に示すように、給餌装置100は、給水経路34と、ポンプ32と、ホッパー40と、送風手段であるブロワー50と、飼料分離手段である粉末分離器60と、送水経路30と、を備えている。ホッパー40とブロワー50との間には通餌経路41が設けられ、ブロワー50と粉末分離器60との間には送餌経路51が設けられている。ホッパー40及びブロワー50は、養殖水槽20から隔離された場所である、保温ハウス10の外部に配置されている。ホッパー40内には、養殖水槽20内で育成されている水産生物に与えるための粉状または粒状の飼料Fが収容されている。
図1に示すように、送餌経路51の少なくとも一部には透明配管部52が設けられ、この透明配管部52に透過型のファイバーセンサー53が配置されている。ファイバーセンサー53は、後述するように送餌経路51内を空気流により搬送される飼料Fの有無を監視している。なお、ファイバーセンサー53は送餌経路51内(透明配管部52内)を流動する全ての飼料Fを監視しているのではなく、送餌経路51内(透明配管部52内)を流動する飼料Fが遮光したときに飼料Fが流動していると判断する機能を有する。
送餌経路51内を流動する飼料Fを検出するため、ファイバ光量のパワー調整を行ったり、ヒステリシス設定を調整したりすることができる。また、透明配管部52内に飼料Fや汚れが付着して誤動作が生じるのを防止するため、立下りエッジ検出モードを用いて、受光量の変化量を測定している。
ポンプ32は、養殖水槽20内から吸い込んだ水Wを給水経路34から送り出し、送水経路30に送り込む機能を有する。送水経路30は、保温ハウス10内の養殖水槽20に向かって排水可能な複数の排水口31を有する。送水経路30は、養殖水槽20内の水面W1の上方領域に、養殖水槽20の長手方向(長辺側の内壁面21aと平行方向)に沿って配設されている。
図2に示すように、送水経路30に設けられた排水口31には、それぞれの排水口31から排出される水量を増減可能な水量調節手段であって、且つ、排水・止水の切替手段である開閉弁33が設けられている。複数の開閉弁33はそれぞれ独立して操作可能であるため、各排水口31からの排水・止水の選択、及び、各排水口31からの排水量の増減調節を任意に行うことができる。なお、開閉弁33は制御手段を用いて集中制御を行うこともできる。この場合、所定の時間間隔ごとに自動的に開閉弁33を切り替え、開閉する場所、開閉の度合を制御することにより、水槽全体で給餌の状態が均一化するようにすることができる。
ホッパー40内の飼料Fを、ブロワー50で発生した空気流に混入することによって飼料混合空気流が形成され、この飼料混合空気流は送餌経路51へ送給される。送餌経路51と送水経路30との間に配置された粉末分離器60は、送餌経路51を経由して送給される飼料混合空気流から飼料Fを分離して送水経路30へ送り込む機能を有する機器であり、サイクロンと呼称されることもある。
ホッパー40内の飼料Fをブロワー50に送り込む通餌経路41の途中には、飼料Fの供給・停止の切替を行ったり、飼料Fの供給量を増減したりするための調整装置42が設けられている。この調整装置42は、飼料Fの供給量を増減することができるものであれば何でもよいが、例えば、回転羽根や開閉弁がある。調整装置42は、内蔵された回転羽根(図示せず)の回転速度を変えることにより飼料Fの供給量の増減をすることができるが、これに限定するものではない。なお、供給された飼料Fの全体量については、単位時間当たりのホッパー40内の飼料Fの減少量あるいは通餌経路41を経由して排出された飼料Fの排出量を測定することによって把握することができる。
なお、調整装置42と同様の機能を有する装置については、前述した回転羽根(インペラ)で掻き落とす方式のほかに、スクリューによって押し出す方式、振動によって落下させる方式、コンベアによって落下させる方式などがあるので、使用条件に応じて適宜選択することができる。
図3に示すように、粉末分離器60は、倒立円錐筒形状をした分離部61と、分離部61の上方に設けられた流入口62と、分離部61の頂上部に設けられた円筒状の排気口63と、分離部61の下端部に設けられた円筒状の排出口64と、を備えている。排気口63の内径は排出口64の内径より大である。
図3に示すように、粉末分離器60の分離部61には透過型のセンサー66が配置されている。センサー66は、分離部61の内部に溜まる飼料Fを検知する機能を有する。後述する混合器35のトラブルなどにより飼料Fが詰まって送水経路30への飼料Fの送給が止まり、分離部61の内部にまで飼料Fが溜まりだしたとき、それを検知することができる。
排出口64の下端部64aは、鉛直方向に立設されたポート部65内へ挿通され、ポート部65の下端部は混合器35に連通している。ポート部65の上端部65aと排出口64の外周との間には開口部Sが形成されている。何らかの原因で送水経路30などが詰まって送水不能となり、混合器35内の水位が上昇したような場合、開口部Sから溢流させることにより、粉末分離器60内への逆流浸水を防止することができる。なお、開口部Sは必須要件ではないので、密閉形状とすることもできる。
給水経路34の下流側は混合器35の上流側の開口部35a内へ挿通され、その下流端部34aが混合器35内のノズル36に接合されている。ノズル36において、給水経路34の下流端部34aと対向する部分には給水経路34の下流側に向かって連続的に縮径した漏斗部36aが設けられている。
混合器35内において、ノズル36の先端開口部36bから下流側に離れた位置に、下流側に向かって連続的に縮径した漏斗部37aを有するディフューザー37がノズル36と同軸をなすように配置されている。ディフューザー37の下流部分には、下流側に向かって連続的に拡径するホーン部37cが設けられ、漏斗部37aとホーン部37cとの間に内径が変化しない同径部37bが設けられている。
送水経路30の上流端部30a側が混合器35の下流側の開口部35b内へ挿通されるとともに、ディフューザー37の同径部37bの下流側及びホーン部37cが、送水経路30の上流端部30a側から送水経路30内へ挿通されている。
図3に示すように、粉末分離器60の流入口62は、分離部61の周壁の接線方向に沿って飼料混合空気流を分離部61内へ流入させる機能を有する。分離部61内へ流入した飼料混合空気流は分離部61の周壁内面に沿って回転し、これによって飼料混合空気流中の飼料Fも回転するが、空気より比重の大きい飼料Fは徐々に運動エネルギーを失い、図2中に示す下向きの螺旋Rを描くように回転しながら下降していき、排出口64からポート部65内を経由して混合器35内へ落下する。一方、分離部61内において飼料Fと分離された空気流は、分離部61の頂上にある排気口63から外部へ排出される。
ポート部65を経て混合器35内へ落下した飼料Fは、給水経路34から混合器35のノズル36の漏斗部36a内へ流入し、先端開口部36bから噴出する水Wに混合され、ディフューザー37内へ流入し、その内部を流動しながら飼料混合水流となり送水経路30へ送り込まれる。送水経路30内へ送り込まれた飼料混合水流は、送水経路30の長手方向に沿って流動していき、それぞれの排水口31から養殖水槽20に向かって排出される。
本実施形態においては、混合器35内にノズル36及びディフューザー37を配置することによりエジェクターを形成しているため、給水経路34の下流端部34aからノズル36の漏斗部36aへ流入して先端開口部36bから噴出する水流により混合器35内が陰圧化され、分離部61から供給される飼料Fの溢流を防止することができる。
なお、給水経路34側から送水経路30側に向かって下り勾配をなすような傾斜を設ければ、ノズル36及びディフューザー37を配置しなくても、送水経路30に向かって円滑に流動する水流が形成され、飼料Fの溢流を防止することができる。
図2に示すように、排水口31から排出された飼料混合水流は、受水部材24の稜線部24aに当接することよって二方向に分流され、それぞれ養殖水槽20内の水面W1に向かって落下する。養殖水槽20内で育成されている水産生物は、水面W1に向かって落下した飼料混合水流に混入している飼料Fを食することができる。
養殖水槽20内の水Wは生簀の水を用いることができるが、必要に応じて、他から供給される海水や淡水を使用することもできる。海水を使用する場合は、海水を任意の濃度に希釈して使用することができる。また、人工海水を用いることもできる。
飼料Fは水産生物が生育するために十分な栄養があり、消化吸収が良いものでなければならず、また、摂餌活性の高い成分を含むものが好ましい。また、本発明に係る給餌装置を使用して飼料Fと同時に薬剤を養殖水槽20に供給したり、あるいは、薬剤を単独で養殖水槽20に供給したりすることができる。
実施形態の給餌装置100において送水経路30は水Wを継続的に送ることができればなんでもよいが、ステンレス管、プラスチック管などを例示することができる。送水経路30は、飼料混合水流を養殖水槽20まで流動させることができれば、どのように設置してもよいが、送水経路30は養殖水槽20の水面W1の上方領域に設置することが好ましい。
このような構成とすれば、万一、送水経路30に水漏れが生じたときに、水Wが養殖水槽20から外れることがないので、特に、養殖水槽20内の水Wをポンプ32で汲み上げて送水経路30に送り込んで使用している場合、養殖水槽20内の水Wが急激に失われるような事態が発生するのを防ぐことができる。また、粉末分離器60についても、これを養殖水槽20の上部に設置すれば、詰まりなどのトラブルが発生したときに送水経路30から逆流した水が、養殖水槽20に落ちることになる。そうすることにより、養殖水槽20内の水Wが急激に失われることを防ぐことができるため、好ましい。
送水経路30の排水口31は、任意の大きさ、間隔で送水経路30に配置することができる。複数の排水口31が設けられている場合は、同時に各排水口31を開放することもできるが、開閉弁33を操作することにより、任意の排水口31のみを開放することもできる。
排水口31は養殖水槽20の上部に位置しており、排水口31から排出される飼料混合水流が重力により養殖水槽20内へ投入される。飼料混合水流は、直接、水面W1に投入されてもよいが、養殖水槽20の上部までの傾斜部材を設置して高さを調節してもよい。また、排水口31は水Wの中に設置してもよい。
養殖水槽20内で養殖する水産生物は限定しないので、ブリ、カンパチ、ヒラマサ、マダイ、カツオ、マグロ、サケ、マス、カニ、エビ、タコ、イカなど、一般的に養殖されているものであれば何でも養殖可能である。特に、陸上設備における養殖であって、かつ/または、温暖な環境であることが要求される水産生物の養殖に適している。
給餌装置100を使用する養殖設備は、水産生物を育成する水域を何らかの囲い手段で包囲したものであればなんでもよい。例えば、陸上養殖の場合、コンクリートで作った直方体の養殖水槽や地面を掘削したところにシートを被せ、シートで囲って形成された養殖水槽などにおいても、給餌装置100は使用可能である。
給餌装置100の大きさ(規模)は、養殖する水産生物の種類、大きさ、数などに応じて、適宜、決めることができる。また、水産生物の種類、大きさ、数などにより、給餌する飼料の排出量を調整することができる。本実施形態では、1台の給餌装置100を使用して1つの養殖水槽20に対する給餌を行っているが、これに限定するものではないので、1台の給餌装置100を使用して複数の養殖水槽に対する給餌を行うこともできる。
送水経路30に給水する給水手段については、特に限定しないが、送水経路30内に水流を生成することができるものとしてポンプ32が例示される。ポンプ32は、液体(水)を送給することができるものであれば特に限定されないが、例えば、ターボ型ポンプに分類される遠心ポンプの1つである渦巻きポンプなどを好適に使用することができる。
送水経路30内の流れは、粉状または粒状の飼料Fの種類、量、養殖水槽20への排出速度、送水経路30の長さ、太さ、送水経路30の高低差などに応じて調整される。
前述したように、養殖水槽20内で育成する海産生物は限定しないが、養殖水槽20は甲殻類の養殖に好適である。また、養殖水槽20において養殖する対象となる「エビ類」は、大きさに制限はなく、食品としての分類では、所謂、ロブスター(lobster)、プローン(prawn)、シュリンプ(shrimp)が含まれる。
学術的な分類において対象となるエビとしては、エビ目が好ましく、エビ目のなかではクルマエビ上科が好ましい。クルマエビ上科のなかではクルマエビ科が好ましい。クルマエビ科(Penaeidae)の生物、例えばFarfantepenaeus、Fenneropenaeus、Litopenaeus、Marsupenaeus、Melicertus、Metapenaeopsis、Metapenaeus、Penaeus、Trachypenaeus、Xiphopenaeus属などに属するエビが挙げられる。
クルマエビ科のうち、例えば、食用エビとしては、クルマエビ(Marsupenaeus japonicus)、ミナミクルマエビ(Melicertus canaliculatus)、ウシエビ(ブラックタイガー)(Penaeus monodon)、コウライエビ(Penaeus chinensis)、クマエビ(Penaeus semisulcatus)、フトミゾエビ(Penaeus latisulcatus)、インドエビ(Fenneropenaeus indicus)、ヨシエビ(Metapenaeus ensis)、トサエビ(Metapenaeus intermedius)、Penaeus occidentalis、ブルーシュリンプ(Penaeus stylirostris)、レッドテールシュリンプ(Penaeus pencicillatus)、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
クルマエビ科がリトペニウス属、特にバナメイエビ(Litopenaeus vannamei)は本発明における対象のひとつである。
また、エビには、遊泳性をもつ種と遊泳性をもたない種があるが、遊泳性を持つ種の方が水槽を立体的に使用することができるため、過密状態での生産には適している。本発明においてはどちらの種を用いてもよいが、過密状態の方が生産性が高いため、遊泳性を持つ種がより好ましい。
遊泳性を持つ種として、例えば、サクラエビ(Lucensosergia lucens)、ホッコクアカエビ(Pandalus eous)、コウライエビ(Penaeus chinensis)、ヨシエビ(Metapenaeus ensis)、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)が挙げられる。
前述したように、本実施形態の給餌装置100においては、ブロワー50で発生した空気流に飼料Fを混合して形成した飼料混合空気流を、送餌経路51を経由して粉末分離器60へ送り込み、粉末分離器60において固形分である飼料Fを空気流から分離し、ポンプ32から送給される水Wの流れの中に投入する。このとき、飼料Fと共に送餌経路51を通ってきた空気流は粉末分離器60の排出口64から上方へ排出される。飼料Fは水流とともに送水経路30内を流動して遠くまで運ばれ、送水経路30に設けられた複数の排水口31からそれぞれ養殖水槽20へ排出される。
給餌装置100においては、1台のホッパー40とブロワー50を使用することにより、比較的面積の広い養殖水槽20であっても効率的に給餌を行うことができるので、給餌装置の大型化、施設稼働用エネルギーの増大を回避することができる。
また、ホッパー40及びブロワー50は、保温ハウス10外の隔離された場所に設置されているので、湿度の高い環境下にある保温ハウス10内おいて安定的に給餌作業を行うことができる。
本実施形態の給餌装置100を、ほぼ1日中(約22時間)連続稼働させたところ、送餌経路51や送水経路30に飼料Fなどが詰まることなく、安定した給餌作業を行うことができた。本実施形態の給餌装置100を使用した給餌方法によれば、飼料Fが水分で劣化することがなく、簡便且つ安定的に水生生物への給餌を行うことができ、給餌作業の省力化を実現することもできる。また、給餌装置100は、連続的に給餌を行うことができるが、所定の時間間隔をおいて間歇的に給餌を行うこともできる。給餌装置100は手動操作することにより給餌作業を行うこともできるが、電子的な制御手段によって給餌装置100を自動制御すれば、省力化をさらに促進することができるので好ましい。
本実施形態の給餌装置100を使用して水生生物へ給餌を行うことにより、給餌作業の簡便化、省力化を実現することができるだけでなく、水生生物の種類、状態あるいは生育状況などの諸条件に応じて適切な給餌を行うことができるため、水生生物を健全且つ効率的に育成することができる。また、人間が給餌作業に関わる機会を制限することができるため、人間を媒介とする感染に起因する水生生物の病気のリスクも大幅に減少させることができる。
なお、図1~図3に基づいて説明した給餌装置100及びこれを使用した給餌方法、育成方法は本発明の一例を示すものであり、本発明に係る給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法は、前述した給餌装置100及びこれを使用した給餌方法、育成方法に限定されない。
本発明に係る給餌装置及びこれを使用した給餌方法、育成方法は、養殖水槽や生け簀などの各種養殖場にて育成されている水産生物への飼料供給技術として、養殖漁業や養殖水産業などの産業分野において広く利用することができる。
10 保温ハウス
20 養殖水槽
21 凹状部
21a,21b 内壁面
21c 底面
22 合成樹脂シート
23 隔壁
23a 端縁部
23b 上縁部
24 受水部材
24a 稜線部
30 送水経路
30a 上流端部
31 排水口
32 ポンプ
33,42 開閉弁
34 給水経路
34a 下流端部
35 混合器
35a,35b 開口部
36 ノズル
36a,37a 漏斗部
36b 先端開口部
37 ディフューザー
37b 同径部
37c ホーン部
40 ホッパー
41 通餌経路
42 調整装置
50 ブロワー
51 送餌経路
52 透明配管部
53 ファイバーセンサー
60 粉末分離器
61 分離部
62 流入口
63 排気口
64 排出口
65 ポート部
65a 上端部
66 センサー
100 給餌装置
F 飼料
G 陸地
R 螺旋
S 開口部

Claims (22)

  1. 陸地に構築され、その内部湿度が80%~100%である保温ハウス内に設置された養殖水槽と、
    産生物が育成される前記養殖水槽に向かって排水可能な排水口を有する送水経路と、
    前記送水経路に給水する給水手段と、
    粉状または粒状の飼料を貯留するためのホッパー内から送り込まれる前記粉状又は粒状の飼料を空気流に混入させて形成した飼料混合空気流を送餌経路へ送り出す送風手段と、
    前記送餌経路を経由して送給される飼料混合空気流から飼料を分離して前記送水経路へ送り込むため前記送餌経路と前記送水経路との間に配置された飼料分離手段と、を備え、
    前記ホッパー及び前記送風手段を前記養殖水槽から隔離された場所である、前記保温ハウスの外部に配置したことを特徴とする給餌装置。
  2. 前記送水経路の排水口から排出される水量を増減可能な水量調節手段を設けた請求項1記載の給餌装置。
  3. 前記飼料分離手段が粉末分離器である請求項1または2記載の給餌装置。
  4. 前記送水経路を前記養殖水槽の水面上方領域に配設した請求項1~3の何れかに記載の給餌装置。
  5. 前記送水経路に複数の排水口を開設し、それぞれの排出口に給餌量の変更手段を設けた請求項1~4の何れかに記載の給餌装置。
  6. 前記海産生物が、甲殻類である請求項1~5の何れかの項に記載の給餌装置。
  7. 前記甲殻類が、エビ目である請求項記載の給餌装置。
  8. 前記エビ目が、クルマエビ科である請求項記載の給餌装置。
  9. 前記クルマエビ科が、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)である請求項記載の給餌装置。
  10. 粉状または粒状の飼料を貯留するためのホッパー内から送り込まれる前記粉状又は粒状の飼料を送風手段で発生した空気流に混入させて形成した飼料混合気流を送餌経路へ供給し、
    前記送餌経路を流動してきた前記飼料混合気流から飼料と空気流とを分離し、
    前記分離された飼料を水が供給されている送水経路へ供給することにより飼料混合水流を形成し、
    陸地に構築され、その内部湿度が80%~100%である保温ハウス内に設置された養殖水槽内の産生物に対して前記飼料混合水流によって給餌を行う給餌方法であって、
    前記ホッパー及び前記送風手段を前記養殖水槽から隔離された場所である、前記保温ハウスの外部に配置したことを特徴とする給餌方法。
  11. 前記送水経路を流動する水流の速さが増減可能である請求項1記載の給餌方法。
  12. 前記送水経路に複数の排水口を開設し、それぞれの排出口に給餌量の変更手段を設けた請求項1または1記載の給餌方法。
  13. 前記海産生物が、甲殻類である請求項10~11の何れかの項に記載の給餌方法。
  14. 前記甲殻類が、エビ目である請求項1記載の給餌方法。
  15. 前記エビ目が、クルマエビ科である請求項1記載の給餌方法。
  16. 前記クルマエビ科が、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)である請求項1記載の給餌方法。
  17. 粉状または粒状の飼料を貯留するためのホッパー内から送り込まれる前記粉状又は粒状の飼料を送風手段で発生した空気流に混入させて形成した飼料混合気流を送餌経路へ供給し、
    前記送餌経路を流動してきた前記飼料混合気流から飼料と空気流とを分離し、
    前記分離された飼料を水が供給されている送水経路へ供給することにより飼料混合水流を形成し、
    陸地に構築され、その内部湿度が80%~100%である保温ハウス内に設置された養殖水槽内の産生物に対して前記飼料混合水流によって給餌して前記海産生物を育成する育成方法であって、
    前記ホッパー及び前記送風手段を前記養殖水槽から隔離された場所である、前記保温ハウスの外部に配置したことを特徴とする育成方法。
  18. 前記養殖水槽において、バイオフロックを使用した請求項17記載の育成方法。
  19. 前記海産生物が、甲殻類である請求項17または18記載の育成方法。
  20. 前記甲殻類が、エビ目である請求項19記載の育成方法。
  21. 前記エビ目が、クルマエビ科である請求項2記載の育成方法。
  22. 前記クルマエビ科が、バナメイエビ(Litopenaeus vannamei)である請求項21記載の育成方法。
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