JP7147987B2 - 光クロスコネクト装置、光伝送システム及び光伝送路誤接続検出方法 - Google Patents

光クロスコネクト装置、光伝送システム及び光伝送路誤接続検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、光ネットワークにおいてWSS(Wavelength Selective Switch:波長選択スイッチ)により、光信号を任意の光方路へスイッチングして伝送可能な光クロスコネクト装置、光伝送システム及び光伝送路誤接続検出方法に関する。
光伝送システムに用いられるOXC(Optical cross-Connect)は、光ネットワークから情報の重畳された光信号を抜き出したり(Drop)、光信号を乗せたり(Add)するOADM(Optical Add Drop Multiplexer)に加え、WSSにより複数の光方路の何れかを選択して光信号を伝送可能となっている。WSSは、例えば1つのWSSに接続された4つの光方路の何れかを選択し、この選択された光方路へ光信号を伝送するスイッチングを行う。OXCは、光クロスコネクト装置であり、光のレイヤ(L0レイヤ)でスイッチングを行う。
WSSにおいて、例えば入力側の光伝送路が、何らかの原因でWSS内にて誤った出力側の1方路へ接続されてしまう光伝送路の誤接続が発生したとする。この場合、誤った送信元のトランスポンダからの光信号が、WSSから出力側の方路へ送出され、この方路に接続されたOXC内のトランスポンダ(情報中継器)で受信される。なお、トランスポンダをトラポンとも略す。
誤接続の故障については、後述のトレース信号を活用して誤接続の発生を検出可能となっている。トレース信号は、非特許文献1のITU-T勧告G.709に定義されており、TTI(Trail Trace Identifier:区間監視バイト)バイトが重畳される。送信側トラポンで、光信号内のトレース信号に固有の送信元情報であるTTIバイトを入れて送信すると、このトレース信号を受信した受信側トラポンにおいて、トレース信号のTTIバイトから送信側トラポンが判別できる。例えば、受信側トラポンにおいて、本来の送信側トラポン以外のトラポンのTTIバイトが受信されると、本来の送信元と異なるトラポン(送信元)から光信号が届いていることが識別できる。この識別により、WSSでの誤接続の発生を検出可能となる。
ITU-T G.709,[online],2019,[令和1年6月21日検索],インターネット<URL:http://www.itu.int/rec/dologin_pub.asp?lang=e&id=T-REC-G.709-201606-I!!PDF-E&type=items>
しかし、近年の複数のOXCのトラポンにおいては、同一のDSP(Digital Signal Processor)やフレーマによって、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)やQAM(Quadrature Amplitude Modulation)等の複数の変調方式や、後述のOTU(Optical channel Transport Unit)フレームによるフレーム方式が対応しており、この複数の方式が1つのネットワーク内で用いられている。OTUフレームは、ITU-T勧告G.709で定義されている。
このようなネットワークにおいては、上述した誤接続発生時にトレース信号を送信しても、光信号の光パワーの不足を示すLOS(Loss of Signal)又は、光信号のフレームのロスを示すLOF(Loss of Frame)でしか検出できない。つまり、誤接続発生時には、例えば変調方式の100Gbpsで受信することが期待されるトランスポンダに200Gbpsの光信号が入力されるため、双方の光信号の受光パワーレベルがずれ、光パワー不足でLOS(Loss of Signal)になることや各光信号の変調方式やフレームフォーマットが合わずとLOFになることがある。これらの場合、光信号から必要な情報を取得できなくなる。
このようにLOSやLOFが検出され、光信号が正常に受信できないと、送信元情報であるTTIバイトを取得できないので、光信号の送信元を特定できず、また、光伝送路の誤接続発生を特定できないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、光伝送路の誤接続の発生を特定でき、この発生した誤接続に係る光信号の送信元を特定することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の光クロスコネクト装置は、光ネットワーク接続された複数の光クロスコネクト装置の運用及び保守に係る制御を行うOpS(Operation System)に接続された監視制御部と、他の光クロスコネクト装置から送信された光信号を中継する中継装置で中継後に受信された光信号が光パワー不足の場合に、LOS(Loss of Signal)警報を前記監視制御部へ出力する中継側光入出力部と、前記中継側光入出力部からの光信号の変調方式を変更する処理を行うと共に、前記中継装置で中継された光信号の変調方式が不適合と検知された際に、LOF(Loss of Frame)警報を前記監視制御部へ出力するDSP(Digital Signal Processor)部と、前記DSP部で処理された光信号のフレーム方式及びFEC(Forward Error Correction)を変更する処理を行うと共に、光信号のフレーム方式及びFECが不適合と検知された際にLOF警報を前記監視制御部へ出力し、フレーム方式及びFECが適合と検知された際に当該光信号に含まれる他の光クロスコネクト装置の固有の送信元情報を取得して前記監視制御部へ通知するフレーマ部とを備え、前記監視制御部は、前記変調方式、前記FEC及び前記フレーム方式の各情報を関連付けた管理テーブルを記憶部に記憶し、前記LOS警報又は前記LOF警報の入力時に、当該管理テーブルに応じて、当該変調方式、当該FEC及び当該フレーム方式を順次変更し、この変更に応じて適正な光信号が受信できた際に、この光信号内の送信元情報を取得し、この取得した送信元情報が、本来の送信元と異なる送信元の光クロスコネクト装置の場合に、前記中継装置で光伝送路の誤接続発生と検出することを特徴とする。
本発明によれば、光伝送路の誤接続の発生を特定でき、この発生した誤接続に係る光信号の送信元を特定できる。
本発明の実施形態に係る光クロスコネクト装置(OXC)を用いた光伝送システムの構成を示すブロック図である。 OXC(光クロスコネクト装置)の構成を示すブロック図である。 OXCの監視制御部の管理テーブルの情報構成を示す図である。 監視制御部の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。 OXC(光クロスコネクト装置)による光伝送路誤接続検出の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の応用例に係る光伝送システムの構成を示すブロック図である。 OpSのOpS管理テーブルの情報構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。但し、本明細書の全図において機能が対応する構成部分には同一符号を付し、その説明を適宜省略する。
<実施形態の構成>
図1は、本発明の実施形態に係る光クロスコネクト装置(OXC)を用いた光伝送システムの構成を示すブロック図である。
図1に示す光伝送システム10は、光ファイバによる光伝送路で縦横に接続された複数のOXC20a,20b,20c,20d,20e,20f,20g,20hと、OpS(Operation System)30とを備えて構成されている。OpS30は、OXC20a~20hの運用や保守等の制御及び操作を行う。なお、OXC20a~20hは、OXC20とも略す。
図示せぬ通信端末機等のクライアントが接続されるOXC20aは、トランスポンダ(トラポン)1aと、光多重分離部2aと、WSS3aと、光アンプ4aとを備える。同様に、クライアントが接続される他のOXC20b~20fも、トラポン1b~1fと、光多重分離部2b~2fと、WSS3b~3fと、光アンプ4b~4fとを備える。
なお、トラポン1a~1fはトラポン1とも略し、光多重分離部2a~2fは光多重分離部2、WSS3a~3fはWSS3、光アンプ4a~4fは光アンプ4とも略す。なお、クライアントが接続されるOXC20a~20fを、クライアントOXC20a~20fとも称す。また、後述する光信号の中継や光方路切替を行うOXC20g,20hを、中継OXC20g,20hとも称す。なお、中継OXC20g,20hは、請求項記載の中継装置を構成する。
OXC間の光信号の中継や、スイッチングによる光信号の光方路切替等の処理を行う中継OXC20gは、光アンプ4g1,4g2,4g3,4g4(光アンプ4とも略す)と、WSS3g1,3g2,3g3,3g4(WSS3とも略す)とを備える。これと同様の処理を行う中継OXC20hは、光アンプ4h1,4h2,4h3,4h4(光アンプ4とも略す)と、WSS3h1,3h2,3h3,3h4(WSS3とも略す)とを備える。
トラポン1は、クライアントとの間で光ファイバ等の光伝送路を介して送受信される光信号を中継する。光信号には、クライアント等の情報が重畳されている。
光多重分離部2は、異なる波長の光信号を多重化すると共に、多重化された光信号を分離する処理を行う。
WSS3は、波長選択スイッチであり、OpS30の指示に応じて所定波長の光信号を指示方路へ伝送する。クライアントOXC20a~20fのWSS3は、クライアントと中継OXC20g又は中継OXC20hとの間の光信号の伝送制御(スイッチング)を行う。中継OXC20g,20hのWSS3は、3方路のクライアント間の何れかに光信号を伝送するスイッチングを行う。光アンプ4は、光信号の増幅を行う。
本実施形態の特徴は、中継OXC20g,20hに対して、縦横に接続されたクライアントOXC(光クロスコネクト装置)20a~20fが、光伝送路誤接続検出処理(後述)を行うようにした点にある。図2にOXC20dを代表して示し、その光伝送路誤接続検出処理を行うための構成について説明する。
図2に示すOXC20dは、OpS30に光伝送路で接続された主監視制御部21と、この主監視制御部21に接続された複数のトラポン1d1,1d2,1d3と、光多重分離部2dと、WSS3dと、光アンプ4dとを備えて構成されている。各トラポン1d1~1d3の内、トラポン1d3に代表して構成を示す。
トラポン1d3は、主監視制御部21に接続された監視制御部22と、光信号を電気信号に変換するPD(Photo Diode)23と、中継側光入出力部24と、DSP25と、フレーマ26と、複数のクライアント側光入出力部27a,27b,27c,27dとを備えて構成されている。なお、DSP25は請求項記載のDSP部を構成する。フレーマ26は請求項記載のフレーマ部を構成する。
中継側光入出力部24は、光多重分離部2d、WSS3d及び光アンプ4dを介して、他のOXCが接続された光伝送路に接続されている。この中継側光入出力部24は、光多重分離部2dを介して入力される他のOXCからの光信号をDSP25へ出力する。また、中継側光入出力部24は、その入力される光信号から光パワーの不足を示すLOSを検出する機能を備え、LOSを検出した際にLOS警報を、PD23を介して監視制御部22へ出力する。
上記のLOS検出について説明する。例えば、図1に示すように、OXC20gのWSS3g3において、符号12で示す誤接続の故障が発生したとする。この故障は、WSS3g3が、通常OXC20aから送信される光信号(矢印Y1)を、OXC20hを介してOXC20dに伝送する経路への中継制御を行っている際に、何らかの原因で、OXC20bから送信された光信号(矢印Y2)が、OXC20dに伝送してしまう誤接続12である。
ここで、光信号Y1は、変調方式がQPSKで100Gbps、フレーム方式がOTU c1、FEC(Forward Error Correction)がx%であるとする。光信号Y2は、変調方式が16QAMで200Gbps、フレーム方式がOTU c2、FECがy%であるとする。
上記の誤接続12の発生時には、期待される変調方式やフレームフォーマットと異なる光信号Y2が受信されるので、OXC20dで誤って受信された光信号Y2の受光パワーレベルが期待される光信号Y1とずれており受信可能な光パワーより低くなると、中継側光入出力部24において光パワー不足でLOSと検出される。この検出時に、中継OXC20g,20hは、LOS警報を、PD23を介して監視制御部22へ出力される。PD23では、LOS警報が光信号から電気信号に変換される。
DSP25は、中継側光入出力部24から入力される光信号に対して、所定のディジタル信号処理を行う。この処理時に、上述した誤接続12によって誤った光信号Y2が入力している場合、DSP25が、誤って入力されたY2の変調方式が合わないことを検知する。この検知によって、DSP25は、光信号フレームのロスを示すLOFを検出する。この検出時に、DSP25は、LOF警報を監視制御部22へ出力する。また、DSP25は、ディジタル信号処理後の光信号に対応するディジタル信号をフレーマ26へ出力する。
フレーマ26は、光信号に対応するディジタル信号のフレーム方式(又はフレーム形式)及びFECを変更及び設定する処理を行う。フレーマ26は、光信号のフレーム方式及びFECが不適合と検知された際にLOF警報を前記監視制御部へ出力し、フレーム方式及びFECが適合と検知された際にディジタル信号によるトレース信号(又は光パストレース信号)からTTIバイト等の固有の送信元情報を取得して監視制御部22へ通知する。更に、フレーマ26は、ディジタル信号を各クライアント側光入出力部27a~27dへ出力する。
クライアント側光入出力部27a~27dは、ディジタル信号を光信号に変換してクライアントへ送信し、又はクライアントからの光信号を受信後にディジタル信号に変換してフレーマ26へ出力する。
監視制御部22は、変調方式、FEC及びフレーム方式の各情報を関連付けて記憶管理する管理テーブル22aを、ハードディスクや記録媒体(図4に示すHDD104及び記録媒体113参照)等の記憶部に記憶している。
管理テーブル22aは、図3に示すように、光信号の変調方式に係るレート情報、パラメータ情報及び変更設定値を記憶すると共に、光信号のFEC及びフレーム方式に係るパラメータ情報及び変更設定値を記憶している。
変調方式に係るレート情報は、例えば100Gbpsや200Gbps等の速度のレートである。このレートは、パラメータ情報の多値度とボーレートで決まるようになっている。
多値度は、例えばQPSK,8QAM,16QAM,64QAM等である。この多値度は、16QAMであれば、1度に16通りの値(4ビット)を送れることを意味する。
ボーレートは、xGbaudで表され、当該ボーレートの値が大きい程に、同じ時間内の変復調回数が多いことを意味する。
従って、多値度が高く、且つボーレートも高ければ、この光信号のレートは高くなる。しかし、多値度及びボーレートが高くなれば、光信号の伝送距離が短くなったり、劣化したりするので、ただ単に高くしても目的の光信号の伝送性能を発揮できない。本実施形態の光伝送システム10においては、光信号の伝送用途に応じて、多値度及びボーレートの組み合わせを、上述した光信号Y1又は光信号Y2のように適正に行っている。
変調方式に係る変更設定値は、DSP25におけるディジタル信号処理を可変するための情報であり、ここでは、アダプティブフィルタ設定値及び位相推定設定値である。
アダプティブフィルタ設定値及び位相推定設定値は、各種の多値度の光信号を適正に復調可能とする情報である。つまり、光信号の変調方式に応じて、設定値を変えることにより光信号を適正に復調できる。
FECに係るパラメータ情報は、例えばy%の冗長度と、Staircase等の誤り訂正符号の冗長方式である。冗長度は、大きくすると、信号としてはレートが下がるが、ある程度誤っても各種情報が存在するので、目的の情報を復元し易くなる。
フレーム方式に係るパラメータ情報は、ITU-T勧告G.709で定義された光信号フレームのOTU4、OTU Cn等である。このパラメータ情報は、光信号を効率良く使用するために変更するものである。例えば、変調方式が異なる光信号毎に、情報を効率良く重畳して伝送するために、光信号フレームのパラメータ(OTU4、OTU Cn)を変更する。
FEC及びフレーム方式に係る変更設定値は、フレーマ26によるフレーマ処理で光信号のフレーム形式を可変とするための情報であり、ここでは、FEC設定値及びフレーム方式設定値である。
このような管理テーブル22aを記憶する図2に示す監視制御部22は、上述したLOS警報やLOF警報を受信した際に、管理テーブル22aに応じて、変調方式、FEC及びフレーム方式を順次変更する。この変更に応じて、監視制御部22は、適正な光パワーの光信号が受信できた際に、この光信号内のトレース信号の固有の送信元情報(TTIバイト)を取得する。この取得したTTIバイトが、本来の送信元OXC(例えば図1のクライアントOXC20a)以外のOXC(例えばクライアントOXC20b)のものであったとする。この場合、監視制御部22は、本来と異なるクライアントOXC20bからの光信号が届いていることが識別できるので、光伝送路の誤接続12の発生が検出できる。なお、上記の「本来と異なるクライアントOXC」とは、「本来の送信元と異なる送信元のクライアントOXC」の表現を簡略化したものであり、以下同様に表現する。
監視制御部22は、その誤接続12の発生を示す情報と、この誤接続発生により本来の送信元OXC20a以外のOXC20bからのTTIバイトとを含む誤接続情報を、主監視制御部21を介してOpS30へ通知する。
OpS30は、誤接続情報から、誤接続情報の通知元のOXC20dと、本来の送信元OXC20a以外のOXC20bと、本来の送信元のOXC20aとを認識する。この認識後、OpS30は、TTIバイトの送信元であるOXC20bとの双方の光信号Y1,Y2がOXC20gに入力されているが、誤った光信号Y2が、中継OXC20g介してOXC20dへ送信されていることを検知できる。この検知により、OpS30は、誤接続が発生したことを検出できる。
<ハードウェア構成>
上述した監視制御部22は、例えば図4に示すような構成のコンピュータ100によって実現される。図4は、監視制御部22の機能を実現するコンピュータ100の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、入出力I/F(Inter Face)105、通信I/F106、及びメディアI/F107を有する。
CPU101は、ROM102又はHDD104に記憶されたプログラムに基づき作動し、各機能部の制御を行う。ROM102は、コンピュータ100の起動時にCPU101により実行されるブートプログラムや、コンピュータ100のハードウェアに係るプログラム等を記憶する。
CPU101は、入出力I/F105を介して、プリンタやディスプレイ等の出力装置111及び、マウスやキーボード等の入力装置110を制御する。CPU101は、入出力I/F105を介して、入力装置110からデータを取得し、又は、生成したデータを出力装置111へ出力する。
HDD104は、CPU101により実行されるプログラム及び当該プログラムによって使用されるデータ等を記憶する。また、HDD104は、管理テーブル22a(図2)を記憶する。通信I/F106は、通信網112を介して図示せぬ他の装置からデータを受信してCPU101へ出力し、また、CPU101が生成したデータを、通信網112を介して他の装置へ送信する。
メディアI/F107は、記録媒体113に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM103を介してCPU101へ出力する。CPU101は、目的の処理に係るプログラムを、メディアI/F107を介して記録媒体113からRAM103上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体113は、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto Optical disk)等の光磁気記録媒体、磁気記録媒体、導体メモリテープ媒体又は半導体メモリ等である。なお、記録媒体113に、管理テーブル22a(図2)を記憶してもよい。
例えば、コンピュータ100が実施形態に係る監視制御部22として機能する場合、コンピュータ100のCPU101は、RAM103上にロードされたプログラムを実行することにより、監視制御部22の機能を実現する。また、HDD104には、RAM103内のデータが記憶される。CPU101は、目的の処理に係るプログラムを記録媒体113から読み取って実行する。この他、CPU101は、他の装置から通信網112を介して目的の処理に係るプログラムを読み込んでもよい。
<OXCによる光伝送路誤接続検出動作>
次に、OXC(光クロスコネクト装置)による光伝送路誤接続検出の動作を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
図5に示すステップS1において、図1に示すOXC20gのWSS3g3で誤接続12の故障が発生したとする。この誤接続12は、WSS3g3が、通常のクライアントOXC20aから送信される光信号Y1をクライアントOXC20dへ中継する制御を行っている際に、故障により他のクライアントOXC20bから送信された光信号Y2が、本来光信号Y1が伝送されるべき中継の経路へ伝送されたケースである。
ここで、光信号Y1と光信号Y2とは、変調方式、FEC及びフレーム方式の各情報が異なっているとする。なお、変調方式、FEC及びフレーム方式を一括して受信方式とも称す。
ステップS2において、OXC20d(図2)の監視制御部22に、LOS警報及びLOF警報の双方又は何れか一方の警報発生が通知されたとする。LOS警報は中継側光入出力部24で検出され、LOF警報はDSP25で検出されて、監視制御部22に通知される。
ステップS3において、DSP25は、中継側光入出力部24で受信された光信号の光パワーが受信可能な閾値以上か否かを判定する。この結果、閾値以上でないと判定(No)された場合、ステップS4において、監視制御部22は通常故障として主監視制御部21を介してOpS30へ通知する。
一方、上記ステップS3の判定結果が、閾値以上の場合(Yes)、ステップS5において、DSP25及びフレーマ26は、受信方式(変調方式、FEC及びフレーム方式)を順次変更する。この変更は、管理テーブル22aを参照して実行される。
その変更時に、ステップS6において、監視制御部22は、光信号が受信できたか否かを判定する。
この結果、受信できなければ(No)、ステップS7において、監視制御部22は、変調方式、FEC及びフレーム方式の全受信方式が変更されたか否かを判定する。この判定の結果、変更されていなければ(No)、上記ステップS5に戻って受信方式の変更を行う。
上記ステップS7の判定結果、全受信方式が変更されていれば(Yes)、ステップS4において、監視制御部22は通常故障として主監視制御部21を介してOpS30へ通知する。
一方、上記ステップS6の判定結果、光信号が受信できていれば(Yes)、ステップS8において、監視制御部22は、DSP25から、送信元情報であるTTIバイトを含むトレース信号を取得する。
この取得されたTTIバイトによる送信元が、例えばクライアントOXC20b(図1)であったとする。この場合、ステップS9において、監視制御部22は、TTIバイトから、本来と異なる送信元であるOXC20bからの光信号Y2が受信されていることが識別できる。この識別によって、監視制御部22は、光信号Y2が、中継OXC20gのWSS3g3を介してクライアントOXC20dに伝送されていることが認識できるので、光伝送路の誤接続12が発生していることを検出できる。
そして、ステップS10において、監視制御部22は、上記の誤接続12の発生の情報と、本来の送信元のOXC20a及び本来と異なる送信元のOXC20bとの情報とを含む誤接続情報を、主監視制御部21を介してOpS30へ通知する。
<実施形態の効果>
本実施形態の光伝送システム10によれば、OXC20dによって、中継OXC20gで光伝送路の誤接続12の発生と検出できるので、光伝送路の誤接続の発生を特定できる。また、中継OXC20gから受信した光信号に含まれる送信元情報によって、上記発生した誤接続12に係る光信号の送信元のOXC20bを特定できる。
<実施形態の応用例>
図6は、本発明の実施形態の応用例に係る光伝送システムの構成を示すブロック図である。
図6に示す応用例の光伝送システム10Aの特徴は、OpS30Aが、IF部30aと、トランスポンダ情報更新部(更新部とも略す)30bと、OpS管理テーブル30cと、トランスポンダ情報転送部(転送部とも略す)30dとを備える。そして、OXC内にトラポンが増設された際に、OpS管理テーブル30cに登録されたトランスポンダ情報(後述)を用いて、増設トラポン内の管理テーブル22a(図2、図3)に容易にトランスポンダ情報を追加可能とした点にある。
なお、トランスポンダ情報(トラポン情報とも略す)は、前述した変調方式、FEC及びフレーム方式の各情報を一括して呼称する情報である。図6には、OXC20a~20f(図1)の内、OXC20a,20c,20d,20eを示し、これらOXCがOpS30AのIF部30aに破線で示すように接続されている。
各OXC内のトラポンにおいては、複数のトラポン毎に、同じパターンの変調方式、FEC及びフレーム方式の各情報、即ち同パターンのトラポン情報が登録されている。
OpS管理テーブル30cは、図7に示すように、同パターンのトラポン情報が登録された複数のトラポン(対象トラポン)の固有情報と、同パターンの変調方式、FEC及びフレーム方式の各情報(トラポン情報)とを、異なるパターンP1,P2,…毎に対応付けて登録したものである。
この例では、パターンP1に、対象トラポンの固有情報1c1,1e2,1a5,1d6と、同パターンのトラポン情報である変調方式の情報「200Gbps/16QAM」、FECの冗長度「x%」及びフレーム方式の情報「OTU C2」が対応付けられて登録されている。
パターンP2に、対象トラポンの固有情報1c3,1e4と、同パターンのトラポン情報である変調方式の情報「100Gbps/QPSK」、FECの冗長度「y%」及びフレーム方式の情報「OTU4」が対応付けられて登録されている。
図6に戻って、更新部30bは、光ネットワークに接続されている全OXCのトラポン情報を、該当のトラポン固有情報と共に、IF部30aを介して収集し、OpS管理テーブル30cに登録する。この登録において、収集対象のトラポンと同じ対象トラポンに、収集トラポン情報と同じトラポン情報が対応付けられている場合は登録が行われず、異なるトラポン情報が対応付けられている場合は、収集トラポン情報が上書きで更新される。
即ち、OXCのトラポン情報が更新される都度、OpS管理テーブル30cの対応トラポン情報も同情報に更新される。例えば、OXC20cのトラポン1c3と、OXC20eのトラポン1e4との双方のトラポン情報が更新された場合、更新部30bは、図7に示すパターンP2に対応付けられたトラポン1c3,1e4を検索し、この検索されたトラポン1c3,1e4に対応付けられたトラポン情報である変調方式の情報「100Gbps/QPSK」、FECの冗長度「y%」及びフレーム方式の情報「OTU4」を、上記双方のトラポン情報に更新する。
また、更新部30bは、OXCに新規にトラポンを追加する際に入力される追加トラポン情報を、OpS管理テーブル30cに、新たな対象トラポン1dx(図示せず)として、新たなパターンPx(図示せず)に対応付けて登録する。
転送部30dは、OXCのトラポンを増設する際に、OpS管理テーブル30cから増設トラポンに対応付けられたトラポン情報を読み出して、IF部30aを介して増設されたトラポンに転送する。この転送されたトラポン情報は、増設トラポンの管理テーブル22a(図2、図3)に登録される。
例えば、OXC20aのトラポン1a5と、OXC20dのトラポン1d6とを増設する場合、転送部30dは、図7に示すパターンP1に対応付けられたトラポン1a5,1d6を検索する。更に、転送部30dは、その検索されたトラポン1a5,1d6に対応付けられたトラポン情報である変調方式の情報「200Gbps/16QAM」、FECの冗長度「x%」及びフレーム方式の情報「OTUC2」を読み出す。そして、転送部30dは、その読み出したトラポン情報を、IF部30aを介して増設されたトラポン1a5,1d6に転送する。この転送されたトラポン情報は、増設トラポン1a5,1d6の管理テーブル22aに登録される。
また、トラポンは、転送部30dから転送されてきた情報が、正しければOKを返信し、間違っていればNGを返信する。このOK又はNGは保守者が確認して対応する。
このような応用例のOpS30Aによれば、更新部30bは、OpS管理テーブル30cに、光ネットワークに接続されている全OXCのトラポン情報を収集して、全OXCのトラポンに登録されたトラポン情報と1対1で対応するように登録する。また、更新部30bは、OXCのトラポンにおけるトラポン情報の更新時に、更新されたトラポン情報に対応するOpS管理テーブル30cのトラポン情報を、当該更新されたトラポン情報と1対1で対応するように更新する。このため、OpS30Aで、全OXCのトラポン情報を常時適正に管理できる。
また、更新部30bは、OXCに新規追加対象のトラポンのトラポン情報を、OpS管理テーブル30cに、新たな対象トラポン1dxとして、新たなパターンPxに対応付けて登録する。この後、OXCのトラポン増設時に、転送部30dが、OpS管理テーブル30cにおいて増設トラポンに対応付けられたトラポン情報を、増設トラポンに転送すれば良い。このため、増設トラポンの管理テーブルに容易にトラポン情報を登録できる。
<効果>
(1)光クロスコネクト装置(OXC20a~20f)は、光ネットワーク接続された複数の光クロスコネクト装置の運用及び保守に係る制御を行うOpS30に接続された監視制御部22と、他の光クロスコネクト装置から送信された光信号を中継する中継装置(中継OXC20g,20h)で中継後に受信された光信号が光パワー不足の場合に、LOS警報を前記監視制御部22へ出力する中継側光入出力部24と、前記中継側光入出力部24からの光信号の変調方式を変更する処理を行うと共に、前記中継装置で中継された光信号の変調方式が不適合と検知された際に、LOF警報を前記監視制御部22へ出力するDSP部(DSP25)と、前記DSP部で処理された光信号のフレーム方式及びFECを変更する処理を行うと共に、光信号のフレーム方式及びFECが不適合と検知された際にLOF警報を前記監視制御部へ出力し、フレーム方式及びFECが適合と検知された際に当該光信号に含まれる他の光クロスコネクト装置の固有の送信元情報を取得して前記監視制御部22へ通知するフレーマ部(フレーマ26)とを備え、前記監視制御部22は、前記変調方式、前記FEC及び前記フレーム方式の各情報を関連付けた管理テーブル22aを記憶部に記憶し、前記LOS警報又は前記LOF警報の入力時に、当該管理テーブル22aに応じて、当該変調方式、当該FEC及び当該フレーム方式を順次変更し、この変更に応じて適正な光信号が受信できた際に、この光信号内の送信元情報を取得し、この取得した送信元情報が、本来の送信元と異なる送信元の光クロスコネクト装置の場合に、前記中継装置で光伝送路の誤接続発生と検出する構成とした。
この構成によれば、光クロスコネクト装置によって、光伝送路の誤接続の発生を特定でき、この発生した誤接続に係る光信号の送信元を特定できる。
(2)クライアントとの間で光信号の送受信を行う上記(1)に記載の光クロスコネクト装置と、複数の前記光クロスコネクト装置が光ネットワークにより接続され、この接続された光クロスコネクト装置で送受信される光信号を中継する中継装置と、前記中継装置及び光クロスコネクト装置に光ネットワークで接続され、この接続された中継装置及び光クロスコネクト装置の運用及び保守に係る制御を行うOpS30とを備える構成とした。
この構成によれば、光クロスコネクト装置で特定された中継装置における光伝送路の誤接続発生の情報と、誤接続に係る光信号の送信元の情報とを、OpS30へ通知できる。このため、OpS30では、光伝送システム全体において、誤接続が発生したことを検知できる。また、誤接続により誤って光信号が中継されてしまう、本来の送信元と異なる送信元の光クロスコネクト装置を検知できる。
(3)前記OpS30は、光信号の同パターンの、変調方式、FEC及びフレーム方式の各情報であるトランスポンダ情報が登録された複数のトランスポンダの固有情報と、当該トランスポンダ情報とを、異なるパターン毎に対応付けて登録したOpS管理テーブル30cと、光ネットワークに接続された全光クロスコネクト装置のトランスポンダに登録されたトランスポンダ情報を収集して前記OpS管理テーブルに登録し、トランスポンダにおけるトランスポンダ情報の更新時に、当該更新されたトランスポンダ情報に対応するOpS管理テーブルのトランスポンダ情報を、当該更新されたトランスポンダ情報と1対1で対応するように更新する更新部30bとを備える構成とした。
この構成によれば、OpS30Aで、全光クロスコネクト装置におけるトランスポンダのトランスポンダ情報を常時適正に管理できる。
(4)前記OpS30Aは、トランスポンダの増設時に、前記OpS管理テーブル30cから増設トランスポンダに対応付けられたトランスポンダ情報を、増設トランスポンダに転送する転送部30dを更に備え、前記更新部30bは、新規追加対象のトランスポンダのトランスポンダ情報を、前記OpS管理テーブル30cに、新たな対象トランスポンダとして、新たなパターンに対応付けて登録する構成とした。
この構成によれば、トランスポンダ増設時に、転送部30dが、OpS管理テーブル30cにおいて増設トラポンに対応付けられたトラポン情報を増設トラポンに転送すれば良いので、増設トラポンに容易にトラポン情報を登録できる。
その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
1a,1b,1c,1d,1e,1f,1d1,1d2,1d3 トランスポンダ
2a,2b,2c,2d,2e,2f 光多重分離部
3a,3b,3c,3d,3e,3f WSS
4a,4b,4c,4d,4e,4f 光アンプ
10 光伝送システム
20a~20h OXC
21 主監視制御部
22 監視制御部
22a 管理テーブル
23 PD
24 中継側光入出力部
25 DSP
26 フレーマ
27a,27b,27c,27d クライアント側光入出力部
30,30A OpS
30a IF部
30b トランスポンダ情報更新部(更新部)
30c OpS管理テーブル
30d トランスポンダ情報転送部(転送部)

Claims (5)

  1. 光ネットワーク接続された複数の光クロスコネクト装置の運用及び保守に係る制御を行うOpS(Operation System)に接続された監視制御部と、
    他の光クロスコネクト装置から送信された光信号を中継する中継装置で中継後に受信された光信号が光パワー不足の場合に、LOS(Loss of Signal)警報を前記監視制御部へ出力する中継側光入出力部と、
    前記中継側光入出力部からの光信号の変調方式を変更する処理を行うと共に、前記中継装置で中継された光信号の変調方式が不適合と検知された際に、LOF(Loss of Frame)警報を前記監視制御部へ出力するDSP(Digital Signal Processor)部と、
    前記DSP部で処理された光信号のフレーム方式及びFEC(Forward Error Correction)を変更する処理を行うと共に、光信号のフレーム方式及びFECが不適合と検知された際にLOF警報を前記監視制御部へ出力し、フレーム方式及びFECが適合と検知された際に当該光信号に含まれる他の光クロスコネクト装置の固有の送信元情報を取得して前記監視制御部へ通知するフレーマ部と
    を備え、
    前記監視制御部は、前記変調方式、前記FEC及び前記フレーム方式の各情報を関連付けた管理テーブルを記憶部に記憶し、前記LOS警報又は前記LOF警報の入力時に、当該管理テーブルに応じて、当該変調方式、当該FEC及び当該フレーム方式を順次変更し、この変更に応じて適正な光信号が受信できた際に、この光信号内の送信元情報を取得し、この取得した送信元情報が、本来の送信元と異なる送信元の光クロスコネクト装置の場合に、前記中継装置で光伝送路の誤接続発生と検出する
    ことを特徴とする光クロスコネクト装置。
  2. クライアントとの間で光信号の送受信を行う請求項1に記載の光クロスコネクト装置と、
    複数の前記光クロスコネクト装置が光ネットワークにより接続され、この接続された光クロスコネクト装置で送受信される光信号を中継する中継装置と、
    前記中継装置及び光クロスコネクト装置に光ネットワークで接続され、この接続された中継装置及び光クロスコネクト装置の運用及び保守に係る制御を行うOpSと
    を備えることを特徴とする光伝送システム。
  3. 前記OpSは、
    光信号の同パターンの、変調方式、FEC及びフレーム方式の各情報であるトランスポンダ情報が登録された複数のトランスポンダの固有情報と、当該トランスポンダ情報とを、異なるパターン毎に対応付けて登録したOpS管理テーブルと、
    光ネットワークに接続された全光クロスコネクト装置のトランスポンダに登録されたトランスポンダ情報を収集して前記OpS管理テーブルに登録し、トランスポンダにおけるトランスポンダ情報の更新時に、当該更新されたトランスポンダ情報に対応するOpS管理テーブルのトランスポンダ情報を、当該更新されたトランスポンダ情報と1対1で対応するように更新する更新部と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の光伝送システム。
  4. 前記OpSは、トランスポンダの増設時に、前記OpS管理テーブルから増設トランスポンダに対応付けられたトランスポンダ情報を、増設トランスポンダに転送する転送部を更に備え、
    前記更新部は、新規追加対象のトランスポンダのトランスポンダ情報を、前記OpS管理テーブルに、新たな対象トランスポンダとして、新たなパターンに対応付けて登録する
    ことを特徴とする請求項3に記載の光伝送システム。
  5. 光ネットワーク接続された複数の光クロスコネクト装置の運用及び保守の制御を行うOpSに接続された監視制御部を備える光クロスコネクト装置による光伝送路誤接続検出方法であって、
    前記光クロスコネクト装置は、
    他の光クロスコネクト装置から送信された光信号を中継する中継装置で中継後に受信された光信号が光パワー不足の場合に、LOS警報を前記監視制御部へ出力するステップと、
    前記受信された光信号の変調方式を変更する処理を行うと共に、前記中継装置で中継された光信号の変調方式が不適合と検知された際に、LOF警報を前記監視制御部へ出力するステップと、
    前記受信された光信号のフレーム方式及びFECを変更する処理を行うと共に、光信号のフレーム方式及びFECが不適合と検知された際にLOF警報を前記監視制御部へ出力し、フレーム方式及びFECが適合と検知された際に当該光信号に含まれる他の光クロスコネクト装置の固有の送信元情報を取得して前記監視制御部へ通知するステップとを実行し、
    前記監視制御部は、
    前記LOS警報又は前記LOF警報の入力時に、前記変調方式、前記FEC及び前記フレーム方式を順次変更し、この変更に応じて適正な光信号が受信できた際に、この光信号内の送信元情報を取得し、この取得した送信元情報が、本来の送信元と異なる送信元の光クロスコネクト装置の場合に、前記中継装置で光伝送路の誤接続発生と検出するステップとを実行する
    ことを特徴とする光伝送路誤接続検出方法。
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