JP7147782B2 - スロットアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、スロットアンテナに関する。
従来、水平面内において無指向性を有するアンテナとして、複数のスロットが形成される側面部を有する円柱形のアンテナ本体部と、その側面部が、アンテナ本体部の底面部を貫通するピンを取り囲み、該ピンが、底面部とは絶縁された構成のスロットアンテナが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-140448号公報
ところが、上述のスロットアンテナは、アンテナ本体部にピンを挿し込んで一体化させる構造である。そのため、ピンを挿し込む時の組み付けばらつき等によって、アンテナ本体部内のピンの長さがずれるおそれがある。このように、アンテナ本体部内のピンの長さがずれると、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得にくくなる。
そこで、本開示は、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得られるスロットアンテナを提供する。
本開示は、
導体壁に囲まれる空間を有する共振器と、
前記共振器に接続される同軸線路とを備え、
前記導体壁は、上面導体壁と下面導体壁と、を有し、
前記同軸線路は、同軸内導体と同軸外導体と、を有し、
前記同軸内導体が前記空間の中で延在する方向をZ軸方向とし、前記同軸内導体の先端部にZ軸方向に向かう方向をZ軸負方向とし、前記先端部からZ軸方向に向かう方向をZ軸正方向とするとき、
前記共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える前記下面導体壁に前記同軸内導体の前記先端部が接続され、
前記共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える前記上面導体壁に前記同軸外導体が接続され、
前記共振器の外からZ軸方向とは異なる方向からの視点で見える前記導体壁に少なくとも一つのスロットが形成され、
前記同軸内導体は、前記共振器の外からZ軸方向の視点で見える導体壁の外縁形状の重心を通り、
前記同軸外導体は、前記同軸内導体の一部を被覆し、
前記同軸外導体が前記導体壁に接続される接続部から、前記同軸内導体が前記導体壁に接続される接続部までの長さをHLとし、前記同軸外導体が前記空間の中で前記同軸内導体を被覆する部分の長さをCGLとするとき、
CGL/HLは、0.000より大きく0.964以下である、スロットアンテナを提供する。
本開示のスロットアンテナによれば、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得られる。
第1の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す斜視図である。 第1の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。 第1~第5の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す図である。 第6の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。 第7の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。 第8の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。 第9の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す斜視図である。 第9の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す側面図である。 スロットアンテナのリターンロス特性のシミュレーション値と実測値の一例を示す図である。 スロットアンテナの指向性のシミュレーション値と実測値の一例を示す図である。 スロットアンテナにおいて、距離DLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。 スロットアンテナにおいて、距離WLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。 スロットアンテナにおいて、距離HLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。 スロットアンテナにおいて、スロット長SLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。 スロットアンテナにおいて、スロット幅SWとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。 スロットアンテナにおいて、CGL/HLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。 スロットアンテナのリターンロス特性のシミュレーション値の一例を示す図である。 スロットアンテナの指向性のシミュレーション値の一例を示す図である。 スロットアンテナを車両に搭載した形態の一例を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。なお、各形態において、平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、本発明の効果を損なわない程度のずれが許容される。また、以下の説明において、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向は、それぞれ、X軸に平行な方向、Y軸に平行な方向、Z軸に平行な方向を表す。X軸方向とY軸方向とZ軸方向は、互いに直交する。
図1は、第1の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す斜視図である。図2は、第1の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。スロットアンテナ1は、共振器10と、同軸線路20とを備える。
共振器10は、導体壁の内側に形成される空間17を有する箱型の空洞共振器(cavity resonator)であり、空間17の形状によって決まる所定の周波数で共振する。図1,2の形態では、共振器10及び空間17の形状は、四角柱であり、より具体的には、直方体である。
同軸線路20は、共振器10に接続される。同軸線路20の一端には、共振器10が接続され、同軸線路20の他端には、不図示の通信装置が接続される。同軸線路20の具体例として、同軸ケーブルなどが挙げられる。
同軸線路20は、同軸内導体21と、同軸内導体21の一部を被覆する同軸外導体22とを有する。同軸外導体22は、同軸内導体21の一部の周りを被覆する。同軸外導体22と同軸内導体21との間には絶縁体23が存在し、絶縁体23は、同軸外導体22と同軸内導体21とを絶縁する。絶縁体23は、同軸内導体21の一部の周りを被覆し、同軸外導体22は、絶縁体23の周りを被覆する。絶縁体23の具体例として、ポリエチレンなどが挙げられる。被覆部24は、同軸外導体22が空間17の中で同軸内導体21を被覆する部分を表し、露出部25は、同軸内導体21が空間17の中で同軸外導体22から露出する部分を表す。
ここで、同軸線路20が空間17の中で延在する方向をZ軸方向とし、同軸外導体22から同軸内導体21の先端部26にZ軸方向に向かう方向をZ軸負方向とし、先端部26から同軸外導体22にZ軸方向に向かう方向をZ軸正方向とする。別の視点では、同軸内導体21が空間17の中で延在する方向をZ軸方向とし、同軸内導体21の先端部26にZ軸方向に向かう方向をZ軸負方向とし、先端部26からZ軸方向に向かう方向をZ軸正方向とする。
同軸外導体22は、共振器10の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁(図1,2の形態では、上面導体壁15)に導通可能に接続されている。同軸内導体21は、共振器10の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁には接続されていない。図1,2の形態では、同軸線路20は、上面導体壁15を貫通し、同軸外導体22は、その貫通孔で上面導体壁15に接触している。一方、同軸内導体21は、共振器10の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁(図1,2の形態では、下面導体壁16)に導通可能に接続されている。同軸外導体22は、共振器10の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁には接続されていない。図1,2の形態では、同軸内導体21は、その先端部26で下面導体壁16に接触している。
また、少なくとも一つのスロットが、共振器10の外からZ軸方向とは異なる方向からの視点で見える導体壁に形成されている。図1,2の形態では、一つのスロット30が、Y軸負方向側からの視点で見える正面導体壁11に形成されている。
このような構成を有するスロットアンテナ1は、空間17の形状によって決まる所定の周波数の電波をスロット30から放射できる。また、スロットアンテナ1は、スロット30の幅方向(スロット幅SWの方向)に偏波した電波を送受できる。なお、スロット幅SWは、スロット30の短手方向の長さを表す。
また、スロットアンテナ1は、共振器10の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁(図1,2では、下面導体壁16)に同軸内導体21が接続される構造を有するので、空間17内の同軸線路20の長さHLは、空間17を形成する導体壁の寸法で確定する。例えば、同軸線路20の長さHLがずれると、スロットアンテナ1のインピーダンスマッチングが所望の周波数帯域からずれてしまう。しかしながら、本実施形態では、同軸線路20を共振器10に挿し込んで先端部26が導体壁に接触させて、長さHLを固定できるので、所望の周波数帯域に合わせたインピーダンスマッチングを実現しやすい。このように、組み付けのばらつきの影響をほとんど受けずに、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得られる。また、空間17の境界を画定する導体壁は、同軸線路20よりも小さな寸法誤差で製造可能であるので、長さHLの寸法誤差を容易に小さくでき、インピーダンスマッチングのずれが生じにくい。また、先端部26は、長さHLがずれないように、下面導体壁16に形成される穴やボスなどによって支持されてもよい。
共振器10は、Z軸方向に直交する方向で同軸線路20を挟むように対向する二対の側面導体壁を有すると、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得られる点で好ましい。より詳細には、共振器10は、Y軸方向で同軸線路20を空間17内で挟むように対向する一対の側面導体壁と、X軸方向で同軸線路20を空間17内で挟むように対向する一対の側面導体壁とを有する。図1,2の形態では、共振器10は、Y軸方向で対向しZ軸方向に平行な一対の側面導体壁(正面導体壁11、背面導体壁12)と、X軸方向で対向しZ軸方向に平行な一対の側面導体壁(右面導体壁13、左面導体壁14)とを有する。
図1,2の形態では、スロットアンテナ1は、直線状の一つのスロット30が、6面の導体壁のうち正面導体壁11のみに形成される例を示す。また、スロット30の長手方向(スロット長SLの方向)は、Z軸方向と直交するX軸方向に延在する。
ここで、スロットアンテナ1が受信する電波の波長をλとし、スロットアンテナ1(スロット30)の周辺媒質において、波長λにおける波長短縮率をkとしたときの、スロットアンテナ1の各距離(寸法)の好適範囲について説明する。なお、空気の波長短縮率は1である。このとき、距離DLは、0.467×k×λ以上0.571×k×λ以下であると、波長λを有する電波の周波数(スロットアンテナ1の動作周波数)で良好なインピーダンスマッチングが得られ好ましい。また、距離DLは、0.476×k×λ以上0.558×k×λ以下がより好ましい。距離DLは、Z軸方向に直交する方向で同軸線路20を挟むように対向する一対の側面導体壁(図1,2では、正面導体壁11、背面導体壁12)の間の距離を表す。なお、距離DLの範囲、また、後述する距離WL及び長さHLを所定の範囲とするときの周辺媒質とは、空間17の部分における媒質を意味する。例えば、空間17の部分が、空気以外の誘電体(例えば、後述する誘電体18)である場合、波長短縮率には、該誘電体の波長短縮率k(<1)を用いる。
距離WLは、0.712×k×λ以上1.143×k×λ以下であると、波長λを有する電波の周波数(スロットアンテナ1の動作周波数)で良好なインピーダンスマッチングを得られ好ましい。また、距離WLは、0.742×k×λ以上1.061×k×λ以下がより好ましい。距離WLは、Z軸方向に直交する方向で同軸線路20を挟むように対向する一対の側面導体壁(図1,2では、右面導体壁13、左面導体壁14)の間の距離を表す。
長さHLは、0.099×k×λ以上0.192×k×λ以下であると、波長λを有する電波の周波数(スロットアンテナ1の動作周波数)で良好なインピーダンスマッチングを得られ好ましい。また、距離HLは、0.108×k×λ以上0.180×k×λ以下がより好ましい。長さHLは、空間17内の同軸線路20の長さ(接続部28から先端部26までの長さ)を表す。接続部28は、同軸外導体22が導体壁に接続される部分である。先端部26は、同軸内導体21が導体壁に接続される接続部である。言い換えれば、長さHLは、同軸内導体21が空間17の中で延在する長さを表す。
スロット長SLは、0.475×k×λ以上0.507×k×λ以下であると、波長λを有する電波の周波数(スロットアンテナ1の動作周波数)で良好なインピーダンスマッチングを得られ好ましい。また、スロット長SLは、0.478×k×λ以上0.503×k×λ以下がより好ましい。なお、スロット長SLの範囲、また、後述するスロット幅SWを所定の範囲とするときの周辺媒質とは、後述するように、共振器を形成する導体壁の外面のうちとくにスロットの周辺を被覆する媒質(例えば、被覆誘電体19)を意味する。例えば、該媒質が、空気以外の被覆誘電体19である場合、波長短縮率には、該被覆誘電体の波長短縮率k(<1)を用いる。
スロット幅SWは、0.002×k×λ以上0.192×k×λ以下であると、波長λを有する電波の周波数(スロットアンテナ1の動作周波数)で良好なインピーダンスマッチングを得られ好ましい。また、スロット幅SWは、0.003×k×λ以上0.180×k×λ以下がより好ましい。
CGL/HLは、0.000以上0.964以下であると、波長λを有する電波の周波数(スロットアンテナ1の動作周波数)で良好なインピーダンスマッチングを得られ好ましい。また、CGL/HLは、0.166以上0.935以下がより好ましい。CGLは、被覆部24(接続部28から被覆終端部27まで)の長さである。HLは、CGLとCSLとの和である。CSLは、露出部25(被覆終端部27から先端部26まで)の長さである。CGL/HLが0.000の場合とは、CGLが零の場合を示し、具体的には、同軸外導体22が導体壁に接続されているが空間17内には存在しない形態を表す。
波長λは、例えば、5.9GHzを含む所定の周波数帯に含まれる。5.9GHzを含む所定の周波数帯は、例えば、ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)で使用される帯域(5.770GHz以上5.925GHz以下)であり、車車間通信や路車間通信などに使用される。
図3は、第1~第5の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す図であり、スロットアンテナの構成のバリエーションを示す。第1の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略又は簡略する。
図3に示されるように、共振器の形状は、スロットアンテナ1のような四角柱に限られず、角柱や円柱などの他の柱形状でもよい。例えば、スロットアンテナ2のような六角柱でもよいし、スロットアンテナ3のような多面体でもよい。また、共振器の形状は、スロットアンテナ4のようなドーム状や半球状などでもよいし、スロットアンテナ5のような卵状や紡錘状などでもよい。また、特に図示しないが、共振器の形状は、三角錐や四角錘などの錐体でも、球体でもよい。共振器の形状が錐体の場合、同軸線路20の同軸外導体22が共振器に接続される接続部28は、例えば、錐体の頂点部に位置する。
共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁と前記共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁とのうち少なくとも一方は、Z軸方向と直交する平面部を有することが好ましい。これにより、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得られる。例えば図3において、スロットアンテナ1,2,3の場合、共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁と共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁との両方が、Z軸方向と直交する平面部を有する。スロットアンテナ4の場合や共振器の形状が錐体の場合、共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁が、Z軸方向と直交する平面部を有する。
また、例えば図3のスロットアンテナ1~5のように、共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁の外縁の形状と、共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁の外縁の形状とは、同じであることが好ましい。これにより、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得られる。スロットアンテナ1の場合、共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁の外縁の形状とは、上面導体壁15の外縁を形成する長方形であり、共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁の外縁の形状とは、下面導体壁16の外縁を形成する長方形である。
また、例えば図3のスロットアンテナ1~5のように、同軸線路20は、共振器の外からZ軸方向の視点で見える導体壁の外縁形状の重心を通ることが好ましい。これにより、所望の周波数帯域で良好なインピーダンスマッチングを得られる。例えばスロットアンテナ1の場合、同軸線路20は、図1に示されるように、上面導体壁15の重心を通る。接続部28は、上面導体壁15の重心に位置する。また、図1に示されるように、同軸線路20は、直方体の共振器10の重心Oを通る。重心Oは、共振器10内の空間17に位置する。
図4は、第6の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略又は簡略する。図4のスロットアンテナ6は、誘電体18が空間17に充填されている。この構成の場合、波長短縮効果によって、共振器を小型化でき、ひいてはスロットアンテナを小型化できる。即ち、上述の説明において、波長短縮率kが空気(=1)よりも小さい媒質(k<1)を用いることで、スロットアンテナを小型化できる。より具体的に、誘電体18(k<1)が空間17に充填されている場合、とくに、スロットアンテナ6そのものを小型化できる。さらに、スロット30の大きさも小さくできる。
図5は、第7の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略又は簡略する。図5のスロットアンテナ7は、共振器を形成する導体壁の外面の少なくとも一部を被覆する誘電体(被覆誘電体19)を備えている。この構成の場合、波長短縮効果によって、共振器を小型化でき、ひいてはスロットアンテナを小型化できる。また、スロットアンテナ7は、共振器を形成する導体壁の外面の全部を被覆する被覆誘電体19を備えていると、波長短縮効果によって、共振器を更に小型化でき、ひいてはスロットアンテナをさらに小型化できる。即ち、上述の説明において、波長短縮率kが空気(=1)よりも小さい媒質(k<1)を用いることで、スロットアンテナを小型化できる。より具体的に、被覆誘電体19(k<1)が導体壁の外面を被覆する場合、とくに、スロット30の大きさを小さくできる。さらに、スロットアンテナ7そのものも小型化できる。
上述のように、スロットアンテナ7は、被覆誘電体19がスロット30の周辺を被覆するように形成されていると、スロット30のサイズ(孔の大きさ)を小さくできる効果がある。スロット30の小型化により、例えば、スロット30から空間17への異物の混入を抑制できる。また、小型化された複数のスロット30を設ける場合、限られた面積の導体壁に複数のスロットを配置しやすくなり、設計の自由度が向上する。
図6は、第8の実施形態におけるスロットアンテナの構成の一例を示す断面図である。上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略又は簡略する。図6のスロットアンテナ8は、空間17の代わりに誘電体18が充填され、且つ、共振器を形成する導体壁の外面の少なくとも一部が被覆誘電体19により被覆されている。この構成の場合、波長短縮効果によって、共振器を小型化でき、ひいてはスロットアンテナを小型化できる。より具体的に、誘電体18(k<1)と被覆誘電体19(k<1)が導体壁により、スロットアンテナ8そのものを小型化できるとともに、スロット30の大きさを小さくできる。
誘電体18又は被覆誘電体19の比誘電率εは、2.0以上20.0以下であると、共振器及びスロットアンテナの小型化の点で有利である。例えば、比誘電率εは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系樹脂では、2.0程度、ABS樹脂では2.0~6.0、ガラスでは6.0~8.0であり、これらの材料も適用できる。さらに、高い比誘電率(5.0~20.0)の材料も使用できる。
図7A,7Bは、第9の実施形態における円柱状の共振器を備えるスロットアンテナの構成の一例を示す図面である。具体的に、図7A、図7Bは、それぞれ、円柱状の共振器10を備えるスロットアンテナ9の斜視図、側面図を示す。なお、上述の実施形態と同様の構成及び効果についての説明は、上述の説明を援用することで省略又は簡略する。図7Aのスロットアンテナ9は、共振器10の外からのZ軸正方向側からの視点で、円形であり、側面(Z軸に平行な面に対する法線方向)からの視点で、3つのスロット30および側面導体壁31を有する。つまり、3つのスロット30が側面導体壁31に形成されている。なお、側面導体壁31に形成されるスロット30の個数は、1,2又は4以上でもよい。
図7Aのスロットアンテナ9は、スロット幅SWが、側面導体壁31の高さ(Z軸方向の距離)と等しく、これにより、低背化が実現できる。また、円柱状の共振器10を備えるスロットアンテナ9の場合、スロット長SLは、Z軸正方向側からの視点による円弧の長さに相当する。スロットアンテナ9のスロット長SLは、受信する電波の波長をλ、スロットアンテナ9の周辺媒質において、波長λにおける波長短縮率をkとするとき、0.150×k×λ以上0.850×k×λ以下であればよい。また、スロットアンテナ9のスロット長SLは、0.180×k×λ以上0.820×k×λ以下が好ましく、0.250×k×λ以上0.750×k×λ以下がより好ましい。
また、スロット30は、3以上の数があれば、Z軸を基準にXY平面内で360°にわたって均一性の高いアンテナ利得が得られやすく、とくに、Z軸方向からの視点で、円周に沿って、3以上のスロット30が均等に配置されるとよい。例えば、スロットアンテナ9が、3つのスロット30を有する場合、Z軸方向からの視点で、Z軸を中心に120°毎の円弧に沿って、1つのスロット30が側面導体壁31に形成される。さらに、スロットアンテナ9は、Z軸方向からの視点における円が大きくなると、円周が長くなるので、スロットの数も増加でき、Z軸を基準にXY平面内で360°にわたって、より均一性の高いアンテナ利得が得られやすくなる。スロットアンテナ9のスロット30の数は、スロットアンテナ9の大きさと所望のアンテナ利得の条件により、適宜、決定できる。
なお、スロットアンテナ9は、CGL/HLが、0.000以上0.964以下であればよく、0.000以上0.900以下が好ましく、0.000以上0.750以下がより好ましく、0.000がとくに好ましい。なお、CGL/HLが、0.000に近い値であれば、同軸内導体21によって発生する磁界を遮る同軸外導体22が減少するため、導体壁内部の空間内に基本モード状態を得やすくなり、スロットアンテナ9を小型化する効果を奏する。とくに、CGL/HLが、0.000であれば基本モード状態を得やすい。なお、CGL/HLは、スロットアンテナにおける所望のリターンロスと小型化との関係で、適宜、調整できる。
また、本実施形態は、前述の実施形態と同様に、スロットアンテナ9の空間17に誘電体18を充填した形態や、導体壁の外面を被覆する誘電体(被覆誘電体19)を備えた形態や、これらの両方を備えた形態を有してもよい。例えば、本実施形態におけるスロットアンテナ9は、図7Aに示すような円柱状の共振器10と、共振器10を形成する導体壁の少なくとも一部を被覆する不図示の誘電体(被覆誘電体19)とを備えてもよい。即ち、上述の説明において、波長短縮率kが空気(=1)よりも小さい媒質(k<1)を用いることで、スロットアンテナ9を小型化でき、スロット30の大きさを小さくできる。
図8は、スロットアンテナのリターンロス特性のシミュレーション値と実測値の一例を示す図であり、スロットアンテナ1(図1,2)の場合を示す。具体的に、電磁界シミュレーションとして、Microwave Studio(登録商標)(CST社)を使用した。図8の縦軸は、スロットアンテナ1のリターンロスS11を表す。なお、図8および後述する図9の測定に用いた、スロットアンテナ1の各寸法は、表1に示す値で設計し、スロットアンテナ1の周辺媒質は空気とした。図8に示すように、スロットアンテナ1によれば、5.9GHzを含む周波数帯(5.770GHz以上5.925GHz以下)で良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図9は、スロットアンテナの指向性のシミュレーション値と実測値の一例を示す図である。図9は、Z軸方向に延在する同軸線路20が原点を通るようにスロットアンテナ1を配置した状態において、周波数が5.890GHzのときにおけるXY平面内でのスロットアンテナ1のアンテナ利得を表す。なお、図9において、アンテナ利得の単位は[dBi]である。図9中に記載のFr、LH、Rr、RHは、それぞれ、スロット30が形成される正面導体壁11側、右面導体壁13側、背面導体壁12側、左面導体壁14側を表す。図9によれば、特に、Fr側及びRr側に電波が放射されていることがわかる。
Figure 0007147782000001

表1の右欄は、波長λによる規格化された数値を表す。
図10は、スロットアンテナ1において、距離DLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。図10の測定時におけるスロットアンテナ1の各部の寸法は、距離DLを除いて、表1に記載する数値とした。スロットアンテナ1が受信する電波の波長をλとするとき、距離DLが0.467×λ以上0.571×λ以下であると、S11<-8dBとなるので、波長λで良好なインピーダンスマッチングを得られる。距離DLが0.476×λ以上0.558×λ以下であると、S11<-10dBとなるので、波長λでより良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図11は、スロットアンテナ1において、距離WLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。図11の測定時におけるスロットアンテナ1の各部の寸法は、距離WLを除いて、表1に記載する数値とした。スロットアンテナ1が受信する電波の波長をλとするとき、距離WLが0.712×λ以上1.143×λ以下であると、S11<-8dBとなるので、波長λで良好なインピーダンスマッチングを得られる。距離WLが0.742×λ以上1.061×λ以下であると、S11<-10dBとなるので、波長λでより良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図12は、スロットアンテナ1において、距離HLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。図12の測定時におけるスロットアンテナ1の各部の寸法は、距離HLを除いて、表1に記載する数値とした。スロットアンテナ1が受信する電波の波長をλとするとき、距離WLが0.099λ以上0.192×λ以下であると、S11<-8dBとなるので、波長λで良好なインピーダンスマッチングを得られる。距離HLが0.108×λ以上0.180×λ以下であると、S11<-10dBとなるので、波長λでより良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図13は、スロットアンテナ1において、スロット長SLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。図13の測定時におけるスロットアンテナ1の各部の寸法は、スロット長SLを除いて、表1に記載する数値とした。スロットアンテナ1が受信する電波の波長をλとするとき、スロット長SLが0.475λ以上0.507×λ以下であると、S11<-8dBとなるので、波長λで良好なインピーダンスマッチングを得られる。スロット長SLが0.478×λ以上0.503×λ以下であると、S11<-10dBとなるので、波長λでより良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図14は、スロットアンテナ1において、スロット幅SWとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。図14の測定時におけるスロットアンテナ1の各部の寸法は、スロット幅SWを除いて、表1に記載する数値とした。スロットアンテナ1が受信する電波の波長をλとするとき、スロット幅SWが0.002λ以上0.192×λ以下であると、S11<-8dBとなるので、波長λで良好なインピーダンスマッチングを得られる。スロット幅SWが0.003×λ以上0.180×λ以下であると、S11<-10dBとなるので、波長λでより良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図15は、スロットアンテナ1において、CGL/HLとリターンロスS11との関係の一例を示す図である。図15の測定時におけるスロットアンテナ1の各部の寸法は、CGL、CSL及びCGL/HLを除いて、表1に記載する数値とした。スロットアンテナ1が受信する電波の波長をλとするとき、CGL/HLが0.000以上0.964以下であると、S11<-8dBとなるので、波長λで良好なインピーダンスマッチングを得られる。CGL/HLが0.166以上0.935以下であると、S11<-10dBとなるので、波長λでより良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図16は、スロットアンテナ9におけるリターンロス特性のシミュレーション値を示す図であり、シミュレーションの条件はスロットアンテナ1の場合と同様である。スロットアンテナ9は、Z軸正方向からの視点で、上面導体壁15および下面導体壁16の円の半径が9.0mmとし、側面導体壁31の各円弧の長さを3.0mmとした。また、側面導体壁31の高さを4.5mmとし、3つのスロット30を円周に沿って均等に配置した。各スロットは、スロット幅SWが4.5mmであり、スロット長SLが15.8mmである。図16に示すように、スロットアンテナ9によれば、5.9GHzを含む周波数帯(5.770GHz以上5.925GHz以下)で良好なインピーダンスマッチングを得られる。
図17は、スロットアンテナの指向性のシミュレーション値の一例を示す図である。図17は、Z軸方向に延在する同軸線路20が原点を通るようにスロットアンテナ9を配置した状態において、周波数が5.890GHzのときにおけるXY平面内でのスロットアンテナ9のアンテナ利得を表す。なお、図17において、アンテナ利得の単位は[dBi]であり、円の外側の数値は、角度(単位:[°])を示す。図17によれば、XY平面のいずれの方向にも所定の電波が放射されていることがわかる。
図18は、スロットアンテナを車両に搭載した形態の一例を示す断面図であり、車幅方向に直角な平面での断面を示す。車両用の窓ガラス70は、水平面90に対して角度θで車両80の窓枠に取り付けられている。角度θは、0°よりも大きく90°以下の角度(例えば、30°)である。スロットアンテナ1は、車両80に使用され、車両80の窓ガラス70に直接又は間接的に取り付けられる。窓ガラス70は、フロントガラスでもよいし、リアガラスでもよい。例えば、スロット30は5.9GHz帯の電波を放射する。
スロットアンテナ1は、スロット30の長手方向が水平面90に平行になるように、車両80に搭載されると好ましい。これにより、スロットアンテナ1は、ITSシステムで使用される5.9GHz帯の垂直偏波の電波を感度良く送受できる。
スロットアンテナ2等の他のスロットアンテナも、図18に示されるように、車両で使用可能である。
以上、スロットアンテナを実施形態により説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、同軸内導体21は、共振器10の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁を貫通してもよい。
本国際出願は、2017年11月30日に出願した日本国特許出願第2017-230313号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2017-230313号の全内容を本国際出願に援用する。
1~9 スロットアンテナ
10 共振器
11~16 導体壁
17 空間
18 誘電体
19 被覆誘電体
20 同軸線路
21 同軸内導体
22 同軸外導体
23 絶縁体
24 被覆部
25 露出部
26 先端部
27 被覆終端部
28 接続部
30 スロット
31 側面導体壁
70 窓ガラス
80 車両
90 水平面

Claims (15)

  1. 導体壁に囲まれる空間を有する共振器と、
    前記共振器に接続される同軸線路とを備え、
    前記導体壁は、上面導体壁と下面導体壁と、を有し、
    前記同軸線路は、同軸内導体と同軸外導体と、を有し、
    前記同軸内導体が前記空間の中で延在する方向をZ軸方向とし、前記同軸内導体の先端部にZ軸方向に向かう方向をZ軸負方向とし、前記先端部からZ軸方向に向かう方向をZ軸正方向とするとき、
    前記共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える前記下面導体壁に前記同軸内導体の前記先端部が接続され、
    前記共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える前記上面導体壁に前記同軸外導体が接続され、
    前記共振器の外からZ軸方向とは異なる方向からの視点で見える前記導体壁に少なくとも一つのスロットが形成され、
    前記同軸内導体は、前記共振器の外からZ軸方向の視点で見える導体壁の外縁形状の重心を通り、
    前記同軸外導体は、前記同軸内導体の一部を被覆し、
    前記同軸外導体が前記導体壁に接続される接続部から、前記同軸内導体が前記導体壁に接続される接続部までの長さをHLとし、前記同軸外導体が前記空間の中で前記同軸内導体を被覆する部分の長さをCGLとするとき、
    CGL/HLは、0.000より大きく0.964以下である、スロットアンテナ。
  2. 前記共振器は、Z軸方向に平行な側面導体壁を有し、
    前記スロットは、前記側面導体壁に形成される、請求項1に記載のスロットアンテナ。
  3. 前記共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁と前記共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁とのうち少なくとも一方は、Z軸方向と直交する平面部を有する、請求項1又は2に記載のスロットアンテナ。
  4. 前記共振器の外からZ軸正方向側からの視点で見える導体壁の外縁の形状と、前記共振器の外からZ軸負方向側からの視点で見える導体壁の外縁の形状とは、同じである、請求項1から3のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
  5. 前記共振器の形状は、角柱である、請求項1から4のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
  6. 前記共振器の形状は、四角柱である、請求項5に記載のスロットアンテナ。
  7. 前記共振器は、Z軸方向に直交する方向で前記同軸線路を挟むように対向する一対の側面導体壁を有し、
    一つの前記スロットが、前記一対の側面導体壁のうち片側の側面導体壁のみに形成され、
    受信する電波の波長をλとし、前記スロットの周辺媒質の前記波長λに対する波長短縮率をkとするとき、
    前記一対の側面導体壁の間の距離は、0.467×k×λ以上0.571×k×λ以下である、請求項6に記載のスロットアンテナ。
  8. 前記共振器の形状は、円柱である、請求項1から4のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
  9. 前記スロットのスロット長は、Z軸方向側からの視点で見える円弧に沿った長さであって、
    受信する電波の波長をλとし、前記スロットの周辺媒質の前記波長λに対する波長短縮率をkとするとき、
    前記スロット長は、0.150×k×λ以上0.850×k×λ以下である、請求項8に記載のスロットアンテナ。
  10. 前記スロットは、3以上の数を有する、請求項9に記載のスロットアンテナ。
  11. 前記同軸外導体は、前記空間の中で前記同軸内導体を被覆する、請求項1から10のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
  12. 前記空間は、誘電体によって充填されている、請求項1から11のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
  13. 前記誘電体は、比誘電率が、2.0以上20.0以下である、請求項12に記載のスロットアンテナ。
  14. 前記同軸内導体が前記空間の中で延在する長さをHLとし、受信する電波の波長をλとするとき、
    HLは、0.099×λ以上0.192×λ以下である、請求項1から13のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
  15. 車両に使用され、前記スロットは5.9GHz帯の電波を放射する、請求項1から14のいずれか一項に記載のスロットアンテナ。
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