JP2006287525A - 平面アンテナ - Google Patents

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Akira Takahashi
章 高橋
Hitoshi Sasaki
均 佐々木
Hiroshi Sugisawa
博 杉澤
Naoto Takahashi
直人 高橋
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

【課題】小型化が可能な平面アンテナを提供すること。
【解決手段】放射すべき無線信号の波長によって決定される平板形状に比して小さな平板形状を有した放射素子14と、誘電体を介して放射素子14に略平行配置され、放射素子14の平板形状よりもさらに小さい平板形状であって放射素子14の縮小度に応じて大きさが決定される補助放射素子15と、誘電体を介して補助放射素子15に略平行配置された接地導体板11とを備え、放射素子14および補助放射素子15の略中央は、給電線の内部導体17によって共通接続される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、小型化を実現することができる平面アンテナに関するものである。
従来から、マイクロストリップアンテナなどの平面アンテナは、小型軽量であることから車載用のアンテナとして用いられている。この平面アンテナは、UHF帯からマイクロ波帯に多用され、接地導体板に平行配置された矩形板あるいは円形板などが放射素子として機能する(特許文献1参照)。
特開2002−305409号公報
ところで、上述した従来の平面アンテナは小型軽量であるが、さらなる小型が要求されているのが現実である。しかしながら、従来の平面アンテナでは、放射素子の大きさが周波数でほぼ決定されてしまうため、小型軽量化が困難であるという問題点があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化が可能な平面アンテナを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる平面アンテナは、放射すべき無線信号の波長によって決定される平板形状に比して小さな平板形状を有した放射素子と、誘電体を介して前記放射素子に略平行配置され、前記放射素子の平板形状よりもさらに小さい平板形状であって前記放射素子の縮小度に応じて大きさが決定される補助放射素子と、誘電体を介して前記補助放射素子に略平行配置された接地導体板と、を備え、前記放射素子および前記補助放射素子の略中央は、給電線の内部導体によって共通接続されることを特徴とする。
また、請求項2にかかる平面アンテナは、上記の発明において、前記放射素子は、略矩形形状の平板であり、その一辺の長さが1/2波長の1/3程度であることを特徴とする。
また、請求項3にかかる平面アンテナは、上記の発明において、前記補助放射素子と前記接地導体板との間の誘電体は、空気であることを特徴とする。
この発明にかかる平面アンテナでは、放射すべき無線信号の波長によって決定される平板形状に比して小さな平板形状を有した放射素子と、誘電体を介して前記放射素子に略平行配置され、前記放射素子の平板形状よりもさらに小さい平板形状であって前記放射素子の縮小度に応じて大きさが決定される補助放射素子とを備え、前記放射素子および前記補助放射素子の略中央が給電線の内部導体によって共通接続され、1つの放射素子として機能するようにしているので、放射素子の水平方向の幅を極端に小さくすることができ、従来の平面アンテナのアンテナ特性を維持しつつ、平面アンテナの小型化を一層促進することができるという効果を奏する。
以下、この発明を実施するための最良の形態である平面アンテナについて説明する。
(実施の形態)
図1は、この発明の実施の形態である平面アンテナの断面図である。また、図2は、図1に示した平面アンテナの平面図である。さらに、図3は、図1に示した平面アンテナの斜視図である。図1〜図3において、この平面アンテナ1は、接地導体板11上に平行配置された矩形板の天板12を有する。天板12の上面には銅で形成された矩形板の放射素子14が設けられるとともに、天板12の下面には銅で形成された矩形板の補助放射素子15が設けられ、放射素子14と補助放射素子15との間は、PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂や、ガラス繊維が入ったテフロンなどの誘電体によって形成されている。
接地導体板11の貫通孔11aには、同軸ケーブルによって実現される給電線16が挿通され、外部導体18は、接地導体板11に接続されるとともに、内部導体17は、補助放射素子15の中央部分の貫通孔を介して導通接続されるとともに、その上部の放射素子14まで達して放射素子14に導通接続される。なお、貫通孔11aにコネクタを設け、このコネクタによって給電線16を固着するようにしてもよい。
補助放射素子15の隅と接地導体板11との間には整合帯21が接続され、さらに、天板12と接地導体板11との間の複数箇所には、誘電体で形成された保持部材24が設けられ、接地導体板11に対する天板の位置関係を保持するようにしている。この場合、天板12と接地導体板11との間には、誘電体としての空気が満たされるが、上述したPPE樹脂などの誘電体を満たすようにしてもよい。
ここで、平面アンテナの大きさは、放射すべき無線信号の波長に依存し、従来の平面アンテナにおける矩形の放射素子の一辺の長さは、ほぼ1/2波長の長さに設定されていた。しかし、この実施の形態の放射素子14の一辺の長さL1は、1/2波長のさらに1/3程度、すなわち1/6波長程度にしている。そして、補助放射素子15の一辺の長さL2は、放射素子14の一辺の長さL1に比して短く設定される。この長さL2は、放射素子14の長さL1に応じて決定され、放射すべき無線信号の利得が最も高い長さに設定される。このように、放射素子14の大きさを極めて小さくすることができるのは、放射素子14と放射素子15と1つの内部導体によって導体接続され、協働して1つの放射素子を形成しているからであると考えられる。なお、実験による放射素子14の一辺の長さL1は、同じ波長の無線信号を放射する従来の放射素子の一辺の長さが160mm程度であったものを、60mm程度に小さくすることができた。また、この場合における補助放射素子15の一辺の長さL2は、50mm程度であった。
なお、図4および図5に示すように、整合帯21に替えて整合帯22を設けるようにしてもよい。この整合帯22は、補助放射素子15と接地導体板11との間の内部導体であるアンテナ部23の途中から接地導体板11に向けて金属部材が接地される。
また、図6は、図1に示した平面アンテナおよび従来の平面アンテナにおけるリターンロスの周波数依存性を示す図である。図6において、実線で示した特性曲線は、従来の平面アンテナにおけるリターンロスの周波数依存性を示し、破線で示した特性曲線は、図1に示した平面アンテナにおけるリターンロスの周波数特性を示している。図6に示すように、従来および本実施の形態の平面アンテナのリターンロスの周波数依存性は、ほぼ同じ特性を示しており、双方ともリターンロスは、共振周波数FOを中心に反射が小さくなり、共振周波数FO近傍で約−30dBを得ている。すなわち、本実施の形態の平面アンテナは、大幅に小型化されたにもかかわらず、従来の平面アンテナとほぼ同じ反射特性を得ることができる。
この実施の形態では、放射素子14と補助放射素子15とを平行配置し、1つの内部導体17によって共通接続し、放射素子14と補助放射素子15とを1つのアンテナとして協働させ、平面アンテナ1の水平方向の幅を極めて小さくすることができるので、小型化を推進することができる。また、平面アンテナ1の水平方向の幅を極めて小さくすることができるので、アレイ化も容易になる。
この発明の実施の形態である平面アンテナの構成を示す断面図である。 図1に示した平面アンテナの平面図である。 図1に示した平面アンテナの斜視図である。 この発明の実施の形態の変形例である平面アンテナの構成を示す断面図である。 この発明の実施の形態の変形例である平面アンテナの構成を示す平面図である。 図1に示した平面アンテナと従来の平面アンテナのリターンロスの周波数依存性を示す図である。
符号の説明
1 平面アンテナ
11 接地導体板
12 天板
13 誘電体
14 放射素子
15 補助放射素子
16 給電線
16a 貫通孔
17 内部導体
18 外部導体
21,22 整合帯
23 アンテナ部
24 保持部材

Claims (3)

  1. 放射すべき無線信号の波長によって決定される平板形状に比して小さな平板形状を有した放射素子と、
    誘電体を介して前記放射素子に略平行配置され、前記放射素子の平板形状よりもさらに小さい平板形状であって前記放射素子の縮小度に応じて大きさが決定される補助放射素子と、
    誘電体を介して前記補助放射素子に略平行配置された接地導体板と、
    を備え、前記放射素子および前記補助放射素子の略中央は、給電線の内部導体によって共通接続されることを特徴とする平面アンテナ。
  2. 前記放射素子は、略矩形形状の平板であり、その一辺の長さが1/2波長の1/3程度であることを特徴とする請求項1に記載の平面アンテナ。
  3. 前記補助放射素子と前記接地導体板との間の誘電体は、空気であることを特徴とする請求項1または2に記載の平面アンテナ。


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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014501465A (ja) * 2010-12-16 2014-01-20 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 透明な微小パターン化rfidアンテナ及びそれを包含する物品
WO2018131739A1 (ko) * 2017-01-16 2018-07-19 (주)기산텔레콤 광대역 평판형 모노폴 안테나

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