JP7144346B2 - 遠隔測定システム、および、遠隔測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔測定システム、および、遠隔測定方法に係わる。
人間の立ち入りが困難な災害現場などの過酷環境では、遠隔地にいるオペレータがロボットを遠隔操作して、未知な作業対象物の把持、切断、穿孔などの作業を行う。
特許文献1には、遠隔反力の測定に関する技術として、レーザ光を中に取り込むように構成される光ファイバの先端に結合された圧力依存光学異方性を有するセンサを用いることで、元の光源との波長のシフトに基づいて、センサにかかる圧力を測定する技術が開示されている。
特開2016-173365号公報
放射線が発生する過酷な環境では、放射線に耐性がない電子機器を搭載したセンサでは、測定が困難である。そこで、圧電素子を用いて遠隔で反力を測定することで、耐性のあるセンサにより測定が可能となる。
しかし、圧電素子を用いるようなセンサや、特許文献1のようなレーザー光の光源を用いる機器では、測定処理を動作させるための電源ケーブルの敷設が必要になっていた。そのため、機器の筐体が煩雑になってしまい、作業現場での機器の取り回しに苦労する。
そこで、本発明は、放射線環境において簡易な構成で測定を行うことを、主な課題とする。
前記課題を解決するために、本発明の遠隔測定システムは、以下の特徴を有する。
本発明は、遠隔制御されるロボットに関するデータを測定するセンサ部と、前記センサ部による測定結果を示す光信号を光ファイバを介して受光する分析装置とを含めて構成されており、
前記センサ部が、
放射線を受けて自発光する放射線自発光素子と、
前記放射線自発光素子から入射される光を反射光として反射するミラーと、
前記ロボットにかかる反力を受けて、入射される光が前記ミラーで反射するまでの距離が変位する変形部と、
前記ミラーからの反射光を前記光ファイバに伝送する光学結合部とを備えており、
前記分析装置が、
前記光ファイバを介して受光した光信号を分析することで、波長スペクトルを求める受光分析部と、
前記波長スペクトルにおける波長の変化量から、前記ロボットにかかる反力を推定する反力推定部とを有することを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、放射線環境において簡易な構成で測定を行うことができる。
本発明の一実施形態に関する遠隔測定システムの構成図である。 本発明の一実施形態に関するセンサ部の構成図である。 本発明の一実施形態に関する反力を受けて変形したセンサ部の構成図である。 本発明の一実施形態に関する分析装置の第1例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する分析装置の第2例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する分析装置の第3例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関する受光分析部が分析した波長スペクトルのグラフである。 本発明の一実施形態に関する受光分析部が分析した第2の波長スペクトルのグラフである。 本発明の一実施形態に関する3軸の反力を測定するセンサ部の構成図である。 本発明の一実施形態に関する図9のセンサ部の変形例を示す構成図である。 本発明の一実施形態に関するセンサ部が測定する3軸の第1例である。 本発明の一実施形態に関するセンサ部が測定する3軸の第2例である。 本発明の一実施形態に関する図9のセンサ部からの光信号を分析した結果の波長スペクトルのグラフである。 本発明の一実施形態に関する図10のセンサ部からの光信号を分析した結果の波長スペクトルのグラフである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、遠隔測定システムの構成図である。遠隔測定システムは、ロボット100のセンサ部1と分析装置60とが光ファイバ8で接続されて構成される。
作業環境200は、例えば、高放射線環境などの過酷な環境である。ロボット100は、作業環境200の内部で切断、穿孔などの作業を行う遠隔作業装置である。なお、図1ではマニピュレータ型のロボット100を例示している。ロボット100のロボットハンド1hは、作業対象である接触対象101に作用することで、反力3を受ける。
センサ部1は、ロボットハンド1hが受けた反力3を測定し、その測定結果を示す光信号を光ファイバ8を介して分析装置60に通知する。
分析装置60は、ロボット100の遠隔作業を支援する監視装置であり、センサ部1から受信した光信号を分析することで、ロボット100に関する各種測定データを取得する。
分析装置60は、CPU(Central Processing Unit)と、メモリと、ハードディスクなどの記憶手段(記憶部)と、ネットワークインタフェースとを有するコンピュータとして構成される。
このコンピュータは、CPUが、メモリ上に読み込んだプログラム(アプリケーションや、その略のアプリとも呼ばれる)を実行することにより、各処理部により構成される制御部(制御手段)を動作させる。
図2は、センサ部1の構成図である。センサ部1は、放射線自発光素子2と、変形部4と、全反射ミラー5と、ハーフミラー6と、光学結合部7とを有する。
放射線自発光素子2は、周辺線量をもとに自発光する光源であり、例えば、シンチレータ、夜光塗料、放射線により発光する素子として構成される。とくにシンチレータは、周辺線量への応答性が早く、自発光のレスポンスがよいので放射線自発光素子2に適している。
ハーフミラー6は、放射線自発光素子2からの入射光を全反射ミラー5に通過させる。全反射ミラー5は、ハーフミラー6からの入射光を反射する。光学結合部7は、全反射ミラー5からの反射光を結合させて、光ファイバ8に出力する。
変形部4は、全反射ミラー5とハーフミラー6との間に配置され、反力3を受けて変形する機構(例えばバネ)である。
図3は、反力3を受けて変形したセンサ部1の構成図である。図2の全反射ミラー5の位置が、図3では反力3に押し出される側(図示では右側)に移動している。
全反射ミラー5とハーフミラー6との間の距離は、反力3の大きさに応じて変位する。よって、反射光の波長は変形部4の距離に応じてシフト(変化)する。
なお、変形部4の変形機構は、前記した全反射ミラー5とハーフミラー6とを用いるファブリペロー干渉計により構成されてもよいし、反力3を受けて反射光の波長がシフトするような他の機構を用いてもよい。また、変形部4の変形機構は、反力3の大きさに応じて変位するものの代わりに、温度などの別の測定データの大きさに応じて変位するものを用いてもよい。
以下、分析装置60の様々な例を説明する。
(例1)図4の分析装置61は、受光分析部9と、反力推定部10とを有する反力3の測定装置である。
(例2)図5の分析装置62は、受光分析部9と、周辺線量推定部11と、装置寿命推定部12とを有する周辺線量および装置寿命の測定装置である。
(例3)図6の分析装置63は、受光分析部9と、反力推定部10と、周辺線量推定部11と、装置寿命推定部12とを有する反力3、周辺線量および装置寿命の測定装置である。この分析装置63は、分析装置61の機能と分析装置62の機能とを併せて備える構成であり、受光分析部9が1つで済む。
図7は、受光分析部9が分析した波長スペクトルのグラフである。
受光分析部9は、センサ部1から受光した光信号の発光波長を分析して波長スペクトル71a,71bを求める。受光分析部9は、分光装置またはスペクトルアナライザとして構成される。
波長スペクトル71a,71bの組み合わせについて、例えば、実線の波長スペクトル71aは反力3が発生する前の(作業前の)状態を示し、破線の波長スペクトル71bは反力3が発生したときの(作業中の)状態を示す。
または、実線の波長スペクトル71aはハーフミラー6からの反射光の分析結果を示し、破線の波長スペクトル71bは全反射ミラー5からの反射光の分析結果を示す。
反力推定部10は、受光分析部9が分析した波長スペクトル71a,71bの波長変化量(図7での横軸の矢印)から、反力3を推定する。つまり、反力推定部10は、波長変化量を反力3に校正(calibration)する。
この校正処理において、あらかじめ波長変化量と反力3との第1関係式を求めておき、反力推定部10は、今回の測定対象となる波長変化量を第1関係式に代入することで、第1関係式の出力である反力3を推定することができる。
受光分析部9は、図7のグラフと、その波長スペクトル71a,71bの波長変化量と、推定した反力3とを画面表示することで、作業者に反力3を直観的に把握させることができる。
図8は、受光分析部9が分析した第2の波長スペクトルのグラフである。
波長スペクトル72a,72bの組み合わせについて、例えば、実線の波長スペクトル72aは作業環境200の外部など周辺線量が弱い(作業前の)状態を示し、破線の波長スペクトル72bは作業環境200の内部など周辺線量が強い(作業中の)状態を示す。
周辺線量推定部11は、受光分析部9が分析した波長スペクトル72a,72bの発光量変化量(図8での縦軸の矢印)から、周辺線量を推定する。つまり、周辺線量推定部11は、発光量変化量を、周辺線量に校正する。
この校正処理において、あらかじめ発光量変化量と周辺線量との第2関係式を求めておき、周辺線量推定部11は、今回の測定対象となる発光量変化量を第2関係式に代入することで、第2関係式の出力である周辺線量を推定することができる。
周辺線量推定部11は、図8のグラフと、その波長スペクトル72a,72bの発光量変化量と、推定した周辺線量とを画面表示することで、作業者に周辺線量を直観的に把握させることができる。
装置寿命推定部12は、周辺線量推定部11が推定した周辺線量をもとに、ロボット100が被爆した集積線量や瞬間線量を求めることで、ロボット100の装置寿命を推定する。
以上説明したように、図6の分析装置63は、光ファイバ8から受光した光信号から、反力3と周辺線量と装置寿命という3種のパラメータを同時に測定できる。
図9は、3軸の反力3a~3cを測定するセンサ部1の構成図である。
図9のセンサ部1は、以下に示すように、図1に示した1軸の反力3を測定するセンサ部1の機構を、多軸に拡張したものである。
・測定機構(変形部4、全反射ミラー5、ハーフミラー6)を、3組それぞれ個別に備える。
・反射光を受ける波長フィルタ20a~20cを、3組それぞれ個別に備える。各波長フィルタ20a~20cは、放射線自発光素子2からファブリペロー干渉計(全反射ミラー5、ハーフミラー6)への入射光に対して、軸ごとに異なる波長を透過する光学フィルタである。
・その他の機構(放射線自発光素子2、光学結合部7、光ファイバ8)は、3軸で共通に1つ備える。光学結合部7は、軸ごとに異なる波長の反射光を全反射ミラー5から受け、3軸それぞれの反射光を光ファイバ8に出力する。光ファイバ8は、各波長フィルタ20a~20cが透過した複数の波長の光信号を同時に送信できる、波長多重が可能なケーブルである。
この図9のセンサ部1は、放射線自発光素子2を1つ備えるだけで済むので、センサ部1の小型化に適している。
図10は、図9のセンサ部1の変形例を示す構成図である。
図9のセンサ部1は、3軸それぞれの波長フィルタ20a~20cを設けることにより、3軸それぞれの反射光間の干渉を予防していた。一方、図10のセンサ部1は、3軸それぞれの放射線自発光素子2a~2cが他の放射線自発光素子2a~2cとは異なる波長の光信号を自発光する。また、個別の放射線自発光素子2a~2cに対応して、光学結合部7a~7cも個別に備える。これにより、反射光間の干渉を防げるので、波長フィルタ20a~20cを省略できる。
この図10のセンサ部1は、放射線自発光素子2を軸ごとに個別に備えるので、反射光の分析精度を高くできる。
図11は、センサ部1が測定する3軸の第1例である。図11では図示省略したセンサ部1は、ロボットハンド1hを押し引きする方向のZ軸と、Z軸に垂直な平面のX軸,Y軸の合計3軸(独立した3方向の反力3)について、ロボットハンド1hの平行運動を測定する。
図12は、センサ部1が測定する3軸の第2例である。センサ部1は、図11で説明したX軸,Y軸の平行運動に加え、ロボットハンド1hの回転軸をZ軸とした合計3軸を測定する。
このように、センサ部1は、多軸の反力3を測定するときに、様々な軸を扱ってもよい。
分析装置60は、3軸それぞれの波長の光信号を受信し、図4で前記した1軸の反力推定部10による反力3を推定する処理を3軸それぞれ個別に行うことで、3軸の反力3を求める。
図13は、図9のセンサ部1からの光信号を分析した結果の波長スペクトルのグラフである。反力推定部10は、第1波長スペクトル81a,81b間の波長変化量91を第1の反力3に校正し、第2波長スペクトル82a,82b間の波長変化量92を第2の反力3に校正し、第3波長スペクトル83a,83b間の波長変化量93を第3の反力3に校正する。
図14は、図10のセンサ部1からの光信号を分析した結果の波長スペクトルのグラフである。反力推定部10は、第1波長スペクトル84a,84b間の波長変化量94を第1の反力3に校正し、第2波長スペクトル85a,85b間の波長変化量95を第2の反力3に校正し、第3波長スペクトル86a,86b間の波長変化量96を第3の反力3に校正する。
以上説明した本実施形態では、センサ部1が光ファイバ8を介して分析装置60に光信号を送信するための光源として、放射線自発光素子2を用いることを第1の特徴とする。
この第1の特徴により、センサ部1に光源を動作させるための電源ケーブルの敷設が不要となり、ロボット100を簡素化できる。
また、本実施形態では、センサ部1の変形部4および全反射ミラー5が反力3を受けて反射光の波長をシフトさせるように構成されることを第2の特徴とする。
この第2の特徴により、分析装置60の反力推定部10と、周辺線量推定部11と、装置寿命推定部12とがそれぞれ光ファイバ8からの光信号をもとに、異種の測定パラメータを同時に測定できる。よって、測定パラメータの種類ごとに別々のセンサ部や分析装置を設ける構成に比べ、構成を小型化できる。
これらの2つの特徴により小型化された遠隔測定システムにより、作業の取り回しが良好となり、特に高放射線環境などの過酷な作業環境200では、円滑な作業に役立つ。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、さまざまな変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。
また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段などは、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計するなどによりハードウェアで実現してもよい。
また、前記の各構成、機能などは、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイルなどの情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)などの記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カード、SDカード、DVD(Digital Versatile Disc)などの記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際にはほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
さらに、各装置を繋ぐ通信手段は、無線LANに限定せず、有線LANやその他の通信手段に変更してもよい。
1 センサ部
1h ロボットハンド
2 放射線自発光素子
3 反力
4 変形部
5 全反射ミラー(ミラー)
6 ハーフミラー
7 光学結合部
8 光ファイバ
9 受光分析部
10 反力推定部
11 周辺線量推定部
12 装置寿命推定部
20 波長フィルタ(光学フィルタ)
60~63 分析装置
100 ロボット
101 接触対象
200 作業環境

Claims (9)

  1. 遠隔制御されるロボットに関するデータを測定するセンサ部と、前記センサ部による測定結果を示す光信号を光ファイバを介して受光する分析装置とを含めて構成されており、
    前記センサ部は、
    放射線を受けて自発光する放射線自発光素子と、
    前記放射線自発光素子から入射される光を反射光として反射するミラーと、
    前記ロボットにかかる反力を受けて、入射される光が前記ミラーで反射するまでの距離が変位する変形部と、
    前記ミラーからの反射光を前記光ファイバに伝送する光学結合部とを備えており、
    前記分析装置は、
    前記光ファイバを介して受光した光信号を分析することで、波長スペクトルを求める受光分析部と、
    前記波長スペクトルにおける波長の変化量から、前記ロボットにかかる反力を推定する反力推定部とを有することを特徴とする
    遠隔測定システム。
  2. 遠隔制御されるロボットに関するデータを測定するセンサ部と、前記センサ部による測定結果を示す光信号を光ファイバを介して受光する分析装置とを含めて構成されており、
    前記センサ部は、
    放射線を受けて自発光する放射線自発光素子と、
    前記放射線自発光素子から入射される光を反射光として反射するミラーと、
    前記ロボットにかかる反力を受けて、入射される光が前記ミラーで反射するまでの距離が変位する変形部と、
    前記ミラーからの反射光を前記光ファイバに伝送する光学結合部とを備えており、
    前記分析装置は、
    前記光ファイバを介して受光した光信号を分析することで、波長スペクトルを求める受光分析部と、
    前記波長スペクトルにおける発光量の変化量から、前記ロボットの周辺線量を推定する周辺線量推定部とを有することを特徴とする
    遠隔測定システム。
  3. 遠隔制御されるロボットに関するデータを測定するセンサ部と、前記センサ部による測定結果を示す光信号を光ファイバを介して受光する分析装置とを含めて構成されており、
    前記センサ部は、
    放射線を受けて自発光する放射線自発光素子と、
    前記放射線自発光素子から入射される光を反射光として反射するミラーと、
    前記ロボットにかかる反力を受けて、入射される光が前記ミラーで反射するまでの距離が変位する変形部と、
    前記ミラーからの反射光を前記光ファイバに伝送する光学結合部とを備えており、
    前記分析装置は、
    前記光ファイバを介して受光した光信号を分析することで、波長スペクトルを求める受光分析部と、
    前記波長スペクトルにおける波長の変化量から、前記ロボットにかかる反力を推定する反力推定部と、
    前記波長スペクトルにおける発光量の変化量から、前記ロボットの周辺線量を推定する周辺線量推定部とを有することを特徴とする
    遠隔測定システム。
  4. 前記分析装置は、さらに、前記周辺線量推定部で推定された周辺線量から前記ロボットの装置寿命を推定する装置寿命推定部を有することを特徴とする
    請求項2または請求項3に記載の遠隔測定システム。
  5. 前記反力推定部は、推定した反力と、その推定に用いた前記波長スペクトルのグラフとを表示することを特徴とする
    請求項1または請求項3に記載の遠隔測定システム。
  6. 前記センサ部は、前記ミラーと、前記変形部と、光学フィルタとの組み合わせを複数有しており、
    各光学フィルタは、各前記ミラーからの反射光に対して互いに異なる波長を透過することを特徴とする
    請求項1または請求項3に記載の遠隔測定システム。
  7. 前記センサ部は、前記放射線自発光素子と、前記ミラーと、前記変形部との組み合わせを複数有しており、
    各前記放射線自発光素子は、互いに異なる波長の自発光を各前記ミラーに入射することを特徴とする
    請求項1または請求項3に記載の遠隔測定システム。
  8. 前記放射線自発光素子は、シンチレータにより発光する素子であること
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の遠隔測定システム。
  9. 遠隔制御されるロボットに関するデータを測定するセンサ部と、前記センサ部による測定結果を示す光信号を光ファイバを介して受光する分析装置とを含めて構成される遠隔測定システムにより実行され、
    前記センサ部は、放射線自発光素子と、ミラーと、変形部と、光学結合部とを備えており、
    前記分析装置は、受光分析部と、反力推定部とを備えており、
    前記放射線自発光素子は、放射線を受けて自発光し、
    前記ミラーは、前記放射線自発光素子から入射される光を反射光として反射し、
    前記変形部は、前記ロボットにかかる反力を受けて、入射される光が前記ミラーで反射するまでの距離が変位し、
    前記光学結合部は、前記ミラーからの反射光を前記光ファイバに伝送し、
    前記受光分析部は、前記光ファイバを介して受光した光信号を分析することで、波長スペクトルを求め、
    前記反力推定部は、前記波長スペクトルにおける波長の変化量から、前記ロボットにかかる反力を推定することを特徴とする
    遠隔測定方法。
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