JP6993936B2 - 遠隔作業装置の監視装置及びその監視方法 - Google Patents
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Description
前記マーカを放射線自発光マーカとし、前記放射線自発光マーカからのマーカ発光量の大小から前記遠隔制御ロボット周辺の線量を推定する周辺線量推定部と、該周辺線量推定部で推定した線量の多少から前記遠隔制御ロボットの寿命を推定する装置寿命推定部とを備え、
前記遠隔制御ロボットは、複数のリンクと、該リンク間を回動可能に接続する関節と、前記リンクの一方端に設けられた作業ツールとから成り、
前記各リンクのそれぞれに前記放射線自発光マーカを貼付け、前記位置姿勢推定部で前記放射線自発光マーカの位置を認識し、その認識位置が、予め設定されたロボットモデル上のマーカ位置に合うときの前記関節の状態量を導出することで前記遠隔制御ロボットの位置姿勢を推定すると共に、前記放射線自発光マーカの発光量を基に、前記周辺線量推定部で、予め設定された放射線量に対する発光量により前記遠隔制御ロボットの周辺線量を推定し、かつ、前記装置寿命推定部により推定された前記遠隔制御ロボットの周辺線量情報を用いて、前記遠隔制御ロボットが被爆した集積線量及び/又は瞬間線量を求め、予め設定された前記遠隔制御ロボットの故障閾値と比較することで装置寿命を推定することを特徴とする。
前記マーカを放射線自発光マーカとし、周辺線量推定部により前記放射線自発光マーカからのマーカ発光量の大小から前記遠隔制御ロボット周辺の線量を推定し、前記周辺線量推定部で推定した線量の多少から装置寿命推定部で、前記遠隔制御ロボットの寿命を推定し、
前記遠隔制御ロボットは、複数のリンクと、該リンク間を回動可能に接続する関節と、前記リンクの一方端に設けられた作業ツールとから成り、
前記各リンクのそれぞれに前記放射線自発光マーカを貼付け、前記位置姿勢推定部で前記放射線自発光マーカの位置を認識し、その認識位置が、予め設定されたロボットモデル上のマーカ位置に合うときの前記関節の状態量を導出することで前記遠隔制御ロボットの位置姿勢を推定すると共に、前記放射線自発光マーカの発光量を基に、前記周辺線量推定部で、予め設定された放射線量に対する発光量により前記遠隔制御ロボットの周辺線量を推定し、かつ、前記装置寿命推定部により推定された前記遠隔制御ロボットの周辺線量情報を用いて、前記遠隔制御ロボットが被爆した集積線量及び/又は瞬間線量を求め、予め設定された前記遠隔制御ロボットの故障閾値と比較することで装置寿命を推定することを特徴とする。
Claims (13)
- 遠隔制御ロボット上に貼付されたマーカと、該マーカからの発光波長が透過し波長自発光を認識するイメージセンサと、処理画像から前記遠隔制御ロボットの位置姿勢を推定する位置姿勢推定部とを備え、遠隔地から前記遠隔制御ロボットによる作業を監視する遠隔作業装置の監視装置であって、
前記マーカを放射線自発光マーカとし、前記放射線自発光マーカからのマーカ発光量の大小から前記遠隔制御ロボット周辺の線量を推定する周辺線量推定部と、該周辺線量推定部で推定した線量の多少から前記遠隔制御ロボットの寿命を推定する装置寿命推定部とを備え、
前記遠隔制御ロボットは、複数のリンクと、該リンク間を回動可能に接続する関節と、前記リンクの一方端に設けられた作業ツールとから成り、
前記各リンクのそれぞれに前記放射線自発光マーカを貼付け、前記位置姿勢推定部で前記放射線自発光マーカの位置を認識し、その認識位置が、予め設定されたロボットモデル上のマーカ位置に合うときの前記関節の状態量を導出することで前記遠隔制御ロボットの位置姿勢を推定すると共に、前記放射線自発光マーカの発光量を基に、前記周辺線量推定部で、予め設定された放射線量に対する発光量により前記遠隔制御ロボットの周辺線量を推定し、かつ、前記装置寿命推定部により推定された前記遠隔制御ロボットの周辺線量情報を用いて、前記遠隔制御ロボットが被爆した集積線量及び/又は瞬間線量を求め、予め設定された前記遠隔制御ロボットの故障閾値と比較することで装置寿命を推定することを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 請求項1に記載の遠隔作業装置の監視装置において、
前記リンクは3本から成り、それぞれの前記リンクに貼付けられた前記放射線自発光マーカは同色に色付けされ、その色付けされた前記放射線自発光マーカからの発光波長が1つの波長フィルタを透過し前記イメージセンサを通ることで、前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 請求項1に記載の遠隔作業装置の監視装置において、
前記リンクは3本から成り、それぞれの前記リンクに貼付けられた前記放射線自発光マーカは3色に色付けされ、その3色に色付けされた前記放射線自発光マーカからのそれぞれの発光波長がそれぞれの波長フィルタを透過しそれぞれの前記イメージセンサを通ることで、それぞれの前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 請求項1に記載の遠隔作業装置の監視装置において、
前記遠隔制御ロボットは、少なくとも2つの遠隔制御ロボットA及びBから成り、前記2つの遠隔制御ロボットA及びBの各リンクに貼付けられた前記放射線自発光マーカA及びBは異なる色に色付けされ、その異なる色に色付けされた前記放射線自発光マーカA及びBからのそれぞれの発光波長がそれぞれの波長フィルタを透過しそれぞれの前記イメージセンサを通ることで、それぞれの前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 請求項1に記載の遠隔作業装置の監視装置において、
前記遠隔制御ロボットの各リンクに貼付けられた放射線自発光マーカと、前記遠隔制御ロボットで作業される作業対象物に貼付けられた放射線自発光マーカとが異なる色に色付けされ、その異なる色に色付けされた前記放射線自発光マーカと前記作業対象物に貼付けられた前記放射線自発光マーカからのそれぞれの発光波長がそれぞれの波長フィルタを透過しそれぞれの前記イメージセンサを通ることで、それぞれの前記放射線自発光マーカと前記作業対象物に貼付けられた前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の遠隔作業装置の監視装置において、
前記マーカの自発光波長を透過する波長フィルタを用いて、前記マーカの位置、発光のみを前記イメージセンサを通して環境外乱光を除いて前記遠隔制御ロボットの周辺線量情報を取得するか、若しくは前記イメージセンサで前記遠隔制御ロボットの周辺線量情報を取得した後に、画像処理することで特定波長を取得することを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の遠隔作業装置の監視装置において、
前記放射線自発光マーカは、シンチレータ、夜光塗料、放射線により発光する素子を含むことを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 請求項6に記載の遠隔作業装置の監視装置において、
前記波長フィルタは、前記放射線自発光マーカの発光波長透過する光学フィルタであることを特徴とする遠隔作業装置の監視装置。 - 遠隔制御ロボット上に貼付されたマーカと、該マーカからの発光波長が透過し波長自発光を認識するイメージセンサと、処理画像から前記遠隔制御ロボットの位置姿勢を推定する位置姿勢推定部とを備え、遠隔地から前記遠隔制御ロボットによる作業を監視する遠隔作業装置の監視方法であって、
前記マーカを放射線自発光マーカとし、周辺線量推定部により前記放射線自発光マーカからのマーカ発光量の大小から前記遠隔制御ロボット周辺の線量を推定し、前記周辺線量推定部で推定した線量の多少から装置寿命推定部で、前記遠隔制御ロボットの寿命を推定し、
前記遠隔制御ロボットは、複数のリンクと、該リンク間を回動可能に接続する関節と、前記リンクの一方端に設けられた作業ツールとから成り、
前記各リンクのそれぞれに前記放射線自発光マーカを貼付け、前記位置姿勢推定部で前記放射線自発光マーカの位置を認識し、その認識位置が、予め設定されたロボットモデル上のマーカ位置に合うときの前記関節の状態量を導出することで前記遠隔制御ロボットの位置姿勢を推定すると共に、前記放射線自発光マーカの発光量を基に、前記周辺線量推定部で、予め設定された放射線量に対する発光量により前記遠隔制御ロボットの周辺線量を推定し、かつ、前記装置寿命推定部により推定された前記遠隔制御ロボットの周辺線量情報を用いて、前記遠隔制御ロボットが被爆した集積線量及び/又は瞬間線量を求め、予め設定された前記遠隔制御ロボットの故障閾値と比較することで装置寿命を推定することを特徴とする遠隔作業装置の監視方法。 - 請求項9に記載の遠隔作業装置の監視方法において、
前記リンクは3本から成り、それぞれの前記リンクに貼付けられた前記放射線自発光マーカは同色に色付けされ、その色付けされた前記放射線自発光マーカからの発光波長が1つの波長フィルタを透過し前記イメージセンサを通ることで、前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視方法。 - 請求項9に記載の遠隔作業装置の監視方法において、
前記リンクは3本から成り、それぞれの前記リンクに貼付けられた前記放射線自発光マーカは3色に色付けされ、その3色に色付けされた前記放射線自発光マーカからのそれぞれの発光波長がそれぞれの波長フィルタを透過しそれぞれの前記イメージセンサを通ることで、それぞれの前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視方法。 - 請求項9に記載の遠隔作業装置の監視方法において、
前記遠隔制御ロボットは、少なくとも2つの遠隔制御ロボットA及びBから成り、前記2つの遠隔制御ロボットA及びBの各リンクに貼付けられた前記放射線自発光マーカA及びBは異なる色に色付けされ、その異なる色に色付けされた前記放射線自発光マーカA及びBからのそれぞれの発光波長がそれぞれの波長フィルタを透過しそれぞれの前記イメージセンサを通ることで、それぞれの前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視方法。 - 請求項9に記載の遠隔作業装置の監視方法において、
前記遠隔制御ロボットの各リンクに貼付けられた放射線自発光マーカと、前記遠隔制御ロボットで作業される作業対象物に貼付けられた放射線自発光マーカとが異なる色に色付けされ、その異なる色に色付けされた前記放射線自発光マーカと前記作業対象物に貼付けられた前記放射線自発光マーカからのそれぞれの発光波長がそれぞれの波長フィルタを透過しそれぞれの前記イメージセンサを通ることで、それぞれの前記放射線自発光マーカと前記作業対象物に貼付けられた前記放射線自発光マーカの波長自発光を認識することを特徴とする遠隔作業装置の監視方法。
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