JP7143949B2 - 分光分析装置、分光分析方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、分光分析装置、分光分析方法及びコンピュータ可読媒体に関する。
表面増強ラマン散乱分光(SERS:Surface Enhanced Raman Scattering)を利用して観測対象物の分子情報を取得する分光分析装置が知られている(特許文献1参照)。
例えば、SERSの強度は金属NPと観測対象物の分子との化学吸着の度合いによって変わる。しかし、分子のよって強く化学吸着する金属NPの種類が異なる場合がある。このため、単一金属NPを用いた単一励起波長構成の測定では観測対象物が複数の分子で構成されている場合、一度の測定で、十分な分子情報が得られない虞がある。
特開2017-211395号公報
上記分光分析装置において、例えば、観測対象物が複数の分子で構成されている場合、一度の測定で、十分な分子情報が得られない虞がある。一方、複数回の測定を行う場合、測定作業の効率が低下する虞がある。
本開示の目的は、上述した課題のいずれかを解決する分光分析装置、分光分析方法及びコンピュータ可読媒体を提供することにある。
上記目的を達成するための一態様は、
複数のSERS(Surface Enhanced Raman Scattering)基板材料に接して配置された複数の分子からなる観測対象物に対して、該各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射する照射手段と、
該励起光に対する前記SERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、該生成したラマンスペクトルに基づいて、前記観測対象物の分子情報を取得する情報取得手段と、
を備えることを特徴とする分光分析装置
である。
上記目的を達成するための一態様は、
複数のSERS(Surface Enhanced Raman Scattering)基板材料に接して配置された複数の分子からなる観測対象物に対して、該各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射するステップと、
該励起光に対する前記SERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、該生成したラマンスペクトルに基づいて、前記観測対象物の分子情報を取得するステップと、
を含む、ことを特徴とする分光分析方法
であってもよい。
上記目的を達成するための一態様は、
複数のSERS(Surface Enhanced Raman Scattering)基板材料に接して配置された複数の分子からなる観測対象物に対して、該各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射する処理と、
該励起光に対する前記SERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、該生成したラマンスペクトルに基づいて、前記観測対象物の分子情報を取得する処理と、
をコンピュータに実行させる、ことを特徴とするプログラムを格納するコンピュータ可読媒体
であってもよい。
本開示によれば、上述した課題のいずれかを解決する分光分析装置、分光分析方法及びコンピュータ可読媒体を提供することができる。
実施形態1に係る分光分析装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。 複数のSERS基板材料が平行に隣接して配置された構成を示す図である。 複数のSERS基板材料が平行に隣接して配置された構成を示す図である。 実施形態1に係る分光分析装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。 実施形態1に係る分光分析方法のフローを示すフローチャートである。 実施形態2に係る分光分析装置の概略的な構成を示す概略図である。 観測対象物がSERS基板材料に挟み込まれるようにして配置された構成を示す図である。
実施形態1
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態1に係る分光分析装置は、表面増強ラマン散乱光(SERS:Surface Enhanced Raman Scattering)を利用して観測対象物Xの分子情報を取得する。観測対象物Xは、例えば、複数の分子からなるポリスチレン、細菌(大腸菌、クレブシエラ菌、枯草菌、酵母、麹菌等)などである。
図1は、実施形態1に係る分光分析装置の概略的なシステム構成を示すブロック図である。本実施形態1に係る分光分析装置1は、観測対象物Xに励起光を照射するレーザ光源部2と、光を導光及び集光する光学系3と、ラマン散乱光を分光する分光部4と、観測対象物Xの分子情報を取得する情報取得部5と、を備えている。
SERS基板材料は、ガラスなどの基質上に微粒子状に形成されている。粒子は、例えば、金、銀、銅、ナトリウムなどである。SERS基板材料の粒子は、例えば、基質上に蒸着されている。
基質上に、図2Aに示す如く、複数のSERS基板材料が平行に隣接して配置されている。例えば、各SERS基板材料は、所定幅(数十μm程度)で相互に平行かつ隣接して配置されている。観測対象物Xは、各SERS基板材料に接して配置されている。
なお、図2Aに示す一例では、基質上に銀、金、及び銅の3種類のSERS基板材料が配置されているが、これに限定されない。例えば、基質上に2種類あるいは、4種類以上のSERS基板材料が配置されてもよく、配置されるSERS基板材料の種類数は任意でよい。
レーザ光源部2は、照射手段の一具体例である。レーザ光源部2は、例えば、半導体レーザとして構成されている。レーザ光源部2は、各SERS基板材料に対応する波長の励起光を所定時間毎に切替えて照射する。例えば、各SERS基板材料に対し、SERSを起こし易い波長の励起光が対応付けられている。
レーザ光源部2は、各波長の励起光を、微小時間毎(例えば、100ms毎)に交互に照射する。より具体的には、図2Aに示す如く、レーザ光源部2は、基質上に銀のSERS基板材料に対し、第1レーザ光を100ms照射する。レーザ光源部2は、第1レーザ光から第2レーザ光に切替え、基質上に金のSERS基板材料に対し、第2レーザ光を100ms照射する。レーザ光源部2は、第2レーザ光から第3レーザ光に切替え、基質上に銅のSERS基板材料に対し、第3レーザ光を100ms照射する。レーザ光源部2は、上記レーザ光の照射を繰り返す。
なお、図2Aにおいて、各SERS基板材料の所定幅は、数十μm程度と広い。このため、レーザ光源部2は、各SERS基板材料に対し、第1乃至第3レーザ光を個別に照射している。
しかし、各SERS基板材料の所定幅は、数十~数百nm程度と狭くてもよい。この場合、図2Bに示す如く、レーザ光源部2は、第1乃至第3レーザ光を、略同一の領域に対し照射してもよい。
上記可能となる理由として、それぞれのSERS基板材料は表面プラズモン共鳴する波長が異なる。このため、例え同時に3つのSERS基板材料にレーザ光が照射されてもSERS効果を発揮するSERS基板材料はそのレーザ波長に対応したSERS基板材料だけであり、そのSERS基板材料に化学的に吸着された分子からのSERS光が得られるからである。
光学系3は、レーザ光源部2からの励起光を集光し、観測対象物Xへ導光する。光学系3は、SERS基板材料からのラマン散乱光を分光部4に導光する。光学系3は、例えば、レンズ、ミラー、ダイクロイックミラーなどで構成されている。
分光部4は、励起光に対してSERS基板材料から放射されるラマン散乱光を分光する。分光部4は、例えば、回折格子を組み込んだポリクロメータなどで構成されている。
情報取得部5は、情報取得手段の一具体例である。情報取得部5は、分光部4で分光されたラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成する。情報取得部5は、生成したラマンスペクトルに基づいて、観測対象物Xの分子情報を取得する。情報取得部5は、例えば、観測対象物Xを構成する各分子の構造、結晶性、残留応力などの情報を取得することができる。
情報取得部5は、例えば、演算処理等を行うCPU(Central Processing Unit)51、CPU51によって実行される演算プログラム等が記憶されたROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)からなるメモリ52、外部と信号の入出力を行うインターフェイス部(I/F)53、などからなるマイクロコンピュータを中心にして、ハードウェア構成されている。CPU51、メモリ52、及びインターフェイス部53は、データバスなどを介して相互に接続されている。
ところで、観測対象物Xが複数の分子で構成されている場合、一度の測定で、十分な分子情報が得られない虞がある。一方、複数回の測定を行う場合、測定作業の効率が低下する虞がある。
これに対し、本実施形態1に係る分光分析装置1は、図3に示す如く、複数のSERS基板材料に接して配置された複数の分子からなる観測対象物Xに対して、各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射するレーザ光源部2と、励起光に対するSERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、生成したラマンスペクトルに基づいて、観測対象物Xの分子情報を取得する情報取得部5と、を備えている。
これにより、励起光の波長毎のラマン散乱光を取得できるため、観測対象物Xの分子情報の取得量を増加させることができる。また、1回の観測対象物Xの測定準備で済むため、測定作業の効率が低下することもない。
図4は、実施形態1に係る分光分析方法のフローを示すフローチャートである。
レーザ光源部2は、複数の分子からなる観測対象物Xに対して、該各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射する(ステップS401)。
分光部4は、レーザ光源部2の励起光に対するSERS基板材料からのラマン散乱光を分光する(ステップS402)。
情報取得部5は、分光部4により分光されたラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成する(ステップS403)。
情報取得部5は、生成したラマンスペクトルに基づいて、観測対象物Xの分子情報を取得する(ステップS404)。
以上、本実施形態1に係る分光分析装置1は、複数の分子からなる観測対象物Xに対して、各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射するレーザ光源部2と、励起光に対するSERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、生成したラマンスペクトルに基づいて、観測対象物Xの分子情報を取得する情報取得部5と、を備えている。
これにより、励起光の波長毎のラマン散乱光を取得できるため、観測対象物Xの分子情報の取得情報量を増加させることができる。また、1回の観測対象物Xの測定準備で済むため、測定作業の効率が低下することもない。すなわち、観測対象物Xの分子情報の取得量を増加させつつ、測定作業の効率化を図ることができる。
実施形態2
図5は、実施形態2に係る分光分析装置の概略的な構成を示す概略図である。本実施形態2に係る分光分析装置1において、基質は、SERS基板材料の微粒子が蒸着したテープ(以下、基質テープと称す)X1である。
図5に示す如く、筐体8内には、レーザ光源部2と、光学系3と、分光部4と、情報取得部5と、第1及び第2ロール6、7と、が配置されている。 筐体8には通気口81が設けられている。通気口81には、開閉式のカバー82が設けられている。カバー82が開状態になると、例えば、ファンなどの吸引装置により吸引された外気が通気口81を介して、筐体8内に流入する。
基質テープX1は、例えば、ポリエステルなどで構成されている。第1ロール6から繰り出された基質テープX1は、第2ロール7に巻き取られる。筐体8の通気口81内に流入した細菌などの観測対象物Xは、第1ロール6と第2ロール7との間の基質テープX1に付着する。
レーザ光源部2は、第1ロール6と第2ロール7との間で基質テープX1に付着した観測対象物Xに対し、励起光を連続的に照射する。情報取得部5は、観測対象物Xからのラマン散乱光に基づいて、連続的に観測対象物Xの分子情報を取得する。
例えば、第1ロール6は基質テープX1を一定の時間間隔で繰り出し、第2ロール7はその基質テープX1を巻き取る。これにより、一定時間に渡って連続的に、その基質テープX1に付着した観測対象物Xのラマン散乱光に基づいて観測対象物Xの分子情報を取得できる。また、観測対象物Xが付着した基質テープX1を第2ロール7で巻き取り、筐体8内に保管することができる。
光学系3は、第1レンズ31と、第1及び第2ダイクロイックミラー32、33と、第2レンズ34と、第1ミラー35と、第3レンズ36と、を有している。
レーザ光源部2と、第1レンズ31と、第1及び第2ダイクロイックミラー32、33と、第2レンズ34とは、例えば、同一光軸上に配置されている。レーザ光源部2から出射された励起光は、第1レンズ31で集光され、第1及び第2ダイクロイックミラー32、33を透過する。そして、その透過した励起光は、第2レンズ34で集光されて、基質テープX1に付着した観測対象物Xに対して、照射される。
第2ダイクロイックミラー33は、観測対象物Xからのラマン散乱光の一部を、略90°偏向し、第1ミラー35に向けて反射する。第1ミラー35と、分光部4と、情報取得部5とは同一光軸上に配置されている。第1ミラー35は、例えば、回折格子(グレーティング)として構成されている。第1ミラー35は、第2ダイクロイックミラー33からのラマン散乱光を、略90°偏向し、分光部4に向けて反射する。分光部4は、例えば、レンズとして構成されている。分光部4は、第1ミラー35からのラマン散乱光を分光する。情報取得部5は、エリアセンサとして構成されている。情報取得部5は、分光部4により分光されたラマン散乱光のラマンスペクトルを生成し、観測対象物Xの分子情報を取得する。
観測対象物Xからのラマン散乱光の他部分は、第2ダイクロイックミラー33を透過する。透過した光の一部は、第1ダイクロイックミラー32で反射され、第3レンズ36で集光され、ラインセンサ9に入射する。ラインセンサ9は、観測対象物Xの位置や形状などを取得する。光学系3を上記のような構成及び配置にすることで、各部材を筐体8内にコンパクトに収納し、分光分析装置1の小型化を図ることができる。
実施形態3
実施形態3において、観測対象物Xは、SERS基板材料に挟み込まれるようにして配置されている。
例えば、図6に示す如く、下側の第1基質の表面上に銀のナノ粒子R1が蒸着されている。上側の第2基質の表面上に金のナノ粒子R2が蒸着されている。観測対象物Xは、第1基質の銀ナノ粒子R1と第2基質の金ナノ粒子R2とに接触し挟み込まれている。
レーザ光源部2は、例えば、枯草菌などの観測対象物Xに対して、金ナノ粒子R2に対応する赤レーザと、銀ナノ粒子R1に対応する緑レーザとを、微小時間毎に交互に照射する。情報取得部5は、赤レーザ及び緑レーザのラマン散乱光に基づいて、夫々のラマンスペクトルを生成し、観測対象物Xの分子情報を取得する。
本実施形態3によれば、より簡易な構成で、観測対象物Xの分子情報の取得量を増加させ、測定作業の効率化を図ることができる。
実施形態4
上記実施形態1乃至3において、SERS基板材料は、基質上に微粒子状に形成されている。この場合、微粒子の粒径、形状等を厳密に制御するのが困難となり得る。
これに対し、本実施形態4において、SERS基板材料は基質として構成され、SERS基板材料の表面に複数の微細な凹状が形成されている。微細な凹状を成形する制御は、微粒子を成形する制御と比較して、その制御が容易である。このため、SERS基板材料の表面に微細な凹状をより高精度に加工でき、その再現性に優れている。
また、SERS基板材料上において、例えば、凹状を同心円状、同心多角形状、あるいは波型に配置するなど、任意の形状に精度よく配置できる。さらに、観測対象物Xに応じて、凹状の配置を変えてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
本発明は、例えば、図4に示す処理を、CPUにコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
この出願は、2019年5月20日に出願された日本出願特願2019-094604を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 分光分析装置
2 レーザ光源部
3 光学系
4 分光部
5 情報取得部
6 第1ロール
7 第2ロール
8 筐体
9 ラインセンサ
31 第1レンズ
32 第1ダイクロイックミラー
33 第2ダイクロイックミラー
34 第2レンズ
35 第1ミラー
36 第3レンズ
81 通気口
82 カバー

Claims (6)

  1. 複数のSERS(Surface Enhanced Raman Scattering)基板材料に接して配置された複数の分子からなる観測対象物に対して、該各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射する照射手段と、
    該励起光に対する前記SERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、該生成したラマンスペクトルに基づいて、前記観測対象物の分子情報を取得する情報取得手段と、
    を備えることを特徴とする分光分析装置。
  2. 請求項1記載の分光分析装置であって、
    前記複数のSERS基板材料は、平行に隣接して配置されており、前記観測対象物は、前記各SERS基板材料に接して配置されている、
    ことを特徴とする分光分析装置。
  3. 請求項1記載の分光分析装置であって、
    前記観測対象物は、前記SERS基板材料に挟み込まれるようにして配置されている、
    ことを特徴とする分光分析装置。
  4. 請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の分光分析装置であって、
    前記SERS基板材料は基質として構成され、該SERS基板材料の表面に複数の凹状が形成されている、
    ことを特徴とする分光分析装置。
  5. 複数のSERS(Surface Enhanced Raman Scattering)基板材料に接して配置された複数の分子からなる観測対象物に対して、該各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射するステップと、
    該励起光に対する前記SERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、該生成したラマンスペクトルに基づいて、前記観測対象物の分子情報を取得するステップと、
    を含む、ことを特徴とする分光分析方法。
  6. 複数のSERS(Surface Enhanced Raman Scattering)基板材料に接して配置された複数の分子からなる観測対象物に対して、該各SERS基板材料に対応する波長の励起光を切替えて照射する処理と、
    該励起光に対する前記SERS基板材料からのラマン散乱光に基づいて、ラマンスペクトルを生成し、該生成したラマンスペクトルに基づいて、前記観測対象物の分子情報を取得する処理と、
    をコンピュータに実行させる、ことを特徴とするプログラム
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