JP7143264B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
従来、ホログラムを用いた表示装置がある。特許文献1には、表示すべき情報を光として発生する情報表示源と、車両の風防ガラスの周縁部に設けられた暗色陰蔽部分に配されていて光を観察者に向けて回折し虚像として表示するホログラムを有するコンバイナとを備えた車両用ホログラフィック表示装置が開示されている。
特開平11-91401号公報
ホログラムがウインドシールドの内部に配置される場合、ウインドシールドの表面による表示光の反射を考慮する必要がある。反射光をアイレンジとは別の方向へ向かわせることができれば、表示像の視認性を向上させることができる。
本発明の目的は、表示像の視認性を向上させることができる車両用表示装置を提供することである。
本発明の車両用表示装置は、車両のウインドシールドの内部に配置されている反射型のホログラムと、前記ホログラムに向けて表示光を投射する投射装置と、を備え、前記ホログラムは、前記投射装置から投射された前記表示光を前記車両のアイレンジに向かう回折光として出力し、前記投射装置は、前記ウインドシールドによって反射される前記表示光が車幅方向において前記アイレンジとは異なる方向へ向かうように配置されていることを特徴とする。
本発明に係る車両用表示装置において、投射装置は、ウインドシールドによって反射される表示光が車幅方向においてアイレンジとは異なる方向へ向かうように配置されている。本発明に係る車両用表示装置によれば、ウインドシールドによって反射された光がアイレンジに向かわないため、表示像の視認性を向上させることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る車両用表示装置の概略構成図である。 図2は、実施形態に係る車両用表示装置の配置を示す平面図である。 図3は、実施形態の車両用表示装置による表示像を示す平面図である。 図4は、実施形態のホログラムによる光の回折を説明する断面図である。 図5は、実施形態のホログラムによる光の回折を説明する他の断面図である。 図6は、ウインドシールドによって反射される反射光の光路を示す平面図である。 図7は、ウインドシールドによって反射される反射光を説明する断面図である。 図8は、実施形態に係る投射装置の構成を示す図である。 図9は、投射装置と他の部品との干渉を回避する方法を説明する図である。
以下に、本発明の実施形態に係る車両用表示装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図9を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、車両用表示装置に関する。図1は、実施形態に係る車両用表示装置の概略構成図、図2は、実施形態に係る車両用表示装置の配置を示す平面図、図3は、実施形態の車両用表示装置による表示像を示す平面図、図4は、実施形態のホログラムによる光の回折を説明する断面図、図5は、実施形態のホログラムによる光の回折を説明する他の断面図、図6は、ウインドシールドによって反射される反射光の光路を示す平面図、図7は、ウインドシールドによって反射される反射光を説明する断面図、図8は、実施形態に係る投射装置の構成を示す図、図9は、投射装置と他の部品との干渉を回避する方法を説明する図である。
図1および図2に示すように、本実施形態の車両用表示装置1は、自動車等の車両100に搭載される。車両用表示装置1は、ホログラム2と、投射装置3と、を有する。ホログラム2は、車両100のウインドシールド101の内部に配置されている。ウインドシールド101は、合わせガラスであり、内側ガラス11、外側ガラス12、および中間膜13を有する。中間膜13およびホログラム2は、内側ガラス11と外側ガラス12との間に封止されている。中間膜13は、ポリマー等の合成樹脂によって形成されている。ホログラム2は、例えば、中間膜13と一体に形成されていてもよく、中間膜13に挿入されていてもよい。
ホログラム2は、所望の回折特性を有するように加工された透明な膜である。本実施形態のホログラム2は、反射型のホログラムである。ホログラム2は、第一面21および第二面22を有する。ホログラム2は、第一面21に入射する光を回折させ、回折光を第一面21から出射する。以下に説明するように、本実施形態のホログラム2は、車両上下方向Hおよび車幅方向Wのそれぞれにおいて回折光の出射方向を制御する。
図4には、車両上下方向Hにおけるホログラム2の回折特性が示されている。図4には、車幅方向Wから見た場合の入射角および出射角が示されている。ホログラム2は、第一面21に第一の角度θ1で光が入射すると、第一面21から回折光30を出力する。ホログラム2は、車幅方向Wから見た場合の回折光30の出射角が第二の角度θ2となるように作られている。第二の角度θ2は、回折光30がアイレンジERへ向かうように定められている。アイレンジERは、車両100における運転者の目の位置として想定された領域である。
本実施形態のホログラム2では、高さ方向Hに沿った位置に応じて第一の角度θ1および第二の角度θ2が異なっている。ホログラム2は、後述するように、アイレンジERに向けて回折光30を集光するように作られている。ホログラム2は、車幅方向Wから見た場合の第一面21に対する光の入射角が第一の角度θ1と異なる場合、その光を透過させる。つまり、ホログラム2は、第一の角度θ1で入射する光を選択的にアイレンジERに向けて反射する。また、ホログラム2は、第二面22に入射する光をアイレンジER側に向けて透過させる。
図5には、車幅方向Wにおけるホログラム2の回折特性が示されている。図5には、車両上下方向Hから見た場合の入射角および出射角が示されている。ホログラム2は、第一面21に第三の角度θ3で光が入射すると、第一面21から回折光30を出力する。ホログラム2は、車両上下方向Hから見た場合の回折光30の出射角が第四の角度θ4となるように作られている。第四の角度θ4は、回折光30がアイレンジERへ向かうように定められている。第四の角度θ4は、例えば、第三の角度θ3よりも小さい。ホログラム2は、車両前後方向Lに沿って進む回折光30を出力するように構成されている。
本実施形態のホログラム2では、車幅方向Wに沿った位置に応じて第三の角度θ3および第四の角度θ4が異なっている。ホログラム2は、第一面21に対する光の入射角が第三の角度θ3と異なる場合、その光を透過させる。つまり、ホログラム2は、車両上下方向Hから見た場合の第一面21に対する光の入射角が第三の角度θ3と異なる場合、その光を透過させる。つまり、ホログラム2は、第三の角度θ3で入射する光を選択的にアイレンジER向けて反射する。
このように、本実施形態のホログラム2は、車幅方向Wから見た入射角が第一の角度θ1で、かつ車両上下方向Hから見た入射角が第三の角度θ3である光が入射すると、回折光30を出力する。回折光30は、車幅方向Wから見た出射角が第二の角度θ2であり、かつ車両上下方向Hから見た出射角が第四の角度θ4の光である。
図1に示すように、投射装置3は、筐体7、画像表示装置4、規制部5、ミラー6、およびカバー8を有する。筐体7は、例えば、車両100のダッシュボードの内部に配置される。筐体7は、開口部7aを有しており、開口部7aを上方に向けて車両100に固定されている。ダッシュボードには、図2に示すように、開口102が設けられている。筐体7は、開口部7aを開口102と対向させて配置される。画像表示装置4、規制部5、およびミラー6は、筐体7の内部に収容されている。カバー8は、筐体7の開口部7aを閉塞している。カバー8は、透明な部材であり、表示光10を透過させる。
画像表示装置4は、表示光を出力する装置である。本実施形態の画像表示装置4は、レーザスキャナである。規制部5は、表示光10の拡散角度を規制する光学系の部材である。ミラー6は、画像表示装置4から規制部5を介して出力される表示光10をホログラム2に向けて反射する反射装置である。本実施形態のミラー6は、拡大ミラーである。ミラー6の反射面の形状は、自由曲面であり、表示光10を拡大してホログラム2に向けて反射する。つまり、投射装置3は、拡散角度が規制された表示光10をホログラム2の第一面21に向けて投射する。
図2に示すように、本実施形態の投射装置3は、ホログラム2よりも車幅方向Wにおける車両中央CL側に位置している。従って、図3に示すように、投射装置3から投射される表示光10の進む方向は、車幅方向Wに沿って車両中央CLから遠ざかる方向である。
ホログラム2は、図1および図3に示すように、ミラー6から入射する表示光10をアイレンジERに向かう回折光30として出力する。ユーザがアイレンジERからホログラム2を見た場合、回折光30によって表示像31が視認される。表示像31は、回折光30によってユーザが視認する虚像である。表示像31は、ユーザから見てホログラム2よりも車両前後方向Lの前方において結像する。
本実施形態のホログラム2は、回折光30をアイレンジERに集光させる回折特性を有している。例えば、図1に示すように、アイレンジERに向かう回折光30の幅WLは、ホログラム2からアイレンジERへ向かうに従って狭くなる。幅WLは、車両上下方向Hにおける回折光30の幅である。なお、ホログラム2は、車幅方向Wにおける回折光30の幅もアイレンジERへ向かうに従って狭くするように構成されてもよい。本実施形態のホログラム2は、表示像31を拡大させてユーザに視認させることができる。
また、本実施形態の車両用表示装置1は、以下に説明するように、ウインドシールド101による反射光がアイレンジERとは異なる方向へ向かうように構成されている。図6および図7には、アイレンジER内の一つのアイポイントEPが示されている。図6および図7において、回折光30pは、ホログラム2からアイポイントEPへ向けて出力される回折光30である。また、表示光10pは、回折光30pに対応する表示光10である。すなわち、図7に示すように、表示光10pがホログラム2に入射すると、回折光30pとして出力される。
図7に示すように、表示光10pの一部は、ウインドシールド101における車室側の面101aによって反射されて反射光40となる。本実施形態の投射装置3は、反射光40が車幅方向WにおいてアイポイントEPとは異なる方向へ向かうように配置されている。言い換えると、投射装置3は、反射光40をアイポイントEPから逸らすような入射角で表示光10pをウインドシールド101に入射させる。反射光40がアイポイントEPからずれた位置を通過することで、反射光40によるゴーストの発生が抑制される。投射装置3は、アイレンジER内の全てのアイポイントEPに関して、反射光40がアイポイントEPとは異なる領域を通過するように配置されている。
つまり、本実施形態の投射装置3は、ウインドシールド101によって反射される表示光10が車幅方向WにおいてアイレンジERとは異なる方向へ向かうように配置されている。従って、本実施形態の車両用表示装置1によれば、表示像31の視認性が向上する。
また、本実施形態の規制部5は、以下に説明するように、反射光40がアイレンジERへ向かわないように、表示光10の拡散角度を規制する。図8に示すように、画像表示装置4から出力される光は、フィールドレンズ9を介して規制部5に入射する。画像表示装置4は、レーザ光を出射する光源41と、レーザ光を反射する可動式のミラー42と、を有する。画像表示装置4は、ミラー42を振動させることにより、レーザ光を画像横方向Xおよび画像縦方向Yに走査させる。画像横方向Xは、アイレンジERから表示像31を見た場合の横方向であり、画像縦方向Yは、アイレンジERから表示像31を見た場合の縦方向である。図8における画像縦方向Yは、紙面と直交する方向である。画像表示装置4から出力される表示光10aは、フィールドレンズ9に入射する。
フィールドレンズ9は、光の進行方向を揃えるレンズである。フィールドレンズ9は、画像表示装置4から入射した表示光10aを実質的な平行光に揃えて規制部5に向けて出力する。本実施形態の規制部5は、複数のレンズを有するマイクロレンズアレイである。複数のレンズは、フィールドレンズ9から入射する表示光10を拡散させる。規制部5によって拡散された表示光10は、ミラー6によってホログラム2に向けて反射される。本実施形態の規制部5は、スクリーンであり、アイレンジER内のどの位置からも表示像31が視認できるように表示光10を拡散させる。
拡散角の上限角度γは、反射光40がアイレンジERへ向かわないように定められる。上限角度γが大きくなると、反射光40の拡散角度β(図6参照)が大きくなる。規制部5における上限角度γは、反射光40がアイレンジERへ向かわないように、表示光10の拡散角度を規制する。なお、上限角度γの値は、画像横方向Xの位置に応じて異なっていてもよい。
車両100において投射装置3を配置するためのまとまったスペースが確保できない場合、投射装置3は、図9を参照して説明するように構成されてもよい。図9には、車両後方から見た投射装置3が示されている。車幅方向Wにおける筐体7の位置を調整する場合に、他の部品の配置スペース103を避ける必要がある。この場合、投射装置3に第二ミラー15が設けられてもよい。ミラー6は、画像表示装置4から出力される表示光10を車幅方向Wに向けて反射する。第二ミラー15は、ミラー6によって反射された表示光10の光路上に配置される。第二ミラー15は、表示光10をホログラム2に向けて反射する。第二ミラー15は、例えば、平面ミラーである。このような構成により、ホログラム2およびウインドシールド101に対する表示光10の入射角を所望の角度に設定することが容易となる。
以上説明したように、本実施形態の車両用表示装置1は、反射型のホログラム2と、投射装置3と、を有する。ホログラム2は、車両100のウインドシールド101の内部に配置されている。投射装置3は、ホログラム2に向けて表示光10を投射する。ホログラム2は、投射装置3から投射された表示光10を車両100のアイレンジERに向かう回折光30として出力する。
投射装置3は、ウインドシールド101によって反射される表示光10が車幅方向WにおいてアイレンジERとは異なる方向へ向かうように配置されている。投射装置3は、例えば、ウインドシールド101に対する表示光10の入射角がアイレンジERへ向けて反射されないような大きな角度となるように配置される。本実施形態の車両用表示装置1は、反射光40がアイレンジERへ向かうことを抑制し、表示像31の視認性を向上させることができる。
本実施形態のホログラム2は、車両上下方向Hから見た場合に、ホログラム2に対する表示光10の入射角よりもホログラム2から出力される回折光30の出射角を小さくする特性を有する。図5を参照して説明したように、ホログラム2は、第三の角度θ3よりも第四の角度θ4が小さくなるように構成されている。このような回折特性により、ホログラム2は回折光30をアイレンジERへ向かわせることができる。
本実施形態の投射装置3は、ホログラム2よりも車幅方向Wにおける車両中央CL側に位置している。従って、投射装置3によって投射される表示光10が進む方向は、車幅方向Wに沿って車両中央CLから遠ざかる方向である。これにより、ウインドシールド101で反射された反射光40は、車幅方向Wに沿って車両中央CLから遠ざかる方向へ進む。反射光40が車両100の側方へ向けて進むことで、反射光40が車両100の搭乗者から視認されにくい。
[実施形態の変形例]
投射装置3の配置は、上記実施形態で例示された配置には限定されない。例えば、投射装置3の位置は、ホログラム2よりも車両中央CLから遠い位置であってもよい。この場合、投射装置3によって投射される表示光10が進む方向は、車幅方向Wに沿って車両中央CLに近づく方向となる。投射装置3は、ウインドシールド101によって反射される表示光10が車幅方向WにおいてアイレンジERとは異なる方向へ向かうように配置される。
上記実施形態の投射装置3において、規制部5は、表示光10の拡散角度を上限角度γ以下に規制する機能を有していなくてもよい。例えば、反射光40をアイレンジERとは異なる方向へ向かわせるために、規制部5による表示光10の拡散角度の規制が不要であるとする。この場合、規制部5は、表示光10の拡散角度を上限角度γ以下に規制しなくてもよい。
画像表示装置4は、レーザスキャナには限定されない。例えば、画像表示装置4は、TFT-LCD(Thin Film Transistor-Liquid Crystal Display)等によって表示光10を生成する液晶表示装置であってもよい。
上記の実施形態および変形例に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 車両用表示装置
2 ホログラム
3 投射装置
4 画像表示装置
5 規制部
6 ミラー
7 筐体
7a 開口部
8 カバー
9 フィールドレンズ
10 表示光
11 内側ガラス
12 外側ガラス
13 中間膜
21 第一面
22 第二面
30 回折光
31 表示像
40 反射光
41 光源
42 ミラー
100 車両
101 ウインドシールド
102 開口
ER アイレンジ
EP アイポイント
H 車両上下方向
W 車幅方向
L 車両前後方向
WL 回折光の幅
X 画像横方向
Y 画像縦方向
β 拡散角度
γ 上限角度
θ1:第一の角度、 θ2:第二の角度、 θ3:第三の角度θ3、
θ4:第四の角度

Claims (3)

  1. 車両のウインドシールドの内部に配置されている反射型のホログラムと、
    前記ホログラムに向けて表示光を投射する投射装置と、
    を備え、
    前記ホログラムは、前記投射装置から投射された前記表示光を前記車両のアイレンジに向かう回折光として出力し、
    前記投射装置は、前記表示光を出力する画像表示装置と、前記画像表示装置から出力される前記表示光を車幅方向に向けて反射する第一ミラーと、前記第一ミラーによって反射された前記表示光を前記ホログラムに向けて反射する第二ミラーと、を有し、
    前記投射装置は、車幅方向に沿って車両中央から遠ざかる方向に向けて前記表示光を投射し、
    前記投射装置によって前記ホログラムに向けて投射される前記表示光の一部は、前記ウインドシールドの車室側の面において反射されて反射光となり、かつ前記ホログラムに向けて投射される前記表示光の残りの一部は、前記車室側の面によって反射されることなく前記ホログラムに入射して前記回折光として出力され、
    前記投射装置は、前記反射光が車幅方向において前記アイレンジとは異なる方向へ向かうように、かつ前記アイレンジ内の全てのアイポイントに関して、前記反射光がアイポイントとは異なる領域を通過するように配置されている
    ことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記ホログラムは、車両上下方向から見た場合に、前記ホログラムに対する前記表示光の入射角よりも前記ホログラムから出力される前記回折光の出射角を小さくする特性を有する
    請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記投射装置は、前記ホログラムよりも車幅方向における車両中央側に位置している
    請求項1または2に記載の車両用表示装置。
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