JP7141655B2 - 地盤削孔装置及び地盤調査方法 - Google Patents
地盤削孔装置及び地盤調査方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7141655B2 JP7141655B2 JP2017234774A JP2017234774A JP7141655B2 JP 7141655 B2 JP7141655 B2 JP 7141655B2 JP 2017234774 A JP2017234774 A JP 2017234774A JP 2017234774 A JP2017234774 A JP 2017234774A JP 7141655 B2 JP7141655 B2 JP 7141655B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- ground
- load
- delivery device
- turntable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
ボーリングマシンでは、スピンドルを回転させる動力は上下しない構造になっているものの、ロッドを固定して回転させるスピンドルが油圧シリンダーによって上下動を繰り返してロッドを送り出すという点で自動スウェーデン式サウンディング装置と類似した構造である。
また、ロッドの接続作業や、ロッドチャックでの固定作業は指詰め事故や、ツールの落下事故の原因となる作業である。
(1)請求項1、請求項2、請求項6及び請求項7に記載された各発明においては、送り出し装置及びターンテーブルによって、ロッドに回転を加えながら連続的に地盤に貫入させること、又は連続的に引き上げることができる。
したがって、断続的であった調査作業を連続して行えるようになることから、作業効率を向上させることができ、地盤データの精度及び安全性を向上させることができる。
(2)また、ロッドをクランプで挟む作業がなくなるため、指詰め事故が発生しない安全な作業が可能となる。
(3)ターンテーブル自体を回転させることにより、ロッドを軸とした大径の回転体の外周にロッドを回転させる動力を接続するため、公知の地盤削孔装置と同等の大きさの筐体でも、大きな回転力をロッドに与えることができる
(4)請求項3及び請求項8に記載された発明も、前記(1)~(3)と同様な効果が得られるとともに、無限軌道が略面接触状態でロッドを挟持するため、より大きな荷重をロッドに加えることができる。
(5)請求項4及び請求項9に記載された発明も、前記(1)~(3)と同様な効果が得られるとともに、ギヤがロッドと噛み合うため、より大きな荷重をロッドに加えることができる。
(6)請求項5及び請求項10に記載された発明も、前記(1)~(3)と同様な効果が得られるとともに、複数の直径のロッドを容易に装着することができる。
図7乃至図9は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図10乃至図12は本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
図13乃至図15は本発明の第4の実施形態を示す説明図である。
なお、本実施形態においては、その一例としてスウェーデン式サウンディング試験に用いる場合を説明する。
次に、図7乃至図15に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
なお、ウォームギヤ29は左右1対(1組)のみ備えるように構成してもよい。
2:地盤調査装置、 3、3A:ロッド、
4:貫通孔、 5、5A、5B:ターンテーブル、
6、6A、6B:駆動装置、 7:ローラー、
8、8A、8B、8C:送り出し装置、
9:台座、 10:アンカー、
11:貫入時荷重計、 12:引き上げ時荷重計、
13:エンコーダー、 14:筐体、
15:ピニオン、 16:歯、
17:モーター、 18:駆動軸、
19:送り出し装置本体、
20、20A、20B、20C:地盤調査方法、
21:設置工程、
22、22A、22B、22C:付加工程、
23、23A、23B:回転付加工程、
24、24A、24B、24C:貫入工程、
25:引き上げ工程、 26:プーリー、
27:ベルト、 28:無限軌道、
29:ウォームホイールギヤ、 30:ウォームギヤ、
31:小ギヤ、 G:調査対象地盤。
Claims (10)
- 先端部に円錐形状または螺子形状の金属体を備え掘削機能を有した地盤調査装置を有し、調査地盤に挿入されるロッドと、板状で、その中央部に形成され、前記ロッドが貫通可能な貫通孔を有するターンテーブルと、該ターンテーブルを回転させる駆動装置と、前記ターンテーブルに設けられ、前記ロッドを装着可能な送り出し装置と、少なくとも前記ロッドの送り出し量を記録することができるエンコーダーと、少なくとも前記ロッドの押し込み荷重を測定できる貫入時荷重計又は引き抜き時の荷重を測定できる引き上げ時荷重計のいずれかとで構成され、前記送り出し装置は前記ロッドを所定の荷重又は送り出し速度で連続的に送り出し、又は、所定の引き上げ力又は引き上げ速度でロッドを連続的に引き上げることができる地盤削孔装置。
- 前記送り出し装置は、複数個のローラーを用いてロッドを挟み込み、前記ローラーを回転させることによりロッドを連続的に送り出すことを特徴とする請求項1に記載の地盤削孔装置。
- 前記送り出し装置は、少なくとも1対の無限軌道を用いてロッドを挟み込み、前記無限軌道を回転させることによりロッドを連続的に送り出すことを特徴とする請求項1に記載の地盤削孔装置。
- 前記送り出し装置は、対向する少なくとも1対のウォームホイールギヤを用いるとともに、前記ロッドにこのウォームホイールギヤと噛み合うウォームギヤを形成し、前記ウォームホイールギヤを回転させることによりロッドを連続的に送り出すことを特徴とする請求項1に記載の地盤削孔装置。
- 前記送り出し装置の前記ロッドとの接触面は、複数の曲率を組み合わせた断面とすることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の地盤削孔装置。
- 先端部に円錐形状または螺子形状の金属体を備え掘削機能を有した地盤調査装置を有し、調査地盤に挿入されるロッドと、板状で、その中央部に形成され、前記ロッドが貫通可能な貫通孔を有するターンテーブルと、該ターンテーブルを回転させる駆動装置と、前記ターンテーブルに設けられ、前記ロッドを装着可能な送り出し装置と、少なくとも前記ロッドの送り出し量を記録することができるエンコーダーと、少なくとも前記ロッドの押し込み荷重を測定できる貫入時荷重計又は引き抜き時の荷重を測定できる引き上げ時荷重計のいずれかとからなる地盤削孔装置を調査対象地盤の地面に設置する設置工程と、該設置工程後に、少なくとも前記送り出し装置により前記ロッドに所定の荷重若しくは送り出し速度を付加する付加工程、前記ロッドに回転を加える回転付加工程、所定の深さまで連続的に前記ロッドを貫入させる貫入工程、又は連続的に前記ロッドを引き上げる引き上げ工程のいずれかを行う地盤調査方法。
- 前記送り出し装置は、複数個のローラーを用いてロッドを挟み込み、前記ローラーを回転させることによりロッドを連続的に送り出すことを特徴とする請求項6に記載の地盤調査方法。
- 前記送り出し装置は、少なくとも1対の無限軌道を用いてロッドを挟み込み、前記無限軌道を回転させることによりロッドを連続的に送り出すことを特徴とする請求項6に記載の地盤調査方法。
- 前記送り出し装置は、対向する少なくとも1対のウォームホイールギヤを用いるとともに、前記ロッドにこのウォームホイールギヤと噛み合うウォームギヤを形成し、前記ウォームホイールギヤを回転させることによりロッドを連続的に送り出すことを特徴とする請求項6に記載の地盤調査方法。
- 前記送り出し装置の前記ロッドとの接触面は、複数の曲率を組み合わせた断面とすることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の地盤調査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017234774A JP7141655B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | 地盤削孔装置及び地盤調査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017234774A JP7141655B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | 地盤削孔装置及び地盤調査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019100138A JP2019100138A (ja) | 2019-06-24 |
JP7141655B2 true JP7141655B2 (ja) | 2022-09-26 |
Family
ID=66976349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017234774A Active JP7141655B2 (ja) | 2017-12-07 | 2017-12-07 | 地盤削孔装置及び地盤調査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7141655B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7039702B2 (ja) | 2018-07-02 | 2022-03-22 | 富士フイルム株式会社 | 加飾フィルム、加飾方法、加飾成型体の製造方法、及び、加飾成型フィルム |
KR102077782B1 (ko) * | 2019-09-25 | 2020-02-14 | 재단법인 그린환경연구원 | 와이어 메시 토양시료 샘플러 |
JP7454323B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-03-22 | 日東精工株式会社 | 自動貫入試験機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001020268A (ja) | 1999-07-13 | 2001-01-23 | Kiso Jiban Consultants Kk | 抵抗体貫入・回転式地盤探査装置 |
JP2011149151A (ja) | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Okimoto Tamada | 海底地下探査掘削機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
HU195559B (en) * | 1984-09-04 | 1988-05-30 | Janos Fenyvesi | Drilling rig of continuous operation |
JPH0412292Y2 (ja) * | 1987-08-25 | 1992-03-25 | ||
JP2755545B2 (ja) * | 1993-04-13 | 1998-05-20 | 株式会社国土基礎 | 土質測定装置 |
JPH108447A (ja) * | 1996-06-24 | 1998-01-13 | Hokoku Eng Kk | 貫入試験方法とその装置 |
US6039508A (en) * | 1997-07-25 | 2000-03-21 | American Piledriving Equipment, Inc. | Apparatus for inserting elongate members into the earth |
-
2017
- 2017-12-07 JP JP2017234774A patent/JP7141655B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001020268A (ja) | 1999-07-13 | 2001-01-23 | Kiso Jiban Consultants Kk | 抵抗体貫入・回転式地盤探査装置 |
JP2011149151A (ja) | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Okimoto Tamada | 海底地下探査掘削機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019100138A (ja) | 2019-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7141655B2 (ja) | 地盤削孔装置及び地盤調査方法 | |
JP6112663B2 (ja) | 原位置岩盤試験方法及び試験装置 | |
CN111175121B (zh) | 巷道围岩钻孔卸压相似模拟试验系统及使用方法 | |
CN111236221A (zh) | 一种旋挖桩的施工工艺 | |
CN112362373B (zh) | 一种模拟岩层围压的冲击破岩试验台 | |
CN1009967B (zh) | 井眼地震波接收器 | |
JP2022530697A (ja) | 崩壊区間用電柱組立装置及び施工方法 | |
CN112345283B (zh) | 一种铣槽机多截齿相互作用冲击破岩试验机 | |
CN106353193A (zh) | 一种新型的海洋工程柔顺性管缆拉扭组合测试装置 | |
KR102130722B1 (ko) | 스퍼드 장치, 이를 가지는 잭업 리그 및 지반 모니터링을 이용한 스퍼드캔 고정 방법 | |
CA2804438A1 (en) | Method and apparatus for measuring helical pile installation torque | |
CN206057089U (zh) | 一种新型的海洋工程柔顺性管缆拉扭组合测试装置 | |
JP7425853B2 (ja) | 線状体設置装置 | |
Yang et al. | Automatic monitoring of inserting or retrieving SPT sampler in drillhole | |
JP2007169988A (ja) | 支持杭の圧入方法および載荷試験方法 | |
KR20150045014A (ko) | 스퍼드 장치, 이를 가지는 잭업 리그, 그리고 스퍼드캔 고정 및 인발 방법 | |
CN215116833U (zh) | 一种地震检波器安装机 | |
CN116221496A (zh) | 地源热泵竖埋管下管装置及地源热泵竖埋管施工方法 | |
JP2013019235A (ja) | 土質の測定方法とこれに用いる土質の測定装置 | |
JP7348157B2 (ja) | 摩擦係数測定装置および摩擦係数測定方法 | |
CN214844546U (zh) | 一种土体剪切盒以及具有该剪切盒的实验系统 | |
JP6767700B2 (ja) | 偏心継手及びそれを用いた地盤調査機 | |
CN211080334U (zh) | 一种单桩抗拔静载试验设备 | |
CN113358493A (zh) | 一种土体剪切盒以及具有该剪切盒的实验系统及其方法 | |
JP3898986B2 (ja) | 自動貫入試験機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20211117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220523 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220823 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220901 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7141655 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |