これを鑑み、本願の実施例はカリキュラムパッケージの開発方法及び装置、システム、デバイス及び記憶媒体を提供する。
本願の実施例にかかる技術的解決手段はこのように実現するものである。
第1態様において、本願の実施例は、クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信することと、前記クライアント端末の実行命令を受信し、前記カリキュラム情報に含まれる実験を実行することと、前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信することと、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成することと、を含むカリキュラムパッケージの開発方法を提供する。このようにして、開発プラットフォームのサーバーで、作成した実験を試行して、実際の使用シーンをシミュレーションし、それによりカリキュラムパッケージ全体の開発プロセスをオンラインで実行し、環境が一致しない等の問題を回避し、カリキュラムパッケージの開発効率を大幅に向上することができる。
本願の実施例において、前記方法は、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを生成し、前記クライアント端末に送信して表示を行うこと、又は、受信されたプレビュー命令に応答し、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果のプレビューインターフェースを生成し、前記クライアント端末に送信して表示すること、をさらに含む。このようにして、開発者はプレビューインターフェースで実験の配置レイアウト及び/又は実験の実行結果をプレビューし、それにより実験内容を便利且つ迅速に修正することに役立つ。
本願の実施例において、前記クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信することは、第1クライアント端末から送信された、前記実験を編集するための編集命令を受信することであって、前記クライアント端末が前記第1クライアント端末を含みことと、前記編集命令を分析し、前記実験の実験情報を得ることと、を含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントはアイデンティティ情報が予め設定された条件を満たす協力者のアカウントであり、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。このようにして、カリキュラムパッケージの開発者(例えば、カリキュラムパッケージの所有者)は、協力開発者、即ち協力者を誘い、協力者又は開発者毎に異なる権限を設定することができ、それによりカリキュラムパッケージを効率的に編集する。
本願の実施例において、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムを生成することは、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成することができるように、第2クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージ提出命令を受信することを含み、前記クライアント端末が前記第2クライアント端末を含み、前記第2クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。このようにして、カリキュラムパッケージの所有者はクライアント端末を介して提出命令を送信した後、カリキュラムパッケージの効果的なデプロイを実現することができる。
本願の実施例において、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成した後、前記方法は、前記クライアント端末から送信された、前記カリキュラム情報を更新するための更新命令を受信することと、前記更新命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を更新し、更新されたカリキュラムパッケージを得ることと、前記更新されたカリキュラムパッケージをデータベースに保存し、及び/又は、前記更新されたカリキュラムパッケージを前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイすることと、をさらに含む。このようにして、旧いバージョンのカリキュラムパッケージを保存できるだけでなく、また更新されたバージョンのカリキュラムパッケージも保存することができ、開発者は新旧カリキュラムパッケージを確認することができ、また新しいカリキュラムパッケージをデプロイすることができ、使用者が最新バージョンのカリキュラムパッケージを使用できるようにする。
本願の実施例において、前記方法は、第3クライアント端末から送信されたその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信することであって、前記クライアント端末が第1クライアント端末及び前記第3クライアント端末を含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記第3クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージと異なる前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントであることと、前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を前記カリキュラムパッケージと統合し、総合カリキュラムパッケージを取得することと、前記第3クライアント端末又は前記第1クライアント端末から送信された、前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を受信することと、前記総合カリキュラムパッケージを編集する編集命令に応答し、前記総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を編集することと、を含む。このようにして、カリキュラムパッケージにおける実験の再利用性を実現することができ、開発効率の向上に役立つ。
本願の実施例において、前記カリキュラム情報はインポート命令及び実験ステップを含み、対応的に、前記カリキュラム情報に含まれる実験を実行することは、実験の実行に必要なデータパッケージ集合をインポートするために前記インポート命令を実行することと、前記実験ステップが依存する前記データパッケージ集合に基づき、前記実験ステップを実行することと、を含む。このようにして、実験を実行する時に事前にパッケージをインポートすることにより、使用者の実験を扱う難易度を低減し、開発したカリキュラムパッケージの使用の利便性を向上させることができる。
本願の実施例において、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成することは、前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、提示情報及び前記実行結果を前記クライアント端末に送信することであって、前記提示情報は前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことをユーザーに提示することに用いられることと、受信した前記クライアント端末で入力された調整命令に基づき、前記カリキュラム情報を調整し、調整後のカリキュラム情報を得ることと、前記調整後のカリキュラム情報における実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たしたことに応答し、前記調整後のカリキュラム情報に対応するカリキュラムパッケージを、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージとして決定することと、を含む。このようにして、予め設定された実験結果を満たさない実験を調整し、開発した実験の精度を向上させる。
本願の実施例において、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成した後、前記方法は、予め設定された語彙ライブラリを使用して前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を審査し、及び/又は、管理者端末に前記カリキュラムパッケージを審査するメッセージを送信することと、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報の審査合格に応答し、及び/又は、前記管理者端末から送信された前記カリキュラムパッケージの審査合格の通知の受信に応答し、前記カリキュラムパッケージを前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイすることと、をさらに含む。このようにして、カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を審査することにより、デプロイするカリキュラムパッケージをデプロイ基準に適合させ、カリキュラムパッケージの品質向上に役立つ。
本願の実施例において、前記方法は、開発者が前記クライアント端末で入力したログイン情報を受信したことに応答し、前記開発者が入力テンプレートを介して前記カリキュラム情報を編集することができるように、前記クライアント端末に前記カリキュラム情報の前記入力テンプレートを送信することをさらに含む。このようにして、異なる開発者に対して同じ入力テンプレートを出力し、それにより前記開発者が前記入力テンプレートを介して前記カリキュラム情報を編集し、入力したカリキュラム情報の規範性を向上させる。
本願の実施例において、前記方法は、管理者端末が送信カリキュラムパッケージした権限設定命令を受信したことに応答し、前記カリキュラムパッケージの開発者のアカウントの権限を設定することをさらに含む。このようにして、カリキュラムパッケージの開発者の管理を統一した。
本願の実施例において、カリキュラムパッケージが前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされていない状態において、前記カリキュラムパッケージにおける実験の実行に対応する実行環境は、前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームでの前記カリキュラムパッケージにおける実験の実行に対応する実行環境と同じである。このようにして、前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされていない状態において、前記カリキュラムパッケージにおける実験の実行に対応する実行環境は、カリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされている状態において、カリキュラムアプリケーションプラットフォームでの前記カリキュラムパッケージおける実験の実行に対応する実行環境と同じであり、カリキュラムパッケージ環境が一致しないことによる煩雑なステップを回避する。
第2態様において、本願の実施例の更なるカリキュラムパッケージの開発方法は、カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を取得し、サーバーに前記カリキュラム情報を送信することと、前記カリキュラム情報に含まれる実験の実行命令を受信したことに応答し、前記サーバーに前記実行命令を送信することと、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報に含まれる実験の実行結果を受信し、表示することと、を含む。このようにして、開発者が実行結果に基づき、クライアント端末で実験ステップを編集又は修正することができるように、クライアント端末に実験の実行結果を表示する。
本願の実施例において、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、前記カリキュラム情報の調整命令を受信し、前記サーバーに前記調整命令を送信し、それによって調整後のカリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにする。このようにして、開発者はクライアント端末でカリキュラム情報調整を調整する命令を直接入力することができ、カリキュラム情報の修正を便利且つ迅速に実現することができる。
本願の実施例において、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たすことに応答し、前記カリキュラムパッケージの提出命令を受信し、前記サーバーに前記提出命令を送信し、前記カリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにする。このようにして、実行結果が予め設定された実験結果を満たしたカリキュラムパッケージを、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイすることにより、デプロイされたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報の精度を向上させる。
本願の実施例において、前記方法は、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを表示することをさらに含む。このようにして、開発者がクライアント端末で表示されたプレビューインターフェースで実験の配置レイアウト及び/又は実験の実行結果を直接プレビューすることができるようにする。
本願の実施例において、前記方法は、受信されて前記プレビューインターフェースによってフィードバックされた、前記カリキュラム情報を修正するための修正命令を、前記サーバーに送信し、それによって前記サーバーに、前記修正命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を修正させることをさらに含む。このようにして、開発者はプレビューインターフェースでカリキュラム情報を直接修正することができ、また、プレビュー画面を終了させ、修正インターフェースでカリキュラム情報を修正することもできる。
本願の実施例において、前記方法は、前記協力開発クライアント端末の使用者を誘って前記カリキュラムパッケージを共同で開発することができるように、協力開発クライアント端末に招待命令を送信することをさらに含み、前記協力開発クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された開発条件を満たした協力者のアカウントである。このようにして、複数の開発者は複数のクライアント端末を介して同時にカリキュラムの開発を行い、カリキュラムの開発効率の向上及びカリキュラム情報の充実性の向上に役立つ。
本願の実施例において、前記協力開発クライアント端末の使用者を誘って前記カリキュラムパッケージを共同で開発することができるように、協力開発クライアント端末に招待命令を送信した後、前記協力開発クライアント端末から送信された招待同意情報を受信したことに応答し、前記協力開発クライアント端末の開発権限を設定することをさらに含み、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。このようにして、協力者の権限を制限し、開発チームの純粋性を向上させる。
本願の実施例において、前記方法は、前記サーバーが前記更新命令に基づき、カリキュラム情報を更新カリキュラムパッケージし、更新されたカリキュラムパッケージを得るために、前記サーバーに前記カリキュラム情報を更新するための更新命令を送信することをさらに含む。このようにして、カリキュラムパッケージのカリキュラム情報の適時な更新を実現した。
本願の実施例において、前記方法は、前記サーバーにその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を送信することと、前記サーバーから返信された総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信することと、前記サーバーが前記総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を編集することができるように、前記サーバーに前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を送信することと、を含み、前記その他のカリキュラムパッケージが、前記カリキュラムパッケージと異なるその他のカリキュラムパッケージであり、現在のクライアント端末のログインアカウントが、前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記総合カリキュラムパッケージは前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を前記カリキュラムパッケージと統合した後に得られたカリキュラムパッケージである。このようにして、カリキュラムパッケージにおける実験の再利用性を実現した。
第3態様において、本願の実施例は、カリキュラムパッケージの審査情報を取得することと、前記カリキュラムパッケージの取得命令を受信したことに応答し、審査対象の前記カリキュラムパッケージを取得して表示することと、前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を受信したことに応答し、前記サーバーが前記カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイすることができるように、サーバーに前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を送信することと、を含むカリキュラムパッケージの開発方法を提供する。このようにして、管理者端末でカリキュラム情報を審査した後、審査に合格したカリキュラムパッケージは、該カリキュラムパッケージのカリキュラム情報がデプロイ基準に適合し、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできることを表し、それによりカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされるカリキュラムパッケージの品質を向上させる。
本願の実施例において、前記方法は、前記開発者が前記カリキュラムパッケージを開発することができるように、予め設定された開発条件を満たす開発者のアカウントのために前記カリキュラムパッケージを開発する権限を有効にすることをさらに含む。このようにして、予め設定された条件に適合する開発者のアカウントに前記カリキュラムパッケージを開発する権限を付与し、開発チームを効率的に管理することができ、それによりカリキュラムパッケージの品質を向上させる。
第4態様において、本願の実施例は、クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信するように構成された第1受信モジュールと、前記クライアント端末の実行命令を受信し、前記カリキュラム情報に含まれる実験を実行するように構成された第1実行モジュールと、前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信するように構成された第1送信モジュールと、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成するように構成された第1生成モジュールと、を含むカリキュラムパッケージの開発装置を提供する。
本願の実施例において、前記装置は、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを生成し、前記クライアント端末に送信して表示するための第2生成モジュール、又は、受信されたプレビュー命令に応答し、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果のプレビューインターフェースを生成し、前記クライアント端末に送信して表示するための第3生成モジュール、をさらに含む。
本願の実施例において、前記第1受信モジュールは、第1クライアント端末から送信された、前記実験を編集するための編集命令を受信し、前記編集命令を分析し、前記実験の実験情報を得るための第1受信サブモジュールを含み、前記クライアント端末が前記第1クライアント端末を含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された条件を満たした協力者のアカウントであり、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。
本願の実施例において、前記第1生成モジュールは、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成することができるように、第2クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージの提出命令を受信するための第1生成サブモジュールを含み、前記クライアント端末が前記第2クライアント端末を含み、前記第2クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。
本願の実施例において、前記装置は、前記クライアント端末から送信された、前記カリキュラム情報を更新するための更新命令を受信するための第2受信モジュールと、前記更新命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を更新し、更新されたカリキュラムパッケージを得るための第1更新モジュールと、前記更新されたカリキュラムパッケージをデータベースに保存し、及び/又は、前記更新されたカリキュラムパッケージを前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイするための第1デプロイモジュールと、をさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、第3クライアント端末から送信された、その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信するための第3受信モジュールであって、前記クライアント端末が第1クライアント端末及び前記第3クライアント端末を含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記第3クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージと異なる前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントである第3受信モジュールと、前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を前記カリキュラムパッケージと統合し、総合カリキュラムパッケージを取得するための第1統合モジュールと、前記第3クライアント端末又は前記第1クライアント端末から送信された、前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を受信するための第4受信モジュールと、前記総合カリキュラムパッケージを編集する編集命令に応答し、前記総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を編集するための第1編集モジュールと、をさらに含む。
本願の実施例において、前記カリキュラム情報はインポート命令及び実験ステップを含み、対応的に、前記第1実行モジュールは、実験の実行に必要なデータパッケージ集合をインポートするために前記インポート命令を実行するための第1実行サブモジュールと、前記実験ステップが依存する前記データパッケージ集合に基づいて前記実験ステップを実行するための第2実行サブモジュールと、を含む。
本願の実施例において、前記第1生成モジュールは、前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、提示情報及び前記実行結果を前記クライアント端末に送信するための第1送信サブモジュールであって、前記提示情報が、前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことをユーザーに提示することに用いられる、第1送信サブモジュールと、受信した前記クライアント端末で入力された調整命令に基づき、前記カリキュラム情報を調整し、調整後のカリキュラム情報を得るための第1調整サブモジュールと、前記調整後のカリキュラム情報における実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たしたことに応答し、前記調整後のカリキュラム情報に対応するカリキュラムパッケージを、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージとして決定するための第1決定サブモジュールと、を含む。
本願の実施例において、前記装置は、予め設定された語彙ライブラリを使用して前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を審査し、及び/又は、管理者端末に前記カリキュラムパッケージを審査するメッセージを送信するための第1審査モジュールと、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報の審査合格に応答し、及び/又は、前記管理者端末から送信された前記カリキュラムパッケージの審査合格の通知の受信に応答し、前記カリキュラムパッケージを前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイするための第2デプロイモジュールと、をさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、開発者が前記クライアント端末で入力したログイン情報を受信したことに応答し、前記開発者が入力テンプレートを介して前記カリキュラム情報を編集することができるように、前記クライアント端末に前記カリキュラム情報の前記入力テンプレートを送信するための第2送信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記カリキュラムパッケージを受信した管理者端末から送信された権限設定命令を受信したことに応答し、前記カリキュラムパッケージの開発者のアカウントの権限を設定するための第1設定モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、カリキュラムパッケージが前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされていない状態において、前記カリキュラムパッケージにおける実験の実行に対応する実行環境は、前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームでの前記カリキュラムパッケージにおける実験の実行に対応する実行環境と同じである。
第5態様において、本願の実施例は、カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を取得し、サーバーに前記カリキュラム情報を送信するように構成された第1取得モジュールと、前記カリキュラム情報に含まれる実験の実行命令を受信したことに応答し、前記サーバーに前記実行命令を送信するように構成された第2送信モジュールと、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報に含まれる実験の実行結果を受信して表示するように構成された第5受信モジュールと、を含むカリキュラムパッケージの開発装置を提供する。
本願の実施例において、前記装置は、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、前記カリキュラム情報の調整命令を受信し、前記サーバーに前記調整命令を送信し、それによって調整後のカリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにするように構成された第6受信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たすことに応答し、前記カリキュラムパッケージの提出命令を受信し、前記サーバーに前記提出命令を送信し、前記カリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにするための第7受信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを表示するための第1表示モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、受信されて前記プレビューインターフェースによってフィードバックされた、前記カリキュラム情報を修正するための修正命令を、前記サーバーに送信し、それによって前記サーバーに、前記修正命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を修正させるための第3送信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記協力開発クライアント端末の使用者を誘って前記カリキュラムパッケージを共同で開発することができるように、協力開発クライアント端末に招待命令を送信するための第1招待モジュールをさらに含み、前記協力開発クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された開発条件を満たした協力者のアカウントである。
本願の実施例において、前記装置は、前記協力開発クライアント端末から送信された招待同意情報を受信したことに応答し、前記協力開発クライアント端末の開発権限を設定するための第2設定モジュールをさらに含み、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。
本願の実施例において、前記装置は、前記サーバーが更新命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を更新し、更新されたカリキュラムパッケージを得ることができるように、前記サーバーに前記カリキュラム情報を更新するための前記更新命令を送信するための第2更新モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記サーバーにその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を送信するための第4送信モジュールと、前記サーバーから返信された総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信するための第8受信モジュールと、前記サーバーが前記統合座パッケージのカリキュラム情報を編集するために、前記サーバーに前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を送信するための第5送信モジュールと、を含み、前記その他のカリキュラムパッケージが、前記カリキュラムパッケージと異なるその他のカリキュラムパッケージであり、現在のクライアント端末のログインアカウントが、前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記総合カリキュラムパッケージは前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を前記カリキュラムパッケージと統合した後に得られたカリキュラムパッケージである。
第6態様において、本願の実施例は、カリキュラムパッケージの審査情報を取得するように構成された第2取得モジュールと、前記カリキュラムパッケージの取得命令を受信したことに応答し、審査対象の前記カリキュラムパッケージを取得して表示するように構成された第3取得モジュールと、前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を受信したことに応答し、前記サーバーが前記カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイすることができるように、サーバーに前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を送信するように構成された第6送信モジュールと、を含むカリキュラムパッケージの開発装置を提供する。
本願の実施例において、前記装置は、前記開発者が前記カリキュラムパッケージを開発することができるように、予め設定された開発条件を満たす開発者のアカウントのために前記カリキュラムパッケージを開発する権限を有効にするための第1開発モジュールをさらに含む。
第7態様において、本実施例は少なくとも、第1態様に記載された方法及びステップを実現するように構成されたサーバーと、第2態様に記載された方法及びステップを実現するように構成されたクライアント端末と、を含むカリキュラムパッケージの開発システムを提供する。
本願の実施例において、前記開発システムは、第3態様に記載された方法及びステップを実現するように構成された管理者端末をさらに含む。
本願の実施例は、実行された後に第1態様に記載の方法のステップを実現することができ、又は第2態様に記載の方法のステップを実現することができ、又は第3態様に記載の方法のステップを実現することができるコンピュータ実行可能な命令が記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供する。
本願の実施例は、コンピュータ実行可能な命令が記憶されたストレージと、前記ストレージ内のコンピュータ実行可能な命令を実行する時に第1態様に記載の方法のステップを実現することができ、又は第2態様に記載の方法のステップを実現することができ、又は第3態様に記載の方法のステップを実現することができるプロセッサーと、を含むコンピュータデバイスを提供する。
本願の実施例は、実行された後に本願の実施例が提供する第1態様に記載の方法のステップを実現することができ、又は第2態様に記載の方法のステップを実現することができ、又は第3態様に記載の方法のステップを実現することができるコンピュータ実行可能な命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。
本願の実施例において、クライアント端末でカリキュラム情報を作成し、開発プラットフォームのサーバーの環境を直接使用してカリキュラムの実験を実行し、それによりプロセス全体をオンラインで行い、ローカル環境と実行環境とを一致させる等の操作を減少させ、カリキュラムの開発効率を向上させることができる。
明細書に含められて明細書の一部を構成する添付の図面は、本発明の実施例を示しており、明細書と共に本発明の技術的解決手段を説明することに用いられる。
本願の実施例の目的、技術的解決手段及び利点をさらに明確にするために、以下では本願の実施例における図面と組み合わせ、発明の具体的な技術的解決手段をより詳細に説明する。以下の実施例は本願を説明するものであるが、本願の範囲を制限するものではない。
本実施例は実験カリキュラムパッケージの開発及び作成をオンラインで行うことができるカリキュラムパッケージの開発方法を提供し、このようにして実験作成プロセスにおいて試行することができ、実験プラットフォームにおける実行効果を見ることができ、実験作成と実験実行の環境を一致させることにより、ローカルのデプロイ環境と実験実行の環境が一致しない問題を回避することができ、それによりカリキュラムアプリケーションプラットフォームのカリキュラム開発者のために便利で、直感的で、効率的なカリキュラム開発ツールを提供する。
本願の実施例はカリキュラムパッケージの開発方法を提供し、その実行本体は、例えば端末、サーバー等計算処理能力を有する電子デバイス又はそれらで構成されるデバイスクラスタのようなカリキュラムパッケージの開発に用いられる電子デバイス又はデバイスクラスタであってもよく、端末は、例えばパーソナルコンピュータ、スマートデバイス、車載端末等である。いくつかの実施可能な方式において、該方法はプロセッサーがストレージに記憶されたコンピュータ読み取り可能な命令を呼び出すことにより実現できる。図1は本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの開発方法の実現フローチャートであり、図1に示すように、図1に示す方法と組み合わせて説明する。
ステップS101、クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信する。いくつかの実施可能な方式において、前記クライアント端末はカリキュラムパッケージの開発を行うことができるカリキュラム開発プラットフォームのクライアント端末であり、具体的にはブラウザ又は専用のアプリケーションプログラム等、任意のフロントエンドであってもよい。カリキュラム情報は少なくとも、カリキュラムパッケージの基本情報及び含まれる実験を含み、ここで、基本情報は、カリキュラム名称、カリキュラム表紙、カリキュラム紹介(授業目標、知識ポイント等を含む)及びカリキュラムに必要なアプリケーションプログラムインターフェース(Application Programming Interface、API)等を含み、含まれる実験は実験の目録及び各実験の情報を含む。ここで、各実験の情報は、実験の基本情報(実験名称、実験の相互作用のタイプ、地図又は画像データ、実験の実行に必要な依存パッケージ、前処理コード等を含む)、実験説明、実験のステップ(各ステップに係る知識ポイント、指導性説明、実験コード、実行エンジンのデプロイ等)及び実験のまとめを含んでもよい。また、分類と検索を行うために、カリキュラム情報はカリキュラムパッケージ及び/又は実験のバージョン番号、タグ等をさらに含んでもよい。任意選択的に、開発者はクライアント端末を介してカリキュラム開発プラットフォームにログインすることができ、カリキュラム開発プラットフォームのサーバーは開発者がクライアント端末を介して送信したカリキュラム開発命令を受信した時、クライアント端末にカリキュラム情報入力テンプレートを送信することができ、開発者はクライアント端末を介してカリキュラム情報を入力した後、サーバーに送信してカリキュラムパッケージを作成することができる。これにより、規範化されたテンプレートを介して、カリキュラムの開発者は手軽にカリキュラムを開発することができ、規範化された様式でカリキュラム情報を入力することにより、カリキュラムパッケージがさらに規範化され、カリキュラムの開発プロセスが手軽で効率的になる。
ステップS102、前記クライアント端末の実行命令を受信し、前記カリキュラム情報に含まれる実験を実行する。いくつかの実施可能な方式において、前記実行命令は開発者がクライアント端末で入力するものであり、例えば、開発者は、カリキュラム情報における実験を実行するために、クライアント端末で実行命令を入力し、又は「実行」ボタンをクリックする。いくつかの具体的な例において、該実験は人工知能案件を実現する任意の1種、例えば、ターゲット識別、歩行者検出又は走行軌跡予測等であってもよい。一具体的な例において、開発者は該カリキュラムパッケージの開発プロセスにおいて、実験の実行結果を試行又はプレビューすることができ、試行又はプレビューする時、実験の実行はTCPに基づく全二重通信プロトコル(WebSocket)を介して実験のプレビューインターフェースと人工知能エンジンとの間の通信を保持し、人工知能エンジンは該実験内容を実行し、実行プロセスにおいて、機械学習コードにより必要な高性能な深層学習フレームを呼び出して、演算を最適化、加速し、最後に、人工知能エンジンの実行プロセス及び実験の実行結果はリアルタイムにクライアント端末にフィードバックされ、又は対応するプレビューインターフェースを生成してクライアント端末に送信し、クライアント端末は、開発者が実験内容のレイアウトをリアルタイムにプレビューするために、プレビューインターフェースを生成することができ、例えば、クライアント端末に表示されるプレビューインターフェースにおいて、歩行者を識別することができるという実験の実行結果、即ち歩行者識別結果、及び該実験が含む複数の試験ステップ等をプレビューすることができる。実験の開発又は編集のプロセスにおいて、クラアイアンはリアルタイムにプレビューインターフェースを生成することができ、プレビューインターフェースを自動的に表示又はユーザーが入力したプレビュー命令を受信した(例えば、「プレビュー」ボタンをクリックする)後に表示することができ、例えば、実験内容の配置レイアウト又は実験試行の実行結果を表示する。従って、カリキュラムパッケージの開発ツールは手軽で、直感的で、効率的等の特徴を具備し、カリキュラムパッケージの開発効率を最大限高める。前記のカリキュラム情報に含まれる実験の実行は、一具体的な例において、該カリキュラム開発プラットフォームのサーバーで試行し、このようにしてサーバーの環境を直接使用することにより、「ローカルのデプロイ環境と実験実行の環境が一致しないことによりデプロイ環境を繰り返し調整する」という問題を回避することができる。該カリキュラム開発プラットフォームは開発者のために事前に開発の言語環境を配置することができ、例えばPython言語環境をプリインストールし、Pythonは強くバージョンに依存する言語であるため、環境の一致性により多くの不要な繰り返し作業を回避することができ、それにより開発者がカリキュラムコンテンツの開発に集中し開発効率の向上に役立つ。任意選択的に、該開発プラットフォームの実験試行環境はカリキュラムアプリケーションプラットフォーム(例えば、教育支援プラットフォーム)の実験実行環境と一致するように設定することができ、それにより実験試行環境と実験プラットフォームの実験実行環境とを一致させ、開発環境と使用環境が一致しないことによりカリキュラムパッケージが使用困難となる問題を解決することができる。同時に、プレビュー及び試行時、該プレビューインターフェースはカリキュラムアプリケーションプラットフォームの実際の表示インターフェースと同じに設定することもでき、それにより開発者がプレビューインターフェースを介して実験内容のカリキュラムアプリケーションプラットフォームにおける実際の配置レイアウトを確認し、さらに実験のカリキュラムアプリケーションプラットフォームにおける実際の実行結果を確認することができ、開発者がプレビューインターフェースに基づき調整しやすく、実験の実際の使用時に満足するレイアウト効果と実験結果を得ることができる。
ステップS103、前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信する。いくつかの実施可能な方式において、実験の実行結果をクライアント端末に送信した後、クライアント端末の表示インターフェースに表示し、開発者は判断によって実行結果を判断し、それにより実行結果を該実験の設定された目的に適合させるために、カリキュラム情報を調整する。当然ながら、前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信した後、調整する必要なく、一回の実行後にカリキュラムパッケージを直接生成する可能性があるため、開発者は実験の実行結果が実験の設定された目的に適合していることを確認した状況において、以下のステップS104を直接実行することもできる。
ステップS104、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成する。いくつかの実施可能な方式において、カリキュラムアプリケーションプラットフォームは使用者のためにカリキュラムパッケージを提供するプラットフォームであり、具体的には教育支援プラットフォーム又はカリキュラムパッケージストア等であってもよい。カリキュラム開発プラットフォームはカリキュラムアプリケーションプラットフォームと相互に独立した異なるプラットフォームであってもよく、カリキュラムアプリケーションプラットフォーム上の開発ツールであってもよい。実験の実行結果が実験の予め設定された目的に適合していることが決定した後、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージとして自動的に又はクライアント端末が入力したカリキュラムパッケージの提出命令に基づき、カリキュラムパッケージを生成することができ、その後、前記カリキュラムパッケージをデータベースに保存し、それにより開発者がカリキュラムパッケージ内のカリキュラム情報を随時更新し、新バージョンのカリキュラムパッケージを形成できる。前記カリキュラムパッケージが前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされていない状態において、前記カリキュラムパッケージ内の実験を実行するのに対応する実行環境は、前記カリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされている状態において、前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームで前記カリキュラムパッケージ中の実験を実行するのに対応する実行環境と同じであり、例えばカリキュラム開発プラットフォームとカリキュラムアプリケーションプラットフォームの両方が同じサーバー等のバックエンド実行デバイスを使用するように設定できる。このようにして、環境の不一致による煩雑なステップを回避する。本願の実施例において、クライアント端末で実験を作成し、サーバーの環境を直接使用して実験を試行し、クライアント端末で直接カリキュラム情報を入力し、カリキュラムコンテンツを生成し、含まれる実験を計画し、実験内容を改善し、必要なファイルをアップロードすることができ、開発プラットフォームのサーバーで、作成した実験を試行し、実際の使用シーンをシミュレートすることができ、それによりカリキュラムパッケージ全体の開発プロセスをオンラインで実行し、環境が一致しない等の問題を回避し、カリキュラムパッケージの開発効率を大幅に向上させることができる。
その他の実施例において、異なる開発者が入力したカリキュラム情報の規範性を向上させるために、ステップS101において、クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信する前に、前記方法は、開発者が前記クライアント端末で入力したログイン情報を受信したことに応答し、前記開発者が入力テンプレートを介して前記カリキュラム情報を編集することができるように、前記クライアント端末に前記カリキュラム情報の前記入力テンプレートを送信することをさらに含む。このようにして、異なる開発者のために同じ入力テンプレートを出力し、それにより前記開発者が前記入力テンプレートを介して前記カリキュラム情報を編集し、入力したカリキュラム情報の規範性を向上させる。
本願の実施例はカリキュラムパッケージの開発方法を提供し、その実行本体はカリキュラムパッケージを開発するサーバーであってもよく、図2Aは本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの開発方法の別の実現フローチャートであり、図2Aに示す方法において、カリキュラムパッケージはインポート命令及び実験ステップを含み、図2Aに示す方法と組み合わせて説明する。
ステップS201、クライアント端末から送信されたインポート命令及び実験ステップを受信する。いくつかの実施可能な方式において、カリキュラム開発プラットフォーム全体は上、中、下の三層に分けることができる、上層はクライアント端末アプリケーション層であり、中層はコアサービス層であり、下層は基礎リソース層である。ここで、クライアント端末アプリケーション層はヒューマンマシンインタラクションを担当し、カリキュラムパッケージの開発者にブラウザに基づく使用体験を提供する。コアサービス層はクライアント端末アプリケーション層と基礎リソース層との間に位置し、カリキュラム開発と管理に関連するサービス論理の実現に用いられ、カリキュラム開発、実験開発、ユーザー管理、権限管理等を含み、コアサービス層はデータベース、ファイル保存及びメッセージキュー等のミドルウェアをさらに含む。基礎リソース層は中央演算処理装置(Central Processing Unit、CPU)クラスタ、画像処理装置(Graphics Processing Unit、GPU)クラスタ、記憶クラスタ及び高速ネットワーク等の物理リソースを含み、クライアント端末アプリケーション層及びコアサービス層の正常な実行に対する低レベルサポートを提供し、GPUクラスタは人工知能(Artificial Intelligence、AI)エンジンの強力な演算能力を保障する。このようにして、開発者はクライアント端末でカリキュラム情報を入力し、クライアント端末はカリキュラム情報をコアサービス層に伝達し、コアサービス層は開発者がクライアント端末で入力した実行命令を実行し、基礎リソース層のリソースを呼び出し、カリキュラム情報内の実験を実行する。
ステップS202、前記インポート命令を実行して、実験の実行に必要なデータパッケージ集合をインポートする。いくつかの実施可能な方式において、前記インポート命令は実験を実行する時に、必要なパッケージを呼び出すための入力コードであってもよい。前記インポート命令を実行する前、開発者はクライアント端末を介してカリキュラムパッケージの情報においてカリキュラム又は実験に必要な依存パッケージ、即ちカリキュラムパッケージに含まれる実験の実行に使用する必要があるパッケージを作成することができ、実験毎に対応する依存パッケージを作成することができ、カリキュラムパッケージ全体の全ての実験のために統一した依存パッケージを作成することもできる。このようなパッケージはデータベースに既に存在するいくつかの基礎モジュールを直接採用する、又はデータベースに既に存在するいくつかの基礎モジュールをパッケージすることにより、カスタマイズされたパッケージを得る、又は開発者が作成したコードを採用することができる。このような依存パッケージは実行デバイス(例えばAIエンジン)に直接保存することができ、その後、実験実行時、上記インポート命令を介して、カリキュラムパッケージにインポートして使用することができる。本願の実施例において、「事前入力コード」を介して呼び出したモジュールはこれらのカスタマイズされたパッケージを含み、その他の汎用なパッケージも含む。このようにして、ユーザーの基礎知識等が少なかったとしても、開発されたカリキュラムパッケージはカリキュラムアプリケーションプラットフォームで使用する時に知識を次元削減し、ユーザーが理解しやすくなる。いくつかの実施可能な方式において、開発者はカリキュラム開発プラットフォームが提供するオンライン統合開発環境(Integrated Development Environment、IDE)においてカリキュラムパッケージに必要な依存パッケージを作成し、それによりカリキュラムパッケージの使用者にパッケージ化された深層学習のアプリケーションプログラミングインターフェース(Application Programming Interface、API)を提供することができ、使用者はAPIを直接使用すればパッケージ化された深層学習ネットワークを呼び出すことができ、操作が便利で敏捷である。依存パッケージは実験の実行プロセスに呼び出されたパッケージであると理解することができ、依存パッケージは上記の事前入力コードのデータパッケージ集合における少なくとも一部のパッケージを含むことができ、例えば、事前入力コードは依存パッケージをインポートする以外に、さらにその他の汎用なモジュールをインポートすることもでき、それにより実験の実行プロセスにおいて呼び出す必要がある時に直接呼出し、時間を節約し、アップロードが便利である。
ステップS203、前記実験ステップが依存する前記データパッケージ集合に基づき、前記実験ステップを実行する。いくつかの実施可能な方式において、前記ステップS203は、前記実験の実行プロセスにおいて、実験ステップでAPIインターフェースを使用して実験ステップが依存するパッケージを呼び出すことができ、このようにして各ステップを実行することができると理解できる。実験の実行プロセスにおいて、各ステップの実行結果を生成することができ、又は試行後、実験全体の実行結果を生成することができる。上記ステップS202及びステップS203は「前記カリキュラム情報に含まれる実験の実行」を実現する方式を提供し、該方式において、開発者はクライアント端末で事前入力コード(即ちインポート命令)を入力し、実験の実行に必要なパッケージを全て現在のカリキュラムパッケージにインポートし、その後、実験の各ステップを実行し、このようにしてカリキュラムパッケージに割り当てた記憶リソースからパッケージを直接呼び出すことができ、データベースから抽出する必要がなく、データの抽出時間を節約し、実験の実行効率を向上させる。
ステップS204、前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、提示情報及び前記実行結果を前記クライアント端末に送信する。いくつかの実施可能な方式において、前記提示情報は前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことをユーザーに提示することに用いられる。本実施例において、コアサービス層は実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たしたか否かを自動的に判断し、満たさない場合、提示情報をクライアント端末に出力する。前記予め設定された実験結果は該実験のタイプにより決定し、即ち予め設定された実験結果は対応する実験の理想的な実行結果であり、例えば、実験が歩行者検出の場合、予め設定された実験結果は画像内に含まれる歩行者の正確な検出である。画像内に実際に3人の歩行者が含まれていると仮定し、実験の実行結果が2人である場合、該実行結果は予め設定された実験結果を満たさないと決定される。
その他の実験例において、実験結果が予め設定された実験結果を満たしたことに応答し、該実験に対応するカリキュラムパッケージはカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできることが決定される。例えば、実験が歩行者検出であり、画像内に実際に3人の歩行者が含まれていると仮定し、実験の実行結果が3人である場合、該実行結果は正確であり即ち予め設定された実験結果を満たしたことを示し、該実験に対応するカリキュラムパッケージに問題がなく、ユーザーの学習に供するためにカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできることを示す。
その他の実施例において、サーバーは実行結果をクライアント端末にフィードバックした後、開発者により該実行結果が予め設定された実験結果を満たしたか否かが決定され、開発者はクライアント端末を介して調整命令を直接入力し、サーバーに送信することができる。任意選択的に、図2Aに示すように、前記方法は以下をさらに含む。
ステップS205、受信した前記クライアント端末で入力された調整命令に基づき、前記カリキュラム情報を調整し、調整後のカリキュラム情報を得る。いくつかの実施可能な方式において、開発者はクライアント端末に表示された提示情報を見た後、カリキュラム情報を調整し、調整命令を入力し、例えば、調整ボタン等をクリックし、調整するためのコードを入力し、又は実験のステップにおけるパラメータを直接修正する等を決定する。サーバーはクライアント端末が入力した調整命令を受信した後、該調整命令を分析し、カリキュラム情報の調整内容を得て、その後、カリキュラム情報における対応する内容を調整すると、調整後のカリキュラム情報を得ることができる。
ステップS206、前記調整後のカリキュラム情報における実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たしたことに応答し、前記調整後のカリキュラム情報に対応するカリキュラムパッケージを、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージとして決定する。いくつかの実施可能な方式において、カリキュラム情報の調整後、調整後のカリキュラム情報における実験を新たに試行することができ、実験の試行結果が予め設定された実験結果を満たす場合、該カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージとし、実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさない場合、引き続きカリキュラム情報を調整することができ、例えば、実験のステップ又は実験のステップにおける特定のパラメータ等を継続して調整する。任意選択的に、調整プロセスにおいて、調整後の実験の実行結果をクライアント端末にフィードバックし、開発者により実行結果が予め設定された実験結果を満たしたか否かを確認することもできる。
上記ステップS204~ステップS206は「前記クライアント端末が前記実行結果に基づいて前記カリキュラム情報に対する調整を受信するために前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信する」ことを実現する方式を示しており、該方式において、開発者はクライアント端末が表示した実行結果に基づき、カリキュラム情報を調整し、それにより調整後のカリキュラム情報における実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たし、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを取得し、このようにして、開発者は実行結果に基づきクライアント端末でカリキュラム情報を直接修正し、カリキュラムパッケージの開発プロセスをさらに効率的にする。
任意選択的に、カリキュラムパッケージがデプロイする前に、自動又は手動でカリキュラムパッケージを審査することができる。具体的な方式は以下のとおりである。
ステップS207、予め設定された語彙ライブラリを使用して前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を審査し、及び/又は、管理者端末に前記カリキュラムパッケージを審査するメッセージを送信する。いくつかの実施可能な方式において、カリキュラムパッケージにおける実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たしていることを決定した後、自動的にカリキュラムパッケージのカリキュラム情報におけるテキストを審査することができ、例えば、予め設定された語彙ライブラリに反動的な情報又は青少年の成長に不利な情報の語彙を含んでいる場合、カリキュラムパッケージのカリキュラム情報内に反動的な情報又は青少年の成長に不利な情報の語彙を含んでいるか否かを判断する。他のいくつかの実施可能な方式において、カリキュラムパッケージにおける実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たすことが決定された後、管理者端末に前記カリキュラムパッケージを審査するメッセージを送信することができ、管理者は現在の時点からカリキュラムパッケージのコピー(例えば、buildコピー)を取得し、管理者は該カリキュラムパッケージの内容を確認した後、審査に合格させるか否かを決定する。
ステップS208、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報が審査に合格したことに応答し、及び/又は、前記管理者端末から送信された、前記カリキュラムパッケージが審査に合格した通知を受信したことに応答し、前記カリキュラムパッケージを前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイする。いくつかの実施可能な方式において、サーバーはカリキュラムパッケージのカリキュラム情報に基づき該カリキュラムパッケージを審査することができ、さらにマニュアルにより該カリキュラムパッケージを審査することもできる。カリキュラム情報に予め設定された語彙ライブラリ内の語彙を含まない場合、該カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイする。例えばデプロイできるshot圧縮コピーを生成し、カリキュラムパッケージストアに陳列又は直接パッケージして教育支援プラットフォームにデプロイし使用に供する。ここで、毎回管理者端末に送信して審査を行うカリキュラムパッケージは対応するビルド番号を有し、審査によってカリキュラムアプリケーションプラットフォームに正式にデプロイされたカリキュラムパッケージは正式な又は対外的なバージョン番号を有し、開発プロセスにおけるカリキュラムパッケージのバージョンを区分しやすくし、各バージョンの区別を確認しやすくし、審査効率の向上に役立つ。任意選択的に、前記管理者端末から送信された前記カリキュラムパッケージが審査に合格しなかった通知の受信に応答し、前記カリキュラムパッケージが審査に合格しなかったことを開発者に提示するための提示情報を出力し、それにより開発者が前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を修正する。このようにして、該カリキュラムパッケージをさらに審査し、それにより該カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージに反動的な情報又は青少年の成長に不利な情報の語彙又はその他デプロイ基準に適合しない情報(例えば、暴力傾向がある情報又は青少年にとって難解過ぎる情報)等を含まないことを決定し、ひいてはカリキュラムパッケージのカリキュラム情報の品質を向上させる。本願の実施例において、開発者はクライアント端末で実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たすか否かを判断し、予め設定された実験結果を満たさない実験ステップ又は実験パラメータ等に対してクライアント端末で調整すべき内容を直接入力し、実験の実行結果に予め設定された実験結果を満たさせ、それによりカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを取得し、カリキュラムパッケージ内の敏感な語彙等、デプロイに不適切な状況を審査し、それによりカリキュラムパッケージの品質を向上させる。
本願の実施例はカリキュラムパッケージの開発方法を提供し、その実行本体はカリキュラムパッケージを開発するサーバーであってもよく、図2Bは本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの開発方法の更なる実現フローチャートであり、図2Bに示すように、図2Bに示す方法と組み合わせて説明する。
ステップS210、クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信する。
ステップS211、前記クライアント端末の実行命令を受信し、前記カリキュラム情報に含まれる実験を実行する。
ステップS212、前記クライアント端末が前記実行結果に基づいて前記カリキュラム情報に対する調整を受信するために前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信する。
ステップS213、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成する。いくつかの実施可能な方式において、カリキュラムパッケージはデータベースに保存され、協力者又は開発者がカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を随時修正しやすくする。
ステップS214、カリキュラム開発プラットフォームにログインする協力者の履歴情報を取得する。いくつかの実施可能な方式において、該カリキュラムパッケージを作成する開発者はカリキュラムパッケージの所有者であり、カリキュラムパッケージの所有者は協力者を誘ってカリキュラムパッケージを協力して開発することができる。ここで、前記協力者と前記カリキュラムパッケージの所有者は前記カリキュラム開発プラットフォームにおいて異なる権限を有する。例えば、所有者の権限は、カリキュラム情報の修正及び確認、カリキュラム情報の審査、カリキュラムパッケージをデプロイするか否かの決定、協力者への誘い及びカリキュラムパッケージの協力開発等を含む。協力者の権限は、該カリキュラム開発プラットフォームのログインとログアウト及びカリキュラム情報における少なくとも一部の情報の編集等を含む。任意選択的に、カリキュラムパッケージはさらに管理者を設定することができ、管理者はカリキュラム開発プラットフォームの管理者であってもよく、カリキュラムパッケージの所有者であってもよい。カリキュラムパッケージの管理者の権限はカリキュラムパッケージの全ての開発者のアカウント及び権限の管理等を含む。前記ステップS214は一具体的な例において、前記協力者が前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームで操作する回数及び/又は前記協力者が前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにおける実験を練習する精度を取得してもよい。
ステップS215、前記履歴情報が予め設定した条件を満たしたことに応答し、前記協力者のアイデンティティ情報を合格情報に設定し、それにより協力者が前記カリキュラム情報を更新する権限を有する。いくつかの実施可能な方式において、前記履歴情報が協力者の前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームでの操作回数及び/又は協力者の前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームでの実験の練習精度である場合、回数が予め設定された回数のしきい値を上回る及び/又は精度が精度のしきい値以上である時、履歴情報が予め設定された条件を満たしていることが決定される。このようにして、協力者が該アプリケーションプラットフォームに頻繁にログインし使用しているユーザーで、該協力者はカリキュラムパッケージにおける実験に非常に精通しているため、該協力者は該カリキュラムパッケージ又は実験に対して改善的な意見を確定することができる。任意選択的に、カリキュラムパッケージがデプロイされた後、さらにカリキュラムパッケージを更新し、デプロイできる新バージョンのカリキュラムパッケージを取得することもできる。ここで、カリキュラムパッケージに対して更新操作を行うプロセスは具体的には以下のとおりである。
ステップS216、前記クライアント端末から送信された、前記カリキュラム情報を更新するための更新命令を受信する。いくつかの実施可能な方式において、開発者がカリキュラム情報内の実験に対してより良い改善案を有する時、クライアント端末インターフェースで実験を変更するコードを入力することができ、該コードは更新命令を生成しサーバーに送信する。ここで、開発者はカリキュラムパッケージの所有者を含むことができ、協力者を含むこともでき、カリキュラムパッケージの所有者が協力者を誘ってカリキュラム情報の更新を行い、カリキュラムパッケージの所有者が協力者のカリキュラム編集権限を決定することができる。
ステップS217、前記更新命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を更新し、更新されたカリキュラムパッケージを得る。いくつかの実施可能な方式において、カリキュラム開発プラットフォームのコアサービス層はクライアント端末が伝達した更新命令を受信し、更新命令を分析し、更新する必要のあるカリキュラム情報及び更新内容を得た後、更新する必要のあるカリキュラム情報を更新する。更新後のカリキュラムパッケージにおける実験を、新たに実行し、実行した実験結果を、プレビューインターフェースに表示し、それにより開発者又は協力者がプレビューインターフェースで実験結果が正確であるか否か判断でき、実験結果が正しくない状況において、プレビューインターフェースで実験を直接修正することができ、プレビューモードを終了させた後に修正することもできる。得られた更新されたカリキュラムパッケージは依然として新たに審査する必要があり、例えば、更新されたカリキュラムパッケージにおけるカリキュラム情報の語彙が予め設定された語彙ライブラリに含まれているか否かを審査し、それにより該更新されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報が積極的且つポジティブであるか否か等を決定し、それによりデプロイ可能な新しいカリキュラムパッケージを生成する。具体的な審査プロセスは上記カリキュラムパッケージの審査プロセスを参照することができるため、ここでその説明を省略する。
ステップS218、前記更新されたカリキュラムパッケージをデータベースに保存し、及び/又は、前記更新されたカリキュラムパッケージを前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイする。いくつかの実施可能な方式において、更新されたカリキュラムパッケージを依然としてデータベースに保存することができ、このようにしてデータベースには元のカリキュラムパッケージと更新されたパッケージがいずれも存在し、開発者は最新バージョンのカリキュラムパッケージを確認することができ、旧バージョンのカリキュラムパッケージを確認することもできる。別のいくつかの実施可能な方式において、更新されたカリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイでき、それにより現在のカリキュラムパッケージの更新及びアップグレードを実現する。
本願の実施例において、カリキュラムパッケージの開発者(例えば、カリキュラムパッケージの所有者)は協力開発者、即ち協力者を誘い、協力者又は開発者毎に異なる権限を設定することができ、それによりカリキュラムパッケージを効率的に編集し、該協力開発プロセスは以下のステップにより実現することができる。
まず、第1クライアント端末から送信された、前記実験を編集するための編集命令を受信する。
いくつかのカリキュラムの実施形態において、前記編集命令は実験内容(例えば、ステップ)の修正を指示するための命令、実験ステップを増加又は減少させる命令又は実験を新たに開発する命令等であってもよい。前記クライアント端末が前記第1クライアント端末を含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された条件を満たした協力者のアカウントであり、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。前記アイデンティティ情報が予め設定された条件を満たす協力者は、カリキュラム情報を修正する権限が与えられた協力者であると理解できる。前記協力者は前記カリキュラムパッケージの所有者と前記カリキュラム開発プラットフォームにおいて異なる権限を有し、例えば、所有者はカリキュラムの提出又はデプロイ等の操作を行う権限を有するが、協力者は開発者の誘いに応じた後、カリキュラム情報を編集することができ、該協力開発プロセスは、カリキュラムパッケージの開発プロセスにおいて又はカリキュラムパッケージのカリキュラム情報の更新プロセスにおいて実現されるものである。
次に、前記編集命令を分析し、前記実験の実験情報を得る。
続いて、前記第1クライアント端末の実行命令を受信し、前記課程情報に含まれる実験を実行し、前記実験の実行結果を前記第1クライアント端末及び/又は第2クライアント端末に送信する。
最後に、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成することができるように、第2クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージ提出命令を受信する。第2クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。
いくつかの実施可能な方式において、サーバーは協力開発者が第1クライアント端末を介して送信した編集命令を受信した後、該編集命令を分析し、編集した実験情報又は修正する必要のある実験内容を得て、その後、実行命令を受信した後、編集後の実験を実行し、さらに実行結果を第1クライアント端末及び/又は第2クライアント端末に送信することができ、それにより実験の実行結果が予め設定された条件を満たしているか否かを判断し、カリキュラムパッケージの開発が完了し、例えば実行結果が予め設定された条件を満たした後、カリキュラムパッケージの所有者はそれがログインした第2クライアント端末を介してサーバーにカリキュラムパッケージ提出命令を送信することができ、サーバーはカリキュラムパッケージ提出命令の受信に応答し、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成し、最後に、該カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイし、ユーザーの学習に供する。
いくつかの実施可能な方式において、編集後の実験の実行結果をクライアント端末、例えば第1クライアント端末に送信した後、実行結果が予め設定された実験結果を満たしたことに応答した場合、該実験に対応するカリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるものであると決定し、第1クライアント端末は実行結果が予め設定された実験結果を満たした情報を第2クライアント端末に送信した、又は第2クライアント端末はその他の方式により実行結果が予め設定された実験結果を満たしたことを知った後、第2クライアント端末はサーバーにカリキュラムパッケージ提出命令を送信することができ、それによりカリキュラムパッケージをデプロイする。このような方式により、開発者と協力者のカリキュラムパッケージに対する協力開発が実現し、それによりカリキュラムパッケージのカリキュラム情報をより全面的で充実させ、開発効率を向上させる。
本願の実施例において、前記カリキュラムパッケージの管理者は前記所有者及び前記協力者のアカウントを管理する権限を有し、前記所有者及び前記協力者に前記カリキュラムパッケージに対する権限を割り当てることができる。このようにして、管理者が所有者及び協力者のアカウントが一括管理され、所有者及び協力者にカリキュラムパッケージに対する権限を一括割当し、カリキュラムパッケージ開発の秩序性を向上させる。
その他の実施例において、カリキュラムパッケージにおける実験の再利用性を実現するために、前記方法は以下のステップをさらに含む。
ステップ1、第3クライアント端末から送信されたその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信する。いくつかの実施可能な方式において、前記クライアント端末が第1クライアント端末及び前記第3クライアント端末を含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記第3クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージと異なる前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。一具体的な例において、該第3クライアント端末に対応するその他の開発者は現在のカリキュラムパッケージの開発者(例えば、カリキュラムパッケージの所有者)が該その他の開発者に該現在のカリキュラムパッケージの開発チームに参加するよう誘っているものと見なすことができ、該その他の開発者が自ら該現在のカリキュラムパッケージの開発チームに参加することもできる。
ステップ2、前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を前記カリキュラムパッケージと統合し、総合カリキュラムパッケージを取得する。いくつかの実施可能な方式において、その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報(例えば、含まれる実験)を現在のカリキュラムパッケージの一部のカリキュラム情報として現在のカリキュラムパッケージにインポートし、総合カリキュラムパッケージを取得し、現在のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を充実させ、その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を現在のカリキュラムパッケージに再利用させることができ、カリキュラム情報の利用率を向上させ、カリキュラムパッケージ開発の効率向上に役立つ。
ステップ3、前記第3クライアント端末又は前記第1クライアント端末から送信された、前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を受信する。いくつかの実施可能な方式において、現在のカリキュラムパッケージの開発プロセスにおいて、誘いに応じて開発チームに参加したその他の開発者及び本チームの開発者は、いずれも現在のカリキュラムパッケージを編集することができ、インポートしたその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報に対する修正、及び現在のカリキュラムパッケージのその他のカリキュラム情報に対する編集及び開発等を含む。
ステップ4、前記の前記総合カリキュラムパッケージを編集する編集命令に応答し、前記総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を編集する。いくつかの実施可能な方式において、サーバーは前記総合カリキュラムパッケージを編集する編集命令に応答し、該編集命令に基づき現在のカリキュラムアプリケーションプラットフォームの総合カリキュラムパッケージに対応するカリキュラム情報(例えば、実験情報)を編集することができる。ここで、総合カリキュラムパッケージにインポートされ、さらに統合されたカリキュラム情報を編集することができるが、前記その他のカリキュラムパッケージにおけるカリキュラム情報が変化しないように保持し、それによりカリキュラム情報の再利用を実現すると同時に元のカリキュラムパッケージに影響を与えない。
現在のカリキュラムパッケージの開発プロセスにおいて、その他の開発者又は本チームの開発者の総合カリキュラムパッケージに対する修正は総合カリキュラムパッケージに対して有効であるが、該修正は対応するカリキュラムアプリケーションプラットフォームにおける該その他のカリキュラムパッケージに同期されない。このようにして、実験の再利用を実現し、それによりカリキュラムをオーダーメイドする時にいくつかのカリキュラムアプリケーションプラットフォームにある既存のカリキュラムパッケージにおける実験を直接組み合わせることができる。
本願の実施例はカリキュラムパッケージの開発方法を提供し、その実行本体はカリキュラムパッケージを開発するクライアント端末であることができ、図2Cは本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの開発方法の別の実現フローチャートであり、図2Cに示すように、図2Cに示す方法と組み合わせて説明する。
ステップS231、カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を取得し、サーバーに前記カリキュラム情報を送信する。いくつかの実施可能な方式において、開発者はクライアント端末でカリキュラム情報を編集し、編集が完了した後、クライアント端末はカリキュラム情報をサーバーに送信する。
ステップS232、前記カリキュラム情報に含まれる実験の実行命令を受信したことに応答し、前記サーバーに前記実行命令を送信する。いくつかの実施可能な方式において、開発者はクライアント端末を介してサーバーに実行命令を送信することができ、その後、サーバーは該実験を実行し、クライアント端末に実行結果をフィードバックする。
ステップS233、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報に含まれる実験の実行結果を受信して表示する。いくつかの実施可能な方式において、クライアント端末はサーバーがフィードバックした実験の実行結果を受信し、開発者に正確であるか否かを判断させるためにプレビューインターフェースに表示され、さらにサーバーがフィードバックした実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことを開発者に提示するための提示情報を出力することもでき、それにより開発者が実験を調整する。いくつかのその他の実施形態において、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、前記カリキュラム情報の調整命令を受信し、前記サーバーに前記調整命令を送信し、それによって調整後のカリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにする。前記実行結果が予め設定された実験結果を満たすことに応答し、前記カリキュラムパッケージの提出命令を受信し、前記サーバーに前記提出命令を送信し、前記カリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにする。いくつかの実施可能な方式において、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、開発者はクライアント端末でカリキュラム情報における実験を直接修正することができ、それにより修正後のカリキュラム情報における実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たし、このようにして、開発者はクライアント端末でカリキュラム情報を直接修正し、開発プロセスにおける煩雑なステップを省略し、カリキュラムパッケージ開発の利便性を向上させる。その他の実施例において、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを表示し、それにより開発者がクライアント端末で表示されるプレビューインターフェースで実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果を直接確認することができ、それにより実験において修正する必要がある箇所を迅速且つ手軽に発見することができる。
その他の実施例において、カリキュラム情報の修正は複数の方式を含む。
方式1、クライアント端末のプレビューインターフェースで、実験の実行結果及び実験の修正内容を直接プレビューすることができる。まず、クライアント端末に前記実験の配置レイアウト及び/又は実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを表示し、その後、サーバーが修正命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を修正するために、開発者又は協力開発者はプレビューインターフェースで実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たしているか否かを直接判断することができ、満たさない場合、前記プレビューインターフェースで前記カリキュラム情報を修正するための修正命令を入力するというプロセスにより実行される。それにより、さらに便利で手軽に実験情報の修正を実現し、カリキュラムパッケージの開発をしやすくする。
方式2、受信されて前記プレビューインターフェースによってフィードバックされた、前記カリキュラム情報を修正するための修正命令を、前記サーバーに送信し、それによって前記サーバーに、前記修正命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を修正させる。クライアント端末が該プレビューインターフェースを受信し且つ表示した後、開発者は該プレビューインターフェースでに基づき、カリキュラム情報(例えば、実験情報)を修正する必要があるか否かを判断する。修正する必要がある場合、開発者は該プレビューインターフェースを終了し、編集インターフェースで修正命令を入力し、又はプレビューインターフェースと同時に存在する編集シリアルポートで編集命令等を入力する方式で、サーバーに前記カリキュラム情報を修正するための修正命令をフィードバックし、このようにしてサーバーは修正命令を受信した後、カリキュラム情報を修正することができる。
その他の実施例において、カリキュラムパッケージを開発するプロセスにおいて、カリキュラム情報の充実性を向上させるために、複数の開発者が複数のクライアント端末を介して同時にカリキュラム開発を行うことができる。前記方法は以下のステップをさらに含む。
ステップ1、前記協力開発クライアント端末の使用者を誘って前記カリキュラムパッケージを共同で開発することができるように、協力開発クライアント端末に招待命令を送信する。いくつかの実施可能な方式において、前記協力開発クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された開発条件を満たした協力者のアカウントである。該予め設定された開発条件は事前に定義された講座パッケージを開発することができる条件であり、例えば、開発者の学歴又は専門を限定し、協力者のアカウントの学歴又は専門等のアイデンティティ情報が開発対象のカリキュラムパッケージに適合する場合、該協力者のアカウントが予め設定された開発条件を満たすことを決定する。又は、事前に開発者ライブラリを決定し、協力者のアカウントが該開発者ライブラリにある場合、該協力者のアカウントは予め設定された開発条件等に適合することを決定する。
ステップ2、前記協力開発クライアント端末から送信された招待同意情報を受信したことに応答し、前記協力開発クライアント端末の開発権限を設定する。いくつかの実施可能な方式において、協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。
ステップ3、それぞれ入力した第1編集命令及び入力した第2編集命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を編集する。いくつかの実施可能な方式において、前記第1編集命令は第1クライアント端末が入力したカリキュラム情報を編集する命令であり(例えば、実験ステップを編集する命令)、前記第1クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された開発条件を満たした協力者のアカウントであり、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。前記第2編集命令は第2クライアント端末が入力したカリキュラム情報を編集する命令であり(例えば、実験実行の依存パッケージを編集する命令)、前記第2クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。
ステップ4、編集が完了したカリキュラムパッケージのカリキュラム情報をサーバーに送信する。いくつかの実施可能な方式において、開発者はカリキュラムパッケージの編集を完了させた後、編集が完了したカリキュラムパッケージのカリキュラム情報をサーバーに送信し、サーバーは編集が完了したカリキュラムパッケージを受信した後、カリキュラムパッケージを実行し、前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信することができる。最後に、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成する。
ステップ5、前記カリキュラム情報に含まれる実験の実行命令を受信したことに応答し、前記サーバーに前記実行命令を送信し、実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、前記カリキュラム情報の調整命令を受信し、前記サーバーに前記調整命令を送信し、それによって調整後のカリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにする。いくつかの実施可能な方式において、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たしたことに応答し、前記開発パッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるために、開発者はクライアント端末を介してカリキュラムパッケージ提出命令を入力し、クライアント端末が前記カリキュラムパッケージ提出命令を受信し、前記サーバーに前記提出命令を送信する。
その他の実施例において、カリキュラムパッケージのバージョンを更新するために、前記方法は以下のプロセスを含む。
前記サーバーが前記更新命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を更新し、更新されたカリキュラムパッケージを取得し、前記更新されたカリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイするために、サーバーに前記カリキュラム情報を更新するための更新命令を送信する。
カリキュラムパッケージにおける実験の再利用性を実現するために、前記方法は以下のステップをさらに含む。
ステップ1、第3クライアント端末はサーバーにその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を送信する。いくつかの実施可能な方式において、前記その他のカリキュラムパッケージが、前記カリキュラムパッケージと異なるその他のカリキュラムパッケージであり、現在のクライアント端末のログインアカウントが、前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。前記第1クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記第3クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージと異なる前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。
ステップ2、前記サーバーから返信された総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信し、前記総合カリキュラムパッケージは前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報と前記カリキュラムパッケージが統合した後に得られるカリキュラムパッケージである
ステップ3、前記サーバーが前記総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を修正するために、前記第3クライアント端末又は前記第1クライアント端末は前記サーバーに前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を送信する。
上記実施例においてクライアント端末サーバーの相互作用のプロセスは前記の実施例の内容を参照することができるため、ここではその説明を省略する。
本願の実施例はカリキュラムパッケージの開発方法を提供し、その実行主体はカリキュラムパッケージを開発する管理者端末であってもよく、図2Dは本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの開発方法の更なる実現フローチャートであり、図2Dに示すように、図2Dに示す方法を組み合わせて説明する。
ステップS241、カリキュラムパッケージの審査情報を取得する。いくつかの実施可能な方式において、該カリキュラムパッケージがデプロイに適合するか否か、例えば該カリキュラムパッケージのユーザーの精神上の健康に資するか否かを決定する、前記審査情報はカリキュラムパッケージの内容の合法性を審査するためのカリキュラム基準(例えば、語彙基準、難易度基準)であると理解することができる。該審査情報は事前に管理者端末内部、又はサーバー等外部デバイスに記憶することができ、カリキュラムパッケージの審査を行う必要がある時に直接内部メモリ又は外部デバイスから取得する。前記開発者が前記カリキュラムパッケージを開発することができるように、開発者端末は予め設定された開発条件を満たす開発者のアカウントのために前記カリキュラムパッケージを開発する権限を有効にする。開発者端末は異なる開発者のアカウント、及び該開発者のカリキュラムパッケージに対する権限を管理することができる。該予め設定された開発条件は管理者自らが定義したものであってもよく、例えば、開発者の学歴又は専門を限定し、学歴又は専門が開発対象のカリキュラムパッケージに適合する場合、該開発者が予め設定された開発条件を満たすことを決定する。又は、ユーザーの実験練習の精度を判断し、精度が予め設定されたしきい値を上回る場合、予め設定された開発条件を満たす開発者等であると決定する。管理者端末においてカリキュラムパッケージのカリキュラム情報がデプロイ基準に適合しているか否か、例えば前向きか否か等を決定するために、開発が完了したカリキュラムパッケージを審査する必要がある。
ステップS242、前記カリキュラムパッケージの取得命令を受信したことに応答し、審査対象の前記カリキュラムパッケージを取得して表示する。
ステップS243、前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を受信したことに応答し、前記サーバーが前記カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイすることができるように、サーバーに前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を送信する。いくつかの実施可能な方式において、管理者端末はカリキュラムパッケージの審査情報を受信した後、データベースからクライアント端末が提出したカリキュラムパッケージコピー(例えば、buildコピー)を取得し、前記カリキュラムパッケージを表示することができ、カリキュラムパッケージの審査基準(デプロイ基準)は管理者端末に予め設定することができ、管理者端末はカリキュラム情報を自動的に審査することができる。当然ながら、管理者がカリキュラムパッケージをマニュアルで審査し、管理者端末で審査結果を入力することもできる。管理者端末でカリキュラム情報を審査した後、審査に合格したカリキュラムパッケージは、該カリキュラムパッケージのカリキュラム情報がデプロイ基準に適合し、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるものであることを説明し、それによりカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイするカリキュラムパッケージの品質を向上させる。任意選択的に、前記カリキュラムパッケージの審査が不合格である命令の受信に応答し、前記サーバーに前記カリキュラムパッケージの審査が不合格であるメッセージを開発者がログインするクライアント端末にフィードバックさせるために、サーバーに前記カリキュラムパッケージの審査が不合格であるメッセージを送信する。開発者はクライアント端末を介してカリキュラムパッケージを修正後、再審査をする。開発者が確認後に対応的に修正を行い、開発の効率を向上させるために、管理者端末は審査が不合格である命令を送信した後、さらに審査の詳細情報を送信することができる。
本願の実施例はカリキュラム開発プラットフォームを提供し、カリキュラム開発プラットフォームはカリキュラムパッケージ開発ツール及びカリキュラムパッケージ管理ツールの2つの主要なサブシステムを含む。
カリキュラム開発プラットフォーム全体はフロントエンドアプリケーション層、コアサービス層及び基礎リソース層の上中下の3層に分けることができる。フロントエンドアプリケーション層は、ヒューマンマシンインタラクションに用いられ、カリキュラムパッケージの協力者にブラウザに基づく使用体験を提供する。
いくつかの実施可能な方式において、フロントエンドアプリケーション層はHTML、JavaScript及びCSSを採用して実現することができ、本体の様式はプロのアーティストによって設計及び仕上げが行われる。コアサービス層は、フロントエンドアプリケーション層と基礎リソース層の間に位置し、カリキュラムパッケージの開発及び管理等の実現に用いられる。いくつかの実施可能な方式において、カリキュラムパッケージの開発はカリキュラム開発及び実験開発を含む。カリキュラムパッケージの管理は、ユーザーの管理及び権限の管理等を含む。コアサービス層はデータベース、ファイルの記憶及びメッセージキュー等のミドルウェアをさらに含む。
基礎リソース層は、CPUクラスタ、GPUクラスタ、記憶クラスタ及び高速ネットワーク等物理的リソースを含み、フロントエンドアプリケーション及びコアサービスの正常な動作に対する低レベルサポートを提供し、GPUクラスタはAIエンジンの強力な演算能力を保障する。
図3Aは本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの開発方法の相互作用実現の概略図であり、図3Aに示すように、図3Aに示す方法を組み合わせて説明する。
ステップS301、カリキュラムパッケージの編集を実現するために、クライアント端末はサーバーにカリキュラムパッケージを編集するための編集命令を送信する。いくつかの実施可能な方式において、開発者のクライアント端末におけるカリキュラムパッケージの編集はローカルで完了してもよく、ブラウザインターフェースで編集してもよい。
ステップS302、オンライン統合開発環境でカリキュラム情報及びそれに含まれる実験の情報を入力し、サーバーで前記実験を試行する。いくつかの実施可能な方式において、開発者はオンラインIDEでカリキュラム情報及び実験情報を入力し、それにより実験プラットフォーム上のレイアウト、画像配置位置等を確認するために、実験作成のプロセスにおいてプレビューすることができる。カリキュラム情報は目次、名称、タグ、授業目標、特徴、学生が習得すべき知識ポイント等を含む。実験の情報は実験のステップ、実験のまとめ、要旨、授業目標、どのような知識ポイントを含むか等を含む。ステップS302において、さらにオフラインのチームを介して、プラットフォーム上でアカウントのメールボックス等を介して、その他の人にカリキュラムパッケージを作成する権限を与えることもできる。実施例において、カリキュラムの開発者に協力開発ツールを提供する。カリキュラムパッケージを効率的に編集するために、カリキュラムパッケージ開発ツールでその他の協力者を誘い、協力者毎に異なる権限を設定することができる。
ステップS303、カリキュラムパッケージのカリキュラム情報の編集完了に応答し、サーバーはカリキュラムパッケージの編集完了を決定し、編集が完了したカリキュラムパッケージを取得する。いくつかの実施可能な方式において、該開発が完了したカリキュラムパッケージはリアルタイムに編集できるものである。ステップS303において、カリキュラムの開発者にファイル管理及びバージョン管理ツールを提供することにより開発者がカリキュラムパッケージファイルを管理することができるようにする。例えば、カリキュラムパッケージ中の画像又は音楽等を管理し、カリキュラムパッケージのバージョンも管理することができる。また、例えば、カリキュラムパッケージを最新バージョンに更新できるだけでなく、さらにカリキュラムパッケージの更新前のバージョンを確認することもできる。
ステップS304、サーバーは編集が完了したカリキュラムパッケージを試行し、試行に成功した後、審査対象のカリキュラムパッケージを管理者端末に送信する。いくつかの実施可能な方式において、開発が完了したカリキュラムパッケージをオンラインIDEで試行し、このようにして実験プラットフォームにおける実行効果を直接見ることができる。さらに実験の作成と試行はサーバー上の環境を直接使用し、実験プラットフォームの実験の実行環境と一致させ、「ローカルのデプロイ環境と実験実行の環境が一致しないことによってデプロイ環境を繰り返し調整する」問題を回避することができる。Pythonは強くバージョンに依存する言語であるため、環境の一致性により多くの不要な繰り返し作業を回避し、開発者にカリキュラムコンテンツの開発に集中させることができる。
ステップS305、該提出対象のカリキュラムパッケージが前記のカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるか否かを決定するために、管理者端末はカリキュラムパッケージの審査情報を取得し、提出対象のカリキュラムパッケージを審査する。いくつかの実施可能な方式において、開発ツールと教育支援プラットフォームの秩序を管理するため、予め設定された語彙ライブラリを管理者としてカリキュラムパッケージ審査ツールに提供し、管理者はカリキュラムパッケージ及びそれが含む実験の内容を確認し、コンプライアンスに適合しているか否かを審査し、デプロイするか否かを決定することができる。前記予め設定された語彙ライブラリは敏感な語彙を含む語彙ライブラリであり、例えば、反動的な情報又は青少年の成長に不利な情報の語彙を含む。本実施例において、カリキュラムパッケージの開発者は協力者を誘って共同で編集することができる。編集が完了したカリキュラムパッケージは、開発者により審査のために提出される。審査のために提出される時、提出時点からカリキュラムパッケージのbuildコピーを取得し、管理者は該カリキュラムパッケージの内容を確認した後に審査に合格させるか否かを決定する。審査に合格したカリキュラムパッケージはshot圧縮コピーを生成し、カリキュラムパッケージストアに陳列又は直接パッケージして教育支援プラットフォームで使用する。開発者はカリキュラムパッケージの内容を更新する時、カリキュラムパッケージの内容にバージョン管理を提供し、毎回提出するカリキュラムパッケージの内容を記録する。
本願の実施例において、オンライン環境で実験情報及びカリキュラム情報を作成及び試行することにより、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにでカリキュラム情報を入力し、カリキュラムコンテンツを生成し、実験を含めて計画し、実験内容を改善し、必要なファイルをアップロードすることができ、プラットフォームで作成した実験を試行して実際の使用シーンをシミュレートすることができる。開発者に協力開発ツールを提供する。カリキュラムパッケージを効率的に編集するために、カリキュラムパッケージ開発ツールにおいて協力開発者を誘い、開発者毎に異なる権限を設定することもできる。これによりカリキュラムアプリケーションプラットフォームの開発者に手軽で、直感的で、効率的なカリキュラム開発ツールを提供する。
一具体的な例において、図3Bを参照すると、図3Bは本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの構成図であり、図3Bを組み合わせて説明する。
カリキュラムパッケージ31は実験パッケージ32、実験パッケージ33、実験パッケージ34及び実験情報35を含む。いくつかの実施可能な方式において、実験パッケージ32、実験パッケージ33及び実験パッケージ34は異なる実験カリキュラムであると理解できる。カリキュラム情報35はカリキュラムラベル(Identity document、ID)(カリキュラムパッケージ毎にIDは異なる)、カリキュラム名、ビルド番号、バージョン番号、バージョンの説明、作者、デプロイ日時、タグTags、カリキュラムの説明、カリキュラム表紙又は実験リスト(各実験のインデックス情報(例えば、章節)を含む)等を含む。
実験パッケージ32、実験パッケージ33及び実験パッケージ34の内容記憶のフォーマットは同じであり、ここでは、実験パッケージ34を例として説明する。
実験パッケージ34は実験の基本情報341、実験説明342、実験ステップのページ343及び実験まとめのページ344を含む。いくつかの実施可能な方式において、実験の基本情報341は実験名称、タグTags、実験の紹介、実験の難易度係数、実験のアイコン、実験の画像インターフェースのバージョン、依存パッケージ、ブロックファイル及び事前入力コード等を含む。実験ステップページ343はステップ1、ステップ2及びステップ3を含み、各ステップには該ステップのステップ見出し345、ステップ説明346又はGPU/CPUエンジン347を含む。
上記カリキュラムパッケージの構造に基づき、カリキュラムパッケージの開発プロセスにおいて、実験内容は第一線の教師又はその他教育研究チームにより、小中学生、高校生の生理的及び心理的特徴に基づき、学生の学習規則及び理解能力に従い入念に設計され、クライアント端末を介してサーバーに設計されたカリキュラムコンテンツを送信する。教師チームは一連の実験を設計し、簡単なものから複雑なものもの、やさしいものから難しいものへと伝えたい知識のポイントを学生に示すことができる。
学生が完了する必要がある実験コードの低レベルサポートと実現については、専門のプログラマが同期して開発を完了することができ、例えば1人又は複数のプログラミング能力の高い開発者が1つ又は複数のクライアント端末を介して実験コードの低レベルサポート及び内容を送信する。実験コードは学生が作成する部分以外に、学生コードAPIドキュメント、実行依存パッケージ、実験実行のruntime情報(バックエンド実行エンジン、フロントエンド実験UIタイプ、ブロックファイル等を含む)をさらに含む。実験パッケージにおいて、実験UIバージョン、依存パッケージ、ブロックファイル、前処理コード及び各ステップ実行エンジンは編集開発者によって完成され、その他の部分はすべて実験コンテンツの範囲に属し、専門の教師、教育チーム又は第三者開発チームにより設計される。このようにして、カリキュラムの設計と開発の合理的な分担を保証することができ、カリキュラムコンテンツの部分は専門の教育者により小中学生、高校生の学習規則及び特性に基づき専門に開発され、プログラミング部分の開発については、専門のプログラマに任せて完了し、カリキュラムパッケージの開発の効率及び指導向上に役立つ。
本願の実施例はカリキュラムパッケージの開発装置を提供し、図4は本願の実施例にかかるカリキュラムパッケージの開発装置の構成図であり、図4に示すように、開発装置400は、クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信するように構成された第1受信モジュール401と、前記クライアント端末の実行命令を受信し、前記カリキュラム情報に含まれる実験を実行するように構成された第1実行モジュール402と、前記実験の実行結果を前記クライアント端末に送信するように構成された第1送信モジュール403と、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成するように構成された第1生成モジュール404と、を含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを生成し、前記クライアント端末に送信して表示するように構成された第2生成モジュール、又は、受信されたプレビュー命令に応答し、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果のプレビューインターフェースを生成し、前記クライアント端末に送信して表示するように構成された第3生成モジュール、をさらに含む。
本願の実施例において、前記第1受信モジュール401は、第1クライアント端末から送信された、前記実験を編集するための編集命令を受信して前記編集命令を分析し、前記実験の実験情報を得るように構成された第1受信サブモジュールを含み、前記クライアント端末が前記第1クライアント端末を含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された条件を満たした協力者のアカウントであり、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。
本願の実施例において、前記第1生成モジュール404は、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージを生成することができるように、前記第2クライアント端末から送信されたカリキュラムパッケージ提出命令を受信するように構成された第1生成サブモジュールを含み、前記クライアント端末が前記第2クライアント端末を含み、前記第2クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。
本願の実施例において、前記装置は、前記クライアント端末から送信された前記カリキュラム情報を更新するための更新命令を受信するように構成された第2受信モジュールと、前記更新命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を更新し、更新されたカリキュラムパッケージを得るように構成された第1更新モジュールと、前記更新されたカリキュラムパッケージをデータベースに保存し、及び/又は、前記更新されたカリキュラムパッケージを前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイするように構成された第1デプロイモジュールと、をさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、第3クライアント端末から送信されたその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信するように構成された第3受信モジュールと、前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を前記カリキュラムパッケージと統合し、総合カリキュラムパッケージを取得するように構成された第1統合モジュールと、前記第3クライアント端末又は前記第1クライアント端末から送信された、前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を受信するように構成された第4受信モジュールと、前記総合カリキュラムパッケージを編集する編集命令に応答し、前記総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を編集するように構成された第1編集モジュールを含み、前記クライアント端末は第1クライアント端末及び前記第3クライアント端末をさらに含み、前記第1クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記第3クライアント端末のログインアカウントは前記カリキュラムパッケージと異なる前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントである。
本願の実施例において、前記カリキュラム情報はインポート命令及び実験ステップを含み、対応的に、前記第1実行モジュール402は実験の実行に必要なデータパッケージ集合をインポートするために前記インポート命令を実行するように構成された第1実行サブモジュールと、前記実験ステップが依存する前記データパッケージ集合に基づき、前記実験ステップを実行するように構成された第2実行サブモジュールと、を含む。
本願の実施例において、前記第1生成モジュール404は、前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、提示情報及び前記実行結果を前記クライアント端末に送信するように構成された第1送信サブモジュールであって、前記提示情報が、前記実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことをユーザーに提示することに用いられる第1送信サブモジュールと、受信した前記クライアント端末で入力された調整命令に基づき、前記カリキュラム情報を調整し、調整後のカリキュラム情報を得るように構成された第1調整サブモジュールと、前記調整後のカリキュラム情報内の実験の実行結果が予め設定された実験結果を満たすことに応答し、前記調整後のカリキュラム情報に対応するカリキュラムパッケージを、カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるカリキュラムパッケージとして決定するように構成された第1決定サブモジュールを含む。
本願の実施例において、前記装置は、予め設定された語彙ライブラリを使用して前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を審査し、及び/又は、管理者端末に前記カリキュラムパッケージを審査するメッセージを送信するように構成された第1審査モジュールと、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報が審査に合格したことに応答し、及び/又は、前記管理者端末から送信された、前記カリキュラムパッケージが審査に合格した通知を受信したことに応答し、前記カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイするように構成された第2デプロイモジュールと、をさらに含む。本願の実施例において、前記装置は、開発者が前記クライアント端末で入力したログイン情報を受信したことに応答し、前記開発者が入力テンプレートを介して前記カリキュラム情報を編集することができるように、前記クライアント端末に前記カリキュラム情報の前記入力テンプレートを送信するように構成された第2送信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記カリキュラムパッケージを受信した管理者端末から送信された権限設定命令を受信したことに応答し、前記カリキュラムパッケージの開発者のアカウントの権限を設定するように構成された第1設定モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記のカリキュラムパッケージが前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイされていない状態において、前記カリキュラムパッケージにおける実験の実行に対応する実行環境は、前記カリキュラムアプリケーションプラットフォームでの前記カリキュラムパッケージにおける実験の実行に対応する実行環境と同じである。
本実施例は、前記装置はカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を取得し、サーバーに前記カリキュラム情報を送信するように構成された第1取得モジュールと、前記カリキュラム情報に含まれる実験の実行命令を受信したことに応答し、前記サーバーに前記実行命令を送信するように構成された第2送信モジュールと、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報に含まれる実験の実行結果を受信して表示するように構成された第5受信モジュールと、を含むカリキュラムパッケージの開発装置を提供する。
本願の実施例において、前記装置は、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たさないことに応答し、前記カリキュラム情報の調整命令を受信し、前記サーバーに前記調整命令を送信し、それによって調整後のカリキュラムパッケージがカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにするように構成された第6受信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記実行結果が予め設定された実験結果を満たすことに応答し、前記カリキュラムパッケージの提出命令を受信し、前記サーバーに前記提出命令を送信し、それによって前記カリキュラムパッケージが前記のカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイできるようにするように構成された第7受信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記実験の配置レイアウト及び/又は前記実験の実行結果をプレビューするためのプレビューインターフェースを表示するように構成された第1表示モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、受信されて前記プレビューインターフェースによってフィードバックされた、前記カリキュラム情報を修正するための修正命令を、前記サーバーに送信し、それによって前記サーバーに、前記修正命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を修正させるように構成された第3送信モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記協力開発クライアント端末の使用者を誘って前記カリキュラムパッケージを共同で開発することができるように、協力開発クライアント端末に招待命令を送信するように構成された第1招待モジュールをさらに含み、前記協力開発クライアント端末のログインアカウントが、アイデンティティ情報が予め設定された開発条件を満たした協力者のアカウントである。
本願の実施例において、前記装置は、前記協力開発クライアント端末から送信された招待同意情報を受信したことに応答し、前記協力開発クライアント端末の開発権限を設定するように構成された第2設定モジュールをさらに含み、前記協力者のアカウントが、前記カリキュラムパッケージの所有者のアカウントと異なる権限を有する。
本願の実施例において、前記装置は、前記サーバーが前記更新命令に基づき、前記カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を更新し、更新されたカリキュラムパッケージを得るために、前記サーバーが前記カリキュラム情報を更新するための更新命令を送信するように構成された第2更新モジュールをさらに含む。
本願の実施例において、前記装置は、前記サーバーにその他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を送信するように構成された第4送信モジュールと、前記サーバーから返信された総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を受信するように構成された第8受信モジュールと、前記サーバーに前記総合カリキュラムパッケージのカリキュラム情報を編集させるために、前記サーバーに前記総合カリキュラムパッケージを編集するための編集命令を送信するように構成された第5送信モジュールと、をさらに含み、前記その他のカリキュラムパッケージが、前記カリキュラムパッケージと異なるその他のカリキュラムパッケージであり、現在のクライアント端末のログインアカウントが、前記その他のカリキュラムパッケージの所有者のアカウントであり、前記総合カリキュラムパッケージが、前記その他のカリキュラムパッケージのカリキュラム情報を前記カリキュラムパッケージと統合して得られるカリキュラムパッケージである。
本願の実施例は、前記装置は、カリキュラムパッケージの審査情報を取得するように構成された第2取得モジュールと、前記カリキュラムパッケージの取得命令を受信したことに応答し、審査対象の前記カリキュラムパッケージを取得して表示するように構成された第3取得モジュールと、前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を受信したことに応答し、前記サーバーが前記カリキュラムパッケージをカリキュラムアプリケーションプラットフォームにデプロイすることができるように、サーバーに前記カリキュラムパッケージの審査合格の命令を送信するように構成された第6送信モジュールと、を含むカリキュラムパッケージの開発装置を提供する。
本願の実施例において、前記装置は、前記開発者が前記カリキュラムパッケージを開発することができるように、予め設定された開発条件を満たす開発者アカウントのために前記カリキュラムパッケージを開発する権限を有効にするように構成された第1開発モジュールをさらに含む。
説明すべきは、以上の装置の実施例の説明は、上記方法の実施例の説明と同様であり、方法の実施例と類似する有益な効果を有する。本願の装置の実施例において開示されていない技術の詳細については、本願の方法における方法の実施例の説明を参照してご理解ください。説明すべきは、本願の実施例において、ソフトウェア機能モジュールの形式で上記カリキュラムパッケージの開発方法を実現し、独立した製品として販売又は使用した場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することもできる。このような理解に基づき、本願の実施例にかかる技術的解決手段は本質的に又は既存の技術に寄与する部分についてソフトウェア製品の形式で具現化することができ、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、インスタントメッセージングデバイス(端末、サーバー等であってもよい)が本願の各実施例に記載の方法の全て又は一部を実行するための複数の命令を含む。前記記憶媒体はUSBメモリ、ポータブルハードディスク、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、磁気ディスク又は光ディスク等様々なプログラムコードを記憶可能な媒体を含む。このようにして、本願の実施例はいかなる特定のハードウェア及びソフトウェアの組み合わせに限定されない。
対応的に、本願の実施例は、実行された後に本願の実施例が提供するカリキュラムパッケージの開発方法におけるステップを実現することができるコンピュータ実行可能な命令が記憶されたコンピュータ記憶媒体を提供する。コンピュータ記憶媒体は揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は非揮発性コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であってもよい。
本願の実施例は、コンピュータ実行可能な命令が記憶されたメモリと、前記メモリのコンピュータ実行可能な命令を実行する時に本願の実施例が提供するカリキュラムパッケージの開発方法におけるステップを実現することができるプロセッサーと、を含むコンピュータデバイスを提供する。
以上のコンピュータデバイス及び記憶媒体の実施例の説明は、上記方法の実施例の説明と類似しており、方法の実施例と類似する有益な効果を有する。本願のコンピュータデバイス及び記憶媒体の実施例に開示されていない技術の詳細については、本願の方法の実施例の説明を参照してご理解ください。
図5は本願の実施例にかかるコンピュータデバイスの構成図であり、図5に示すように、該コンピュータデバイス500のハードウェアの本体はプロセッサー501、通信インターフェース502及びメモリ503を含む。
プロセッサー501は一般的にコンピュータデバイス500の全体的な操作を制御する。
通信インターフェース502はネットワークを介してコンピュータデバイスとその他の端末又はサーバーとを通信させる。
メモリ503はプロセッサー501の実行可能な命令及びアプリケーションを記憶するように構成され、さらにプロセッサー501及びコンピュータデバイス500における各モジュールの処理対象又は処理済みのデータ(例えば、画像データ、音声データ、音声通信データ及びビデオ通信データ)をキャッシュすることもでき、フラッシュメモリ(FLASH)又はランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)により実現することができる。
本実施例は少なくとも、
本願のサーバーに応用される方法及びステップを実現するように構成されたサーバーと、
本願のクライアント端末に応用される方法及びステップを実現するように構成されたクライアント端末と、を含むカリキュラムパッケージの開発システムを提供する。
1つの実施可能な方式において、サーバーとクライアント端末の具体的な構造はそれぞれ本開示の図4に示すカリキュラムパッケージの開発装置を参照することができる。
他の実施可能な方式において、サーバー及びクライアント端末の具体的な構造は本開示のコンピュータデバイスを参照することができる。
本願の実施例において、前記開発システムは、
本願の管理者端末に応用される方法及びステップを実現するように構成された管理者端末をさらに含む。
1つの実施可能な方式において、管理者端末の具体的な構造はそれぞれ本開示の図4に示すカリキュラムパッケージの開発装置を参照することができる。
他の実施可能な方式において、サーバー及びクライアント端末の具体的な構造は本開示のコンピュータデバイスを参照することができる。
本願の実施例は、電子デバイスで実行される時、前記電子デバイスにおけるプロセッサーが上記任意の一実施例に記載のカリキュラムパッケージを実現するための開発方法を実行するコンピュータ読み取り可能なコードを含むコンピュータプログラムをさらに提供する。
当然ながら、説明書全文に言及される「1つの実施例」又は「一実施例」は実施例と関連する特定の特徴、構造又は特性が本願の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。従って、説明書全体の至る所で現れる「1つの実施例において」又は「一実施例において」は必ずしも同一の実施例を指すとは限らない。また、これらの特定の特徴、構造又は特性は任意の適切な方式で1つ又は複数の実施例において組み合わせることができる。本願の各実施例において、上記各プロセスの番号の大きさは実行順の前後を表すものではなく、各プロセスの実行順はその機能及び内在する論理により決定するべきであり、本願の実施例の実施プロセスに対していかなる制限を構成すべきではないと理解すべきである。上記本願の実施例の番号は説明するためのものに過ぎず、実施例の良否を表すものではない。
説明すべきは、本明細書において、用語「含む」、「含まれる」又はその他の変形は非排他的な包含を網羅することを狙いとしており、これにより一連の要素のプロセス、方法、物品又は装置を含ませ、それらの要素を含ませるだけでなく、さらに明確に列挙されていないその他の要素を含ませ、又はさらにこのプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素も含ませる。さらに多くの制限がない状況において、「1つの……を含む」の語句により限定される要素は、該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置中に存在する別の同様の要素を排除するものではない。
本願が提供するいくつかの実施例において、開示されるデバイス及び方法は、その他の方式により実現することができると理解すべきである。以上で説明するデバイスの実施例は例示的なものであり、例えば、前記ユニットの区分は単なる論理的機能の区分に過ぎず、実際に実現する時に別の区分方式があってもよい。例えば、複数のユニット又はアセンブリを組み合わせてもよく、又は別のシステムに統合してもよく、又はいくつかの特徴を無視し、又は実行しなくてもよい。又、表示又は議論する各構成部分の相互結合、又は直接結合、又は通信接続はいくつかのインターフェース、デバイス又はユニットを介して間接的に結合し又は通信接続してもよく、電気的、機械的又はその他の形式であってもよい。上記の分離部品として説明されたユニットは物理的に分離されてもよく、又は分離されなくてもよく、ユニットとして表示される部品は物理的なユニットであってもよく、又はそうでなくてもよい。特定の場所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際の必要に応じて、一部又は全てのユニットを選択して本実施例による方法の目的を実現することができる。
又、本願の各実施例における各機能ユニットは1つの処理ユニットに全て統合してもよく、各ユニットをそれぞれ単独で1つのユニットとしてもよく、2つ以上のユニットを1つのユニットに統合してもよい。上記統合されたユニットはハードウェアの形式で実現してもよく、ハードウェアにソフトウェアを加えた機能ユニットの形式で実現してもよい。
当業者であれば、上記方法を実現する実施例の全て又は一部のステップはプログラム命令に関連するハードウェアにより遂行することができ、前記プログラムはコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶することができ、該プログラムの実行時、上記方法を含む実施例のステップを実行し、前記記憶媒体はポータブル記憶デバイス、読み取り専用メモリ(Read Only Memory、ROM)、磁気ディスク又は光ディスク等様々なプログラムコードを記憶できる媒体を含むと理解できる。又は、本願の上記統合されたユニットはソフトウェア機能モジュールの形式で実現され、また独立した製品として販売又は使用される時、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づき、本願の実施例にかかる技術的解決手段は本質的に又は既存の技術に寄与する部分についてソフトウェア製品の形式で具現化することができ、該コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ又はサーバー等であってもよい)が本願の各実施例に記載の方法の全て又は一部を実行するための複数の命令を含む。前記記憶媒体はポータブル記憶デバイス、ROM、磁気ディスク又は光ディスク等様々なプログラムコードを記憶することができる媒体を含む。以上の記載は、本願の具体的な実施形態に過ぎるが、本発明の保護範囲はこれらに限定されるものではなく、いかなる当業者は、本願に開示された技術的範囲において、容易に想到し得る変更又は置換が、全て本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は前記特許請求の範囲による保護範囲を基準とする。