JP7140460B2 - ケーブル巻き機器 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、ケーブルを8の字状に巻くためのケーブル巻き機器に関する。
電気工事などのケーブル配線作業において、長い距離をケーブルで配線する場合に、長い距離を一度に配線しようとすると、ケーブルに大きな張力が加わったり、ケーブルが床と擦れたりし、ケーブルを傷めてしまう可能性が生じてしまう。また、ケーブルの引き回しが難しくなり、配線作業に多くの人数が必要となってしまうことも懸念される。
このため、ケーブル配線作業では、長い距離を配線する場合に、必要な長さのケーブルを始点から中間地点に一時的に引き出し、引き出したケーブルを中間地点から終点まで引き回すことが行われている。例えば、100mの距離を配線する場合には、50mの地点に残り50m分のケーブルを始点から引き出し、引き出された50m分のケーブルを終点まで引き回す。これにより、長い距離を配線する場合にも、長い距離を一度に引き回す場合と比べて、ケーブルに掛かる負荷を抑制できるとともに、配線作業を容易にでき、少ない人数で適切に配線を行うことができる。
この際、引き出したケーブルを長い状態のまま置くことは困難であり、ケーブルを巻いた状態で置くことが必要となる。また、一方方向に円状にケーブルを巻くと、次の配線時(終点までの引き回し時)に、ケーブルによれが発生してしまう可能性がある。このため、引き出したケーブルを中間地点で巻く場合には、ケーブルを8の字状に巻くことが行われている(以下、この作業を「8の字巻き作業」と称す)。これにより、次の配線時にも、ケーブルによれが発生してしまうことを抑制することができる。
8の字巻き作業では、ケーブル巻きの基準となる長さをスケールなどで測定し、巻きの基準を作り、8の字を描くようにケーブルを巻く。しかしながら、こうした8の字巻き作業は、経験の浅い作業者にとっては難しい作業であり、作業者の技術の有無によって作業時間に差が生じてしまう。このため、8の字巻き作業の統一性を見出し、作業の効率化及び誰でも簡単に8の字巻き作業を行えるようにすることが望まれる。
実開平4-9864号公報
本発明の実施形態は、8の字巻き作業を簡単に行えるようにするケーブル巻き機器を提供する。
実施形態に係るケーブル巻き機器は、台座部と、前記台座部の上に並べて設けられた一対の支柱と、を有し、前記一対の支柱にケーブルを巻き掛けることによって、前記ケーブルを8の字状に巻いた状態で前記台座部の上に載置可能とするケーブル受け部と、前記一対の支柱を囲むように前記台座部の上に設けられ、前記一対の支柱に巻き掛けられた前記ケーブルの側方への広がりを抑制するとともに、前記一対の支柱の上方を開口させ、前記一対の支柱に8の字状に巻き掛けられた前記ケーブルを、前記一対の支柱の上端側から引き抜けるようにするカバー部と、を備え、前記カバー部は、前記台座部に着脱可能に取り付けられ、上端から下端まで連続して上下方向に延びる隙間を有するケーブル巻き機器である。
8の字巻き作業を簡単に行えるようにするケーブル巻き機器が提供される。
実施形態に係るケーブル巻き機器を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係るケーブル巻き機器のケーブル受け部を模式的に表す斜視図である。 実施形態に係るケーブル巻き機器のカバー部を模式的に表す斜視図である。 図4(a)及び図4(b)は、取付部及び外れ抑制部の一例を模式的に表す断面図である。 実施形態に係るケーブル巻き機器の使用方法の一例を説明するための模式的斜視図である。 実施形態に係るケーブル巻き機器の使用方法の一例を説明するための模式的斜視図である。 実施形態に係るケーブル巻き機器の使用方法の一例を説明するための模式的斜視図である。 実施形態に係るケーブル巻き機器の使用方法の一例を説明するための模式的斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して詳細な説明を適宜省略する。
図1は、実施形態に係るケーブル巻き機器を模式的に表す斜視図である。
図2は、実施形態に係るケーブル巻き機器のケーブル受け部を模式的に表す斜視図である。
図3は、実施形態に係るケーブル巻き機器のカバー部を模式的に表す斜視図である。
図1~3に表したように、ケーブル巻き機器10は、ケーブル受け部20と、カバー部30と、を備える。
ケーブル受け部20は、台座部21と、一対の支柱22、23と、を有する。一対の支柱22、23は、台座部21の上に並べて設けられている。一対の支柱22、23は、台座部21から上方に向かって延びる。換言すれば、一対の支柱22、23は、上下方向に延び、台座部21の上に水平方向に並べて設けられる。
台座部21の少なくとも一部は、一対の支柱22、23の下端よりも外側に延びる。これにより、ケーブル受け部20は、一対の支柱22、23にケーブルCB(図5~8参照)を巻き掛けることによって、ケーブルCBを8の字状に巻いた状態で台座部21の上に載置可能とする。
一対の支柱22、23は、例えば、円筒状である。一対の支柱22、23の径は、上下方向に沿って実質的に一定である。これにより、一対の支柱22、23は、8の字状に巻いたケーブルCBを所定の長さに設定し、ケーブルCBを8の字状に巻き掛けながら上方に積み上げることにより、ケーブルCBを積み上げた段数によって巻き掛けたケーブルCBの長さを測れるようにする。
例えば、一対の支柱22、23に8の字状に1回巻き掛けた際のケーブルCBの長さが、4mであったとする。この場合、ケーブルCBの8の字巻き作業を行う作業者は、一対の支柱22、23にケーブルCBを2回巻き掛け、ケーブルCBの段数を2段とすることにより、スケールなどでケーブルCBの長さを測らずとも、ケーブルCBの長さを8mと認識することができる。これにより、ケーブルCBの長さをスケールなどで測る作業を省くことができ、8の字巻き作業をより簡単にし、8の字巻き作業の作業効率を向上させることができる。
一対の支柱22、23の形状は、円筒状に限ることなく、多角形の筒状などでもよい。また、一対の支柱22、23は、筒状に限ることなく、柱状でもよい。但し、一対の支柱22、23を筒状あるいは中空の柱状とすることにより、一対の支柱22、23の重量を抑制し、ケーブル巻き機器10を扱い易くすることができる。支柱22、23は、1つの部材に限ることなく、複数の部材で構成してもよい。例えば、複数の柱状あるいは筒状の部材を環状に配置することによって、支柱22、23を構成してもよい。一対の支柱22、23の形状は、ケーブルCBを巻き掛けることが可能な任意の形状でよい。
また、一対の支柱22、23の径(太さ)は、必ずしも上下方向に沿って一定でなくてもよい。但し、一対の支柱22、23の径を上下方向に沿って実質的に一定とすることにより、上記のように、8の字巻き作業の作業効率を向上させることができる。ここで、一対の支柱22、23の径が上下方向に沿って実質的に一定の状態とは、例えば、一対の支柱22、23の径の変化が1cm以下の状態である。換言すれば、支柱22、23の最も太い部分と最も細い部分との太さの差が、1cm以下の状態である。
台座部21を上方から見た形状は、例えば、円筒状の一対の支柱22、23の形状に対応した8の字状の形状である。但し、台座部21を上方から見た形状は、これに限定されるものではない。また、この例において、台座部21は、外縁を上方に向けて延ばした器状に形成されている。台座部21の形状は、器状に限ることなく、平板状などでもよい。台座部21の形状は、一対の支柱22、23に巻き掛けたケーブルCBを載置可能とし、ケーブルCBが一対の支柱22、23から下方に抜け落ちることを抑制可能な任意の形状でよい。
台座部21は、取手24を有する。台座部21は、一対の支柱22、23の並ぶ方向の一方側及び他方側に設けられた一対の取手24を有する。これにより、8の字巻き作業を行う作業者が、一対の取手24を把持して台座部21(ケーブル巻き機器10)を持ち上げることができ、ケーブル巻き機器10をより扱い易くすることができる。
取手24の形状は、8の字巻き作業を行う作業者が把持可能な任意の形状でよい。また、取手24の数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。取手24の数は、台座部21を持ち上げ易くすることができる任意の数でよい。例えば、対象となるケーブルCBの重量が重く、2人以上での作業が想定される場合などには、3つ以上の取手24を台座部21に設けてもよい。
カバー部30は、一対の支柱22、23を囲むように台座部21の上に設けられ、一対の支柱22、23に巻き掛けられたケーブルCBの側方への広がりを抑制するとともに、一対の支柱22、23の上方を開口させ、一対の支柱22、23に8の字状に巻き掛けられたケーブルCBを、一対の支柱22、23の上端側から引き抜けるようにする。
カバー部30の形状は、一対の支柱22、23の外側を囲む筒状である。カバー部30を上方から見た形状は、台座部21及び一対の支柱22、23に対応した8の字状である。
また、カバー部30は、上下方向に延びる隙間30aを有する。隙間30aは、例えば、筒状のカバー部30の上端から下方に向かって延びる。隙間30aは、例えば、筒状のカバー部30の上端から下端まで連続して延びる。隙間30aは、一対の支柱22、23に8の字状に巻き掛けたケーブルCBを、一対の支柱22、23から引き抜く際に、ケーブルCBを通せるようにする。これにより、隙間30aは、ケーブルCBを一対の支柱22、23から引き抜く作業をし易くする。
但し、カバー部30の形状は、ケーブルCBの側方への広がりを抑制でき、かつ一対の支柱22、23の上端側から引き抜けるようにする任意の形状でよい。カバー部30は、必ずしも隙間30aを有しなくてもよい。
カバー部30は、台座部21に対して着脱可能に取り付けられる。カバー部30は、台座部21に取り付けられた状態において、台座部21からの外れを抑制する外れ抑制部32を有する。カバー部30は、例えば、複数の外れ抑制部32を有する。
台座部21は、カバー部30を着脱可能に取り付けるための取付部26を有する。取付部26は、カバー部30の外れ抑制部32に対応して設けられる。台座部21は、カバー部30の複数の外れ抑制部32のそれぞれに対応した複数の取付部26を有する。この例では、カバー部30が、3つの外れ抑制部32を有し、台座部21が、3つの外れ抑制部32に対応する3つの取付部26を有している。取付部26及び外れ抑制部32の数は、3つに限ることなく、1つ又は2つでもよいし、4つ以上でもよい。取付部26及び外れ抑制部32の数は、カバー部30を着脱可能に台座部21に取り付けつつ、カバー部30の台座部21からの意図しない外れを抑制可能な任意の数でよい。
図4(a)及び図4(b)は、取付部及び外れ抑制部の一例を模式的に表す断面図である。
図4(a)及び図4(b)に表したように、外れ抑制部32は、凹部32aを有する。取付部26は、外れ抑制部32の凹部32aに対応して設けられ、外れ抑制部32の凹部32aと係合する凸部26aを有する。外れ抑制部32は、カバー部30が台座部21に取り付けられた状態において、凹部32aを取付部26の凸部26aを係合させることにより、カバー部30の台座部21からの外れを抑制する。
外れ抑制部32は、上下に並ぶ2つの凹部32aを有している。取付部26は、2つの凹部32aに対応する2つの凸部26aを有している。凸部26a及び凹部32aの数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。凸部26a及び凹部32aの数は、カバー部30の台座部21からの外れを抑制可能な任意の数でよい。
なお、上記とは反対に、外れ抑制部32に凸部を設け、取付部26に凹部を設けてもよい。外れ抑制部32の構成は、取付部26との係合によってカバー部30の台座部21からの外れを抑制可能な任意の構成でよい。
また、外れ抑制部32によってカバー部30の台座部21からの外れを抑制する構成は、取付部26との係合に限定されるものではない。例えば、ネジ止めによってカバー部30を台座部21に取り付けるためのネジ孔(雌ネジ)などを外れ抑制部32としてもよい。外れ抑制部32の構成は、カバー部30の台座部21からの外れを抑制可能な任意の構成でよい。
また、カバー部30は、必ずしも台座部21に対して着脱可能でなくてもよい。カバー部30は、台座部21と一体的に構成してもよい。カバー部30は、例えば、型成形などによって台座部21と一体に成形してもよい。カバー部30は、例えば、台座部21と別部材で成形した後、接着や溶着などで台座部21と接合することにより、台座部21と一体に構成してもよい。
ケーブル受け部20とカバー部30との合計の重量は、例えば、5kg以下である。換言すれば、ケーブル巻き機器10の重量は、5kg以下である。これにより、ケーブル巻き機器10を持ち上げ易くし、誰にでも簡単に扱えるようにすることができる。
ケーブル受け部20及びカバー部30の少なくとも一部は、チタン合金で構成されている。これにより、ケーブル巻き機器10の重量を抑制しつつ、ケーブル巻き機器10において高い強度を得ることができる。例えば、ケーブル巻き機器10の重量を5kg以下にした場合にも、ケーブル巻き機器10において高い強度を得ることができる。ケーブル受け部20及びカバー部30は、全体をチタン合金で構成してもよい。換言すれば、ケーブル巻き機器10は、全体をチタン合金で構成してもよい。これにより、ケーブル巻き機器10をより軽量で丈夫にすることができる。
なお、ケーブル巻き機器10の材料は、チタン合金に限ることなく、例えば、アルミニウムやステンレスなどの他の金属材料でもよいし、樹脂材料などでもよい。ケーブル巻き機器10の材料は、適切な強度と重量とを得ることができる任意の材料でよい。
図5~図8は、実施形態に係るケーブル巻き機器の使用方法の一例を説明するための模式的斜視図である。
図5~図8では、配線棚2を始点とし、配線棚2から引き出されたケーブルCBを遠方の終点(ケーブルCBの接続点)まで引き回す場合の例を模式的に表している。なお、ケーブルCBを引き出す始点は、配線棚2に限ることなく、例えば、ケーブルCBをリールに巻き回したケーブルリールなどでもよい。
ケーブルCBを始点から遠方の終点まで引き回す場合には、まず、ケーブル巻き機器10を始点と終点との間の中間点に配置する。ケーブル巻き機器10は、例えば、図5に表したように、台座部21側を下方に向けた状態で、中間点の床面などに載置する。中間点は、始点と終点との間のちょうど半分の位置であることが好ましい。但し、中間点は、始点と終点との間のちょうど半分の位置に限ることなく、始点と終点との間の任意の位置でよい。
ケーブル巻き機器10を中間点に配置した後、図5及び図6に表したように、配線棚2から引き出したケーブルCBを、ケーブル巻き機器10の一対の支柱22、23に巻き掛けることにより、ケーブルCBを8の字状に巻いていく。この際、ケーブル巻き機器10では、カバー部30が、一対の支柱22、23に巻き掛けられたケーブルCBの側方への広がりを抑制する。
このように、ケーブル巻き機器10では、一対の支柱22、23とカバー部30との間の隙間にカバー部30の上方側の開口からケーブルCBを挿通し、ケーブルCBを一対の支柱22、23に巻き掛けることで、ケーブルCBを簡単に8の字状に巻くことができる。これにより、ケーブル巻き機器10では、8の字巻き作業の作業効率を向上させることができる。
また、ケーブル巻き機器10では、前述のように、一対の支柱22、23が、8の字状に巻いたケーブルCBを所定の長さに設定し、ケーブルCBを8の字状に巻き掛けながら上方に積み上げることにより、ケーブルCBを積み上げた段数によって巻き掛けたケーブルCBの長さを測れるようにする。これにより、ケーブルCBの長さをスケールなどで測る作業を省くことができ、8の字巻き作業をより簡単にし、8の字巻き作業の作業効率をより向上させることができる。
中間点から終点までケーブルCBを引き回すのに必要な長さのケーブルCBを8の字状に巻いた後、図7に表したように、配線棚2から垂れたケーブルCBをカバー部30の隙間30aに挿通する。
この後、図8に表したように、取手24を把持してケーブル巻き機器10を持ち上げ、上下を逆転させるようにケーブル巻き機器10をひっくり返すことにより、一対の支柱22、23に巻き掛けられたケーブルCBを落下させ、ケーブルCBを一対の支柱22、23から引き抜く。これにより、適切な長さのケーブルCBを誰にでも簡単に準備することが可能となる。
ケーブル巻き機器10では、台座部21が取手24を有する。これにより、ケーブル巻き機器10を持ち上げてひっくり返す作業をし易くすることができる。但し、取手24は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
ケーブル巻き機器10では、ケーブル受け部20とカバー部30との合計の重量が、5kg以下である。これにより、例えば、ケーブルCBを一対の支柱22、23に巻き掛けた状態のケーブル巻き機器10を持ち上げ易くすることができる。例えば、一人で持ち上げられる重量の上限は、30kg程度である。ケーブル巻き機器10の重量を5kg以下とすることにより、ケーブルCBを一対の支柱22、23に巻き掛けた状態において、ケーブル巻き機器10とケーブルCBとの合計の重量を30kg以下に抑え易くすることができる。これにより、一人の作業者でケーブル巻き機器10を扱う場合にも、様々な作業者にケーブル巻き機器10を扱い易くさせることができる。
例えば、ケーブルCBを一対の支柱22、23に対してきつく巻き付け過ぎ、ケーブル巻き機器10をひっくり返しても、ケーブルCBを一対の支柱22、23から引き抜き難くなってしまう可能性がある。この場合には、カバー部30を台座部21から取り外した状態で、ケーブル受け部20をひっくり返す。これにより、一対の支柱22、23に巻き掛けられたケーブルCBを手で直接つかんで落下させることなどができ、ケーブルCBを一対の支柱22、23に対してきつく巻き付け過ぎてしまった場合などにも、ケーブルCBを一対の支柱22、23から容易に引き抜くことができる。従って、ケーブル巻き機器10の使い勝手をより向上させることができる。
ケーブル巻き機器10では、カバー部30が、台座部21からの外れを抑制する外れ抑制部32を有する。これにより、カバー部30を台座部21に対して着脱可能とした場合にも、ケーブル巻き機器10をひっくり返した際に、カバー部30が台座部21から外れて落下してしまうことを抑制することができる。これにより、ケーブル巻き機器10の使い勝手をより向上させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明およびその等価物の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
2 配線棚、 10 ケーブル巻き機器、 20 ケーブル受け部、 21 台座部、 22、23 支柱、 24 取手、 26 取付部、 26a 凸部、 30 カバー部、 30a 隙間、 32 外れ抑制部、 32a 凹部、 CB ケーブル

Claims (6)

  1. 台座部と、前記台座部の上に並べて設けられた一対の支柱と、を有し、前記一対の支柱にケーブルを巻き掛けることによって、前記ケーブルを8の字状に巻いた状態で前記台座部の上に載置可能とするケーブル受け部と、
    前記一対の支柱を囲むように前記台座部の上に設けられ、前記一対の支柱に巻き掛けられた前記ケーブルの側方への広がりを抑制するとともに、前記一対の支柱の上方を開口させ、前記一対の支柱に8の字状に巻き掛けられた前記ケーブルを、前記一対の支柱の上端側から引き抜けるようにするカバー部と、
    を備え
    前記カバー部は、前記台座部に着脱可能に取り付けられ、上端から下端まで連続して上下方向に延びる隙間を有するケーブル巻き機器。
  2. 前記カバー部は、前記台座部に取り付けられた状態において前記台座部からの外れを抑制する外れ抑制部を有する請求項1記載のケーブル巻き機器。
  3. 前記台座部は、取手を有する請求項1又は2に記載のケーブル巻き機器。
  4. 前記一対の支柱は、8の字状に巻いた前記ケーブルを所定の長さに設定し、前記ケーブルを8の字状に巻き掛けながら上方に積み上げることにより、前記ケーブルを積み上げた段数によって巻き掛けた前記ケーブルの長さを測れるようにする請求項1~3のいずれか1つに記載のケーブル巻き機器。
  5. 前記ケーブル受け部と前記カバー部との合計の重量は、5kg以下である請求項1~4のいずれか1つに記載のケーブル巻き機器。
  6. 前記ケーブル受け部及び前記カバー部の少なくとも一部は、チタン合金で構成されている請求項5記載のケーブル巻き機器。
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