JP7140324B2 - 過酸化水素ガス発生装置および過酸化水素ガス発生方法 - Google Patents
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(3)前記加熱装置は、前記過炭酸ナトリウムに付着している水分を蒸発させるプレヒーティングを行っても良い。
(5)前記気体が、絶対湿度が1.5g/m3以下の乾燥した気体であっても良い。
(6)前記気体を冷却する冷却装置をさらに備え、前記気体の温度を25度以下に冷却しても良い。
[1.構成]
本発明の第1の実施形態に係る過酸化水素ガス発生装置の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。図1に示す通り、過酸化水素ガス発生装置は、筐体1を有する。筐体1の内部には、過炭酸ナトリウムが充填された容器2と、容器2を加熱する加熱装置3が設けられている。
容器2は、中空部に過炭酸ナトリウムが充填される充填容器である。容器2は、熱伝導率が高く、容器2内部の温度が均一となる材料により形成されていると良い。例えば、容器2としては、円筒型のガラス管または金属管のカートリッジを用いることができる。以下の説明では、容器2としてカートリッジを用いた場合を例に説明する。このカートリッジには、気体供給路Aと過酸化水素ガス供給路Hが接続されている。具体的には、ガラス管または金属管の一端部の開口には、チューブコネクタを介して気体供給路Aが接続されている。ガラス管または金属管の他端部の開口には、チューブコネクタを介して過酸化水素ガス供給路Hが接続されている。
加熱装置3は、容器2を加熱するための導体を有する。導体としては、アルミ線又は銅線等、電気伝導率の高い導体を用いることが好ましい。他にも、ニクロム線、カンタル線を用いても良い。導体は、電源供給トランスから供給される電流によって、所望の温度にカートリッジを加熱できるように、容器2の抵抗を鑑みて、導体の断面積や巻回する長さを調整しておく。なお、導体のような線状発熱体のみではなく、面状に発熱するヒーターを用いても良い。
気体供給路Aは、容器2に気体を供給するダクトである。気体供給路Aは、一端部が容器2に接続され、他端部が不図示の気体供給システムに接続されている。容器2に気体を供給する理由の一つとしては、過炭酸ナトリウムから発生した過酸化水素ガスを、供給された気体により対象空間へと向けて押し出すことにある。また、過酸化水素は炭酸ナトリウムに対する結合力が強い一方、50度以上に加熱すると過酸化水素は脱離しながら分解し、100度以上になると顕著に分解する。すなわち、過炭酸ナトリウムから脱離した過酸化水素ガスは、脱離とほぼ同時に分解が始まり水と酸素になる。
H2O2(g)→H2O(g) + 1/2 O2(g)
この反応は発熱反応であり、25度における標準反応ギブスエネルギーΔrG°[kJ mol-1]と圧平衡定数Kpはそれぞれ、ΔrG= -123kJ mol-1、Kp =3.5×1021となる。このことは、この反応が低温でもゆっくりと自発的に進行するだけでなく、成分組成も水蒸気と酸素に大きく偏っていることを示している。
過酸化水素ガス供給路Hは、過酸化水素ガスを対象空間Sに供給するダクトである。過酸化水素ガス供給路Hの、容器2と接続されている端部と反対側の端部は、対象空間内に設置されている。気体供給路Aを介して容器2に供給された気体は、容器2内において脱離直後の過酸化水素ガスをさらい、過酸化水素ガスとともに過酸化水素ガス供給路Hを介して対象空間に供給される。
以上のような構成を有する過酸化水素ガス発生装置は、図2に示す通り、以下の工程により過酸化水素ガスを生成する。
(1)容器2のプレヒーティング工程
(2)容器2の加熱工程
(3)容器2への気体供給工程
プレヒーティング工程では、過炭酸ナトリウムを加熱する。例えば、2gの過炭酸ナトリウムを80℃でプレヒーティングする場合、加熱時間は1時間以上とすると良い。プレヒーティングは、加熱装置3を用いて過炭酸ナトリウムが充填されたカートリッジを加熱することにより行うことができる。また、プレヒーティングは、過炭酸ナトリウムを三角フラスコ等の容器に入れ、油浴により加熱して行ってもよい。この場合、プレヒーティング後の過炭酸ナトリウムは、カートリッジに充填される。このカートリッジを、過酸化水素ガス発生装置の筐体1内部に設置する。
加熱工程では、過酸化水素ガス発生装置の筐体1に設置されたカートリッジを、加熱装置3により加熱する。すなわち制御装置からの制御信号により、加熱装置3は、カートリッジ内に充填された過炭酸ナトリウムが105~120度となるように、カートリッジを加熱する。カートリッジを加熱することにより、過炭酸ナトリウムはその表面が加熱され、過酸化水素ガスが発生する。この加熱工程の開始とともに、気体供給工程も開始される。
気体供給工程では、カートリッジに乾燥した気体を供給する。すなわち、制御装置からの制御信号により、減圧弁a1および逆止弁a2を開状態としたうえで、気体供給路Aに接続されている圧縮空気供給システムから圧縮空気を供給する。気体供給路Aに供給された圧縮空気は、減圧弁a1により大気圧まで減圧されて25度以下となり、流量計を介してカートリッジへと送られる。
以下、本実施形態の過酸化水素ガス発生装置により発生される過酸化水素ガスについて検証を行った。各実験において、特に断りがない場合は、同様の実験設備および条件を用いて過酸化水素ガスの発生および測定を行った。
(実験設備)
過酸化水素ガスの発生および測定は、以下の設備と手順により行った。すなわち、粒状の過炭酸ナトリウム2gを三角フラスコに入れ、油浴中に固定した。油浴温度を設定し、設定温度に保った状態で、0.5L/minで乾燥空気を1時間サンプルに通気した。乾燥空気としては、25度以下の圧縮空気を用いた。三角フラスコから排出された気体について、温湿度計と過酸化水素検知器を設置し、気体の温湿度と過酸化水素濃度を測定した。
本実施形態の過酸化水素ガス発生装置が用いる過炭酸ナトリウムについて、プレヒーティングの効果を検証した結果を以下に示す。実験におけるプレヒーティングは、2gの過炭酸ナトリウムを三角フラスコに入れ、油浴にて80℃に加熱して行った。過炭酸ナトリウムは、加熱時間が異なる6種のサンプルを用意した。各サンプルの加熱時間は、0、15、30、45、60、または75分であった。各サンプルを三角フラスコに入れ、油浴により過炭酸ナトリウムの温度が115℃となるように加熱し、発生した気体にいて、湿度を測定した。
過炭酸ナトリウムの加熱温度と発生する過酸化水素の濃度の関係を検証する実験を行った。この実験は、80℃にて1時間プレヒーティングを行った過炭酸ナトリウムを、各サンプルにおいて2gずつ用いて行った。過炭酸ナトリウムの加熱温度は、95、105、110、115、120、および125℃とした。実験ではガラス製の三角フラスコに過炭酸ナトリウムを入れ、油浴により加熱した。従って、油浴温度を100、110、115、120、125および130℃として三角フラスコを油浴温度と同一の温度に加熱することで、過炭酸ナトリウムを上記温度に加熱した。
過炭酸ナトリウムに供給する気体の温度と発生する過酸化水素の濃度の関係を検証する実験を行った。この実験は、80℃にて1時間プレヒーティングを行った過炭酸ナトリウムを、各サンプルにおいて2gずつ用いて行った。過炭酸ナトリウムの加熱温度は115℃とした。実験ではガラス製の三角フラスコに過炭酸ナトリウムを入れ、油浴により加熱した。従って、油浴温度を120℃として三角フラスコを油浴温度と同一の温度に加熱することで、過炭酸ナトリウムを上記温度に加熱した。
粒状の過炭酸ナトリウムをすり潰し、粉末状とした場合における過酸化水素濃度を測定した。この実験は、80℃にて1時間プレヒーティングを行った過炭酸ナトリウムを、各サンプルにおいて2gずつ用いて行った。過炭酸ナトリウムのすり潰しは、乳鉢を用いて5分間手動にて行った。過炭酸ナトリウムの加熱温度は115℃とした。実験ではガラス製の三角フラスコに過炭酸ナトリウムを入れ、油浴により加熱した。従って、油浴温度を120℃として三角フラスコを油浴温度と同一の温度に加熱することで、過炭酸ナトリウムを上記温度に加熱した。
以上のような本実施形態の過酸化水素ガス発生装置の作用効果は、以下のとおりである。
(1)過炭酸ナトリウムが充填された容器2と、容器2を加熱する加熱装置3と、容器2に気体を供給する気体供給路Aと、を有し、加熱装置3が容器2を加熱するともに、気体供給路Aを介して過炭酸ナトリウムの加熱温度よりも低い温度の気体を容器2に通気する。
上記の実施形態では、容器2に充填された過炭酸ナトリウムにおいて空隙を形成するために、粒状の過炭酸ナトリウムを用いた。ただし、本発明では、例えば粒状の過炭酸ナトリウムをすり潰すことで微粉末とした過炭酸ナトリウムを用いることを排除する意図はない。微粉末の過炭酸ナトリウムを容器2内部に敷き詰めるようにして用いた場合、隣り合う過炭酸ナトリウムにより形成される空隙は非常に少ない。そのため、容器2に供給された気体の通り道が形成されにくくなる。
上記の実施形態では、カートリッジは、円筒型のガラス管または金属管であり、中空部に過炭酸ナトリウムが充填されている。ただし、図8に示すように、カートリッジを、ガラス管または金属管の外筒2aと、外筒2aの内部に収容される内筒2bにより構成しても良い。過炭酸ナトリウムは、外筒2aと内筒2bの間の空間に充填される。ここで、内筒2bは、金属製のメッシュ構造を有している。よって、内筒2bの内周面が形成する円柱型の空間に気体を供給する構成とすることで、過炭酸ナトリウムに対して通気することができる。このようなカートリッジの一例として、ディフューションドライヤーを適用しても良い。
a1 減圧弁
a2 逆止弁
a3 流量計
H 過酸化水素ガス供給路
1 筐体
2 容器
2a 外筒
2b 内筒
3 加熱装置
Claims (9)
- 過炭酸ナトリウムが充填された容器と、
前記容器を加熱する加熱装置と、
前記容器に気体を供給する気体供給路と、
前記気体供給路と対向する位置に設けられ、過酸化水素ガスを供給する過酸化水素ガス供給路と、
を有し、
前記加熱装置が前記容器を加熱するともに、前記気体供給路を介して前記過炭酸ナトリウムの加熱温度よりも低い温度の気体を、前記容器に通気する過酸化水素ガス発生装置。 - 前記容器に充填された過炭酸ナトリウムにおいて、隣り合う過炭酸ナトリウムの間に気体の通り道となる空隙が形成されている請求項1記載の過酸化水素ガス発生装置。
- 前記加熱装置は、前記過炭酸ナトリウムに付着している水分を蒸発させるプレヒーティングを行う請求項1または2記載の過酸化水素ガス発生装置。
- 前記加熱装置は、前記容器内の過炭酸ナトリウムの温度が、105~120℃となるように容器を加熱する請求項1~3いずれか1項記載の過酸化水素ガス発生装置。
- 前記気体が、絶対湿度が1.5g/m3以下の乾燥した気体である請求項1~4いずれか1項記載の過酸化水素ガス発生装置。
- 前記気体を冷却する冷却装置をさらに備え、
前記気体の温度を25度以下に冷却する請求項1~5いずれか1項記載の過酸化水素ガス発生装置。 - 過炭酸ナトリウムを加熱し、過酸化水素ガスを発生させる加熱工程と、
加熱温度よりも低い温度の気体により、前記過酸化水素ガスが対象空間に向かって流れるように、前記過酸化水素ガスに向けて前記気体を供給する気体供給工程と、を含む過酸化水素ガス発生方法。 - 前記加熱工程の前に、前記過炭酸ナトリウムに付着している水分を蒸発させるプレヒーティング工程を含む請求項7記載の過酸化水素ガス発生方法。
- 前記気体供給工程の前に、前記気体を25度以下に冷却する冷却工程を含む請求項7または8記載の過酸化水素ガス発生方法。
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