JP7140284B2 - 検証方法、情報処理装置及び検証プログラム - Google Patents

検証方法、情報処理装置及び検証プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7140284B2
JP7140284B2 JP2021522607A JP2021522607A JP7140284B2 JP 7140284 B2 JP7140284 B2 JP 7140284B2 JP 2021522607 A JP2021522607 A JP 2021522607A JP 2021522607 A JP2021522607 A JP 2021522607A JP 7140284 B2 JP7140284 B2 JP 7140284B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
verification
target data
axis
verification target
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021522607A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020240873A1 (ja
Inventor
承剛 大山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2020240873A1 publication Critical patent/JPWO2020240873A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7140284B2 publication Critical patent/JP7140284B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/80Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of semi-structured data, e.g. markup language structured data such as SGML, XML or HTML
    • G06F16/84Mapping; Conversion
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/23Updating
    • G06F16/2365Ensuring data consistency and integrity
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

本発明は、検証方法等に関する。
例えば、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)による財務諸表を金融監督機関へ提出することが義務付けられている。XBRLとは、ビジネス報告の作成、流通及び利用を容易にするためのデータ記述言語として、XML(eXtensible Markup Language)をベースに開発された言語である。
提出される財務諸表は、2次元の表など、複数の軸を持ったデータを表現するために用いられる拡張仕様であるDimension仕様に準拠する必要がある。このため、財務諸表の提出を受けた金融監督機関は、当該財務諸表について、Dimension仕様と呼ばれる仕様に基づく検証を行う。
Dimension仕様では、軸と軸に指定する値の組み合わせをあらかじめ定義する。この組み合わせによりデータとして可能な値が表現される。図12は、Deminsion仕様に準拠した財務諸表の参考例を示す図である。図12に示す財務諸表では、「売上高」、「売上原価」、「売上総利益」という勘定科目(以下、科目という)に対して、「地域」、「事業」という軸が定義されている。「地域」の軸には、取り得る値として「北米」、「欧州」、「アジア」、「合計」が定義されている。「事業」の軸には、取り得る値として「ハードウェア」、「ソフトウェア」、「合計」が定義されている。
そして、Dimension仕様に基づく検証では、定義にない組み合わせ、又は定義で禁止されている組み合わせが存在する場合には、そのデータは妥当なデータではないと判断される。ここでは、例えば、科目が「売上高」である場合に、軸が「地域」である「北米」、軸が「事業」である場合の「ハードウェア」の組み合わせは、妥当なデータであると判断される。一方、例えば、科目が「売上高」である場合に、軸が「地域」である「アフリカ」、軸が「事業」である場合の「ミドルウェア」の組み合わせは、妥当なデータでないと判断される。「アフリカ」は、「地域」の軸の取り得る値として定義されていないからである。「ミドルウェア」は、「事業」の軸の取り得る値として定義されていないからである。
特開2001-306370号公報 特開平5-134859号公報
かかるDimension仕様には、デフォルトという概念が存在する。デフォルトとは、軸に対して値を指定しない場合に使われる値のことをいう。例えば、軸が「製品種別」である場合に、デフォルトの値として「全製品」が使われる。つまり、科目が「売上高」である場合、「北米」の売上高と、「北米」の「全製品」の売上高とは同義の意味を持つ。一方、デフォルトの値が指定されない軸の場合には、この軸に対して必ず値を指定することが必要となる。
このため、Dimension仕様に基づく検証を行う際には、単純な軸と軸の値の組み合わせだけでは正しく検証することが難しいという問題がある。なお、同様の問題は、Dimension仕様に基づく検証以外でも生じうるものである。
1つの側面では、本発明は、検証精度を向上することを目的とする。
一態様の検証方法において、XBRLデータを受け付けると、前記XBRLデータから任意の科目のデータを検証対象データとして取得し、XBRLデータの定義情報を参照して、前記検証対象データと同一科目のデータに割り当てられた属性値を特定し、特定した前記属性値が前記検証対象データに対応付けられている又は対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当であると判定し、且つ、特定した前記属性値以外の属性値が前記検証対象データに対応付けられている場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定するアルゴリズムを用いて、前記検証対象データの妥当性を検証する、処理をコンピュータが実行する検証方法であって、特定した前記属性値に所定の種別の属性値が含まれ、且つ、前記所定の種別の属性値のいずれも前記検証対象データに対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定する、処理をコンピュータが実行する。
一つの態様によれば、検証精度を向上することができる。
図1は、実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図2は、定義情報の一例を示す図である。 図3は、インスタンスの一例を示す図である。 図4は、実施例に係る組み合わせビット列テーブルの一例を示す図である。 図5は、実施例に係る検証用ビット列の一例を示す図である。 図6は、実施例に係る検証処理の一例を示す図である。 図7は、実施例に係る検証処理のメインのフローチャートの一例を示す図である。 図8は、実施例に係る定義情報解析処理のフローチャートの一例を示す図である。 図9は、実施例に係る検証情報解析処理のフローチャートの一例を示す図である。 図10は、実施例に係る検証処理のフローチャートの一例を示す図である。 図11は、検証プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。 図12は、Deminsion仕様に準拠した財務諸表の参考例を示す図である。 図13Aは、ビット演算による検証の参考例を示す図である。 図13Bは、ビット演算による検証の参考例を示す図である。
以下に、本願の開示する検証方法、情報処理装置及び検証プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、Dimension仕様に基づく検証を行う際に、軸と軸の値の組み合わせの検証を、ビット演算を用いて行う場合の参考例を、図13A及び図13Bを参照して説明する。図13A及び図13Bは、ビット演算による検証の参考例を示す図である。図13A及び図13Bでは、勘定科目(以下、「科目」と略記)が「売上」、「資産」である場合の、軸と軸の値の組み合わせの検証を行う場合について説明する。
図13Aに示すように、科目としての「売上」、「資産」に対して、軸と値の全組み合わせを考慮したビット列が生成されている。ここでは、「全地域」、「北米」、「アジア」、「欧州」が「地域」軸の値である。「全製品」、「家電」、「PC」が「製品種別」軸の値である。「有形」、「無形」が「資産種別」軸の値である。
科目に対して軸と値とが可能な組み合わせである場合に「1」のビット値が設定される。科目に対して軸と値とが可能でない組み合わせである場合に「0」のビット値が設定される。ここでは、「売上」の科目に対して、「地域」軸の値及び「製品種別」軸の値に「1」のビット値が設定されている。「資産」の科目に対して、「地域」軸の値及び「資産種別」軸の値に「1」のビット値が設定されている。なお、科目に対する軸と値の全組み合わせや、科目に対する軸と値とが可能な組み合わせは、Dimension仕様を用いて定義情報にあらかじめ定義される。
このような状況の下、情報処理装置は、図13Aに示した科目に対する軸と値との可能な組み合わせのビット列を前提に、検証する値の組み合わせが妥当であるか否かを、ビット演算を用いて検証する。
図13B上段に示すように、科目が「売上」である場合の検証する値の組み合わせが、「地域:北米、他指定なし」であるとする。「地域:北米、他指定なし」とは、「地域」軸の値の指定が「北米」且つその他の軸の値の指定がない場合を意味する。かかる場合には、検証用のビット列の「北米」に対するビットに問い合わせビットとしての「1」が設定される。すなわち、検証用のビット列は、検証する値のビットのみ「1」が設定される。
そして、情報処理装置は、科目が「売上」である場合の軸と値との可能な組み合わせのビット列と、「地域:北米、他指定なし」の検証用のビット列とのAND演算を行い、AND結果を出力する。情報処理装置は、AND結果が問い合わせビットと一致すれば、妥当な組み合わせであると判定する。ここでは、AND結果は問い合わせビットと一致するので、検証する値の組み合わせは、妥当な組み合わせであると判定される。
図13B中段に示すように、科目が「売上」である場合の検証する値の組み合わせが、「資産:有形、他指定なし」であるとする。「資産:有形、他指定なし」とは、「資産種別」軸の値の指定が「有形」且つその他の軸の値の指定がない場合を意味する。かかる場合には、検証用のビット列の「有形」に対するビットに問い合わせビットとしての「1」が設定される。
そして、情報処理装置は、科目が「売上」である場合の軸と値との可能な組み合わせのビット列と、「地域:有形、他指定なし」の検証用のビット列とのAND演算を行い、AND結果を出力する。情報処理装置は、AND結果が問い合わせビットと一致すれば、妥当な組み合わせであると判定する。ここでは、AND結果は問い合わせビットと一致しないので、検証する値の組み合わせは、妥当な組み合わせでないと判定される。
図13B下段に示すように、科目が「資産」である場合の検証する値の組み合わせが、「地域:全地域、他指定なし」であるとする。「地域:全地域、他指定なし」とは、「地域」軸の値の指定が「全地域」且つその他の軸の値の指定がない場合を意味する。かかる場合には、検証用のビット列の「全地域」に対するビットに問い合わせビットとしての「1」が設定される。
そして、情報処理装置は、科目が「資産」である場合の軸と値との可能な組み合わせのビット列と、「地域:全地域、他指定なし」の検証用のビット列とのAND演算を行い、AND結果を出力する。情報処理装置は、AND結果が問い合わせビットと一致すれば、妥当な組み合わせであると判定する。ここでは、AND結果は問い合わせビットと一致するので、検証する値の組み合わせは、妥当な組み合わせであると判定される。
ところが、科目が「資産」である場合、「資産種別」の軸の値は、図13Bで示される科目が「資産」である場合の軸と値とが可能な組み合わせから検証対象である必要がある。すなわち、「資産種別」の軸の値が、検証する値の組み合わせに含まれる必要がある。しかしながら、図13B下段の場合では、「資産種別」の軸の値が、検証する値の組み合わせに含まれていない。これにもかかわらず、AND結果が問い合わせビットと一致してしまい、検証する値の組み合わせが、妥当な組み合わせであると判定されている。
これは、Dimension仕様には、「資産種別」の軸はデフォルトの値が定義されていないため、科目が「資産」の値の組み合わせを検証する場合には、必ず、検証用のビット列に「資産種別」の軸のデフォルトでない値を指定することが必要であるからである。しかしながら、検証用のビット列に、「資産種別」の軸の値を指定していないにもかかわらず、妥当という結果になっている。すなわち、Dimension仕様には、デフォルトという概念が存在するので、値にデフォルトがない軸の場合、図13Bの下段のように誤って妥当と判定される場合がある。したがって、Dimension仕様に基づく検証を行う際には、単純な軸と軸の値の組み合わせだけでは正しく検証することが難しい。
そこで、以降では、Dimension仕様に基づく検証をビット演算で行う際に、検証精度を向上する検証方法を実行する情報処理装置1について説明する。
[実施例に係る情報処理装置の構成]
図1は、実施例に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、情報処理装置1は、Dimension仕様に基づく検証をビット演算で行う。情報処理装置1は、Dimension仕様によりあらかじめ定義される科目に対する軸と軸の値とが可能な組み合わせに基づいて、軸の値の指定が省略可能かどうかを判断する。そして、情報処理装置1は、軸と軸の値との可能な組み合わせのビット列(組み合わせビット列)及び検証用のビット列(検証用ビット列)にそれぞれ判別用のビットを追加して、追加して得られる組み合わせビット列と検証用ビット列とを用いて検証を行う。なお、検証用のビット列は、検証対象データの一例である。軸と軸の値との可能な組み合わせのビット列は、組み合わせデータの一例である。
情報処理装置1は、制御部10と記憶部20とを有する。
制御部10は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。そして、制御部10は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路又はCPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。さらに、制御部10は、定義情報解析部11、検証情報解析部12、検証部13及び出力部14を有する。なお、検証情報解析部12は、取得部の一例である。検証部13は、特定部及び検証部の一例である。
記憶部20は、例えばフラッシュメモリ(Flash Memory)やFRAM(登録商標)(Ferroelectric Random Access Memory)等の不揮発性の半導体メモリ素子等の記憶装置に対応する。そして、記憶部20は、定義情報21、インスタンス22、組み合わせビット列テーブル23及び検証用ビット列24を有する。
定義情報21は、XBRL要素の定義体の情報である。定義情報21は、XBRL要素の勘定科目名や軸の情報など財務情報を電子的に表現するために必要な情報を定義した情報である。定義情報21は、XBRLタクソノミに含まれる。
図2は、定義情報の一例を示す図である。図2に示すように、定義情報21は、科目、軸及び軸が取り得る値を対応付けて記憶する。
一例として、科目が「売上」である場合に、軸として「地域」、「製品種別」が含まれる。軸が「地域」である場合に、軸が取り得る値として「全地域」、「北米」、「アジア」及び「欧州」が含まれる。軸が「製品種別」である場合に、軸が取り得る値として「全製品」、「家電」及び「PC」が含まれる。また、科目が「資産」である場合に、軸として「地域」、「資産種別」が含まれる。軸が「地域」である場合に、軸が取り得る値として「全地域」、「北米」、「アジア」及び「欧州」が含まれる。軸が「資産種別」である場合に、軸が取り得る値として「有形」及び「無形」が含まれる。
ここでいう「地域」の軸が取り得る値の「全地域」や、「製品種別」の軸が取り得る値の「全製品」が、軸が取り得るデフォルトの値である。なお、「資産種別」の軸には、軸が取り得るデフォルトの値が定義されない。
図1に戻って、インスタンス22は、財務情報を記述したXBRLデータを示す文書である。財務情報は、XBRLタクソノミに定義されたルールに従って記述される。
図3は、インスタンスの一例を示す図である。図3に示すように、インスタンスは、科目の値に紐付く情報として、例えば企業の識別子、値の日付、軸の情報などが含まれる。科目の値に紐付く情報のことを「コンテキスト」という。コンテキストは、Identifier、Period、Segment、Scenarioにより、XBRL要素のデータを表現する。すなわち、XBRL要素は、Identifier、Period、Segment、Scenarioにより解釈できる。一例として、「資産種別」の軸に「有形」の値が設定されている。「地域」の軸に「北米」の値が設定されている。
図1に戻って、組み合わせビット列テーブル23は、軸と軸の値との可能な組み合わせのビット列を科目ごとに記憶する。組み合わせビット列は、定義情報21に定義された全軸について、軸と軸の値の全組み合わせを考慮したビット列である。加えて、組み合わせビット列は、それぞれの軸に対して省略可能であるか省略不可能であるかを示すビットを持つ。なお、組み合わせビット列テーブル23は、定義情報解析部11によって生成される。
ここで、実施例に係る組み合わせビット列テーブル23の一例を、図4を参照して説明する。図4は、実施例に係る組み合わせビット列テーブルの一例を示す図である。図4に示すように、組み合わせビット列テーブル23は、科目ごとに、軸の値に対する情報と、軸に対する省略可能であるかを示す情報とを、対応付ける。
軸の値に対する情報は、軸の値が科目に指定されているか否かを示す情報であり、ビットで表わす。一例として、軸の値が科目に指定されている場合には「1」、指定されていない場合には「0」が設定される。軸に対する省略可能であるかは、軸にデフォルトの値を持つか、又は軸が科目に指定されていないかを示す情報であり、ビットで表わす。一例として、軸にデフォルトの値を持つか、又は軸が科目に設定されていない場合には「1」、軸が科目に設定され、且つ、軸にデフォルトの値を持たない場合には「0」が設定される。
一例として、科目が「売上」である場合に、「地域」の軸の値「全地域」、「北米」、「アジア」、「欧州」には、それぞれ軸の値が科目に指定されていることを示す「1」が記憶されている。「製品種別」の軸の値「全製品」、「家電」、「PC」には、それぞれ軸の値が科目に指定されていることを示す「1」が記憶されている。「資産種別」の軸の値「有形」、「無形」には、それぞれ軸の値が科目に指定されていないことを示す「0」が記憶されている。「地域」の省略可能には、「地域」の軸にデフォルトの値を持つことを示す「1」が記憶されている。「製品種別」の省略可能には、「製品種別」の軸にデフォルトの値を持つことを示す「1」が記憶されている。「資産種別」の省略可能には、「資産種別」の軸が科目に設定されていないことを示す「1」が記憶されている。
別の例として、科目が「資産」である場合に、「地域」の軸の値「全地域」、「北米」、「アジア」、「欧州」には、それぞれ軸の値が科目に指定されていることを示す「1」が記憶されている。「製品種別」の軸の値「全製品」、「家電」、「PC」には、それぞれ軸の値が科目に指定されていないことを示す「0」が記憶されている。「資産種別」の軸の値「有形」、「無形」には、それぞれ軸の値が科目に指定されていることを示す「1」が記憶されている。「地域」の省略可能には、「地域」の軸にデフォルトの値を持つことを示す「1」が記憶されている。「製品種別」の省略可能には、「製品種別」の軸が科目に設定されていないことを示す「1」が記憶されている。「資産種別」の省略可能には、「資産種別」の軸が科目に設定され、且つ、当該軸にデフォルトの値を持たないことを示す「0」が記憶されている。
図1に戻って、検証用ビット列24は、検証する科目について、検証する値の組み合わせが妥当であるか否かの検証に用いられるビット列である。加えて、検証用ビット列24は、検証しない値の軸に対して指定を省略することを示すビットを持つ。なお、検証用ビット列24は、検証情報解析部12によって生成される。
ここで、実施例に係る検証用ビット列24の一例を、図5を参照して説明する。図5は、実施例に係る検証用ビット列の一例を示す図である。図5に示すように、検証用ビット列24は、科目に対して、軸の値に対する情報と、軸に対する省略可能であるかを示す情報とを、対応付ける。
軸の値に対する情報は、軸の値が検証する値の組み合わせに指定されているか否かを示す情報であり、ビットで表わす。一例として、軸の値が検証する値の組み合わせに指定されている場合には「1」、指定されていない場合には「0」が設定される。軸に対する省略可能であるかは、検証する値の組み合わせに指定されていない値の軸に対して指定を省略することを示す情報であり、ビットで表わす。一例として、指定を省略する場合には「1」、省略しない場合には「0」が設定される。
一例(P1)として、科目が「資産」である場合の検証する値の組み合わせが、「地域:全地域、他指定なし」である。「地域:全地域、他指定なし」とは、「地域」軸の値の指定が「全地域」且つその他の軸の値の指定がない場合を意味する。かかる場合には、検証用ビット列24の「全地域」に対するビットに問い合わせビットとしての「1」が記憶されている。加えて、検証用ビット列24の「製品種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が記憶されている。加えて、検証用ビット列24の「資産種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が記憶されている。なお、検証用ビット列24の「地域」の省略可能には、指定を省略しないことを示す「0」が記憶されている。
別の例(P2)として、科目が「資産」である場合の検証する値の組み合わせが、「地域:指定なし」である。「地域:指定なし」とは、全ての軸の値の指定がない場合を意味する。かかる場合には、検証用ビット列24の全ての軸の値に対するビットに問い合わせがないことを示す「0」が記憶されている。加えて、検証用ビット列24の「地域」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が記憶されている。検証用ビット列24の「製品種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が記憶されている。加えて、検証用ビット列24の「資産種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が記憶されている。
別の例(P3)として、科目が「資産」である場合の検証する値の組み合わせが、「地域:北米、資産種別:有形」である。「地域:北米、資産種別:有形」とは、「地域」軸の値の指定が「北米」且つ「資産種別」の値の指定が「有形」である場合を意味する。かかる場合には、検証用ビット列24の「北米」に対するビットに問い合わせビットとしての「1」が記憶されている。検証用ビット列24の「有形」に対するビットに問い合わせビットとしての「1」が記憶されている。加えて、検証用ビット列24の「製品種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が記憶されている。なお、検証用ビット列24の「地域」の省略可能には、指定を省略しないことを示す「0」が記憶されている。検証用ビット列24の「資産種別」の省略可能には、指定を省略しないことを示す「0」が記憶されている。
図1に戻って、定義情報解析部11は、定義情報21を解析して、組み合わせビット列テーブル23を生成する。
例えば、定義情報解析部11は、定義情報21を参照して、軸及び軸の値の組み合わせを全て取得し、リストに保存する。定義情報解析部11は、リストの末尾に各軸の省略可能の項目を追加する。定義情報解析部11は、リストを用いて、全ての科目に基づく組み合わせビット列を生成する。一例として、定義情報解析部11は、科目ごとに、以下の処理を行う。定義情報解析部11は、定義情報21を参照して、科目に基づく軸と軸の値の組み合わせに該当するリストの組み合わせ部分を「1」に設定して、組み合わせビット列を生成する。加えて、定義情報解析部11は、科目に基づいていない軸、すなわち、科目に指定されていない軸がある場合には、この軸の省略可能のビットを「1」に設定する。さらに、定義情報解析部11は、科目に基づく軸にデフォルトの値が指定されている場合には、この軸の省略可能のビットを「1」に設定する。なお、定義情報解析部11は、科目に基づく軸にデフォルトの値が指定されていない場合には、この軸の省略可能なビットを「0」のままとする。そして、定義情報解析部11は、科目ごとの組み合わせビット列を組み合わせビット列テーブル23に追加する。
検証情報解析部12は、検証する検証情報を解析して、検証用ビット列24を生成する。
例えば、検証情報解析部12は、検証するXBRLデータであるインスタンス22を受け付けると、インスタンス22から任意の科目のデータを検証対象データとして取得する。検証情報解析部12は、検証対象データから検証用ビット列24を生成する。一例として、検証情報解析部12は、検証対象データから検証したい軸を取得し、同一の軸に複数の値が指定されていないかをチェックする。検証情報解析部12は、同一の軸に複数の値が指定されていない場合には、検証したい軸と軸の値の組み合わせに該当するリストの組み合わせ部分を「1」に設定して、検証用ビット列24を生成する。加えて、検証情報解析部12は、検証しない軸、すなわち、検証対象データに指定されていない軸について、検証用ビット列24の省略可能の項目に「1」を設定する。なお、検証情報解析部12は、検証したい軸、すなわち、検証対象データに指定されている軸について、この軸の省略可能なビットを「0」のままとする。
検証部13は、検証する検証情報を検証する。
例えば、検証部13は、検証する科目の組み合わせビット列を組み合わせビット列テーブル23から取得する。検証部13は、検証用ビット列24と、取得した組み合わせビット列とをAND演算する。そして、検証部13は、AND結果が検証用ビット列24と一致する場合には、妥当であると判定する。検証部13は、AND結果が検証用ビット列24と一致しない場合には、妥当でないと判定する。
すなわち、検証部13は、定義情報21を参照して、検証対象データ(検証用ビット列24に相当)と同一科目のデータに割り当てられた軸と軸の値(組み合わせビット列に相当)を特定する。検証部13は、特定した軸と軸の値が検証対象データに指定されている又は指定されていない場合に、検証対象データが妥当であると判定し、且つ、特定した軸と軸の値以外の軸と軸の値が検証対象データに指定されている場合に、検証対象データが妥当ではないと判定する。そして、検証部13は、特定した軸と軸の値に所定の種別の軸と軸の値が含まれ、且つ、所定の種別の軸と軸の値のいずれも検証対象データに指定されていない場合に、検証対象データが妥当ではないと判定する。ここでいう所定の種別とは、例えば、図5で示すデフォルトを持たない軸(資産種別の軸)を示す種別のことをいう。
出力部14は、検証する検証情報の検証結果を出力する。例えば、出力部14は、検証用ビット列24と検証する科目の組み合わせビット列と検証結果とをモニタに出力する。
[検証処理の一例]
図6は、実施例に係る検証処理の一例を示す図である。図6では、科目が「資産」である場合であって、図5で示したP1~P3の検証する値の組み合わせの検証を行う場合について説明する。図6の符号b0で示すビット列は、科目が「資産」である場合の組み合わせビット列である。組み合わせビット列b0には、「地域」の軸の値が科目に指定されていることを示す「1」が設定されている。「資産種別」の軸の値が科目に指定されていることを示す「1」が設定されている。そして、「地域」の省略可能ビットに、「地域」の軸にデフォルトの値(「全値域」)を持つことを示す「1」が設定されている。「製品種別」の省略可能ビットに、「製品種別」の軸が科目に設定されていないことを示す「1」が設定されている。「資産種別」の省略可能ビットに「資産種別」の軸が科目に設定され、且つ、軸にデフォルトの値を持たないことを示す「0」が設定されている。
このような状況の下、P1の検証する値の組み合わせの検証について説明する。P1の検証する値の組み合わせは、「地域:全地域、他指定なし」である。ここでは、図6の符号b1で示すビット列が、P1の検証する値の組み合わせの検証用ビット列24である。検証用ビット列24には、「全地域」に対するビットに問い合わせビット「1」が設定されている。「地域」の省略可能には、指定を省略しないことを示す「0」が設定されている。「製品種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が設定されている。「資産種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が設定されている。
例えば、検証部13は、検証用ビット列24(b1)と、組み合わせビット列b0とをAND演算する。そして、検証部13は、AND結果a1が検証用ビット列24(b1)と一致する場合には、P1の検証する値の組み合わせが妥当であると判定する。検証部13は、AND結果a1が検証用ビット列24(b1)と一致しない場合には、P1の検証する値の組み合わせが妥当でないと判定する。ここでは、AND結果a1が検証用ビット列24(b1)と一致しないので、P1の検証する値の組み合わせが妥当でないと判定される。すなわち、科目が「資産」である場合、値にデフォルトを持たない「資産種別」の軸の値が指定されなければならないが、P1の検証する値の組み合わせに「資産種別」の軸の値が指定されていないので、P1の検証する値の組み合わせが妥当でないと判定される。これにより、検証部13は、各軸の省略可能なビットを、組み合わせビット列及び検証用ビット列24に追加したことで、AND結果が検証用ビットと一致しなくなるため、従来では妥当であると判定された検証を妥当でないと判定することができる。
次に、P2の検証する値の組み合わせの検証について説明する。P2の検証する値の組み合わせは、「指定なし」である。ここでは、図6の符号b2で示すビット列が、P2の検証する値の組み合わせの検証用ビット列24である。検証用ビット列24には、「地域」、「製品種別」及び「資産種別」のそれぞれの省略可能には、指定を省略することを示す「1」が設定されている。
例えば、検証部13は、検証用ビット列24(b2)と、組み合わせビット列b0とをAND演算する。そして、検証部13は、AND結果a2が検証用ビット列24(b2)と一致する場合には、P2の検証する値の組み合わせが妥当であると判定する。検証部13は、AND結果a2が検証用ビット列24(b2)と一致しない場合には、P2の検証する値の組み合わせが妥当でないと判定する。ここでは、AND結果a2が検証用ビット列24(b2)と一致しないので、P2の検証する値の組み合わせが妥当でないと判定される。すなわち、科目が「資産」である場合、値にデフォルトを持たない「資産種別」の軸の値が指定されなければならないが、P2の検証する値の組み合わせに「資産種別」の軸の値が指定されていないので、P2の検証する値の組み合わせが妥当でないと判定される。これにより、検証部13は、各軸の省略可能なビットを、組み合わせビット列及び検証用ビット列24に追加したことで、AND結果が検証用ビットと一致しなくなるため、従来では妥当であると判定された検証を妥当でないと判定することができる。
次に、P3の検証する値の組み合わせの検証について説明する。P3の検証する値の組み合わせは、「地域:北米、資産種別:有形」である。ここでは、図6の符号b3で示すビット列が、P3の検証する値の組み合わせの検証用ビット列24である。検証用ビット列24には、「北米」に対するビットに問い合わせビット「1」が設定されている。「有形」に対するビットに問い合わせビット「1」が設定されている。「地域」の省略可能には、指定を省略しないことを示す「0」が設定されている。「製品種別」の省略可能には、指定を省略することを示す「1」が設定されている。「資産種別」の省略可能には、指定を省略しないことを示す「0」が設定されている。
例えば、検証部13は、検証用ビット列24(b3)と、組み合わせビット列b0とをAND演算する。そして、検証部13は、AND結果a3が検証用ビット列24(b3)と一致する場合には、P3の検証する値の組み合わせが妥当であると判定する。検証部13は、AND結果a3が検証用ビット列24(b3)と一致しない場合には、P3の検証する値の組み合わせが妥当でないと判定する。ここでは、AND結果a3が検証用ビット列24(b3)と一致するので、P3の検証する値の組み合わせが妥当であると判定される。すなわち、組み合わせビット列b0で示される組み合わせの軸と軸の値がP3の検証する値の組み合わせに指定されている又は指定されていないので、P3の検証する値の組み合わせが妥当であると判定される。
[検証処理のフローチャート]
ここで、実施例に係る検証処理のフローチャートを、図7~図10を参照して説明する。図7は、実施例に係る検証処理のメインのフローチャートの一例を示す図である。
図7に示すように、定義情報解析部11は、XBRL要素の定義体(定義情報21)を入力すると(ステップS11)、定義情報解析処理を実行する(ステップS12)。なお、定義情報解析処理のフローチャートについては、後述する。
そして、検証情報解析部12は、検証情報解析処理を実行する(ステップS13)。なお、検証情報解析処理のフローチャートについては、後述する。
そして、検証部13は、検証処理を実行する(ステップS14)。なお、検証処理のフローチャートについては、後述する、
そして、出力部14は、検証処理の結果を出力する(ステップS15)。
[定義情報解析処理のフローチャート]
図8は、実施例に係る定義情報解析処理のフローチャートの一例を示す図である。
図8に示すように、定義情報解析部11は、定義情報21の定義リンクに存在する軸及び軸の値の組み合わせを全て取得し、検証用ビット列24の生成用のリストに保存する(ステップS21)。加えて、定義情報解析部11は、リストの末尾に各軸の省略可能ビットを追加する(ステップS22)。
そして、定義情報解析部11は、全ての科目に紐付く軸と軸の値の組み合わせを取得する(ステップS23)。
そして、定義情報解析部11は、全ての科目の中から1つの科目を選択する(ステップS24A)。定義情報解析部11は、選択した科目に紐付く軸と軸の値の組み合わせに該当するリストのインデックスを「1」にしたビット列を生成する(ステップS24)。
そして、定義情報解析部11は、選択した科目に紐付かない(指定されていない)軸があるか否かを判定する(ステップS25)。選択した科目に紐付かない(指定されていない)軸があると判定した場合には(ステップS25;Yes)、定義情報解析部11は、ビット列の当該軸の省略可能ビットを「1」に設定する(ステップS26)。そして、定義情報解析部11は、ステップS27に移行する。
一方、選択した科目に紐付かない(指定されていない)軸がないと判定した場合には(ステップS25;No)、定義情報解析部11は、ステップS27に移行する。
ステップS27において、定義情報解析部11は、選択した科目に紐付く軸にデフォルトの値が指定されているか否かを判定する(ステップS27)。選択した科目に紐付く軸にデフォルトの値が指定されていると判定した場合には(ステップS27;Yes)、定義情報解析部11は、ビット列の当該軸の省略可能ビットを「1」に設定する(ステップS28)。そして、定義情報解析部11は、ステップS29に移行する。
一方、選択した科目に紐付く軸にデフォルトの値が指定されていないと判定した場合には(ステップS27;No)、定義情報解析部11は、ステップS29に移行する。
ステップS29において、定義情報解析部11は、ビット列を組み合わせビット列テーブル23に追加する(ステップS29)。
そして、定義情報解析部11は、全ての科目を選択したか否かを判定する(ステップS30)。全ての科目を選択していないと判定した場合には(ステップS30;No)、定義情報解析部11は、次の科目を選択すべく、ステップS24Aに移行する。
一方、全ての科目を選択したと判定した場合には(ステップS30;Yes)、定義情報解析部11は、定義情報解析処理を終了する。
[検証情報解析処理のフローチャート]
図9は、実施例に係る検証情報解析処理のフローチャートの一例を示す図である。
図9に示すように、検証情報解析部12は、検証したい科目と軸と軸の値の組み合わせを受け付ける(ステップS41)。すなわち、検証情報解析部12は、検証する値の組み合わせを受け付ける。
そして、検証情報解析部12は、受け付けた組み合わせについて、同一の軸に対して複数の値が指定されているか否かを判定する(ステップS42)。同一の軸に対して複数の値が指定されていると判定した場合には(ステップS42;Yes)、検証情報解析部12は、検証する値の組み合わせが妥当ではないと判定する(ステップS43)。そして、検証情報解析部12は、検証情報解析処理を終了する。
一方、同一の軸に対して複数の値が指定されていないと判定した場合には(ステップS42;No)、検証情報解析部12は、軸と軸の値の組み合わせに該当するリストのインデックスを「1」にした検証用ビット列24を生成する(ステップS44)。
加えて、検証情報解析部12は、受け付けた組み合わせに指定されていない軸について、検証用ビット列24の省略可能ビットを「1」に設定する(ステップS45)。そして、検証情報解析部12は、検証情報解析処理を終了する。
[検証処理のフローチャート]
図10は、実施例に係る検証処理のフローチャートの一例を示す図である。
図10に示すように、検証部13は、組み合わせビット列テーブル23から検証する科目のビット列を全て取得する(ステップS51)。全て取得するのは、検証する科目によっては、同じ科目であっても複数の組み合わせビット列を有する場合があるからである。
検証部13は、組み合わせビット列が存在するか否かを判定する(ステップS52)。組み合わせビット列が存在しないと判定した場合には(ステップS52;No)、検証部13は、Dimension仕様による制約はないと判断し、検証する値の組み合わせが妥当な組み合わせであると判定する(ステップS53)。そして、検証部13は、検証処理を終了する。
一方、組み合わせビット列が存在する判定した場合には(ステップS52;Yes)、検証部13は、組み合わせビット列と検証用ビット列24をAND演算する(ステップS54)。そして、検証部13は、AND演算の結果が検証用ビット列24と同じであるか否かを判定する(ステップS55)。
AND演算の結果が検証用ビット列24と同じであると判定した場合には(ステップS55;Yes)、検証部13は、検証する値の組み合わせが妥当な組み合わせと判定する(ステップS56)。そして、検証部13は、検証処理を終了する。
一方、AND演算の結果が検証用ビット列24と同じでないと判定した場合には(ステップS55;No)、検証部13は、検証する値の組み合わせが妥当ではない組み合わせと判定する(ステップS57)。そして、検証部13は、検証処理を終了する。
これにより、情報処理装置1は、大規模なインスタンス22のDimension仕様に基づく検証の精度を向上しつつ、高速に検証することができる。すなわち、近年、Dimension仕様を用いて報告されるインスタンス22は、例えば数100メガバイト(MB)~数ギガバイト(GB)と大規模化している。したがって、インスタンス22の提出を受けた金融監督機関などは、提出を受けた大規模化したインスタンス22を検証する必要がある。かかる場合に、情報処理装置1は、インスタンス22における大量の数値のDimensionの組み合わせを、XBRLタクソノミ(定義情報21)を参照しなくても、検証することが可能となる。
また、情報処理装置1は、XBRLタクソノミ(定義情報21)の中の表定義に対して、インスタンス22のデータを確実且つ高速に割り当てることが可能となる。すなわち、XBRLタクソノミ(定義情報21)には、テーブルリンクベースという表を定義する仕様が存在する。各表のヘッダー部の行列には、科目名やDimensionの取り得る値などが指定されている。情報処理装置1が、インスタンス22の検証用ビット列24を検証時に生成しておけば、その後、生成した検証用ビット列24を用いて各表へデータを割り当てることが可能となる。例えば、情報処理装置1は、各表に、検証用ビット列24を用いてDimensionを満たすデータをインスタンス22から検索し、各表へ割り当てることが可能となる。
[実施例の効果]
上記実施例によれば、情報処理装置1は、XBRLデータを受け付けると、前記XBRLデータから任意の科目のデータを検証対象データとして取得する。情報処理装置1は、XBRLデータの定義情報を参照して、検証対象データと同一科目のデータに割り当てられた属性値を特定する。情報処理装置1は、特定した属性値が検証対象データに対応付けられている又は対応付けられていない場合に、検証対象データが妥当であると判定し、且つ、特定した属性値以外の属性値が検証対象データに対応付けられている場合に、検証対象データが妥当ではないと判定するアルゴリズムを用いて、検証対象データの妥当性を検証する。そして、情報処理装置1は、特定した属性値に所定の種別の属性値が含まれ、且つ、所定の種別の属性値のいずれも検証対象データに対応付けられていない場合に、検証対象データが妥当ではないと判定する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、検証精度を向上することができる。
また、上記実施例によれば、情報処理装置1は、任意の科目の検証する属性値に対して検証することを示す検証情報を付与するとともに、検証する属性の軸に対して省略しないことを示す情報及び検証しない属性値の軸に対して省略することを示す情報を属性値として付与する検証対象データを取得する。情報処理装置1は、任意の科目に基づく軸と当該軸の属性値の組み合わせを示す組み合わせ情報を付与するとともに、任意の科目に基づく軸に対して省略可能であるか省略不可能であるかを示す情報を属性値として付与する組み合わせデータを取得する。情報処理装置1は、検証対象データと、組み合わせデータとを対応する属性値同士で照合し、いずれかの属性値同士で対応付けがされていない場合に、検証対象データが妥当ではないと判定する。かかる構成によれば、情報処理装置1は、軸に対して省略可能であるか省略不可能であるかを示す情報を、検証に用いることで、検証精度を向上することができる。
また、情報処理装置1は対応する属性値同士の照合をビット演算で行う。かかる構成によれば、情報処理装置1は、検証を精度良く且つ高速に行うことができる。
[プログラム等]
なお、図示した情報処理装置1の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、情報処理装置1の分散・統合の具体的態様は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、検証部13と出力部14とを1個の部として統合しても良い。一方、定義情報解析部11を、組み合わせビット列の軸と軸の値の組み合わせの部分を生成する第1の定義情報解析部と、組み合わせビット列の省略可能なビットの部分を生成する第2の定義情報解析部とに分散しても良い。同様に、検証情報解析部12を、検証用ビット列24の軸と軸の値の組み合わせの部分を生成する第1の検証情報解析部と、検証用ビット列24の省略可能なビットの部分を生成する第2の検証情報解析部とに分散しても良い。また、定義情報21、インスタンス22、組み合わせビット列テーブル23及び検証用ビット列24等の記憶部20を情報処理装置1の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしても良い。
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図1に示した情報処理装置1と同様の機能を実現する検証プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図11は、検証プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図11に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)203と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置215と、表示装置209を制御する表示制御部207を有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読取るドライブ装置213と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行う通信制御部217とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するメモリ201と、HDD(Hard Disk Drive)205を有する。そして、メモリ201、CPU203、HDD205、表示制御部207、ドライブ装置213、入力装置215、通信制御部217は、バス219で接続されている。
ドライブ装置213は、例えばリムーバブルディスク211用の装置である。HDD205は、検証プログラム205a及び検証処理関連情報205bを記憶する。
CPU203は、検証プログラム205aを読み出して、メモリ201に展開する。検証プログラム205aは、検証プロセスとして機能する。
例えば、検証プロセスは、制御部10の各機能部に対応する。検証処理関連情報205bは、定義情報21、インスタンス22、組み合わせビット列テーブル23及び検証用ビット列24に対応する。
なお、検証プログラム205aについては、必ずしも最初からHDD205に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ200に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、光磁気ディスク、IC(Integrated Circuit)カード等の「可搬用の物理媒体」に当該プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ200がこれらから検証プログラム205aを読み出して実行するようにしても良い。
1 情報処理装置
10 制御部
11 定義情報解析部
12 検証情報解析部
13 検証部
14 出力部
20 記憶部
21 定義情報
22 インスタンス
23 組み合わせビット列テーブル
24 検証用ビット列

Claims (5)

  1. XBRLデータを受け付けると、前記XBRLデータから任意の科目のデータを検証対象データとして取得し、
    XBRLデータの定義情報を参照して、前記検証対象データと同一科目のデータに割り当てられた属性値を特定し、
    特定した前記属性値が前記検証対象データに対応付けられている又は対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当であると判定し、且つ、特定した前記属性値以外の属性値が前記検証対象データに対応付けられている場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定するアルゴリズムを用いて、前記検証対象データの妥当性を検証する、
    処理をコンピュータが実行する検証方法であって、
    特定した前記属性値に所定の種別の属性値が含まれ、且つ、前記所定の種別の属性値のいずれも前記検証対象データに対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする検証方法。
  2. 該取得する処理は、前記任意の科目の検証する属性値に対して検証することを示す検証情報を付与するとともに、検証する属性の軸に対して省略しないことを示す情報及び検証しない属性値の軸に対して省略することを示す情報を属性値として付与する検証対象データを取得し、
    該特定する処理は、前記任意の科目に基づく軸と当該軸の属性値の組み合わせを示す組み合わせ情報を付与するとともに、前記任意の科目に基づく軸に対して省略可能であるか省略不可能であるかを示す情報を属性値として付与する組み合わせデータを取得し、
    該判定する処理は、前記検証対象データと、前記組み合わせデータとを対応する属性値同士で照合し、いずれかの属性値同士で対応付けがされていない場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の検証方法。
  3. 該判定する処理は、対応する属性値同士の照合をビット演算で行う
    ことを特徴とする請求項2に記載の検証方法。
  4. XBRLデータを受け付けると、前記XBRLデータから任意の科目のデータを検証対象データとして取得する取得部と、
    XBRLデータの定義情報を参照して、前記取得部によって取得された検証対象データと同一科目のデータに割り当てられた属性値を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記属性値が前記検証対象データに対応付けられている又は対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当であると判定し、且つ、特定した前記属性値以外の属性値が前記検証対象データに対応付けられている場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定するアルゴリズムを用いて、前記検証対象データの妥当性を検証する検証部と、を有し、
    前記検証部は、
    前記特定部によって特定された前記属性値に所定の種別の属性値が含まれ、且つ、前記所定の種別の属性値のいずれも前記検証対象データに対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定する、
    ことを特徴とする情報処理装置。
  5. XBRLデータを受け付けると、前記XBRLデータから任意の科目のデータを検証対象データとして取得し、
    XBRLデータの定義情報を参照して、前記検証対象データと同一科目のデータに割り当てられた属性値を特定し、
    特定した前記属性値が前記検証対象データに対応付けられている又は対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当であると判定し、且つ、特定した前記属性値以外の属性値が前記検証対象データに対応付けられている場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定するアルゴリズムを用いて、前記検証対象データの妥当性を検証する、
    処理をコンピュータに実行させる検証プログラムであって、
    特定した前記属性値に所定の種別の属性値が含まれ、且つ、前記所定の種別の属性値のいずれも前記検証対象データに対応付けられていない場合に、前記検証対象データが妥当ではないと判定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする検証プログラム。
JP2021522607A 2019-05-31 2019-05-31 検証方法、情報処理装置及び検証プログラム Active JP7140284B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/021888 WO2020240873A1 (ja) 2019-05-31 2019-05-31 検証方法、情報処理装置及び検証プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020240873A1 JPWO2020240873A1 (ja) 2021-12-16
JP7140284B2 true JP7140284B2 (ja) 2022-09-21

Family

ID=73552301

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021522607A Active JP7140284B2 (ja) 2019-05-31 2019-05-31 検証方法、情報処理装置及び検証プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US12019614B2 (ja)
EP (1) EP3979177A4 (ja)
JP (1) JP7140284B2 (ja)
WO (1) WO2020240873A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113515489A (zh) * 2021-03-12 2021-10-19 中电建电力检修工程有限公司 一种方向观察结果校验的方法及系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134864A (ja) 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi Ltd 財務情報検証方法、及び、システム
JP2010146109A (ja) 2008-12-16 2010-07-01 Internet Disclosure Co Ltd Xbrlデータ検証/作成システム及びxbrlデータ検証/作成プログラム
WO2016132550A1 (ja) 2015-02-20 2016-08-25 富士通株式会社 抽出プログラム、抽出装置および抽出方法
JP2017162414A (ja) 2016-03-11 2017-09-14 富士通株式会社 抽出プログラム、抽出装置及び抽出方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05134859A (ja) 1991-11-14 1993-06-01 Nec Corp 画面定義用ソフトウエア開発支援システム
JP2001306370A (ja) 2000-04-22 2001-11-02 Goichi Murui ファイルレコード(データベースを含む)の圧縮技法
US20060242181A1 (en) * 2005-04-22 2006-10-26 Business Objects Apparatus and method for transforming XBRL data into database schema
US20070130032A1 (en) * 2005-12-07 2007-06-07 Microsoft Corporation Dimension validation rules
US8645234B2 (en) * 2009-08-27 2014-02-04 Oracle International Corporation General ledger chart of accounts combination editing request response
US8423586B2 (en) * 2010-04-20 2013-04-16 Xbrl Cloud, Inc. XBRL service system and method
US8539006B2 (en) * 2010-11-01 2013-09-17 Microsoft Corporation Logical chart of accounts with hashing
US8898104B2 (en) * 2011-07-26 2014-11-25 International Business Machines Corporation Auto-mapping between source and target models using statistical and ontology techniques
CN102355461B (zh) * 2011-09-29 2014-05-28 广州中浩控制技术有限公司 一种xbrl可信数据存储方法和可信数据存储系统
US10585877B1 (en) * 2015-09-29 2020-03-10 James Casazza System and method for achieving high quality data integrity
WO2018096686A1 (ja) * 2016-11-28 2018-05-31 富士通株式会社 検証プログラム、検証装置、検証方法、インデックス生成プログラム、インデックス生成装置およびインデックス生成方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008134864A (ja) 2006-11-29 2008-06-12 Hitachi Ltd 財務情報検証方法、及び、システム
JP2010146109A (ja) 2008-12-16 2010-07-01 Internet Disclosure Co Ltd Xbrlデータ検証/作成システム及びxbrlデータ検証/作成プログラム
WO2016132550A1 (ja) 2015-02-20 2016-08-25 富士通株式会社 抽出プログラム、抽出装置および抽出方法
JP2017162414A (ja) 2016-03-11 2017-09-14 富士通株式会社 抽出プログラム、抽出装置及び抽出方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020240873A1 (ja) 2020-12-03
US20220035791A1 (en) 2022-02-03
JPWO2020240873A1 (ja) 2021-12-16
EP3979177A4 (en) 2022-06-15
US12019614B2 (en) 2024-06-25
EP3979177A1 (en) 2022-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2021273576B2 (en) Model integration tool
Heizmann et al. Ultimate Automizer and the Search for Perfect Interpolants: (Competition Contribution)
US11429863B2 (en) Computer-readable recording medium having stored therein learning program, learning method, and learning apparatus
JP7059220B2 (ja) 機械学習プログラム検証装置および機械学習プログラム検証方法
US20160162759A1 (en) Abnormal pattern analysis method, abnormal pattern analysis apparatus performing the same and storage medium storing the same
US9280373B1 (en) Data transfer guide
CN113711221A (zh) 可链记录的高效存取
US8473882B2 (en) Method and system for scalable reduction in registers with SAT-based resubstitution
US20160162539A1 (en) Computer executable method of generating analysis data and apparatus performing the same and storage medium for the same
JP7140284B2 (ja) 検証方法、情報処理装置及び検証プログラム
WO2016063502A1 (ja) 知識管理装置、知識管理方法、及び、プログラムの記録媒体
JPWO2015166973A1 (ja) 企業財務データを集約する集約サーバ、方法及びコンピュータプログラム
US7814334B2 (en) Method and apparatus for changing and adding activation keys for functions of digital content without having to change and recompile the digital content
JP6900956B2 (ja) 検証プログラム、検証装置、検証方法、インデックス生成プログラム、インデックス生成装置およびインデックス生成方法
JP2014164385A (ja) 要件検出装置及び要件検出プログラム
JP5758311B2 (ja) テストコード生成装置、テストコード生成方法、テストコード生成プログラム
US20190294637A1 (en) Similar data search device, similar data search method, and recording medium
JP6634938B2 (ja) 分析支援方法、分析支援プログラムおよび分析支援装置
JP2016167180A (ja) デバッグ支援装置、デバッグ支援システム、デバッグ支援方法、および、デバッグ支援プログラム
JP7259830B2 (ja) モデル評価装置、モデル評価方法、およびプログラム
JP5900212B2 (ja) テストデータ生成装置、該プログラム、及び該方法
JPWO2017199309A1 (ja) 評価プログラム、評価装置および評価方法
RU2794162C1 (ru) Способ верификации, устройство обработки информации и долговременный считываемый компьютером носитель хранения для хранения программы верификации
Paradkar A quest for appropriate software fault models: Case studies on fault detection effectiveness of model-based test generation techniques
US20080270475A1 (en) Data processing systems and methods for connecting business objects to data sources

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7140284

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150