JP7059220B2 - 機械学習プログラム検証装置および機械学習プログラム検証方法 - Google Patents

機械学習プログラム検証装置および機械学習プログラム検証方法 Download PDF

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Description

本発明は、機械学習プログラム検証装置および機械学習プログラム検証方法に関するものであり、具体的には、予測モデルの妥当性を網羅的に評価可能とする技術に関する。
近年、ランダムフォレストや勾配ブーストなど、決定木を用いた機械学習手法が提案されている。これらの手法では、訓練によって、複数の決定木を表すプログラムを作成する。
こうして作成したプログラムは、予測(正確には分類や回帰)モデルと呼ばれる。この予測モデルは、入力値に対して各々の決定木で分析を行い、得られた分析結果を合成することで最終的な出力値(予測値)を作成する。
一方、上述のように複数の決定木からなる予測モデルを対象に、その妥当性を評価する従来技術が存在する。例えば、分類対象データの分類に用いられる木構造の分類モデルにおける個々の分岐の評価値を算出する分岐評価部と、前記木構造の分類モデルを用いて前記分類対象データを分類して分類結果を取得する分類部と、前記分類部による分類における前記木構造の分類モデル上の経路に含まれるノードからの分岐の前記評価値に基づいて、前記分類部による分類に関する評価値を算出する分類結果評価部と、を備える分類装置(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2018-45516号公報
予測モデルにおける決定木の数が少ない場合、予測モデルのロジックを可視化し、これをユーザが目視確認することで、その妥当性を容易に評価できる。また、従来技術においては、テスト実行した入力値に対して予測モデルの妥当性を評価できる(情報利得を指標とする評価)。
ところが、予測モデルにおいて実用的な汎化性能を得るためには、多数の決定木を作成する必要がある。その場合、上述のようにユーザが目視確認を行おうとしても、時間的またコスト的に実用的な範囲で妥当性評価を行うことは困難である。
他方、従来技術のごとき手法を採用するとしても、予測モデルの入力値空間が膨大であれば、限られた開発期間内に全ての入力値をテストできるとは限らない。その場合、テスト未実行の入力値に対する評価を行わずに、当該予測モデルをシステムに搭載し、出荷することになる。その結果、該当システムにおいて重大な不具合が発生する恐れが残る。
そこで本発明の目的は、予測モデルの妥当性を網羅的に評価可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の機械学習プログラム検証装置は、複数の決定木から構成されるアンサンブルツリーによる予測アルゴリズムに従い、説明変数の値を入力として目的
変数の値を出力する、機械学習によって作成されたプログラムを保持する記憶装置と、前記プログラムに関して、前記決定木における決定木パスを示すパス論理式を、論理積結合することで決定木論理式を作成する処理と、前記決定木論理式に対し、前記プログラムに関して検証対象とする検証性質を示す検証性質論理式と、前記決定木ごとの決定木出力値と前記目的変数の値との関係を定義する目的変数計算論理式とを論理積結合して、結合論理式を作成する処理と、前記結合論理式を、所定の充足可能性判定器に入力することで、前記結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果に基づいて、前記プログラムが前記検証性質を充足するか判定する処理と、前記判定の結果が充足性を示す場合、前記充足可能性判定器が示す充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と、当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値を取得する処理と、を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の機械学習プログラム検証方法は、情報処理装置が、複数の決定木から構成されるアンサンブルツリーによる予測アルゴリズムに従い、説明変数の値を入力として目的変数の値を出力する、機械学習によって作成されたプログラムを保持する記憶装置を備えて、前記プログラムに関して、前記決定木における決定木パスを示すパス論理式を、論理積結合することで決定木論理式を作成する処理と、前記決定木論理式に対し、前記プログラムに関して検証対象とする検証性質を示す検証性質論理式と、前記決定木ごとの決定木出力値と前記目的変数の値との関係を定義する目的変数計算論理式とを論理積結合して、結合論理式を作成する処理と、前記結合論理式を、所定の充足可能性判定器に入力することで、前記結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果に基づいて、前記プログラムが前記検証性質を充足するか判定する処理と、前記判定の結果が充足性を示す場合、前記充足可能性判定器が示す充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と、当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値を取得する処理と、を実行することを特徴とする。
本発明によれば、予測モデルの妥当性を網羅的に評価可能となる。
本実施形態の機械学習プログラム検証装置の構成図である。 本実施形態における機械学習プログラム検証装置のハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態における機械学習モデルの構成例を示す図である。 本実施形態におけるデータセットの構成例を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例1を示す図である。 本実施形態における決定木論理式の例を示す図である。 本実施形態における検証性質論理式の例を示す図である。 本実施形態における目的変数計算論理式の例を示す図である。 本実施形態における説明変数上下限論理式の例を示す図である。 本実施形態における結合論理式の例を示す図である。 本実施形態における検証結果例1を示す図である。 本実施形態における検証結果例2を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例2を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例3を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例4を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例5を示す図である。 本実施形態における違反入力値・出力値の例を示す図である。 本実施形態における違反範囲検索の概念例1を示す図である。 本実施形態における違反範囲検索の概念例2を示す図である。 本実施形態における違反範囲検索の概念例3を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例6を示す図である。 本実施形態における違反範囲の分割概念例を示す図である。 本実施形態における違反範囲の例を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例7を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例8を示す図である。 本実施形態における違反パスの表示例を示す図である。 本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例9を示す図である。 本実施形態における強調パスの分岐例を示す図である。 本実施形態における入力フィルタのソースコードを示す図である。
---装置構成---
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の機械学習プログラム検証装置100を含むネットワーク構成図である。図1に示す機械学習プログラム検証装置100は、予測モデルの妥当性を網羅的に評価可能とするコンピュータ装置である。こうした機械学習プログラム検証装置100によれば、多数の決定木が処理対象となっても、現実的な時間内で検証処理が完了する。一方、従来技術等において、違反点を逐一特定する際の単位時間が少なくとも数秒、長い場合には1時間を要する現状では、多数の決定木を処理対象とした場合、違反点が億単位で存在することも珍しくないことをふまえると、とても現実的な時間内で処理を完了することはできない。
ここで、機械学習プログラムとは、複数の決定木から構成されるアンサンブルツリーによる予測アルゴリズムに従い、説明変数の値を入力として目的変数の値を出力する、機械学習によって作成されたプログラムである。本実施形態では、この機械学習プログラムを機械学習モデル1251と称する。
機械学習プログラム検証装置100は、例えば、当該機械学習モデル1251の開発や運用を担う事業者が運用する情報処理装置を想定する。また、機械学習モデル1251は、例えば、過去の販売実績等の業務データに基づいて、当該製品らの販売数量やこれに基づく価格設定等について予測を行うモデルなどを想定出来る(勿論、これに限定しない)。
こうした機械学習プログラム検証装置100は、図1に示すように、決定木論理式作成部110、検証性質論理式作成部111、目的変数計算論理式作成部112、説明変数上下限論理式作成部113、検証部114、充足可能性判定部115、違反パス表示部116、原因抽出部117、違反範囲検索部118、違反範囲分割部119、および入力フィルタ生成部120、といった機能部を備えて構成される。
このうち、決定木論理式作成部110は、機械学習モデル1251(後述)に関して、前記決定木における決定木パスを示すパス論理式を、論理積結合することで決定木論理式を作成する。この場合、決定木論理式作成部110は、決定木から決定木パスを抽出し、抽出した決定木パスのパス条件から構成されるパス論理式を作成するものとする。
また、検証性質論理式作成部111は、上述の機械学習モデル1251における説明変数および目的変数の関係として定義される検証性質のユーザ入力を入力装置105(図2)で受け付け、ここで受け付けた検証性質に基づいて検証性質論理式を作成する。
また、目的変数計算論理式作成部112は、決定木のアルゴリズムに従って決定木ごとに作成される決定木出力値と目的変数の値との関係に基づいて目的変数計算論理式を作成
する。
また、説明変数上下限論理式作成部113は、例えば、データセット1261(図1)を参照し、商品価格などの説明変数における最大値、最小値を、説明変数の上限値、下限値として特定し、当該上限値、下限値を記述した論理式を処理アルゴリズムで生成する。
また、検証部114は、決定木論理式に対し、上述の検証性質論理式および目的変数計算論理式を論理積結合して、結合論理式を作成する。
なお、検証部114は、上述の結合論理式を作成するに際し、データセット1261を参照して説明変数の最大値と最小値を取得し、この説明変数の値は最大値以下で最小値以上であることを示す説明変数範囲制限論理式を作成し、決定木論理式、検証性質論理式、および目的変数計算論理式に加えて、説明変数範囲制限論理式を論理積結合することで、結合論理式を作成するとすれば好適である。こうした結合論理式の作成手法は、違反範囲検索部118において結合論理式を作成するとした場合でも同様に適用できるものとする。
また、充足可能性判定部115は、上述の結合論理式を、充足可能性判定器1151に入力することで、当該結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果に基づいて、機械学習モデル1251が検証性質を充足するか判定する。また、充足可能性判定部115は、この判定の結果が充足性を示す場合、充足可能性判定器1151が示す充足解から、検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と、当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値を取得し、これを違反入力値・出力値保持部127に格納する。
また、違反パス表示部116は、上述のパス論理式に現れる説明変数の値が、違反入力値または第二の違反入力値と一致することを意味する違反入力値指定論理式を作成し、違反入力値指定論理式をパス論理式に論理積結合することで、違反入力値指定済みパス論理式を作成する。
また、違反パス表示部116は、違反入力値指定済みパス論理式を、充足可能性判定器1151に入力することで、違反入力値指定済み論理式の充足可能性判定結果を取得し、充足可能性判定結果が充足性を示す場合、対応する決定木パスを違反パスとして取得する。
また、違反パス表示部116は、決定木を決定木グラフとして表示装置106(図2)の画面に表示し、当該決定木グラフ上において、違反パスを強調表示する。
また、違反パス表示部116は、パス論理式に現れる説明変数の値が、違反範囲に含まれることを示す違反範囲指定論理式を作成し、この違反範囲指定論理式をパス論理式に論理積結合することで、違反範囲指定パス論理式を作成する。
また、違反パス表示部116は、違反範囲指定パス論理式を充足可能性判定器1151に入力することで、違反範囲指定パス論理式の充足可能性判定結果を取得し、充足可能性判定結果が充足性を示す場合、対応する決定木パスを違反パスとして取得する。
また、違反パス表示部116は、決定木を決定木グラフとして表示装置106の画面に表示し、決定木グラフ上において違反パスを強調表示する。
また、原因抽出部117は、上述の違反入力値または第二の違反入力値について、決定
木グラフ上に違反パスを強調表示し、決定木グラフを構成するノードのうち、強調表示された違反パスが分岐していないノードを非分岐ノードとして取得する。
また、原因抽出部117は、上述の非分岐ノードで使用されている説明変数を原因説明変数として表示装置106にて出力する。
また、違反範囲検索部118は、充足可能性判定部115における充足可能性判定結果が充足性を示す場合、説明変数を、所定ルールないしユーザ指定に基づき検索対象説明変数と非検索対象説明変数に分類する。
また、違反範囲検索部118は、上述の違反入力値を構成する検索対象説明変数の値である検索対象違反入力値と、違反入力値を構成する非検索対象説明変数の値である非検索対象違反入力値とについて、検索対象違反入力値を含むべく検索対象説明変数の上限値および下限値を作成し、上限値以下かつ下限値以上の範囲を検索対象説明変数の検索範囲と特定する。
なお、違反範囲検索部118は、上述の検索範囲の特定に際し、データセット1261を参照して説明変数の最大値と最小値を取得し、この最大値または最小値に所定ルールを適用して、上述の上限値および下限値を作成する際に、検索対象違反入力値に加算あるいは減算する単位値を算出するとすれば好適である。例えば、最大値が1000である場合、これを100で除算して、単位値を10とする。また、最大値が10である場合、これを1で除算して、単位値を1とする。つまり、最大値や最小値の桁数の大きさに応じて、除算する値も比例させて大きくし、検索範囲を拡大する(すなわち検索対象違反入力値に加算あるいは減算する)際の刻みを、該当説明変数の値の範囲に応じた適度なものとできる。
また、この場合の違反範囲検索部118は、上述の検索対象違反入力値に加算あるいは減算する単位値を、所定期間に加算ないし減算を行った回数に基づいて所定ルールで変更するとしてもよい。例えば、直近の10分間で加算を5回行っている場合、加算の度合いが足りないと判定して、単位値を所定割合だけ大きくする、といった運用を想定できる。
また、違反範囲検索部118は、検索対象説明変数の値が検索範囲の内にあることを意味する検索範囲論理式を作成する。
また、違反範囲検索部118は、非検索対象説明変数の非検索対象違反入力値を、非検索対象説明変数の制限範囲とし、非検索対象説明変数の値が制限範囲内にあることを意味する制限範囲論理式を作成する。
また、違反範囲検索部118は、検索範囲論理式および制限範囲論理式を、結合論理式に論理積結合することで、第二の結合論理式を作成し、この第二の結合論理式を充足可能性判定器1151に入力することで、第二の結合論理式の充足可能性判定結果を取得する。
また、違反範囲検索部118は、この充足可能性判定結果が充足性を示す場合、上限値以下かつ下限値以上の範囲を、検索対象説明変数の違反範囲と特定する。
また、違反範囲検索部118は、上述の第二の結合論理式の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、説明変数を、所定ルールないしユーザ指定に基づき、第二の検索対象説明変数と第二の非検索対象説明変数に分類する。
また、違反範囲検索部118は、第二の検索対象説明変数に対して違反範囲を作成済みの場合、違反範囲を含むように第二の検索対象説明変数の上限値と下限値を作成する。
また、違反範囲検索部118は、上限値以下かつ下限値以上で、違反範囲を含まない範囲を、第二の検索対象説明変数の検索範囲とし、第二の検索対象説明変数の値が検索範囲内にあることを意味する検索範囲論理式を作成する。
また、違反範囲検索部118は、第二の非検索対象説明変数に対して違反範囲を作成済みの場合、違反範囲を第二の非検索対象説明変数の制限範囲とし、第二の非検索対象説明変数の値が制限範囲内にあることを意味する制限範囲論理式を作成する。
また、違反範囲検索部118は、検索範囲論理式および記制限範囲論理式を、結合論理式に論理積結合することで、第三の結合論理式を作成し、この第三の結合論理式を充足可能性判定器1151に入力することで、第三の結合論理式の充足可能性判定結果を取得する。
また、違反範囲検索部118は、上述の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、上限値以下かつ下限値以上の範囲を、第二の検索対象説明変数の違反範囲と特定する。
また、違反範囲検索部118は、上述の第二の結合論理式または第三の結合論理式の充足可能性判定結果が、充足不能を示す場合、説明変数を取得して、この説明変数に違反範囲が設定されている場合、説明変数の値は違反範囲外にあることを意味する前提範囲指定論理式を作成する。
また、違反範囲検索部118は、説明変数に違反範囲が設定されていない場合、説明変数の値が違反入力値と等しいことを意味する前提範囲指定論理式を作成し、この提範囲指定論理式を結合論理式に結合することで、第四の結合論理式を作成する。
また、違反範囲検索部118は、上述の第四の結合論理式を充足可能性判定器1151に入力することで、当該第四の結合論理式の充足可能性判定結果を取得する。
また、違反範囲検索部118は、上述の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、充足可能性判定器1151からその充足解を取得し、この充足解から、検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値とを取得する。
また、違反範囲検索部118は、上述の第二の結合論理式または第三の結合論理式の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、当該充足解を取得して、この充足解から、検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値とを取得する。
また、違反範囲分割部119は、上述の第二の結合論理式あるいは第三の結合論理式についての、充足可能性判定結果が充足不能を示す場合、検索対象説明変数の検索範囲、および非検索対象説明変数の制限範囲に含まれる範囲を記憶し、また、違反範囲を表す入力値の多次元空間を、検索対象説明変数の検索範囲の上限値を通り、検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第一の超平面と、検索対象説明変数の検索範囲の下限値を通り、検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第二の超平面と、非検索対象説明変数の制限範囲の上限値を通り、非検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第三の超平面と、非検索対象説明変数の制限範囲の下限値を通り、非検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第四の超平面とで分割する。
また、違反範囲分割部119は、上述の分割で得られた分割後空間のうち、第一の超平面と、第三の超平面と、第四の超平面とに囲まれた空間を再確認空間と特定し、入力値が再確認空間に含まれることを意味する再確認空間論理式を作成し、再確認空間論理式を結合論理式に論理積結合することで、第五の結合論理式を作成する。
また、違反範囲分割部119は、第五の結合論理式を充足可能性判定器1151に入力することで、第五の結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、これが充足性を示す場合、分割後空間から、第一の超平面、第二の超平面、第三の超平面、および第四の超平面で囲まれる空間を除いて得られる、複数の多次元空間を違反範囲と特定する。
一方、違反範囲分割部119は、上述の判定結果が充足不能を示す場合、分割後空間から、第一の超平面、第二の超平面、第三の超平面、および第四の超平面で囲まれる空間と、再確認空間を除いた複数の多次元空間とを違反範囲と特定する。
また、入力フィルタ生成部120は、機械学習モデル1251に対する入力値として、説明変数の値を入力装置105にて受け付け、説明変数の値が違反範囲のいずれにも含まれない場合、当該入力値を機械学習モデル1251に送信する入力フィルタプログラムのソースコード1201(図27参照)を生成する。
また、機械学習プログラム検証装置100は、上述の各機能部が利用する情報の格納部として、或いは処理結果を格納する格納部として、機械学習モデル保持部125、データセット保持部126、違反入力値・出力値保持部127、および違反範囲保持部128を備える。
このうち機械学習モデル保持部125は、機械学習モデル1251を保持する記憶部である。この機械学習モデル1251の具体例については後述する。
また、データセット保持部126は、データセット1261を保持する記憶部である。このデータセット1261の具体例については後述する。
また、違反入力値・出力値保持部127は、違反入力値・出力値1271を保持する記憶部である。この違反入力値・出力値1271の具体例については後述する。
また、違反範囲保持部128は、違反範囲1281を保持する記憶部である。この違反範囲1281の具体例については後述する。
---ハードウェア構成---
また、機械学習プログラム検証装置100のハードウェア構成は、図2に示す如くとなる。すなわち機械学習プログラム検証装置100は、外部記憶装置101、メモリ103、CPU104、入力装置105、表示装置106、および外部媒体入出力装置107、を備える。
このうち、外部記憶装置101は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される。
また、メモリ103は、RAMなど揮発性記憶素子で構成される。
また、CPU104は、外部記憶装置101に保持されるプログラム102をメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び
制御処理を行なう演算装置である。
また、入力装置105は、ユーザからのキー入力や音声入力を受け付けるディスプレイやマウス、マイク等である。
また、表示装置106は、処理データの表示を行うディスプレイ等である。
また、外部媒体入出力装置107は、種々の記憶媒体のインターフェイスを備え、当該記憶媒体から当該インターフェイスを回してデータの入出力を行う装置である。例えば、機械学習モデル1251やデータセット1261を記憶した記憶媒体が、この外部媒体入出力装置107にセットされ、機械学習モデル1251が機械学習モデル保持部125に格納され、データセット1261がデータセット保持部126に格納される、といった運用形態を想定できる。
なお、外部記憶装置101内には、本実施形態の機械学習プログラム検証装置100として必要な機能を実装する為のプログラム102に加えて、既に述べた、機械学習モデル保持部125、データセット保持部126、違反入力値・出力値保持部127、および違反範囲保持部128が少なくとも格納されている。
また、CPU104がプログラム102を実行することで実装される機能としては、既に述べた、決定木論理式作成部110、検証性質論理式作成部111、目的変数計算論理式作成部112、説明変数上下限論理式作成部113、検証部114、充足可能性判定部115、違反パス表示部116、原因抽出部117、違反範囲検索部118、違反範囲分割部119、および入力フィルタ生成部120、が存在する。
---機械学習モデルの例---
図3に、本実施形態における機械学習モデル1251の構成例を示す。本実施形態における機械学習モデル1251は、複数の決定木から構成されるアンサンブルツリーによる予測アルゴリズムに従い、説明変数の値を入力として目的変数の値を出力する、機械学習によって作成されたプログラムである。
その構成は、図3で例示するように、複数の決定木12510を含み、それぞれの決定木12510は、ノード12511、パス12512、およびリーフ12513から構成されている。
このうちノード12511は、説明変数(例:X0、X1、・・・)の条件式に対応している。また、パス12512は、ノード12511における条件分岐を示す。また、リーフ12513は、ルーツとするノード12511における条件分岐により特定される目的変数の値、を示している。
---データセットの例---
図4に、本実施形態におけるデータセット1261の構成例を示す。本実施形態のデータセット1261は、機械学習モデル1251の学習において、入力となる実績データであって、ここではある企業が製造、販売する各商品の価格、在庫、および販売数(月間)の実績データ、を想定し例示した。このデータセット1261は、上述の目的変数の値の上限値および下限値の元データとなりうる。
---フロー例1---
以下、本実施形態における機械学習プログラム検証方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する機械学習プログラム検証方法に対応する各種動作は、機械学習
プログラム検証装置100がメモリ等に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図5は、本実施形態における機械学習プログラム検証方法のフロー例1を示す図である。
この場合、決定木論理式作成部110は、機械学習モデル1251に関して、決定木における決定木パスを示すパス論理式を、論理積結合することで決定木論理式(図6の決定木論理式1101参照)を作成する(s1)。この場合、決定木論理式作成部110は、決定木から決定木パスを抽出し、抽出した決定木パスのパス条件から構成されるパス論理式を作成することとなる。いずれにせよ、決定木から決定木パスを抽出し、その論理式を生成する既存技術を適宜に適用すればよい。
続いて、検証性質論理式作成部111は、上述の機械学習モデル1251における説明変数および目的変数の関係として定義される検証性質のユーザ入力を入力装置105で受け付け、ここで受け付けた検証性質に基づいて検証性質論理式(図7の検証性質論理式1111参照)を作成する(s2)。
次に、目的変数計算論理式作成部112は、決定木ごとの決定木出力値(決定木12510におけるリーフ12513)と目的変数の値(各リーフ12513の値を合算した値で機械学習モデル1251の出力値y)との関係を定義する目的変数計算論理式(図8の目的変数計算論理式1121)を作成する(s3)。この作成は、それぞれの決定木12510のリーフ12513を足し合わせる数式を自動生成するケースの他、ユーザ指定を受け付けて行うとしてもよい。
続いて、説明変数上下限論理式作成部113は、データセット1261を参照して説明変数の最大値と最小値を取得し、説明変数の値は最大値以下で最小値以上であることを示す説明変数範囲制限論理式(図9の説明変数上下限論理式1141参照)を作成する(s4)。こうした論理式の自動生成は、既存技術を適宜に適用すればよい(以下同様)。
続いて、検証部114は、上述の決定木論理式1101に対し、機械学習モデル1251に関して検証対象とする検証性質を示す上述の検証性質論理式1111と、決定木ごとの決定木出力値と目的変数の値との関係を定義する目的変数計算論理式1121と、説明変数上下限論理式1131とを論理積結合し、結合論理式(図10の結合論理式1141参照)を作成する(s5)。
また、充足可能性判定部115は、s5で得た結合論理式を、充足可能性判定器1151に入力することで、当該結合論理式の充足可能性判定結果を取得する(s6)。
上述の充足可能性判定の結果が、充足可能性を示さない場合(s7:NO)、機械学習モデル1251に問題は無いと判定し、その結果(図12の検証結果例1152参照)を表示装置106に出力し(s9)、処理を終了する。
他方、上述の充足可能性判定の結果が、充足性を示す場合(s7:YES)、機械学習モデル1251に問題ありと判定し、充足可能性判定器1151が示す充足解から、検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と、当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値を取得する(s8)。
また、充足可能性判定部115は、これら違反入力値、違反出力値を含む検証結果(図
11の検証結果例1152参照)を、表示装置106に出力し(s9)、処理を終了する。
---フロー例2---
図13は、本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例2を示す図であり、具体的には、決定木論理式作成部110におけるフローを示す図である。
この場合、決定木論理式作成部110は、機械学習モデル1251を、機械学習モデル保持部125から取得する(s10)。
また、決定木論理式作成部110は、上述の機械学習モデル1251を構成する決定木12510を取得する(s11)。
続いて、決定木論理式作成部110は、s11で得た決定木12510において、深さ優先探索を実行して、パスを抽出する(s12)。
また、決定木論理式作成部110は、s12で抽出したパスの節ノードに記載されている条件が成立する場合に、リーフ12513(リーフノード)の条件が成立することを表すパス論理式を作成する(s13)。
続いて、決定木論理式作成部110は、ここまでの処理で、s10で得ている機械学習モデル1251における全ての決定木12510について処理を行ったか判定する(s14)。
上述の判定の結果、未処理の決定木12510が残されている場合(s14:NO)、決定木論理式作成部110は、処理をs11に戻す。
他方、上述の判定の結果、全ての決定木12510について処理を行っていれば(s14:YES)、決定木論理式作成部110は、決定木ごとに作成したパス論理式を論理積結合することで決定木論理式し(s15)、処理を終了する。
---フロー例3---
図14は、本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例3を示す図であり、具体的には、説明変数上下限論理式作成部113におけるフロー例を示す図である。
この場合、説明変数上下限論理式作成部113は、データセットを取得する(s20)。
また、説明変数上下限論理式作成部113は、説明変数を1つ選択(例:係数や添字の値の小さい順/大きい順などの予め定めた所定ルールに沿って選択)する(s21)。
また、説明変数上下限論理式作成部113は、データセットを検索し、当該説明変数の最大値と最小値を取得する(s22)。
続いて、説明変数上下限論理式作成部113は、当該説明変数は、s22で得た最大値以下かつ最小値以上であることを意味する論理式を作成する(s23)。
続いて、説明変数上下限論理式作成部113は、これまでの処理を、全ての説明変数について行ったか判定する(s24)。
上述の判定の結果、未処理の説明変数が残されている場合(s24:NO)、説明変数上下限論理式作成部113は、処理をs21に戻す。
他方、上述の判定の結果、全ての説明変数について処理を行っている場合(s24:YES)、説明変数上下限論理式作成部113は、説明変数ごとに作成した上限論理式および下限論理式を論理積結合し(s25)、処理を終了する。
---フロー例4、5---
図15および図16は、本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例4、5を示す図であり、具体的には、違反範囲検索部118におけるフロー例を示す図である。また、図17は、本実施形態における違反入力値・出力値の例を示す図であり、図18A~図18Cは、本実施形態における違反範囲検索の概念例1~3を示す図である。
この場合、違反範囲検索部118は、違反入力値を取得する(s30)。この違反入力値は、図5のフローの結果、既に得ている検証結果例1152が該当する。
続いて、違反範囲検索部118は、予め定めたルール(例:説明変数の添字が小さい順。f1を検索対象説明変数、f2を非検索対象説明変数と選択)により、検索対象説明変数と非検索対象説明変数を選定する(s31)。
また、違反範囲検索部118は、検索対象説明変数に対して違反範囲が設定されているか判定する(s32)。これは、上述の違反入力値に単位値を加算/減算して範囲を設定済みであるか否か、を判定する処理となる。
上述の判定の結果、違反範囲が設定されてない場合(s32:NO)、違反範囲検索部118は、違反入力値に基づいて上下限値を作成する(s33)。
この作成に際し、違反範囲検索部118は、データセット1261を参照して説明変数の最大値と最小値を取得し、この最大値または最小値に所定ルールを適用して上述の単位値を算出しているものとする。例えば、最大値が1000である場合、これを100で除算して、単位値を10とする。また、最大値が10である場合、これを1で除算して、単位値を1とする。つまり、最大値や最小値の桁数の大きさに応じて、除算する値も比例させて大きくし、検索範囲を拡大する(すなわち検索対象違反入力値に加算あるいは減算する)際の刻みを、該当説明変数の値の範囲に応じた適度なものとできる。
また、違反範囲検索部118は、s33で作成した上下限値に基づいて、検索対象説明変数の検索範囲論理式を作成する(s34)。
また、この場合の違反範囲検索部118は、上述の検索対象違反入力値に加算あるいは減算する単位値を、所定期間に加算ないし減算を行った回数に基づいて所定ルールで変更するとしてもよい。例えば、直近の10分間で加算を5回行っている場合、加算の度合いが足りないと判定して、単位値を所定割合だけ大きくする、といった運用を想定できる。
他方、上述の判定の結果、違反範囲が設定済みである場合(s32:YES)、違反範囲検索部118は、設定済みの違反範囲に基づいて新たな上下限値を作成する(s35)。この値の作成手法自体は、s33と同様である。
また、違反範囲検索部118は、設定済みの違反範囲と新たに作成した上下限値に基づいて、検索対象説明変数の検索範囲論理式を作成する(s36)。
続いて、違反範囲検索部118は、非検索対象説明変数に対して違反範囲が設定されているか判定する(s37)。
上述の判定の結果、違反範囲の設定がない場合(s37:NO)、違反範囲検索部118は、違反入力値に基づいて制限範囲論理式を作成する(s38)。
他方、上述の判定の結果、違反範囲が設定されている場合(s37:YES)、違反範囲検索部118は、設定済みの違反範囲に基づいて制限範囲論理式を作成する(s39)。
続いて、違反範囲検索部118は、検索範囲論理式および制限範囲論理式を結合論理式に論理積結合する(s40)。
また、違反範囲検索部118は、s40で作成した論理式を充足可能性判定器1151に入力する(s41)。
続いて、違反範囲検索部118は、上述のs41の結果が充足性を示すか判定する(s42)。
上述の判定の結果、充足性を示さないである場合(s42:NO)、違反範囲検索部118は、処理をs45に遷移させる。
他方、上述の判定の結果、充足性を示す場合(s42:YES)、違反範囲検索部118は、充足解から第二の違反入力値、および第二の違反出力値を取得して保持する(s43)。
続いて、違反範囲検索部118は、検索対象説明変数の違反入力値と上下限値に基づいて、新たな違反範囲を作成する(s44)。
続いて、違反範囲検索部118は、検索範囲と制限範囲を、充足不能範囲として記憶する(s45)。
続いて、違反範囲検索部118は、全ての説明変数を検索対象説明変数として選択したか判定する(s46)。
上述の判定の結果、未選択の説明変数が残されている場合(s46:NO)、違反範囲検索部118は、処理をs31に戻す。
他方、上述の判定の結果、全ての説明変数を検索対象説明変数として選択していた場合(s46:YES)、違反範囲検索部118は、説明変数を取得する(s47)。
また、違反範囲検索部118は、取得した説明変数に対して違反範囲が設定されているか判定する(s48)。
上述の判定の結果、違反範囲が設定されていない場合(s48:NO)、違反範囲検索部118は、説明変数の値は違反入力値とは異なることを意味する前提範囲指定論理式を作成する(s49)。
他方、上述の判定の結果、違反範囲が設定されている場合(s48:YES)、違反範囲検索部118は、説明変数の値は違反範囲外であることを意味する前提範囲指定論理式
を作成する(s50)。
また、違反範囲検索部118は、全ての説明変数を取得したか判定する(s51)。
上述の判定の結果、未取得の説明変数が残されている場合(s51:NO)、違反範囲検索部118は、処理をs47に戻す。
他方、上述の判定の結果、全ての説明変数を取得している場合(s51:YES)、違反範囲検索部118は、作成した前提範囲指定論理式を結合論理式に論理積結合し(s52)、処理を終了する。この場合、検証部が再実行されることとなる。
---フロー例6---
図19は、本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例6を示す図であり、具体的には、違反範囲分割部119におけるフロー例を示す図である。また、図20は本実施形態における違反範囲の分割概念例を示す図である。
この場合、違反範囲分割部119は、違反範囲を取得する(s60)。
また、違反範囲分割部119は、充足不能範囲(上述のフロー例5のs45で得ているもの)を取得する(s61)。
続いて、違反範囲分割部119は、充足不能範囲を構成する検索対象説明変数の検索範囲および非検索対象説明変数の制限範囲に基づいて、超平面を作成する(s62)。
また、違反範囲分割部119は、作成した超平面で、違反範囲分割することで分割後空間を取得する(s63)。
また、違反範囲分割部119は、分割後空間から再確認空間を取得する(s64)。
続いて、違反範囲分割部119は、入力値が再確認空間に含まれることを意味する再確認空間論理式を作成する(s65)。
続いて、違反範囲分割部119は、再確認空間論理式を結合論理式に論理積結合する(s66)。
また、違反範囲分割部119は、作成した論理式を充足可能性判定器に入力する(s67)。
続いて、違反範囲分割部119は、充足可能性について判定する(s68)。
上述の判定の結果、充足可能性が無い場合(s68:NO)、違反範囲分割部119は、処理をs70に遷移させる。
他方、上述の判定の結果、充足性を示す場合(s68:YES)、違反範囲分割部119は、再確認空間を含めて違反範囲(図21の違反範囲1281参照)を作成し(s69)、処理を終了する。
また、違反範囲分割部119は、再確認空間を除いて違反範囲(図21の違反範囲1281参照)を作成し(s70)、処理を終了する。
---フロー例7、8---
図22、23は、本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例7、8を示す図であり、具体的には、違反パス表示部116におけるフロー例を示す図である。また、図24は、本実施形態における違反パスの表示例を示す図である。なお、図23のフローは、図22のフローとの相違点として、対象が「違反入力値」のケースと「違反範囲」のケースとなっている点以外は同様であるため、ここで図22のフローに基づき説明する。
この場合、違反パス表示部116は、違反入力値を取得する(s80)。
続いて、違反パス表示部116は、各説明変数の値が、s80で得た違反入力値と一致することを意味する違反入力値指定論理式を作成する(s81)。
また、違反パス表示部116は、決定木のパス論理式を取得する(s82)。
続いて、違反パス表示部116は、s81で得た違反入力値指定論理式と、s82で得たパス論理式とを論理積結合する(s83)。
また、違反パス表示部116は、s83で作成した論理式を充足可能性判定器1151に入力する(s84)。
また、違反パス表示部116は、s84による結果として、該当論理式における充足可能性について判定する(s85)。
上述の判定の結果、充足可能ではない場合(s85:NO)、違反パス表示部116は、処理をs87に遷移させる。
他方、上述の判定の結果、充足可能である場合(s85:YES)違反パス表示部116は、決定木グラフ1251において、パス論理式に対応するパス12512A(図24参照)について、その線分を太くするといった強調表示をする(s86)。
また、違反パス表示部116は、全てのパスを取得済みか判定する(s87)。
上述の判定の結果、未取得のパスが残されている場合(s87:NO)、違反パス表示部116は、処理をs85に遷移させる。
他方、全てのパスを取得済みである場合(s87:YES)、違反パス表示部116は、処理を終了する。
---フロー例9---
図25は、本実施形態の機械学習プログラム検証方法のフロー例9を示す図であり、具体的には、原因抽出部117におけるフロー例を示す図である。
この場合、原因抽出部117は、パスを強調表示した決定木グラフ(図24の決定木)を取得する(s100)。
続いて、原因抽出部117は、強調表示されたパスを構成する節ノードを参照する(s101)。節ノードは、複数のパスの派生元となっているノードである。図26の例の場合、ノード12511X、12511Yが節ノードとなる。ここでの処理対象を、例えば、ノード12511Yとする。
また、原因抽出部117は、強調パス12512Aが、上述のs101で特定した節ノード12511Yにおいて分岐しているか判定する(s102)。
上述の判定の結果、強調パス12512Aは、節ノード12511Yで分岐しており(s102:YES)、原因抽出部117は、処理をs104に遷移させる。
他方、上述の判定の結果、強調パス12512Aは、節ノード12511Xでは分岐しておらず(s102:NO)、原因抽出部117は、節ノード12511Xで使用されている説明変数を原因説明変数として抽出する(s103)。
続いて、原因抽出部117は、全ての節ノードを参照済みか判定する(s104)。
上述の判定の結果、未参照の節ノードが残されている場合(s104:NO)、原因抽出部117は、処理をs101に戻す。
他方、上述の判定の結果、全ての節ノードを参照済みである場合(s104:YES)、原因抽出部117は、処理を終了する。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、予測モデルの妥当性を網羅的に評価可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記決定木論理式の作成に際し、前記決定木から決定木パスを抽出し、抽出した前記決定木パスのパス条件から構成されるパス論理式を作成し、前記検証性質論理式の作成に際し、前記説明変数および目的変数の関係として定義される検証性質のユーザ入力を入力装置で受け付け、前記受け付けた前記検証性質に基づいて前記検証性質論理式を作成するものである、としてもよい。
これによれば、決定木論理式作成および検証性質論理式作成を精度良く行うこととなり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記説明変数を、所定ルールないしユーザ指定に基づき検索対象説明変数と非検索対象説明変数に分類する処理と、前記違反入力値を構成する前記検索対象説明変数の値である検索対象違反入力値と、前記違反入力値を構成する前記非検索対象説明変数の値である非検索対象違反入力値とについて、前記検索対象違反入力値を含むべく前記検索対象説明変数の上限値および下限値を作成し、前記上限値以下かつ前記下限値以上の範囲を前記検索対象説明変数の検索範囲と特定する処理と、前記検索対象説明変数の値が前記検索範囲の内にあることを意味する検索範囲論理式を作成する処理と、前記非検索対象説明変数の前記非検索対象違反入力値を、前記非検索対象説明変数の制限範囲とし、前記非検索対象説明変数の値が前記制限範囲内にあることを意味する制限範囲論理式を作成する処理と、前記検索範囲論理式および前記制限範囲論理式を、前記結合論理式に論理積結合することで、第二の結合論理式を作成する処理と、前記第二の結合論理式を前記充足可能性判定器に入力することで、前記第二の結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記上限値以下かつ前記下限値以上の範囲を、前記検索対象説明変数の違反範囲と特定する処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、違反範囲の検索を効率的で精度良好なものとし、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記第二の結合論理式の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記説明変数を、所定ルールないしユーザ指定に基づき、第二の検索対象説明変数と第二の非検索対象説明変数に分類する処理と、前記第二の検索対象説明変数に対して違反範囲を作成済みの場合、前記違反範囲を含むように前記第二の検索対象説明変数の上限値と下限値を作成する処理と、前記上限値以下かつ前記下限値以上で、前記違反範囲を含まない範囲を、前記第二の検索対象説明変数の検索範囲とし、前記第二の検索対象説明変数の値が前記検索範囲内にあることを意味する検索範囲論理式を作成する処理と、前記第二の非検索対象説明変数に対して違反範囲を作成済みの場合、前記違反範囲を前記第二の非検索対象説明変数の制限範囲とし、前記第二の非検索対象説明変数の値が前記制限範囲内にあることを意味する制限範囲論理式を作成する処理と、前記検索範囲論理式および前記制限範囲論理式を、前記結合論理式に論理積結合することで、第三の結合論理式を作成する処理と、前記第三の結合論理式を前記充足可能性判定器に入力することで、前記第三の結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記上限値以下かつ前記下限値以上の範囲を、前記第二の検索対象説明変数の違反範囲と特定する処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、違反範囲の検索をさらに効率的で精度良好なものとし、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記第二の結合論理式または前記第三の結合論理式の充足可能性判定結果が、充足不能を示す場合、前記説明変数を取得して、前記説明変数に違反範囲が設定されている場合、前記説明変数の値は前記違反範囲外にあることを意味する前提範囲指定論理式を作成する処理と、前記説明変数に違反範囲が設定されていない場合、前記説明変数の値が前記違反入力値と等しいことを意味する前提範囲指定論理式を作成する処理と、前記前提範囲指定論理式を前記結合論理式に結合することで、第四の結合論理式を作成する処理と、前記第四の結合論理式を充足可能性判定器に入力することで、前記第四の結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記充足可能性判定器からその充足解を取得し、前記充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値とを取得する処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、違反範囲の検索を一層、効率的で精度良好なものとし、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記第二の結合論理式または前記第三の結合論理式の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、当該充足解を取得して、前記充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値とを取得する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、違反入力値、出力値の収集を効率的なものとし、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記パス論理式に現れる前記説明変数の値が、前記違反入力値または前記第二の結合論理式に関する充足解から取得した違反入力値と一致することを意味する違反入力値指定論理式を作成する処理と、前記違反入力値指定論理式を、前記パス論理式に論理積結合することで、違反入力値指定済みパス論理式を作成する処理と、前記違反入力値指定済みパス論理式を、前記充足可能性判定器に入力することで、前記違反入力値指定済みパス論理式の充足可能性判定結果を取得し、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、対応する前記決定木パスを違反パスとして取得する処理と、前記決定木を決定木グラフとして画面に表示し、前記決定木グラフ上において、前記違反パスを強調表示する処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、ユーザとして問題点を視認容易となり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記パス論理式に現れる前記説明変数の値が、前記違反範囲に含まれることを示す違反範囲指定論理式を作成する処理と、前記違反範囲指定論理式を、前記パス論理式に論理積結合することで、違反範囲指定パス論理式を作成する処理と、前記違反範囲指定パス論理式を、前記充足可能性判定器に入力することで、前記違反範囲指定パス論理式の充足可能性判定結果を取得し、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、対応する前記決定木パスを違反パスとして取得する処理と、前記決定木を決定木グラフとして画面に表示し、前記決定木グラフ上において、前記違反パスを強調表示する処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、ユーザとして問題点をより視認容易となり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記違反入力値ついて、前記決定木グラフ上に前記違反パスを強調表示し、前記決定木グラフを構成するノードのうち、前記強調表示された前記違反パスが分岐していないノードを非分岐ノードとして取得する処理と、前記非分岐ノードで使用されている説明変数を原因説明変数として出力する処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、ユーザとして問題点をさらに視認容易となり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記プログラムに対する入力値として、前記説明変数の値を入力装置にて受け付け、前記説明変数の値が前記違反範囲のいずれにも含まれない場合、前記入力値を前記プログラムに送信する入力フィルタプログラムのソースコードを生成する処理を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、違反範囲の入力値であれば機械学習モデルを実行させないことが可能となり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記記憶装置は、前記プログラムを機械学習によって作成する際に使用した、前記説明変数の値および前記目的変数の値の組で構成されるデータセットを保持し、前記演算装置は、前記結合論理式を作成するに際し、前記データセットを参照して前記説明変数の最大値と最小値を取得し、前記説明変数の値は前記最大値以下で前記最小値以上であることを示す説明変数範囲制限論理式を作成し、前記決定木論理式、前記検証性質論理式、および前記目的変数計算論理式に加えて、前記説明変数範囲制限論理式を論理積結合することで、前記結合論理式を作成する
ものである、としてもよい。
これによれば、違反範囲検索がさらに効率的で精度良好なものとなり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記記憶装置は、前記プログラムを機械学習によって作成する際に使用した、前記説明変数の値および前記目的変数の値の組で構成されるデータセットを保持し、前記演算装置は、前記検索範囲の特定に際し、前記データセットを参照して前記説明変数の最大値と最小値を取得し、前記最大値または最小値に所定ルールを適用して、前記上限値および下限値を作成する際、前記検索対象違反入力値に加算あるいは減算する単位値を算出するものである、としてもよい。
これによれば、違反範囲検索が一層、効率的で精度良好なものとなり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記検索対象違反入力値に加算あるいは減算する前記単位値を、所定期間に前記加算ないし前記減算を行った回数に基づいて所定ルールで変更する、としてもよい。
これによれば、違反範囲検索を状況に応じて効率化することが可能となり、ひいては、予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
また、本実施形態の機械学習プログラム検証装置において、前記演算装置は、前記第二の結合論理式あるいは第三の結合論理式についての、充足可能性判定結果が充足不能を示す場合、前記検索対象説明変数の前記検索範囲、および前記非検索対象説明変数の前記制限範囲に含まれる範囲を記憶する処理と、前記違反範囲を表す入力値の多次元空間を、前記検索対象説明変数の前記検索範囲の上限値を通り、前記検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第一の超平面と、前記検索対象説明変数の前記検索範囲の下限値を通り、前記検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第二の超平面と、前記非検索対象説明変数の前記制限範囲の上限値を通り、前記非検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第三の超平面と、前記非検索対象説明変数の前記制限範囲の下限値を通り、前記非検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第四の超平面とで分割する処理と、前記分割で得られた分割後空間のうち、前記第一の超平面と、前記第三の超平面と、前記第四の超平面とに囲まれた空間を再確認空間と特定し、入力値が前記再確認空間に含まれることを意味する再確認空間論理式を作成する処理と、前記再確認空間論理式を前記結合論理式に論理積結合することで、第五の結合論理式を作成する処理と、前記第五の結合論理式を前記充足可能性判定器に入力することで、前記第五の結合論理式の充足可能性判定結果を取得する処理と、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記分割後空間から、前記第一の超平面、前記第二の超平面、前記第三の超平面、および前記第四の超平面で囲まれる空間を除いて得られる、複数の多次元空間を違反範囲と特定する処理と、前記充足可能性判定結果が充足不能を示す場合、前記分割後空間から、前記第一の超平面、前記第二の超平面、前記第三の超平面、および前記第四の超平面で囲まれる空間と、前記再確認空間を除いた複数の多次元空間とを違反範囲と特定する処理と、を更に実行するものである、としてもよい。
これによれば、違反範囲が当初広大であっても、これを適宜に細分化することが可能となり、ひいては予測モデルの妥当性をより網羅的に評価可能となる。
100 機械学習プログラム検証装置
101 外部記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU(演算装置)
105 入力装置
106 表示装置
107 外部媒体入出力装置
110 決定木論理式作成部
1101 決定木論理式
111 検証性質論理式作成部
1111 検証性質論理式
112 目的変数計算論理式作成部
1121 目的変数計算論理式
113 説明変数上下限論理式作成部
1131 説明変数上下限論理式
114 検証部
1141 結合論理式
115 充足可能性判定部
1151 充足可能性判定器
1152 検証結果
116 違反パス表示部
117 原因抽出部
118 違反範囲検索部
119 違反範囲分割部
120 入力フィルタ生成部
1201 入力フィルタのソースコード
125 機械学習モデル保持部
1251 機械学習モデル
126 データセット保持部
1261 データセット
127 違反入力値・出力値保持部
1271 違反入力値・出力値
128 違反範囲保持部
1281 違反範囲

Claims (15)

  1. 複数の決定木から構成されるアンサンブルツリーによる予測アルゴリズムに従い、説明変数の値を入力として目的変数の値を出力する、機械学習によって作成されたプログラムを保持する記憶装置と、
    前記プログラムに関して、前記決定木における決定木パスを示すパス論理式を、論理積結合することで決定木論理式を作成する処理と、
    前記決定木論理式に対し、前記プログラムに関して検証対象とする検証性質を示す検証性質論理式と、前記決定木ごとの決定木出力値と前記目的変数の値との関係を定義する目的変数計算論理式とを論理積結合して、結合論理式を作成する処理と、
    前記結合論理式を、所定の充足可能性判定器に入力することで、前記結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果に基づいて、前記プログラムが前記検証性質を充足するか判定する処理と、
    前記判定の結果が充足性を示す場合、前記充足可能性判定器が示す充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と、当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値を取得する処理と、を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする機械学習プログラム検証装置。
  2. 前記演算装置は、
    前記決定木論理式の作成に際し、前記決定木から決定木パスを抽出し、抽出した前記決定木パスのパス条件から構成されるパス論理式を作成し、
    前記検証性質論理式の作成に際し、前記説明変数および目的変数の関係として定義される検証性質のユーザ入力を入力装置で受け付け、前記受け付けた前記検証性質に基づいて前記検証性質論理式を作成するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の機械学習プログラム検証装置。
  3. 前記演算装置は、
    前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記説明変数を、所定ルールないしユーザ指定に基づき検索対象説明変数と非検索対象説明変数に分類する処理と、
    前記違反入力値を構成する前記検索対象説明変数の値である検索対象違反入力値と、前記違反入力値を構成する前記非検索対象説明変数の値である非検索対象違反入力値とについて、前記検索対象違反入力値を含むべく前記検索対象説明変数の上限値および下限値を作成し、前記上限値以下かつ前記下限値以上の範囲を前記検索対象説明変数の検索範囲と特定する処理と、
    前記検索対象説明変数の値が前記検索範囲の内にあることを意味する検索範囲論理式を作成する処理と、
    前記非検索対象説明変数の前記非検索対象違反入力値を、前記非検索対象説明変数の制限範囲とし、前記非検索対象説明変数の値が前記制限範囲内にあることを意味する制限範囲論理式を作成する処理と、
    前記検索範囲論理式および前記制限範囲論理式を、前記結合論理式に論理積結合することで、第二の結合論理式を作成する処理と、
    前記第二の結合論理式を前記充足可能性判定器に入力することで、前記第二の結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記上限値以下かつ前記下限値以上の範囲を、前記検索対象説明変数の違反範囲と特定する処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の機械学習プログラム検証装置。
  4. 前記演算装置は、
    前記第二の結合論理式の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、
    前記説明変数を、所定ルールないしユーザ指定に基づき、第二の検索対象説明変数と第二の非検索対象説明変数に分類する処理と、
    前記第二の検索対象説明変数に対して違反範囲を作成済みの場合、前記違反範囲を含むように前記第二の検索対象説明変数の上限値と下限値を作成する処理と、
    前記上限値以下かつ前記下限値以上で、前記違反範囲を含まない範囲を、前記第二の検索対象説明変数の検索範囲とし、前記第二の検索対象説明変数の値が前記検索範囲内にあることを意味する検索範囲論理式を作成する処理と、
    前記第二の非検索対象説明変数に対して違反範囲を作成済みの場合、前記違反範囲を前記第二の非検索対象説明変数の制限範囲とし、前記第二の非検索対象説明変数の値が前記制限範囲内にあることを意味する制限範囲論理式を作成する処理と、
    前記検索範囲論理式および前記制限範囲論理式を、前記結合論理式に論理積結合することで、第三の結合論理式を作成する処理と、
    前記第三の結合論理式を前記充足可能性判定器に入力することで、前記第三の結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記上限値以下かつ前記下限値以上の範囲を、前記第二の検索対象説明変数の違反範囲と特定する処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の機械学習プログラム検証装置。
  5. 前記演算装置は、
    前記第二の結合論理式または前記第三の結合論理式の充足可能性判定結果が、充足不能を示す場合、前記説明変数を取得して、
    前記説明変数に違反範囲が設定されている場合、前記説明変数の値は前記違反範囲外にあることを意味する前提範囲指定論理式を作成する処理と、
    前記説明変数に違反範囲が設定されていない場合、前記説明変数の値が前記違反入力値と等しいことを意味する前提範囲指定論理式を作成する処理と、
    前記前提範囲指定論理式を前記結合論理式に結合することで、第四の結合論理式を作成する処理と、
    前記第四の結合論理式を充足可能性判定器に入力することで、前記第四の結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記充足可能性判定器からその充足解を取得し、前記充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値とを取得する処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の機械学習プログラム検証装置。
  6. 前記演算装置は、
    前記第二の結合論理式または前記第三の結合論理式の充足可能性判定結果が充足性を示す場合、当該充足解を取得して、
    前記充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値とを取得する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の機械学習プログラム検証装置。
  7. 前記演算装置は、
    前記パス論理式に現れる前記説明変数の値が、前記違反入力値または前記第二の結合論理式に関する充足解から取得した違反入力値と一致することを意味する違反入力値指定論理式を作成する処理と、
    前記違反入力値指定論理式を、前記パス論理式に論理積結合することで、違反入力値指定済みパス論理式を作成する処理と、
    前記違反入力値指定済みパス論理式を、前記充足可能性判定器に入力することで、前記違反入力値指定済みパス論理式の充足可能性判定結果を取得し、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、対応する前記決定木パスを違反パスとして取得する処理と、
    前記決定木を決定木グラフとして画面に表示し、前記決定木グラフ上において、前記違反パスを強調表示する処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項4に記載の機械学習プログラム検証装置。
  8. 前記演算装置は、
    前記パス論理式に現れる前記説明変数の値が、前記違反範囲に含まれることを示す違反範囲指定論理式を作成する処理と、
    前記違反範囲指定論理式を、前記パス論理式に論理積結合することで、違反範囲指定パス論理式を作成する処理と、
    前記違反範囲指定パス論理式を、前記充足可能性判定器に入力することで、前記違反範囲指定パス論理式の充足可能性判定結果を取得し、前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、対応する前記決定木パスを違反パスとして取得する処理と、
    前記決定木を決定木グラフとして画面に表示し、前記決定木グラフ上において、前記違反パスを強調表示する処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の機械学習プログラム検証装置。
  9. 前記演算装置は、
    前記違反入力値ついて、前記決定木グラフ上に前記違反パスを強調表示し、前記決定木グラフを構成するノードのうち、前記強調表示された前記違反パスが分岐していないノードを非分岐ノードとして取得する処理と、
    前記非分岐ノードで使用されている説明変数を原因説明変数として出力する処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の機械学習プログラム検証装置。
  10. 前記演算装置は、
    前記プログラムに対する入力値として、前記説明変数の値を入力装置にて受け付け、前記説明変数の値が前記違反範囲のいずれにも含まれない場合、前記入力値を前記プログラムに送信する入力フィルタプログラムのソースコードを生成する処理を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項に記載の機械学習プログラム検証装置。
  11. 前記記憶装置は、
    前記プログラムを機械学習によって作成する際に使用した、前記説明変数の値および前記目的変数の値の組で構成されるデータセットを保持し、
    前記演算装置は、
    前記結合論理式を作成するに際し、
    前記データセットを参照して前記説明変数の最大値と最小値を取得し、前記説明変数の値は前記最大値以下で前記最小値以上であることを示す説明変数範囲制限論理式を作成し、前記決定木論理式、前記検証性質論理式、および前記目的変数計算論理式に加えて、前記説明変数範囲制限論理式を論理積結合することで、前記結合論理式を作成するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の機械学習プログラム検証装置。
  12. 前記記憶装置は、
    前記プログラムを機械学習によって作成する際に使用した、前記説明変数の値および前記目的変数の値の組で構成されるデータセットを保持し、
    前記演算装置は、
    前記検索範囲の特定に際し、
    前記データセットを参照して前記説明変数の最大値と最小値を取得し、前記最大値または最小値に所定ルールを適用して、前記上限値および下限値を作成する際、前記検索対象違反入力値に加算あるいは減算する単位値を算出するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の機械学習プログラム検証装置。
  13. 前記演算装置は、
    前記検索対象違反入力値に加算あるいは減算する前記単位値を、所定期間に前記加算ないし前記減算を行った回数に基づいて所定ルールで変更する、
    ことを特徴とする請求項12に記載の機械学習プログラム検証装置
  14. 前記演算装置は、
    前記第二の結合論理式あるいは第三の結合論理式についての、充足可能性判定結果が充足不能を示す場合、
    前記検索対象説明変数の前記検索範囲、および前記非検索対象説明変数の前記制限範囲に含まれる範囲を記憶する処理と、
    前記違反範囲を表す入力値の多次元空間を、前記検索対象説明変数の前記検索範囲の上限値を通り、前記検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第一の超平面と、前記検索対象説明変数の前記検索範囲の下限値を通り、前記検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第二の超平面と、前記非検索対象説明変数の前記制限範囲の上限値を通り、前記非検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第三の超平面と、前記非検索対象説明変数の前記制限範囲の下限値を通り、前記非検索対象説明変数の基底ベクトルが法線ベクトルとなる第四の超平面とで分割する処理と、
    前記分割で得られた分割後空間のうち、前記第一の超平面と、前記第三の超平面と、前記第四の超平面とに囲まれた空間を再確認空間と特定し、入力値が前記再確認空間に含まれることを意味する再確認空間論理式を作成する処理と、
    前記再確認空間論理式を前記結合論理式に論理積結合することで、第五の結合論理式を作成する処理と、
    前記第五の結合論理式を前記充足可能性判定器に入力することで、前記第五の結合論理式の充足可能性判定結果を取得する処理と、
    前記充足可能性判定結果が充足性を示す場合、前記分割後空間から、前記第一の超平面、前記第二の超平面、前記第三の超平面、および前記第四の超平面で囲まれる空間を除いて得られる、複数の多次元空間を違反範囲と特定する処理と、
    前記充足可能性判定結果が充足不能を示す場合、前記分割後空間から、前記第一の超平面、前記第二の超平面、前記第三の超平面、および前記第四の超平面で囲まれる空間と、前記再確認空間を除いた複数の多次元空間とを違反範囲と特定する処理と、
    を更に実行するものである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の機械学習プログラム検証装置。
  15. 情報処理装置が、
    複数の決定木から構成されるアンサンブルツリーによる予測アルゴリズムに従い、説明変数の値を入力として目的変数の値を出力する、機械学習によって作成されたプログラムを保持する記憶装置を備えて、
    前記プログラムに関して、前記決定木における決定木パスを示すパス論理式を、論理積結合することで決定木論理式を作成する処理と、
    前記決定木論理式に対し、前記プログラムに関して検証対象とする検証性質を示す検証性質論理式と、前記決定木ごとの決定木出力値と前記目的変数の値との関係を定義する目的変数計算論理式とを論理積結合して、結合論理式を作成する処理と、
    前記結合論理式を、所定の充足可能性判定器に入力することで、前記結合論理式の充足可能性判定結果を取得し、当該充足可能性判定結果に基づいて、前記プログラムが前記検証性質を充足するか判定する処理と、
    前記判定の結果が充足性を示す場合、前記充足可能性判定器が示す充足解から、前記検証性質に違反する説明変数の値である違反入力値と、当該違反入力値の場合の目的変数の値である違反出力値を取得する処理と、
    を実行することを特徴とする機械学習プログラム検証方法。
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