JP7138935B2 - Hdr映像をsdr映像に変換するhdr広色域映像変換装置及びhdr広色域映像変換方法 - Google Patents

Hdr映像をsdr映像に変換するhdr広色域映像変換装置及びhdr広色域映像変換方法 Download PDF

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本発明は、色相を維持した高い色再現特性を実現するための、HDR映像をSDR映像に変換するHDR広色域映像変換装置及びHDR広色域映像変換方法等に関する。
HDR画像をSDR画像に変換する処理は、トーンマッピング(Tone mapping,TM)と称されて、グラフィックスの分野で多<の研究がなされており、様々な手法が提案されている。TV放送等(業務用)で用いることを考えると、画像全体に対して一様なレベル変換を行うグローバルTM処理が処理速度の観点からは優位である。カメラ内部でも、古くからダイナミックレンジの圧縮として、ニー(Knee)と呼ばれる処理が用いられてきた。色域マッピングに関しては、従来から3次元ルックアップテーブル(3DLUT)補間を用いた技術が存在する。
E. Reinhard,G.Ward,S.Pattanaik,and P. Debevec,High Dynamic Range Imaging: Acquisition,Display,and Image-based Lighting,Amsterdam,Elsevier/Morgan Kaufmann,2005. S.Iwaida et al. Reproduction of Perceptual Reality in Standard-Dynamic-Range (SDR) Environments Using High-Dynamic-Range (HDR) Images Compressed by Global Tone Mapping, SID2017 DIGEST, P-216L. H. R. Kang, Computational Color Technology, SPIE Publications, May 2006.
しかし、これまでのトーンマッピング処理におけるカラー画像の扱いについては、トーンマッピング処理前後の輝度値の比によるRGB等比圧縮の結果をべき乗補正する方法や、xyY表色系に変換して、輝度値Yのみを処理して、RGB値に戻す方法が非特許文献1に示されているが、いずれも十分とは言えない。画像によっては、どのようにトーンマッピングを行っても、色域を越えるガマット誤差が発生し得る。ガマット誤差の発生は、画像によるから、色域マッピングに3DLUT補間をRGB入力として適用することはできない。映像の明るさは、フレーム毎に変化する可能性があり、トーンマッピング処理を固定化することは難しい。一方、映像における色域は国際標準として定められており、明るさにより表現できる色の彩度値(直感的には色の濃さ)も変化するが、3DLUT補間により処理を固定化することは、比較的容易であると思われる。しかし、トーンマッピング処理と色域マッピング処理を分離した場合、トーンマッピングに起因するガマット誤差をどう扱うかが課題となる。
トーンマッピングと色域マッピングの各処理を分離する。トーンマッピング処理としては、放送で用いることを考えると、画像全体に対して一様なレベル変換を行うグローバルTM処理が処理速度の観点からは優位である。トーンマッピング処理に起因するガマット誤差に対しては、輝度値Yのトーンマッピング処理結果と、入力HDR画像におけるxy値を入力として、色域マッピング処理を行う。実際の計算は、xyY入力とする3DLUT補間により計算する。入力画像における色域を斜交座標系で表現して、xyY入力値を忠実に処理することにより、トーンマッピング処理によって発生するガマット誤差を厳密に扱うことが可能となる。3DLUT内部では、xyY入力をHDR拡張したhdr-CIELAB表色系に基づいたhdr-CIELUV表色系に変換して、明度L*(明るさ)はそのままに、色差u*v*に対して、色相h毎に彩度をソフトクリップ/ソフトニー処理する明度保存色域マッピング処理を行う。
また、本発明のHDR映像をSDR映像に変換するHDR広色域映像変換装置は、HDR映像をSDR映像に変換するHDR広色域映像変換装置において、入力HDR画像におけるYxy表色系画像データの輝度値Yをトーンマッピング(TM)処理して輝度値Y’として出力するトーンマッピング処理部と、トーンマッピング処理部から出力された輝度値Y’と入力HDR画像における色域xyを斜交座標系に変換したx’y’値と、を三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を用いて、色域マッピング処理して、RGBデータとして出力する色域マッピング処理部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明のHDR広色域映像変換装置は好ましくは、色域マッピング処理部が、3DLUTにおいて、入力HDR画像におけるYxy表色系画像データをHDR拡張したhdr-CIELAB表色系に基づいたhdr-CIELUV表色系に変換して、色相毎に、明度L*を維持して色差u*v*に対して彩度をソフトクリップ/ソフトニー処理をする明度保存色域マッピング処理を行うことを特徴とする。
また、本発明のHDR広色域映像変換装置はさらに好ましくは、色域マッピング処理部が、3DLUTを用いた補間処理をしてTM処理に起因するガマット誤差を補正することを特徴とする。
また、本発明のHDR映像をSDR映像に変換するHDR広色域映像変換方法は好ましくは、入力HDR画像におけるYxy表色系画像データの輝度値Yをトーンマッピング(TM)処理して輝度値Y’として出力するトーンマッピング処理工程と、トーンマッピング処理工程で出力された輝度値Y’と入力HDR画像における色域xyを斜交座標系に変換したx’y’値と、を三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を用いて、色域マッピング処理して、RGBデータとして出力する色域マッピング処理工程と、を有することを特徴とする。
また、本発明のHDR広色域映像変換方法は好ましくは、色域マッピング処理工程は、3DLUTにおいて、入力HDR画像におけるYxy表色系画像データをHDR拡張したhdr-CIELAB表色系に基づいたhdr-CIELUV表色系に変換して、色相毎に、明度L*を維持して色差u*v*に対して彩度をソフトクリップ/ソフトニー処理をする明度保存色域マッピング処理を行うことを特徴とする。
また、本発明のHDR広色域映像変換方法はさらに好ましくは、色域マッピング処理工程は、3DLUTを用いた補間処理をしてTM処理に起因するガマット誤差を補正することを特徴とする。
本発明では、HDR広色域映像のための色再現性を考慮した色域トーンマッピング処理及びHDR広色域映像変換装置を実現できる。xyY値を均等色空間であるCIELUV表色系をHDR拡張したhdr-CIELUV表色系に変換して、明度を保存して、色相毎に彩度をソフトクリップすることにより、入力HDR画像における色相を保持した色再現性の高い色域マッピングが可能となる。トーンマッピング処理を分離することにより、明るさの変化に対応しつつ、トーンマッピング処理により発生するガマット誤差を厳密に扱うことが可能となる。
色域トーンマッピング処理概要を説明するブロック図である。 トーンマッピング処理の結果のxyY入力とする明度保存色域マッピング処理の詳細ブロック図である。 hdr-CIELUV表色系における明度保存色域マッピング処理の流れを示す図である。 ソフトクリップ処理におけるソフトクリップ関数例を示す図である。 ソフトニー処理におけるソフトニー関数例を示す図である。 BT.2020色域領域の斜交座標による表現例を説明する図である。 whiteを変化させたときのLをプロットした図である。 hdr-CIELUV表色系における明度に対する色域限界彩度値の結果を説明する図である。 評価用HDR画像の色域マッピング処理を3DLUT補間により計算した結果の3DLUTサイズに対する平均色相差Δhと平均色差ΔEのグラフである。 色域トーンマッピング処理の画像例である。
(概要)
本実施形態では、ハイダイナミックレンジ(HDR)広色域映像を標準ダイナミックレンジ(SDR)狭色域映像へ変換するための色再現性を考慮した色域トーンマッピング処理を提案する。トーンマッピング処理の結果の輝度値Yと入力HDR画像におけるxy値に対して、色域マッピング処理を行う。色域マッピングはHDR拡張したhdr-CIELAB表色系に基づいたhdr-CIELUV表色系において、色相毎に明度を保存して、彩度に対してソフトクリップ処理をする。実際の計算は、3次元ルックアップテーブル(3DLUT)補間により行い、トーンマッピング処理によるガマット誤差を回避しつつ、入力HDR画像における色相を厳密に保持する色域マッピングを可能とする。
本実施形態の画像処理手順の特徴として、
・トーンマッピング処理の結果の輝度値Yと入力HDR画像におけるxy値を入力とする色域マッピング処理において、入力画像における色域を斜交座標系により表現することから、入力xy値に忠実な色域マッピンク処理が可能となる。
・トーンマッピング処理の結果の輝度値Yと入力HDR画像におけるxy値を入力とする色域マッピング処理において、入力画像における色域を斜交座標系により表現することから、3DLUTを効率的に生成することが可能となる。
・トーンマッピング処理の結果の輝度値Yと入力HDR画像におけるxy値を入力とする色域マッピング処理において、3DLUT内部では、xyY値をHDR拡張したhdr-CIELUV表色系に変換し、明度L*を保存して、色差u*,v*を色相毎に彩度をソフトクリップ/ソフトニー処理するものとできる。
・RGB→xyY変換、および輝度値Yに対するトーンマッピング処理を行う。
・トーンマッピング処理結果の輝度値Yと、入力HDR画像におけるxy値を入力として、入力色域を斜交座標系で表現して、明度保存色域マッピング処理の予め計算した結果を格納する3次元ルックアップテーブルを用いて補間処理するものとできる。
・トーンマッピング処理結果の輝度値Yと、入力HDR画像におけるxy値の上位ビットを入力として、入力色域を斜交座標系で表現するための、明度保存色域マッピング処理結果を格納した3次元ルックアップテーブルを読み出すためのアドレス計算部(xy値に対する直交座標→斜交座標変換部)を備えるものとできる。
・明度保存色域マッピング処理結果を格納した3次元ルックアップテーブルの読み出し結果と、入力xyY値の下位ビット入力を用いて(xy値に関しては、斜交座標系に変換したx' y'値)、補間計算を行う補間計算部を備えるものとできる。
このような画像処理方法の実現としては、ベースバンドビデオ信号を処理するハードウェア装置により実現することも可能であるし、MXFファイルを処理するソフトウェアおよびそれを実行するコンピュータをベースとした装置により実現することも可能であるし、MXFファイルをベースバンドビデオ信号に変換、あるいは逆変換する装置を用いれば、いかなる構成による実現も可能である。カメラ映像を動画像圧縮したもの、あるいはMXFファイルをIP(インターネット・プロトコル)伝送して、クラウド上で処理を行うことも可能である。IP伝送された圧縮映像をベースバンドビデオ信号に復号して、色域トーンマッピング処理を行った結果を再び圧縮してストリーム配信する等、様々なシステム形態への展開が考えられる。
また、トーンマッピング処理と色域マッピング処理を分離することにより、トーンマッピング処理を独立に行うことが可能となることから、画面全体を一様にレベル変換するグローバルトーンマッピング処理のみならず、これまでに提案されている様々なトーンマッピング処理、例えば、注目画素近傍領域の画素も用いるローカルトーンマッピング処理を用いることも可能となる。勿論、予めシーンの明るさの事前情報が得られる場合等、トーンマッピング処理と色域マッピング処理を一体化した3DLUTを生成して、用いることも可能である。
(実施例)
図1は、色域トーンマッピング処理概要を説明するブロック図である。図1に示すように、HDR広色域映像入力(BT.2020 HDR OETF YCbCr)の輝度色差YCbCrをRGBに変換する(YCbCr→RGB)。そして、光電気伝達関数(OETF)により、ダイナミックレンジを圧縮されているため、電気光伝達関数(EOTF)により、リニアRGB(Linear RGB)にレベル逆変換する。さらに、RGB表色系からXYZ表色系、そして、xyY表色系に変換した後、輝度値Yをトーンマッピング処理する(Tone Mapping)。トーンマッピング処理の結果、輝度値YはSDR変換される。色を表すxy値は直交座標から斜交座標へ変換する(Orthog→Obliq)。
それらの処理結果であるx’y’Y’信号を色域マッピング処理(Gamut Mapping)する。色域マッピング処理は、予めxyY入力値に対して色域マッピング処理の計算結果を格納した3次元ルックアップテーブル(3DLUT)と補間処理(Interpolation)からなる。3DLUTから出力される色域マッピング処理結果のRGB値をxyY入力における下位ビットを用いて補間処理する。最後に、色域マッピング処理結果のRGB値を輝度色差YCbCrに変換してSDR狭色域映像として出力する(BT.709SDR YCbCr)。
また、図2は、トーンマッピング処理の結果のxyY入力とする明度保存色域マッピング処理の詳細ブロック図である。実際の計算は、入力値に対する色域マッピング処理の計算結果を格納した3DLUTと補間処理により行われるものである。xyY表色系入力をXYZ表色系に変換し、さらにhdr-CIELUV表色系L*u*v*に変換して、色域マッピング処理を行う。
トーンマッピング処理結果の輝度値を保持するために、明度L*はそのままに、色差u*,v*を彩度C*,色相hに変換して、L*とhにおける色域限界彩度C*max709[L*],最大彩度値C*max2020HDRにより、C*をソフトクリップ/ソフトニー処理する。ソフトクリップ/ソフトニー処理結果の彩度C*’にcos h,sin hを掛けて、色差u*’,v*’に戻した結果をXYZ、さらにRGB表色系に変換して出力する。
また、図3は、hdr-CIELUV表色系における明度保存色域マッピング処理の流れを示す図である。図3の座標は明度L*、彩度C*の2次元色空間を表しており、それぞれBT.2020HDR,BT.709HDR,BT.709SDRの色域限界を示している。それぞれの色域限界は明度、色相によって異なる。
入力HDR画像におけるxyY値をL*C*hに変換して処理を行う。明度L*IN(図3中の”1”)をトーンマッピング処理した結果(図3中の”2”)をソフトクリップ/ソフトニー処理により、BT.709SDR色域内に色域マッピングする(図3中の”3”)。トーンマッピング処理による明度L*は保持され、色相もそのままであり、彩度のみ変化する。ソフトクリップ/ソフトニー処理におけるソフトクリップ/ソフトニー関数例を図4及び図5に示す。
すべての処理は、3DLUTに予め計算した結果を格納したものを、入力に応じて読み出した結果を四面体あるいは立方体補間することにより計算する。このとき、アフィン変換された座標系である「斜交座標系(oblique coordinate system)」により、xy色度図における色域領域を表現することから、3DLUTを効率的に生成することが可能となる。また、図6は、BT.2020色域領域の斜交座標による表現例を説明する図である。
(HDR広色域映像のための色再現性を考慮した色域トーンマッピング)
(概要)
ハイダイナミックレンジ(HDR)広色域映像を標準ダイナミックレンジ(SDR)狭色域映像へ変換するために色再現性を考慮した色域トーンマッピング処理を行う。トーンマッピング(TM)処理の結果の輝度値Yと入力HDR画像におけるxy値に対して、色域マッピング処理を行う。色域マッピング処理では、均等色空間であるCIELUV表色系をHDR拡張したhdr-CIELUV表色系において、色相毎に明度を保存して、彩度に対してソフトクリップ処理する明度保存色域マッピング処理を3次元ルックアップテーブル(3DLUT)補間により計算する。色域トーンマッピング処理における色再現性と3DLUTサイズによる補間精度を評価する。
(1 はじめに)
次世代テレビ放送としての4K/8K(スーパーハイビジョン[11])超高精細映像は、解像度だけではなく、広色域、高フレームレート、高ビット深度がITU-R勧告BT.2020(Recommendation ITU-R BT.2020-2, Parameter values for ultra-high definition television systems for production and international programme exchange (10/2015))として規定されている。映像の明るさを拡張するハイダイナミックレンジ(HDR)も、拡張された信号レベルを圧縮するための非線形の伝達関数がITU-R勧告BT.2100(Recommendation ITU-R BT.2100-1, Image parameter values for high dynamic range television for use in production and international programme exchange (06/2017))として規定された。
4K/8K放送におけるHDコンテンツのリパーパス(repurpose)のためには、解像度変換が必要になる。近年、超解像技術が盛んに研究されている[12]。その処理の多くは反復によるものであるが、松永は画像の局所的な時間空間方向による補間の重み付け平均とマルチスケール化した非線形エンハンサによる1パスビデオ超解像を提案した[8]。趙・松永[19]は1パスビデオ超解像処理をGPUにより高速化した。
放送事業者は、現行地上デジタル放送がHDであっても、将来を見据えた4Kでのコンテンツ制作に取り組み始めている。4K/8K実用放送開始後も、HD放送を併存、継続していくことになると、4K/8K解像度・色域で収録した映像コンテンツを、逆にHD解像度・色域へ変換しなければならない。ここで問題となるのは色域の変換であり、より広範囲な色域を持つ4K/8Kコンテンツを、より狭い色域のHDコンテンツに変換しなければならない。色域の変換は、プリンタやディスプレイヘカラー表示するための色域(ガマット)マッピング(Gamut Mapping, GM)処理が、カラーマネジメント技術として研究されてきた[3],[10]。
松永[9]は、次世代テレビ放送4K/8K(スーパーハイビジョン)におけるBT.2020色空間から、現行地上デジタル放送におけるBT.709(Recommendation ITU-R BT. 709-5, Parameter values for the HDTV standards for production and international programme exchange (04/2002))色空間へ色域の変換を行うために、均等色空間であるCIELAB表色系にて、色相毎に最大色差平均の最小化による色域マッピング値を計算した。そして、RGB表色系を入出力とする3次元ルックアップテーブル(3DLUT)補間[6]による計算精度を実験的に評価した。
近年、さらに、映像の明るさを拡張するハイダイナミックレンジ(HDR)に注目が集まっている。HDR映像は100%を越える信号レベルを様々な非線形の伝達関数によりレベル変換したものを、圧縮・伝送し、これを受像機側で元の信号レベル(リニアRGB)に戻して高輝度表示するものである。最新のカメラでは、イメージセンサの進化により、これまでのダイナミックレンジを越えて撮像することが可能となっており、「表示装置の技術向上により、『黒』の表示輝度は変えず、表示装置の最大輝度(ピーク輝度)を増大すること(ダイナミックレンジを拡張すること)が可能となった」「再現範囲が広がった領域をハイライト再現に用い、新たな視聴体験を提供する」「現実に近いハイライト再現(鏡面反射や光沢の再現)、ハイライト部の白飛びなどの改善効果がある」とされている(総務省「情報通信審議会情報通信技術分科会ITU部会放送業務委員会(第19回)配付資料」)。そして、解像度、色域同様にHDR制作されたコンテンツの標準ダイナミックレンジ(SDR)映像への変換が必要とされている。HDR画像をSDR画像に変換する処理は、トーンマッピング(Tone Mapping,TM)と呼ばれて、グラフィックスの分野で多くの研究がなされており、様々な手法が提案されている[14]。放送で用いることを考えると、画像全体に対して一様なレベル変換を行うグローバルTM処理が処理速度の観点からは優位である。カメラ内部でも、古くからダイナミックレンジ圧縮として、ニー(Knee)と呼ばれる処理が用いられてきた(付録B)。しかし、これまでのトーンマッピング処理におけるカラー画像の扱いについては、処理結果の色相を保持するために、輝度値Yの処理結果を用いたRGB等比圧縮の結果をべき乗補正する方法や、xyY表色系に変換して、輝度値Yのみ処理して、RGBに戻す方法が提案されているが[14]、いずれも十分とは言えない。さらに、変換結果の色域まで考慮しているものは少ない[18],[16]。
本書面では、松永[9]による最適色域マッピングの枠組みをHDRに適用するために拡張する。そして、トーンマッピング(TM)処理の結果を色域マッピングする。映像の明るさは、フレーム毎に変化する可能性があり、トーンマッピング処理を固定化することは難しい。一方、映像における色域は、国際標準(Recommendation ITU-R BT.2020-2, Parameter values for ultra-high definition television systems for production and international programme exchange (10/2015)、Recommendation ITU-R BT. 709-5, Parameter values for the HDTV standards for production and international pro gramme exchange (04/2002))として定められており、明るさにより表現できる色の彩度値も変化するが、3DLUT補間により処理を固定化することは比較的容易であると思われる。しかし、トーンマッピングと色域マッピングを分離した場合、トーンマッピングに起因するガマット誤差をどう扱うかが課題となる。図1に本書面で提案する色域トーンマッピング処理のブロック図を示している。
本書面の構成は、2章で、均等色空間としてのCIELAB、CIELUV表色系について纏める。さらに、HDR拡張したhdr-CIELAB表色系を示す。3章で、HDRからSDRヘダイナミックレンジを圧縮するReinhardグローバルトーンマッピング処理について説明する。4章でトーンマッピング処理の結果の明度を保存する色域マッピング値を計算する方法を説明する。5章でシミュレーション実験の結果を示し、6章で纏める。
(2 CIELAB,CIELUV,hdr-CIELAB表色系)
(2.1 CIELAB表色系)
XYZ表色系、xy色度図は測色の基礎として用いられているが[4],[3]、色空間内における距離と実際の色の変化が場所によって大きく異なっている。そこで、均等色空間として、CIEL(CIELAB)表色系(日本工業規格JIS Z8781-4:2013, 測色-第4部:CIE1976 L*a*b*色空間,Colorimetry-Part4: CIE 1976 L*a*b* Colour space)が考えられた[15]。CIELAB表色系における2色の色差を知るには、2色の座標のユークリッド距離を求めればよい。XYZ表色系におけるXYZ値からCIELAB表色系におけるL値への変換式は次のようになる[15]。
Figure 0007138935000001

すべての変換には逆変換が存在する[15](詳細省略)。
(2.2 CIELUV表色系)
xy色度図に次のような平面射影変換を施すことにより、均等な色空間に近付ける。
Figure 0007138935000002
(2.3 hdr-CIELAB表色系[2])
FairchildとChenは、CIELAB表色系における非線形変換関数(4)をミカエリス-メンテン関数(Michaelis-Menten, M-M)と呼ばれるべき乗関数で近似することにより、HDR拡張した[2]。
Figure 0007138935000003
ただし,色差a,bのスケールがCIELAB表色系の1/100になっていることに注意する。
(3 ReinhardグローバルTM[13],[14])
HDR画像をSDR画像に変換するトーンマッピング処理として、本書面では、輝度値Yに対して、ReinhardグローバルTM処理[13],[14]を用いる。
はじめに,全画素における対数輝度値の平均値と最大最小値から決定した係数によりスケール変換を行う。スケール変換の結果に対して、次のようなグローバルTM処理を行う。
Figure 0007138935000004
ここで、Lwhiteは白レベルにマップされる最小輝度値である。図7は、Lwhiteを変化させたときのLをプロットしたものである。
(4 明度保存による色域マッピング)
色域マッピング(Gamut Mapping, GM)[3],[10]とは、より広い色域を持つ色空間における画素値を、より狭い色域の色空間の画素値へ変換する技術である。色域マッピングの要件としては、
・色相変化が小さい
・より狭い色域(ここでは、BT.709色空間)内部の色は変化しない
・空間的なディテールの損失、明るさやコントラストの変化、彩度の低下がない
・明度、彩度、色相の明らかな不連続性がない
・数学的に定義可能な変換である
が挙げられているが[7]、すべての要求を厳密に満たすことは不可能である。これまでに、様々な手法が提案されてきたが[3],[10]、本書面では、松永[9]による最適色域マッピングの枠組みをHDRに適用するために拡張する。ReinhardグローバルTM処理の結果の輝度値を保持するために、HDR拡張したhdr-CIELAB表色系[2]に基づき、HDR拡張したhdr-CIELUV表色系における明度を保持して、彩度をソフトクリップ処理する(図3参照)。
hdr-CIELAB表色系を用いない理由は、(15)(16)による色差a,bでは、TM処理結果の色相hは入力HDR画像の色相を厳密に保持しないからである。なぜなら、非線形変換関数(13)が同次関数(f(λx)=λf(x)である関数をk次の同次関数と呼ぶ。)ではないことによる。
一方、(9)(10)によるCIELUV表色系における色差u,vはxy値の平面射影変換により定義されるが、TM処理において、xy値は保存される。明度Lを含むが、色相は色差の比であり、明度に依存しない“不変量”である。そこで、本書面では、hdr-CIELAB表色系に基づき、CIELUV表色系をHDR拡張したhdr-CIELUV表色系を用いることにする。明度における非線形変換関数はhdr-CIELAB表色系と同じ(13)とする。
図2は明度保存による色域マッピング処理のブロック図である。xyY表色系入力をXYZ表色系に変換し、hdr-CIELUV表色系において色域マッピング処理を行う。ReinhardグローバルTM処理の結果の輝度値を保持するために、明度L値はそのままに、色差u,v値を彩度C、色相hに変換して、Lとhにおける色域限界彩度値C max709[L]、最大彩度値値C max2020HDRにより、Cをソフトクリップ処理する。ソフトクリップ処理結果の彩度C’にcos h,sin hを掛けて、色差u’,v’に戻した結果をXYZ、さらにRGB表色系に変換して、出力する。ソフトクリップ処理、ソフトニー処理を(付録A)、(付録B)として後に説明する。
すべての処理は、予め計算した結果を3DLUTに格納して、xyY入力値に応じて読み出した結果を四面体・立方体補間[6]することにより計算する。このとき、アフィン変換された座標系である「斜交座標系(oblique coordinate system)」[5]により、xy色度図における色域領域を表現することから、3DLUTを効率的に生成することが可能となる(付録C)。
(5 シミュレーション実験)
図8は、hdr-CIELUV表色系における明度に対する色域限界彩度値の結果であり、上段からそれぞれ色相hが、0,90,180,270度の場合を示す。同図下段は、色相に対する最大彩度値のプロットである。明度に対する色域限界彩度値は、RGB表色系におけるRGB値がSDRの場合に[0,1]区間、HDRの場合に[0,12]区間に存在する様、二分探索により決定した[9]。
評価用HDR画像(The HDR Photographic Survey, http://rit-mcsl.org/fairchild//HDR.html, Creating cinematic wide gamut HDR-video for the evaluation of tone mapping operators and HDR-displays, https://hdr-2014.hdm-stutteart.de/)20枚を、色域トーンマッピング処理する。まず、ReinhardグローバルTMにより、SDR変換する。そして、入力HDR画像をBT.2020色域として、BT.709色域に色域マッピングする。ReinhardグローバルTMは、RGB表色系からxyY表色系へ変換して、さらに、全画素における対数輝度値の平均値と最大最小値から決定した係数によりスケール変換した輝度値Yに対して行う[13]、[14]。(17)のLwhiteはスケール変換後の最大輝度値とした。色域マッピング処理は、TM処理結果のxyY値をhdr-CIELUV表色系に変換して、色相毎に明度を保存して、彩度をソフトクリップ処理する。実際の計算には、予め計算した結果を3DLUTに格納して、xyY入力値に応じて読み出した結果を補間することにより計算する(xy入力値は、直交座標から斜交座標に変換する(付録C)参照)。
評価用HDR画像における色相と色域トーンマッピング処理結果における色相の差により色再現性を評価する。
Figure 0007138935000005
表1は、明度保存色域トーンマッピング処理結果の色相のRMS(平方平均二乗)誤差の結果である。色相は、RGB[0,1]区間を越えたガマット誤差画素に対して、hdr-CIELUV表色系における色差値u,vから計算した。比較のために、線形変換とRGB毎のクリップによる色域マッピングの結果、および色域マッピングをxyY表色系入力RGB表色系出力とする3次元ルックアップテーブル四面体・立方体補間[6](テーブルサイズ65×65×65)により計算した結果も示す。
図9は、評価用HDR画像の色域マッピング処理を3DLUT補間により計算した結果の3DLUTサイズに対する平均色相差Δhと平均色差ΔEのグラフである。色差式にはCIEDE2000(ΔE* 00)[17]を用いた(計算には、 scikit-image: Image processing in Python, http://scikit-image.org/ における skimage.color.deltaE_ciede2000 関数を用いた)。平均色差は、xyY表色系入力RGB表色系出力とする3次元ルックアップテーブル四面体(Tetra)・立方体(Trilinear)補間[6]の結果と厳密な計算結果の間で計算した。
図10は、色域トーンマッピング処理の画像例である。TM処理を輝度値Yに対して行ったとしても、あるいは、色域マッピングを行わなかったとしても、画像によっては、ガマット誤差が生じる(図10中、ガマット誤差画像における赤画素が線形変換w/RGBクリップによる色域マッピングを行った場合、マゼンタ画素が色域マッピングを行わず、TM処理のみの場合のガマット誤差画素)。線形変換w/RGBクリップによる色域マッピングの結果は、色相が変化して、偽色が発生しているが、明度保存による色域マッピングの結果は正しい色相である。表1の結果から、線形変換w/RGBクリップによる色域マッピングに対して、明度保存色域マッピングの結果は、色相が保存されて、色再現性が向上している。
(6 まとめ)
ハイダイナミックレンジ(HDR)広色域映像を標準ダイナミックレンジ(SDR)狭色域映像へ変換するために色再現性を考慮した色域トーンマッピング処理を行った。ReinhardグローバルTM処理の結果の輝度値Yと人力HDR画像におけるxy値に対して、色域マッピング処理を行った。色域マッピング処理では、均等色空間であるCIELUV表色系をHDR拡張したhdr-CIELUV表色系において、色相毎に明度を保存して、彩度に対してソフトクリップ処理する明度保存色域マッピング処理を3次元ルックアップテーブル(3DLUT)補間により計算した。色域トーンマッピング処理における色再現性と3DLUTサイズによる補間精度を評価した。
(参考文献)
上記書面内において[※]として示す記載は、数字※に対応する下記文献番号[※]への参照を示すものである。
[参考文献]
Figure 0007138935000006
(付録A ソフトクリップ関数)
Figure 0007138935000007
(付録B ソフトニー関数)
Figure 0007138935000008
(付録C 色域領域の斜交座標による表現)
Figure 0007138935000009
上述の実施形態で説明した開示内容は、その具体的な説明実例に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内において、当業者の知り得る公知技術または周知技術を適宜適用してアレンジして利用することが可能である。
本発明は、HDR広色域映像のための色再現性を考慮した色域ト一ンマッピング処理及びHDR広色域映像変換装置映像機器.ダイナミックレンジを拡大したHDR映像制作におけるダイナミックレンジ色域変換装置等に限定されることなく映像処理装置等として適用可能である。

Claims (8)

  1. HDR映像をSDR映像に変換するHDR広色域映像変換装置において、
    入力HDR画像におけるYxy表色系画像データの輝度値Yをトーンマッピング(TM)処理して輝度値Y’として出力するトーンマッピング処理部と、
    前記トーンマッピング処理部から出力された輝度値Y’と前記入力HDR画像における色域xyを斜交座標系に変換したx’y’値と、を三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を用いて、色域マッピング処理して、RGBデータとして出力する色域マッピング処理部と、を備える
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換装置。
  2. 請求項1に記載のHDR広色域映像変換装置において、
    前記色域マッピング処理部は、前記3DLUTにおいて、前記入力HDR画像におけるYxy表色系画像データをHDR拡張したhdr-CIELAB表色系に基づいたhdr-CIELUV表色系に変換して、色相毎に、明度L*を維持して色差u*v*に対して彩度をソフトクリップ/ソフトニー処理をする明度保存色域マッピング処理を行う
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のHDR広色域映像変換装置において、
    前記色域マッピング処理部は、前記3DLUTを用いた補間処理をして前記TM処理に起因するガマット誤差を補正する
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のHDR広色域映像変換装置において、
    前記トーンマッピング処理部は、画面全体に対して、一様なレベル変換を行うグローバルトーンマッピング(TM)処理を遂行する
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換装置。
  5. HDR映像をSDR映像に変換するHDR広色域映像変換方法において、
    入力HDR画像におけるYxy表色系画像データの輝度値Yをトーンマッピング(TM)処理して輝度値Y’として出力するトーンマッピング処理工程と、
    前記トーンマッピング処理工程で出力された輝度値Y’と前記入力HDR画像における色域xyを斜交座標系に変換したx’y’値と、を三次元ルックアップテーブル(3DLUT)を用いて、色域マッピング処理して、RGBデータとして出力する色域マッピング処理工程と、を有する
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換方法。
  6. 請求項5に記載のHDR広色域映像変換方法において、
    前記色域マッピング処理工程は、前記3DLUTにおいて、前記入力HDR画像におけるYxy表色系画像データをHDR拡張したhdr-CIELAB表色系に基づいたhdr-CIELUV表色系に変換して、色相毎に、明度L*を維持して色差u*v*に対して彩度をソフトクリップ/ソフトニー処理をする明度保存色域マッピング処理を行う
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換方法。
  7. 請求項5または請求項6に記載のHDR広色域映像変換方法において、
    前記色域マッピング処理工程は、前記3DLUTを用いた補間処理をして前記TM処理に起因するガマット誤差を補正する
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換方法。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれか一項に記載のHDR広色域映像変換方法において、
    前記トーンマッピング処理工程は、画面全体に対して、一様なレベル変換を行うグローバルトーンマッピング(TM)処理を遂行する
    ことを特徴とするHDR広色域映像変換方法。
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