JP7138242B2 - 遠心圧縮機及びターボチャージャ - Google Patents

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Description

本開示は、遠心圧縮機及びターボチャージャに関する。
遠心圧縮機のケーシングは、インペラの外周側にスクロール流路を形成するスクロール部と、インペラで圧縮された圧縮空気をスクロール流路に供給するディフューザ流路を形成するディフューザ部とを備える。
特許文献1には、遠心圧縮機における圧力脈動を低減するための構成として、スクロール部の舌部近傍の巻き始め側の領域におけるディフューザ部の外径を他の領域よりも拡張した構成が開示されている。
特開2010-529358号公報
遠心圧縮機のディフューザ流路では、インペラの径方向における外側に向かうにつれて環状の流路面積が拡大することにより、空気の運動エネルギーが圧力エネルギーに変換されて圧力が回復する。したがって、遠心圧縮機のスクロール流路及びその下流側の出口流路における圧力損失を低減するためには、ディフューザ流路でなるべく圧力を回復させることが好ましく、そのためにはディフューザ部の外径を大きくすることが有効である。
しかしながら、特許文献1に記載のように舌部近傍の巻き始め側の領域において他の領域よりもディフューザ部の外径を拡張する場合、スクロール流路の圧力損失が増大して遠心圧縮機の効率低下を招きやすい。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、高効率な遠心圧縮機を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る遠心圧縮機は、
インペラ及びケーシングを備える遠心圧縮機であって、
前記ケーシングは、
前記インペラの外周側にスクロール流路を形成するスクロール部と、
前記インペラで圧縮された圧縮空気を前記スクロール流路に供給するディフューザ流路を形成するディフューザ部と、
を備え、
前記インペラの周方向における前記スクロール部の舌部の位置を60°と定義し、前記インペラの回転方向における下流方向を前記周方向の位置の正方向と定義すると、
前記周方向の位置と前記ディフューザ部の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布は、前記正方向に向かうにつれて前記外径Rが増加する外径増加部を含み、
前記ディフューザ部外径分布において、前記外径増加部の始点の位置は150°以下であり、前記外径増加部の終点の位置は270°以上である。
上記(1)に記載の遠心圧縮機によれば、スクロール流路の断面積が比較的小さくディフューザ部の外径Rの増加がスクロール流路の断面形状に与える影響が大きい巻き始め側の位置(150°以下の位置)ではディフューザ部の外径Rを小さくしつつ、スクロール流路の断面積が比較的大きくディフューザ部の外径Rの増加がスクロール流路の断面形状に与える影響が比較的小さい巻き終わり側の位置(270°以上の位置)ではディフューザ部の外径Rを大きくすることができる。したがって、ディフューザ部の外径Rを延長することによる効率向上効果(ディフューザ流路の圧力回復による効率向上効果)を効果的に得ることができ、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載の遠心圧縮機において、
前記ディフューザ部外径分布において、前記外径増加部の始点の位置をA1、前記外径増加部の終点の位置をA2とすると、A2-A1≧150°を満たす。
上記(2)に記載の遠心圧縮機によれば、上記(1)に記載の効率向上効果をより効果的に得ることができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(2)に記載の遠心圧縮機において、
A2-A1≧180°を満たす。
上記(3)に記載の遠心圧縮機によれば、上記(1)に記載の効率向上効果をより効果的に得ることができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の何れかに記載の遠心圧縮機において、
前記外径増加部は、前記正方向に向かうにつれて前記外径Rが非線形的に増加する非線形増加部を含む。
上記(4)に記載の遠心圧縮機によれば、非線形増加部の形状を適切に設定することにより、上記(1)に記載の効率向上効果をより効果的に得ることができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)に記載の遠心圧縮機において、
前記非線形増加部のうち前記周方向における210°の位置から360°の位置までの範囲に属する部分は、上に凸な凸曲線部を含む。
上記(5)に記載の遠心圧縮機によれば、スクロール流路の断面積が比較的大きくディフューザ部の外径Rの増加がスクロール流路の断面形状に与える影響が比較的小さい巻き終わり側において、ディフューザ部の外径Rを周方向における広い範囲に亘って大きくすることができる。したがって、ディフューザ部の外径Rを延長することによる効率向上効果を効果的に得ることができ、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(4)又は(5)に記載の遠心圧縮機において、
前記非線形増加部のうち前記周方向における60°の位置から210°の位置までの範囲に属する部分は、下に凸な凸曲線部を含む。
上記(6)に記載の遠心圧縮機によれば、スクロール流路の断面積が比較的小さくディフューザ部の外径Rの増加がスクロール流路の断面形状に与える影響が大きい巻き始め側において、ディフューザ部の外径Rを周方向における広い範囲に亘って小さくすることができる。したがって、ディフューザ部の外径Rを延長することによる効率向上効果を効果的に得ることができ、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(6)の何れかに記載の遠心圧縮機において、
前記インペラの回転軸線に直交する断面において、前記ディフューザ部の外周縁のうち、前記外径Rが最大となる位置と前記外径Rが最小となる位置とを接続する部分は、楕円の一部によって形成される。
上記(7)に記載の遠心圧縮機によれば、インペラの回転軸線に直交する2つの座標軸で定まる座標系において、外径Rが最大となる位置と外径Rが最小となる位置において、ディフューザ部の外周縁を上記2つの座標の何れにおいても滑らかに接続することができる。これにより、スクロール流路の周方向の静圧分布において静圧が周方向に急変しないような流れ場を形成することができる。したがって、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(7)に記載の遠心圧縮機において、
前記楕円の中心は、前記インペラの回転軸線に対して偏心している。
上記(8)に記載の遠心圧縮機によれば、外径増加部を周方向の広い範囲に亘って形成することが可能となり、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
(9)本発明の少なくとも一実施形態に係るターボチャージャは、
上記(1)乃至(8)の何れかに記載の遠心圧縮機を備える。
上記(9)に記載のターボチャージャによれば、上記(1)乃至(8)の何れかに記載の遠心圧縮機を備えるため、高効率なターボチャージャを実現することができる。
本発明の少なくとも一つの実施形態によれば、高効率な遠心圧縮機が提供される。
一実施形態に係る遠心圧縮機2の回転軸線Oに沿った概略断面図である。 図1に示す遠心圧縮機2のスクロール流路8の軸方向に垂直な断面の一例を模式的に示す図である。 図2に示した遠心圧縮機2の周方向における所定角度毎のスクロール流路8の断面形状変化を示す図である。 一実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。 一比較形態に係る遠心圧縮機について、周方向における所定角度毎のスクロール流路8の断面形状変化を示す図である。 他の比較形態に係る遠心圧縮機について、周方向における所定角度毎のスクロール流路8の断面形状変化を示す図である。 他の比較形態に係る遠心圧縮機について、周方向における所定角度毎のスクロール流路8の断面形状変化を示す図である。 他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdの他の一例を示す図である。 一比較形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。 図6に示した実施形態、図7に示した比較形態、及び図5Aに示した比較形態における、遠心圧縮機の空気流量と効率の関係を遠心圧縮機の回転数毎に示す図である。 他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。 他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。 他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。 他の実施形態に係るインペラ4の回転軸線Oに直交する断面におけるディフューザ部14の外周縁14a2(流路壁14aの外周縁14a2)を示す図である。 図12に示したディフューザ部14のディフューザ部外径分布Fdを示す図である。 図12に示した基準円S1と外周縁14a2の周方向の位置とX座標との関係を示す図である。 図12に示した基準円Sと外周縁14a2の周方向の位置とY座標との関係を示す図である。 他の実施形態に係るインペラ4の回転軸線Oに直交する断面におけるディフューザ部14の外周縁14a2(流路壁14aの外周縁14a2)を示す図である。 図16に示したディフューザ部14のディフューザ部外径分布Fdを示す図である。 図16に示した基準円S1と外周縁14a2の周方向の位置とX座標との関係を示す図である。 図16に示した基準円Sと外周縁14a2の周方向の位置とY座標との関係を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、一実施形態に係る遠心圧縮機2の回転軸線Oに沿った概略断面図である。図2は、図1に示す遠心圧縮機2のスクロール流路8の軸方向に垂直な断面の一例を模式的に示す図である。図3は、図2に示した遠心圧縮機2の周方向における所定角度毎のスクロール流路8の断面形状変化を示す図である。遠心圧縮機2は、例えば、自動車用又は舶用のターボチャージャや、その他産業用遠心圧縮機、送風機等に適用可能である。
例えば図1に示すように、遠心圧縮機2は、インペラ4と、インペラ4を収容するケーシング6とを含む。以下では、インペラ4の軸方向を単に「軸方向」といい、インペラ4の径方向を単に「径方向」といい、インペラ4の周方向を単に「周方向」ということとする。
ケーシング6は、インペラ4の外周側にスクロール流路8を形成するスクロール部10と、インペラ4で圧縮された圧縮空気をスクロール流路8に供給するディフューザ流路12を形成するディフューザ部14と、を備える。インペラ4の回転軸線Oに沿った断面において、スクロール流路8は略円形形状を有しており、ディフューザ流路12は径方向に沿って直線状に形成されている。
ディフューザ部14は、ディフューザ流路12を形成する一対の流路壁14a,14bによって構成されており、流路壁14aの流路壁面14a1と流路壁14bの流路壁面14b1は、回転軸線Oに沿った断面において、ディフューザ流路12の出口12a側で径方向に沿って直線状に形成されている。
なお、図1においては、スクロール部10とディフューザ部14に便宜的に異なるハッチングを付しているが、ケーシング6は、スクロール部10とディフューザ部14との境界位置に関わらない任意の箇所で連結された複数のケーシング部品で構成されていてもよい。また、ケーシング6は、インペラ4を収容するコンプレッサハウジングの他に、インペラ4を回転可能に支持する軸受を収容するベアリングハウジングの一部を含んでいても良い。
ここで、図2に示すように、周方向におけるスクロール部10の舌部16の位置(スクロール流路8の巻始め8aと巻終わり8bとの接続位置)を60°と定義し、インペラ4の回転方向rにおける下流方向を周方向の位置の正方向と定義する。なお、周方向における位置とは、インペラ4の回転軸線Oの周りの角度位置を意味し、本明細書では、角度位置の基準位置として舌部16の位置を60°と定義する。
図3に示すように、スクロール流路8の流路断面の面積は、60°の位置から360°の位置までインペラ4の回転方向における下流側へ進むにつれて拡大する。また、図3に示す例示的形態では、スクロール流路の断面中心Cとインペラ4の回転軸線O(図1参照)との距離Hは、60°から360°にかけて一定となっている。
図4は、一実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。なお、ディフューザ部14の外径Rとは、ディフューザ流路12の出口12a(図1参照)とインペラ4の回転軸線Oとの距離R、すなわち、流路壁14aの外周縁14a2とインペラ4の回転軸線Oとの距離Rを意味する。
図4に示すように、ディフューザ部外径分布Fdは、周方向における正方向に向かうにつれてディフューザ部14の外径Rが増加する外径増加部18を含む。また、ディフューザ部外径分布Fdにおいて、外径増加部18の始点の位置A1(外径Rの増加が開始する角度位置)は150°以下であり、外径増加部18の終点の位置A2(外径Rの増加が終了する角度位置)は270°以上である。図示する例示的なディフューザ部外径分布では、位置A1は60°であり、位置A2は360°であり、位置A1から位置A2にかけてディフューザ部14の外径Rが線形的に増加している。また、図示する例示的なディフューザ部外径分布は、A2-A1≧150°及びA2-A1≧180°を満たしている。
ここで、位置A1を150°以下とし、位置A2を270°以上とすることにより得られる効果について、図5A~図5Cに示す3つの比較形態と対比して説明する。
前述のように、遠心圧縮機のスクロール流路及びその下流側の出口流路における圧力損失を低減するためには、ディフューザ流路でなるべく圧力を回復させることが好ましく、そのためにはディフューザ部の外径を大きくすることが有効である。一方、ディフューザ部の外径を大きくすることは遠心圧縮機の全体サイズの増加や搭載性の悪化に繋がるため、ディフューザ部の外径の拡大には限界がある。
典型的な遠心圧縮機では、図5Aに示すように、スクロール流路8における巻き始めの位置での外径E1は、スクロール流路8の巻き終わりの位置での外径E2(最大外径)よりも小さい。図5Aに示す構成に対し、図5Bに示すように巻き始め側でのディフューザ部14の外径Rを単純に大きくした場合、スクロール流路8の断面中心Cとインペラ4の回転軸線Oとの距離Hは巻き始め側から巻き終わり側に向かうにつれて小さくなる。この場合、スクロール流路8の巻き始め側で減速して圧力が回復した流れが、巻き終わり側に向かって再び増速して圧力が低下するため、圧力損失が増大して効率が低下してしまう。
このため、スクロール流路8の断面中心Cとインペラ4の回転軸線Oとの距離Hを周方向に一定にしたままディフューザ部14の外径Rのみを延長するのが好ましいが、このような形状を作るのは困難を伴う。図5Cに示すように、図5Aに示す構成に対してスクロール流路8の外径寸法を変えずにディフューザ部14の外径Rを延長する場合、ディフューザ部14の外径Rの延長限界は、スクロール流路8の断面の曲率が開始する位置P0によって決まる。なぜなら、これ以上ディフューザ部14の外径Rを拡大すると、スクロール流路8を形成する壁面の曲率によってディフューザ流路12が径方向外側に向かうにつれて絞られてしまうからである。また、図5Cに示すようにディフューザ部14の外径Rを延長する場合、スクロール流路8のうち特に断面積の小さな巻き始め側の断面形状が大幅に変化してしまい、スクロール流路8の断面形状が円形とはかけ離れた形状になってしまう結果、スクロール流路8の巻き始め側での圧力損失の増大に繋がってしまう。
これに対し、図4に示す実施形態では、上述のように、外径増加部18の始点の位置A1は150°以下であり、外径増加部18の終点の位置A2は270°以上である。これにより、スクロール流路8の断面積が比較的小さくディフューザ部14の外径Rの増加が断面形状に与える影響が大きい巻き始め側の位置(150°以下の位置)ではディフューザ部14の外径Rを小さくしつつ、スクロール流路8の断面積が比較的大きくディフューザ部の外径Rの増加が断面形状に与える影響が比較的小さい巻き終わり側の位置(270°以上の位置)ではディフューザ部14の外径Rを大きくすることができる。したがって、ディフューザ部14の外径Rを延長することによる効率向上効果を効果的に得ることができ、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。また、A2-A1≧150°(より好ましくはA2-A1≧180°)を満たすことにより、上記効率向上効果を一層高めることができる。
図6は、他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdの他の一例を示す図である。図7は、一比較形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。
図6に示した実施形態では、ディフューザ部外径分布Fdは正弦波形状を有しており、外径増加部18の始点の位置A1は150°であり、外径増加部18の終点の位置A2は330°である。したがって、図6に示すディフューザ部外径分布Fdにおいても、図4に示したディフューザ部外径分布Fdと同様に、位置A1は150°以下であり、位置A2は270°以上であり、A2-A1≧150°及びA2-A1≧180°を満たしている。
図7に示した比較形態では、ディフューザ部外径分布Fdは正弦波形状を有しており、図6に示したディフューザ部外径分布Fdに対して180°位相がずれている。このため、図7に示すディフューザ部外径分布Fdでは、150°から330°までディフューザ部14の外径Rは減少する。
図8は、図6に示した実施形態、図7に示した比較形態、及び図5Aに示した比較形態における、遠心圧縮機の空気流量と効率の関係を遠心圧縮機の回転数毎に示す図である。図8において、実線は図6に示した実施形態の性能試験結果を示しており、破線は図7に示した比較形態の性能試験結果を示しており、一点鎖線は図5Aに示した比較形態の性能試験結果を示している。図8に示す性能試験結果によれば、位置A1が150°以下であり位置A2は270°以上である実施形態では、他の2つの比較形態に対して0.5%程度効率を向上し得ることが明らかとなった。
次に、図9~図12を用いて他の幾つかの実施形態について説明する。
図9は、他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。図10は、他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。図11は、他の実施形態に係る周方向の位置とディフューザ部14の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布Fdを示す図である。
図9~図11に示す幾つかの実施形態においても、ディフューザ部外径分布Fdにおける外径増加部18の始点の位置A1は150°以下であり、外径増加部18の終点の位置A2は270°以上である。また、位置A1は60°であり、位置A2は360°であり、A2-A1≧150°及びA2-A1≧180°を満たしている。
幾つかの実施形態では、例えば図9~図11に示すように、外径増加部18は、正方向に向かうにつれてディフューザ部14の外径Rが非線形的に増加する非線形増加部20を含む。
幾つかの実施形態では、例えば図9及び図11に示すように、非線形増加部20のうち周方向における210°の位置から360°の位置までの範囲に属する部分22は、上に凸な凸曲線部24を含む。
かかる構成によれば、スクロール流路8の断面積が比較的大きくディフューザ部14の外径Rの増加が断面形状に与える影響が比較的小さい巻き終わり側において、ディフューザ部14の外径Rを周方向における広い範囲に亘って大きくすることができる。したがって、ディフューザ部14の外径Rを延長することによる効率向上効果を効果的に得ることができ、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図10及び図11に示すように、非線形増加部20のうち周方向における60°の位置から210°の位置までの範囲に属する部分26は、下に凸な凸曲線部28を含む。
かかる構成によれば、スクロール流路8の断面積が比較的小さくディフューザ部14の外径Rの増加が断面形状に与える影響が大きい巻き始め側において、ディフューザ部14の外径Rを周方向における広い範囲に亘って小さくすることができる。したがって、ディフューザ部14の外径Rを延長することによる効率向上効果を効果的に得ることができ、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図11に示すように、ディフューザ部外径分布Fdは、周方向における60°の位置から360°の位置までの範囲においてS字状である。
かかる構成によれば、スクロール流路8の断面積が比較的大きくディフューザ部14の外径Rの増加が断面形状に与える影響が比較的小さい巻き終わり側において、ディフューザ部14の外径Rを周方向における広い範囲に亘って大きくすることができる。また、スクロール流路8の断面積が比較的小さくディフューザ部14の外径Rの増加が断面形状に与える影響が大きい巻き始め側において、ディフューザ部14の外径Rを周方向における広い範囲に亘って小さくすることができる。したがって、ディフューザ部14の外径Rを延長することによる効率向上効果を効果的に得ることができ、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
幾つかの実施形態では、例えば図11に示すように、ディフューザ部外径分布Fdにおける巻き終わり側の大径部30と巻き始め側の小径部32とは屈曲点を持たない滑らかな線によって接続される。図11に示す例示的形態では、ディフューザ部外径分布Fdは、360°(0°)の位置に対して正方向側において、360°の位置と60°の位置との間に上に凸な凸曲線部34と下に凸な凸曲線部36とを含む。これにより、周方向の静圧分布が急変しない流れ場を形成することができる。幾つかの実施形態では、図4、図6、図9及び図10に示すディフューザ部外径分布Fdにおいて、図11に示すディフューザ部外径分布Fdと同様に360°の位置と60°の位置との間に上に凸な凸曲線部34と下に凸な凸曲線部36と含んでいてもよい。
図12は、他の実施形態に係るインペラ4の回転軸線Oに直交する断面におけるディフューザ部14の外周縁14a2(流路壁14aの外周縁14a2)を示す図である。図13は、図12に示したディフューザ部14のディフューザ部外径分布Fdを示す図である。図14は、図12に示した基準円S1と外周縁14a2の周方向の位置とX座標との関係を示す図である。図15は、図12に示した基準円S1と外周縁14a2の周方向の位置とY座標との関係を示す図である。なお、図12に示す例示的形態では0°(360°)の位置がX座標の正方向、90°の位置がY座標の正方向である。
図12において、実線は一実施形態に係るディフューザ部14の外周縁14a2を示しており、一点鎖線はインペラ4の回転軸線Oを中心とする基準円S1を示しており、破線はインペラ4の回転軸線Oを中心とする楕円S2を示している。
図12に示すように、外周縁14a2、基準円S1及び楕円S2は、60°の位置において接線L1を共有している。また、外周縁14a2及び楕円S2は、330°の位置において接線L2を共有している。楕円S2の長辺は150°の位置と330°の位置を通り、楕円S2の短辺は60°の位置と240°の位置を通る。
また、図13に示すディフューザ部外径分布Fdにおける外径増加部18の始点の位置A1は150°以下であり、外径増加部18の終点の位置A2は270°以上である。また、位置A1は60°であり、位置A2は330°であり、位置A1から位置A2にかけてディフューザ部14の外径Rが線形的に増加している。また、A2-A1≧150°及びA2-A1≧180°を満たしている。
幾つかの実施形態では、図12に示すように、インペラ4の回転軸線Oに直交する断面において、ディフューザ部14の外周縁14a2のうち、外径Rが最大となる位置A2と外径Rが最小となる位置A1とを接続する部分38(位置A2の正方向側且つ位置A1の負方向側の部分)は、楕円S2の一部によって形成される。
かかる構成によれば、インペラ4の回転軸線に直交するX軸及びY軸で定まる座標系において、図14及び図15に示すように、外径Rが最大となる位置A2と外径Rが最小となる位置A1において、外周縁14a2をX座標及びY座標の何れにおいても滑らかに接続することができる。これにより、スクロール流路8の周方向の静圧分布において静圧が周方向に急変しないような流れ場を形成することができる。したがって、高効率な遠心圧縮機2を実現することができる。
図16は、他の実施形態に係るインペラ4の回転軸線Oに直交する断面におけるディフューザ部14の外周縁14a2(流路壁14aの外周縁14a2)を示す図である。図17は、図16に示したディフューザ部14のディフューザ部外径分布Fdを示す図である。図18は、図16に示した基準円S1と外周縁14a2の周方向の位置とX座標との関係を示す図である。図19は、図16に示した基準円S1と外周縁14a2の周方向の位置とY座標との関係を示す図である。なお、図16に示す例示的形態では0°(360°)の位置がX座標の正方向、90°の位置がY座標の正方向である。
図16において、実線は一実施形態に係るディフューザ部14の外周縁14a2を示しており、一点鎖線はインペラ4の回転軸線Oを中心とする基準円S1を示しており、破線はインペラ4の回転軸線OからX座標の負方向に偏心した中心Gを有する楕円S2を示している。
図16に示すように、外周縁14a2、基準円S1及び楕円S2は、60°の位置において接線L1を共有している。また、外周縁14a2及び楕円S2は、360°の位置において接線L2を共有している。楕円S2の長辺は180°の位置と360°の位置を通る。
また、図17に示すディフューザ部外径分布Fdにおける外径増加部18の始点の位置A1は150°以下であり、外径増加部18の終点の位置A2は270°以上である。また、位置A1は60°であり、位置A2は360°であり、位置A1から位置A2にかけてディフューザ部14の外径Rが線形的に増加している。また、A2-A1≧150°及びA2-A1≧180°を満たしている。
幾つかの実施形態では、図16に示すように、インペラ4の回転軸線Oに直交する断面において、ディフューザ部14の外周縁14a2のうち、外径Rが最大となる位置A2と外径Rが最小となる位置A1とを接続する部分38(位置A2の正方向側且つ位置A1の負方向側の部分)は、楕円S2の一部によって形成される。
かかる構成によれば、インペラ4の回転軸線に直交するX軸及びY軸で定まる座標系において、図14及び図15に示すように、外径Rが最大となる位置A2と外径Rが最小となる位置A1において、外周縁14a2をX座標及びY座標の何れにおいても滑らかに接続することができる。これにより、スクロール流路の周方向の静圧分布において静圧が周方向に急変しないような流れ場を形成することができる。また、楕円S2の中心Gがインペラ4の回転軸線Oに対して偏心しているため、外径増加部18を周方向の広い範囲に亘って形成することができる。したがって、高効率な遠心圧縮機を実現することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
2 遠心圧縮機
4 インペラ
6 ケーシング
8 スクロール流路
8a 巻始め
10 スクロール部
12 ディフューザ流路
14 ディフューザ部
14a2 外周縁
14a 流路壁
14a,14b 流路壁
14a 路壁
14a,14b 路壁
14a1,14b1 流路壁面
16 舌部
18 外径増加部
20 非線形増加部
22,26,38 部分
24,28,34,36 凸曲線部
30 大径部
32 小径部

Claims (9)

  1. インペラ及びケーシングを備える遠心圧縮機であって、
    前記ケーシングは、
    前記インペラの外周側にスクロール流路を形成するスクロール部と、
    前記インペラで圧縮された圧縮空気を前記スクロール流路に供給するディフューザ流路を形成するディフューザ部と、
    を備え、
    前記インペラの周方向における前記スクロール部の舌部の位置を60°と定義し、前記インペラの回転方向における下流方向を前記周方向の位置の正方向と定義すると、
    前記周方向の位置と前記ディフューザ部の外径Rとの関係を示すディフューザ部外径分布は、前記正方向に向かうにつれて前記外径Rが増加する外径増加部を含み、
    前記ディフューザ部外径分布において、前記外径増加部の始点の位置は150°以下であり、前記外径増加部の終点の位置は270°以上である、遠心圧縮機。
  2. 前記ディフューザ部外径分布において、前記外径増加部の始点の位置をA1、前記外径増加部の終点の位置をA2とすると、A2-A1≧150°を満たす、請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. A2-A1≧180°を満たす、請求項2に記載の遠心圧縮機。
  4. 前記外径増加部は、前記正方向に向かうにつれて前記外径Rが非線形的に増加する非線形増加部を含む、請求項1乃至3の何れか1項に記載の遠心圧縮機。
  5. 前記非線形増加部のうち前記周方向における210°の位置から360°の位置までの範囲に属する部分は、上に凸な凸曲線部を含む、請求項4に記載の遠心圧縮機。
  6. 前記非線形増加部のうち前記周方向における60°の位置から210°の位置までの範囲に属する部分は、下に凸な凸曲線部を含む、請求項4又は5に記載の遠心圧縮機。
  7. 前記インペラの回転軸線に直交する断面において、前記ディフューザ部の外周縁のうち、前記外径Rが最大となる位置と前記外径Rが最小となる位置とを接続する部分は、楕円の一部によって形成される、請求項1乃至6の何れか1項に記載の遠心圧縮機。
  8. 前記楕円の中心は、前記インペラの回転軸線に対して偏心している、請求項7に記載の遠心圧縮機。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載の遠心圧縮機を備えたターボチャージャ。
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