JP7135498B2 - 搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置に関し、特に、物品を容器に収容して搬送する搬送装置に関する。
種々の物品を搬送するため、例えば、特許文献1に開示される搬送装置が提案されている。特許文献1の搬送装置は、作業エリアと、作業エリアに容器に詰められた弁当や惣菜等の物品を送り込む搬送部と、運搬容器となる番重とを供給する供給部とを備えている。特許文献1では、作業エリアに供給された物品の所定数を番重内にロボットによって収容し、物品が収容された番重を作業エリアから排出する搬送方法が採用されている。
ところで、物品を作業エリアに供給する他の方法として、同一種類の複数の物品を収容した番重を製品番重として複数用意し、かかる製品番重を順次供給する方法も採用される。この方法では、出荷先(排出先)に搬送される番重を出荷番重とし、該出荷番重に対し、製品番重に収容された物品を出荷先の必要数に応じて詰め込む作業を行っている。
特開2017-95282号公報
ここで、上述した後者の方法にて、製品番重から出荷番重への詰め込みをロボットで行う場合、ロボットが製品番重の物品を1つずつ保持して出荷番重に移送する方法が考えられる。この方法では、出荷番重への収容数分、製品番重と出荷番重との間でロボットが往復動作することが不可欠となり、物品を出荷番重に移送する時間が長くなって搬送効率が低下する、という問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、搬出容器内に物品を収容した状態にする時間を短縮可能として搬送効率を向上させることができる搬送装置を提供することを目的の一つとする。
本発明における一態様の搬送装置は、元容器に収容された物品を要求数に応じた個数分、搬出容器に収容して搬送する搬送装置において、前記搬出容器が位置決めされる仕分位置から該搬出容器を所定位置に搬出する搬出部と、前記仕分位置に物品が収容されていない空容器を供給可能な空容器供給部と、前記仕分位置に前記元容器を供給可能な元容器供給部と、前記仕分位置に配置された前記搬出容器に対し、前記元容器供給部の取出位置に配置された前記元容器から物品を移送可能な移送部と、前記取出位置の前記元容器に収容された物品の数である収容数を取得するための収容状態取得部と、物品を載置可能な仮載置部と、前記仮載置部に物品があるか否かを把握するための仮載置把握部と、前記搬送装置の各部を制御する制御部とを備え、前記移送部は、前記仕分位置に配置された前記搬出容器から前記仮載置部に物品を移送可能とされ、且つ、前記仕分位置に配置された前記搬出容器に前記仮載置部に載置された物品を移送可能とされ、前記制御部は、前記要求数及び前記収容状態取得部からの出力による前記収容数を把握し、前記仮載置把握部からの出力によって前記仮載置部における物品の有無を把握する把握部と、前記把握部から出力される前記収容数と前記要求数とに基づき、前記元容器供給部を制御して前記仕分位置に前記元容器を供給して前記搬出容器とするか、前記空容器供給部を制御して前記仕分位置に前記空容器を供給して前記搬出容器とするかを選択する供給選択部と、前記収容数に対して前記要求数を減算した数の物品を前記仕分位置に配置された前記搬出容器から物品を取り出して前記仮載置部に移送するよう前記移送部を制御する取出調整部と、前記仕分位置に配置された前記搬出容器に物品を収容するときに、前記把握部にて前記仮載置部に物品があると把握した場合、前記仮載置部から物品を移送し、前記把握部にて前記仮載置部に物品がないと把握した場合、前記取出位置の前記元容器から物品を移送するよう前記移送部を制御する収容調整部とを備えていることを特徴とする。
このような構成によれば、収容数と要求数とに基づいて搬出容器を元容器とするか空容器とするかを選択することができる。具体例を挙げると、収容数に対する要求数の搬出割合が搬出閾値以上または搬出閾値を超える、つまり、要求数が収容数に近似した数又は同数となって多数となる場合、物品を収容した元容器をそのまま搬出容器とすることができる。これにより、移送部による元容器から搬出容器への物品の移送を省略し、搬送効率を高めることができる。なお、搬出容器の収容数が要求数より多くなる場合、後段の別装置や移送部等を介して物品を取り出すことで搬出容器に要求数の物品を収容した状態にすることができる。この際、該取り出しに要する物品の移送の方が、要求数の収容に要する物品の移送に比べ、移送時間が短くなるよう搬出閾値が設定されることで全体としての搬送効率の向上を図ることができる。一方、搬出割合が搬出閾値未満または以下、つまり、要求数が収容数より相当少数となる場合、該要求数の物品を元容器から搬出容器へ移送部で移送するにあたり、その回数も少なくなる。従って、空容器を仕分位置に供給した後、元容器から空容器に物品を移送することで、搬送時間が長くなることを回避でき、搬送効率を良好に維持することができる。
本発明の搬送装置によれば、搬出容器内に物品を収容した状態にする時間を短縮可能として搬送効率を向上させることができる。
実施の形態に係る搬送装置の概略平面図である。 実施の形態に係る全投入動作の説明図である。 実施の形態に係る削減動作の説明図である。 実施の形態に係る増加動作の前の準備についての説明図である。 実施の形態に係る増加動作の説明図である。 実施の形態に係る増加動作の説明図である。 実施の形態に係る搬送装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る制御部の機能ブロック図である。 実施の形態に係る搬送方法の流れを示すフロー図である。 実施の形態に係る搬送方法の流れを示すフロー図である。 実施の形態に係る搬送方法の流れを示すフロー図である。 実施の形態に係る搬送方法の流れを示すフロー図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。以下の図においては、説明の便宜上、一部の構成を省略することがある。また、以下の説明において、特に明示しない限り、「上」、「下」、「左」、「右」は、図1において矢印で示した方向を基準として用いる。また、前後方向は、図1の紙面直交方向とする。但し、以下の実施の形態での各構成の向きは、一例にすぎず、任意の向きに変更することができる。
図1は、実施の形態に係る搬送装置の概略正面図である。図1に示すように、搬送装置1は、搬出部2と、搬出部2の右側に並設された製品番重供給部(元容器供給部)3と、搬出部2の左側(製品番重供給部3と反対側)に並設された空番重供給部(空容器供給部)4と、物品Wを保持して移送可能な移送部5と、物品Wを載置可能な仮載置部6と、物品Wを検出するための取得部7とを備えている。特に限定されるものでないが、本実施の形態では、搬送対象となる物品Wを、弁当や惣菜等の調理品が収容された容器とする。
搬出部2は、所定の高さ位置に設けられて搬出容器としての出荷番重T1が載置される搬送コンベア21を備えている。言い換えると、搬出部2に載置された番重が出荷番重T1とされる。搬送コンベア21は、出荷番重T1を前方若しくは後方に搬送することで、別の搬送装置等の所定の搬出位置に出荷番重T1を搬出する。搬送コンベア21は、その動作が停止した状態で出荷番重T1の前後位置を位置決めでき、該位置決めした位置を仕分位置2Aとする。ここで、搬出部2において、仕分位置2Aに位置決めされた出荷番重T1では、移送部5によって物品Wを出し入れする移送を行うことができる。
製品番重供給部3は、元容器としての製品番重T2が複数段積みされて収容される段ばらし機構31と、段ばらし機構31と搬出部2との間に設けられたコンベア32とを備えている。段ばらし機構31のそれぞれの製品番重T2内には、複数の物品Wが収容されるが、図1では図示を省略する。また、以下において、製品番重T2に収容された物品Wの数を「収容数」とする。
段ばらし機構31は、図1にて設置領域だけを二点鎖線で示し、具体的構成の図示を省略する。段ばらし機構31は、段積みされた製品番重T2をコンベア32の高さ位置に配置し、最下段の製品番重T2から1段ずつばらしてコンベア32上に供給可能に構成される。段ばらし機構31の下方にはセット用台車33が配置され、該セット用台車33によって搬送装置1の外部から複数段積みされた製品番重T2が段ばらし機構31に運搬される。
コンベア32は、段ばらし機構31における最下段の製品番重T2を水平方向に移動したときに、該製品番重T2を載置可能に配設されている。コンベア32は、載置された製品番重T2を搬出部2における搬送コンベア21の仕分位置2Aに供給するよう駆動可能な移動部として構成される。また、コンベア32は、その動作が停止した状態で製品番重T2を取出位置3Aに位置決めでき、取出位置3Aは仕分位置2Aと概略同一の前後位置とされる。ここで、製品番重供給部3において、取出位置3Aに位置決めされた製品番重T2では、収容された物品Wを移送部5によって移送でき、且つ、取得部7で物品Wを撮像することができる。
空番重供給部4は、空容器としての空番重T3が複数段積みされて収容される段ばらし機構41と、段ばらし機構41と搬出部2との間に設けられたコンベア42とを備えている。段ばらし機構41に段積みされた空番重T3には、物品Wが収容されずに空となっている。
段ばらし機構41は、図1にて設置領域だけを二点鎖線で示し、具体的構成の図示を省略する。段ばらし機構41は、段積みされた空番重T3をコンベア42の高さ位置に配置し、最下段の空番重T3から1段ずつばらしてコンベア42上に供給可能に構成される。段ばらし機構41の下方にもセット用台車43が配置される。
コンベア42は、段ばらし機構41における最下段の空番重T3を水平方向に移動したときに、該空番重T3を載置可能に配設されている。コンベア42は、載置された空番重T3を搬出部2における搬送コンベア21の仕分位置2Aに供給するよう駆動可能な移動部として構成される。
移送部5は、物品Wを上方から保持する保持部51と、保持部51を直交三軸方向に移動する移動機構52とを備えている。保持部51は、物品Wを保持できる限りにおいて、種々の構成を採用でき、物品Wの上面を吸着する機構や、物品Wを挟んで把持する機構等が例示できる。移動機構52は、シリンダや直動モータ、リニアモータ、送りねじ構造等を組み合わせた機構としたり、多関節ロボット等によって構成したりしてもよい。
移送部5は、保持部51で物品Wを保持してから移動機構52を駆動することで、物品Wを移送可能に設けられる。具体的には、取出位置3Aの製品番重T2から仕分位置2Aの出荷番重T1へ物品Wを移送でき、仕分位置2Aの出荷番重T1と仮載置部6との間でも物品Wを移送することができる。
仮載置部6は、コンベア42の上方にて棚状に配設されている。詳細は後述するが、仮載置部6には物品Wが一時的に載置され、また、仮載置部6に載置された物品Wが出荷番重T1に収容される。以下において、仮載置部6に載置された物品Wの数を「載置数」とする。
取得部7は、カメラ等の撮像手段によってそれぞれ構成される収容状態取得部71及び載置状態取得部72を備えている。収容状態取得部71は、取出位置3Aの上方に設けられ、取出位置3Aの製品番重T2に収容された物品Wを撮像し、その物品Wの収容数及び収容位置を取得するための撮像データを出力する。
載置状態取得部72は、仮載置部6の上方に設けられ、仮載置部6に載置された物品Wを撮像し、その物品Wの載置数及び載置位置を取得するための撮像データを出力する。また、載置状態取得部72の出力した撮像データからは、仮載置部6に載置された物品Wがあるか否かを把握でき、載置状態取得部72は仮載置把握部としても機能し得る。
次いで、搬送装置1が物品Wを移送する際の動作について説明する。かかる動作として、本実施の形態においては、全投入動作(工程)、削減動作(工程)、増加動作(工程)が実施される。
図2は、全投入動作の説明図である。図2に示すように、全投入動作は、製品番重供給部3の製品番重T2を搬出部2にそのまま移送する動作とされる。具体的には、段ばらし機構31にて、最下段の製品番重T2から1段ずつばらしてコンベア32上となる取出位置3Aに供給して位置決めする。取出位置3Aでは、製品番重T2における物品Wが収容状態取得部71によって撮像される。その後、コンベア32の駆動によって搬出部2の仕分位置2Aまで製品番重T2が移送される。仕分位置2Aに製品番重T2が移送されたことで、該製品番重T2は出荷番重T1として用いられる。従って、全投入動作は、製品番重T2の移送によって、製品番重T2に収容された全ての物品Wを搬出部2の出荷番重T1に収容した状態にすることができる。
図3は、削減動作の説明図である。図3に示すように、削減動作は、搬出部2における仕分位置2Aの出荷番重T1に収容された物品Wを仮載置部6に移送する動作とされる。具体的には、仕分位置2Aにおける出荷番重T1内の物品Wを、移送部5の保持部51で保持した後、移動機構52の駆動によって保持部51に保持された物品Wを仮載置部6まで移動して載置する。削減動作は、出荷番重T1に収容される物品Wが後述の要求数に達するまで、繰り返し行われる。
図4は、増加動作の前の準備についての説明図である。図5及び図6は、増加動作の説明図である。増加動作は、搬出部2における仕分位置2Aの出荷番重T1に物品Wを移送する動作とされる。増加動作が実施される前に必要に応じて、図4に示すように、段ばらし機構41にて、最下段の空番重T3から1段ずつばらしてコンベア42上に空番重T3が供給される。そして、空番重T3がコンベア42の駆動によって搬出部2の仕分位置2Aまで移送されて位置決めされる。仕分位置2Aに空番重T3が移送されたことで、該空番重T3は出荷番重T1として用いられる。
その後、図5に示すように増加動作が実施され、増加動作では、仮載置部6に載置された物品Wが載置状態取得部72により撮像される。仮載置部6に物品Wが載置されている場合、仮載置部6の物品Wを移送部5の保持部51で保持した後、移動機構52の駆動によって保持部51に保持された物品Wを仕分位置2Aの出荷番重T1まで移動して収容する。
一方、仮載置部6に物品Wが載置されていない場合は、図6に示すように製品番重供給部3における取出位置3Aに製品番重T2を上述したように位置決めする。そして、取出位置3Aにおける製品番重T2内の物品Wを、移送部5の保持部51で保持した後、移動機構52の駆動によって保持部51に保持された物品Wを仕分位置2Aの出荷番重T1まで移動して載置する。増加動作は、出荷番重T1に収容される物品Wが後述の要求数に達するまで、繰り返し行われる。
図7は、実施の形態に係る搬送装置の構成を示すブロック図である。図7に示すように、搬送装置1は、制御部101、記憶部102及び入力部103を備えている。
制御部101は、中央処理装置(CPU)等からなり、搬送装置1の各部の制御を介して全体を制御する。制御部101は、記憶部102に記憶されているプログラムに従い、記憶部102や入力部103から入力される情報に対する各種の演算処理や、搬出部2、製品番重供給部3、空番重供給部4、移送部5の駆動制御等を行う。
記憶部102は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等を備えている。RAMは、制御部101の作業領域として用いられたり、入力部103から出力された情報等が制御部101を介して記憶される。ROMでは、制御部101が各種の演算、制御を行うためのプログラムや、アプリケーションとして機能するためのプログラム、データ等が記憶される。
入力部103は、取得部7や、その他の不図示のセンサ等を含み、製品番重T2内の物品Wや仮載置部6上の物品Wの撮像データを取得して制御部101に出力する。また、入力部103は、通信インターフェースとしてパソコン等の外部装置から有線又は無線通信によってデータを取得するようにしたり、データを内蔵するメモリーカード等の記憶媒体を接続可能なスロット等のインターフェースとしたりてもよい。この場合、入力部103が取得部7として機能し得るようになり、上記撮像データの代わりとなるデータを入力して制御部101に出力することができる。
図8は、実施の形態に係る制御部の機能ブロック図である。図8に示すように、本実施の形態に係る制御部101は、把握部101a、比較部101b、供給選択部101c、取出調整部101d、収容調整部101e、載置調整部101fとして機能する。これらの機能ブロックは、記憶部102に記憶されたプログラムが制御部101によって実行されることによって実現される。なお、図8に示す制御部101の機能ブロックは、本発明に関連する構成のみを示しており、それ以外の構成については省略している。
把握部101aは、入力部103から出力されたデータに基づき、取出位置3Aの製品番重T2に収容された物品Wの数である収容数A個と、仮載置部6に載置された物品Wの数である載置数B個とを把握する。また、把握部101aは、載置数B個を把握することで、仮載置部6における物品Wの有無を把握する。更に、把握部101aは、記憶部102に記憶された後述する要求数N個、許容数M個を把握する。
比較部101bは、把握部101aからの出力によって、収容数A個に対する要求数N個の搬出割合(N/A)を求め、搬出割合が所定の搬出閾値を超えたか否かを比較する。また、比較部101bでは、搬出割合が1以上(N/A≧1、N≧A)であるか否かを比較したり、要求数N個が収容数A個と同数(N=A、N/A=1)であるか否かを比較したりする。
供給選択部101cは、把握部101aから出力される収容数A個と要求数N個とに基づき、製品番重供給部3を制御して仕分位置2Aに製品番重T2を供給して出荷番重T1とするか、空番重供給部4を制御して仕分位置2Aに空番重T3を供給して出荷番重T1とするかを選択する。また、供給選択部101cは、比較部101bによる搬出割合と搬出閾値と比較の結果に基づき、製品番重供給部3を制御して仕分位置2Aに製品番重T2を供給して出荷番重T1とするか、空番重供給部4を制御して仕分位置2Aに空番重T3を供給して出荷番重T1とするかを選択する。具体的には、搬出割合が搬出閾値以下或いは未満のときに、仕分位置2Aに空番重T3を供給して出荷番重T1とするよう空番重供給部4を制御する。また、かかる比較の結果、搬出割合が搬出閾値を超える或いは搬出閾値以上のとき、搬出割合が搬出閾値と同一であるとき、又は、搬出割合が1以上のときに、仕分位置2Aに製品番重T2を供給して出荷番重T1とするよう製品番重供給部3を制御する。
取出調整部101dは、仕分位置2Aに配置された出荷番重T1から物品Wを取り出して仮載置部6に移送するよう移送部5を制御する。この制御にて、出荷番重T1から取り出して仮載置部6に載置する物品Wの個数を、収容数A個から要求数N個を減算した数とする。従って、取出調整部101dによる移送部5の制御後は、出荷番重T1に要求数N個の物品Wが収容された状態となる。
収容調整部101eは、把握部101aで把握する仮載置部6に物品Wの有無によって、仕分位置2Aの出荷番重T1への物品Wの移送元を切り換えるよう移送部5を制御する。具体的には、収容調整部101eは、把握部101aにて仮載置部6に物品Wがあると把握した場合、仮載置部6から物品Wを移送するよう制御する。また、把握部101aにて仮載置部6に物品Wがないと把握した場合、取出位置3Aの製品番重T2から物品Wを移送するよう制御する。従って、仮載置部6上から物品Wがなくならないと製品番重T2から移送できなくなり、製品番重T2よりも仮載置部6の物品Wを優先して出荷番重T1に移送することができる。
載置調整部101fは、把握部101aからの出力によって仮載置部6の載置数B個が後述する許容数M個を超えているかを判定する。かかる判定にて載置数B個が許容数M個を超えたとき、上述した供給選択部101cの制御前に、載置調整部101fで空番重供給部4を制御し、仕分位置2Aに空番重T3を供給して該空番重T3を出荷番重T1とする。制御部101において、載置調整部101fの制御後は、収容調整部101eの制御を実施することで、空となる出荷番重T1に対して仮載置部6から物品Wが移送され、仮載置部6の物品Wを減らすことができる。
続いて、上記搬送装置1による出荷番重T1への物品Wの搬送方法について図8の機能ブロック図に加え、図9ないし図12のフロー図を用いて説明する。ここでは、図1に示すように、製品番重供給部3及び空番重供給部4の段ばらし機構31、41に段積みされた製品番重T2、空番重T3が配置され、製品番重供給部3の取出位置3Aに最初の製品番重T2が位置決めされているものとする。また、出荷番重T1に収容する物品Wの数を要求数N個とし、仮載置部6に載置し得る物品Wの上限数に対して所定係数を乗じた物品Wの数を許容数M個として記憶部102に予め記憶されているものとする。
先ず、記憶部102に記憶された要求数N個を把握部101aにて把握するステップ(ステップ(以下、「ST」という)01)を実施し、記憶部102に記憶された許容数M個を把握部101aにて把握するステップST02を実施する。また、収容状態取得部71の撮像データから、取出位置3Aに位置決めされた製品番重T2における物品Wの収容数A個及び収容位置を把握部101aにて把握するステップST03を実施する。更に、載置状態取得部72の撮像データから、仮載置部6に載置された物品Wの載置数B個及び載置位置を把握するステップST04を実施する。ステップST04では、仮載置部6に載置された物品Wの有無も把握する。ステップST01~ST04の順序は任意で変更してもよい。
ステップST01~ST04の実施後、載置調整部101fにて、仮載置部6の載置数B個が許容数M個を超えているかを判定するステップST05を実施する。言い換えると、仮載置部6に載置された物品Wが相当多くなっていないかを判定する。載置数B個が許容数M個を超えている場合(ST05:YES、B>M)、載置調整部101fによる空番重供給部4の制御によって、搬出部2の仕分位置2Aに空番重T3を供給し、該空番重T3を出荷番重T1として位置決めするステップST06を実施する。ステップST06の実施後は、後述するフローF1を実施する。
載置数B個が許容数M個以下の場合(ST05:NO、B≦M)、図10に示すようにステップST07を実施する。ステップST07では、比較部101bにて、収容数A個に対する要求数N個の搬出割合(N/A)を求め、該搬出割合が1以上であるか否かを比較する。言い換えると、要求数N個が収容数A個以上であるか否かを比較する。搬出割合が1以上になる場合(ST07:YES、N/A≧1)、上述した全投入動作を行うステップST08を実施する。全投入動作では、供給選択部101cによる製品番重供給部3の制御によって、取出位置3Aに位置決めされた製品番重T2をそのまま搬出部2の仕分位置2Aに供給し、該製品番重T2を出荷番重T1として位置決めする。
ステップST08の実施後、製品番重供給部3にて次の製品番重T2を取出位置3Aに切り出して位置決めするステップST09を実施する。そして、ステップST09の実施後、比較部101bにて、要求数N個が収容数A個と同数(N=A)であるか否かを比較するステップST10を実施する。要求数N個が収容数A個と同数である場合は(ST10:YES)、出荷番重T1への物品Wの搬送を終了する。かかる搬送終了によって、搬出部2の仕分位置2Aに位置決めされた出荷番重T1を次工程等の所定位置に搬出し、次の出荷番重T1に対する搬送を開始可能な状態になる。
要求数N個が収容数A個と同数でない場合(ST10:NO)、図11に示すようにフローF1として上述の増加動作を実施する。フローF1における増加動作では、把握部101aにて、載置状態取得部(仮載置把握部)72からの出力によって仮載置部6における物品Wの有無を把握するステップST11を実施する。言い換えると、ステップST11では、仮載置部6に載置された物品Wの載置数B個が0となっているか否かを判定する。載置数B個が0以外と判定した場合(ST11:NO)、収容調整部101eによる移送部5の制御によって、仮載置部6に載置された物品Wを搬出部2の仕分位置2Aに位置決めされた出荷番重T1に移送するステップST12を実施する。載置数B個が0と判定した場合(ST11:YES)、収容調整部101eによる移送部5の制御によって、製品番重供給部3の取出位置3Aにおける製品番重T2に収容された物品Wを、仕分位置2Aの出荷番重T1に移送するステップST13を実施する。
ステップST12、13の実施後、出荷番重T1に対して要求数N個の物品Wを収容した否かを判定するステップST14を実施する。出荷番重T1に要求数N個の物品Wが収容されている場合(ST14:YES)、出荷番重T1への物品Wの搬送を終了する。出荷番重T1に要求数N個の物品Wが収容されていない場合(ST14:NO)、同一の出荷番重T1に対して物品Wを追加移送すべく、ステップST11に戻る。
ステップST07の比較(図10参照)にて、搬出割合(N/A)が1未満に(要求数N個が収容数A個より少なく)なる場合(ST07:NO、N/A<1)、図12に示すように、ステップST21を実施する。ステップST21では、比較部101bによって、搬出割合が所定の搬出閾値を超えたか否かを比較する。特に限定されるものでないが、ここでは、一例として、搬出閾値を0.5に設定する。搬出割合が搬出閾値となる0.5以下になる場合(ST21:YES、N/A≦0.5)、供給選択部101cによって空番重供給部4を制御する。この制御によって、搬出部2の仕分位置2Aに空番重T3を供給し、該空番重T3を出荷番重T1として位置決めするステップST22を実施する。言い換えると、搬送数N個が収容数A個の半数以下になる場合は、出荷番重T1又は仮載置部6から空番重T3に物品Wを搬送する準備をする。ステップST22の実施後は、上述と同様にしてフローF1の増加動作を実施する。
搬出割合が搬出閾値となる0.5を超える場合(ST21:NO、N/A>0.5)、上述の全投入動作を行うステップST25を実施する。全投入動作では、供給選択部101cによる製品番重供給部3の制御によって、取出位置3Aに位置決めされた製品番重T2をそのまま搬出部2の仕分位置2Aに供給し、該製品番重T2を出荷番重T1として位置決めする。ステップST25の実施後、製品番重供給部3にて次の製品番重T2を取出位置3Aに切り出して位置決めするステップST26を実施する。
ステップST26の実施後、ステップST27として上述の削減動作を実施する。削減動作では、取出調整部101dによる移送部5の制御によって、搬出部2における仕分位置2Aの出荷番重T1に収容された物品Wを取り出して仮載置部6に載置すべく移送する。そして、取出調整部101dによる制御では、出荷番重T1から取り出して仮載置部6に載置する物品Wの個数を、収容数A個から要求数N個を減算した数とし、出荷番重T1内の物品Wが要求数Nに達するように移送を実施する。これにより、出荷番重T1への物品Wの搬送を終了する。
以上のように、上記実施の形態によれば、供給選択部101cの制御により、上記搬出割合(N/A)と搬出閾値0.5との比較結果に応じて製品番重T2及び空番重T3の何れを供給して出荷番重T1とすべきか選択している。具体的には、出荷番重T1に収容すべき物品Wの要求数N個が製品番重T2の収容数A個の半数を超えれば、物品Wを収容する製品番重T2を出荷番重T1をとし、収容数A個の半数以下であれば、空番重T3を出荷番重T1をとして仕分位置2Aに供給している。そして、仕分位置2Aの出荷番重T1に収容された物品Wの個数が、要求数N個に対して過不足がある場合、その過不足分を上記増加動作及び削減動作によって調整している。これにより、本実施の形態では、物品Wを移送する回数を、要求数N個と収容数A個との組合せによっては削減することができる。
ここで、実施の形態の搬送方法における物品Wの移送回数を、比較方法と対比して以下に検討する。比較方法では、各出荷番重T1への物品Wの移送において、搬出部2の仕分位置2Aに空番重T3を供給し、該空番重T3に要求数N個の物品Wを移送するものとする。従って、比較方法では、物品Wの移送回数が要求数N個と常に等しくなる。この点、実施の形態の搬送方法では、製品番重T2及び空番重T3を選択的に供給して出荷番重T1とし、要求数N個に対する過不足分を増加動作及び削減動作によって調整している。これにより、実施の形態においては、以下の表1及び表2に記載した移送回数となる。
表1及び表2の搬送条件は、以下のように設定される。表1では製品番重T2の収容数A個が4個、表2では収容数A個が5個であり、それぞれ製品番重供給部3における全ての製品番重T2の収容数A個が同一に設定される。また、表1及び表2にて、要求数N個の最大値は、製品番重T2の収容数A個と同一に設定される。
Figure 0007135498000001
Figure 0007135498000002
比較方法における移送回数は、要求数N個と同数であるから、表1及び表2にて、移送回数に「※」を付記した場合に、実施の形態の搬送方法と比較方法とで移送回数が同一となる。一方、「※」の付記がない場合については、従来方法(要求数N個)より実施の形態の移送回数の方が少なくなる。従って、要求数N個と収容数A個との組合せにて、従来方法と実施の形態とを比較すると、実施の形態の方が7割以上の組合せで移送回数を少なくでき、それ以外の組合せで移送回数を同一にすることができる。これにより、実施の形態では、移送回数の削減を通じて出荷番重T1内に物品Wを収容した状態にする時間を短縮でき、搬送効率を向上させることができる。
また、比較方法では、複数の製品番重T2からの物品Wの移送を繰り返すと、製品番重T2が空になる度に、該製品番重T2を所定位置に排出する工程や作業が不可欠となる。これに対し、実施の形態では、製品番重T2を出荷番重T1として利用するので、製品番重T2を排出しなくてよくなり、従来方法の排出の工程を省略して搬送効率の向上を図ることができる。
上記実施の形態にあっては、物品Wを一時的に載置可能な仮載置部6を設け、取出調整部101dによる制御によって仕分位置2Aの出荷番重T1に収容された物品Wを仮載置部6に移送可能としている。よって、仕分位置2Aの出荷番重T1にて要求数N個より収容数A個が多い場合、削減動作によって出荷番重T1の物品Wを減らして要求数N個収容した状態にすることができる。これにより、上記のように全投入動作によって要求数N個より収容数A個が多くなっても、仕分位置2Aにて出荷番重T1内の物品Wを減らす機能を持たせて対応することができる。この結果、かかる機能を有する他の装置を搬送装置1の外部等に設ける必要をなくすことができ、設置スペースの縮小化を図ることができる。
なお、実施の形態では上記のように削減動作を実施可能な構成としたが、かかる構成を省略して、搬送装置1の外部に削減動作を実施可能な装置等を設けることを妨げるものでない。この場合、要求数N個に応じた搬送として、搬出部2から搬出する出荷番重T1内の物品Wの個数を要求数N個以上とし、搬送装置1の外部での後工程で削減動作を行えるようにする。
また、収容調整部101eによる制御によって、製品番重T2よりも仮載置部6の物品Wを優先して出荷番重T1に移送するので、仮載置部6にて物品Wが長時間載置されたままになる状態を回避することができる。
また、載置調整部101fによる制御によって、仮載置部6に対して載置不能な量の物品Wが移送されなくなり、安定した物品Wの搬送を実現することができる。
本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。更には、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。従って、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様をカバーしている。
上記実施の形態では、支持する物品Wを調理品用の容器としたが、移送部5によって移送できる物品であれば何ら限定されるものでない。例えば、サンドイッチやパン、弁当等の他の食品、各種の電気機器、装置、それらの部品としたり、弁当容器以外の箱やトレイによって梱包されたものとしたりしてもよい。更に、物品Wにおいて、保持部51による保持箇所は、上面に限られず、物品Wの側面や縁部、下面から側面に亘って形成される凹凸部分、傾斜部分、突出部分等とすることができる。
また、搬出容器、元容器、空容器として番重T1~T3を用いた場合を説明したが、これに限られるものでなく、収容する物品等に応じて種々の容器を用いることができる。また、各番重T1~T3に収容される物品Wは上下に重ねた状態としてもよい。
また、搬送装置1においては、仕分位置2Aや取出位置3Aにて出荷番重T1や製品番重T2を前後方向等に複数並べて配置してもよい。更に、製品番重供給部3、搬出部2及び空番重供給部4は、直線方向に並べて配置することに限定されるものでなく、屈曲或いは湾曲する移送部5の移送軌跡等に沿ってレイアウトしてもよい。
また、上記実施の形態では、搬送閾値を0.5とした場合を説明したが、これに限られるものでない。移送部5による物品Wの1個当たりの移送時間や、製品番重供給部3、空番重供給部4での各番重T2、T3の供給時間等に応じて搬送閾値を0.5より大きくしたり小さくしたりしてもよい。但し、搬送閾値を0.5とすることによって、出荷番重T1にする番重を製品番重T2、空番重T3の何れにするかを、搬送数N個が収容数A個の半数以下になるか否かで判定し易くなる。
また、移送部5の保持部51による物品Wの最大保持個数は2個以上にする等、変更してもよい。
また、取得部7は、仕分位置2Aに位置決めされた出荷番重T1内の物品Wを撮像する撮像手段を備えた構成としてもよい。この構成よれば、搬送装置1からの搬出前に、出荷番重T1内に要求数N個の物品Wが収容されているか否かを撮像データを介して確認することができる。
また、上記実施の形態では、載置状態取得部72と仮載置把握部とを単一の撮像手段で構成したが、それぞれ別の撮像手段や検出手段等によって構成してもよい。
また、上記実施の形態では、搬出割合(N/A)を求め、該搬出割合が1以上であるか否か、搬出割合(0.5)以下であるか否かを比較部101bで比較したが、これに限定されるものでない。例えば、搬出割合を求めずに供給選択部101cにて、ステップST07で要求数N個が収容数A個以上(N≧A)であるかを比較してもよい。また、ステップST21で要求数N個と(収容数A個-要求数N個)とを比較(N≦A-N)する等、差分を用いた比較や判定を行ってもよい。かかる比較や判定によっても、上述と同様に番重の供給、物品Wの搬送を制御することができる。
1 搬送装置
2 搬出部
2A 仕分位置
3 製品番重供給部(元容器供給部)
3A 取出位置
4 空番重供給部(空容器供給部)
5 移送部
6 仮載置部
71 収容状態取得部
72 載置状態取得部(仮載置把握部)
101 制御部
101a 把握部
101b 比較部
101c 供給選択部
101d 取出調整部
101e 収容調整部
101f 載置調整部
T1 出荷番重(搬出容器)
T2 製品番重(元容器)
T3 空番重(空容器)
W 物品

Claims (5)

  1. 元容器に収容された物品を要求数に応じた個数分、搬出容器に収容して搬送する搬送装置において、
    前記搬出容器が位置決めされる仕分位置から該搬出容器を所定位置に搬出する搬出部と、
    前記仕分位置に物品が収容されていない空容器を供給可能な空容器供給部と、
    前記仕分位置に前記元容器を供給可能な元容器供給部と、
    前記仕分位置に配置された前記搬出容器に対し、前記元容器供給部の取出位置に配置された前記元容器から物品を移送可能な移送部と、
    前記取出位置の前記元容器に収容された物品の数である収容数を取得するための収容状態取得部と、
    物品を載置可能な仮載置部と、
    前記仮載置部に物品があるか否かを把握するための仮載置把握部と、
    前記搬送装置の各部を制御する制御部とを備え、
    前記移送部は、前記仕分位置に配置された前記搬出容器から前記仮載置部に物品を移送可能とされ、且つ、前記仕分位置に配置された前記搬出容器に前記仮載置部に載置された物品を移送可能とされ、
    前記制御部は、
    前記要求数及び前記収容状態取得部からの出力による前記収容数を把握し、前記仮載置把握部からの出力によって前記仮載置部における物品の有無を把握する把握部と、
    前記把握部から出力される前記収容数と前記要求数とに基づき、前記元容器供給部を制御して前記仕分位置に前記元容器を供給して前記搬出容器とするか、前記空容器供給部を制御して前記仕分位置に前記空容器を供給して前記搬出容器とするかを選択する供給選択部と
    前記収容数に対して前記要求数を減算した数の物品を前記仕分位置に配置された前記搬出容器から物品を取り出して前記仮載置部に移送するよう前記移送部を制御する取出調整部と、
    前記仕分位置に配置された前記搬出容器に物品を収容するときに、前記把握部にて前記仮載置部に物品があると把握した場合、前記仮載置部から物品を移送し、前記把握部にて前記仮載置部に物品がないと把握した場合、前記取出位置の前記元容器から物品を移送するよう前記移送部を制御する収容調整部とを備えていることを特徴とする搬送装置。
  2. 前記制御部は、前記収容数に対する前記要求数の搬出割合を求め、該搬出割合と所定の搬出閾値とを比較する比較部を備え、
    前記供給選択部は、前記比較部による比較の結果に基づき、前記元容器供給部を制御して前記仕分位置に前記元容器を供給して前記搬出容器とするか、前記空容器供給部を制御して前記仕分位置に前記空容器を供給して前記搬出容器とするかを選択することを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記供給選択部は、前記比較部による比較の結果、前記搬出割合が前記搬出閾値を超えたときに、前記元容器供給部を制御して前記仕分位置に前記元容器を供給して前記搬出容器とし、前記搬出割合が前記搬出閾値未満のときに、前記空容器供給部を制御して前記仕分位置に前記空容器を供給して前記搬出容器とすることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記供給選択部は、前記搬出割合が前記搬出閾値と同一であるときに、前記空容器供給部を制御して前記仕分位置に前記空容器を供給して前記搬出容器とすることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記仮載置部に載置された物品の数である載置数を取得するための載置状態取得部を備え、
    前記把握部は、前記載置状態取得部からの出力によって前記載置数を把握し、
    前記制御部は、前記供給選択部の制御前に、前記把握部からの出力によって前記載置数が所定の許容数を超えているか否かを判定し、前記載置数が前記許容数を超えたときに、前記仕分位置に前記空容器を供給して前記搬出容器とするよう前記空容器供給部を制御する載置調整部を備え、該載置調整部の制御後に、前記収容調整部の制御を実施することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の搬送装置。
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