JP7134580B2 - 給油口蓋の取付構造 - Google Patents
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Description
このとき、図12と図13に示すように、給油口蓋110は、裏面に蓋取付部材120が取付けられて、蓋取付部材120は、給油口ボックス140に取付けられている。給油口ボックス140とともに、給油口蓋110は、給油口101に取付けられている。
給油口蓋に取付アーム部材が取付けられ、給油口に給油口ボックスが取付けられ、給油口ボックスに取付アーム部材を取付け、
取付アーム部材は、給油口蓋を取付ける蓋取付部と、給油口ボックスに回動自在に取付けるボックス取付腕を有し、ボックス取付腕の先端に、給油口ボックスに取付アーム部材を回動自在に係止するボックス取付腕係合部を設け、
給油口ボックスは、給油口ボックス本体から延設されるアーム収納部が形成され、アーム収納部に取付アーム部材のボックス取付腕係合部を係止するボックス係合ピンを取付ける係合ピン取付部を設け、
取付アーム部材に取付アーム部材と給油口ボックスを付勢する開閉バネを取り付け、
開閉バネは、給油口ボックスのアーム収納部に保持される開閉バネボックス取付部と、取付アーム部材のボックス取付腕係合部に近接するバネ取付部に保持される開閉バネアーム取付部と、開閉バネアーム取付部と開閉バネボックス取付部を接続する開閉バネ本体部を有し、開閉バネアーム取付部の先端からアーム収納部に当接する開閉バネボックス当接部を延設し、開閉バネボックス取付部の先端から斜め根元方向に屈曲して延設される開閉バネ先端屈曲部を形成し、
取付アーム部材に、開閉バネの開閉バネアーム取付部を保持する複数のバネ取付部と、複数のバネ取付部の間にバネ押え凸部を設け、バネ取付部に開閉バネを挿入するバネ保持孔を形成し、バネ保持孔にバネ保持孔切欠き部が形成され、バネ取付部とバネ押え凸部により、開閉バネアーム取付部を交互に挟持し、バネ押え凸部の高さは、バネ保持孔よりも高く形成されたことを特徴とする給油口蓋の取付構造である。
また、バネ取付部の取付アーム部材部材のバネ取付部に、開閉バネボックス取付部を逆に組み付けようとしても、開閉バネ先端屈曲部がバネ押え凸部に当接して、組み付けることができず、誤組み付けを防止できる。
本発明の実施の形態について、給油口蓋10と、給油口蓋10を車体2に取付ける給油口ボックス30と、給油口ボックス30と給油口蓋10を連結する連結部材である取付アーム部材20と、給油口蓋10を開閉する開閉バネ40をそれぞれ説明するとともに、併せて、開閉バネ40の取付方法についても説明する。
自動車用燃料タンクに燃料を給油する場合に、車体2に設けられた給油口1を塞ぐ給油口蓋10を開いて、給油口1から燃料を給油する。
なお、給油口蓋10と取付アーム部材20を一体的に形成して、取付アーム部材20の蓋取付部21と給油口蓋アーム部材取付孔14を省略して、給油口蓋10の裏面12に取付アーム部材20の蓋取付部21を一体的に形成することができる。
図2に示すように、ボックス取付腕係合部24のボックス係合ピン25と係合する部分から若干外れて、後述する開閉バネ40の開閉バネアーム取付部41が取付けられる取付アーム部材20のバネ取付部26が形成されている。
開閉バネ40は、図9に示すように、全体形状が略Z字状又は己字状に屈曲して形成されている。
開閉バネボックス当接部44は、図10に示すように、開閉バネアーム取付部41の先端から開閉バネアーム取付部41と開閉バネ本体部43が形成する面の斜め上方(図10における斜め左側上方)に延設されている。このため、開閉バネが、弾性変形して、取付アーム部材を付勢して、給油中に給油口蓋が閉じないようにすることができる。
また、開閉バネ先端屈曲部45は、開閉バネボックス取付部42と開閉バネ本体部43が形成する平面と同一平面上に延設することができる。この場合には、開閉バネ40を取付アーム部材20のバネ取付部26に誤組み付けしたときに、確実に開閉バネ先端屈曲部45を取付アーム部材20のバネ押え凸部28に当接させることができ、誤組み付けを確実に防止できる。
また、同様に左辺に相当する開閉バネボックス取付部42は、図9に示すように、縦方向に直線状に延設され形成されている。
図11に示すように、開閉バネアーム取付部41と開閉バネボックス取付部42が近接する方向や離れる方向(図9に示す矢印Aの方向)に伸縮すると、図11の矢印Cに示す方向に付勢力が生じる。
この場合に、取付アーム部材20のバネ取付部26を1個設け、その両側に2個のバネ押え凸部28を設けることも、バネ取付部26を2個設け、その両側に3個のバネ押え凸部28を設けることもできる。
バネ保持孔26aは、開閉バネアーム取付部41が挿入される方向(図3における横方向)、に対し下方向にバネ保持孔切欠き部26cが形成されている。バネ保持孔切欠き部26cにより、開閉バネボックス当接部44が通過することができる。
また、図9に示すように、後述する開閉バネボックス当接部44が当接可能な取付アーム部材20のバネ止め壁29を形成することができる。バネ止め壁29により、開閉バネ40の図9における下方向へのずれを防止できる。
本実施の形態では、給油口ボックス30の本体である給油口ボックス本体31は、略四角形の箱状に形成されているが、給油口1が形成される車体2と給油口蓋10の形状に合わせて、円形、楕円形等に形成することができる。
給油口ボックス30は、図1と図2に示すように、車体2に設けられている給油口ボックス保持部3に取付けられている。
給油口ボックス30のアーム収納部37の係合ピン取付部35に近接して、バネ取付部36が形成されている。給油口ボックス30のバネ取付部36は、後述する開閉バネ40の開閉バネボックス取付部42が取付けられる。バネ取付部36は、アーム収納部37の壁が屈曲して凹部を形成することにより形成することができる。
図3に示すように、開閉バネアーム取付部41を取付アーム部材20の一方のバネ取付部26(図3における右側のバネ取付部26)に形成されたバネ保持孔26aに挿入する。この時、バネ保持孔26aには、バネ保持孔切欠き部26bが形成されているため、開閉バネアーム取付部41の先端に形成された開閉バネボックス当接部44がバネ保持孔切欠き部26bを通過することができる。
このようにして、開閉バネ40をを取付アーム部材20のバネ取付部26に組み付けることができる。
このようにして、容易に、開閉バネ40の誤組み付けを防止することができる。
開閉バネ40は、図2に示すように、開閉バネアーム取付部41が取付アーム部材20のバネ取付部26に取付けられて、開閉バネボックス取付部42は、給油口ボックス30のバネ取付部36に取付けられる。
開閉バネボックス当接部44は、給油口ボックス30のバネ取付部36に近接したアーム収納部37に当接して、アーム収納部37を押す方向に付勢されている。
給油時等において、給油口蓋10を開けるときは、ロックピン32を解除する。そうすると、開閉バネボックス当接部44が付勢力を働かせて、取付アーム部材20を若干回動させる。
なお、給油口蓋10を閉じるときは、開閉バネ40の付勢力に抗して、給油口蓋10を手で閉じることができる。
20 取付アーム部材
23 ボックス取付腕
26 バネ取付部
26a バネ保持部
26b バネ保持孔
30 給油口ボックス
31 給油口ボックス本体
34 アーム収納部
36 バネ取付部
40 開閉バネ
41 開閉バネアーム取付部
42 開閉バネボックス取付部
44 開閉バネボックス当接部
45 開閉バネ先端屈曲部
Claims (5)
- 車体の給油口を塞ぐ給油口蓋を開閉する給油口蓋の取付構造において、
上記給油口蓋に取付アーム部材が取付けられ、上記給油口に給油口ボックスが取付けられ、該給油口ボックスに取付アーム部材を取付け、
上記取付アーム部材は、上記給油口蓋を取付ける蓋取付部と、上記給油口ボックスに回動自在に取付けるボックス取付腕を有し、該ボックス取付腕の先端に、上記給油口ボックスに上記取付アーム部材を回動自在に係止するボックス取付腕係合部を設け、
上記給油口ボックスは、給油口ボックス本体から延設されるアーム収納部が形成され、該アーム収納部に上記取付アーム部材のボックス取付腕係合部を係止するボックス係合ピンを取付ける係合ピン取付部を設け、
上記取付アーム部材に上記取付アーム部材と上記給油口ボックスを付勢する開閉バネを取り付け、
該開閉バネは、上記給油口ボックスの上記アーム収納部に保持される開閉バネボックス取付部と、上記取付アーム部材のボックス取付腕係合部に近接するバネ取付部に保持される開閉バネアーム取付部と、上記開閉バネアーム取付部と上記開閉バネボックス取付部を接続する開閉バネ本体部を有し、上記開閉バネアーム取付部の先端から上記アーム収納部に当接する開閉バネボックス当接部を延設し、上記開閉バネボックス取付部の先端から斜め根元方向に屈曲して延設される開閉バネ先端屈曲部を形成し、
上記取付アーム部材に、上記開閉バネの上記開閉バネアーム取付部を保持する複数のバネ取付部と、複数の該バネ取付部の間にバネ押え凸部を設け、上記バネ取付部に上記開閉バネを挿入するバネ保持孔を形成し、該バネ保持孔にバネ保持孔切欠き部が形成され、上記バネ取付部と上記バネ押え凸部により、上記開閉バネアーム取付部を交互に挟持し、上記バネ押え凸部の高さは、上記バネ保持孔よりも高く形成されたことを特徴とする給油口蓋の取付構造。 - 上記開閉バネ先端屈曲部は、上記開閉バネボックス取付部の先端から上記開閉バネ本体部の方向に斜め根元方向に屈曲して延設され、
上記バネ取付部は、上記バネ保持孔に上記開閉バネアーム取付部が挿入される方向に対し横方向に上記バネ保持孔切欠き部が形成され、上記バネ押え凸部の高さは、上記バネ保持孔切欠き部よりも高く形成された請求項1に記載の給油口蓋の取付構造。 - 上記開閉バネ先端屈曲部は、上記開閉バネボックス取付部と上記開閉バネ本体部が形成する平面と同一平面上に延設された請求項1または請求項2に記載の給油口蓋の取付構造。
- 上記取付アーム部材に、上記開閉バネの上記開閉バネアーム取付部を保持する上記取付アーム部材の複数のバネ取付部と、該バネ取付部を挟んで複数の上記バネ押え凸部を設け、上記取付アーム部材の上記バネ取付部と上記バネ押え凸部により、上記開閉バネアーム取付部を交互に挟持する請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の給油口蓋の取付構造。
- 上記開閉バネは、全体形状が略Z字状又は己字状に屈曲して形成された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の給油口蓋の取付構造。
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JP6148158B2 (ja) * | 2013-11-19 | 2017-06-14 | 株式会社Subaru | リッド装置 |
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