JP7133404B2 - 情報保護ラベル - Google Patents

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本発明は、情報が表示されるラベルに関し、特に、表示される情報の漏洩を回避する技術に関する。
近年、情報化社会の進展に伴い、個人情報の保護の重要性が高まっている。個人情報は個人を特定する情報であることから、漏洩した場合に悪用されてしまう可能性が高い。このような個人情報は、配送物が配送される際、配送物に貼着される配送ラベルに表示されて用いられる場合があるが、その場合、配送物から剥離した配送ラベルの廃棄とともに個人情報が漏洩する可能性が生じてしまう。
ここで、個人情報が表示される情報表示シートと、接着層を介して情報表示シートに剥離可能に接着された基材シートとからなる個人情報保護シートであって、情報表示シートに、切れ目によって情報表示シートから分離可能となった分離部が、情報表示シート上を往復するようにして設けられたり、情報表示シートにて互いに分離して設けられたりした個人情報保護シートが、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された技術によれば、情報表示シートに個人情報が表示されている個人情報保護シートを廃棄する際に、情報表示シートを基材シートから剥離すると、情報表示シートから分離部が分離し、それにより、情報表示シートに表示された個人情報が分断され、個人情報の漏洩を回避することができる。
特許第3536250号公報
しかしながら、特許文献1に開示された分離部のように、情報表示シート上を往復するように分離部が設けられたものにおいては、特に分離部の幅を狭くした場合、情報表示シートを基材シートから剥離する際、分離部の往復の折り返し部においては、分離部が向かう方向が急激に変化することで分離部が途中で破断してしまい、情報表示シートに表示された個人情報を分断することができなくなってしまう虞がある。また、情報表示シートにおける情報の表示方向と分離部が延びる方向とが同一である場合、情報表示シートから分離部を分離したとしても、情報表示シートに表示された個人情報を分断することができない虞がある。特に、上述したように分離部の往復の折り返し部から情報表示シートが破断してしまうことを回避するために分離部の幅を広くした場合、個人情報がそのまま分離部に残って分断することができなくなる可能性が高い。
また、特許文献1に開示された分離部のように、複数の分離部が情報表示シートにて互いに分離して設けられたものにおいては、分離部以外の領域を基材シートから剥離した後、基材シートが貼着された配送物等の被着体から分離部を完全に除去するには、基材シートに貼着されたままとなっている分離部を1つずつ基材シートから剥離しなければならず、かなり煩雑な手間となってしまう。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、表示された情報を手間をかけずに確実に分断することができる情報保護シートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
情報が表示される情報表示部を具備する第1のシートと、
前記第1のシートの前記情報が表示される面とは反対側の面に積層された第1の接着層とを有し、
前記第1の接着層が、少なくとも前記情報表示部に対向する領域が、当該第1の接着層によって基材または被着体に貼着された前記第1のシートの前記基材または被着体からの剥離を可能とする構造を具備する情報保護ラベルにおいて、
前記第1のシートは、前記情報表示部に、該情報表示部の端部から該情報表示部の内側に向かって2本の連続状のスリットが互いに並行して渦状に形成され、当該2本のスリットの前記情報表示部の内側の端部が互いに繋がることで、該情報表示部の端部から内側に向かっていく渦状の分離部が当該第1のシートから分離可能に区画形成されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、第1の接着層によって基材または被着体に貼着された第1のシートのうち情報表示部が基材または被着体から剥離される際、情報表示部のうち分離部が基材または被着体から剥離したり、情報表示部の分離部以外の領域が基材または被着体から剥離したりすることで分離部が第1のシートから分離することになる。これにより、情報表示部に表示された情報が分断されることになるが、分離部が、情報表示部の外側から内側に向かっていく渦状であることで、分離部が向かう方向が急激に変化する領域が存在せず、それにより、分離部を第1のシートから分離する際に、分離部が途中で破断しにくくなる。そのため、分離部が第1のシートから分離された場合に情報表示部に表示された情報を認識されにくくするために分離部の幅を狭くすることもできる。また、分離部が、情報表示部の外側から内側に向かっていく渦状であることで、分離部が向かう方向が一定になりにくくなっており、それにより、情報表示部に表示された情報の表示方向が分離部が向かう方向と同一となりにくくなり、分離部が第1のシートから分離された場合に、情報表示部に表示された情報が認識されにくくなる。さらに、分離部が、情報表示部の外側から内側に向かっていく渦状であることで、分離部を第1のシートから分離する際、一度の作業で、情報表示部のうち分離部を基材または被着体から剥離したり、情報表示部の分離部以外の領域を基材または被着体から剥離したりすることができる。
また、基材として、第1の接着層によってその全面にて第1のシートに擬似貼着され、第1のシートとの貼着面とは反対側の面に第2の接着層が積層された第2のシートを用い、シート基材が2層構造となったラベルとしてもよい。
また、分離部の渦状の外側の端部が、情報表示部の端部に設けられていることで、分離部を基材または被着体から剥離して第1のシートから分離する際に、分離部の渦状の外側の端部から分離部が剥離しやすくなる。
本発明によれば、情報表示部に表示された情報を分断するための分離部が、情報表示部の外側から内側に向かっていく渦状であることにより、表示された情報を手間をかけずに確実に分断することができる。
また、分離部の渦状の外側の端部が、情報表示部の端部に設けられていることにより、分離部を基材または被着体から剥離して第1のシートから分離する際に、分離部の渦状の外側の端部から分離部を剥離しやすくすることができる。


本発明の情報保護ラベルを利用した配送ラベルの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)は伝票シートの裏面に積層されたニス層の構成を示す図である。 図1に示した配送ラベルが配送物に貼着されるまでの使用方法を説明するための図である。 配送物の配送先に配送される際の配送ラベルの使用方法を説明するための図である。 配送物の配送先に配送された後の配送ラベルの使用方法を説明するための図である。 本発明の情報保護ラベルを利用した配送ラベルの他の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)は伝票シートの裏面の構成を示す図である。 本願発明における分離部の他の形態を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の情報保護ラベルを利用した配送ラベルの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)は伝票シート10の裏面に積層されたニス層42a,42bの構成を示す図である。
本形態における配送ラベルは図1に示すように、伝票シート10と中間シート20とが擬似接着層40によって剥離可能に擬似貼着されているとともに、中間シート20の伝票シート10との貼着面とは反対側の面に粘着剤層50を介して剥離シート30が剥離可能に貼着された配送ラベル1であって、伝票シート10と擬似接着層40とによって本願発明の情報保護ラベルが構成されている。
伝票シート10は、本願発明における第1のシートを構成し、配達票11と貼付票12とがスリット14を介して分離可能に区画形成されて構成されている。
配達票11には、この配送ラベル1が貼着されて配送される配送物の配送先の住所や氏名等の宛先情報が印字される配送情報表示欄11aが設けられているとともに、貼付票12と隣接する1つの角部に剥離開始マーク11bが表示されている。剥離開始マーク11bは、配達票11の角部のうち剥離開始マーク11bが表示された1つの角部からその角部とは対角線上にて対向する角部に向かって、配達票11を中間シート20から剥離する旨を示している。
貼付票12は、本願発明における情報表示部となるものであって、この配送ラベル1が貼着されて配送される配送物の配送先の住所や氏名等の宛先情報が印字される配送情報表示欄12aが設けられているとともに、配達票11と隣接する1つの角部に剥離開始マーク12bが表示されている。剥離開始マーク12bは、貼付票12の剥離開始マーク12bが表示された端部から配達票11と貼付票12とが並ぶ方向に直交する方向に向かって、後述する分離部13aを中間シート20から剥離する旨を示している。さらに貼付票12には、剥離開始端マーク12bを挟んだ2本のスリット13が、剥離開始マーク12bが表示された貼付票12の端部から配送情報表示欄12a上を通過して貼付票12の内側に向かって互いに並行して渦状に形成されている。そして、2本のスリット13の貼付票12の端部とは反対側の端部が互いに繋がることで、貼付票12の外側から内側に向かっていく渦状の分離部13aが伝票シート10から分離可能に区画形成されている。
伝票シート10の裏面に積層された擬似接着層40は、本願発明における第1の接着層を構成し、二種類のニス層42a,42bと接着剤層41とが積層されて構成されており、ニス層42a,42bが伝票シート10側となるようにして伝票シート10に積層されている。ニス層42a,42bは、互いにニスの濃度が異なり、それにより、伝票シート10と中間シート20とは擬似接着層40によって剥離可能に貼着されているものの、ニス層42aが積層された領域とニス層42bが積層された領域とでは、接着力が互いに異なるものとなっている。ニス層42bは、伝票シート10との積層面のうち、剥離開始マーク12bが表示された端部に沿う領域の裏面に積層されており、ニス層42aは伝票シート10との積層面のそれ以外の領域全面に積層されている。そして、ニス層42bにおけるニス濃度がニス層42aにおけるニスの濃度よりも濃いことにより、擬似接着層40は、貼付票12に対向する領域のうち、剥離開始マーク12bが表示された端部に沿う領域が、他の領域に対して接着力が弱い構造となっている。接着剤層41は、ニス層42a,42bの全面を覆うように積層されている。
中間シート20は、本願発明における第2のシートを構成するものであって、擬似接着層40によって伝票シート10に剥離可能に擬似貼着されている。中間シート20の擬似接着層40とは反対側の面には、その全面に粘着剤が塗布されることで第2の接着層となる粘着剤層50が積層され、この粘着剤層50によって剥離シート30が剥離可能に貼着されている。なお、中間シート20、粘着剤層50及び剥離シート30としては、中間シート20と剥離シート30が粘着剤層50を介して剥離可能に貼着されたタック紙を用いることが考えられる。
以下に、上記のように構成された配送ラベル1の使用方法及びその際の作用について説明する。
図2は、図1に示した配送ラベル1が配送物に貼着されるまでの使用方法を説明するための図である。
図1に示した配送ラベル1を使用する場合は、まず、図2(a)に示すように、配送情報表示欄11a,12aに、この配送ラベル1が貼着されて配送される配送物の配送先の住所や氏名等の配送情報11c,12cが印字される。
配送情報表示欄11a,12aに配送情報11c,12cが印字された後、中間シート20から剥離シート30が剥離され、表出した粘着剤層50によって、図2(b)に示すように配送物2に貼着される。
このようにして配送ラベル1が貼着された配送物2は、配送情報表示欄11a,12aに表示された配送情報11c,12cに従って、配送物2の配送先に配送されていく。
図3は、配送物2の配送先に配送される際の配送ラベル1の使用方法を説明するための図である。図4は、配送物2の配送先に配送された後の配送ラベル1の使用方法を説明するための図である。
上記のように配送ラベル1が貼着された配送物2が配送先に配送されると、図3(a)に示すように、配達票11が配送ラベル1から分離される。配達票11は、スリット14を介して貼付票12と分離可能となっているとともに、伝票シート10の裏面に積層された擬似接着層40によって中間シート20に剥離可能に貼着されていることで、例えば、剥離開始マーク11bに従って中間シート20から剥離することができる。
中間シート20から剥離された配達票11は、配送業者によって持ち帰られて配送管理に用いられる。
このようにして、図3(b)に示すように、配達票11が配送物2から分離されることになる。
その後、配送物2の配送先においては、配送物2のパッケージ等の外装を廃棄する際、剥離開始マーク12bに従って、図4(a)に示すように、貼付票12のうち分離部13aが配送ラベル1から分離されていく。分離部13aは、擬似接着層40によって中間シート20に剥離可能に貼着されているとともに、スリット13によって貼付票12から分離可能に区画形成されているため、中間シート20から剥離して貼付票12から分離することで、配送ラベル1から分離することができる。その際、分離部13aが貼付票12の外側から内側に向かっていく渦状となっているが、上述したように、渦状の外側の端部が貼付票12の端部に設けられていることで、分離部13aを剥離し始める領域が認識しやすくなっている。また、その領域の擬似接着層40による伝票シート10と中間シート20との接着力が他の領域に対して弱くなっていることで、分離部13aの渦状の外側の端部から分離部13aが剥離しやすくなっている。
また、分離部13aが貼付票12から分離されていく際、分離部13aが、貼付票12の外側から内側に向かっていく渦状であることで、分離部13aが向かう方向が急激に変化する領域が存在せず、それにより、分離部13aが途中で破断しにくくなる。
これにより、図4(b)に示すように、分離部13aが途中で破断することなく、一度の作業で一体となって貼付票12から分離されることになる。そのため、分離部13aが貼付票12から分離された場合に貼付票12の配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cを認識されにくくするために分離部13aの幅を狭くすることもできる。
また、分離部13aが、貼付票12の外側から内側に向かっていく渦状であることで、分離部13aが向かう方向が一定になっておらず、それにより、貼付票12の配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cの表示方向が分離部13aが向かう方向と同一とはならず、貼付票12から分離した分離部13aにおいては、貼付票12の配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cが認識されにくくなる。
その後、分離部13aが分離した貼付票12においても、中間シート20から剥離されることで、配送物2から分離することができる。その際、分離部13aが、貼付票12の外側から内側に向かっていく渦状であることで、図4(c)に示すように、分離部13aが分離した貼付票12においても、一度の作業で一体となって配送物2から分離されることになる。
この際、分離部13aが分離した貼付票12においても、貼付票12の配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cの表示方向が分離部13aが向かう方向と同一とはなっていないことにより、貼付票12の配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cが認識されにくくなる。
このようにして、貼付票12が、分離部13aとその他の領域とに分離されることで、配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cが分断され、個人情報の漏洩を回避することができる。そしてその際、貼付票12の配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cを分断するための分離部13aが、貼付票12の外側から内側に向かっていく渦状であることにより、配送情報表示欄12aに表示された配送情報12cを手間をかけずに確実に分断することができる。
なお、本形態においては、擬似接着層40が、ニスの濃度が互いに異なる二種類のニス層42a,42bを用いることで、貼付票12に対向する領域のうち、剥離開始マーク12bが表示された端部に沿う領域を、その接着力を弱くして他の領域に対して剥離しやすい構造としているが、擬似接着層40の接着剤層41を構成する接着剤の濃度を、剥離開始マーク12bが表示された端部に沿う領域と他の領域とで異ならせたり、貼付票12に対向する領域に接着剤層41を設けない構成としたりすることによっても、剥離開始マーク12bが表示された端部に沿う領域を、他の領域に対して剥離しやすい構造とすることができる。
また、本形態においては、配送物2の配送先において配送物2のパッケージ等の外装を廃棄する際、貼付票12のうち分離部13aが配送物2から分離され、その後、分離部13a以外の領域が配送物2から分離されているが、貼付票12の分離部13a以外の領域が配送物2から分離された後、分離部13aが配送物2から分離されてもよい。
(他の実施の形態)
図5は、本発明の情報保護ラベルを利用した配送ラベルの他の実施の一形態を示す図であり、(a)は表面図、(b)は(a)に示したA-A’断面図、(c)は伝票シート10の裏面の構成を示す図である。
本形態は図5に示すように、図1に示した配送ラベル1に対して、伝票シート10の裏面の構成が異なる配送ラベル101である。
本形態における伝票シート10の裏面には、その全面に、貼着後の剥離及び再貼着を可能とする再剥離糊が塗布されることで第1の接着層となる再剥離糊層150が積層されるとともに、再剥離糊層150上の剥離開始マーク12bに対向する領域にニス層42bが積層され、これら再剥離糊層150及びニス層42bによって伝票シート10が剥離シート30と剥離可能に貼着されている。
上記のように構成された配送ラベル101においては、剥離シート30が剥離されて再剥離糊層150によって配送物に貼着され、その後、配達票11及び貼付票12が配送ラベル101から分離されて配送物から剥離されることになる。配達票11及び貼付票12は、その裏面に、貼着後の剥離及び再貼着を可能とする再剥離糊が塗布されることで再剥離糊層150が積層されているため、被着体となる配送物から容易に剥離することができる。そして、図1に示したものと同様に、配送物の配送先において配送物のパッケージ等の外装を廃棄する際、貼付票12のうち分離部13aが配送物2から分離されると、分離部13aが、貼付票12の外側から内側に向かっていく渦状であることで、一度の作業で一体となって配送物2から分離され、配送情報表示欄12aに表示された配送情報を手間をかけずに確実に分断することができる。
図6は、本願発明における分離部の他の形態を示す図である。
本発明における分離部としては、上述した実施の形態に示したものに限らず、例えば、図6(a)に示す情報表示部203のように、情報表示部203の外側から内側に向かっていく五角形の渦状のスリット213によって形成された分離部213aであってもよい。
また、分離部としては、図6(b)に示す情報表示部303のように、情報表示部303の外側から内側に向かっていく長方形の渦状のスリット313によって形成された分離部313aであってもよい。この場合、分離部313aの角部に丸みを帯びた形状とすることで、分離部313aを情報表示部303から分離する際に分離部313aを途中で破断しにくくすることができる。
また、分離部として、図6(c)に示す情報表示部403のように、情報表示部403の外側から内側に向かっていく渦状のスリット413によって形成された2つの分離部413aを有する構成としてもよい。このような構成においては、図1に示したものと同様に情報表示部403を基材や被着体から剥離する際、2つの分離部413aをそれぞれ渦状の外側の端部から剥離することで、分離部413aを情報表示部403から分離することとなる。
なお、上述した実施の形態においては、分離部13a,213a,313a,413aの渦状の外側の端部が、貼付票12や情報表示部203,303,403の端部に設けられているものを例に挙げて説明したが、分離部13a,213a,313a,413aの渦状の外側の端部が、貼付票12や情報表示部203,303,403の内部に設けられた構成としてもよい。その場合でも、分離部は、貼付票12や情報表示部203,303,403の外側から内側に向かっていく渦状のものとなる。
また、上述した実施の形態においては、分離部13a,213a,313a,413aが、貼付票12や情報表示部203,303,403に形成されたスリット13,213,313,413によって貼付票12や情報表示部203,303,403から分離可能と0なっているが、スリットの代わりにミシン目を用いることも考えられる。
1,101 配送ラベル
2 配送物
10 伝票シート
11 配達票
11a,12a 配送情報表示欄
11b,12b 剥離開始マーク
11c,12c 配送情報
12 貼付票
13,14,213,313,413 スリット
13a,213a,313a,413a 分離部
20 中間シート
30 剥離シート
40 擬似接着層
41 接着剤層
42a,42b ニス層
50 粘着剤層
150 再剥離糊層
203,303,403 情報表示部

Claims (2)

  1. 情報が表示される情報表示部を具備する第1のシートと、
    前記第1のシートの前記情報が表示される面とは反対側の面に積層された第1の接着層とを有し、
    前記第1の接着層が、少なくとも前記情報表示部に対向する領域が、当該第1の接着層によって基材または被着体に貼着された前記第1のシートの前記基材または被着体からの剥離を可能とする構造を具備する情報保護ラベルにおいて、
    前記第1のシートは、前記情報表示部に、該情報表示部の端部から該情報表示部の内側に向かって2本の連続状のスリットが互いに並行して渦状に形成され、当該2本のスリットの前記情報表示部の内側の端部が互いに繋がることで、該情報表示部の端部から内側に向かっていく渦状の分離部が当該第1のシートから分離可能に区画形成されていることを特徴とする、情報保護ラベル。
  2. 請求項1に記載の情報保護ラベルにおいて、
    前記基材として、前記第1の接着層によってその全面にて前記第1のシートに擬似貼着され、前記第1のシートとの貼着面とは反対側の面に第2の接着層が積層された第2のシートを有する、情報保護ラベル。
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