JP7132104B2 - 廃棄物処分場 - Google Patents

廃棄物処分場 Download PDF

Info

Publication number
JP7132104B2
JP7132104B2 JP2018221254A JP2018221254A JP7132104B2 JP 7132104 B2 JP7132104 B2 JP 7132104B2 JP 2018221254 A JP2018221254 A JP 2018221254A JP 2018221254 A JP2018221254 A JP 2018221254A JP 7132104 B2 JP7132104 B2 JP 7132104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
waste
disposal site
waste disposal
space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018221254A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020081979A (ja
Inventor
正道 安永
秀樹 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
Priority to JP2018221254A priority Critical patent/JP7132104B2/ja
Publication of JP2020081979A publication Critical patent/JP2020081979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7132104B2 publication Critical patent/JP7132104B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/30Landfill technologies aiming to mitigate methane emissions

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Description

本発明は、廃棄物を埋立処分するための廃棄物処分場(最終処分場)に関し、特に、地中連続壁による地下空間を利用した、省敷地で周辺環境に配慮したクリーンな都市型の、屋根付き(クローズドシステム)・深型の廃棄物処分場に関する。
廃棄物は一般廃棄物と産業廃棄物に分類され、一般廃棄物は、生ごみ、破砕ごみ、焼却灰などの形状で、地方自治体が準備する一般廃棄物処分場に埋立処分される。一般廃棄物処分場の形態としては、屋根無し(オープン型)、屋根付き(クローズドシステム)に、また平面処分場、深型処分場に分けられる。いずれも、法規上は管理型最終処分場に相当する。
クローズドシステム・深型の廃棄物処分場としては、特許文献1、2に記載のものが提案されている。
特許文献1、2の廃棄物処分場は、いずれも、地中に鉛直方向に筒状に形成されて廃棄物埋立用の空間を囲み、下端部が不透水層に達する地中連続壁と、地中連続壁の内側で前記廃棄物埋立用の空間の底部に設けられる底版と、前記地中連続壁の上端部に支持されて前記廃棄物埋立用の空間の上方を覆うドーム屋根と、を含んで構成される。
特許第2500690号公報 特許第2842173号公報
しかしながら、埋立処分量10~20万m3 のクラスの深型の廃棄物処分場では、ドーム屋根は、その直径が70~80mとなり、大規模な屋根構造となる。
一般的なドーム屋根のスパン/ライズ比=7.45/1で計算すると、直径70mの場合、10m程度のライズ(突出量)となり、目立ちすぎるということになる。これは都市部での景観の悪化につながる。
また、RCドーム屋根の構築については、次のような問題点がある。
1)総足場、型枠を組んでコンクリートを打設をする方法があるが、莫大な支保工量となる。
2)型枠として鋼製屋根を組み、配筋、エアーサポートしてコンクリートを打設する方法もあるが、鋼製屋根に費用が掛かる。
3)エアードーム工法(テントを空気圧で支保して、吹付コンクリート)もあるが、形状保持が難しい。
本発明は、このような実状に鑑み、屋根及びその支持構造などを改善することで、好適なクローズドシステム・深型の廃棄物処分場を実現することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る廃棄物処分場は、
地中に鉛直方向に筒状に形成されて廃棄物埋立用の空間を囲み、下端部が不透水層に達する地中連続壁と、
前記地中連続壁内で前記廃棄物埋立用の空間の底部に設けられる底版と、
前記底版の中央に立設された支柱と、
前記支柱により支持されて前記廃棄物埋立用の空間の上方を覆う屋根と、
を含んで構成される。
また、前記支柱は、その内部に、前記底版の上側の前記空間からの汚染水用の揚水管、及び、前記底版の下側の砕石層に溜まる地下水用の揚水管が配置される。
本発明によれば、底版の中央に支柱を立設し、この支柱により屋根を支持する構造とすることにより、屋根の支持スパンを半減することができ、屋根構造の簡素化を図ることができる。
また、この支柱の内部に汚染水及び地下水の各揚水管を配置する構成とすることにより、揚水設備を中央に集中させることができる。
本発明の一実施形態を示す廃棄物処分場の断面図 下り勾配の底版を有する廃棄物処分場の断面図 平屋根の構成例1(中空スラブ屋根)を示す要部拡大図 平屋根の構成例2(T桁屋根)を示す要部拡大図及び平面図 ドーナツ型ドーム屋根を有する廃棄物処分場の断面図 ドーナツ型吊り屋根を有する廃棄物処分場の断面図 仕切壁を有する廃棄物処分場の断面図 仕切壁の構成例1を示す平面図 仕切壁の構成例2を示す平面図
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す廃棄物処分場の断面図である。
地中連続壁1は、施工地盤(盛土前の地盤)2下の地中に、不透水層3に達する深さまで、鉛直方向に円筒状に、RC(鉄筋コンクリート)により構築される。
そして、地中連続壁1の内側を1/2程度の深さまで掘削し、その底部に、集水用の砕石層4を設け、その上にRC製の底版5を構築する。詳しくは、砕石層4の上に縁切り用のシート(図示せず)を配置し、その上に鉄筋を配置した上で、コンクリートを打設することにより、底版5を構築する。尚、砕石層4の厚さは例えば0.8m、底版5の厚さは例えば0.2mとする。
これにより、地中連続壁1と底版5とにより、廃棄物埋立用の空間6が画成される。尚、地中連続壁1及び底版5の内表面には防水シート(図示せず)が貼り付けられる。
地中連続壁1はまた、その上端部につながる形で、施工地盤2から所定の高さ(例えば7~8m)まで延在する円筒状の側壁7を有している。尚、側壁7については、特許文献2と同様、下方に延長して、地中連続壁1の内面を覆うように設けてもよい。
そして、側壁7の外側には、掘削土砂が盛土されて、盛土地盤8が形成される。これにより、掘削土砂を有効利用することができる。
廃棄物埋立用の空間6の中央部には、底版5からRC製の中空の支柱(円筒状の支柱)9が立設される。支柱9は、底版5と一体化(剛結合)されており、側壁7の上端部と同じ高さまで延びている。尚、支柱9の内径は例えば5m、壁厚は例えば0.8mとする。また、支柱9の表面には、底版5の表面を覆う防水シートに連ねて、防水シートが貼り付けられている。
廃棄物埋立用の空間6の上方には、該空間6を覆うように屋根10が設けられる。屋根10は、本実施例では平屋根であり、中央部で支柱9の上端部により支持され、周縁部は地中連続壁1(側壁7)の上端部により全周で支持されている。本実施形態ではまた、屋根10は盛土地盤8とほぼ面一に設けられ、屋根10上の空間に対しては床版として機能する。
支柱9の中空部は、揚水管の配置空間となる。揚水管としては、汚染水の揚水管11と、地下水の揚水管12とが設けられる。
汚染水の揚水管11は、屋根10を貫通して中空の支柱9内に配設され、その下端部が支柱9の壁部を貫通する横配管11aと連通している。
従って、廃棄物埋立用の空間6内の汚染水は、支柱9の下部に設けた横配管11aを介して揚水管11内に流入する。揚水管11内には、揚水ポンプ及び水位計(共に図示せず)が設けられ、廃棄物埋立用の空間6内の水位が所定の水位(少なくとも地中連続壁1の外側の地下水位WLより低位)となるように、揚水ポンプが自動運転(ON・OFF運転)されて、汚染水が排水される。
かかる汚染水の水位コントロールにより、少なくとも、廃棄物埋立用の空間6から汚染水が地中連続壁1の外側へ洩れ出るのを防止できる。
地下水の揚水管12は、屋根10を貫通して中空の支柱9内に配設され、その下端部が底版5を貫通して砕石層(集水層)4の比較的下部に設けた集水ピット4aに開口している。揚水管12内には、揚水ポンプ及び水位計(共に図示せず)が設けられ、底版5の下側の砕石層(集水層)4内の水位(水頭圧)が所定レベルとなるように、揚水ポンプが自動運転(ON・OFF運転)されて、砕石層4内の地下水が排水される。
これにより、不透水層3又は地中連続壁1から底版5の下側の地層に浸透した地下水(浸透水)が底版5から廃棄物埋立用の空間6に浸透して汚染水に混ざることなく、地下水として揚水できる。揚水した地下水はそのまま放流できるので、処理を要する汚染水の増加を抑制できる。
尚、本実施形態では、中空の支柱(円筒状の支柱)9を形成して、その内部に、揚水管11、12を配置する構成としたが、揚水管11、12を巻き込んだRC密実支柱とすることも可能である。
廃棄物埋立用の空間6の上部には、廃棄物の搬入(投入)、搬入後の分散移動及び敷き均しなどのため、クレーン(例えばバケットクレーン)13が設けられる。
クレーン13は、支柱9とこれを囲む側壁7との間に半径方向に架設され、支柱9を中心として周方向に回転可能なクレーン桁14を有している。そして、クレーン桁14に、その桁方向(半径方向)に移動可能な吊上装置15が取付けられている。
このようなクレーン13を用いることで、廃棄物埋立用の空間6内に廃棄物を均等に投入し、埋め立てることが可能となる。また、空間6内に投入済みの廃棄物についても、ベケットにより掴んで、適宜の位置に運搬、投棄することも可能で、均等な高さとなるように廃棄物を埋め立てることが可能となる。
また、クレーン13等へのアクセスのため、円筒状の側壁7の一部にアクセス用の開口(図示せず)が設けられ、この開口は施工地盤2上に配設されて盛土地盤8下に埋設されるボックスカルバートによるトンネル状のアクセス通路(図示せず)と連通している。
本実施形態によれば、屋根10があることから、運用期間中、雨水の浸透がなく汚染水の量を少なくすることができる。
また、本実施形態によれば、底版5の中央に支柱9を立設し、この支柱9により屋根10を支持する構造とすることにより、屋根10の支持スパンを半減することができ、屋根構造の簡素化を図ることができる。
また、屋根の支持スパンが1/2となることから、屋根部材の厚さ(又は桁高)を小さくすることができ、コストダウンが可能となる。そして、屋根の桁高が小さくなる分だけ、廃棄物処分場を浅く設置することができ、全体コストも低下できる。
また、本実施形態によれば、中央の支柱9を中空にして、その内部に汚染水及び地下水の各揚水管11、12を配置する構成とすることにより、揚水設備を中央に集中させることができる。
この場合に、図2に示す実施形態のように、底版5(及び砕石層4)に、外周側から中央部に向かう若干の下り勾配(水勾配)を持たせることで、揚水がより容易となり、汚染水・地下水、各1本の揚水管での揚水も可能となり、低コストの揚水設備となる。尚、下り勾配の底版を有する図2の実施形態と、後述する実施形態とを組み合わせることも可能である。
また、本実施形態によれば、廃棄物埋立用の空間6の上部に設けられ、支柱9を中心として回動可能なクレーン桁14を有するクレーン13を備えている。これにより、廃棄物埋立用の空間6内に廃棄物を均等に埋め立てること等が可能となる。
また、本実施形態によれば、屋根10として平屋根を用いることにより、床版としての機能性を高めることができる。
次に屋根(特に平屋根)10の構成例について説明する。
図3は平屋根の構成例1(中空スラブ屋根)を示す拡大図である。本構成例1では、屋根(平屋根)10として、RC製の中空スラブ屋根101を用い、中空とすることで、軽量化を図っている。尚、この中空スラブ屋根101は、平面視で、支柱9を中心とする複数の扇形の分割体により構成してもよい。
図4は平屋根の構成例2(T桁屋根)を示す拡大図及び平面図である。本構成例2では、屋根(平屋根)10として、PC(プレストレストコンクリート)製のT桁屋根102を用いている。
この場合、屋根10は、平面視で、支柱9を中心とする複数の扇形の分割体(102)により構成される。各分割体は下面にリブを有し、半径方向に見るとT形断面をなしている。それ故、この分割体をT桁と呼んでいる。
尚、T桁を用いる場合、支柱9の上端の開口部には、後打ちなどで、適当な蓋9aを設けるとよい。
次に、本発明の他の実施形態(屋根の変形例)について、図5、図6により説明する。
図5は、ドーナツ型ドーム屋根を有する廃棄物処分場の断面図である。
図5の実施形態では、廃棄物処分場の屋根10として、ドーナツ型ドーム屋根103を設けている。
詳しくは、中央の支柱9の上端部と、これを囲む地中連続壁1(側壁7)の上端部との間に、上に凸のドーム屋根を架設することで、全周で見るとドーナツ型のドーム屋根を構築している。この場合も屋根の支持スパンを半減でき、支持が容易となる。また、ドーム屋根でありながら、ライズ(突出量)を少なくすることができる。
図6は、ドーナツ型吊り屋根を有する廃棄物処分場の断面図である。
図6の実施形態では、廃棄物処分場の屋根10として、ドーナツ型吊り屋根104を設けている。
詳しくは、中央の支柱9の上端部と、これを囲む地中連続壁1(側壁7)の上端部との間に、下に凸(上に凹)のPC製の吊り屋根を架設することで、全周で見るとドーナツ型の吊り屋根を構築している。この場合も屋根の支持スパンを半減できることから、支持が容易となる。
次に、本発明の更に他の実施形態(仕切壁を有する廃棄物処分場)について、図7~図9により説明する。
図7は仕切壁を有する区画埋立型の廃棄物処分場の断面図、図8はその平面図である。
地中連続壁1の内部に、支柱9を囲んで、例えば、3重の埋立用の空間を形成するように、内外2重の円筒状の仕切壁21、22が立設されている。
これにより、クレーン13を利用して、廃棄物を分別して、例えば、焼却灰、破砕ごみ、有価物などの区画に分けて、埋立処分することができる。尚、仕切壁21、22の位置は、廃棄物の種類ごとの計画処分量に従って定めればよい。
図7及び図8の実施形態では、廃棄物を3区画に分けて最終処分する例で説明したが、さらに細かく分別したい場合には、例えば図9のように仕切ることもできる。
すなわち、図9の例では、最も外側の埋立用の空間を更に周方向に4つの空間に仕切るように、放射状に4つの仕切壁23a~23dが設けられている。
本実施形態によれば、1基の廃棄物処分場で、各種の廃棄物を区画に分けて最終処分することが可能となる。また、分別して、決まった区画に廃棄することから、ある程度溜まっての回収、再利用が容易である。尚、仕切壁の数や位置、仕切方(各区画の処分量など)については、任意である。
次に屋根10上の空間の利用について説明する。
屋根10付きの廃棄物処分場、特に平屋根、あるいは吊り屋根の形式の場合には、屋根の上に、防水シートを敷き、覆土を行うことによって、屋根10の上を、廃棄物処分場の工事完了後に(廃棄物処分場の運転開始時から)一般開放(先行利用)することが可能となる。
尚、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
尚、出願当初の請求項は以下のとおりであった。
〔請求項1〕
廃棄物を埋立処分するための廃棄物処分場であって、
地中に鉛直方向に筒状に形成されて廃棄物埋立用の空間を囲み、下端部が不透水層に達する地中連続壁と、
前記地中連続壁内で前記廃棄物埋立用の空間の底部に設けられる底版と、
前記底版の中央に立設された支柱と、
前記支柱により支持されて前記廃棄物埋立用の空間の上方を覆う屋根と、
を含んで構成されることを特徴とする、廃棄物処分場。
〔請求項2〕
前記支柱は、その内部に、前記底版の上側の前記空間からの汚染水用の揚水管、及び、前記底版の下側の砕石層からの地下水用の揚水管が配置されることを特徴とする、請求項1記載の廃棄物処分場。
〔請求項3〕
前記屋根は、平屋根であることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の廃棄物処分場。
〔請求項4〕
前記屋根は、ドーナツ型のドーム屋根であることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の廃棄物処分場。
〔請求項5〕
前記屋根は、ドーナツ型の吊り屋根であることを特徴とする、請求項1又は請求項2記載の廃棄物処分場。
〔請求項6〕
前記屋根は、平面視で、前記支柱を中心とする複数の扇形の分割体により構成されることを特徴とする、請求項1~請求項5のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
〔請求項7〕
前記底版は、外周側から中央部に向かって下り勾配を有していることを特徴とする、請求項1~請求項6のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
〔請求項8〕
前記廃棄物埋立用の空間の上部に設けられ、前記支柱を中心として回動可能なクレーン桁を有するクレーンを更に含んで構成されることを特徴とする、請求項1~請求項7のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
〔請求項9〕
前記底版に立設されて、前記廃棄物埋立用の空間を複数の室に仕切る仕切壁を更に含んで構成されることを特徴とする、請求項1~請求項8のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
1 地中連続壁
2 施工地盤(盛土前の地盤)
3 不透水層
4 砕石層
5 底版
6 廃棄物埋立用の空間
7 側壁
8 盛土地盤
9 中空の支柱
10 屋根
11 汚染水の揚水管
12 地下水の揚水管
13 クレーン(バケットクレーン)
14 クレーン桁
15 吊上装置
21、22、23a~23d 仕切壁
101 中空スラブ屋根
102 T桁屋根
103 ドーナツ型ドーム屋根
104 ドーナツ型吊り屋根

Claims (9)

  1. 廃棄物を埋立処分するための廃棄物処分場であって、
    地中に鉛直方向に筒状に形成されて廃棄物埋立用の空間を囲み、下端部が不透水層に達する地中連続壁と、
    前記地中連続壁内で前記廃棄物埋立用の空間の底部に設けられる底版と、
    前記底版の中央に立設された支柱と、
    前記支柱により支持されて前記廃棄物埋立用の空間の上方を覆う屋根と、
    含んで構成され
    前記支柱は、その内部に、前記底版の上側の前記空間からの汚染水用の揚水管、及び、前記底版の下側の砕石層からの地下水用の揚水管が配置される、廃棄物処分場。
  2. 前記支柱はRC(鉄筋コンクリート)製であり、前記汚染水用の揚水管及び前記地下水用の揚水管を巻き込んだRC密実支柱である、請求項1に記載の廃棄物処分場。
  3. 前記支柱及び前記底版はRC(鉄筋コンクリート)製であり、前記支柱は前記底版と一体化されている、請求項1又は請求項2に記載の廃棄物処分場。
  4. 前記屋根は、平屋根である、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
  5. 前記屋根は、RC(鉄筋コンクリート)製の中空スラブ屋根である、請求項1~請求項4のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
  6. 前記屋根は、前記支柱の上端部と前記地中連続壁の上端部との間に架設されて、全周で見るとドーナツ型であるドーム屋根である、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
  7. 前記屋根は、前記支柱の上端部と前記地中連続壁の上端部との間に架設されて、全周で見るとドーナツ型である吊り屋根である、請求項1~請求項3のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
  8. 前記屋根は、平面視で、前記支柱を中心とする複数の扇形の分割体により構成される、請求項1~請求項7のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
  9. 前記廃棄物埋立用の空間の上部に設けられ、前記支柱を中心として回動可能なクレーン桁を有するクレーンと、
    前記支柱と同心円状に前記底版に立設されて、前記廃棄物埋立用の空間を複数の室に仕切る円筒状の仕切壁と、
    更に含んで構成される、請求項1~請求項8のいずれか1つに記載の廃棄物処分場。
JP2018221254A 2018-11-27 2018-11-27 廃棄物処分場 Active JP7132104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018221254A JP7132104B2 (ja) 2018-11-27 2018-11-27 廃棄物処分場

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018221254A JP7132104B2 (ja) 2018-11-27 2018-11-27 廃棄物処分場

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020081979A JP2020081979A (ja) 2020-06-04
JP7132104B2 true JP7132104B2 (ja) 2022-09-06

Family

ID=70905329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018221254A Active JP7132104B2 (ja) 2018-11-27 2018-11-27 廃棄物処分場

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7132104B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230030574A1 (en) * 2021-08-02 2023-02-02 China University Of Mining And Technology Method for constructing pumping-injection well of groundwater reservoir in dump of open-pit mine

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113857026B (zh) * 2021-09-09 2024-02-13 石莹 一种固体废弃物填埋处理设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001113238A (ja) 1999-10-14 2001-04-24 Taisei Corp 既設処分場の健全化のための前処理方法
JP2001145858A (ja) 1999-11-19 2001-05-29 Kumagai Gumi Co Ltd 廃棄物処分場
JP2003300034A (ja) 2002-04-05 2003-10-21 Ohbayashi Corp クローズドシステム廃棄物処分場
JP2011194369A (ja) 2010-03-23 2011-10-06 Ohbayashi Corp 廃棄物の埋め立て処分方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3648663B2 (ja) * 1997-08-04 2005-05-18 清水建設株式会社 廃棄物処分施設
JP3897872B2 (ja) * 1997-09-25 2007-03-28 株式会社間組 廃棄物の貯留構造物、その構築方法及び埋立て方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001113238A (ja) 1999-10-14 2001-04-24 Taisei Corp 既設処分場の健全化のための前処理方法
JP2001145858A (ja) 1999-11-19 2001-05-29 Kumagai Gumi Co Ltd 廃棄物処分場
JP2003300034A (ja) 2002-04-05 2003-10-21 Ohbayashi Corp クローズドシステム廃棄物処分場
JP2011194369A (ja) 2010-03-23 2011-10-06 Ohbayashi Corp 廃棄物の埋め立て処分方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230030574A1 (en) * 2021-08-02 2023-02-02 China University Of Mining And Technology Method for constructing pumping-injection well of groundwater reservoir in dump of open-pit mine
US11673747B2 (en) * 2021-08-02 2023-06-13 China University Of Mining And Technology Method for constructing pumping-injection well of groundwater reservoir in dump of open-pit mine

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020081979A (ja) 2020-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108505805B (zh) 膨胀加强带控裂大型现浇水池及其施工方法
JP7132104B2 (ja) 廃棄物処分場
WO2007139122A1 (ja) 廃棄物処分場を覆う盛土部における設備
CN208072415U (zh) 深基坑钢筋混凝土支撑局部拆换结构
CN212427469U (zh) 一种渣土排水池结构
CN216194901U (zh) 一种用于大跨度地下车库的卸荷板式挡土墙结构
KR102256179B1 (ko) 도시 빗물 순환 시스템
CN105780809A (zh) 一种多功能沉放设备及其施工方法
CN111827705A (zh) 既有地下车库内扩建井桶状地下车库的方法
CN109403224A (zh) 盖板涵现浇顶板桁架式滑模体系及施工方法
JP3345598B2 (ja) 廃棄物の埋立ストック設備
CN111719673A (zh) 一种渣土排水池结构及渣土的压力差电磁场耦合排水方法
CN214363523U (zh) 一种景区基坑支撑结构
JP3106769B2 (ja) 廃棄物処分場
CN212865948U (zh) 一种建设施工基坑支撑结构
CN206173972U (zh) 一种格构式混凝土复合围护桩墙
KR100218546B1 (ko) 침출수 재순환과 가스취출을 겸한 쓰레기 매립조성방법
CN104963344A (zh) 砼支撑拆除和结构同步进行的深基坑地下施工方法
JP7153547B2 (ja) 半地下式廃棄物処分場及びその管理方法
JPH0341237B2 (ja)
TWI807881B (zh) 地下室開挖及結構體施作過程之中間樁、構台柱或預留開口之阻隔板體組件之結構及其工法
JP2003145085A (ja) 廃棄物処分場の埋立て方法
CN217537080U (zh) 一种岩溶排土场地基处理结构
JPH09141225A (ja) 産業廃棄物の遮断型最終処分場の構築方法
CN214497786U (zh) 排污管网检查井结构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210713

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220510

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220525

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7132104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150