JP7129192B2 - 電子機器の放熱構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器の放熱構造に関し、内部に備える回路基板上の発熱体から発生する電子機器内部の熱を効率よく電子機器外部へと放熱させることにより、電子機器の誤動作等を無くす電子機器の放熱構造に関するものである。
本発明に関する電子機器は、映像多重伝送をプラットホームとして構築し、それを様々な機器に展開可能とすることを目的の一つとして開発されているものである。そのため、あらゆる放送セグメント製品に搭載することが可能な汎用性のある小型サイズ化したハードウエア(基板ユニット)を製作することが必要とされる。
ところで、こういった電子機器を動作させると、内部の回路基板上の発熱体から熱が発生してしまうが、この熱を電子機器の外部へと効率よく放熱させないと、電子機器内部の過度な温度上昇を引き起こしてしまい、その結果、電子機器自体の誤動作や故障を招いてしまうことに繋がる。また、専用の筐体に複数取り付けると、筐体内部の温度上昇により、取り付けられている他の電子機器や、周辺機器に悪影響を及ぼす可能性がある。従って、電子機器内部にこもってしまう熱をどのようにして外部へと放熱させるかということが、重要な課題であり、そのため、従来から、様々な検討がなされてきている。
例えば、特許文献1には、前面に設けられた開閉可能な扉と、垂直方向に並んで配置され電子機器を載置する複数の電子機器棚とを有する電子機器収納家具において、最下部に放熱用空気の吸気口を設け、前記電子機器棚と前記扉との間に前記吸気口に連通し最上部の電子機器棚の上部まで貫通する前面排熱通気路を設け、前記電子機器棚の後隔壁と電子機器収納家具の後内面との間に最下部の電子機器棚の上部から電子機器収納家具の最上部まで貫通する後面排熱通気路を設け、前記電子機器棚の側隔壁と電子機器収納家具の側内面との間に最下部の電子機器棚の上部から最上部の電子機器棚の上部まで貫通する側面排熱通気路を設け、各電子機器棚の後隔壁の上部に各電子機器棚から前記後面排熱通気路に連通する後面排熱通気口を設け、各電子機器棚の側隔壁の上部に各電子機器棚から前記側面排熱通気路に連通する側面排熱通気口を設け、前記側面排熱通気路の上部に前記側面排熱通気路から前記後面排熱通気路に連通する通気路連絡開口を設け、前記後面排熱通気路の最上部に排気口に連通する排熱ファンを設けたことを特徴とする電子機器収納家具が開示されている。
この技術によれば、放熱用空気の通気路に、後面排熱通気路と側面排熱通気路とを設けることによって、排熱ファンによる前面排熱通気路からの放熱用空気の吸い出し性を向上させることができ、発熱量が大きな電子機器の放熱を、必要最低限の排熱ファン消費電力で実現できるとしている。
また、特許文献2には、発熱素子を設けた電子機器を収納する制御箱の外側に通風路と、前記発熱素子を背面に設けた放熱フィンと、前記通風路に設け前記放熱フィンに冷却空気を吹きつける冷却ファンとを備えた電子機器の冷却装置において、下部に入気口を設け上部に排気口を設けた前記制御箱内部と通風路とを分離する仕切り板と、前記入気口の外側に冷却空気が前記放熱フィンの表面にほぼ垂直に吹きつけるように設けた軸流形の冷却ファンと、前記排気口に前記冷却空気を前記制御箱の側壁に沿って案内する空気案内板とを設けたことを特徴とする電子機器の冷却装置が開示されている。
この技術によれば、冷却ファンを制御箱の側壁に沿った扁平なスペースの中に取りつけてあるので、制御箱の電子機器を取りつけた背面のデッドスペースを少なくすると共に、冷却空気を制御箱の外側を通すので冷却効率を高く維持できるとしている。
特開平5-176817号公報 実開平5-15487号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、確かに、電子機器を取り付ける筐体内部の放熱は可能であるが、筐体の構造が複雑なものとなり、大掛かりで製造コストが高くなってしまう。また、電子機器単独での内部放熱ができるものではないため、電子機器自体の誤動作や故障が生じてしまうおそれがある。
また、特許文献2の技術は、制御箱の側壁に沿った扁平なスペースに冷却ファンを配置させるものであるため、発熱体に直接エアを吹き付けることができず、改良の余地があると指摘されている。また、制御箱の外側にスペースを構築しないとならないため、電子機器の配設に様々な制約が生じ、使い勝手が悪いとされている。
本発明は、上述の課題を解決するためのもので、電子機器内部に溜まる熱を効率よく排出することで、電子機器自体の誤動作や故障を減らすことができ、また、筐体に取り付ける際に、他の電子機器や、周辺機器に悪影響を及ぼさない電子機器の放熱構造を提供することにある。
上述の課題に対応するため、本発明は、以下の技術的手段を講じている。
即ち、請求項1記載の発明は、天板と、底板と、前面板と、背面板と、左側板、及び右側板によって形成されるとともに、内部には、発熱体が搭載された回路基板が配置されてなる電子機器の熱を外部へと放熱させる電子機器の放熱構造であって、前記回路基板は、前記天板と、前記発熱体とが、相対する向きで、且つ、前記電子機器内部を前記天板側の上層及び前記底板側の下層に区分けされるよう配置されているとともに、前記前面板側の所定箇所には、前記上層及び前記下層を連通させる連通口が形成され、前記背面板の壁面には、前記回路基板を境にして、前記下層側となる位置にエアを吸気可能とする吸気部と、前記上層側となる位置にエアを排気可能とする排気部とが形成され、前記回路基板の、前記発熱体が搭載された面上であって、且つ、当該発熱体よりも前記前面板側には、前記吸気部から前記電子機器の内部に吸気され、且つ、前記連通口を通じて前記上層に流入してくるエアを引き込み、前記発熱体方向に向けて吹き付ける冷却ファンユニットが配置されており、前記冷却ファンユニットは、冷却ファンと、前記左側板、及び右側板に、それぞれ取り付けられ、前記冷却ファンを前記発熱体側に対向する位置に配設するベース部と、当該ベース部の前記発熱体に対向する側の所定箇所に、ねじ部をもって軸動可能に取り付けられた1対の羽根部と、を備え、前記羽根部を前記ねじ部を軸中心にして軸動させることにより、それぞれの配置角度を調整することで、前記発熱体方向に向けて吹き付けるエアの風速を制御することができ、前記ベース部は、前記左側板、及び右側板に、それぞれ、前記発熱体に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられており、当該ベース部を摺動させ、前記冷却ファンと前記発熱体との距離を変動させることにより、前記発熱体方向に向けて吹き付けるエアの風量を制御できることを特徴とする電子機器の放熱構造である。
そして、請求項記載の発明は、請求項1記載の電子機器の放熱構造であって、前記ベース部は、前記冷却ファンを配設するための冷却ファン配設部を備えており、当該冷却ファン配設部は、前記冷却ファンを挿置するための開口部と、当該開口部のうち、少なくとも、上辺及び両側辺からそれぞれ前記発熱体方向に、所定長さに延設されてなる各壁部を有し、当該各壁部の所定箇所に前記冷却ファンを固定配設する構成となっていることを特徴としている。
また、請求項記載の発明は、請求項記載の電子機器の放熱構造であって、前記羽根部は、前記各壁部のうち、前記左側板、及び右側板に対向する壁部に、それぞれ、ねじ部をもって軸動可能に取り付けられていることを特徴としている。
またさらに、請求項記載の発明は、天板と、底板と、前面板と、背面板と、左側板、及び右側板によって形成されるとともに、内部には、発熱体が搭載された回路基板が配置されてなる電子機器の熱を外部へと放熱させる電子機器の放熱構造であって、前記回路基板は、前記天板と、前記発熱体とが、相対する向きで、且つ、前記電子機器内部を前記天板側の上層及び前記底板側の下層に区分けされるよう配置されているとともに、前記前面板側の所定箇所には、前記上層及び前記下層を連通させる連通口が形成され、前記背面板の壁面には、前記回路基板を境にして、前記下層側となる位置にエアを吸気可能とする吸気部と、前記上層側となる位置にエアを排気可能とする排気部とが形成され、前記回路基板の、前記発熱体が搭載された面上であって、且つ、当該発熱体よりも前記前面板側には、前記吸気部から前記電子機器の内部に吸気され、且つ、前記連通口を通じて前記上層に流入してくるエアを引き込み、前記発熱体方向に向けて吹き付ける冷却ファンユニットが配置されており、前記冷却ファンユニットは、冷却ファンと、前記左側板、及び右側板に、それぞれ、前記発熱体に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられた、前記冷却ファンを前記発熱体側に対向する位置に配設するベース部と、当該ベース部の前記発熱体に対向する側の所定箇所に、一端が、前記ベース部の摺動方向に対して直角の方向に沿って所定範囲で摺動可能に取り付けられるとともに、他端が、前記左側板、及び右側板それぞれに固定された1対の羽根部と、を備え、前記ベース部を摺動させることにより、前記羽根部の一端が摺動することで、当該羽根部の配置角度が調整され、前記発熱体方向に向けて吹き付けるエアの風速を制御できることを特徴とする電子機器の放熱構造である。
そして、請求項記載の発明は、請求項記載の電子機器の放熱構造であって、前記ベース部は、その上辺の所定範囲において、前記発熱体方向に、所定長さに延設されてなる上壁部を有し、当該上壁部の両端近傍に、前記羽根部の一端が、それぞれ摺動可能に取り付けられていることを特徴している。
さらに、請求項記載の発明は、請求項1~何れか1項記載の電子機器の放熱構造であって、前記左側板と、前記右側板には、それぞれ、前記前面板と、背面板を結ぶ線上に沿って所定範囲に渡り切り欠き部が形成されており、前記回路基板は、その両端辺の所定範囲が、前記切り欠き部から外部に突き出した状態に配置されていることを特徴としている。
本発明によれば、電子機器単独で、電子機器内部に溜まる熱を効率よく排出できるため、電子機器自体の誤動作や故障を大幅に減らすことが可能となり、また、例えば、筐体に、複数取り付ける際に、取り付けやすく、さらに、他の電子機器や、周辺機器に悪影響を及ぼさないという効果を奏する。
また、さらに、本発明によれば、冷却ファンユニットのベース部を摺動させることや、羽根部を軸動させることによる羽根部の配置角度を調整することができるため、回路基板上の発熱体に吹き付けるエアの風速や、風量を的確に制御することができる。
本発明に係る電子機器の放熱構造の第1の実施形態を示したもので、天板を開放した状態の斜視図である。 本発明に係る電子機器の放熱構造の第1実施形態を示した、左側板側からの断面図である。 本発明に係る電子機器の放熱構造の第1の実施形態を示した、背面板側から見た図である。 本発明に係る電子機器の放熱構造の第1の実施形態における電子機器を筐体に挿置させる状態を表した図である。 本発明に係る電子機器の放熱構造の第2の実施形態を示したもので、天板を開放した状態の斜視図である。 本発明に係る電子機器の放熱構造の放熱効率性を確認する実験結果を示したもので、(a)は、本発明に係る電子機器の放熱構造における温度分布、(b)は、従来の電子機器の放熱構造における温度分布を表している。
本発明に係る電子機器の放熱構造の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る電子機器の放熱構造の第1の実施形態を示したもので、天板を開放した状態の斜視図で、図2は、本発明に係る電子機器の放熱構造の第1実施形態を示した、左側板側からの断面図である。そして、図3は、本発明に係る電子機器の放熱構造の第1の実施形態を示した、背面板側から見た図で、図4は、本発明に係る電子機器の放熱構造の第1の実施形態における電子機器を筐体に挿置させる状態を表した図である。
そして、符号については、10が電子機器の放熱構造、12が電子機器、14が天板、16が底板、18が前面板、20が背面板、22が左側板、24が右側板、26が発熱体、28が回路基板、30が上層、32が下層、34が連通口、36が吸気部、38が排気部、40が冷却ファンユニット、42が冷却ファン、44がベース部、46がねじ部、48が羽根部、50がベース部摺動孔、52が冷却ファン配設部、54が開口部、56が壁部、58が軸支片部、60が上壁部、64が切り欠き部、66がBNCコネクタ、68が接続部、70が筐体、72がレールガイド、74がスライド軸を示している。
まず、本実施形態における電子機器の放熱構造10は、図1~3に示すように、天板14と、底板16と、前面板18と、背面板20と、左側板22、及び右側板24によって形成されるとともに、内部には、発熱体26(FPGA)が搭載された回路基板28が配置されてなる電子機器12の熱を外部へと放熱させるものである。
そして、回路基板28が、天板14と、発熱体26が、相対する向きで、且つ、電子機器12内部を天板14側の上層30及び底板16側の下層32に区分けされるよう配置されているとともに、前面板18側の所定箇所には、上層30及び下層32を連通させる連通口34が形成され、背面板20の壁面には、回路基板28を境にして、下層32側となる位置にエアを吸気可能とする吸気部36と、上層30側となる位置にエアを排気可能とする排気部38とが形成されている。
また、回路基板28の、発熱体26が搭載された面上であって、且つ、発熱体26よりも前面板18側には、吸気部36から電子機器12の内部に吸気され、且つ、連通口34を通じて上層30に流入してくるエアを引き込み、発熱体26方向に向けて吹き付ける冷却ファンユニット40が配置されている。
さらに、本実施形態では、冷却ファンユニット40は、冷却ファン42と、左側板22、及び右側板24に、それぞれ取り付けられ、冷却ファン42を発熱体26側に対向する位置に配設するベース部44と、ベース部44の発熱体26に対向する側の所定箇所に、ねじ部46をもって軸動可能に取り付けられた1対の羽根部48とを備え、羽根部48をねじ部46を軸中心にして軸動させることにより、それぞれの配置角度を調整することで(両者間の角度を狭くすることで)、発熱体26方向に向けて吹き付けるエア(冷却風)の風速を制御できるようになっている。
また、本実施形態では、ベース部44は、左側板22、及び右側板24に、それぞれ、発熱体26に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられており、ベース部44を摺動させ、冷却ファン42と発熱体26との距離を変動させることにより、発熱体26方向に向けて吹き付けるエアの風量を制御することもできる。
そして、ベース部44は、冷却ファン42を配設するための冷却ファン配設部52を備えており、冷却ファン配設部52は、冷却ファン42を挿置するための開口部54と、開口部54のうち、少なくとも、上辺及び両側辺からそれぞれ発熱体26方向に、所定長さに延設されてなる各壁部56を有し、各壁部56の所定箇所に冷却ファン42を固定配設する構成となっている。また、本実施形態では、羽根部48は、各壁部56のうち、左側板22、及び右側板24に対向する壁部56に、それぞれ、ねじ部46をもって軸動可能に取り付けられている。
続いて、本実施形態について、より詳細に説明する。本実施形態における電子機器12は、まず、一例として、図4に示すように、筐体70内部に1又は複数挿置して用いるもので、図1、2に示すように、内部に配置される回路基板28の天板14と相対する面には、発熱体26が搭載されているもので、本実施形態は、この発熱体26から生じる熱を効率的に外部へと放熱させることができるものである。
なお、本実施形態においては、図1に示す背面板20には、BNCコネクタ66が複数設けられており、一方、図2に示す前面板18には、接続部68が設けられ、筐体70内部のマザーボード(図示せず)に接続できるようになっている。
続いて、本実施形態は、具体的には、電子機器12の内部を回路基板28によって上層30及び下層32に区分けし、背面板20の壁面に形成された吸気部36(下層32側)から電子機器12の内部の下層32へと吸気したエア(冷却風)を連通口34を通じて上層30へと流通させ、そして、その上層30へと流通されたエアを冷却ファンユニット40を構成する冷却ファン42が、発熱体26に向けて吹き付けることで、発熱体26の温度上昇を抑える。また、例えば、発熱体26にヒートシンク(図示せず)を設けておけば、より効率的に温度上昇を押させることが可能である。
そして、発熱体26に向けて吹き付けたエアは、背面板20の壁面に形成された排気部38(上層30側)から電子機器12の外部へと排気させる。なお、連通口34は、本実施形態では、回路基板28のうち、前面板18側の角に2箇所形成されているが、これは、エアを効率的に流通させることができれば、どのような形状でも良い。
次に、本実施形態における冷却ファンユニット40は、冷却ファン42と、左側板22、及び右側板24に、それぞれ取り付けられ、冷却ファン42を発熱体26側に対向する位置に配設するベース部44と、ベース部44の発熱体26に対向する側の所定箇所に、ねじ部46をもって軸動可能に取り付けられた1対の羽根部48とを備えている。
この1対の羽根部48をねじ部46を軸中心にして軸動させることにより、それぞれの配置角度を調整することができ、発熱体26方向に向けて吹き付けるエア(冷却風)の風速を制御できるようになっている。また、本実施形態では、ベース部44は、左側板22、及び右側板24に、それぞれ、発熱体26に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられている。
つまり、図1に示すように、ベース部44の端部には、左側板22と、右側板24にそれぞれ形成されたベース部摺動孔50を通じてスライド軸74が取り付けられており、このスライド軸74を緩め、ベース部摺動孔50内で摺動させて、ベース部44を発熱体26に対して前後方向に動かすことにより、冷却ファン42と発熱体26との距離を変動させることができる。このように、冷却ファン42と発熱体26の距離を変動させることで、発熱体26方向に向けて吹き付けるエアの風量の制御も行うことができるようになっている。なお、所望の位置に変動させた後は、スライド軸74を締めることで、ベース部44の位置を固定させることができる。
続いて、本実施形態では、図1、2に示すように、ベース部44は、冷却ファン42を配設するための冷却ファン配設部52を備えている。この冷却ファン配設部52は、冷却ファン42を挿置ための開口部54と、開口部54の各側辺からそれぞれ発熱体26方向に、所定長さ延設されてなる各壁部56を有し、この各壁部56に囲まれた状態で、各壁部56の所定箇所に冷却ファン42を固定配設する構成となっている。
なお、本実施形態では、各壁部56は、開口部54の各側辺からそれぞれ延設されているが、少なくとも、開口部54の上辺と両側辺から壁部56を延設させておけば、冷却ファン42を安定して固定配設でき、また、的確にエアを発熱体26方向へと吹き付けることができる。なお、本実施形態では、壁部56のうち、開口部54の上辺から延設された壁部56の先端は、さらに、庇状に、やや下方側に傾斜するよう形成されており、この形状によって、より効率的にエアを発熱体26方向に吹き付けることが可能となっている。但し、これは本発明を限定するものではない。
続いて、本実施形態では、図1に示すように、羽根部48は、各壁部56のうち、左側板22、右側板24に対抗する壁部56に、それぞれ、ねじ部46をもって、軸動可能に取り付けられている。詳しくは、壁部56に設けられた軸支片部58に、ねじ部46をもって、羽根部48が取り付けられている。なお、本実施形態では、羽根部48は、軸支片部58に取り付けられているが、安定して動作できれば、他の部材に取り付けても良く、この構成は、本発明を限定するものではない。
次に、本実施形態では、図1、3に示すように、左側板22と、右側板24には、それぞれ、前面板18と、背面板20を結ぶ線上に沿って、所定範囲に渡り、切り欠き部64が形成されていて、回路基板28は、その両端辺の所定範囲が、切り欠き部64から外部に突き出した状態に配置されている。このように、電子機器12の外部に回路基板28の両端辺を突出させるのは、図4に示すように、電子機器12を筐体70に挿置する際に、筐体70内のレールガイド72に嵌め込み、スライドさせやすくするためである。
続いて、本発明に係る電子機器の放熱構造の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図5は、本発明に係る電子機器の放熱構造の第2の実施形態を示したもので、天板を開放した状態の斜視図である。また、符号は、62が羽根部摺動孔である以外は、図1等と同様である。なお、第2の実施形態の説明の都合上、図2~4も援用する。
まず、本実施形態における電子機器の放熱構造10は、図2、5に示すように、天板14と、底板16と、前面板18と、背面板20と、左側板22、及び右側板24によって形成されるとともに、内部には、発熱体26(FPGA)が搭載された回路基板28が配置されてなる電子機器12の熱を外部へと放熱させるものである。
そして、回路基板28が、天板14と、発熱体26が、相対する向きで、且つ、電子機器12内部を天板14側の上層30及び底板16側の下層32に区分けされるよう配置されているとともに、前面板18側の所定箇所には、上層30及び下層32を連通させる連通口34が形成され、背面板20の壁面には、回路基板28を境にして、下層32側となる位置にエアを吸気可能とする吸気部36と、上層30側となる位置にエアを排気可能とする排気部38とが形成されている。
また、回路基板28の、発熱体26が搭載された面上であって、且つ、発熱体26よりも前面板18側には、吸気部36から電子機器12の内部に吸気され、且つ、連通口34を通じて上層30に流入してくるエアを引き込み、発熱体26方向に向けて吹き付ける冷却ファンユニット40が配置されている。
さらに、本実施形態では、冷却ファンユニット40は、冷却ファン42と、左側板22、及び右側板24に、それぞれ、発熱体26に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられた、冷却ファン42を発熱体26側に対向する位置に配設するベース部44と、ベース部44の発熱体26に対向する側の所定箇所に、一端が、ベース部44の摺動方向に対して直角の方向に沿って所定範囲で摺動可能に取り付けられるとともに、他端が、左側板22と、右側板24それぞれの所定位置に固定された1対の羽根部48とを備えている。
このような構成であることから、本実施形態では、ベース部44を前後に摺動させることによって、羽根部48の一端が、羽根部摺動孔62内を摺動し、羽根部48の配置角度が調整され、その結果、発熱体26方向に向けて吹き付けるエア(冷却風)の風速を制御できるようになっている。また、本実施形態では、ベース部44を摺動させ、冷却ファン42と発熱体26との距離を変動させることにより、発熱体26方向に向けて吹き付けるエアの風量を制御することもできる。
続いて、本実施形態について、より詳細に説明する。本実施形態における電子機器12は、まず、一例として、図4に示すように、筐体70内部に1又は複数挿置して用いるもので、図2、5に示すように、内部に配置される回路基板28の天板14と相対する面には、発熱体26が搭載されているもので、本実施形態は、この発熱体26から生じる熱を効率的に外部へと放熱させることができるものである。
なお、本実施形態においては、図5に示す背面板20には、BNCコネクタ66が複数設けられており、一方、図2に示す前面板18には、接続部68が設けられ、筐体70内部のマザーボード(図示せず)に接続できるようになっている。
続いて、本実施形態は、具体的には、電子機器12の内部を回路基板28によって上層30及び下層32に区分けし、背面板20の壁面に形成された吸気部36(下層32側)から電子機器12の内部の下層32へと吸気したエア(冷却風)を連通口34を通じて上層30へと流通させ、そして、その上層30へと流通されたエアを冷却ファンユニット40を構成する冷却ファン42が、発熱体26に向けて吹き付けることで、発熱体26の温度上昇を抑える。また、例えば、発熱体26にヒートシンク(図示せず)を設けておけば、効率的に温度上昇を押させることが可能である。
そして、発熱体26に向けて吹き付けたエアは、背面板20の壁面に形成された排気部38(上層30側)から電子機器12の外部へと排気させる。なお、連通口34は、本実施形態では、回路基板28のうち、前面板18側の角に2箇所形成されているが、これは、エアを効率的に流通させることができれば、どのような形状でも良い。
次に、本実施形態における冷却ファンユニット40は、冷却ファン42と、左側板22、及び右側板24に、それぞれ、発熱体26に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられた、冷却ファン42を発熱体26側に対向する位置に配設するベース部44と、ベース部44の発熱体26に対向する側の所定箇所に、一端が、ベース部44の摺動方向に対して直角の方向に沿って所定範囲で摺動可能に取り付けられるとともに、他端が、左側板22と、右側板24それぞれに固定された1対の羽根部48とを備えている。
つまり、図5に示すように、ベース部44の端部には、左側板22と、右側板24にそれぞれ形成されたベース部摺動孔50を通じてスライド軸74が取り付けられており、このスライド軸74を緩め、ベース部摺動孔50内で摺動させて、ベース部44を発熱体26に対して前後方向に動かすことにより、冷却ファン42と発熱体26との距離を変動させることができる。
このように、冷却ファン42と発熱体26の距離を変動させることで、発熱体26方向に向けて吹き付けるエアの風量の制御ができるようになっている。なお、所望の位置に変動させた後は、スライド軸74を締めることで、ベース部44の位置を固定させることができる。
続いて、本実施形態では、図2、5に示すように、ベース部44は、冷却ファン42を配設するための冷却ファン配設部52を備えている。この冷却ファン配設部52は、冷却ファン42を挿置ための開口部54と、開口部54の両側辺からそれぞれ発熱体26方向に、所定長さ延設されてなる各壁部56を有し、この各壁部56に囲まれた状態で、各壁部56の所定箇所に冷却ファン42を固定配設する構成となっている。
また、本実施形態では、図5に示すように、ベース部44は、上辺の所定範囲において、発熱体26方向に、所定長さで延設されてなる上壁部60を有しており、この上壁部60の両端近傍に形成された羽根部摺動孔62にスライド可能な軸をもって、羽根部48の一端が、それぞれ摺動可能に取り付けられている。
つまり、ベース部44を摺動させることで、羽根部48の一端が摺動し、その結果、羽根部48の配置角度が調整され、発熱体26方向に向けて吹き付けるエア(冷却風)の風速も制御できるようになっている。このような構造であることから、本実施形態では、天板14をわざわざ開放せずとも、発熱体26方向に向けて吹き付けるエアの風量や風速の制御を行うことができるというメリットがある。
なお、図5には示していないが、例えば、上壁部60の先端を、さらに、庇状に、やや下方側に傾斜するよう形成することによって、より効率的にエアを発熱体26方向に吹き付けることが可能となる。
また、本実施形態では、図5に示すように、第1の実施形態と異なり、回路基板28の両端辺が、電子機器12の外部に突出していないが、これを第1の実施形態と同様に、左側板22と、右側板24とに、それぞれ、前面板18と、背面板20を結ぶ線上に沿って、所定範囲に渡り、切り欠き部64を形成し、回路基板28の両端辺の所定範囲を切り欠き部64から外部に突き出した状態に配置させるようにしても構わない。
電子機器12の外部に回路基板28の両端辺を突出させるような構成とすれば、図4に示すような筐体70内に、電子機器12を挿置する際に、回路基板28の両端辺をレールガイド72に嵌め込み、スライドさせれば良いため、その作業が容易なものとなる。
ここで、本発明に係る電子機器の放熱構造と、従来の電子機器の放熱構造(冷却ファン等無し)とにおける発熱体の温度測定を行い、両者を比較してみた(サーモグラフ使用)。これは、本発明に係る電子機器の放熱構造の放熱効率性を確認するための実験である。図6に示すように、(a)に示す本発明に係る電子機器の放熱構造は、(b)に示す従来の電子機器の放熱構造に比べ、発熱体の温度が、およそ9.6℃低くなることが分かった。従って、本発明に係る電子機器の放熱構造は、従来の電子機器の放熱構造に比べて、非常に有効な放熱を行うことができることになる。
本発明は、電子機器内部の熱を効率よく排熱させることができ、また、表面温度に影響を及ぼさない放熱構造であるため、特に小型の電子機器において、好適に用いることができる。また、他の電子機器や、周辺機器に悪影響を及ぼさないため、筐体に、電子機器を複数取り付ける際にも有用である。
10 電子機器の放熱構造
12 電子機器
14 天板
16 底板
18 前面板
20 背面板
22 左側板
24 右側板
26 発熱体
28 回路基板
30 上層
32 下層
34 連通口
36 吸気部
38 排気部
40 冷却ファンユニット
42 冷却ファン
44 ベース部
46 ねじ部
48 羽根部
50 ベース部摺動孔
52 冷却ファン配設部
54 開口部
56 壁部
58 軸支片部
60 上壁部
62 羽根部摺動孔
64 切り欠き部
66 BNCコネクタ
68 接続部
70 筐体
72 レールガイド
74 スライド軸

Claims (6)

  1. 天板と、底板と、前面板と、背面板と、左側板、及び右側板によって形成されるとともに、内部には、発熱体が搭載された回路基板が配置されてなる電子機器の熱を外部へと放熱させる電子機器の放熱構造であって、
    前記回路基板は、前記天板と、前記発熱体とが、相対する向きで、且つ、前記電子機器内部を前記天板側の上層及び前記底板側の下層に区分けされるよう配置されているとともに、前記前面板側の所定箇所には、前記上層及び前記下層を連通させる連通口が形成され、
    前記背面板の壁面には、前記回路基板を境にして、前記下層側となる位置にエアを吸気可能とする吸気部と、前記上層側となる位置にエアを排気可能とする排気部とが形成され、
    前記回路基板の、前記発熱体が搭載された面上であって、且つ、当該発熱体よりも前記前面板側には、前記吸気部から前記電子機器の内部に吸気され、且つ、前記連通口を通じて前記上層に流入してくるエアを引き込み、前記発熱体方向に向けて吹き付ける冷却ファンユニットが配置されており、
    前記冷却ファンユニットは、冷却ファンと、前記左側板、及び右側板に、それぞれ取り付けられ、前記冷却ファンを前記発熱体側に対向する位置に配設するベース部と、当該ベース部の前記発熱体に対向する側の所定箇所に、ねじ部をもって軸動可能に取り付けられた1対の羽根部と、を備え、
    前記羽根部を前記ねじ部を軸中心にして軸動させることにより、それぞれの配置角度を調整することで、前記発熱体方向に向けて吹き付けるエアの風速を制御することができ
    前記ベース部は、前記左側板、及び右側板に、それぞれ、前記発熱体に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられており、当該ベース部を摺動させ、前記冷却ファンと前記発熱体との距離を変動させることにより、前記発熱体方向に向けて吹き付けるエアの風量を制御できることを特徴とする電子機器の放熱構造。
  2. 前記ベース部は、前記冷却ファンを配設するための冷却ファン配設部を備えており、当該冷却ファン配設部は、前記冷却ファンを挿置するための開口部と、当該開口部のうち、少なくとも、上辺及び両側辺からそれぞれ前記発熱体方向に、所定長さに延設されてなる各壁部を有し、当該各壁部の所定箇所に前記冷却ファンを固定配設する構成となっていることを特徴とする請求項1記載の電子機器の放熱構造。
  3. 前記羽根部は、前記各壁部のうち、前記左側板、及び右側板に対向する壁部に、それぞれ、ねじ部をもって軸動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項記載の電子機器の放熱構造。
  4. 天板と、底板と、前面板と、背面板と、左側板、及び右側板によって形成されるとともに、内部には、発熱体が搭載された回路基板が配置されてなる電子機器の熱を外部へと放熱させる電子機器の放熱構造であって、
    前記回路基板は、前記天板と、前記発熱体とが、相対する向きで、且つ、前記電子機器内部を前記天板側の上層及び前記底板側の下層に区分けされるよう配置されているとともに、前記前面板側の所定箇所には、前記上層及び前記下層を連通させる連通口が形成され、
    前記背面板の壁面には、前記回路基板を境にして、前記下層側となる位置にエアを吸気可能とする吸気部と、前記上層側となる位置にエアを排気可能とする排気部とが形成され、
    前記回路基板の、前記発熱体が搭載された面上であって、且つ、当該発熱体よりも前記前面板側には、前記吸気部から前記電子機器の内部に吸気され、且つ、前記連通口を通じて前記上層に流入してくるエアを引き込み、前記発熱体方向に向けて吹き付ける冷却ファンユニットが配置されており、
    前記冷却ファンユニットは、冷却ファンと、前記左側板、及び右側板に、それぞれ、前記発熱体に対して前後、所定範囲で摺動可能となるよう、端部が取り付けられた、前記冷却ファンを前記発熱体側に対向する位置に配設するベース部と、当該ベース部の前記発熱体に対向する側の所定箇所に、一端が、前記ベース部の摺動方向に対して直角の方向に沿って所定範囲で摺動可能に取り付けられるとともに、他端が、前記左側板、及び右側板それぞれに固定された1対の羽根部と、を備え、
    前記ベース部を摺動させることにより、前記羽根部の一端が摺動することで、当該羽根部の配置角度が調整され、前記発熱体方向に向けて吹き付けるエアの風速を制御できることを特徴とする電子機器の放熱構造。
  5. 前記ベース部は、その上辺の所定範囲において、前記発熱体方向に、所定長さに延設されてなる上壁部を有し、当該上壁部の両端近傍に、前記羽根部の一端が、それぞれ摺動可能に取り付けられていることを特徴とする請求項記載の電子機器の放熱構造。
  6. 前記左側板と、前記右側板には、それぞれ、前記前面板と、背面板を結ぶ線上に沿って所定範囲に渡り切り欠き部が形成されており、前記回路基板は、その両端辺の所定範囲が、前記切り欠き部から外部に突き出した状態に配置されていることを特徴とする請求項1~何れか1項記載の電子機器の放熱構造。
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