JP7128704B2 - 航空機エンジンの補機システム - Google Patents

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Description

本発明は、航空機エンジンの補機システムに関する。
近年の電動化の流れにより航空機には電動モータが多く搭載される傾向にある(例えば、特許文献1参照)。航空機エンジンは圧縮空気を用いて始動されるのが通常であるが、電動化の一例として、電動のモータジェネレータにより始動することが考えられる。
特開2017-100568号公報
ところで、モータジェネレータの制御ユニットには、モータジェネレータをアクチュエータとして利用するインバータ機能と、モータジェネレータを発電機として利用するコンバータ機能との両方を有するものがある。しかし、インバータ機能及びコンバータ機能を有する制御ユニットは、電力量の増加に伴って大型化して、重量増加を招く問題がある。
そこで本発明は、航空機エンジンにモータジェネレータを設けながらも、モータジェネレータを制御するための装置を小型化して重量増加を抑制することを目的とする。
本発明の一態様に係る航空機エンジンの補機システムは、航空機エンジンを駆動するモータジェネレータと、前記航空機エンジンに搭載された補機を駆動する補機用モータと、前記モータジェネレータの発生電力を変換するコンバータと、前記コンバータとは別体であり、前記モータジェネレータ及び前記補機用モータを駆動可能なインバータと、前記インバータが前記モータジェネレータを制御するモータジェネレータ制御状態と、前記インバータが前記補機用モータを制御する補機用モータ制御状態とに切り替え可能なスイッチと、前記スイッチを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、モータジェネレータ駆動指令が発生したとの条件が成立したときに前記スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にし、前記条件が不成立のときに前記スイッチを前記補機用モータ制御状態にする。
前記構成によれば、コンバータをインバータとは別に設けたので、インバータ機能及びコンバータ機能の両方を有する制御ユニットに比べ、コンバータの小型化に寄与し得る。そして、インバータの駆動対象を切り替え可能とし、補機用モータを駆動するインバータが、モータジェネレータを駆動するインバータとしても利用されるので、モータジェネレータ専用にインバータを設ける必要もない。よって、航空機エンジンにモータジェネレータを設けながらも、モータジェネレータを制御するための装置を全体として小型化でき、重量増加を抑制することができる。
前記制御装置は、前記航空機エンジンの回転数が所定の閾値回転数未満であるときに前記モータジェネレータ駆動指令を発生させる構成としてもよい。
前記構成によれば、エンジン回転数が低いときにモータジェネレータでエンジンを駆動する一方で、エンジン回転数が上がってモータジェネレータによるエンジンの駆動が不要な状態ではインバータを補機用モータの駆動に利用することで、インバータを効率良く共用することができる。
前記補機用モータは、前記航空機エンジンの燃料供給ポンプを駆動するポンプ駆動用モータであり、前記閾値回転数は、前記航空機エンジンの所定の着火回転数よりも大きい値に設定されている構成としてもよい。
前記構成によれば、航空機エンジンが着火回転数よりも大きい値である閾値回転数に到達した後に、エンジンに燃料を供給するためにモータジェネレータ制御状態から補機用モータ制御状態に切り替えるので、補機用モータ制御状態が開始されてから着火完了するまでの間にモータジェネレータが機能しないことで航空機エンジンの回転数が減少しても、着火時にエンジン回転数が着火回転数を下回ることを防止できる。
前記補機用モータは、前記航空機エンジンの燃料供給ポンプを駆動するポンプ駆動用モータであり、前記スイッチは、前記インバータが前記モータジェネレータ及び前記ポンプ駆動モータの両方を制御する同時制御状態にも切り替え可能に構成されており、前記制御装置は、前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数未満であるときは、前記スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にとし、前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数に到達すると、前記スイッチを前記モータジェネレータ制御状態から前記同時制御状態に切り替え、所定の切替条件の成立後に、前記スイッチを前記同時制御状態から前記補機用モータ制御状態に切り替える構成としてもよい。
前記構成によれば、航空機エンジンの回転数が閾値回転数に到達してから着火完了するまでの間は、モータジェネレータにより航空機エンジンを駆動した状態を保ちながらポンプ駆動モータにより燃料供給が行われるので、補機用モータ制御状態が開始されてから着火されるまでの間に航空機エンジンの回転数が減少することが防止される。よって、閾値回転数を着火回転数よりも大きい値に設定する必要がなく、航空機エンジンがアイドル回転数に到達するまでに掛かる時間が長くなるのを防止できる。
前記少なくとも1つの補機用モータは、前記航空機エンジンの第1及び第2燃料供給ポンプを夫々駆動する第1及び第2ポンプ駆動用モータを含み、前記少なくとも1つのインバータは、前記第1及び第2ポンプ駆動用モータを夫々駆動可能な第1及び第2インタバータを含み、前記少なくとも1つのスイッチは、前記第1インバータと前記第1ポンプ駆動用モータとの間に介設された第1スイッチと、前記第2インバータと前記第2ポンプ駆動用モータとの間に介設された第2スイッチとを含み、前記制御装置は、前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数未満であるときは、前記第1及び第2スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にし、前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数に到達すると、前記第2スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にしたまま前記第1スイッチを前記モータジェネレータ制御状態から前記補機用モータ制御状態に切り替え、所定の切替条件の成立後に、前記第1スイッチを前記補機用モータ制御状態にしたまま前記第2スイッチを前記モータジェネレータ制御状態から前記補機用モータ制御状態に切り替える構成としてもよい。
前記構成によれば、航空機エンジンの回転数が閾値回転数に到達してから着火完了するまでの間は、モータジェネレータにより航空機エンジンを駆動した状態を保ちながら第1ポンプ駆動モータにより燃料供給が行われるので、エンジン回転数が閾値回転数に到達してから着火されるまでの間に航空機エンジンの回転数が減少することが防止される。よって、閾値回転数を着火回転数よりも大きい値に設定する必要がなく、航空機エンジンがアイドル回転数に到達するまでに掛かる時間が長くなるのを防止できる。
前記切替条件は、前記航空機エンジンの回転数が所定の自立回転閾値に到達したとの条件である構成としてもよい。
前記構成によれば、エンジン着火後もモータジェネレータでエンジンの回転を駆動し続けてエンジン回転数を自立回転閾値まで増加させるので、エンジンを安定的にアイドル回転数に到達させることができる。
前記制御装置は、前記航空機エンジンが停止した状態から前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数に到達するまでの段階で前記モータジェネレータ駆動指令を発生させる構成としてもよい。
前記構成によれば、エンジンの始動時にモータジェネレータでエンジンを駆動する一方で、エンジン始動にモータジェネレータによるエンジンの駆動が不要になった状態ではインバータを補機用モータに利用することで、インバータを効率良く共用することができる。
本発明によれば、航空機エンジンにモータジェネレータを設けながらも、モータジェネレータを制御するための装置を小型化して重量増加を抑制できる。
第1実施形態に係る航空機エンジンの補機システムのブロック図である。 図1に示す補機システムの制御を説明するフローチャートである。 図2に示す制御におけるエンジン回転数の時間的変化を示すグラフである。 第2実施形態に係る航空機エンジンの補機システムのブロック図である。 図4に示す補機システムの制御を説明するフローチャートである。 図5に示す制御におけるエンジン回転数の時間的変化を示すグラフである。 第3実施形態に係る航空機エンジンの補機システムのブロック図である。 図7に示す補機システムの制御を説明するフローチャートである。 図8に示す制御におけるエンジン回転数の時間的変化を示すグラフである。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る航空機エンジンの補機システムのブロック図である。図1に示すように、航空機エンジンの補機システム1は、エンジン2、モータジェネレータ3、燃料供給ポンプ4(補機)、ポンプ駆動用モータ5(補機用モータ)、コンバータ6、インバータ7、スイッチ8、エンジン回転数センサ9及び制御装置10を備える。
エンジン2は、航空機のガスタービンエンジンである。モータジェネレータ3は、エンジン2の始動時にエンジン回転軸に回転動力を付与してエンジン2を駆動するスタータモータ、又は、エンジン2の稼働中に回転をアシストするためにエンジン2を駆動するアシストモータとしての機能を有する。また、モータジェネレータ3は、エンジン2の始動後の稼働中にエンジン2の回転動力を用いて発電する発電機としての機能を有する。燃料供給ポンプ4は、エンジン2に燃焼用の燃料を供給するポンプである。即ち、燃料供給ポンプ4は、エンジン2に搭載された補機の一例である。ポンプ駆動用モータ5は、燃料供給ポンプ4を動作させるアクチュエータである。即ち、ポンプ駆動用モータ5は、補機用モータの一例である。なお、インバータ7が駆動する補機は、ポンプ駆動用モータ5以外の補機でもよいし、複数の補機でもよい。
コンバータ6は、モータジェネレータ3の発生電力を交流から直流に変換する。インバータ7は、モータジェネレータ3及びポンプ駆動用モータ5を駆動するもので、電源(図示せず)の直流を交流に変換する。本実施形態では、コンバータ6とインバータ7とは、互いに別体であり、別々の装置として提供されている。コンバータ6の電流が流れる回路と、インバータ7の電流が流れる回路とは、互いに異なる。
スイッチ8は、インバータ7がモータジェネレータ3を制御するモータジェネレータ制御状態(M/G制御)と、インバータ7がポンプ駆動用モータ5を制御するポンプモータ制御状態(P/M制御)と、を選択的に切り替える。エンジン回転数センサ9は、エンジン2の回転軸の回転数を検出するセンサである。
制御装置10は、モータジェネレータ駆動指令が発生したとの条件が成立したときにスイッチ8をモータジェネレータ3側に接続したモータジェネレータ制御状態とし、当該条件が不成立のときにスイッチ8をポンプ駆動用モータ5側に接続したポンプモータ制御状態(補機用モータ制御状態)にする。ここでは、モータジェネレータ制御状態では、インバータ7がモータジェネレータ3のみを駆動し、ポンプモータ制御状態では、インバータ7がポンプ駆動用モータ5のみを駆動してもよい。制御装置10は、エンジン回転数センサ9で検出されるエンジン回転数が所定値未満であるときに前記モータジェネレータ駆動指令を発生させる。例えば、制御装置10は、エンジン2が停止した状態からエンジン回転数が所定の閾値回転数RTHに到達するまでの始動初期段階に前記モータジェネレータ駆動指令を発生させる。
図2は、図1に示す補機システム1の制御を説明するフローチャートである。図3は、図2に示す制御におけるエンジン回転数の時間的変化を示すグラフである。以下、図1及び3を適宜参照しながら図2の流れに沿って説明する。まず、制御装置10は、エンジン2の停止状態においてエンジン始動指令を受信したか否かを判定する(ステップS1)。エンジン始動指令は、航空機のパイロットの操作により発生する。制御装置10は、エンジン始動指令を受信すると(ステップS1:Y)、前記モータジェネレータ駆動指令を発生させ、スイッチ8をモータジェネレータ制御状態にしてインバータ7によりモータジェネレータ3を駆動する(ステップS2)。
次いで、制御装置10は、エンジン回転数センサ9で検出されるエンジン回転数が閾値回転数RTH以上になったか否かを判定する(ステップS3)。ここで、閾値回転数RTHは、エンジン2の所定の着火回転数RIGよりも大きい値に設定されている。着火回転数RTHは、モータジェネレータ3の駆動力がなくてもエンジン2が燃料供給ポンプ4からの燃料を燃焼させることが可能な下限回転数としてエンジンの仕様に応じて決められた値である。
エンジン回転数が閾値回転数RTH未満であると判定されると(ステップS3:N)、制御装置10は、スイッチ8をモータジェネレータ制御状態に維持する(ステップS2)。他方、エンジン回転数が閾値回転数RTH以上であると判定されると(ステップS3:Y)、制御装置10は、前記モータジェネレータ駆動指令を停止し、スイッチ8をポンプモータ制御状態に切り替えてインバータ7によりポンプ駆動用モータ5を駆動する(ステップS4)。
その際、エンジン2が着火回転数RIGよりも大きい値である閾値回転数RTHに到達した後に、スイッチ8をモータジェネレータ制御状態からポンプモータ制御状態に切り替えるので、ポンプモータ制御状態が開始されてから着火完了するまでの間にモータジェネレータ3が機能しないことでエンジン回転数が減少しても、着火時にエンジン回転数が着火回転数RIGを下回ることを防止できる。そして、エンジン2の燃焼によりエンジン回転数が上昇してアイドル回転数RIDに到達することになる。
以上に説明した構成によれば、コンバータ6をインバータ7とは別に設けたので、インバータ機能及びコンバータ機能の両方を有する制御ユニットと比べ、コンバータ6は小型化され得る。例えば、インバータ機能及びコンバータ機能の両方を有するユニット(インバータ-コンバータ)は、主にスイッチング半導体素子で構成されることが多いが、コンバータ機能のみに絞ると、回路構成を全波整流及びDC-DC変換回路などの別回路で構成することもでき、コンバータをインバータ-コンバータよりも小型化できる。
そして、インバータ7の駆動対象を切り替え可能とし、ポンプ駆動用モータ5を駆動するインバータ7が、モータジェネレータ3を駆動するインバータ7としても利用されるので、モータジェネレータ専用にインバータを設ける必要もない。よって、エンジン2にモータジェネレータ3を設けながらも、モータジェネレータ3を制御するための装置を全体として小型化でき、重量増加を抑制することができる。
また、エンジン回転数が低いときにモータジェネレータ3でエンジン2を駆動する一方で、エンジン回転数が上がってモータジェネレータ3によるエンジン2の駆動が不要になった状態ではインバータ7をポンプ駆動用モータ5の駆動に利用することで、インバータ7を効率良く共用することができる。
なお、制御装置10は、エンジン2の始動時にスイッチ8をモータジェネレータ制御状態にする構成としたが、エンジン2の稼働中に同様の制御を行ってもよい。具体的には、エンジンが失火してエンジン回転数が所定値未満になったときに、モータジェネレータ駆動指令を発生させてスイッチ8をポンプモータ制御状態からモータジェネレータ制御状態に移行させ、エンジン回転数が再び所定値以上になったときに、モータジェネレータ駆動指令を停止させてスイッチ8をモータジェネレータ制御状態からポンプモータ制御状態に移行させ、再着火を行う構成としてもよい。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態に係る航空機エンジンの補機システム101のブロック図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。図4に示すように、第2実施形態の補機システム101は、エンジン2、モータジェネレータ3、燃料供給ポンプ4(補機)、ポンプ駆動用モータ5(補機用モータ)、コンバータ6、インバータ107、スイッチ108、エンジン回転数センサ9及び制御装置110を備える。
インバータ107は、複数のモータを夫々駆動する電流を互いに重畳させることで当該複数のモータを同時に駆動可能に構成されている。スイッチ108は、インバータ107がモータジェネレータ3を制御するモータジェネレータ制御状態(M/G制御)と、インバータ107がポンプ駆動用モータ5を制御するポンプモータ制御状態(P/M制御)と、インバータ107がモータジェネレータ3及びポンプ駆動モータ5の両方を制御する同時制御状態と、を選択的に切り替える。具体的には、スイッチ108は、インバータ107をモータジェネレータ3に接続する回路に介在する第1スイッチ108aと、インバータ107をポンプ駆動用モータ5に接続する回路に介在する第2スイッチ108bとを有する。
制御装置110は、エンジン2が停止した状態からエンジン回転数が閾値回転数(=着火回転数RIG)に到達するまでは、第2スイッチ108bを開いた状態で第1スイッチ108aを閉じることで、インバータ7がモータジェネレータ3のみを駆動するモータジェネレータ制御状態にする。制御装置110は、エンジン回転数が閾値回転数(=着火回転数RIG)に到達すると、第1スイッチ108aを閉じた状態のまま第2スイッチ108bを閉じることで、インバータ107がモータジェネレータ3及びポンプ駆動用モータ5の両方を駆動する同時制御状態に切り替える。制御装置110は、エンジン2の着火が完了すると、第2スイッチ108bを閉じた状態のまま第1スイッチ108aを開くことで、インバータ107がポンプ駆動用モータ5のみを駆動するポンプモータ制御状態に切り替える。
図5は、図4に示す補機システム101の制御を説明するフローチャートである。図6は、図5に示す制御におけるエンジン回転数の時間的変化を示すグラフである。以下、図4及び6を適宜参照しながら図5の流れに沿って説明する。ステップS1,S2及びS4は、第1実施形態と同じである。制御装置110は、モータジェネレータ3のみを駆動する状態において、エンジン回転数が着火回転数RIG(=閾値回転数)以上になったか否かを判定する(ステップS13)。
エンジン回転数が着火回転数RIG未満であると判定されると(ステップS13:N)、制御装置110は、スイッチ108をモータジェネレータ制御状態に維持する(ステップS2)。他方、エンジン回転数が着火回転数RIG以上であると判定されると(ステップS13:Y)、制御装置110は、スイッチ108を同時制御状態に切り替えてインバータ7によりモータジェネレータ3及びポンプ駆動用モータ5の両方を駆動する(ステップS14)。
次いで、制御装置110は、所定の切替条件が成立したか否かを判定する(ステップS15)。具体的には、エンジン2において燃料供給ポンプ4から供給される燃料により着火してエンジン回転数が増加し、エンジン回転数が所定の自立回転閾値RS以上になったか否かを判定する(ステップS15)。なお、自立回転閾値RSとは、エンジン2が着火してもエンジン2の機械抵抗等によりエンジン回転数の上昇が不十分で自立回転閾値RSに到達しなければ、エンジン2をアイドル回転数に安定的に到達させることができない回転数のことである。即ち、エンジン回転数がアイドル回転数RIDに安定的に到達するためには、エンジン回転数が着火回転数RIG以上になってから更に自立回転閾値RS以上になることが必要になる。
なお、本実施形態においては、自立回転閾値RSは、着火回転数RIGとアイドル回転数RIDとの間の値に設定されるが、必ずしもそのような値にしなくてもよい。即ち、インバータ107がモータジェネレータ3及びポンプ駆動モータ5の両方を制御する同時制御が長くなることを許容し、エンジン回転数が確実にアイドル回転数への到達することを重視する場合には、自立回転閾値RSをアイドル回転数RID以上に設定してもよい。
エンジン回転数が自立回転閾値RS以上になっていないと判定されると(ステップS15:N)、制御装置110は、同時制御状態を維持する(ステップS14)。他方、エンジン回転数が自立回転閾値RS以上になったと判定されると(ステップS15:Y)、制御装置110は、スイッチ108をポンプモータ制御状態に切り替えてインバータ107によりポンプ駆動用モータ5のみを駆動する(ステップS4)。
以上の構成によれば、エンジン回転数が閾値回転数(=着火回転数RIG)に到達してから着火が完了するまでの間は、モータジェネレータ3によりエンジン2を駆動した状態を保ちながらポンプ駆動用モータ5により燃料供給が行われるので、ポンプモータ制御状態が開始されてから着火完了するまでの間にエンジン回転数が減少することが防止される。よって、閾値回転数を着火回転数RIGよりも大きい値に設定する必要がなく、エンジン2の始動に掛かる時間が長くなるのを防止できる。
また、エンジン着火後もモータジェネレータ3とポンプ駆動用モータ5との両方を駆動する同時制御を継続すれば、モータジェネレータ3でエンジン2の回転を駆動し続けてエンジン回転数を自立回転閾値RSまで増加させることができるので、エンジン2をアイドル回転数に安定的に到達させることもできる。
なお、ステップS15においてエンジン回転数が所定の自立回転閾値RS以上になったか否かを判定する構成は必須ではない。例えば、ステップS15における切替条件は、エンジン回転数の上昇率が直前の上昇率よりも所定幅を超えて増加したとの条件でもよい。また、切替条件は、ポンプ駆動用モータ5を駆動開始してから所定時間経過したとの条件でもよい。さらに、切替条件は、エンジン2が着火完了したとの条件でもよい。即ち、スイッチ108が最終的に同時制御状態からポンプモータ制御状態に切り替えられればよい。また、図6の例では、ステップS13の閾値回転数を着火回転数RIGと同じに設定したが、当該閾値回転数を着火回転数RIGより若干大きい値にしても構わない。
(第3実施形態)
図7は、第3実施形態に係る航空機エンジンの補機システム201のブロック図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。図7に示すように、第3実施形態の補機システム201は、エンジン2、モータジェネレータ3、第1燃料供給ポンプ204A(補機)、第2燃料供給ポンプ204B、第1ポンプ駆動用モータ205A(補機用モータ)、第2ポンプ駆動用モータ205B(補機用モータ)、コンバータ6、第1インバータ207A、第2インバータ207B、第1スイッチ208A、第2スイッチ208B、エンジン回転数センサ9及び制御装置210を備える。
第1燃料供給ポンプ204A及び第2燃料供給ポンプ204Bは、それぞれエンジン2に燃料を供給する。第1ポンプ駆動用モータ205A及び第2ポンプ駆動用モータ205Bは、それぞれ第1燃料供給ポンプ204A及び第2燃料供給ポンプ204Bを駆動する。第1インバータ207A及び第2インバータ207Bは、第1ポンプ駆動用モータ205A及び第2ポンプ駆動用モータ205Bを夫々制御可能で、かつ、モータジェネレータ3を制御可能に構成されている。
第1スイッチ208Aは、第1インバータ207Aがモータジェネレータ3を制御するモータジェネレータ制御状態(M/G制御)と、第1インバータ207Aが第1ポンプ駆動用モータ205Aを制御するポンプモータ制御状態(P/M制御)とを選択的に切り替える。第2スイッチ208Bは、第2インバータ207Bがモータジェネレータ3を制御するモータジェネレータ制御状態(M/G制御)と、第2インバータ207Bが第2ポンプ駆動用モータ205Bを制御するポンプモータ制御状態(P/M制御)とを選択的に切り替える。
制御装置210は、エンジン2が停止した状態からエンジン回転数が閾値回転数(=着火回転数RIG)に到達するまでは、第1及び第2スイッチ208A,208Bをモータジェネレータ制御状態(M/G制御)にする。制御装置210は、エンジン回転数が閾値回転数(=着火回転数RIG)に到達すると、第2スイッチ208Bをモータジェネレータ制御状態にしたままの状態で第1スイッチ208Aをポンプモータ制御状態(P/M制御)に切り替える。制御装置210は、エンジン2の着火が完了すると、第1スイッチ208Aをポンプモータ制御状態にした状態のまま第2スイッチ208Bをモータジェネレータ制御状態にしたままの状態で第1スイッチ208Aをポンプモータ制御状態に切り替える。
図8は、図7に示す補機システム201の制御を説明するフローチャートである。図9は、図8に示す制御におけるエンジン回転数の時間的変化を示すグラフである。以下、図7及び9を適宜参照しながら図8の流れに沿って説明する。制御装置210は、エンジン始動指令を受信すると(ステップS1:Y)、第1及び第2スイッチ208A,208Bをモータジェネレータ制御状態にして第1及び第2インバータ207A,207Bによりモータジェネレータ3を駆動する(ステップS22)。このとき、第1及び第2インバータ207A,207Bからの各電流は互いに重畳されてモータジェネレータ3に供給される。
次いで、制御装置210は、エンジン回転数が着火回転数RIG以上になったと判定されると(ステップS13:N)、第2スイッチ208Bをモータジェネレータ制御状態に維持したまま、第1スイッチ208Aをポンプモータ制御状態に切り替えて第1インタバータ207Aにより第1ポンプ駆動用モータ205Aを駆動する(ステップS24)。
次いで、制御装置210は、エンジン2において第1燃料供給ポンプ204Aから供給される燃料により着火してエンジン回転数が増加することで、エンジン回転数が前述の自立回転閾値RS以上になったと判定されると(ステップS15:Y)、第1スイッチ208Aをポンプモータ制御状態に維持したまま、第2スイッチ208Bをポンプモータ制御状態に切り替えて第2インタバータ207Bにより第2ポンプ駆動用モータ205Bを駆動する(ステップS26)。なお、ステップS15における切替条件は、第2実施形態で述べように、自立回転閾値RSの閾値判定には限られない。
以上の構成によれば、エンジン回転数が閾値回転数(=着火回転数RIG)に到達してから着火が完了するまでの間は、モータジェネレータ3によりエンジン2を駆動した状態を保ちながら第1ポンプ駆動用モータ205Aにより燃料供給が行われるので、エンジン回転数が閾値着火回転数RIGを超えてから着火完了するまでの間にエンジン回転数が減少することが防止される。よって、閾値回転数を着火回転数RIGよりも大きい値に設定する必要がなく、エンジン2の始動に掛かる時間が長くなるのを防止できる。
また、エンジン着火後もモータジェネレータ3とポンプ駆動用モータ205Aとの両方を駆動する制御を継続すれば、モータジェネレータ3でエンジン2の回転を駆動し続けてエンジン回転数を自立回転閾値RSまで増加させることができるので、エンジン2をアイドル回転数に安定的に到達させることもできる。
また、燃料供給ポンプ204A,204B、ポンプ駆動用モータ205A,205B及びインバータ207A,207B、スイッチ208A,208Bがそれぞれ複数あるため、補機システム201の冗長化を図ることもできる。なお、図9の例では、閾値回転数を着火回転数RIGと同じに設定したが、当該閾値回転数を着火回転数RIGより若干大きい値にしても構わない。
1,101,201 補機システム
2 エンジン
3 モータジェネレータ
4,204A,204B 燃料供給ポンプ(補機)
5,205A,205B ポンプ駆動用モータ(補機用モータ)
6 コンバータ
7,107,207A,207B インバータ
8,108,208A,208B スイッチ
10,110,210 制御装置

Claims (7)

  1. 航空機エンジンを駆動するモータジェネレータと、
    前記航空機エンジンに搭載された補機を駆動する少なくとも1つの補機用モータと、
    前記モータジェネレータの発生電力を変換するコンバータと、
    前記コンバータとは別体であり、前記モータジェネレータ及び前記補機用モータを駆動可能な少なくとも1つのインバータと、
    前記インバータが前記モータジェネレータを制御するモータジェネレータ制御状態と、前記インバータが前記補機用モータを制御する補機用モータ制御状態とに切り替え可能な少なくとも1つのスイッチと、
    前記スイッチを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、モータジェネレータ駆動指令が発生したとの条件が成立したときに前記スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にし、前記条件が不成立のときに前記スイッチを前記補機用モータ制御状態にする、航空機エンジンの補機システム。
  2. 前記制御装置は、前記航空機エンジンの回転数が所定の閾値回転数未満であるときに前記モータジェネレータ駆動指令を発生させる、請求項1に記載の航空機エンジンの補機システム。
  3. 前記補機用モータは、前記航空機エンジンの燃料供給ポンプを駆動するポンプ駆動用モータであり、
    前記閾値回転数は、前記航空機エンジンの所定の着火回転数よりも大きい値に設定されている、請求項2に記載の航空機エンジンの補機システム。
  4. 前記補機用モータは、前記航空機エンジンの燃料供給ポンプを駆動するポンプ駆動用モータであり、
    前記スイッチは、前記インバータが前記モータジェネレータ及び前記ポンプ駆動モータの両方を制御する同時制御状態にも切り替え可能に構成されており、
    前記制御装置は、
    前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数未満であるときは、前記スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にし、
    前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数に到達すると、前記スイッチを前記モータジェネレータ制御状態から前記同時制御状態に切り替え、
    所定の切替条件の成立後に、前記スイッチを前記同時制御状態から前記補機用モータ制御状態に切り替える、請求項2に記載の航空機エンジンの補機システム。
  5. 前記少なくとも1つの補機用モータは、前記航空機エンジンの第1及び第2燃料供給ポンプを夫々駆動する第1及び第2ポンプ駆動用モータを含み、
    前記少なくとも1つのインバータは、前記第1及び第2ポンプ駆動用モータを夫々駆動可能な第1及び第2インタバータを含み、
    前記少なくとも1つのスイッチは、前記第1インバータと前記第1ポンプ駆動用モータとの間に介設された第1スイッチと、前記第2インバータと前記第2ポンプ駆動用モータとの間に介設された第2スイッチとを含み、
    前記制御装置は、
    前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数未満であるときは、前記第1及び第2スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にし、
    前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数に到達すると、前記第2スイッチを前記モータジェネレータ制御状態にしたまま前記第1スイッチを前記モータジェネレータ制御状態から前記補機用モータ制御状態に切り替え、
    所定の切替条件の成立後に、前記第1スイッチを前記補機用モータ制御状態にしたまま前記第2スイッチを前記モータジェネレータ制御状態から前記補機用モータ制御状態に切り替える、請求項2に記載の航空機エンジンの補機システム。
  6. 前記切替条件は、前記航空機エンジンの回転数が所定の自立回転閾値に到達したとの条件である、請求項5に記載の航空機エンジンの補機システム。
  7. 前記制御装置は、前記航空機エンジンが停止した状態から前記航空機エンジンの回転数が前記閾値回転数に到達するまでの段階で前記モータジェネレータ駆動指令を発生させる、請求項2乃至6のいずれか1項に記載の航空機エンジンの補機システム。
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