JP4158640B2 - 内燃機関の補機駆動制御装置 - Google Patents
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Description
また、これにより、クランキング〜初爆後初期の吹き上がり時のインテークマニホールド内負圧を発達させるので、燃料気化率が向上し、冷機時のHC排出を低減できる。
さらに、負荷減により、始動に必要な燃料量を低減できるので、燃費の向上を図ることができる。
しかも、始動時のフリクションを低減することができるので、例えば、バッテリ電圧が降下した状態での始動や、新車時などフリクションが高い状態での始動性を向上することができる。
また、各補機が駆動を開始するタイミングを異ならせたため、補機駆動開始時のショック(トルク落ち)を少なくできる。
図1は、本発明を適用した内燃機関の補機駆動制御装置の第1実施形態の第1実施例を示す概略構成図である。
回転数N9を最も高く設定し、いずれの設定回転数N7〜N9もアイドル回転数よりもわずかに低く設定している。
チ10の締結が開始される(G)。しかしながら、オルタネータ7は駆動開始から負荷増まで時間がかかる負荷特性を備えるため、これによりオルタネータ7の駆動負荷が加わり出す遠心クラッチ10締結開始時には、エンジン1の吹き上がりを大きく抑制するに至らない(M)。
小とし且つ所定の低回転数以上でオルタネータ7の発電量を増加させることで負荷を増減させるため、オルタネータ7作動に現存の制御を用いることができ、システムの簡素可が可能である。
図6および図7は、本発明を適用した内燃機関の補機駆動制御装置の第2実施形態を示し、図6は内燃機関の補機駆動制御装置の概略構成図、図7はエンジン始動時の動作を示すタイムチャートである。本実施形態においては、遠心クラッチに代えて電磁クラッチにより各補機の駆動軸と対応するプーリとを連結するようにしたものである。なお、第1実施形態と同じ部材には同一符号を付して説明を簡略化若しくは省略し、相違部分について詳述する。
回転数から締結完了回転数の間において所定デューティ比でトルク伝達率を徐々に増大させる(T)。これによりウォータポンプ9の駆動負荷が加わり出し、オイルポンプ9およびオルタネータ7の駆動負荷と共に、エンジン1の吹き上がりをより一層抑制する。
2 クランクシャフト
3 フライホイール
4 スタータモータ
5 クランクプーリ
6 タイミングベルト
7 オルタネータ(補機)
8 オイルポンプ(補機)
9 ウォータポンプ(補機)
10、11、12 遠心クラッチ(クラッチ機構、クラッチ手段)
13 コントローラ
14〜16 電磁クラッチ(クラッチ機構、クラッチ手段)
Claims (8)
- 内燃機関のクランクシャフトに同期して回転する複数の補機を備えた内燃機関の補機駆動制御装置において、
内燃機関のスタータモータによるクランキング回転数とアイドル回転数との間の回転数範囲において、前記補機毎に相違させて予め設定した設定回転数に機関の回転数が達するまではクランクシャフトと当該補機との連結を解除し、前記機関の回転数が前記設定回転数以上で当該補機とクランクシャフトとを連結状態とするクラッチ手段を夫々備えることを特徴とする内燃機関の補機駆動制御装置。 - 内燃機関のクランクシャフトに同期して回転する複数の補機を備えた内燃機関の補機駆動制御装置において、
前記クランクシャフトの回転を前記複数の補機に伝達する各々の経路に、内燃機関のスタータモータによるクランキング回転数とアイドル回転数との間の回転数範囲において、前記補機毎に相違させて予め設定した機関の設定回転数以上で締結するクラッチ機構を介在させたことを特徴とする内燃機関の補機駆動制御装置。 - 前記複数の補機は、機関摺動部へ潤滑油を供給するオイルポンプを含み、このオイルポンプにクランクシャフトの回転を伝達する経路に介在させたクラッチ機構に設定した設定回転数が他の補機の回転伝達経路に介在させたクラッチ機構に設定した設定回転数より低回転側に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の補機駆動制御装置。
- 前記複数の補機は、オルタネータを含み、このオルタネータにクランクシャフトの回転を伝達する経路に介在させたクラッチ機構に設定した設定回転数が他の補機の回転伝達経路に介在させたクラッチ機構に設定した設定回転数より低回転側に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の補機駆動制御装置。
- 前記複数の補機は、オルタネータおよびオイルポンプを含み、オイルポンプにクランクシャフトの回転を伝達する経路に介在させたクラッチ機構に設定した設定回転数はオルタネータにクランクシャフトの回転を伝達する経路に介在させたクラッチ機構に設定した設定回転数と同一若しくは若干高めの設定回転数であり且つその他の補機の回転伝達経路に介在させたクラッチ機構に設定した設定回転数より低回転側に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の補機駆動制御装置。
- 前記クラッチ機構が、前記設定回転数以上で締結される遠心クラッチで構成される請求項2から請求項5のいずれか一つに記載の内燃機関の補機駆動制御装置。
- 前記クラッチ機構が電磁クラッチで構成され、この電磁クラッチを前記設定回転数以上で締結させるコントローラを備える請求項2から請求項5のいずれか一つに記載の内燃機関の補機駆動制御装置。
- 前記複数の補機は、オルタネータを含み、このオルタネータのクラッチ手段は、予め設定した設定回転数まではオルタネータの発電量を最小とし且つ設定回転数以上でオルタネータの発電量を増加させることで負荷を増減させるものであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の補機駆動制御装置。
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