JP7128373B1 - 配管洗浄システム及びトンネル覆工用型枠 - Google Patents

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【課題】配管洗浄後の廃水から粗粒体を分離して確実に回収可能な配管洗浄システム及びこれを備えたトンネル覆工用型枠を提供すること。【解決手段】本発明の配管洗浄システム1は、トンネル覆工用型枠Aの基台A1上部に設置した洗浄部10と、洗浄部10の下部において基台A1の長手方向に沿って傾斜して設置した傾斜樋20と、傾斜樋20内の長手方向に沿って設置したコンベア30と、を備え、コンベア30が、複数のスプロケット31と、複数のスプロケット31に無端状に架け渡した線状捕捉体32と、スプロケット31を回転可能な駆動源33と、を有し、傾斜樋20が、洗浄部10から流下した配管洗浄後の廃水Wを集水して、排出口22から排出可能であり、線状捕捉体32によって、傾斜樋30の溝底31bから廃水W中の粗粒体W1を掻き取って傾斜樋20に沿って搬送可能に構成したことを特徴とする。本発明のトンネル覆工用型枠Aは、配管洗浄システム1を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、配管洗浄システム及びトンネル覆工用型枠に関し、特に配管洗浄後の廃水から粗粒体を分離して確実に回収可能な配管洗浄システム及びこれを備えたトンネル覆工用型枠に関する。
山岳トンネル工事では、トンネル内空に移動式のトンネル覆工用型枠を配置し、吹付コンクリート面と型枠体の外面の間に画設した打設空間内にコンクリートを打設することで、覆工コンクリートを成型する。
覆工コンクリートの打設後、コンクリート圧送用の配管は、内部を洗浄して管内に付着した残コンクリート等を洗い流す必要がある。この洗浄後の廃水は、例えば基台上のホッパ等を介して、基台の長手方向に沿って配置した排水シューター内に集水し、排水シューター下方の排出口から排出する。
ところで、この廃水内には、配管内に付着していた残コンクリートやセメント等の微粒子が含まれているため、これらの固形分が排水シューター内に堆積しないよう、排水シュートから除去する手段が必要となる。
特許文献1には、排水シューター内に堆積した残コンクリートを、ベルトコンベア又はスクリューコンベアによって排水シューターに沿って搬送して排出する装置が開示されている。
特開2011-58314号公報
従来技術には以下の問題点がある。
<1>ベルトコンベアの場合、ベルトに載せた残コンクリートの上を廃水が流れるため、残コンクリートや廃水中のセメント等の微粒子がベルトの底部やベルトと排水シューターの側壁の隙間に流れ込んで詰まりやすい。これによってベルトが摩耗して損傷するおそれがあり、また、損傷したベルトの交換には高いコストがかかる。
<2>スクリューコンベアの場合、残コンクリートや廃水中の微粒子がスクリューの回転に噛み込まれやすい。特に粒径の大きい残コンクリートが噛み込まれるとスクリューが破損するおそれがあり、スクリューの修理や交換には高いコストがかかる。
<3>いずれもベルトやスクリューに阻まれて廃水の流路が分散し、流速が弱まるため、廃水中の微粒子がベルトやスクリューと側壁の隙間に滞留しやすい。特にベルトの底部は廃水の流下方向と逆方向に移動するため、排水シューターの底面に入り込んだ微粒子を回収することが難しい。
本発明の目的は、以上のような従来技術の課題を解決するための、配管洗浄システム及びトンネル覆工用型枠を提供することにある。
本発明の配管洗浄システムは、トンネル覆工用型枠の基台上部に設置した洗浄部と、洗浄部の下部において基台の長手方向に沿って傾斜して設置した傾斜樋と、傾斜樋内の長手方向に沿って設置したコンベアと、を備え、コンベアが、複数のスプロケットと、複数のスプロケットに無端状に架け渡した線状捕捉体と、スプロケットを回転可能な駆動源と、を有し、傾斜樋が、洗浄部から流下した配管洗浄後の廃水を集水して、排出口から排出可能であり、線状捕捉体によって、傾斜樋の溝底から廃水中の粗粒体を掻き取って傾斜樋に沿って搬送可能に構成したことを特徴とする。
本発明の配管洗浄システムは、線状捕捉体がリンクチェーンからなってもよい。
本発明の配管洗浄システムは、分級装置を更に備え、分級装置は、傾斜樋の排出口と接続した回収槽であって、底面に開口部と、少なくとも廃水を透過可能なフィルタ部と、を有する回収槽と、フィルタ部の下方に接続した第1排出路と、開口部の下方に接続した第2排出路と、を有し、フィルタ部は、排出口と開口部の間に位置し、排出口から開口部に向かって下がるように傾斜していてもよい。
本発明の配管洗浄システムは、フィルタ部が、フィルタ部の傾斜方向に沿って伸びる複数のスリットバーを備え、スリットバーの断面形状は、底面側に突起した逆三角形状であってもよい。
本発明の配管洗浄システムは、分級装置が、第1排出路の下方に位置し、第1排出路から流下した廃水中の細粒体を沈殿させて廃水から分離可能な沈殿槽を備えていてもよい。
本発明のトンネル覆工用型枠は、配管洗浄システムを備えることを特徴とする。
本発明の配管洗浄システム及びトンネル覆工用型枠は、以下の効果の内少なくとも1つを備える。
<1>チェーン等の線状捕捉体を用いて、傾斜樋の溝底から粗粒体を掻き取る構成であるため、粗粒体を廃水から分離して確実に回収することができる。
<2>コンベアの構造がシンプルであるため、粗粒体の噛み込みや細粒体の詰まりによる損傷が生じにくい。また線状捕捉体の交換が容易で、交換コストも安い。
<3>廃水が溝底に沿って流れるため、流路が分散せず、かつ線状捕捉体が流路と同じ方向に移動するため流速が損なわれず、傾斜樋内に細粒体が滞留しにくい。
<4>傾斜樋の排出口に分級装置を配置することで、廃水、粗粒体、及び細粒体を自動的に分別回収することができる。これによって粗粒体や細粒体を再生骨材として再利用して資源の有効活用に資することができる(SDGs「12.つくる責任 つかう責任」)。
本発明に係る配管洗浄システムの説明図 洗浄部の説明図 傾斜樋とコンベアの説明図 分級装置の説明図 フィルタ部の説明図 本発明に係るトンネル覆工用型枠の説明図 実施例2の説明図
以下、図面を参照しながら本発明の配管洗浄システム及びトンネル覆工用型枠について詳細に説明する。
[配管洗浄システム]
<1>全体の構成(図1)
本発明の配管洗浄システム1は、トンネル覆工用型枠Aにおいて、コンクリート圧送用の配管を洗浄するための装置である。
配管洗浄システム1は、トンネル覆工用型枠Aの基台A1の上部に設置した洗浄部10と、基台A1に設置した傾斜樋20と、傾斜樋20内に設置したコンベア30と、を少なくとも備える。本例では更に、傾斜樋20の排出口22に接続した分級装置40を備える。
傾斜樋20は、洗浄部10の下方において、基台A1の側面に、基台A1の長手方向に沿って傾斜して設置する。
本例では、基台A1の片側に傾斜樋20を1本設置する。ただし傾斜樋20の本数はこれに限らず、基台A1の両側に設置してもよいし、基台A1の片側に2本以上設置してもよい。
<1.1>廃水
配管洗浄システム1の対象となる廃水Wは、配管の管内を洗浄した液体である。
廃水W中には、配管内に残ったコンクリートに由来する粗粒体W1と細粒体W2が含まれている。
粗粒体W1は、主に粗骨材と、粗骨材に固着したセメントからなる。
細粒体W2は、主に細粒材と、廃水W内に遊離したセメント粒子からなる。
ただし粗粒体W1と細粒体W2の区別は分別回収上の粒径によるものであって、必ずしも上記の物質に限らない。例えば粗骨材であっても、粒径が後述するフィルタ部41aによる分級サイズ以下であれば、細粒体W2に含まれる。
<2>洗浄部(図2)
洗浄部10は、配管を洗浄して廃水Wを集水する構成要素である。
本例では、洗浄部10が、基台A1の一方の肩部から他方の肩部に傾斜して配置した複数の洗浄台11と、基台A1の一方の肩部上において各洗浄台11の傾斜下方に配置した複数の集水槽12と、各集水槽12から下方に延出した排水管13と、を備える。
洗浄台11は、配管を洗浄するための作業台である。
本例では洗浄台11として、断面略コの字形のシュートを採用し、流路上端を基台A1における一方の肩部上に、流路下端を他の肩部上に傾斜して配置する。
集水槽12は、洗浄台11から流れる廃水Wを集めるための槽である。
本例では集水槽12として、中央底部に排水口を設けたホッパを採用する。
集水槽12の排水口から下方に排水管13を接続し、集水槽12内の廃水Wを傾斜樋20内に流下させる鉛直方向の流路を構成する。
なお洗浄部10の構造は上記に限らず、要は配管の洗浄に係る廃水Wを集水して傾斜樋20に流下可能な構造であればよい。
<3>傾斜樋(図3)
傾斜樋20は、廃水Wを流下させて排出する樋である。
傾斜樋20は、基台A1の側方に、水平方向に対して傾斜して設置する。
本例では傾斜樋20として、上方が開放した樋本体21と、樋本体21の下端付近に設けた排出口22と、を備える樋を採用する。
本例では樋本体21が、2枚の側壁21aと、断面略V字状の溝底21bとを備える。ただし、溝底21bは、断面略U字状、断面略コ字状であってもよい。
また、樋本体21は、管内を洗浄部10の排水管13と連通した管体であってもよい。
樋本体21内には、その長手方向に沿ってコンベア30を配置する。
<4>コンベア(図3)
コンベア30は、廃水W中の粗粒体W1を捕捉して回収するための部材である。
コンベア30は、複数のスプロケット31と、スプロケット31間に無端状に架け渡した線状捕捉体32と、スプロケット31を回転可能な駆動源33と、少なくとも備える。
スプロケット31は、線状捕捉体32を往復循環させるための部材である。
スプロケット31は、往復する2本の線状捕捉体32の内、下方の線状捕捉体32が溝底21bを掻き取り可能な高さに設置する。
本例では、2つのスプロケット31を採用し、第1のスプロケット31を樋本体21の上端付近において2枚の側壁21aの間に軸支し、第2のスプロケット31を後述する分級装置40の回収槽41の内壁の間に軸支する。
ただしスプロケット31はこれに限らず、3つ以上設けてもよい。また、第2のスプロケット31を樋本体21に軸支してもよい。
線状捕捉体32は、溝底21bから粗粒体W1を掻き取って搬送する部材である。
本例では、線状捕捉体32としてリンクチェーンを採用し、チェーンの目をスプロケット31の突起に係合して、第1のスプロケット31と第2のスプロケット31の間に架け渡す。
ただし線状捕捉体32はこれに限らず、ローラーチェーンやワイヤ等であってもよい。
駆動源33は、スプロケット31を回転させるための部材である。
本例では、駆動源33として減速機付の電動機を採用し、電動機の回転軸を、側壁21aを貫通して第1のスプロケット31に軸支する。
<5>分級装置(図4)
分級装置40は、廃水W中から、粗粒体W1と細粒体W2を分離回収するための装置である。
分級装置40は、傾斜樋20の排出口22と接続した回収槽41と、回収槽41の下方に接続した第1排出路42と、回収槽41の下方に接続した第2排出路43と、を少なくとも備える。
本例では、第1排出路42の下方に設置した沈殿槽44と、第2排出路の下方に設置した回収容器45と、を更に備える。
回収容器45は、主に粗粒体W1を回収するための容器である。回収容器45として、例えばフレキシブルコンテナバッグ等を採用することができる。
<5.1>回収槽
回収槽41は、廃水W中から主に粗粒体W1を分離するための部材である。
回収槽41は、概ね底面が傾斜した函形状を呈し、底面にフィルタ部41aと、開口部41bと、を少なくとも備える。
詳細には、回収槽41は、側壁が排出口22と接続し、底面が排出口22側から反対側の側壁に向かって下がるように傾斜し、底面の傾斜上方にフィルタ部41aが位置し、底面の傾斜下方に開口部41bが位置する。
本例では、回収槽41の側壁間にコンベア30のスプロケット31が軸支され、回収槽41内に線状捕捉体32の下端部が延在する。
<5.1.1>フィルタ部(図5)
フィルタ部41aは、少なくとも廃水Wを透過する面である。
フィルタ部41aの目合い(間隙)は、廃水Wを透過し、かつ粗粒体W1を捕捉可能な間隔とする。
本例では、フィルタ部41aとして、回収槽41底面の傾斜方向に沿って伸びる複数のスリットバーからなる、縦格子構造を採用する。
スリットバーの間隔は粗粒体W1の粒径より小さく、かつ細粒体W2の粒径より大きく設定する。すなわち、本例のフィルタ部41aは、廃水Wと細粒体W2を透過するが、粗粒体W1は透過しない。
本例では、スリットバーの断面形状を、底面側に突起した逆三角形状とする。これによって、スリットバーの側面と透過する細粒体W2との接点が小さくなるため、目詰まりしにくく透過性が高くなる。
<5.2>第1排出路
第1排出路42は、少なくとも廃水Wを排出するための管路である。
第1排出路42は、フィルタ部41aの下方に接続する。
本例では第1排出路42の下部は、沈殿槽44の上方に延出し、回収槽41のフィルタ部41aを透過した廃水Wと細粒体W2を、沈殿槽44内へ排出する。
<5.3>第2排出路
第2排出路43は、粗粒体W1を排出するための管路である。
第2排出路43は、開口部41bの下方に接続する。
本例では第2排出路43の下部は、回収容器45の上方に延出し、回収槽41のフィルタ部41aを透過できずに開口部41bへ落下した粗粒体W1を、回収容器45内へ排出する。
<5.4>沈殿槽
沈殿槽44は、廃水W中の細粒体W2を沈殿させるための槽である。
沈殿槽44は、沈殿部44aと、排出部44bと、を少なくとも備える。
沈殿部44aは、上方が開放した桶構造を呈し、第1排出路42から排出された廃水Wと廃水W内の細粒体W2を一次的に受け入れる。沈殿部44aの側壁の上方には、廃水Wを排出するための切欠きを備える。
排出部44bは、断面略コ字状のシュート形状を呈し、沈殿部44aの切り欠きから外側に向けて、下向きに傾斜して延出する。
<6>使用方法
本発明の配管洗浄システムは、例えば以下のように使用する。
覆工コンクリートの打設後、コンクリート圧送用の配管を分解し、洗浄台11上で配管の内部を洗浄する。洗浄後の廃水Wは、洗浄台11の傾斜に沿って、集水槽12内に集まり、排水管13を通って下方の傾斜樋20内に流れる(図2)。
廃水Wは、更に傾斜樋20の樋本体21内を下方に移動して、廃水W内の細粒体W2と共に、排出口22から分級装置40内に流れ込む。
一方、廃水W中の粗粒体W1は、廃水Wと共に流下する僅かな量を除いて、排水管13直下の溝底21bに堆積する。
そこで、コンベア30の駆動源33を起動させて、下方の線状捕捉体32を溝底21bに沿って排出口22側へ移動させる。これによって、溝底21bに堆積した粗粒体W1を掻き取って、排出口22から分級装置40内に掃き出すことができる(図3)。
なお、線状捕捉体32の移動方向を反対にすることで、粗粒体W1を廃水Wとは別に、樋本体21の上端部側から排出することも可能である。
分級装置40の回収槽41内に入った廃水W、粗粒体W1、及び細粒体W2は、まず回収槽41底面のフィルタ部41a上に流れ、ここで廃水Wと細粒体W2はフィルタ部41aを透過して第1排出路42を通り、沈殿槽44内に流下する(図4)。
沈殿槽44内において、細粒体W2は沈殿部44a内に堆積し、上澄みの廃水Wは排出部44bを通って外部へ排出される(細粒体の分離回収)。
一方、粗粒体W1は、傾斜したフィルタ部41a上を通過して、開口部41b内に落下し、第2排出路を通って、回収容器45内に落下する(粗粒体の分離回収)。
<7>トンネル覆工用型枠(図6)
トンネル覆工用型枠Aは、トンネル内を少なくともトンネル延長方向に移動可能な基台A1と、基台A1上に昇降自在に架設した型枠体A2と、基台A1に設置した配管洗浄システム1と、を少なくとも備える。
基台A1は、概ね門形に組んだ複数の鋼材をトンネル延長方向に連結してなる枠状体である。
基台A1内には、コンクリートを打設するための配管(不図示)を備える。
基台A1の下部には移動用の車輪を備える。
基台A1と型枠体A2の間には、覆工コンクリートの打設時に型枠体A2を展開する展開装置を備える。
[フィルタ部の他の実施例]
フィルタ部41aは実施例1の構造に限られない。
フィルタ部41aは、断面円形の複数のスリットバーからなる縦格子構造(図7(a))、断面円形の複数のスリットバーを縦横に組んでなる格子構造(図7(b))、有孔板(図7(c))、金網等であってもよい。
要は、少なくとも廃水Wを透過でき、かつ粗粒体W1の大部分を捕捉可能な目合い(間隙)を備えていればよい。
1 配管洗浄システム
10 洗浄部
11 洗浄台
12 集水桶
13 排水管
20 傾斜樋
21 樋本体
21a 側壁
21b 溝底
22 排出口
30 コンベア
31 スプロケット
32 線状捕捉体
33 駆動源
40 分級装置
41 回収槽
41a フィルタ部
42b 開口部
42 第1排出路
43 第2排出路
44 沈殿槽
44a 沈殿部
44b 排出部
45 回収容器
A トンネル覆工用型枠
A1 基台
A2 型枠体
W 廃水
W1 粗粒体
W2 細粒体

Claims (5)

  1. トンネル覆工用型枠において、コンクリート圧送用の配管を洗浄するための配管洗浄システムであって、
    前記トンネル覆工用型枠の基台上部に設置した洗浄部と、
    前記洗浄部の下部において前記基台の長手方向に沿って傾斜して設置した傾斜樋であって、断面略V字状の溝底を有する傾斜樋と、
    前記傾斜樋内の長手方向に沿って設置したコンベアと、を備え、
    前記コンベアが、複数のスプロケットと、前記複数のスプロケットに無端状に架け渡したリンクチェーンからなる線状捕捉体と、前記スプロケットを回転可能な駆動源と、を有し、
    前記傾斜樋が、前記洗浄部から流下した前記配管洗浄後の廃水を集水して、排出口から排出可能であり、
    前記線状捕捉体によって、前記傾斜樋の前記溝底から前記廃水中の粗粒体を掻き取って前記傾斜樋に沿って前記排出口から排出可能に構成したことを特徴とする、
    配管洗浄システム。
  2. 分級装置を更に備え、前記分級装置は、前記傾斜樋の排出口と接続した回収槽であって、底面に開口部と、少なくとも前記廃水を透過可能なフィルタ部と、を有する回収槽と、前記フィルタ部の下方に接続した第1排出路と、前記開口部の下方に接続した第2排出路と、を有し、前記フィルタ部は、前記排出口と前記開口部の間に位置し、前記排出口から前記開口部に向かって下がるように傾斜することを特徴とする、請求項1に記載の配管洗浄システム。
  3. 前記フィルタ部は、前記フィルタ部の傾斜方向に沿って伸びる複数のスリットバーを備え、前記スリットバーの断面形状は、底面側に突起した逆三角形状であることを特徴とする、請求項に記載の配管洗浄システム。
  4. 前記分級装置は、前記第1排出路の下方に位置し、前記第1排出路から流下した前記廃水中の細粒体を沈殿させて前記廃水から分離可能な沈殿槽を備えることを特徴とする、請求項又はに記載の配管洗浄システム。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の配管洗浄システムを備えることを特徴とする、
    トンネル覆工用型枠。
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