JP7128014B2 - ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法 - Google Patents

ワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法 Download PDF

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本発明は、ワイヤ電極を用いて加工対象物を加工するワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法に関する。
下記に示す特許文献1には、ワイヤ電極と加工対象物との間に形成される極間に電圧を印加して放電を発生させることで、加工対象物を加工するワイヤ放電加工機が開示されている。
特許第3245087号公報
ここで、ワイヤ電極と加工対象物との間に生ずる浮遊容量は、加工対象物の形状および大きさによって変動する。この浮遊容量が変動すると、極間の電圧波形が変動してしまうため、加工が不安定になってしまう。
そこで、本発明は、浮遊容量の変動によって加工が不安定になることを防止するワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、ワイヤ電極と加工対象物との間で形成される極間に電圧を印加して放電を発生させることで、前記加工対象物に対して放電加工を行うワイヤ放電加工機であって、前記極間に所定電圧を印加する電源部と、前記電源部を制御して、前記極間のピーク電圧が予め決められた基準電圧となるように前記所定電圧の印加時間を、前記加工対象物の形状および大きさに応じて変化させる電源制御部と、を備える。
本発明の第2の態様は、ワイヤ電極と加工対象物との間で形成される極間に所定電圧を印加する電源部を有するワイヤ放電加工機が、前記加工対象物に対して放電加工を行うワイヤ放電加工方法であって、前記電源部を制御して、前記極間のピーク電圧が予め決められた基準電圧となるように前記所定電圧の印加時間を、前記加工対象物の形状および大きさに応じて変化させる電源制御ステップを含む。
本発明によれば、浮遊容量の変動によって加工が不安定になることを防止することができる。
実施形態に係るワイヤ放電加工機の概略的な構成を例示する図である。 図2Aは、加工対象物が小さい場合における浮遊容量と極間電圧とを例示する図であり、図2Bは、加工対象物が大きい場合における浮遊容量と極間電圧とを例示する図である。 実施形態に係るワイヤ放電加工機による加工処理のフローチャートである。
本発明に係るワイヤ放電加工機およびワイヤ放電加工方法について、好適な実施形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
[実施の形態]
図1は、本実施形態に係るワイヤ放電加工機10の概略的な構成を例示する図である。ワイヤ放電加工機10は、ワイヤ電極12と加工対象物(ワーク)14との間に形成される極間16に電圧を印加して放電を発生させることにより、加工対象物14に対し放電加工を施す工作機械である。
ワイヤ放電加工機10は、電源部18、電源制御部20、およびテーブル22等を備える。なお、テーブル22は、導電性の部材、例えば、金属で形成されている。
電源部18は、極間16に所定電圧(一定電圧)を印加する。電源部18は、正極性の電圧と負極性の電圧とを極間16に印加することができる。
電源部18は、直流電源24、および、4つのスイッチ26A、26B、26C、26Dを有する。本実施の形態では、この直流電源24の電圧を所定電圧とする。
スイッチ26Aは、直流電源24の負極端子とワイヤ電極12とに接続されており、スイッチ26Bは、直流電源24の負極端子とテーブル22とに接続されている。スイッチ26Cは、直流電源24の正極端子とテーブル22とに接続されており、スイッチ26Dは、直流電源24の正極端子とワイヤ電極12とに接続されている。
スイッチ26A、26Cがオンになると、正極性の電圧が極間16に印加される。一方、スイッチ26B、26Dがオンになると、負極性の電圧が極間16に印加される。このスイッチ26A、26Cがともにオンになる時間が、極間16に所定電圧が印加される印加時間Tとなる。また、スイッチ26B、26Dがオンになる時間が、極間16に所定電圧が印加される印加時間Tとなる。
電源制御部20は、電源部18を制御することで、所定電圧を印加する印加時間Tを変える。詳しくは、電源制御部20は、電源部18のスイッチ26A~26Dのオンオフを制御することで、所定電圧を印加する印加時間Tを変える。なお、電源制御部20は、正極性の電圧と負極性の電圧とが交互に極間16に印加されるように、電源部18を制御する場合もあるが、理解容易のために、電源制御部20が、極間16に正極性の電圧を印加する場合を例に挙げて説明する。
電源制御部20は、極間16のピーク電圧Vpが基準電圧Vbとなるように、所定電圧の印加時間Tを加工対象物14の形状および大きさに応じて変化させるよう電源部18を制御する。基準電圧Vbは、予め決められた電圧であり、予め決められた加工速度および加工後の加工面の表面粗さに応じて決定される。なお、上述したように、加工対象物14の形状および大きさに応じて、ワイヤ電極12と加工対象物14との間に生じる浮遊容量の大きさが変わり、極間16の電圧波形が変わる。そのため、極間16に所定電圧を印加する印加時間Tを変える必要がある。なお、浮遊容量は、ワイヤ電極12とテーブル22との間にも生じうるが、テーブル22の形状および大きさは一定であることから、ここでは、ワイヤ電極12とテーブル22との間に生じる浮遊容量については考慮せずに説明する。
以下、電源制御部20の制御について、図2A、図2Bを参照して説明する。図2Aは、加工対象物14が小さい場合における、浮遊容量と、極間16の電圧(極間電圧とも記載する)とを例示する図である。図2Bは、加工対象物14が大きい場合における浮遊容量と極間電圧とを例示する図である。図2A、図2Bにおいては、理解容易のために、加工対象物14の形状を直方体とする。
図2Aに示す場合においては、ワイヤ電極12と加工対象物14との間に生じる浮遊容量は小さいが、図2Bに示す場合では、図2Aに示す場合に比べて、ワイヤ電極12と加工対象物14との間に生じる浮遊容量は大きい。
図2Aの場合は、浮遊容量が小さいため、極間16に所定電圧を印加してから極間電圧が基準電圧Vbとなるまでの時間が短い。図2Aにおけるtは、印加開始時刻を示す。tは、極間電圧が基準電圧Vbとなる時刻を示すとともに印加終了時刻を示す。したがって、加工対象物14が小さい場合における、極間電圧が基準電圧Vbになるまでの印加時間Tは、T=t-t、となる。この印加終了時刻tにおける極間16の電圧が、ピーク電圧Vpとなる。
図2Bの場合は、浮遊容量が大きいため、極間16に所定電圧を印加してから極間電圧が基準電圧Vbとなるまでの時間が長い。図2Bにおけるtは、印加開始時刻を示す。tは、極間電圧が基準電圧Vbとなる時刻を示すとともに印加終了時刻を示す。図2Bに示されるように時刻tは、時刻tより後の時刻となっている。また、時刻tでは、極間電圧は基準電圧Vbには達していない。したがって、加工対象物14が大きい場合における、極間電圧が基準電圧Vbになるまでの印加時間Tは、T=t-t、となり、極間電圧が基準電圧Vbとなるまでの印加時間Tが、図2Aの場合よりも長くなっている。この印加終了時刻tにおける極間16の電圧が、ピーク電圧Vpとなる。
なお、極間16に生じる浮遊容量は、加工対象物14の形状によっても変化しうる。このため、極間電圧が基準電圧Vbになるまでの印加時間Tも加工対象物14の形状によっても変化しうる。このため、電源制御部20は、加工対象物14の大きさのみではなく、形状によっても、極間16への所定電圧の印加時間Tを変化させる。なお、ここでの加工対象物14の大きさと形状とは、テーブル22に載置された際のものとする。
上記制御を行うための機能ブロックとして、電源制御部20は、図1に示すようにスイッチ制御部28および記憶部30等を有する。
記憶部30には、加工対象物14の形状および大きさに応じて印加時間(印加時間を示す情報)Tが記憶されている。
スイッチ制御部28は、オペレータによる図示しない入力部の操作に基づいて、または、加工対象物14を撮像するカメラが撮像した画像に基づいて、加工を行う加工対象物14の形状および大きさを取得する。スイッチ制御部28は、当該加工対象物14の形状および大きさに対応した印加時間Tを記憶部30から読み出す。そして、スイッチ制御部28は、読み出した印加時間Tだけ電圧が印加されるように、スイッチ26A、26Cを制御する。
以下、記憶部30に記憶される、加工対象物14の形状および大きさに応じた印加時間Tの決定方法について説明する。
印加時間Tの決定のため、図1に示すように、ワイヤ放電加工機10は更に電圧検出部32を備え、電源制御部20は更に決定部34を備える。
電圧検出部32は、極間16の電圧を検出するセンサである。電圧検出部32は、検出した極間16の電圧を電源制御部20(決定部34)に出力する。
決定部34は、電圧検出部32から取得した極間16の電圧とその時間変化量等を用いて印加時間Tを決定する。決定部34は、取得した極間電圧Vの上昇の傾きを算出する。決定部34は、算出した傾きから、どの時点まで電圧を印加すれば極間電圧Vが基準電圧Vbに達するかを計算する。なお、電圧検出部32から取得した極間電圧Vの値が直線として近似できない場合には、決定部34は、極間電圧Vを曲線として近似し、この曲線上で極間電圧VがVbとなる時刻を算出し、印加時間Tを決定してもよい。
また、上述したような印加時間Tの決定以外にも、決定部34は、極間電圧VがVbになるまで(極間電圧VがVbとなったことを電圧検出部32が検出するまで)の時間を不図示のタイマで測定することにより、印加時間Tを求めてもよい。
決定部34は、印加時間Tを、加工対象物14の形状および大きさに対応付けて記憶部30に記憶する。加工対象物14の形状および大きさの取得には、不図示の入力部を介してのオペレータからの操作内容や、カメラ等が用いられる。決定部34は、テーブル22に載置されたときの加工対象物14の形状および大きさを取得する。
次に、ワイヤ放電加工機10が、上述のようにして決定され記憶された印加時間Tを用いて実行する加工処理について、図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。図3は、ワイヤ放電加工機10による加工処理のフローチャートである。スイッチ制御部28は、テーブル22に載置された加工対象物14の形状および大きさを取得する(ステップS1)。スイッチ制御部28は、ステップS1にて取得された加工対象物14の形状および大きさに対応づけられた印加時間Tを、記憶部30から取得する(ステップS2)。
スイッチ制御部28は、取得した印加時間Tの間、スイッチ26A、26CをONにする。これにより、電源部18から極間16に所定電圧が印加されて加工処理が実行される(ステップS3)。
本実施形態における電源制御部20は、例えば、プロセッサ、メモリ、およびスイッチ駆動回路等を用いて実現される。プロセッサは、例えば、シングルコア、デュアルコア、またはマルチコアのプロセッサである。メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等のメモリである。スイッチ駆動回路は、スイッチのON/OFFの切り替え動作を実行するための既存の回路である。
メモリにより上記記憶部30の機能が実現される。プロセッサが、メモリに記憶された印加時間Tやプログラム等の情報を用いて処理を実行することにより、決定部34の機能が実現される。また、プロセッサがメモリに記憶された情報を用いて処理を行い、スイッチ駆動回路を制御することにより、スイッチ制御部28の機能が実現される。なお、電源制御部20は、上記構成以外にも、専用のハードウェア等により構成されてもよい。
本実施形態に係るワイヤ放電加工機10は、上述したように、加工対象物14の形状および大きさに応じて、所定電圧を印加する印加時間Tを変化させる。これにより、加工対象物14の形状および大きさに応じて極間16に生じる浮遊容量が変動した場合であっても、加工が不安定になることを防止することができる。
なお、加工が不安定になるとは、加工面の面粗さや加工速度が変動してしまうことを意味する。具体的には、印加電圧が一定であれば、極間16のピーク電圧Vpが、所望の基準電圧Vbからずれてしまい、これにより、加工面の面粗さが所望の面粗さにならなくなりうる。また、ピーク電圧Vpが基準電圧Vbより低くなると放電が発生し難くなりワイヤ電極12が断線してしまう虞があり、断線しないように加工速度を低くすると、加工時間が長くなってしまう。
[変形例]
上記実施の形態は、以下のような変形も可能である。
上記実施形態における記憶部30は、印加時間Tを示す情報として印加時間Tそのものを記憶したが、印加時間Tを示す情報であれば何でもよい。例えば、記憶部30は、基準印加時間Tbを補正する補正値(印加時間を示す情報)を記憶してもよい。基準印加時間Tbは、予め決められた時間であり、基準電圧Vbに応じて決定される。この基準印加時間Tbは、記憶部30に記憶されている。
基準印加時間Tbを補正する補正値は、基準印加時間Tbを、加工対象物14の形状および大きさに応じた印加時間Tとなるよう補正するためのものである。例えば、補正値は、加工対象物14の形状および大きさに応じた印加時間Tと基準印加時間Tbとの差を示す情報であってもよい。また、補正値は、加工対象物14の形状および大きさに応じた印加時間Tと基準印加時間Tbの比を示す情報であってもよい。記憶部30は、加工対象物14の形状および大きさに応じて補正値を記憶する。
スイッチ制御部28は、基準印加時間Tbと補正値とを用いて得られる印加時間Tの間、所定電圧を極間16に印加するよう電源部18を制御する。
本実施形態に係るワイヤ放電加工機10によれば、記憶部30に記憶すべき情報量の削減を図ることができる。
[実施の形態から得られる技術的思想]
上記実施の形態から把握しうる技術的思想について、以下に記載する。
<第1の技術的思想>
ワイヤ電極(12)と加工対象物(14)との間で形成される極間(16)に電圧を印加して放電を発生させることで、加工対象物(14)に対して放電加工を行うワイヤ放電加工機(10)は、極間(16)に所定電圧を印加する電源部(18)と、電源部(18)を制御して、極間(16)のピーク電圧(Vp)が予め決められた基準電圧(Vb)となるように所定電圧の印加時間(T)を、加工対象物(14)の形状および大きさに応じて変化させる電源制御部(20)と、を備える。
これにより、浮遊容量の変動によって加工が不安定になることを防止することができる。
ワイヤ放電加工機(10)は、加工対象物(14)の形状および大きさに応じた印加時間(T)を示す情報を記憶した記憶部(30)を有してもよく、電源制御部(20)は、記憶部(30)から加工対象物(14)の形状および大きさに応じた印加時間(T)を示す情報を取得してもよい。これにより、加工対象物(14)の加工の度に印加時間(T)をどれだけにするか決定する必要がなくなり、加工時における処理負荷の低減を図ることができる。
ワイヤ放電加工機(10)において、記憶部(30)に記憶されている印加時間(T)を示す情報は、予め決められた基準印加時間(Tb)を補正する補正値であってもよく、電源制御部(20)は、印加時間(T)を示す情報に基づいて補正した基準印加時間(Tb)だけ、極間(16)に所定電圧を印加させてもよい。これにより、印加時間(T)そのものを記憶する場合に比べ、記憶部(30)に記憶されるデータ量の削減を図ることができる。
<第2の技術的思想>
ワイヤ電極(12)と加工対象物(14)との間で形成される極間(16)に所定電圧を印加する電源部(18)を有するワイヤ放電加工機(10)が、加工対象物(14)に対して放電加工を行うワイヤ放電加工方法は、電源部(18)を制御して、極間(16)のピーク電圧(Vp)が予め決められた基準電圧(Vb)となるように所定電圧の印加時間(T)を、加工対象物(14)の形状および大きさに応じて変化させる電源制御ステップを含む。
これにより、浮遊容量の変動によって加工が不安定になることを防止することができる。
ワイヤ放電加工方法は、加工対象物(14)の形状および大きさに応じた印加時間(T)を示す情報を記憶部(30)に記憶する記憶ステップを含んでもよく、電源制御ステップは、記憶部(30)から加工対象物(14)の形状および大きさに応じた印加時間(T)を示す情報を取得してもよい。これにより、加工対象物(14)の加工の度に印加時間(T)をどれだけにするか決定する必要がなくなり、加工時における処理負荷の低減を図ることができる。
ワイヤ放電加工方法において、記憶部(30)に記憶されている印加時間(T)を示す情報は、予め決められた基準印加時間(Tb)を補正する補正値であってもよく、電源制御ステップは、印加時間(T)を示す情報に基づいて補正した基準印加時間(Tb)だけ、極間(16)に所定電圧を印加させるステップでもよい。これにより、印加時間(T)そのものを記憶する場合に比べ、記憶部(30)に記憶されるデータ量の削減を図ることができる。
10…ワイヤ放電加工機 12…ワイヤ電極
14…加工対象物 16…極間
18…電源部 20…電源制御部
22…テーブル 24…直流電源
26A、26B、26C、26D…スイッチ
28…スイッチ制御部 30…記憶部
32…電圧検出部 34…決定部
T…印加時間 Tb…基準印加時間
V…極間電圧 Vb…基準電圧
Vp…ピーク電圧

Claims (6)

  1. ワイヤ電極と加工対象物との間で形成される極間に電圧を印加して放電を発生させることで、前記加工対象物に対して放電加工を行うワイヤ放電加工機であって、
    前記極間に所定電圧を印加する電源部と、
    前記電源部を制御して、前記極間のピーク電圧が予め決められた基準電圧となるように前記所定電圧の印加時間を、前記加工対象物の形状および大きさに応じて変化させる電源制御部と、
    を備える、ワイヤ放電加工機。
  2. 請求項1に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記加工対象物の形状および大きさに応じた前記印加時間を示す情報を記憶した記憶部を有し、
    前記電源制御部は、前記記憶部から前記加工対象物の形状および大きさに応じた前記印加時間を示す情報を取得する、ワイヤ放電加工機。
  3. 請求項2に記載のワイヤ放電加工機であって、
    前記記憶部に記憶されている前記印加時間を示す情報は、予め決められた基準印加時間を補正する補正値であり、
    前記電源制御部は、前記印加時間を示す情報に基づいて補正した前記基準印加時間だけ、前記極間に前記所定電圧を印加させる、ワイヤ放電加工機。
  4. ワイヤ電極と加工対象物との間で形成される極間に所定電圧を印加する電源部を有するワイヤ放電加工機が、前記加工対象物に対して放電加工を行うワイヤ放電加工方法であって、
    前記電源部を制御して、前記極間のピーク電圧が予め決められた基準電圧となるように前記所定電圧の印加時間を、前記加工対象物の形状および大きさに応じて変化させる電源制御ステップを含む、ワイヤ放電加工方法。
  5. 請求項4に記載のワイヤ放電加工方法であって、
    前記加工対象物の形状および大きさに応じた前記印加時間を示す情報を記憶部に記憶する記憶ステップを含み、
    前記電源制御ステップは、前記記憶部から前記加工対象物の形状および大きさに応じた前記印加時間を示す情報を取得する、ワイヤ放電加工方法。
  6. 請求項5に記載のワイヤ放電加工方法であって、
    前記記憶部に記憶されている前記印加時間を示す情報は、予め決められた基準印加時間を補正する補正値であり、
    前記電源制御ステップは、前記印加時間を示す情報に基づいて補正した前記基準印加時間だけ、前記極間に前記所定電圧を印加させる、ワイヤ放電加工方法。
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