JP7126121B2 - 回路遮断器、及び分電盤 - Google Patents
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Description
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎない。本開示は、実施形態及び変形例に限定されることなく、この実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。下記の実施形態及び変形例において説明する各図は模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
以下、本実施形態に係る回路遮断器2、及び分電盤1の概要について、図1~図4を参照して説明する。
以下、本実施形態に係る回路遮断器2、及び分電盤1の詳細について、図1~図8を参照して説明する。
本実施形態に係る分電盤1は、図4に示すように、主幹ブレーカとしての回路遮断器2と、複数の分岐ブレーカ3と、複数の電流計測装置4と、通信アダプタ5と、キャビネット11と、外蓋12と、を備えている。複数の分岐ブレーカ3と複数の電流計測装置4とは一対一に対応している。なお、通信アダプタ5は、分電盤1に含まれていてもよいし、含まれていなくてもよい。
本実施形態に係る回路遮断器2は、図5及び図6に示すように、連動板21と、複数(図示例では2つ)の可動鉄片22と、複数(図示例では2つ)の固定側部材23と、複数(図示例では2つ)のバイメタル24と、ラッチ部材25と、を備えている。複数の可動鉄片22は、複数の電圧極と一対一に対応している。つまり、本実施形態に係る回路遮断器2は、複数の極(電圧極)と一対一に対応する複数の可動鉄片22を備えている。さらに、回路遮断器2は、フレーム26と、リンク27と、プランジャ28と、ハンドル29と、第1軸31と、第2軸32と、開閉機構33(図1参照)と、筐体200と、を備えている。
以下、回路遮断器2の遮断動作について、図1~図3を参照して説明する。図1は、回路遮断器2のオン状態を示す断面図である。図2は、回路遮断器2のオフ状態であって、開閉機構33のラッチ状態が解除された瞬間の断面図である。図3は、回路遮断器2のオフ状態であって、開閉機構33のラッチ状態が解除された後の断面図である。
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
上述の実施形態では、差込孔221の開口端縁において全周に亘ってC面取りを行うことで凹部222を形成した。これに対して、図9A及び図9Bに示す可動鉄片22Aのように、差込孔221Aの開口端縁において全周に亘って可動鉄片22Aの厚さ方向に凹ませることで凹部222Aを形成してもよい。この場合においても、熱溶着によって溶け出した突起216の一部が凹部222Aに流れ込むことによって、連動板21の支持片212に対して可動鉄片22Aを強固に固定することができる。
以下、その他の変形例を列挙する。
以上説明したように、第1の態様に係る回路遮断器(2)は、ラッチ部材(25)がラッチ位置から非ラッチ位置に移動することによって開閉機構(33)のラッチ状態が解除され、開閉機構(33)が電路(100)を遮断する。回路遮断器(2)は、連動板(21)と、可動子(22,22A)と、を備える。連動板(21)は、規制位置と許可位置との間で移動する。規制位置は、ラッチ部材(25)の非ラッチ位置への移動を規制する位置である。許可位置は、ラッチ部材(25)の非ラッチ位置への移動を許可する位置である。可動子(22,22A)は、連動板(21)と一体に設けられ、電路(100)を流れる電流の大きさに応じて移動する。
2 回路遮断器
6 第1センサ
7 第2センサ
11 キャビネット
21 連動板
22,22A 可動鉄片(可動子)
24 バイメタル
25 ラッチ部材
33 開閉機構
100 電路
221,221A 差込孔
222,222A 凹部
232 固定鉄片
400 電磁石
2121 対向面
P1 軸
Claims (13)
- ラッチ部材がラッチ位置から非ラッチ位置に移動することによって開閉機構のラッチ状態が解除され、前記開閉機構が電路を遮断する回路遮断器であって、
前記ラッチ部材の前記非ラッチ位置への移動を規制する規制位置と前記ラッチ部材の前記非ラッチ位置への移動を許可する許可位置との間で移動する連動板と、
前記連動板と一体に設けられ、前記電路を流れる電流の大きさに応じて移動する可動子と、を備え、
前記可動子は、前記可動子の厚さ方向に貫通する差込孔を有し、
前記連動板は、前記可動子の前記差込孔に差し込まれる突起を有し、
前記差込孔及び前記突起の各々の形状は、楕円状である、
回路遮断器。 - 前記可動子を含む第1センサとは異なる作動条件で作動する第2センサを更に備え、
前記連動板は、前記第2センサの作動時においても前記規制位置から前記許可位置に移動するように構成されている、
請求項1に記載の回路遮断器。 - 前記第1センサは、前記可動子を含む電磁石を用いた電磁式のセンサであり、
前記第2センサは、バイメタルを用いた熱動式のセンサである、
請求項2に記載の回路遮断器。 - 固定鉄片を更に備え、
前記可動子は、前記固定鉄片に対向して設けられた可動鉄片である、
請求項1~3のいずれか1項に記載の回路遮断器。 - 複数の極と一対一に対応する複数の前記可動鉄片を備え、
前記複数の可動鉄片は、1つの前記連動板に固定される、
請求項4に記載の回路遮断器。 - 前記可動鉄片は、前記連動板における前記固定鉄片との対向面に固定される、
請求項4又は5に記載の回路遮断器。 - 前記可動鉄片は、熱溶着によって前記連動板に結合される、
請求項4~6のいずれか1項に記載の回路遮断器。 - 前記可動鉄片における前記固定鉄片との対向部位は露出している、
請求項4~7のいずれか1項に記載の回路遮断器。 - 前記可動鉄片の形状は、互いに直交する3軸に対して180度回転対称な形状である、
請求項4~8のいずれか1項に記載の回路遮断器。 - 複数の極と一対一に対応する複数の前記可動鉄片を備え、
前記複数の可動鉄片は同一形状である、
請求項4~9のいずれか1項に記載の回路遮断器。 - 前記可動鉄片は、前記連動板の一部が差し込まれる差込孔を有し、
前記可動鉄片は、前記連動板に取り付けられた状態において、前記可動鉄片の外周縁の少なくとも一部、又は前記差込孔の内周縁の少なくとも一部が前記連動板に接触することによって、前記可動鉄片と前記固定鉄片とが対向する対向方向に平行な軸回りの回転が規制される、
請求項4~10のいずれか1項に記載の回路遮断器。 - 前記可動鉄片は、
前記連動板の一部が差し込まれる差込孔と、
前記差込孔の貫通方向において前記差込孔と連続する凹部と、を有する、
請求項4~11のいずれか1項に記載の回路遮断器。 - 請求項1~12のいずれか1項に記載の回路遮断器と、
前記回路遮断器を収納するキャビネットと、を備える、
分電盤。
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JP2018160888A JP7126121B2 (ja) | 2018-08-29 | 2018-08-29 | 回路遮断器、及び分電盤 |
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