JP7122522B2 - 行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラム - Google Patents

行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7122522B2
JP7122522B2 JP2018094930A JP2018094930A JP7122522B2 JP 7122522 B2 JP7122522 B2 JP 7122522B2 JP 2018094930 A JP2018094930 A JP 2018094930A JP 2018094930 A JP2018094930 A JP 2018094930A JP 7122522 B2 JP7122522 B2 JP 7122522B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
desire
target person
information
behavior
action
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018094930A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019200619A (ja
Inventor
佑香 山本
伸晃 薮ノ内
真梨奈 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018094930A priority Critical patent/JP7122522B2/ja
Publication of JP2019200619A publication Critical patent/JP2019200619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7122522B2 publication Critical patent/JP7122522B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、対象者の行動を誘引する行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラムに関する。
近年、女性の社会進出に伴い、子供のいる共働き家族が増加している。また、核家族化に伴い、家事や育児を主に女性が行っている場合が多く、女性に大きな負担がかかっている。このような状況において、女性の子育てに対する負担を減らすことが求められている。
例えば、特許文献1は、監視領域内に存在する危険因子を認識する手段を設け、乳幼児が危険因子に接近するとそれを検出して、乳幼児の保護者が危険因子から乳幼児を遠ざける行動を取れるように支援情報を提供する事故予防システムを開示している。
特許文献1に記載の従来技術によれば、乳幼児が危険因子に接近した場合に、母親に支援情報を提供して、母親が乳幼児を危険因子から遠ざける、又は、乳幼児が危険因子を認識するように母親が乳幼児に「しつけ」をする支援をすることができる。
特開2004-78304号公報
ところで、対象者の行動を誘引する行動誘引システムにおいては、対象者の機嫌が悪いなどの理由で十分な効果が得られない場合がある。
本発明は、効果的に行動誘引を行うことができる行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラムを提供する。
本発明の一態様に係る行動誘引システムは、対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する制御部と、前記対象者の生理的欲求の程度を示す第一情報を取得する第一取得部と、前記対象者の非対象者への帰属欲求の程度を示す第二情報を取得する第二取得部とを備え、前記制御部は、取得された前記第一情報及び前記第二情報に基づいて、前記行動誘引支援機能を停止する。
本発明の一態様に係る行動誘引方法は、対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する行動誘引システムによって実行される行動誘引方法であって、前記対象者の生理的欲求の程度を示す第一情報を取得し、前記対象者の非対象者への帰属欲求の程度を示す第二情報を取得し、取得された前記第一情報及び前記第二情報に基づいて、行動誘引支援機能を停止する。
また、本発明の一態様に係るプログラムは、前記行動誘引方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、効果的に行動誘引を行うことができる行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラムが実現される。
図1は、実施の形態に係る行動誘引システムの概要を示す図である。 図2は、実施の形態に係る行動誘引システムの機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る行動誘引システムの動作のシーケンス図である。 図4は、片付けを促す映像及び音声の一例を示す図である。 図5は、提示制御が中止されたことを幼児に通知する映像及び音声の一例を示す図である。 図6は、提示制御が中止されたことを母親に通知する映像の一例を示す図である。 図7は、実施の形態に係る制御装置の動作のフローチャートである。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る行動誘引システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る行動誘引システムの概要を示す図である。図2は、実施の形態に係る行動誘引システムの機能構成を示すブロック図である。なお、図1では、制御装置30の図示が省略されている。
実施の形態に係る行動誘引システム100は、対象者に刺激を与え、行動を誘引するシステムである。行動誘引システム100は、例えば、幼児60に片付けを誘引する。つまり、対象者は、例えば、幼児60であり、行動は、例えば、片付けである。なお、行動とは、行動誘引システム100により誘引される対象行動をいい、片付け以外には、翌日の持ち物の準備、食卓の準備、着替え、または、就寝準備などが例示される。
行動誘引システム100は、ウェアラブル端末10と、カメラ20と、制御装置30と、提示装置40と、携帯端末50とを備える。行動誘引システム100においては、提示装置40を介して幼児60の行動を誘引するための提示制御(例えば、映像の表示、及び、音声の出力など)が行われる。このような提示制御に関する設定(開始時刻のタイマー設定等)は、携帯端末50を介して母親70によって行われる。母親70は、言い換えれば、幼児60の保護者であり、非対象者の一例である。
ところで、行動誘引には、幼児60の機嫌が悪いと十分な効果が得られないという課題がある。幼児60が不機嫌になる理由には様々な原因が考えられる。発達心理学においては、生理的欲求(眠い、体調が悪い、お腹がすいたなど)と親(父親または母親70)への帰属欲求(つまり、甘え)によって幼児60が不機嫌である場合にはその欲求を満たすべきであるとされている。
そこで、行動誘引システム100は、生理的欲求及び帰属欲求が原因で幼児60の機嫌が悪いと推定される場合に、行動誘引支援機能を停止する。これにより、効果が期待できない場合に強引に幼児60の行動を誘引することが回避される。つまり、行動誘引システム100は、効果的な行動誘引を行うことができる。以下、このような行動誘引システム100が備える各装置について説明する。
ウェアラブル端末10は、幼児60に装着され、幼児60の生体情報をセンシングする端末である。ウェアラブル端末10は、例えば、腕時計型の端末であるが、着衣型または帽子型の端末であってもよい。ウェアラブル端末10は、生体情報として、心拍数、体温、血流の状態、脳波、及び、呼吸の状態などをセンシングする。生体情報は、幼児60の生理的欲求の程度を示す第一情報の一例である。第一情報は、幼児60の生理的欲求の程度を直接または間接に示せばよい。
また、ウェアラブル端末10は、通信機能を有し、センシングした生体情報を制御装置30に送信する。ウェアラブル端末10は、例えば、無線通信によって生体情報を制御装置30に送信する。
カメラ20は、幼児60及び母親70の存在する空間を撮像する。また、カメラ20は、通信機能を有し、撮像の結果得られる映像の映像情報を制御装置30に送信する。カメラ20は、例えば、無線通信によって映像情報を制御装置30に送信する。映像情報は、幼児60と母親70との位置関係を示す位置関係情報として使用される。位置関係情報は、幼児60の母親70への帰属欲求の程度を示す第二情報の一例である。第二情報は、幼児60の帰属欲求の程度を直接または間接に示せばよい。
制御装置30は、幼児60の行動を誘引するための情報処理を行う装置である。制御装置30は、具体的には、パーソナルコンピュータ等の据え置き型の情報端末であるが、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であってもよい。制御装置30は、HEMS(Home Energy Management System)コントローラとして実現されてもよいし、クラウドサーバとして実現されてもよい。制御装置30は、具体的には、通信部31と、制御部32と、記憶部33とを備える。
通信部31は、制御装置30がウェアラブル端末10、カメラ20、提示装置40、及び、携帯端末50の各装置と通信を行うための通信回路(言い換えれば、通信モジュール)である。制御装置30は各装置と無線通信を行うが、有線通信を行ってもよい。通信部31が行う通信の通信規格については特に限定されない。通信部31は、第一取得部34及び第二取得部35を有する。
第一取得部34は、幼児60の生理的欲求の程度を示す第一情報を取得する。第一取得部34は、具体的には、ウェアラブル端末10から生体情報を取得する。
第二取得部35は、幼児60の母親70への帰属欲求の程度を示す第二情報を取得する。第二取得部35は、具体的には、カメラ20から位置関係情報として使用される映像情報を取得する。
制御部32は、行動誘引支援機能を有し、行動誘引支援機能に関する情報処理を行う。行動誘引支援機能には、幼児60の行動を誘引するための提示制御が含まれる。制御部32は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサまたは専用回路によって実現されてもよい。
記憶部33は、制御部32が実行する制御プログラムなどが記憶される記憶装置である。記憶部33は、例えば、半導体メモリによって実現される。
提示装置40は、幼児60の行動を誘引するための提示制御に用いられる装置である。提示装置40は、例えば、映像が表示されるディスプレイ及び音声を出力するスピーカを備えるテレビであるが、映像及び音声の少なくとも一方を幼児60に提示できる装置であればよい。
携帯端末50は、母親70によって操作される、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末である。行動誘引システム100において、携帯端末50は、行動誘引支援機能に関する各種設定を行うための操作を受け付けるユーザインターフェース装置として機能する。
なお、行動誘引システム100は、制御装置30及び携帯端末50に代えて、制御装置30及び携帯端末50の両方の機能を有する単一の情報端末を備えてもよい。
[動作]
次に、行動誘引システム100の動作について説明する。図3は、行動誘引システム100の動作のシーケンス図である。
まず、携帯端末50は、母親70の行動誘引支援機能に関する各種設定を行うための操作を受け付ける(S11)。母親70の操作によって、提示制御の開始タイミング(具体的には、提示装置40が所定のテレビ番組を再生し終えたとき、など)、及び、提示制御の内容(提示制御において提示される映像及び音楽の種類、及び、提示制御が行われる期間の長さなど)が設定される。設定された内容は設定情報をして送信される(S12)。
制御装置30の通信部31は、設定情報を取得する(S13)。制御部32は、通信部31によって取得された設定情報に基づいて、幼児60に片付けを促す提示制御を開始する。制御部32は、具体的には、提示制御の開始コマンドを通信部31に送信させる(S14)。
提示装置40は、開始コマンドを受信すると(S15)、受信された開始コマンドに基づいて片付けを促す映像及び音声の提示を開始する(S16)。提示装置40は、例えば、図4に示されるようなアニメーション映像及び音声を提示する。図4は、片付けを促す映像及び音声の一例を示す図である。なお、提示制御は、詳細には、オペラント条件付け理論をはじめとした行動誘引手法に基づいて行われる。
ウェアラブル端末10は、幼児60の生体情報をセンシングし(S17)、制御装置30に送信する(S18)。生体情報は、例えば、所定の時間間隔で定期的に送信される。制御装置30の第一取得部34は、生体情報を取得する(S19)。
また、カメラ20は、幼児60及び母親70の存在する空間を撮像し(S20)、撮像によって得られる映像の映像情報を制御装置30に送信する(S21)。映像情報は、例えば、リアルタイムに送信される。制御装置30の第二取得部35は、映像情報を取得する(S22)。
制御部32は、取得された生体情報及び映像情報に基づいて判定処理を行う(S23)。判定処理においては、幼児60が生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方を有するか否かが判定される。制御部32は、幼児60が生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定された場合、行動誘引支援機能を停止する。制御部32は、具体的には、提示制御を中止するための中止コマンドを通信部31に送信させる(S24)。
提示装置40は、中止コマンドを受信すると(S25)、片付けを促す映像及び音声の提示を中止する(S26)。つまり、提示装置40は、提示制御を途中で強制的に停止する。そして、提示装置40は、提示制御が中止されたことを幼児60に通知する(S27)。提示装置40は、例えば、図5に示されるようなアニメーション映像及び音声を提示する。図5は、提示制御が中止されたことを幼児60に通知する映像及び音声の一例を示す図である。
また、制御部32は、通知コマンドを通信部31に送信させる(S28)。携帯端末50は、通知コマンドを受信すると(S29)、提示制御が中止されたことを母親70に通知する(S30)。図6は、提示制御が中止されたことを母親70に通知する映像の一例を示す図である。このように、制御部32は、行動誘引支援機能が停止された場合に幼児60または母親70に通知を行うが、このような通知は必須ではない。幼児60への通知及び母親70への通知の少なくとも一つが省略されてもよい。
このように、行動誘引システム100は、幼児60が生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定された場合に、行動誘引支援機能を停止する。行動誘引システム100は、具体的には、提示制御を中止する。これにより、効果が期待できない場合に強引に幼児60の行動を誘引することが回避される。つまり、行動誘引システム100は、効果的な行動誘引を行うことができる。
なお、中止された提示制御は基本的には再開されない。しかしながら、提示制御の中止後に引き続きステップS23と同様の判定処理が行われ、幼児60の生理的欲求及び帰属欲求の両方が解消されたと判定された場合に再開されてもよい。
[制御装置の動作の詳細]
次に、行動誘引システム100の動作における、制御装置30の動作の詳細についてフローチャートを用いて説明する。図7は、制御装置30の動作のフローチャートである。
まず、制御部32は、提示制御を開始する(S31)。制御部32は、具体的には、提示制御の開始コマンドを通信部31に送信させる。
次に、第一取得部34は、ウェアラブル端末10から幼児60の生体情報を取得する(S32)。第二取得部35は、カメラ20から映像情報を取得する(S33)。
次に、制御部32は、生体情報に基づいて、幼児60に生理的欲求が有るか否かを判定する(S34)。以下では、幼児60が眠気を感じている(睡眠欲求がある)か否かを判定する例について説明する。
例えば、生体情報が幼児60の端部体温(例えば、手の周辺の体温)を示す場合、端部体温が高いほど、幼児60が眠気を感じていると推定される。そこで、制御部32は、端部体温が閾値以上である場合に幼児60は眠気を感じている(つまり、生理的欲求が有る)と判定し、端部体温が閾値未満である場合に幼児60は眠気を感じていない(つまり、生理的欲求が無い)と判定する。
生体情報が幼児60の心拍数を示す場合、心拍数が低いほど、幼児60が眠気を感じていると推定される。そこで、制御部32は、心拍数が閾値未満である場合に幼児60は眠気を感じていると判定し、心拍数が閾値以上である場合に幼児60は眠気を感じていないと判定する。
生体情報が幼児60の呼吸の状態(例えば、呼吸数)を示す場合、呼吸がゆっくりである(つまり、呼吸数が少ない)ほど、幼児60が眠気を感じていると推定される。そこで、制御部32は、呼吸数が閾値未満である場合に幼児60は眠気を感じていると判定し、呼吸数が閾値以上である場合に幼児60は眠気を感じていないと判定する。
生体情報が幼児60の血流の状態(例えば、血中酸素濃度)を示す場合、血中酸素濃度が低いほど、幼児60が眠気を感じていると推定される。そこで、制御部32は、血中酸素濃度が閾値未満である場合に幼児60は眠気を感じていると判定し、血中酸素濃度が閾値以上である場合に幼児60は眠気を感じていないと判定する。
生体情報が幼児60の脳波を示す場合、制御部32は、脳波の変化によって幼児60が眠気を感じているか否かを判定することができる。
ステップS34において、幼児60に生理的欲求が有ると判定されると(S34でYes)、制御部32は提示制御を中止する(S36)。制御部32は、具体的には、中止コマンド及び通知コマンドを通信部31に送信させる。一方、幼児60に生理的欲求が無いと判定されると(S34でNo)、制御部32は、映像情報に基づいて、幼児60に母親70への帰属欲求が有るか否かを判定する(S35)。母親70への帰属欲求は、言い換えれば、母親70に甘えたい欲求である。
制御部32は、映像情報を幼児60と母親70との位置関係を示す位置関係情報として使用する。制御部32は、例えば、映像情報が示す映像を画像処理することにより一定期間における幼児60と母親70との間の距離の平均値を算出し、算出された距離の平均値が閾値未満である場合に帰属欲求が有ると判定し、算出された距離の平均値が閾値以上である場合に帰属欲求が無いと判定する。
また、母親70への帰属欲求が強い幼児60は、母親70の元へ何度も駆け寄る、等の行動をとることがある。そこで、制御部32は、映像情報が示す映像を画像処理することにより一定期間において幼児60が母親70の元へ行く回数を検出してもよい。制御部32は、具体的には、検出された回数が閾値以上である場合に帰属欲求が有ると判定し、検出された回数が閾値未満である場合に帰属欲求が無いと判定する。
ステップS35において、幼児60に母親70への帰属欲求が有ると判定されると(S35でYes)、制御部32は提示制御を中止する(S36)。一方、幼児60に母親70への帰属欲求が無いと判定されると(S35でNo)、制御部32は、提示制御を継続する(S37)。
このように、制御装置30は、取得された生体情報及び映像情報に基づいて、幼児60が生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、行動誘引支援機能を停止する。制御装置30は、具体的には、提示制御を中止する。これにより、効果が期待できない場合に強引に幼児60の行動を誘引することが回避される。つまり、制御装置30は、効果的な行動誘引を行うことができる。
なお、図4及び図7の例では、判定処理は提示制御中に行われたが、提示制御の開始前に行われてもよい。この場合、行動誘引システム100は、判定処理の結果に基づいて、判定処理の直後に予定されていた提示制御を中止する。言い換えれば、行動誘引システム100は、判定処理の結果に基づいて、予定されていた提示制御を最初から行わない。つまり、「行動誘引支援機能を停止する」には、実行中の行動誘引支援機能を中止すること、及び、予定されている行動誘引支援機能の実行を取りやめることの両方が少なくとも含まれる。
また、図4及び図7の例では、幼児60が生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定された場合に、行動誘引支援機能が停止されたが、幼児60が生理的欲求及び帰属欲求の両方を有すると判定された場合に行動誘引支援機能が停止されてもよい。
[生理的欲求の有無の判定の変形例]
生理的欲求の有無の判定は、ウェアラブル端末10からの生体情報ではなく、非接触型の生体センサからの生体情報に基づいて行われてもよい。非接触型の生体センサは、例えば、幼児の脈拍数または呼吸数を計測することができる電波センサである。
また、生理的欲求の有無の判定は、カメラ20からの映像情報に基づいて行われてもよい。つまり、第一取得部34は、カメラ20からの映像情報を第一情報として取得し、制御部32は、映像を画像処理することにより生理的欲求の有無の判定を行ってもよい。制御部32は、例えば、映像情報が示す映像によって定められる幼児60のまばたきの回数に基づき、まばたきの回数が閾値以上である場合に幼児60は眠気を感じている(つまり、生理的欲求がある)と判定し、まばたきの回数が閾値未満である場合に幼児60は眠気を感じていない(つまり、生理的欲求がない)と判定してもよい。また、制御部32は、映像情報が示す映像によって定められる幼児60の表情に基づき生理的欲求の有無を判定してもよい。
[帰属欲求の有無の判定の変形例]
帰属欲求の有無の判定は、カメラ20からの映像情報ではなく、位置センサからの位置情報に基づいて行われてもよい。位置センサは、具体的には、レーザ変位計である。位置センサは、幼児60及び母親70のそれぞれに装着されたRFIDタグを検出するRFIDタグリーダなどであってもよい。つまり、第二取得部35は、位置センサからの位置情報を第二情報として取得し、制御部32は、位置センサからの位置情報に基づいて帰属欲求の有無の判定を行ってもよい。位置センサからの位置情報に基づく帰属欲求の有無の判定は、一定期間における幼児60と母親70との間の距離の平均値に基づいて行われてもよいし、一定期間において幼児60が母親70の元へ行く回数基づいて行われてもよい。
[効果等]
以上説明したように、行動誘引システム100は、対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する制御部32と、対象者の生理的欲求の程度を示す第一情報を取得する第一取得部34と、対象者の非対象者への帰属欲求の程度を示す第二情報を取得する第二取得部35とを備える。第一情報は、例えば、ウェアラブル端末10によってセンシングされる生体情報であり、第二情報は、例えば、カメラ20によって撮像される映像の映像情報である。制御部32は、取得された第一情報及び第二情報に基づいて、行動誘引支援機能を停止する。
このような行動誘引システム100においては、第一情報及び第二情報に基づいて効果が期待できないと推定される場合に強引に対象者の行動を誘引することが回避される。つまり、行動誘引システム100は、効果的な行動誘引を行うことができる。また、効果が期待できない場合に行動誘引支援機能が停止されることで、行動誘引支援機能に関する情報処理量の削減、及び、行動誘引支援機能に関する消費エネルギーの削減が図られる。
また、例えば、制御部32は、取得された第一情報及び第二情報に基づいて、対象者が生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、行動誘引支援機能を停止する。
このような行動誘引システム100においては、対象者の生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方が満たされてないと判定される場合に対象者の行動を誘引することが回避される。つまり、行動誘引システム100は、効果的な行動誘引を行うことができる。
また、例えば、行動誘引支援機能には、対象者の行動を誘引するための提示制御が含まれる。制御部32は、提示制御中に対象者が生理的欲求及び帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、提示制御を中止する。
このような行動誘引システム100においては、第一情報及び第二情報に基づいて効果が期待できないと推定される場合に強引に対象者の行動を誘引するための提示制御が行われることが回避される。つまり、行動誘引システム100は、効果的な行動誘引を行うことができる。
また、例えば、第一取得部34は、対象者の生体情報を第一情報として取得し、生体情報は、心拍数、体温、血流の状態、脳波、及び、呼吸の状態の少なくとも一つを示す。
このような行動誘引システム100は、生体情報に基づいて対象者が生理的欲求を有するか否かを判定することができる。
また、例えば、第二取得部35は、一定時間における対象者と非対象者との位置関係を示す情報を第二情報として取得する。
このような行動誘引システム100は、対象者と非対象者との位置関係に基づいて対象者が帰属欲求を有するか否かを判定することができる。
また、例えば、制御部32は、行動誘引支援機能が停止された場合に通知を行う。
このような行動誘引システム100は、行動誘引支援機能が停止されたことを通知することができる。
また、例えば、非対象者は、携帯端末50を介して行動誘引支援機能に関する設定を行い、制御部32は、携帯端末50を介して非対象者に通知を行う。
このような行動誘引システム100は、行動誘引支援機能が停止されたことを非対象者に通知することができる。
また、例えば、行動誘引支援機能には、対象者の行動を誘引するための、提示装置40を介した提示制御が含まれ、制御部32は、提示装置40を介して対象者に通知を行う。
このような行動誘引システム100は、行動誘引支援機能が停止されたことを対象者に通知することができる。
また、行動誘引システム100においては、対象者は、幼児であり、非対象者は、対象者の保護者(例えば、母親70)である。
このような行動誘引システム100においては、第一情報及び第二情報に基づいて効果が期待できないと推定される場合に強引に幼児60の行動を誘引することが回避される。つまり、行動誘引システム100は、効果的な行動誘引を行うことができる。
また、対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する行動誘引システム100によって実行される行動誘引方法は、対象者の生理的欲求の程度を示す第一情報を取得し、対象者の非対象者への帰属欲求の程度を示す第二情報を取得し、取得された第一情報及び第二情報に基づいて、行動誘引支援機能を停止する。
このような行動誘引方法は、行動誘引システム100と同様の効果を奏する。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
また、上記実施の形態のフローチャートで説明された処理の順序は、一例である。複数の処理の順序は変更されてもよいし、複数の処理は並行して実行されてもよい。例えば、上記実施の形態では、生理的欲求の有無の判定が帰属欲求の有無の判定よりも前に行われたが、生理的欲求の有無の判定が帰属欲求の有無の判定よりも後に行われてもよい。また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。
また、上記実施の形態における装置間の通信方法については特に限定されるものではない。装置間では、無線通信が行われてもよいし、有線通信が行われてもよい。また、装置間では、無線通信及び有線通信が組み合わされてもよい。また、上記実施の形態において2つの装置が通信を行う場合、2つの装置間には図示されない中継装置が介在してもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。例えば、各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、行動誘引システムは、単一の装置として実現されてもよいし、複数の装置によって実現されてもよい。行動誘引システムが複数の装置によって実現される場合、行動誘引システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、行動誘引システムなどのコンピュータによって実行される行動誘引方法として実現されてもよいし、このような行動誘引方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよい。また、行動誘引システムが汎用の携帯端末として実現される場合、本発明は、汎用の携帯端末を行動誘引システムとして動作させるために当該携帯端末にインストールされるアプリケーションプログラムとして実現されてもよい。また、本発明は、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
31 通信部
32 制御部
34 第一取得部
35 第二取得部
40 提示装置
50 携帯端末
60 幼児
70 母親
100 行動誘引システム

Claims (11)

  1. 対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する制御部と、
    前記対象者の生体情報である第一情報を取得する第一取得部と、
    前記対象者と非対象者との位置関係を示す第二情報を取得する第二取得部とを備え、
    前記制御部は、
    取得された前記第一情報と前記第一情報に対応する第一閾値との比較に基づいて前記対象者の生理的欲求の有無を判定し、
    取得された前記第二情報に基づいて定まる、前記対象者と前記非対象者との一定期間における平均距離に基づいて、前記対象者が前記非対象者に甘えたいという欲求である帰属欲求の有無を判定し、
    前記対象者が前記生理的欲求及び前記帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、前記行動誘引支援機能を停止し、
    前記帰属欲求の有無の判定においては、前記平均距離が第二閾値未満である場合に前記帰属欲求が有ると判定される
    行動誘引システム。
  2. 対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する制御部と、
    前記対象者の生体情報である第一情報を取得する第一取得部と、
    前記対象者と非対象者との位置関係を示す第二情報を取得する第二取得部とを備え、
    前記制御部は、
    取得された前記第一情報と前記第一情報に対応する第一閾値との比較に基づいて前記対象者の生理的欲求の有無を判定し、
    取得された前記第二情報に基づいて定まる、一定期間において前記対象者が前記非対象者の元へ行った回数に基づいて、前記対象者が前記非対象者に甘えたいという欲求である帰属欲求の有無を判定し、
    前記対象者が前記生理的欲求及び前記帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、前記行動誘引支援機能を停止し、
    前記帰属欲求の有無の判定においては、前記回数が第二閾値以上である場合に前記帰属欲求が有ると判定される
    行動誘引システム。
  3. 前記行動誘引支援機能には、前記対象者の行動を誘引するための提示制御が含まれ、
    前記制御部は、前記提示制御中に前記対象者が前記生理的欲求及び前記帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、前記提示制御を中止する
    請求項1または2に記載の行動誘引システム。
  4. 記生体情報は、心拍数、体温、血流の状態、脳波、及び、呼吸の状態の少なくとも一つを示す
    請求項1~3のいずれか1項に記載の行動誘引システム。
  5. 前記制御部は、前記行動誘引支援機能が停止された場合に通知を行う
    請求項1~のいずれか1項に記載の行動誘引システム。
  6. 前記非対象者は、携帯端末を介して前記行動誘引支援機能に関する設定を行い、
    前記制御部は、前記携帯端末を介して前記非対象者に前記通知を行う
    請求項に記載の行動誘引システム。
  7. 前記行動誘引支援機能には、前記対象者の行動を誘引するための、提示装置を介した提示制御が含まれ、
    前記制御部は、前記提示装置を介して前記対象者に前記通知を行う
    請求項に記載の行動誘引システム。
  8. 前記対象者は、幼児であり、
    前記非対象者は、前記幼児の保護者である
    請求項1~のいずれか1項に記載の行動誘引システム。
  9. 対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する行動誘引システムによって実行される行動誘引方法であって、
    前記対象者の生体情報である第一情報を取得し、
    前記対象者と非対象者との位置関係を示す第二情報を取得し、
    取得された前記第一情報と前記第一情報に対応する第一閾値との比較に基づいて前記対象者の生理的欲求の有無を判定し、
    取得された前記第二情報に基づいて定まる、前記対象者と前記非対象者との一定期間における平均距離に基づいて、前記対象者が前記非対象者に甘えたいという欲求である帰属欲求の有無を判定し、
    前記対象者が前記生理的欲求及び前記帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、前記行動誘引支援機能を停止し、
    前記帰属欲求の有無の判定においては、前記平均距離が第二閾値未満である場合に前記帰属欲求が有ると判定される
    行動誘引方法。
  10. 対象者の行動を誘引するための行動誘引支援機能を有する行動誘引システムによって実行される行動誘引方法であって、
    前記対象者の生体情報である第一情報を取得し、
    前記対象者と非対象者との位置関係を示す第二情報を取得し、
    取得された前記第一情報と前記第一情報に対応する第一閾値との比較に基づいて前記対象者の生理的欲求の有無を判定し、
    取得された前記第二情報に基づいて定まる、一定期間において前記対象者が前記非対象者の元へ行った回数に基づいて、前記対象者が前記非対象者に甘えたいという欲求である帰属欲求の有無を判定し、
    前記対象者が前記生理的欲求及び前記帰属欲求の少なくとも一方を有すると判定した場合に、前記行動誘引支援機能を停止し、
    前記帰属欲求の有無の判定においては、前記回数が第二閾値以上である場合に前記帰属欲求が有ると判定される
    行動誘引方法。
  11. 請求項9または10に記載の行動誘引方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2018094930A 2018-05-16 2018-05-16 行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラム Active JP7122522B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018094930A JP7122522B2 (ja) 2018-05-16 2018-05-16 行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018094930A JP7122522B2 (ja) 2018-05-16 2018-05-16 行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019200619A JP2019200619A (ja) 2019-11-21
JP7122522B2 true JP7122522B2 (ja) 2022-08-22

Family

ID=68612534

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018094930A Active JP7122522B2 (ja) 2018-05-16 2018-05-16 行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7122522B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166379A (ja) 2000-09-19 2002-06-11 Toyota Motor Corp 移動体搭載用ロボット及びこれを搭載した移動体
JP2004078304A (ja) 2002-08-09 2004-03-11 Omron Corp 事故予防システム
JP2004090724A (ja) 2002-08-30 2004-03-25 Pioneer Electronic Corp 移動体用再生制御システム、移動体用再生制御方法並びに移動体用再生制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体
JP2016071716A (ja) 2014-09-30 2016-05-09 セイコーエプソン株式会社 行動支援装置、行動支援システム及び行動支援方法
JP2018026014A (ja) 2016-08-10 2018-02-15 国立大学法人 筑波大学 行動支援システム、行動分析装置、および行動分析プログラム
JP2018049484A (ja) 2016-09-21 2018-03-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 気質推定システム、気質推定方法及び気質推定処理プログラム
JP2018049364A (ja) 2016-09-20 2018-03-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 行動目標達成支援システム、行動目標達成支援方法及び行動目標達成支援処理プログラム
JP2018051188A (ja) 2016-09-30 2018-04-05 パラマウントベッド株式会社 活動状況管理装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166379A (ja) 2000-09-19 2002-06-11 Toyota Motor Corp 移動体搭載用ロボット及びこれを搭載した移動体
JP2004078304A (ja) 2002-08-09 2004-03-11 Omron Corp 事故予防システム
JP2004090724A (ja) 2002-08-30 2004-03-25 Pioneer Electronic Corp 移動体用再生制御システム、移動体用再生制御方法並びに移動体用再生制御プログラムおよびそれを記録した記録媒体
JP2016071716A (ja) 2014-09-30 2016-05-09 セイコーエプソン株式会社 行動支援装置、行動支援システム及び行動支援方法
JP2018026014A (ja) 2016-08-10 2018-02-15 国立大学法人 筑波大学 行動支援システム、行動分析装置、および行動分析プログラム
JP2018049364A (ja) 2016-09-20 2018-03-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 行動目標達成支援システム、行動目標達成支援方法及び行動目標達成支援処理プログラム
JP2018049484A (ja) 2016-09-21 2018-03-29 パナソニックIpマネジメント株式会社 気質推定システム、気質推定方法及び気質推定処理プログラム
JP2018051188A (ja) 2016-09-30 2018-04-05 パラマウントベッド株式会社 活動状況管理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019200619A (ja) 2019-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230222887A1 (en) Machine learning based monitoring system
US8743200B2 (en) Activity monitor
US20160287078A1 (en) Aggregating observations related to infant data
JP6171415B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
US20140121540A1 (en) System and method for monitoring the health of a user
WO2016164373A1 (en) Wearable infant monitoring device and system for determining the orientation and motions of an infant
JP2016501565A (ja) 睡眠段階に応じてデバイスを制御するための電子スイッチ
KR20170028247A (ko) 수면 관리 방법
WO2016195805A1 (en) Predicting infant sleep patterns and deriving infant models based on observations associated with infant
WO2016164374A1 (en) Intelligent infant monitoring system and infant monitoring hub and infant learning receptivity detection system
US10839705B2 (en) Intelligent infant monitoring system and infant monitoring hub and infant learning receptivity detection system
JP7122522B2 (ja) 行動誘引システム、行動誘引方法、及び、プログラム
WO2016178772A9 (en) Remotely aggregating and analyzing measurement data from multiple infant monitoring systems
KR20170085887A (ko) 일정정보 및 생체정보를 활용한 약물관리시스템
CN115956273A (zh) 用于数字保健的系统和方法
US20190362858A1 (en) Systems and methods for monitoring remotely located individuals
JP6980872B2 (ja) 活動状況管理装置
Patel et al. Infrastructure and Algorithm for Intelligent Bed Systems
WO2020049624A1 (ja) 寝かしつけ支援装置
KR20220068198A (ko) 증강현실을 이용한 인지능력 저하 최소화 시스템 및 방법
JPWO2018135316A1 (ja) ナースコールシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220630

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7122522

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151