JP7121750B2 - ピラジノカルバゾール誘導体の合成のためのピペラジン環の調製方法 - Google Patents
ピラジノカルバゾール誘導体の合成のためのピペラジン環の調製方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7121750B2 JP7121750B2 JP2019557487A JP2019557487A JP7121750B2 JP 7121750 B2 JP7121750 B2 JP 7121750B2 JP 2019557487 A JP2019557487 A JP 2019557487A JP 2019557487 A JP2019557487 A JP 2019557487A JP 7121750 B2 JP7121750 B2 JP 7121750B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- phenylethyl
- methyl
- tetrahydro
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D487/04—Ortho-condensed systems
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D487/00—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
- C07D487/02—Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
1.N-アシル化反応;
2.ラクタム環を得るための分子内インドールアセトアミド環化;
3.ラクタム還元。
またはそれらの薬学的に許容される塩の合成方法であって、以下の工程を含む方法に関する:
式VIの化合物(S)-6-メチル-N-((S)-1-フェニルエチル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-アミンまたは式VIIIの化合物(R)-6-メチル-N-((R)-1-フェニルエチル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-アミンと、
式XIIのアシル化化合物
とを反応させる工程
(式中、
L1は、-Br、-Cl、-OT、-OM、OH、-OR1、-OCOR1またはイミダゾールから選択される脱離基であり、
R1は、水素、C1-C6アルキル鎖またはアリールであり、第1非プロトン性溶媒中、アルカリ剤の存在下で、式Xの化合物、2-置換N-((S)-6-メチル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-イル)-N-((S)-1-フェニルエチル)アセトアミドまたは式XIの化合物、2-置換N-((R)-6-メチル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-イル)-N-((R)-1-フェニルエチル)アセトアミドを生成する
);
式Xの化合物または式XIの化合物の分子内インドールアセトアミド環化工程
(式中、L2は、-Br、-Cl、-I、-OT、-OM、-OH、-OR1から選択される脱離基であり、第2非プロトン性溶媒中、アルカリ剤および相間移動触媒の存在下で、式IVの化合物、(S)-8-メチル-3-((S)-1-フェニルエチル)-3a,4,5,6-テトラヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール-2(3H)-オンまたは式XIVの化合物(R)-8-メチル-3-((R)-1-フェニルエチル)-3a,4,5,6-テトラヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール-2(3H)-オンを生成する
式IVの化合物または式XIVの化合物のラクタム環を、第3非プロトン性溶媒中、還元剤の存在下で、それぞれ式Vの化合物または式IXの化合物に還元する工程
接触水素化分解または酸性フェニル開裂により、式IIもしくはIIIのピルリンドールエナンチオマーまたはそれらの薬学的に許容される塩を生成する工程。
これを接触水素化分解して式IIIの(S)-ピルリンドール化合物を得ることができる。
は、ピラジノカルバゾールVの合成における中間体であり、2つの工程で調製できる:
‐式VIIの化合物、6-メチル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-オン
とキラル補助剤(S)-(-)-α-メチルベンジルアミンとの1-縮合、続いて:
‐水素化ホウ素ナトリウムによる2-立体選択的還元。
は、化合物式VIIと(R)-(+)-α-メチルベンジルアミンとの縮合から得られる。
これを接触水素化分解して式IIの(R)-ピルリンドール化合物を得ることができる。
を生成する。
を生成する。
式中L2は、適切な溶媒中および適切なアルカリ剤および相間移動触媒の存在下での脱離基である。
式VI、またはVIIIの化合物をトルエンに入れる;
50%(w/v)NaOH水溶液を0~5℃で加える;
クロロアセチルクロリドのトルエン混合液を、前に得た組み合わせに、反応が起こるのに十分な温度と時間、特に0~5℃で4時間加える;
前の工程で得た氷水冷却反応混合液に水を加える;
相を分離し、水相をトルエンで抽出する;
有機相を有機酸または無機酸溶液で処理し、得られた懸濁液を濾過する、特に2M HCl水溶液;
式VIの化合物の塩または式VIIIの化合物の塩として同定した濾過固体を回収し、クロロアセチル化工程で再利用する;
母液の相を分離し、水相をトルエンで抽出する;
有機相を乾燥させ、濾過し、減圧下で濃縮して、式X、またはXIのクルード化合物のトルエン混合液を得る;
相間移動触媒と50%(w/v)水酸化ナトリウム水溶液を、前工程で得たクルード生成物(特にトルエン)混合液に、反応が起こるのに十分な温度と時間、特に65℃で1時間加える;
水を混合液に0℃で加え、相を分離する;
有機層をHCl水溶液と水で洗浄する;
有機層を乾燥させ、濾過し、蒸発させて、式IV、またはXIVの化合物を得る;
式IVの化合物、または式XIVの化合物をTHFに入れる;
水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムのTHF混合液を、前に調製したTHF混合液に、反応が起こるのに十分な温度と時間で加える(追加の水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムのトルエン混合液が必要な場合がある);
5%(w/v)NaOH水溶液、水およびDCMを加える;
相を分離し、水相をDCMで抽出する;
有機相を乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させて、式V、またはIXのクルード生成物を得る;
前の工程で得たクルード生成物をDCMに入れ、メタノール(MeOH)を加えて式V、またはIXの化合物を得る。
一実施形態では、(S)-8-メチル-3-((S)-1-フェニルエチル)-3a,4,5,6-テトラヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール-2(3H)-オン(式IV)の調製を次のように実施した。VI(S)-6-メチル-N-((S)-1-フェニルエチル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-アミン(30g、98.5mmol)のトルエン溶液(300mL)に、50%(w/v)NaOH水溶液(79g)を0~5℃で滴加し、その後、塩化クロロアセチル(12mL、148mmol、1.5当量)のトルエン溶液(15mL)を0~5℃で滴加した。混合液を0~5℃で約2.5時間撹拌し、トルエン(15mL)中の追加の塩化クロロアセチル(12mL、148mmol、1.5当量)を0~5℃で滴加した。混合液を0~5℃で約1.5時間撹拌した。水を反応混合液に加え、温度を5℃未満に保った。相を分離し、水相をトルエンで抽出した。有機相を2M HCl水溶液で処理した。得られた懸濁液を濾過した。濾過固体はVIのHCl塩として同定され、これは遊離し、クロロアセチル化工程に戻すことができる。母液の相を分離し、水相をトルエンで抽出した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、トルエン中の溶液として約350mLになるまで減圧濃縮した。式Xの化合物のクルード生成物のトルエン溶液を次の工程で反応させた。
一実施形態では、(S)-8-メチル-3-((S)-1-フェニルエチル)-2,3,3a,4,5,6-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール(式V)の調製を次のように実施した。IV(S)-8-メチル-3-((S)-1-フェニルエチル)-3a,4,5,6-テトラヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール-2(3H)-オン(95.4mmol)の32.87gの乾燥THF(170mL)撹拌溶液に、水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム(70w/w%、237mmol、2.5当量)のトルエン溶液66mLを滴加した。反応混合液を40℃に加温し、添加の終わりに、混合液を50℃で出発物質が全て消費されるまで撹拌した。追加の22mLの水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウム溶液(70w/w%、79mmol、0.8当量)を滴加した。完了後、混合液を室温まで冷却し、5%NaOH水溶液を慎重に加えた。水とDCMを混合液に加え、相を分離し、水相をDCMで抽出した。有機相をNa2SO4で乾燥させ、濾過し、溶媒を蒸発させて、茶色固体を得た(28.8g)。このクルード生成物をDCMに溶解し、MeOHを加えた。白色固体が沈殿した。固体を濾過し、MeOHで洗浄して、V(S)-8-メチル-3-((S)-1-フェニルエチル)-2,3,3a,4,5,6-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール14.6g(収率:46%)を、オフホワイトの綿状固体として得た。
一実施形態では、(S)-ピルリンドール塩酸塩IIIの調製を以下のように実施した。遊離アミンV((S)-8-メチル-3-((S)-1-フェニルエチル)-2,3,3a,4,5,6-ヘキサヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール)(8.32g、25mmol)をDCM(42mL)に溶解し、MeOH中の過剰のHCl(42mL)を加えた。溶媒を減圧下で蒸発乾固させ、黄色油を得た。残渣をMeOH(120mL)に溶解し、Pd/C(1.74g、~50%水)のMeOH(20mL)分散液に加えた。反応混合液を、50℃で750KPa(7.5バール)の水素圧下で5時間撹拌した。完了後(HPLC)、懸濁液をセライトパッドで濾過し、濾過ケーキをMeOHで洗浄した。得られた溶液のpHをチェックし(<3)、蒸発させ、式IIIの化合物のクルード塩酸塩を得た。クルード物質にiPrOHを加え、懸濁液を還流させながら撹拌した。懸濁液を濾過し、生成物を真空下で乾燥させ、(S)-ピルリンドールの塩酸塩、式IIIの化合物(5.11g、19.5mmol、収率:77%)を得た。純度>99.5%(HPLC)。エナンチオマー純度99.5%(キラルHPLC)。MS(ESI):m/z 227.2(M+H)+。
Claims (31)
- 式IIまたはIIIのピルリンドールエナンチオマー
式VIの化合物(S)-6-メチル-N-((S)-1-フェニルエチル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-アミンまたは式VIIIの化合物(R)-6-メチル-N-((R)-1-フェニルエチル)-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-アミンと、
(式中、
L1は、-Br、-Cl、-OT、-OM、OH、-OR1、-OCOR1またはイミダゾールから選択される脱離基であり、
R1は、水素、C1-C6アルキル鎖またはアリールであり、第1非プロトン性溶媒中、アルカリ剤の存在下で、式Xの化合物、2-置換N-((S)-6-メチル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-イル)-N-((S)-1-フェニルエチル)アセトアミドまたは式XIの化合物、2-置換N-((R)-6-メチル-2,3,4,9-テトラヒドロ-1H-カルバゾール-1-イル)-N-((R)-1-フェニルエチル)アセトアミドを生成する
(式中、L2は、-Br、-Cl、-I、-OT、-OM、-OH、-OR1から選択される脱離基であり、
第2非プロトン性溶媒中、アルカリ剤および相間移動触媒の存在下で、式IVの化合物、(S)-8-メチル-3-((S)-1-フェニルエチル)-3a,4,5,6-テトラヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール-2(3H)-オンまたは式XIVの化合物(R)-8-メチル-3-((R)-1-フェニルエチル)-3a,4,5,6-テトラヒドロ-1H-ピラジノ[3,2,1-jk]カルバゾール-2(3H)-オンを生成する
- 前記アルカリ剤が、第3級有機アミン、アルカリ金属塩の炭酸塩、アルカリ金属塩の炭酸水素塩、またはアルカリ金属塩から選択される、請求項1に記載の方法。
- 前記第3級有機アミンがピリジンまたはトリメチルアミンである、請求項2に記載の方法。
- 前記アルカリ金属塩の炭酸塩が炭酸カリウムまたは炭酸ナトリウムである、請求項2に記載の方法。
- 前記アルカリ金属塩の炭酸水素塩が炭酸水素ナトリウムまたは炭酸水素カリウムである、請求項2に記載の方法。
- 前記アルカリ金属塩が水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムである、請求項2に記載の方法。
- 前記アルカリ剤が水酸化ナトリウムである、請求項1~6のいずれか一項に記載の方法。
- 第1非プロトン性溶媒および第2非プロトン性溶媒が、独立して、クロロホルム、ジクロロメタン、ジメトキシエタン、ジエチルエーテルまたはトルエンから選択される、請求項1~7のいずれか一項に記載の方法。
- 第1非プロトン性溶媒がトルエンである、請求項1~8のいずれか一項に記載の方法。
- 第2非プロトン性溶媒がトルエンである、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法。
- 第3非プロトン性溶媒が、ジクロロメタン、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテルまたはトルエンから選択される、請求項1~10のいずれか一項に記載の方法。
- 第3非プロトン性溶媒がテトラヒドロフランである、請求項1~11のいずれか一項に記載の方法。
- L1が-Clである、請求項1~12のいずれか一項に記載の方法。
- L2が-Clである、請求項1~13のいずれか一項に記載の方法。
- R1がC1-C6アルキル鎖である、請求項1~14のいずれか一項に記載の方法。
- アルカリ剤:化合物式VIまたはVIII:化合物式XIIのモル比が1:1:1~15:1:4である、請求項1~15のいずれか一項に記載の方法。
- アルカリ剤:化合物式VIまたはVIII:化合物式XIIのモル比が10:1:3である、請求項1~16のいずれか一項に記載の方法。
- アルカリ剤:式XまたはXIの化合物:相間移動触媒のモル比が1:1:0.005~15:1:0.1である、請求項1~17のいずれか一項に記載の方法。
- アルカリ剤:化合物式XまたはXI:相間移動触媒のモル比が10:1:0.01である、請求項1~18のいずれか一項に記載の方法。
- 前記還元剤:化合物式IVまたは化合物式XIVのモル比が1:1~4:1である、請求項1~19のいずれか一項に記載の方法。
- 還元剤:化合物式IVまたは化合物式XIVのモル比が3.3:1である、請求項1~20のいずれか一項に記載の方法。
- 前記還元剤が、水素化アルミニウムリチウム(LiAlH4)、水素化ジイソブチルアルミニウム(Dibal-H)、水素化アルミニウム(AlH3)、水素化ビス(2-メトキシエトキシ)アルミニウムナトリウムまたはボランテトラヒドロフラン(THF)錯体から選択される、請求項1~21のいずれか一項に記載の方法。
- 前記相間移動触媒が、テトラブチルアンモニウムブロミド、テトラエチルアンモニウムブロミド、ベンジルトリブチルアンモニウムブロミド、硫酸水素テトラブチルアンモニウムおよびベンジルトリブチルアンモニウムクロリドなどの第4級アンモニウムハロゲン塩から選択される、請求項1~22のいずれか一項に記載の方法。
- 前記アシル化化合物XIIがクロロアセチルクロリドである、請求項1~23のいずれか一項に記載の方法。
- 前記相間移動触媒がテトラブチルアンモニウムブロミドである、請求項1~24のいずれか一項に記載の方法。
- ピルリンドールエナンチオマーIIまたはIIIの薬学的に許容される塩が、酢酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、マンデル酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、マロン酸塩、マレイン酸塩、メタンスルホン酸塩、乳酸塩、エタンスルホン酸塩、グルタミン酸塩、リン酸塩である、請求項1~25のいずれか一項に記載の方法。
- 前記接触水素化分解が20~70℃で実施される、請求項1~26のいずれか一項に記載の方法。
- 前記接触水素化分解が2~8時間実施される、請求項1~27のいずれか一項に記載の方法。
- 前記接触水素化分解が500~2000KPaの水素圧で実施される、請求項1~28のいずれか一項に記載の方法。
- 前記接触水素化分解が20~70℃で、2~8時間、500KPa~2000KPaの水素圧で実施される、請求項1~29のいずれか一項に記載の方法。
- 前記接触水素化分解が、酢酸エチル、ジメチルホルムアミド、メタノール、エタノール、イソプロパノールおよびジクロロメタンから選択される酸性化溶媒混合液で実施される、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PT110037 | 2017-04-21 | ||
PT11003717 | 2017-04-21 | ||
EP17167851.9A EP3392250A1 (en) | 2017-04-21 | 2017-04-24 | Process for the preparation of piperazine ring for the synthesis of pyrazinocarbazole derivatives |
EP17167851.9 | 2017-04-24 | ||
PCT/IB2018/052753 WO2018193414A1 (en) | 2017-04-21 | 2018-04-20 | Process for the preparation of piperazine ring for the synthesis of pyrazinocarbazole derivatives |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020517664A JP2020517664A (ja) | 2020-06-18 |
JP7121750B2 true JP7121750B2 (ja) | 2022-08-18 |
Family
ID=58632260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019557487A Active JP7121750B2 (ja) | 2017-04-21 | 2018-04-20 | ピラジノカルバゾール誘導体の合成のためのピペラジン環の調製方法 |
Country Status (20)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US11008327B2 (ja) |
EP (2) | EP3392250A1 (ja) |
JP (1) | JP7121750B2 (ja) |
KR (1) | KR102525824B1 (ja) |
CN (1) | CN110831943B (ja) |
AU (1) | AU2018254238B2 (ja) |
CA (1) | CA3060592A1 (ja) |
CL (1) | CL2019002967A1 (ja) |
CO (1) | CO2019012592A2 (ja) |
CY (1) | CY1125139T1 (ja) |
EA (1) | EA038552B1 (ja) |
EC (1) | ECSP19076875A (ja) |
IL (1) | IL270048B (ja) |
MA (1) | MA50149B1 (ja) |
PE (1) | PE20191739A1 (ja) |
PT (1) | PT3612534T (ja) |
SA (1) | SA519410309B1 (ja) |
UA (1) | UA123692C2 (ja) |
WO (1) | WO2018193414A1 (ja) |
ZA (1) | ZA201907517B (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111620882B (zh) * | 2020-06-12 | 2021-08-31 | 欧洛德(武汉)光电科技有限公司 | 新型用于有机电致发光器件的化合物及应用 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104774208A (zh) | 2015-04-24 | 2015-07-15 | 南京靖龙药物研发有限公司 | 一种氘标记吡吲哚盐酸盐的制备方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3288860A (en) | 1965-03-30 | 1966-11-29 | Procter & Gamble | Alkali metal salts of sulfinyl carbanions and alkali metal alkanesulfenates, processes for their preparation and reactions thereof with alkyl halides |
IT1312539B1 (it) * | 1999-04-16 | 2002-04-22 | Erregierre Spa | Processo per la preparazione del pirlindolo cloridrato. |
SI3057589T1 (sl) | 2014-05-09 | 2017-12-29 | Tecnimede-Sociedade Tecnico-Medicinal, S.A. | (s)-pirindol in njegove farmacevtsko sprejemljive soli za uporabo v medicini |
EP3831385B1 (en) * | 2014-05-09 | 2024-07-10 | Tecnimede Sociedade Tecnico-Medicinal S.A. | Mandelate salts of pirlindole enantiomers for use in medicine |
BR112016025918B1 (pt) | 2014-05-09 | 2023-05-16 | Tecnimede Sociedade Tecnico-Medicinal S.A | Processo de obtenção de enantiômeros opticamente ativos de pirlindol e seus sais |
-
2017
- 2017-04-24 EP EP17167851.9A patent/EP3392250A1/en not_active Withdrawn
-
2018
- 2018-04-20 IL IL270048A patent/IL270048B/en unknown
- 2018-04-20 AU AU2018254238A patent/AU2018254238B2/en active Active
- 2018-04-20 EP EP18725642.5A patent/EP3612534B1/en active Active
- 2018-04-20 PT PT187256425T patent/PT3612534T/pt unknown
- 2018-04-20 UA UAA201910930A patent/UA123692C2/uk unknown
- 2018-04-20 EA EA201992384A patent/EA038552B1/ru unknown
- 2018-04-20 CA CA3060592A patent/CA3060592A1/en active Pending
- 2018-04-20 CN CN201880028465.4A patent/CN110831943B/zh active Active
- 2018-04-20 US US16/607,046 patent/US11008327B2/en active Active
- 2018-04-20 KR KR1020197033652A patent/KR102525824B1/ko active IP Right Grant
- 2018-04-20 PE PE2019002065A patent/PE20191739A1/es unknown
- 2018-04-20 WO PCT/IB2018/052753 patent/WO2018193414A1/en active Application Filing
- 2018-04-20 MA MA50149A patent/MA50149B1/fr unknown
- 2018-04-20 JP JP2019557487A patent/JP7121750B2/ja active Active
-
2019
- 2019-10-16 SA SA519410309A patent/SA519410309B1/ar unknown
- 2019-10-17 CL CL2019002967A patent/CL2019002967A1/es unknown
- 2019-10-30 EC ECSENADI201976875A patent/ECSP19076875A/es unknown
- 2019-11-12 CO CONC2019/0012592A patent/CO2019012592A2/es unknown
- 2019-11-13 ZA ZA201907517A patent/ZA201907517B/en unknown
-
2022
- 2022-03-04 CY CY20221100187T patent/CY1125139T1/el unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104774208A (zh) | 2015-04-24 | 2015-07-15 | 南京靖龙药物研发有限公司 | 一种氘标记吡吲哚盐酸盐的制备方法 |
Non-Patent Citations (5)
Title |
---|
Andreeva, N. I.; et al,Pyrazidole enantiomers: preparation and pharmacological properties,Pharmaceutical Chemistry Journal ,1992年,26(5),,365-369,(Khimiko-Farmatsevticheskii Zhurnal (1992), 26(5), 4-7) |
Bokanov, A. I.; et al,Synthesis of heterocycles on the basis of iminotetrahydrocarbazoles. 1, 3-Benzyl-8-methyl-2-oxo-2, 3, 3a, 4, 5 ,6-hexahydro-1H-pyrazino[3, 2, 1-j, k]-carbazole,Chemistry of Heterocyclic Compounds ,1987年,23(12),,1311-1315,Khimiya Geterotsiklicheskikh Soedinenii (1987), (12), 1632-1635 |
Ivanov, P. Yu.; et al,A new approach to the synthesis of pyrazidol,Pharmaceutical Chemistry Journal,1987年,21(1),,62-65,(Khimiko-Farmatsevticheskii Zhurnal (1987), 21(1), 71-75) |
Pascal de Tullio et al.,First Preparative Enantiomer Resolution of Pirlindole, a Potent Antidepressant Drug,Helvetica Chimica Acta,1998年,81(3),pp. 539-547 |
William, R. Roderick.; et al,Derivatives of Piperazine. XXXV. Synthesis of 2-Phenylpiperazine and Some Derivatives,Journal of Medicinal Chemistry,1966年,9(2),,181-185 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR112019022073A2 (pt) | 2020-08-18 |
CL2019002967A1 (es) | 2020-04-13 |
CN110831943B (zh) | 2022-05-03 |
MA50149A (fr) | 2021-05-26 |
PT3612534T (pt) | 2022-03-22 |
ZA201907517B (en) | 2020-11-25 |
PE20191739A1 (es) | 2019-12-12 |
CA3060592A1 (en) | 2018-10-25 |
CO2019012592A2 (es) | 2020-01-17 |
AU2018254238A1 (en) | 2019-10-31 |
US20200131186A1 (en) | 2020-04-30 |
EA038552B1 (ru) | 2021-09-14 |
UA123692C2 (uk) | 2021-05-12 |
EP3612534A1 (en) | 2020-02-26 |
KR20200006544A (ko) | 2020-01-20 |
JP2020517664A (ja) | 2020-06-18 |
EA201992384A1 (ru) | 2020-02-19 |
AU2018254238B2 (en) | 2022-02-24 |
WO2018193414A1 (en) | 2018-10-25 |
CN110831943A (zh) | 2020-02-21 |
IL270048B (en) | 2022-06-01 |
EP3392250A1 (en) | 2018-10-24 |
CY1125139T1 (el) | 2023-06-09 |
US11008327B2 (en) | 2021-05-18 |
ECSP19076875A (es) | 2020-02-28 |
KR102525824B1 (ko) | 2023-04-25 |
SA519410309B1 (ar) | 2021-11-17 |
EP3612534B1 (en) | 2021-12-22 |
MA50149B1 (fr) | 2022-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7121750B2 (ja) | ピラジノカルバゾール誘導体の合成のためのピペラジン環の調製方法 | |
TWI499584B (zh) | 4-{3-[順-六氫環戊[c]吡咯-2(1h)-基]丙氧基}苯甲醯胺鹽酸鹽之晶形及其合成方法及含彼之醫藥組合物 | |
CN110914270B (zh) | 吡吲哚对映异构体及其盐的制备方法 | |
ES2909394T3 (es) | Procedimiento para la preparación de un anillo de piperazina para la síntesis de derivados de pirazinocarbazol | |
WO2022044033A1 (en) | Quinolone compounds and process for preparation thereof | |
BR112019022073B1 (pt) | Processo para preparação de anel de piperazina para a síntese de derivados de pirazinocarbazol | |
ES2900563T3 (es) | Proceso para la preparación de enantiómeros de pirlindol y sus sales | |
TWI844663B (zh) | 製造經取代之2-[2-(苯基)乙胺]烷醯胺衍生物之方法 | |
KR100566562B1 (ko) | 수마트립탄의 제조방법 | |
CN112778193A (zh) | 一种(s)-3-(4-氯苯基)-哌啶的合成方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426 Effective date: 20201225 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20201225 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20211216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220805 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7121750 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |