JP7121511B2 - エンジンシステム - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気流路に触媒を備えるエンジンシステムに関する。
車両には、エンジンから排出された排気ガスに含まれる汚染物質を浄化するために、触媒が設けられている(例えば、特許文献1)。
特開2009-185777号公報
触媒は、常温(例えば、25℃)よりも高い所定の活性温度で汚染物質を除去する。このため、エンジンの始動から触媒が活性温度に達するまで、汚染物質の除去効率が低くなってしまう問題がある。特に、外気温が低い(例えば、氷点下)場合、触媒が活性温度に達するまでに長時間を要してしまう。
本発明は、エンジンの始動前に触媒を暖機して、エンジンの始動から触媒が活性温度に到達するまでの時間を短縮することが可能なエンジンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のエンジンシステムは、エンジンの吸気ポートを開閉する吸気弁と、エンジンの排気ポートを開閉する排気弁と、クランクシャフトを回転させるモータと、排気ポートと連通する排気流路に設けられた触媒と、エンジンが停止していることを含む所定の開始条件を満たした場合に、モータを駆動するモータ制御部と、開始条件を満たしてモータを駆動している間、排気弁の開弁時期および閉弁時期を、エンジンが駆動している場合における排気弁の開弁時期および閉弁時期より遅角させる暖機処理を行うバルブ制御部と、を備え、バルブ制御部は、暖機処理を行う場合に、排気弁の最大リフト時期がエンジンのピストンが上死点から下死点に向かうピストン下降行程となるように排気弁を駆動し、ピストン下降行程の第1の所定クランク角区間で吸気弁を開弁させ、次のピストン下降行程において第1の所定クランク角区間よりも進角された第2の所定クランク角区間で排気弁を開弁させ、排気弁の最大リフト量および吸気弁の最大リフト量は、略等しい
また、排気弁のリフト時間を、第1リフト時間と、第1リフト時間よりも短い第2リフト時間とに切り替える切替機構を備え、バルブ制御部は、切替機構を制御して、エンジンが駆動している場合に排気弁のリフト時間を第1リフト時間で駆動し、暖機処理を行う場合に排気弁のリフト時間を第2リフト時間で駆動してもよい。
また、バルブ制御部は、暖機処理を行う場合、クランクシャフトが1回転する度に、吸気弁および排気弁を1回ずつ開閉してもよい。
本発明によれば、エンジンの始動前に触媒を暖機して、エンジンの始動から触媒が活性温度に到達するまでの時間を短縮することが可能となる。
第1の実施形態にかかるエンジンシステムを説明する図である。 バルブ制御部による吸気弁および排気弁の開閉制御を説明する図である。 第2の実施形態にかかるエンジンシステムを説明する図である。 吸気弁用カムおよび排気弁用カムを説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(第1の実施形態:エンジンシステム100)
図1は、第1の実施形態にかかるエンジンシステム100を説明する図である。なお、図1中、信号の流れを破線の矢印で示す。
図1に示すように、車両に搭載されるエンジンシステム100には、中央処理装置(CPU)、プログラム等が格納されたROM、ワークエリアとしてのRAM等を含むマイクロコンピュータでなるECU(Engine Control Unit)10が設けられ、ECU10によりエンジンE全体が統括制御される。ただし、以下では、本実施形態に関係する構成や処理について詳細に説明し、本実施形態と無関係の構成や処理については説明を省略する。
エンジンシステム100を構成するエンジンEは、シリンダブロック102と、クランクケース104と、シリンダヘッド106と、オイルパン110とを含む。クランクケース104は、シリンダブロック102と一体形成されている。シリンダヘッド106は、シリンダブロック102におけるクランクケース104とは反対側に接合される。オイルパン110は、クランクケース104におけるシリンダブロック102とは反対側に接合される。
シリンダブロック102には、複数のシリンダボア112が形成されており、複数のシリンダボア112において、それぞれピストン114が摺動可能にコネクティングロッド116に支持されている。そして、エンジンEでは、シリンダボア112と、シリンダヘッド106と、ピストン114の冠面とによって囲まれた空間が燃焼室118として形成される。
また、エンジンEでは、クランクケース104およびオイルパン110に囲まれた空間がクランク室120として形成される。クランク室120内には、クランクシャフト122が回転可能に支持されており、ピストン114がコネクティングロッド116を介してクランクシャフト122に連結される。
シリンダヘッド106には、吸気ポート124および排気ポート126が燃焼室118に連通するように設けられる。吸気ポート124と燃焼室118との間には、吸気弁128の先端(傘部)が位置し、排気ポート126と燃焼室118との間には、排気弁130の先端(傘部)が位置している。
また、シリンダヘッド106および不図示のヘッドカバーに囲まれた空間には、吸気弁駆動機構134および排気弁駆動機構136が設けられる。吸気弁駆動機構134は、電磁コイルを用いて、排気弁130とは独立して吸気弁128を駆動する。吸気弁128は、吸気弁駆動機構134によって駆動されることで軸方向に移動し、吸気ポート124と燃焼室118との間を開閉する。排気弁駆動機構136は、電磁コイルを用いて、吸気弁128とは独立して排気弁130を駆動する。排気弁130は、排気弁駆動機構136により駆動させることで軸方向に移動し、排気ポート126と燃焼室118との間を開閉する。吸気弁駆動機構134および排気弁駆動機構136は、後述するバルブ制御部16により駆動制御される。
このように、本実施形態の吸気弁128および排気弁130は、電磁駆動式のバルブである。吸気弁128および排気弁130は、バルブ制御部16によって開閉時期およびリフト量がそれぞれ独立して制御される。なお、図1中吸気弁駆動機構134および排気弁駆動機構136と、ECU10とを接続する信号の流れの破線は、図面の簡明化のため図示を省略している。
吸気ポート124の上流側には、吸気マニホールドを含む吸気流路140が連通される。吸気流路140内には、スロットル弁142、および、スロットル弁142より上流側にエアクリーナ144が設けられる。スロットル弁142は、アクセル(図示せず)の開度に応じてアクチュエータにより開閉駆動される。エアクリーナ144にて浄化された空気は、吸気流路140、吸気ポート124を通じて燃焼室118に吸入される。
シリンダヘッド106には、燃料噴射口が燃焼室118に開口するようにインジェクタ150が設けられるとともに、先端が燃焼室118内に位置するように点火プラグ152が設けられる。インジェクタ150から燃焼室118に噴射された燃料は、吸気ポート124から燃焼室118に供給された空気と混ざり混合気となる。そして、所定のタイミングで点火プラグ152が点火され、燃焼室118内で生成された混合気に含まれる燃料が燃焼される。かかる燃焼により、ピストン114が往復運動を行い、その往復運動が、コネクティングロッド116を通じてクランクシャフト122の回転運動に変替される。
スターターモータ154(モータ)は、エンジンEの始動をアシストする。具体的に、スターターモータ154は、エンジンEを始動する際にクランクシャフト122を所定の回転数まで回転させる。また、本実施形態において、スターターモータ154は、後述する暖機処理の開始条件を満たすと、クランクシャフト122を回転させる。
排気ポート126の下流側には、排気マニホールドを含む排気流路160が連通され、排気流路160内に触媒162が設けられる。燃焼室118で生じた燃焼後の排気ガスは、排気ポート126、排気流路160を通じて外部へ排出される。したがって、排気ガスは、排気流路160の通過過程で、触媒162によって浄化された後、不図示のマフラを通じて外部に排出されることとなる。
EGR(Exhaust Gas Recirculation)流路170は、排気流路160における触媒162の下流側の流路と、吸気流路140におけるスロットル弁142の下流側の流路とを連通させる流路である。EGR流路170は、排気流路160を流通する排気ガスの一部を吸気流路140に還流させる(以下、還流させた排気ガスを「EGRガス」と称する)。
EGR流路170には、EGRクーラ172が設けられており、EGRクーラ172で冷却されたEGRガスは、吸気流路140、吸気ポート124を通じて燃焼室118に還流する。EGRバルブ174は、EGR流路170におけるEGRクーラ172の下流側に設けられ、EGR流路170の流路幅を調整することで、EGR流路170を流れるEGRガスの流量を制御する。EGRクーラ172は、エンジンEが起動されている間、駆動され、後述する暖機処理が実行されている間、停止される。
また、エンジンシステム100には、クランク角センサ250、エンジン起動スイッチセンサ252、暖機処理開始スイッチセンサ254が設けられる。クランク角センサ250は、クランクシャフト122のクランク角を検出し、クランク角に応じた検出信号をECU10に出力する。エンジン起動スイッチセンサ252は、不図示のエンジン起動スイッチがオンされると、エンジン起動スイッチがオンされたことを示すエンジン起動スイッチオン信号をECU10に出力する。また、エンジン起動スイッチセンサ252は、エンジン起動スイッチがオフされると、エンジン起動スイッチがオフされたことを示すエンジン起動スイッチオフ信号をECU10に出力する。暖機処理開始スイッチセンサ254は、不図示の暖機処理開始スイッチがオンされたことを示す暖機処理開始スイッチオン信号をECU10に出力する。
ECU10は、クランク角センサ250、エンジン起動スイッチセンサ252、暖機処理開始スイッチセンサ254から出力された信号を取得してエンジンEを制御する。ECU10は、エンジンEを制御する際、信号取得部12、駆動制御部14、バルブ制御部16として機能する。
信号取得部12は、クランク角センサ250、エンジン起動スイッチセンサ252、暖機処理開始スイッチセンサ254が検出した値を示す信号を取得する。駆動制御部14は、エンジンEが駆動されている間(エンジン起動スイッチオン信号を取得してからエンジン起動スイッチオフ信号を取得するまでの期間、以下、「通常運転中」という)、信号取得部12が取得した信号に基づいて、スロットル弁用アクチュエータ(図示せず)、インジェクタ150、点火プラグ152を制御する。また、駆動制御部14(モータ制御部)は、暖機処理の開始条件を満たした場合に、スターターモータ154を駆動する。
バルブ制御部16は、クランク角センサ250から取得した信号に基づき、吸気弁駆動機構134および排気弁駆動機構136を駆動制御し、吸気弁128および排気弁130の開閉時期およびリフト量(開度)を制御する。また、バルブ制御部16は、EGRバルブ174を制御する。
以下、通常運転中および暖機処理における、駆動制御部14およびバルブ制御部16による制御について説明する。
図2は、バルブ制御部16による吸気弁128および排気弁130の開閉制御を説明する図である。図2(a)は、エンジンEが駆動されている期間の開閉制御を示す。図2(b)は、エンジンEの始動前に実行される暖機処理中の開閉制御を示す。なお、図2(a)、図2(b)中、吸気弁128のリフト量の変化を破線で示し、排気弁130のリフト量の変化を実線で示す。
(通常運転中)
駆動制御部14は、通常運転中、信号取得部12が取得した信号に基づいて、スロットル弁用アクチュエータ、インジェクタ150、点火プラグ152を制御する。なお、通常運転中、スターターモータ154は停止される。
バルブ制御部16は、通常運転中、EGRバルブ174を所定の開度に制御する。また、バルブ制御部16は、通常運転中、図2(a)に示すように、クランク角が、下死点に相当する角度BDC1より所定角度前に排気弁130が開弁を開始し、上死点に相当する角度TDC1に達してから所定角度進角後に排気弁130が閉弁するように、排気弁駆動機構136を駆動制御する。こうして、排気行程が遂行される。また、バルブ制御部16は、クランク角が角度TDC1に達するより所定角度前に吸気弁128が開弁を開始し、次の下死点に相当する角度BDC2に達してから所定角度進角後に吸気弁128が閉弁するように、吸気弁駆動機構134を駆動制御する。こうして、吸気行程が遂行される。
そして、バルブ制御部16は、圧縮行程が終了し、膨張行程の途中、つまり、角度BDC2の次の下死点に相当する角度BDC3に達するより所定角度前に排気弁130が開弁を開始し、上死点に相当する角度TDC3に達してから所定角度進角後に排気弁130が閉弁するように、排気弁駆動機構136を駆動制御する。また、バルブ制御部16は、角度TDC2の次の上死点に相当する角度TDC3に達するより所定角度前に吸気弁128が開弁を開始し、下死点に相当する角度BDC3に達してから所定角度進角後に吸気弁128が閉弁するように、吸気弁駆動機構134を駆動制御する。
つまり、通常運転中に、バルブ制御部16は、ピストン114が2往復する間(つまり、クランクシャフト122が2回転する間)に、吸気弁128および排気弁130が1回ずつ開閉されるように、吸気弁駆動機構134、排気弁駆動機構136を駆動制御する。
(暖機処理)
ECU10は、所定の開始条件を満たすと暖機処理を開始する。ここで、開始条件は、エンジンEが停止しており、かつ、暖機処理開始スイッチオン信号を取得したことである。
駆動制御部14は、開始条件を満たすと、スターターモータ154の駆動を開始して、クランクシャフト122の回転を開始させる。なお、駆動制御部14は、暖機処理中、スロットル弁142を閉弁させた状態でスロットル弁用アクチュエータを停止させ、また、インジェクタ150、点火プラグ152の制御を行わない。
バルブ制御部16は、開始条件を満たすと、EGRバルブ174を開弁する。また、バルブ制御部16は、暖機処理中、図2(b)に示すように、クランク角が、角度BDC1(下死点:-180度)に達した後であって角度TDC1(上死点:0度)に達するより所定角度前(例えば、-10度)に排気弁130が開弁を開始し、角度BDC2(下死点:180度)に到達する前に(例えば、開弁してから120度進角した後)排気弁130を閉弁するように、排気弁駆動機構136を駆動制御する。例えば、バルブ制御部16は、クランク角が-10度から110度である間、排気弁130を開弁する。なお、この際、バルブ制御部16は、角度TDC1(上死点:0度)から角度BDC2(下死点:180)に向かうピストン下降行程に排気弁130のリフト量が最大値(最大リフト時期)となるように、排気弁駆動機構136を駆動制御する。つまり、バルブ制御部16は、排気弁130の開弁時期および閉弁時期を、通常運転中(エンジンが駆動している場合)における排気弁130の開弁時期および閉弁時期より遅角させる。
また、バルブ制御部16は、クランク角が、角度TDC1(上死点:0度)に達した後であって、排気弁130のリフト量が最大値となった後に吸気弁128が開弁を開始し、角度BDC2(下死点:180度)に到達する前に(例えば、開弁してから120度進角した後)、吸気弁128が閉弁するように吸気弁駆動機構134を駆動制御する。例えば、バルブ制御部16は、クランク角が60度から180度である間、吸気弁128を開弁する。
同様に、バルブ制御部16は、角度BDC2(下死点:180度)に達した後であって角度TDC2(上死点:360度)に達するより所定角度前に排気弁130が開弁を開始し、角度BDC3(下死点:540度)に到達する前に排気弁130を閉弁するように、排気弁駆動機構136を駆動制御する。
つまり、バルブ制御部16は、ピストン下降行程の第1の所定のクランク角区間で吸気弁128を開弁させ、次のピストン下降行程において、第1の所定クランク角区間よりも進角された第2の所定クランク角区間で排気弁130を開弁させる。
また、バルブ制御部16は、クランク角が、角度TDC2(上死点:360度)に達した後であって、排気弁130のリフト量が最大値となった後に吸気弁128が開弁を開始し、角度BDC3(下死点:540度)に到達する前に吸気弁128が閉弁するように吸気弁駆動機構134を駆動制御する。
つまり、暖機処理において、バルブ制御部16は、クランク角に応じた吸気弁128および排気弁130の開弁時間が通常運転中より短くなるように、吸気弁駆動機構134、排気弁駆動機構136を駆動制御する。
このように、暖機処理を実行することで、燃焼室118内に吸気された空気が圧縮され、圧縮熱によって加熱される。そして、上死点の近傍において排気弁130を開弁することにより、圧縮され、加熱された空気を、排気流路160を通じて触媒162に導くことができる。これにより、エンジンEの始動前に触媒162を暖機することが可能となる。
また、上記したように、暖機処理中、バルブ制御部16は、ピストン114が1往復する間(つまり、クランクシャフト122が1回転する度)に、吸気弁128および排気弁130が1回ずつ開閉されるように、吸気弁駆動機構134、排気弁駆動機構136を駆動制御する。これにより、単に吸気弁128と排気弁130との開閉タイミングを変え、通常運転中と同様に、ピストン114が2往復する間に、吸気弁128および排気弁130を1回ずつ開閉する場合と比較して、加熱された空気を大量に触媒162に導くことができる。したがって、効率よく、触媒162を暖機することが可能となる。
また、EGR流路170を備える構成により、触媒162を通過した空気を、EGR流路170を通じて燃焼室118に還流させることができる、つまり、加熱された空気を、燃焼室118と、触媒162とに循環させることができる。これにより、触媒162を効率よく暖機することが可能となる。
そして、ECU10(駆動制御部14、バルブ制御部16)は、エンジン起動スイッチオン信号を取得すると、暖機処理を終了して、通常運転を開始(エンジンEを始動)する。
以上説明したように、本実施形態のエンジンシステム100によれば、エンジンEの始動前に触媒162を暖機することができ、エンジンEの始動から触媒162が活性温度に到達するまでの時間を短縮することが可能となる。
また、燃焼室118で空気が加熱されるため、エンジンEのシリンダブロック102内を通過する冷却水をエンジンEの始動前に予熱することができる。これにより、エンジンシステム100が搭載される車両の暖房装置を効率よく運転することが可能となる。
さらに、燃焼室118で空気が加熱されるため、エンジンEの油圧機構や潤滑油に用いられるオイルをエンジンEの始動前に予熱することができる。これにより、油圧機構を使用できるまでの時間を短縮することが可能となる。また、潤滑油による潤滑箇所(例えば、エンジンEや無段変速機(CVT))におけるフリクション(摩擦)を低減することができる。これにより、燃費を向上させることが可能となる。
(第2の実施形態)
上記第1の実施形態において、吸気弁128および排気弁130が電磁駆動式のバルブである場合を例に挙げて説明した。しかし、吸気弁128および排気弁130をカムで往復動させる(開閉する)こともできる。
図3は、第2の実施形態にかかるエンジンシステム300を説明する図である。なお、図3中、信号の流れを破線の矢印で示す。なお、上記第1の実施形態で説明した構成要素と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
エンジンシステム300において、シリンダヘッド106および不図示のヘッドカバーに囲まれた空間内には、吸気カムシャフト340に固定された吸気弁用カム334、および、排気カムシャフト342に固定された排気弁用カム336が設けられる。吸気カムシャフト340、排気カムシャフト342は、不図示のタイミングチェーンを介してクランクシャフト122に連結されており、クランクシャフト122の回転に伴って回転する。
吸気弁用カム334は、ロッカーアームを介して吸気弁128の軸端に当接されており、吸気カムシャフト340によって回転されることで吸気弁128を軸方向に移動させる。吸気弁128は、軸方向に移動して、吸気ポート124と燃焼室118との間を開閉する。排気弁用カム336は、ロッカーアームを介して、排気弁130の軸端に当接されており、排気カムシャフト342によって回転されることで排気弁130を軸方向に移動させる。排気弁130は、軸方向に移動して、排気ポート126と燃焼室118との間を開閉する。
図4は、吸気弁用カム334および排気弁用カム336を説明する図である。図4(a)は、吸気弁用カム334を説明する図であり、図4(b)は、排気弁用カム336を説明する図である。
吸気弁用カム334は、図4(a)に示すように、通常運転用吸気カム350と、暖機処理用吸気カム352とで構成される。通常運転用吸気カム350は、吸気カムシャフト340に固定されるベース部350aと、ベース部350aから径方向外方に突出した1つのカム山350bとで構成される。暖機処理用吸気カム352は、吸気カムシャフト340に固定されるベース部352aと、ベース部352aから径方向外方に突出した2つのカム山352b、352cとで構成される。カム山352bとカム山352cとは、位相を180度異ならせてベース部352aに設けられる。吸気カムシャフト340の軸中心からカム山352bの頂部までの長さLI2(吸気カムシャフト340の軸中心からカム山352cの頂部までの長さLI2)は、吸気カムシャフト340の軸中心からカム山350bの頂部までの長さLI1より短い。
排気弁用カム336は、図4(b)に示すように、通常運転用排気カム360と、暖機処理用排気カム362とで構成される。通常運転用排気カム360は、排気カムシャフト342に固定されるベース部360aと、ベース部360aから径方向外方に突出した1つのカム山360bとで構成される。通常運転用排気カム360は、通常運転用吸気カム350と実質的に等しい形状である。つまり、排気カムシャフト342の軸中心からカム山360bの頂部までの長さLE1は、吸気カムシャフト340の軸中心からカム山350bの頂部までの長さLI1と等しい。
暖機処理用排気カム362は、排気カムシャフト342に固定されるベース部362aと、ベース部362aから径方向外方に突出した2つのカム山362b、362cとで構成される。カム山362bとカム山362cとは、位相を180度異ならせてベース部362aに設けられる。暖機処理用排気カム362は、暖機処理用吸気カム352と実質的に等しい形状である。つまり、排気カムシャフト342の軸中心からカム山362bの頂部までの長さLE2(排気カムシャフト342の軸中心からカム山362cの頂部までの長さLE2)は、長さLI2と等しく、長さLE1(長さLI1)より短い。通常運転用排気カム360および暖機処理用排気カム362は、カム山360bと、カム山362b(カム山362c)との位相を異ならせて排気カムシャフト342に固定される。
つまり、暖機処理用吸気カム352による吸気弁128のリフト量は、通常運転用吸気カム350による吸気弁128のリフト量より短い。同様に、暖機処理用排気カム362による排気弁130のリフト量(第2リフト量)は、通常運転用排気カム360による排気弁130のリフト量(第1リフト量)より短い。つまり、暖機処理用排気カム362による排気弁130のリフト時間(第2リフト時間)は、通常運転用排気カム360による排気弁130のリフト時間(第1リフト時間)より短い。
通常運転用吸気カム350と暖機処理用吸気カム352とは、不図示の切替機構によって、吸気弁128との当接、非当接が切り替えられる。同様に、通常運転用排気カム360と、暖機処理用排気カム362とは、不図示の切替機構によって、排気弁130との当接、非当接が切り替えられる。切替機構は、バルブリフト切り替え式ロッカーアーム(タペット)等既存の様々な技術を利用することができるため、ここでは、詳細な説明を省略する。なお、1つの吸気弁128に対して、通常運転用吸気カム350、暖機処理用吸気カム352が1組設けられ、1つの排気弁130に対して、通常運転用排気カム360、暖機処理用排気カム362が1組設けられる。
図3に戻って説明すると、バルブ制御部36は、通常運転中において、切替機構を駆動制御し、通常運転用吸気カム350を吸気弁128に当接させ、通常運転用排気カム360を排気弁130に当接させる。つまり、バルブ制御部36は、通常運転中において、暖機処理用吸気カム352を吸気弁128と非当接とし、暖機処理用排気カム362を排気弁130と非当接とする。
また、バルブ制御部36は、暖機処理中において、切替機構を駆動制御し、暖機処理用吸気カム352を吸気弁128に当接させ、暖機処理用排気カム362を排気弁130に当接させる。つまり、バルブ制御部36は、暖機処理中において、通常運転用吸気カム350を吸気弁128と非当接とし、通常運転用排気カム360を排気弁130と非当接とする。
このように、暖機処理用排気カム362を構成することにより、上記第1の実施形態と同様に(図2(b)参照)、クランク角が、角度BDC1(下死点:-180度)に達した後であって角度TDC1(上死点:0度)に達するより所定角度前(例えば、-10度)に排気弁130が開弁を開始し、角度BDC2(下死点:180度)に到達する前に(例えば、開弁してから120度進角した後)排気弁130が閉弁される。また、暖機処理用排気カム362は、角度TDC1(上死点:0度)以降に排気弁130のリフト量が最大値となるように、つまり、角度TDC1以降にカム山362bの頂部が排気弁130に当接するように、ロッカーアームに固定される。
また、上記したように暖機処理用吸気カム352を構成することにより、上記第1の実施形態と同様に(図2(b)参照)、クランク角が、角度TDC1(上死点:0度)に達した後であって、排気弁130のリフト量が最大値となった後に吸気弁128が開弁を開始し、角度BDC2(下死点:180度)に到達する前に(例えば、開弁してから120度進角した後)吸気弁128が閉弁される。
同様に、角度BDC2(下死点:180度)に達した後であって角度TDC2(上死点:360度)に達するより所定角度前に排気弁130が開弁を開始し、角度BDC3(下死点:540度)に到達する前に排気弁130を閉弁される。また、クランク角が、角度TDC2(上死点:360度)に達した後であって、排気弁130のリフト量が最大値となった後に吸気弁128が開弁を開始し、角度BDC3(下死点:540度)に到達する前に吸気弁128が閉弁される。
また、上記したように、暖機処理用吸気カム352のカム山352b、352cの長さLI2は、通常運転用吸気カム350のカム山350bの長さLI1より短く、暖機処理用排気カム362のカム山362b、362cの長さLE2は、通常運転用排気カム360のカム山360bの長さLE1より短い。
つまり、暖機処理において、排気弁130の開弁時期および閉弁時期を、通常運転中における排気弁130の開弁時期および閉弁時期より遅角させるように、通常運転用排気カム360、暖機処理用排気カム362が構成される。また、暖機処理において、ピストン下降行程の第1の所定のクランク角区間で吸気弁128を開弁させ、次のピストン下降行程において、第1の所定クランク角区間よりも進角された第2の所定クランク角区間で排気弁130を開弁させるように、通常運転用吸気カム350、暖機処理用吸気カム352、通常運転用排気カム360、暖機処理用排気カム362が構成される。
また、上記したように、暖機処理用吸気カム352および暖機処理用排気カム362には、カム山が2つずつ設けられている。したがって、暖機処理において、ピストン114が1往復する間(つまり、クランクシャフト122が1回転する間)に、吸気弁128および排気弁130が1回ずつ開閉されることになる。
以上説明したように、本実施形態にかかるエンジンシステム300によれば、開始条件を満たした場合に、通常運転用吸気カム350から暖機処理用吸気カム352に切り替えるとともに、通常運転用排気カム360から暖機処理用排気カム362に切り替えることで、上死点の近傍において排気弁130を開弁することができる。これにより、燃焼室118において圧縮され、加熱された空気を、排気流路160を通じて触媒162に導くことができる。したがって、エンジンEの始動前に触媒162を暖機することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、モータとしてスターターモータ154を例に挙げて説明した。しかし、エンジンEの始動前(停止中)にクランクシャフト122を回転させることができれば、モータに限定はない。例えば、エンジンEおよび電動機を動力源としたハイブリッド車の電動機をモータとして利用してもよい。
また、上記実施形態において、エンジンシステム100、300が、EGR流路170およびEGRバルブ174を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、EGR流路170、EGRバルブ174は必須の構成ではない。
また、上記実施形態において、下死点より後であって上死点に達する前に排気弁130を開弁する構成を例に挙げて説明した。しかし、排気弁130は、上死点と同時、または上死点に達した後に開弁されてもよい。いずれにせよ、上死点から下死点に向かう間に吸気弁128の開弁を開始させ、吸気弁128の開弁開始より前に排気弁130の開弁を開始させ、上死点から下死点に向かう間に排気弁130を閉弁させればよい。また、上死点以降に排気弁130のリフト量の最大値となり、下死点に到達する前に排気弁130が閉弁されていればよい。さらに、下死点に到達するまでに吸気弁128が閉弁されるとよい。
また、上記実施形態では、暖機処理において、クランクシャフト122が1回転する間に、吸気弁128および排気弁130が1回ずつ開閉される場合を例に挙げて説明した。しかし、クランクシャフト122が2以上回転する間に、吸気弁128および排気弁130が1回ずつ開閉されてもよい。例えば、暖機処理用吸気カム352に1つのカム山352bのみを設け、暖機処理用排気カム362に1つのカム山362bのみを設けてもよい。
また、上記第2の実施形態において、通常運転用排気カム360を暖機処理用排気カム362に切り替えることで、排気弁130のリフト量を変化させる構成を例に挙げて説明した。しかし、排気弁130を電磁駆動式のバルブとして、排気弁130のリフト時間(リフト量)を変化させてもよい。
また、上記実施形態において、暖機処理中において、吸気弁128の開弁時間と、排気弁130の開弁時間とが実質的に等しい場合を例に挙げて説明した。しかし、吸気弁128の開弁時間と、排気弁130の開弁時間とが異なっていてもよい。
また、上記実施形態において、エンジンシステム100、300が暖機処理開始スイッチセンサ254を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、暖機処理開始スイッチセンサ254は、必須の構成ではない。例えば、エンジンEが停止しており、かつ、信号取得部12がエンジン起動スイッチオン信号を取得したことを暖機処理の開始条件とし、暖機処理の経過時間が所定時間(例えば、30秒)に到達したら暖機処理を終了して、エンジンEを始動させてもよい。
本発明は、エンジンの排気流路に触媒を備えるエンジンシステムに利用できる。
E エンジン
14 駆動制御部(モータ制御部)
16 バルブ制御部
36 バルブ制御部
100 エンジンシステム
122 クランクシャフト
124 吸気ポート
126 排気ポート
128 吸気弁
130 排気弁
154 スターターモータ(モータ)
160 排気流路
162 触媒
300 エンジンシステム

Claims (3)

  1. エンジンの吸気ポートを開閉する吸気弁と、
    前記エンジンの排気ポートを開閉する排気弁と、
    クランクシャフトを回転させるモータと、
    前記排気ポートと連通する排気流路に設けられた触媒と、
    前記エンジンが停止していることを含む所定の開始条件を満たした場合に、前記モータを駆動するモータ制御部と、
    前記開始条件を満たして前記モータを駆動している間、前記排気弁の開弁時期および閉弁時期を、前記エンジンが駆動している場合における前記排気弁の開弁時期および閉弁時期より遅角させる暖機処理を行うバルブ制御部と、
    を備え
    前記バルブ制御部は、前記暖機処理を行う場合に、
    前記排気弁の最大リフト時期が前記エンジンのピストンが上死点から下死点に向かうピストン下降行程となるように前記排気弁を駆動し、
    前記ピストン下降行程の第1の所定クランク角区間で前記吸気弁を開弁させ、次の前記ピストン下降行程において前記第1の所定クランク角区間よりも進角された第2の所定クランク角区間で前記排気弁を開弁させ、
    前記排気弁の最大リフト量および前記吸気弁の最大リフト量は、略等しい、エンジンシステム。
  2. 前記排気弁のリフト時間を、第1リフト時間と、前記第1リフト時間よりも短い第2リフト時間とに切り替える切替機構を備え、
    前記バルブ制御部は、前記切替機構を制御して、前記エンジンが駆動している場合に前記排気弁のリフト時間を前記第1リフト時間で駆動し、前記暖機処理を行う場合に前記排気弁のリフト時間を前記第2リフト時間で駆動する請求項1に記載のエンジンシステム。
  3. 前記バルブ制御部は、前記暖機処理を行う場合、前記クランクシャフトが1回転する度に、前記吸気弁および前記排気弁を1回ずつ開閉する請求項1に記載のエンジンシステム。
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