JP7120108B2 - 管理装置、端末装置、およびプログラム - Google Patents

管理装置、端末装置、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、端末装置、およびプログラムに関する。
通信端末装置において、ユーザの使用状況に基づいて、通信機器のメモリ領域を制御する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、使用頻度の低い機能のメモリ領域を、ユーザが希望する機能のメモリ領域として割り当てが可能な携帯端末装置が開示されている。
特開2003-179669号公報
しかしながら、特許文献1は、複数の端末に対するメモリ領域の管理を考慮していない。例えば、端末装置が使用される地域によって、必要性の高い機能と、必要性の低い機能が異なる場合がある。このような場合、従来技術では、端末ごとにメモリ領域の設定変更を行なう必要があった。また、端末装置として業務用の無線機を用いたときにグループごとに必要な機能が異なる場合がある。このような場合、従来技術では、特定のグループに属する複数の端末のメモリ領域を設定することができなかった。
本発明は、複数の端末装置のメモリ領域を効率的に設定することのできる管理装置、端末装置、およびプログラムを提供する。
本発明の管理装置は、複数の端末装置を管理する管理装置であって、端末装置が位置するエリアを特定可能なエリア特定用情報および前記エリアの特性を示すエリア種別情報を対応付けたエリア管理情報と、前記エリア種別情報および端末装置において使用する記憶領域に関するメモリ設定情報を対応付けたメモリ管理情報とを記憶する記憶部と、一の端末装置に関する前記エリア特定用情報を含む要求メッセージを受信する受信部と、前記要求メッセージをもとに、前記一の端末装置に対応するエリア種別情報を特定し、前記特定したエリア種別情報に対応するメモリ設定情報を前記記憶部から取得する制御部と、前記制御部によって取得されたメモリ設定情報を前記一の端末装置に向けて送信する送信部と、を備える。
本発明の端末装置は、自端末装置の位置するエリアに応じて、自端末装置の記憶領域に関する情報を含むメモリ設定情報を管理装置から受信する受信部と、前記メモリ設定情報に基づいて、前記記憶領域を設定する設定部と、を備える。
本発明のプログラムは、複数の端末装置を管理する管理装置であって、一の端末装置に関する前記エリア特定用情報を含む要求メッセージを受信する受信部と、前記要求メッセージをもとに、前記一の端末装置に対応するエリア種別情報を特定し、前記特定したエリア種別情報に対応するメモリ設定情報を、端末装置が位置するエリアを特定可能なエリア特定用情報および前記エリアの特性を示すエリア種別情報を対応付けたエリア管理情報と、前記エリア種別情報および端末装置において使用する記憶領域に関するメモリ設定情報を対応付けたメモリ管理情報とを記憶する記憶部から取得する制御ステップと、前記制御ステップで取得されたメモリ設定情報を前記一の端末装置に向けて送信する送信ステップと、を管理装置として動作するコンピュータに実行させる。
本発明によれば、複数の端末装置のメモリ領域を効率的に設定することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、グループ管理情報を説明するための図である。 図4は、エリア管理情報を説明するための図である。 図5は、メモリ管理情報を説明するための図である。 図6は、メモリ管理情報を説明するための図である。 図7Aは、メモリ管理表の一例を説明するための図である。 図7Bは、メモリ管理表の一例を説明するための図である。 図7Cは、メモリ管理表の一例を説明するための図である。 図7Dは、メモリ管理表の一例を説明するための図である。 図7Eは、メモリ管理表の一例を説明するための図である。 図8は、端末装置がメモリの記憶領域の再配置をするまでのメッセージの送受信の流れを示すシーケンス図である。 図9は、本発明の第1実施形態に係る管理装置の制御部がメモリ設定情報を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、本発明の第1実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 図11は、端末装置の制御部が記憶領域を再配置する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、端末装置の制御部が各機能に関するデータを第1記憶部に記憶する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、本発明の第1実施形態に係る変形例におけるエリア管理情報のデータ構造を説明するための図である。 図14は、本発明の第2実施形態に係る管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図15は、本発明の第2実施形態に係る管理装置の制御がメモリ設定情報を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図16は、本発明の第3実施形態に係る管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図17は、更新情報の一例を説明するための図である。 図18は、本発明の第3実施形態に係る管理装置の制御部が更新情報を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図19は、本発明の第4実施形態に係る管理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図20は、本発明の第4実施形態に係る管理装置の制御部がメモリ設定情報およびプログラムを送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図21は、端末装置の制御部が記憶領域を再配置する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含む。
[第1実施形態]
図1を用いて、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す模式図である。
無線通信システム1は、第1端末装置10-1と、第2端末装置10-2と、第3端末装置10-3と、第4端末装置10-4と、第5端末装置10-5と、第6端末装置10-6と、第7端末装置10-7と、第8端末装置10-8と、第9端末装置10-9と、管理装置100と、第1基地局200-1と、第2基地局200-2とを含む。図1に示す例では、無線通信システム1は、2台の基地局と、9台の端末装置とを含むが、これは基地局の数と、端末装置の数とを限定するものではない。第1基地局200-1および第2基地局200-2を区別する必要のない場合は、総称して基地局200と呼ぶこともある。第1端末装置10-1から第9端末装置10-9を区別する必要のない場合は、総称して端末装置10と呼ぶこともある。
管理装置100は、サーバ装置などのコンピュータである。管理装置100と、第1基地局200-1および第2基地局200-2との間は図示しない有線または無線のネットワークで接続されている。
第1通信エリア200aは、第1基地局200-1の通信エリアである。通信エリアにはエリア種別が割り当てられており、第1通信エリア200aのエリア種別は、例えば農村エリアである。エリア種別とは、通信エリア(地域)の種類(タイプ)を示す概念であり、通信エリアの特性(性質)を示す情報であるともいえる。なお、エリア種別をエリア種別情報と呼ぶ場合もある。1つの通信エリア(1つの基地局200)は、1つのエリア種別に対応し、1つのエリア種別は1つ以上の通信エリア(1つ以上の基地局200)に対応する。すなわち、複数の通信エリアが1つのエリア種別に対応してもよい。第1通信エリア200aには、第1端末装置10-1から第5端末装置10-5が位置している。この場合、第1基地局200-1は、第1端末装置10-1から第5端末装置10-5と通信する。第1通信エリア200aでは、各端末装置が複数のグループで運用されている。第1端末装置10-1と、第2端末装置10-2とは第1グループ20-1を形成している。第3端末装置10-3と、第4端末装置10-4とは第2グループ20-2を形成している。第5端末装置10-5は、グループを形成していない。第1グループ20-1は、公的機関、例えば、警察で形成された警察グループである。第2グループ20-2は、民間で形成された民間グループである。グループ種別とは、グループの種類(タイプ)を示す概念であり、グループの特性(性質)を示す情報であるともいえる。「警察グループ」と「民間グループ」というように性質の異なるグループは、異なるグループ種別に分類される。なお、グループ種別をグループ種別情報と呼ぶ場合もある。1つのグループは1つのグループ種別に対応し、1つのグループ種別は1つ以上のグループに対応する。すなわち、複数のグループが1つのグループ種別に対応してもよい。図1において、第1通信エリア200aでは、「警察」と「民間」という2つのグループ種別に対応するグループの各端末装置が運用されている。
第2通信エリア200bは、第2基地局200-2の通信エリアである。第2通信エリア200bのエリア種別は、例えば都会エリアである。第2通信エリア200bは、例えば都会エリアである。第2通信エリア200bには、第6端末装置10-6から第9端末装置10-9が位置している。この場合、第2基地局200-2は、第6端末装置10-6から第9端末装置10-9と通信する。第2通信エリア200bにおいて、第6端末装置10-6と、第7端末装置10-7とは第3グループ20-3を形成している。第8端末装置10-8と、第9端末装置10-9とは第4グループ20-4を形成している。第3グループ20-3は、公的機関、例えば、警察で形成された警察グループである。第4グループ20-4は、民間で形成された民間グループである。すなわち、第2通信エリア200bでは、「警察」と「民間」という2つのグループ種別に対応するグループの各端末装置が運用されている。
管理装置100は、エリア種別や、グループ種別に基づいて各端末装置のメモリの記憶領域を設定する。以下では、エリア種別として農村エリアと都会エリア、グループ種別として警察と民間とを例に説明するが、これは例示であり、本発明を限定するものではない。また、1つのグループに属する端末装置10が複数の基地局200に登録されていてもよい。また、1つの基地局200に登録される端末装置10の数は、図1の例示に限定されない。例えば、ある基地局200にあるグループに属する端末装置10が1つ登録されており、他の基地局200に同じグループに属する端末装置10が1つ登録されていてもよい。
[管理装置]
図2を用いて、第1実施形態に係る管理装置100の構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る管理装置100の構成の一例を示すブロック図である。
管理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、無線または有線のネットワークを介して外部の装置と通信する。通信部110は、受信部111と送信部112とを含む。通信部110は、例えば制御部130の制御に従って、基地局200と通信する。通信部110は、例えば基地局200からメモリ情報要求メッセージを受信したり、メモリ設定情報を基地局200に送信したりする。
記憶部120は、種々のデータを記憶する。記憶部120は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などで構成されている。記憶部120は、その他の半導体メモリなどで構成されてもよい。記憶部120は、グループ管理情報121と、エリア管理情報122と、メモリ管理情報123とを記憶する。記憶部120は、管理装置100を制御するためのプログラムを記憶してもよい。
グループ管理情報121は、グループを識別するためのグループID(グループ識別子)と、グループ種別とを対応付けたデータである。本実施形態では、端末装置10または端末装置10を使用するユーザは、1つまたは複数のグループに属することができる。ただし、グループに属さない端末装置10が存在してもよい。
図3を用いて、グループ管理情報121について説明する。図3は、グループ管理情報121のデータ構造を説明するための図である。
図3に示すように、グループ管理情報121は、グループIDと、グループ種別とが対応付けられたデータである。図3に示す例では、例えばグループID「G1」がグループ種別「民間」に対応付けられている。例えばグループID「G2」がグループ種別「警察」に対応付けられている。例えばグループID「G5」がグループ種別「その他」に対応付けられている。図3に示す例では、グループ種別(グループ種別情報)は「民間」、「警察」、および「その他」の3種類であるが、これは本発明を限定するものではない。本発明は、図3に示した以外のグループ種別を用いてもよい。また本発明は、グループ種別の数にも制限はない。
エリア管理情報122は、端末装置10が位置するエリアを特定可能な情報(エリア特定用情報)と、エリア種別とを対応付けたデータである。本実施形態では、端末装置10が位置するエリアを特定可能な情報として、基地局を識別するための基地局IDを用いるが、後述するように、これに限定される訳ではない。エリア種別(エリア種別情報)は、基地局の通信エリア(地域)の特性を示す情報である。基地局IDは、基地局識別子あるいは基地局識別情報とも呼ぶ。基地局IDが分かると、その基地局200に登録された端末装置10はその通信エリア内に位置することも分かる。つまり、基地局IDによって端末装置10のおおよその位置が特定される。このため、基地局IDは、端末装置10が位置するエリアを特定可能な情報であるといえる。
図4を用いて、エリア管理情報122について説明する。図4は、エリア管理情報122のデータ構造を説明するための図である。
図4に示すように、エリア管理情報122は、基地局IDと、エリア種別とが対応付けられたデータである。図4に示す例では、例えば基地局ID「B1」がエリア種別「都会」と対応付けられている。例えば基地局ID「B2」がエリア種別「農村」と対応付けられている。例えば基地局ID「B5」がエリア種別「その他」と対応付けられている。図4に示す例では、エリア種別は「都会」、「農村」、および「その他」の3種類であるが、これは本発明を限定するものではない。エリア管理情報122において、隣接する基地局のエリア種別は同じになることもある。複数の基地局のエリア種別が同じであってもよい。本発明は、図4に示した以外のエリア種別を用いてもよい。また、エリア種別「都会」、「農村」を更に細かく区分してもよい。また、本発明は、エリア種別の数にも制限はない。
メモリ管理情報123は、エリア種別と、グループ種別と、メモリ管理表ID(管理表ID)とを対応付けたデータである。メモリ管理表IDとは、メモリ管理表を識別するための識別子(ID)である。メモリ管理表は、端末装置10が使用できる機能と、機能ごとの記憶領域を示す情報である。記憶領域を示す情報には、開始アドレスと、サイズの情報が含まれる。端末装置10のメモリの記憶領域は、メモリ管理表に従って設定される。メモリ管理表の詳細については後述する。
図5を用いて、メモリ管理情報123について説明する。図5は、メモリ管理情報123のデータ構造を説明するための図である。
図5に示すように、メモリ管理情報123は、エリア種別と、グループ種別と、メモリ管理表IDとが対応付けられたデータである。図5に示す例では、エリア種別「その他」、グループ種別「その他」には、メモリ管理表ID「標準」が対応付けられている。これは、エリア種別「その他」、グループ種別「その他」である端末装置10は、「標準」のメモリ管理表を用いることを示している。例えばエリア種別「都会」、グループ種別「警察」には、メモリ管理表ID「管理表#1」が対応付けられている。例えばエリア種別「農村」、グループ種別「民間」には、メモリ管理表ID「管理表#4」が対応付けられている。メモリ管理表IDとメモリ管理表とは一対一に対応するため、メモリ管理情報123は、エリア種別と、グループ種別と、メモリ管理表とを対応付けるデータである。メモリ管理表は、メモリ設定情報とも呼ばれる。後述するように、メモリ管理表は、端末装置10が使用すべき記憶領域に関する情報を含んでいるため、メモリ管理情報123は、エリア種別と、グループ種別と、端末装置10が使用すべき記憶領域に関する情報とを対応付けるデータであるともいえる。
図5に示した例では、メモリ管理情報123に、エリア種別と、グループ種別との2種類の種別が対応付けられているが、メモリ管理情報に含まれる種別は1つであってもよい。
図6を用いて、1つの種別(エリア種別)のみを含むメモリ管理情報123Aについて説明する。図6は、メモリ管理情報123Aのデータ構造を説明するための図である。
図6に示すように、メモリ管理情報123Aは、エリア種別と、メモリ管理表ID(管理表ID)とが対応付けられたデータである。図6に示す例では、エリア種別「その他」には、メモリ管理表ID「管理表#A」が対応付けられている。これは、エリア種別「その他」である場合には、メモリ管理表ID「管理表#A」として識別されるメモリ管理表を用いることを示している。例えばエリア種別「都会」には、メモリ管理表ID「管理表#B」が対応付けられている。例えばエリア種別「農村」には、メモリ管理表ID「管理表#C」が対応付けられている。このように、メモリ管理情報123Aでは、端末装置10に適用されるメモリ管理表は、エリア種別によってのみ決定される。なお同様に、メモリ管理情報において、グループ種別と、メモリ管理表IDとを対応させ、グループ種別のみによってメモリ管理表が決定されるようにしてもよい。
[メモリ管理表]
図7Aと、図7Bと、図7Cと、図7Dと、図7Eとを用いて、メモリ管理表について説明する。図7Aから図7Eは、メモリ管理表のデータ構造を説明するための図である。
図7Aは、メモリ管理表ID「標準」のメモリ管理表300Aを示している。メモリ管理表300Aは、機能と、使用フラグと、開始アドレスと、サイズ(容量)とを対応付けたデータである。
機能は、端末装置10が実行する機能である。機能には、「緊急送信機能」、「Status機能」、「SMS(Short Message Service)機能」、「画像機能」、「ゲーム機能」、「GPS(Global Positioning System)機能」、「フリー領域」を含む。「緊急送信機能」は、端末装置10を使用するユーザが倒れた等のエマージェンシー状態を含む緊急状態を送信する機能である。「Status機能」は、事前に決められた番号を用いて、端末装置10を使用するユーザの状態などを送信する簡易的な暗号通信機能である。「SMS機能」は、テキスト(文字)を用いた通信に関する機能である。「画像機能」は、写真撮影に関する機能である。「ゲーム機能」は、端末装置10で動作するゲームに関する機能である。「GPS機能」は、自端末の位置情報を取得するための機能である。「フリー領域」は、用途を限定しないメモリ領域である。
使用フラグには、対応する機能を使用する場合には「Yes」が入力され、対応する機能を使用しない場合には「No」が入力される。開始アドレスは、対応する機能に関するデータが記憶されるメモリの記憶領域の開始位置である、サイズは、記憶容量を示している。例えば、サイズは記憶容量のバイト数で示される。このように、メモリ管理表は、端末装置10が使用する機能と、機能別の記憶領域に関する情報を格納している。
メモリ管理表300Aを参照すると、各機能の仕様フラグが「Yes」である。また、各機能のサイズは「Z」バイトである。言い換えると、各機能の使用できる記憶領域が、「Z」バイトである。すなわち、標準状態では、「緊急送信機能」から「フリー」の7個の機能それぞれに「Z」バイトのメモリ領域が割り当てられているので、合計「7Z」バイトのデータ領域が使用される。
具体的には、メモリ管理表300Aにおいては、「緊急送信機能」に関するデータはアドレス「A」の位置から記憶が開始される。この場合、「Status機能」に関するデータは、「緊急送信機能」のサイズが「Z」なのでアドレス「A+Z」の位置から記憶が開始される。
図7Bに示すメモリ管理表300Bは、エリア種別が「都会」であり、かつグループ種別が「警察」である場合のメモリ管理表の一例を示している。この管理表は、図5に示す例において、メモリ管理表ID「管理表#1」に対応する。
メモリ管理表300Bに示すように、グループ種別が「警察」である場合、「SMS機能」と「ゲーム機能」とは必要性が低いと考えられるため、これらの機能の使用フラグは「No」となる。また、「フリー領域」の使用フラグも「No」としている。使用フラグが「No」の機能の開始アドレスと、サイズは「0」になる。言い換えると、使用フラグが「No」である機能に関するデータは、端末装置10のメモリに記憶されない。エリア種別が「都会」であり、かつグループ種別が「警察」である場合、エマージェンシー状態を送信するための「緊急送信機能」と、証拠写真を保存するための「画像機能」の必要性が高いと考えられる。そのため、「緊急送信機能」のサイズを標準の2倍の「2Z」に設定する。また「画像機能」のサイズを標準の3倍の「3Z」に設定する。
具体的には、メモリ管理表300Bにおいては、「緊急送信機能」に関するデータはアドレス「A」の位置から記憶が開始される。この場合、「Status機能」に関するデータは、「緊急送信機能」のサイズが「2Z」なのでアドレス「A+2Z」の位置から記憶が開始される。ここで、SMS機能に関するデータは端末装置10のメモリには記憶されない。そのため、「画像機能」に関するデータがアドレス「A+3Z」の位置から記憶が開始される。
図7Cに示すメモリ管理表300Cは、エリア種別が「農村」であり、かつグループ種別が「警察」である場合のメモリ管理表の一例を示している。この管理表は、図5に示す例において、メモリ管理表ID「管理表#2」に対応する。
メモリ管理表300Cに示すように、グループ種別が「警察」である場合、「SMS機能」と「ゲーム機能」とは必要性が低いと考えられるため、これらの機能の使用フラグは「No」となる。「緊急送信機能」と、「画像機能」の必要性は、エリア種別が「都会」であり、かつグループ種別が「警察」である場合程は高くないと考えられる。そのため、「緊急送信機能」と、「画像機能」のサイズは標準にし、余った記憶領域を「フリー領域」に割り当てる。「フリー領域」の容量は、標準の3倍の「3Z」となる。
図7Dに示すメモリ管理表300Dは、エリア種別が「都会」であり、かつグループ種別が「民間」である場合のメモリ管理表の一例を示している。この管理表は、図5に示す例において、メモリ管理表ID「管理表#3」に対応する。
メモリ管理表300Dに示すように、グループ種別が「民間」である場合には、簡易的な暗号通信である「Status機能」は必要性が低いと考えられるので、使用フラグは「No」となる。「緊急送信機能」と「GPS機能」は、使用フラグが「Yes」であるが、開始アドレスおよびサイズは「0」である。この場合、「緊急送信機能」および「GPS機能」には、専用のメモリ領域は割り当てられない。「緊急送信機能」および「GPS機能」に関するデータは、「フリー領域」に記憶される。メモリ管理表300Dでは、「フリー領域」には、標準の4倍の「4Z」の容量が割り当てられている。ここで、「緊急送信機能」および「GPS機能」は必要と判断された機能であるが、どの程度のメモリ量が必要であるかは事前に予想することが難しいため、「フリー領域」が割り当てられている。すなわち、メモリ管理表300Dに示すように、端末装置10で使用される機能の割合(程度)を想定することが難しい場合には、「フリー領域」の容量を大きくすることが好ましい。なお、機能ごとに専用のメモリ領域を割り当てた方が、プログラム実行時のメモリ管理の処理を簡略化することができる。そのため、実行速度の観点からは、機能ごとに専用のメモリ領域を割り当てることが好ましい。
図7Eに示すメモリ管理表300Eは、エリア種別が「農村」であり、かつグループ種別が「民間」である場合のメモリ管理表の一例を示している。この管理表は、図5に示す例において、メモリ管理表ID「管理表#4」に対応する。
メモリ管理表300Eに示すように、「緊急送信機能」、「Status機能」、および「GPS機能」については、図7Dに示すメモリ管理表300Dと同様である。また、エリア種別が「都会」である場合と比較して、「画像機能」の容量を「Z」から「2Z」に、「ゲーム機能」の容量を「2Z」から「3Z」に増やしている。また、「フリー領域」の容量を「4Z」から「2Z」に減らしている。「画像機能」の容量を増やしているのは、例えばエリア種別が「都会」である場合に比べて、例えば、災害対策などのために河川や山などの写真を撮影したり、あるいは農作物や牧草地の写真を撮影する機会が多いと想定されるためである。
図7Aから図7Eに示したように、端末装置10は、エリア種別によって必要性の高い機能が異なる。また、エリア種別が同じであっても、グループ種別によって必要性の高い機能が異なる。そのため、エリア種別と、グループ種別の組み合わせで、メモリの記憶領域の配置を変更する。エリア種別およびグループ種別に応じて、端末装置10のメモリの記憶領域の配置を変更することで、メモリを有効に利用できる。
再び図2を参照する。制御部130は、管理装置100の各部を制御する。制御部130は、例えばCPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などで構成されている。この場合、ROMには、CPUが各部を制御するためのプログラムが格納されている。CPUは、ROMに格納されたプログラムを読み出し、RAMにデータ領域を確保して実行することで、管理装置100の各部を制御する。制御部130は、取得部131を備える。
通信部110に含まれる受信部111は、基地局200から種々の情報を受信する。また、基地局200を経由して各端末装置10から種々の情報を受信する。受信部111は、基地局200から、基地局200に登録された各端末装置10がメモリの記憶領域を再配置するためのメモリ情報要求メッセージ(要求メッセージ)を受信する。メモリ情報要求メッセージには、端末装置10が位置するエリアを特定可能な情報として、基地局IDが含まれている。また、メモリ情報要求メッセージには、端末装置10または端末装置10を使用するユーザが属するグループIDが含まれている。受信部111が受信した情報は、制御部130に通知される。
取得部131は、受信部111が受信した情報に基づいて、種々の情報を取得する。取得部131は、記憶部120のメモリ管理情報123を参照し、受信部111が受信したメモリ情報要求メッセージに基づいて、各端末装置10が使用すべきメモリ管理表を取得する。ここで取得したメモリ管理表は、メモリ情報要求メッセージを送信した端末装置10のメモリ(記憶部)の使い方を規定した情報であり、その端末装置10が使用すべき機能と、機能別の記憶領域に関する情報を含んでいる。端末装置10のメモリの記憶領域は、メモリ管理表に従って設定されため、メモリ管理表は「メモリ設定情報」であるともいえる。以下の説明における「メモリ設定情報」は、メモリ情報要求メッセージに対応して取得された特定のメモリ管理表である。
通信部110に含まれる送信部112は、種々の情報を端末装置10に送信する。送信部112は、基地局200を介して、種々の情報を端末装置10に送信する。送信部112は、メモリ設定情報を端末装置10に送信する。具体的には、送信部112は、取得部131が取得したメモリ管理表を端末装置10に送信する。
[無線通信システム1の処理]
図8を用いて、無線通信システム1の処理の流れについて説明する。図8は、端末装置がメモリの記憶領域の再配置をするまでのメッセージの送受信の流れを示すシーケンス図である。
端末装置10は、基地局200に位置登録する際に、登録要求(位置登録要求)と、自身を識別するための識別ID(端末ID)と、グループIDとを基地局200に送信する(ステップS11)。基地局200は、メモリ情報要求メッセージを管理装置100に送信する(ステップS12)。メモリ情報要求メッセージには、基地局IDとグループIDとが含まれている。管理装置100は、メモリ情報要求メッセージに基づいて、メモリ設定情報を取得する(ステップS13)。管理装置100がメモリ設定情報を取得する処理については、後述する。管理装置100は、メモリ設定情報を基地局200に送信する(ステップS14)。基地局200は、登録許可と、管理装置100から受信したメモリ設定情報を端末装置10に送信する。端末装置10は、メモリ設定情報、すなわちメモリ管理表に基づいて、メモリの記憶領域を再配置する(ステップS16)。ステップS16では、端末装置10は、メモリの記憶領域を再配置する際に、メモリに記憶されているデータ消去してもよい。
[第1実施形態の処理]
図9を用いて、管理装置100の制御部130の処理について説明する。図9は、管理装置100の制御部130がメモリ設定情報を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部130は、通信部110を介して、メモリ情報要求メッセージを基地局から受信する(ステップS101)。そして、ステップS102に進む。
制御部130は、メモリ情報要求メッセージからグループIDを抽出し、グループ管理情報121を参照して、抽出したグループIDに対応するグループ種別を取得する(ステップS102)。そして、ステップS103に進む。
制御部130は、メモリ情報要求メッセージから基地局IDを抽出し、エリア管理情報122を参照して、抽出した基地局IDに対応するエリア種別を取得する(ステップS103)。そして、ステップS104に進む。
制御部130は、メモリ管理情報123を参照して、ステップS102で取得したグループ種別と、ステップS103で取得したエリア種別とに対応するメモリ管理表を取得する(ステップS104)。例えば、制御部130は、図5に示すように、エリア種別が「農村」、グループ種別が「警察」である場合、メモリ管理表IDとして「管理表#2」を取得する。「管理表#2」は図7Cに図示のメモリ管理表300Cに対応するため、メモリ管理表300Cのデータを取得する。なお上述したように、ここで取得されたメモリ管理表は、メモリ設定情報とも呼ばれる。すなわち、ステップS104において、制御部130は、メモリ情報要求メッセージに対応するメモリ設定情報を取得する。そして、ステップS105に進む。
制御部130は、ステップS104で取得したメモリ設定情報を、通信部110を介して基地局200に送信する(ステップS105)。基地局200はメモリ設定情報を端末装置10に送信する。そして、図9の処理を終了する。つまり、管理装置100は、一の端末装置(登録要求を送信する端末装置10)が位置するエリアを特定可能な情報(端末装置10が使用する基地局200の基地局ID)に応じて、一の端末装置が使用すべきメモリ設定情報を取得し、一の端末装置に向けて送信する。
なお、制御部130は、グループ種別を取得しないで、エリア種別のみを取得してもよい。すなわち、制御部130は、ステップS102の処理を省略してもよい。この場合、制御部130は、ステップS104において、図6に示すメモリ管理情報123Aを参照して、メモリ管理表を取得すればよい。また、制御部130は、エリア種別を取得しないで、グループ種別のみを取得してもよい。この場合、メモリ管理情報123Aの代わりに、グループ種別と、メモリ管理表IDとを対応させたメモリ管理情報を用いればよい。すなわち、制御部130は、エリア種別とグループ種別の少なくとも一方を用いて、端末装置10が使用すべきメモリ設定情報(メモリ管理表)を取得すればよい。
[端末装置の構成]
図10を用いて、第1実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図10は、第1実施形態に係る端末装置10の構成を示すブロック図である。
端末装置10は、通信部11と、第1記憶部12-1と、第2記憶部12-2と、制御部13と、表示部14と、操作部15と、音声入力部16と、音声出力部17と、GPS受信部18とを備える。
通信部11は、無線のネットワークを介して、基地局200または他の端末装置10といった外部の装置と通信を行なう。通信部11は、受信部31と、送信部33とを備える。通信部11は、制御部13の制御に従って、基地局200と通信する。
第1記憶部12-1は、種々のデータを記憶する。第1記憶部12-1は、制御部13が端末装置10を制御するために必要な、種々のデータを記憶する。すなわち、第1記憶部12-1は、管理装置100から受信したメモリ設定情報に従って、各機能に関するデータを記憶する。第1記憶部12-1は、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリで構成されている。あるいは、HDDやSDDなどの記憶媒体で第1記憶部12-1を構成してもよい。
第2記憶部12-2は、種々のデータを記憶する。第2記憶部12-2は、プログラム(実行コード)や、端末装置10の設定情報などを記憶する。第2記憶部12-2は、HDDやSDDなどの不揮発性の記憶媒体で構成される。第2記憶部12-2は、端末装置10に登録されたグループIDを記憶する。第2記憶部12-2は、1つ以上の任意の数のグループIDを記憶することができる。また、複数のグループIDを記憶する場合、各グループIDに優先順位(優先度)を付けて記憶してもよい。つまり、どのグループIDを優先的に使用するかを示す情報を記憶してもよい。また、端末装置10を使用するユーザに使用するグループIDを選択させてもよい。第2記憶部12-2に記憶されたグループIDは、端末装置10が属するグループを示す情報である。ただし、スマートフォン等のように、基本的に1つの端末装置10を1人のユーザのみが使用する場合は、端末装置10とユーザは同等なので、グループIDは、端末装置10を使用するユーザが属するグループを示すといえる。また、複数のユーザが使用する端末装置10であっても、ユーザが使用する毎にユーザ認証を実行し、ユーザ毎に使用可能なグループIDを切り替える端末装置10であれば、グループIDは、端末装置10を使用するユーザが属するグループを示すといえる。
制御部13は、端末装置10の各部を制御する。制御部13は、例えばCPU、RAM、ROMなどで構成されている。この場合、ROMには、CPUが各部を制御するためのプログラムが格納されていてもよい。CPUは、例えばROMに格納されたプログラムを読み出し、RAMにデータ領域を確保して実行することで、端末装置10の各部を制御する。端末装置10を制御するためのプログラムは、第1記憶部12-1または第2記憶部12-2に記憶されていてもよい。制御部13は、設定部32を備える。
GPS受信部18は、GPS(Global Positioning System)電波を受信し、自端末の位置を取得(検出)する。制御部13は、メモリ設定情報の「GPS機能」を使用する場合に、GPS受信部18を起動状態にし、「GPS機能」を使用しない場合には、GPS受信部18を停止状態にする。
受信部31は、種々の情報を受信する。例えば、端末装置10の現在位置に対応するエリア種別情報に応じて、メモリ(第1記憶部12-1)に設定すべき記憶領域、すなわち端末装置10が使用すべき記憶領域に関する情報を含むメモリ設定情報を基地局200から受信する。
設定部32は、端末装置10に対して種々の情報を設定する。設定部32は、受信部31がメモリ設定情報を受信すると、そのメモリ設定情報を第2記憶部12-2に記憶する。すなわち、設定部32は、端末装置10が使用すべき機能ごとに、使用フラグと、メモリ領域の開始アドレスと、サイズの情報とを第2記憶部12-2に記憶する。具体的には、設定部32は、使用フラグが「Yes」である機能を使えるようにし、使用フラグが「No」である機能を使えないようにする。具体的には、設定部32(すなわち制御部13)が端末装置10に記憶されたプログラムを実行する際に、第2記憶部12-2に記憶されたメモリ設定情報の使用フラグを参照し、使用可の機能と使用不可の機能を判定しながら、実行すればよい。例えば、設定部32は、使用フラグが「No」である機能をユーザが選択できないように、表示部14に表示するメニューを変更する。設定部32は、受信部31が受信したメモリ設定情報に基づいて、第1記憶部12-1の記憶領域を再配置する。設定部32は、第1記憶部12-1の記憶領域を再配置する際に、第1記憶部12-1に記憶されているデータを消去する。
設定部32は、例えば端末装置10を利用するユーザのグループの変化に伴い、それに対応するグループ種別が変化した場合には、第1記憶部12-1に記憶されているデータを消去する。具体的には、設定部32は、例えばグループ種別が「民間」から、一時的に「警察」に変更された場合に第1記憶部12-1に記憶されているデータを消去する。そして、設定部32は、グループ種別が「警察」から「民間」に戻った際にも、第1記憶部12-1に記憶されているデータ消去する。
送信部33は、種々の情報を送信する。送信部33は、位置登録する際の登録要求、端末装置10を識別するためのID、グループIDなどを基地局200に送信する。送信部33は、端末装置10が他の端末装置と通信を開始する前に、登録要求などを基地局200に送信する。これにより、管理装置100には、端末装置10が他の端末装置と通信を開始する前に、基地局200から基地局IDを含むメモリ情報要求メッセージが送信される。
表示部14は、種々の情報を表示する。表示部14は、例えば端末装置10の各機能に関するメニューを表示する。表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなどを含むディスプレイで構成される。
操作部15は、端末装置10に対するユーザからの種々の操作を受け付ける。操作部15は、例えば、他の端末装置10に音声信号を送信するための操作を受け付ける。操作部15は、例えば物理的なスイッチなどで構成されている。操作部15は、表示部14に設けられたタッチパネルで構成されてもよい。すなわち、表示部14と操作部15とを一体的に構成してもよい。
音声入力部16は、ユーザからの音声を含む種々の音声を受け付けて、音声に応じた電気信号を音声信号として出力する。音声入力部16は、例えば通常のマイクで構成されている。
音声出力部17は、種々の音声を出力する。音声出力部17は、例えば、他の端末装置10から送信された音声信号を、音声として出力する。音声出力部17は、通常のスピーカで構成される。
[再配置処理]
図11を用いて、端末装置10が記憶領域を再配置する処理について説明する。図11は、端末装置10の制御部13が記憶領域を再配置する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部13は、第1記憶部12-1の記憶領域を再配置するために、通信部11を介して登録要求などを基地局200に送信する(ステップS201)。そして、ステップS202に進む。
制御部13は、第1記憶部12-1の記憶領域を再配置するために用いられるメモリ設定情報を、通信部11を介して基地局200から受信する(ステップS202)。そして、ステップS203に進む。
制御部13は、ステップS202で受信したメモリ設定情報を第2記憶部12-2に記憶する(ステップS203)。そして、ステップS204に進む。
制御部13は、第2記憶部12-2に記憶されたメモリ設定情報に基づいて、第1記憶部12-1の記憶領域を再配置するとともに、各記憶領域のデータを消去(初期化)する(ステップS204)。そして、図11の処理を終了する。
[データ記憶処理]
図12を用いて、端末装置10が生成したデータを記憶する処理について説明する。端末装置10が記憶するプログラムの実行に伴って、記憶すべきデータが生成される。例えば、画像機能(写真撮影機能)が実行されることにより、記憶すべき画像データ(写真データ)が生成される。図12は、端末装置10の制御部13が各機能に関するデータを第1記憶部12-1に記憶する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部13は、各機能に関する保存すべきデータを作成する(ステップS301)。そして、ステップS302に進む。
制御部13は、作成したデータに対応する専用メモリ領域があるか否かを判定する(ステップS302)。例えば、制御部13は、作成したデータが端末装置10のカメラで撮影した写真データなどの画像機能に関すデータである場合、第2記憶部12-2に記憶したメモリ設定情報を参照して、画像機能に関する専用メモリ領域があるか否かを判定する。具体的には、制御部13は、メモリ設定情報において使用フラグが「Yes」、開始アドレスが「0」以外、かつサイズが「0」以外である場合に、Yesと判定する。それ以外の場合、制御部13は、Noと判定する。専用メモリ領域があると判定された場合(ステップS302のYes)、制御部13は、ステップS303に進む。一方、専用メモリ領域がないと判定された場合(ステップS302のNo)、制御部13は、ステップS305に進む。
ステップS303において、制御部13は、専用メモリ領域に空きがあるか否かを判定する(ステップS303)。専用メモリ領域に空きがあると判定された場合(ステップS303のYes)、制御部13は、ステップS304に進み、専用メモリ領域にデータを保存する(ステップS304)。そして、制御部13は、図12の処理を終了する。一方、専用メモリ領域に空きがないと判定された場合(ステップS303のNo)、制御部13は、ステップS305に進む。
ステップS305において、制御部13は、第1記憶部12-1にフリー領域はあるか否かを判定する(ステップS305)。具体的には、制御部13は、メモリ設定情報において、機能が「フリー領域」、開始アドレスが「0」以外、かつサイズが「0」以外である場合にYesと判定する。それ以外の場合、制御部13は、Noと判定する。フリー領域があると判定された場合(ステップS305のYes)、制御部13は、ステップS306に進む。一方、フリー領域がないと判定された場合(ステップS305のNo)、制御部13は、ステップS308に進む。
ステップS306において、制御部13は、フリー領域に空きがあるか否かを判定する(ステップS306)。フリー領域に空きがあると判定された場合(ステップS306のYes)、制御部13は、ステップS307に進み、フリー領域にデータを保存する(ステップS307)。そして、制御部13は、図12の処理を終了する。一方、フリー領域に空きがないと判定された場合(ステップS306のNo)、制御部13は、ステップS308に進む。
ステップS308において、制御部13は、専用メモリ領域またはフリー領域の古いデータを削除し、新しいデータを保存する(ステップS308)。ステップS308において、制御部13は、例えば専用メモリ領域またはフリー領域に記憶されているデータのうち、日付の古いデータから順に削除して、新しいデータを保存する。あるいは、削除するデータをユーザに選択させるための情報を表示部14に表示し、ユーザからの指示を操作部15で受けつけ、それに従ってデータを削除してもよい。そして、図12の処理を終了する。
上述のとおり、本実施形態では、管理装置100は、エリア種別およびグループ種別に基づいて、各端末装置10が設定すべき記憶領域に関するメモリ設定情報を送信する。管理装置100は、複数の端末装置10から基地局200を介してメモリ情報要求メッセージを受信した場合にも、各端末装置10のエリア種別およびグループ種別に基づいた記憶領域に関するメモリ設定情報を、各端末装置10へ送信する。各端末装置10は、メモリ設定情報に従って、自動的にメモリの記憶領域を再配置する。その結果、本実施形態は、複数の端末装置10のメモリ領域を自動で効率的に再配置することができる。
また、本実施形態では、グループ種別が「民間」から「警察」に変わったり、「警察」から「民間」に変わったりした場合に、データを自動で消去することができる。その結果、本実施形態は、機密情報などの重要な情報が漏洩してしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、記憶領域において、機能ごとの専用メモリ領域と、用途を限定しないフリー領域とを有している。専用メモリ領域は、フリーメモリ領域に比べて、プログラムを実行する際の処理が少なくなるので、処理速度が速い。一方、用途を限定しないフリー領域は、専用メモリ領域の容量が足りなくなった場合に、どの機能のデータも保存することのできる拡張メモリ領域として使用することができる。すなわち、専用メモリ領域と、フリー領域とを組み合わせることで、メモリを効率的に使用することができる。管理装置100は、端末装置10のメモリや機能情報を管理しており、端末装置10が使用する機能や、メモリの記憶領域の割合などを容易に変更したり、随時更新したりすることができる。その結果、ユーザは、自ら端末装置10のメモリ領域の設定の変更操作をする必要がなくなるので、利便性が向上する。
[第1実施形態の変形例]
第1実施形態では、端末装置10が位置するエリアを特定可能な情報として、基地局IDを用いたが、本変形例では、端末装置10の位置情報を用いる。例えば、端末装置10が備えるGPS受信部18により、自端末の位置(緯度および経度)を取得し、それを位置情報とすればよい。またGPSに限らず、無線LANのアクセスポイントの情報や基地局200から受信した電波の情報などを用いて、自端末の位置を取得してもよい。
図13は、本変形例におけるエリア管理情報122Aのデータ構造を説明するための図である。エリア管理情報122Aは、エリアの範囲とエリア種別とが対応付けられたデータである。本図に示すように、エリアの範囲には、緯度および経度の範囲が含まれる。例えば、各エリアを矩形とした場合、矩形の左上の頂点の(緯度、経度)と、矩形の右下の頂点の(緯度、経度)とを組み合せで各エリアを表すことができる。本図に示す例において、例えば、(緯度1、経度1)は、第1エリアの左上の頂点の位置情報であり、(緯度2、経度2)は、第1エリアの右下の頂点の位置情報である。また第1エリアのエリア種別は「都会」であることが示されている。
本変形例では、図8に示す第1実施形態におけるメッセージとは異なるメッセージを使用する。ステップS11に相当するステップS11Aとして、端末装置10は、端末IDと、グループIDと、自端末の位置情報とを基地局200に送信する。つまり、第1実施形態におけるメッセージに対して、自端末の位置情報がさらに追加される。次に、ステップS12に相当するステップS12Aとして、基地局200は、メモリ情報要求メッセージ(要求メッセージ)を管理装置100に送信する。このメッセージには、グループIDと端末装置10の位置情報が含まれる。つまり、第1実施形態において使用した基地局IDの代わりに、端末装置10の位置情報を使用する。
ステップS13に相当するステップS13Aとして、管理装置100は、メモリ情報要求メッセージに基づいて、メモリ設定情報を取得する。まず、管理装置100は、エリア管理情報122Aを参照し、メモリ情報要求メッセージに含まれる位置情報に対応するエリアを特定する。具体的には、メモリ情報要求メッセージに含まれる緯度および経度が、エリアの範囲に含まれるエリアを特定する。次に、その特定したエリアに対応するエリア種別を取得する。また、メモリ情報要求メッセージに含まれるグループIDについて、第1実施形態と同様な処理を行うことにより、グループ種別を取得する。そして、エリア種別およびグループ種別のうちの少なくとも一方をもとに、第1実施形態と同様な処理により、メモリ設定情報を取得する。ステップS14以降は、第1実施形態と同じである。つまり、管理装置100は、一の端末装置(登録要求を送信する端末装置10)が位置するエリアを特定可能な情報(端末装置10の位置情報)に応じて、一の端末装置が使用すべきメモリ設定情報を取得し、一の端末装置に向けて送信する。
本変形例では、端末装置10が位置するエリアを特定可能な情報として、端末装置10の位置情報(緯度、経度)を用いるため、エリア種別をより細かく設定することができる。例えば、1つの基地局200の通信エリアにおいて、その一部を「都会」とし、別の一部を「農村」にするといったように、1つの通信エリアに複数のエリア種別を対応させることができる。また、1つの通信エリアを3つ以上のエリア種別に対応させることも容易にできる。このため、端末装置10の位置に応じて、端末装置10メモリの記憶領域をきめ細かく設定することができる。
[第2実施形態]
図14を用いて、本発明の第2実施形態に係る管理装置100Aについて説明する。図14は、本発明の第2実施形態に係る管理装置100Aの構成の一例を示すブロック図である。
管理装置100Aは、制御部130Aが受付部132を備えている点で、図2に図示の管理装置100とは異なっている。
受付部132は、基地局200または他の装置から対応する通信エリアに関する種々の情報を受け付ける。受付部132は、例えば基地局200から各通信エリア内で開催されるイベントに関するイベント情報を受け付ける。制御部13は、受付部132で受け付けたイベント情報を記憶部120に記憶する。このイベント情報は、現在開催中のイベントに関する情報であってもよいし、特定の時期に開催されるイベントに関する情報であってもよい。イベント情報は、通信エリア内での人や車などの混雑の程度(混雑度)を推測可能な情報である。例えば、通信エリア内にお寺や神社がある場合、普段は人の数が少ない「農村」エリアであっても、お正月には多くの初詣客が来るため、一時的に「都会」エリアに該当すると想定される。このような場合、受付部132は、「12月31日10時~1月7日17時において、混雑が予想されるイベント有り」といったイベント情報を受け付ける。このようなイベント情報は、お正月の初詣に限らず、ハロウィンやクリスマスなど、任意の時期に関する情報であってもよい。また、全国的に共通するイベントでなく、特定の通信エリアだけで開催されるイベントであってもよい。例えば、特定の通信エリアにおいて、特定の日時(時期)にコンサートやフリーマーケットが開催される場合、普段は人の数が少ない「農村エリア」であっても、その時期には多くの人が集まるため、一時的に「都会」エリアに該当すると想定される。
取得部131は、受付部132が受け付けた、イベント情報に基づいて、取得するメモリ管理表を変更する。例えば、取得部131は、エリア管理情報122のエリア種別が「農村」であるデータを取得した場合、通信エリア内の人が多い(混雑度が高い)と想定される時期において、そのエリア種別を「都会」に変更する。そして、エリア種別「都会」に該当するメモリ管理表を取得する。これは、通信エリア内の混雑度によって、端末装置10に必要な機能が異なると考えられるためである。例えば、普段は人が少なく、犯罪が少ないエリアであっても、特定の時期に人が増えて、犯罪も増える可能性がある。このような場合、通常は「農村」の「警察」に分類されるグループを、一時的に「都会」の「警察」に分類し、その分類に従って、端末装置10で使用可能な機能および記憶領域を決定するのがよい。
[第2実施形態の処理]
図15を用いて、管理装置100Aの制御部130Aの処理について説明する。図15は、管理装置100Aの制御部130Aがメモリ設定情報を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS401からステップS403は、図9に図示のステップS101からステップS103と同じなので説明は省略する。
制御部130Aは、イベント情報を取得する(ステップS404)。そして、ステップS405に進む。
制御部130Aは、イベント情報に基づいて、記憶部120からメモリ設定情報として、メモリ管理表を取得する(ステップS405)。そして、ステップS406に進む。
制御部130Aは、メモリ設定情報を基地局200に送信する(ステップS406)。そして、制御部130Aは、図15の処理を終了する。なお、イベント情報は、あらかじめ記憶部120に記憶されていてもよい。この場合は、受付部134を省略することができる。また、イベント情報は人や車が通常よりも増えるイベントに限定されるものではない。例えば、年末年始やバカンス期間において、普段は人の多いオフィス街の混雑度が低下する。このような情報をイベント情報に含め、通常は「都会」に分類されるエリアを一時的に「農村」あるいは「住宅地」といったエリア種別にしてもよい。
上述のとおり、本実施形態では、管理装置100Aは、通信エリアごとのイベント情報を考慮して、各端末装置10が設定すべきメモリ領域に関するメモリ設定情報を送信する。これにより、各端末装置10は、イベント情報に応じてメモリの記憶領域を再配置する。その結果、本実施形態は、複数の端末装置10のメモリ領域をより適切かつ効率的に再配置することができる。
[第3実施形態]
図16を用いて、本発明の第3実施形態に係る管理装置100Bについて説明する。図16は、本発明の第3実施形態に係る管理装置100Bの構成の一例を示すブロック図である。
管理装置100Bは、制御部130Bがカウント部133を備えている点で、図2に図示の管理装置100とは異なっている。カウント部133は、計数部とも呼ばれる。
カウント部133は、各通信エリア内の所定の条件を満たす端末装置10の数(ユーザの数)をカウントする。例えば、カウント部133は、各々の基地局200に位置登録された端末装置10の数をカウントする。あるいは通信エリア内でグループ通信が可能な端末装置10の数をカウントする。また、グループIDごとの端末装置10の数をカウントしてもよい。この場合、各々の通信エリアに存在する端末装置10の数をグループIDごとにカウントし、グループIDごとの合計値(全ての通信エリアに渡って合計した値)を算出してもよい。
取得部131は、カウント部133によってカウントされた端末装置10の数に応じて、端末装置10に設定すべきメモリ設定情報の更新情報を取得する。取得部131は、例えば、グループ通信に参加可能な端末装置10の数に応じて、メモリ管理表の更新情報をメモリ管理情報123から取得する。
図17を用いて、更新情報について説明する。図17は、更新情報のデータ構造を説明するための図である。
図17に示すように。更新テーブル400には、グループ通信に参加可能なユーザ数(端末装置10の数)と、更新情報IDとが対応付けられている。取得部131は、例えば、あるグループのグループ通信に参加可能なユーザの人数が「x1」人だった場合、更新情報IDが「更新情報#1」の更新情報を取得する。
「更新情報#1」には、あるグループのグループ通信に参加可能な人数が「x1」に達していない場合には、実行することのできない機能に関する情報が含まれている。例えば、同一グループに属する複数の端末装置10同士で「ゲーム機能」を実行することを想定した場合、「更新情報#1」には、人数が「x1」人に達していなければ、遊ぶことのできない「ゲーム機能」に関する情報が含まれている。例えば、x1を「4」として、4人揃わないと実行できない「麻雀ゲーム」に関する情報が「更新情報#1」に記録されている。この場合、あるグループのグループ通信に参加可能の人数が「x1」に達すると、「更新情報#1」が、そのグループ通信に参加可能な各端末装置10に送信される。端末装置10は、「更新情報#1」に従って、例えばゲームを実行することができるように「ゲーム機能」の使用フラグを「Yes」に変更したり、「ゲーム機能」の記憶容量を大きくする。これにより、各ユーザは、「更新情報#1」に対応したゲームを実行することができる。同様に、あるグループのグループ通信に参加可能の人数が「x2」に達すると、そのグループ通信に参加可能な各端末装置10に「更新情報#2」が送信される。なお、ユーザ数に関する条件は、図17に示すような「x1以上」といった条件に限らず、「x1以上かつx2未満」や「x1未満」といった条件でもよい。また、更新情報はもちろん「ゲーム機能」に限らず他の機能であってもよい。また、同一のグループに属する複数の端末装置10が同じゲームを実行することを想定して説明したが、これに限定しなくてもよい。例えば、グループに属しているか否かに係らず、任意の複数の端末装置10が同じゲームを実行できる環境を想定してもよい。すなわち、グループ通信に限らず、更新情報を端末装置10に送信してもよい。また、同一の通信エリアのユーザ同士が実行できるゲームと、異なる通信エリアのユーザ同士であっても実行できるゲームが想定される。後者の場合は、複数の通信エリアに渡って通信可能なユーザの数をカウントすればよい。つまり、通信可能なユーザの数を1つの通信エリアに限定してカウントしてもよいし、全ての通信エリアに渡って合計した値をカウントしてもよい。
[第3実施形態の処理]
図18を用いて、管理装置100Bの制御部130Bの処理について説明する。図18は、管理装置100Bの制御部130Bが更新情報を送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部130Bは、特定の通信エリア内あるいは全ての通信エリアにおいて、通信可能なユーザ数(端末装置10の数)をカウントする(ステップS501)。そして、ステップS502に進む。
制御部130Bは、通信可能なユーザ数(端末装置10の数)が所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS502)。ユーザ数(端末装置10の数)に関する所定条件としては、例えば、「所定数以上である」、「所定数未満である」、「第1の所定数以上であり、かつ第2の所定数未満である」など種々の条件を用いることができる。ユーザ数がユーザ数に関する所定条件を満たさないと判定された場合(ステップS502のNo)、制御部130Bは、図18の処理を終了する。一方、ユーザ数が所定条件を満たすと判定された場合(ステップS502のYes)、制御部130Bは、ステップS503に進み、ユーザ数に応じた更新情報を取得する(ステップS503)。そして、ステップS504に進む。
制御部130Bは、ステップS503で取得した更新情報を、基地局200に送信する(ステップS504)。そして、制御部130Bは、図18の処理を終了する。
上述のとおり、本実施形態では、管理装置100Bは、基地局200に登録された端末装置10の数、すなわち通信可能なユーザ数をカウントし、ユーザ数に応じた更新情報を送信することができる。その結果、管理装置100Bは、通信可能なユーザ数に応じて、特定の機能を端末装置10で実行可能にすることができる。このため、ユーザ数が所定条件を満たさない場合に実行できない機能、あるいは実行しても意味のない機能に関して、無駄な記憶領域を確保することを防止でき、端末装置10の限られたメモリ資源を他の機能のために有効に利用することができる。
[第4実施形態]
図19を用いて、本発明の第4実施形態に係る管理装置100Cについて説明する。図19は、本発明の第4実施形態に係る管理装置100Cの構成の一例を示すブロック図である。
管理装置100Cは、記憶部120Aがプログラム情報124を記憶している点で、図2に図示の管理装置100とは異なっている。
プログラム情報124は、端末装置10が特定の機能を実行するためのプログラムである。プログラム情報124は、例えば図7Aに示したような「緊急送信機能」、「Status機能」、「SMS機能」、「画像機能」、「ゲーム機能」、「GPS機能」を端末装置10に実行させるためのプログラムである。プログラム情報124は、例えば、特定の機能を端末装置10に実行させるためのダイナミックリンクライブラリ等のプログラムモジュールを含む。
また、プログラム情報124には、各端末装置10が記憶しているプログラムやプログラムモジュールに関する情報が含まれていてもよい。例えば、第1端末装置10-1は「SMS機能」、「画像機能」、「ゲーム機能」、「GPS機能」を実行するプログラムを記憶しているが、「緊急送信機能」と「Status機能」を実行するプログラムを記憶していない等の情報が含まれていてもよい。これにより、取得部131は、端末装置10に送信すべきメモリ設定情報と、プログラム情報124とに基づいて、端末装置10に必要なプログラムを取得することができる。つまり、エリア種別情報およびグループ種別情報のうちの少なくとも一方に基づいて、端末装置10が必要な機能を判定した後、その必要な機能のうち、端末装置10が記憶していない機能のプログラムのみを取得し、送信部112を介して端末装置10に送信することにより、無駄なデータを送信することを防止し、効率的にプログラムを送信することができる。
取得部131は、所定のプログラムに関する情報を記憶部120Aから取得する。取得部131は、端末装置10からの要求のあったプログラムを記憶部120Aから取得する。例えば、端末装置10から「画像機能」のプログラムの要求があった場合、取得部131は、記憶部120Aのプログラム情報124から「画像機能」のプログラムを取得する。
送信部112は、取得部131が取得したプログラムを、通信部110を介して基地局200に送信する。基地局200は、管理装置100Cから受信したプログラムを、端末装置10に送信する。
本実施形態では、端末装置10は、不必要なプログラムを消去する。具体的には、端末装置10の制御部13の設定部32は、メモリ設定情報を受信した際に、使用フラグが「No」である機能(ただし、フリー領域は機能ではないので対象外)のプログラムを第2記憶部12-2から消去する。例えば、端末装置10が図7Bに図示のメモリ管理表300Bを受信した場合に、設定部32は、「SMS機能」と、「ゲーム機能」とを実行させるためのプログラムを第2記憶部12-2から消去する。使用フラグが「No」である機能に対応するプログラムを消去した後、消去に関する情報を端末装置10から管理装置100Cに送信してもよい。これにより、管理装置100Cは、端末装置10が記憶するプログラムに関する正確な情報を取得できるため、効率的なデータ送信ができる。
また、設定部32は、管理装置100Cから基地局200を介して、プログラムを受信した場合に、そのプログラムを第2記憶部12-2に記憶する。具体的には、端末装置10は、メモリ設定情報と共に、必要な機能だが第2記憶部12-2に記憶されていないプログラムが受信する。
[第4実施形態の管理装置の処理]
図20を用いて、管理装置100Cの制御部130の処理について説明する。図20は、管理装置100の制御部130Cがメモリ設定情報およびプログラムを送信する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップS601からステップS603は、図9に図示のステップS101からステップS103と同じなので、説明は省略する。
制御部130は、メモリ管理情報123およびプログラム情報124を参照して、ステップS602で取得したグループ種別と、ステップS603で取得したエリア種別とに対応するメモリ管理表と、必要なプログラムを取得する(ステップS604)。上述したように、ここで取得したメモリ管理表は、メモリ設定情報とも呼ばれる。また、必要なプログラムとは、メモリ管理表の使用フラグが「Yes」の機能に対応し、かつ端末装置10が記憶していないプログラムである。なお、端末装置10が記憶しているプログラムに関する情報が得られない場合には、使用フラグが「Yes」の機能に対応するプログラムを全て取得すればよい。ステップS604では、制御部130は、必要なプログラムが無い場合には、プログラムを取得しない。そして、ステップS605に進む。
制御部130は、ステップS604で取得したメモリ設定情報およびプログラムを、通信部110を介して基地局200に送信する(ステップS605)。そして、図20の処理を終了する。
[第4実施形態の端末装置の処理]
図21を用いて、端末装置10の制御部13の処理について説明する。図21は、端末装置10の制御部13が記憶領域を再配置する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
制御部13は、通信部11を介して新たな基地局200を検出した場合、その基地局200と通知を行うために通信部11を介して登録要求などを基地局200に送信する(ステップS701)。そして、ステップS702に進む。
制御部13は、第1記憶部12-1の記憶領域を再配置するための用いられるメモリ設定情報と必要なプログラムとを、通信部11を介して基地局200から受信する(ステップS702)。ステップS702では、制御部13は、必要なプログラムが無い場合には、プログラムを受信しない。そして、ステップS703に進む。
制御部13は、ステップS702で受信したメモリ管理表と必要なプログラムとを第2記憶部12-2に記憶し、不必要なプログラムを第2記憶部12-2から消去する(ステップS703)。ステップS703では、制御部13は、不必要なプログラムが無い場合には、プログラムを消去しない。そして、ステップS704に進む。
制御部13は、メモリ管理表に基づいて第1記憶部12-1の記憶領域を再配置するとともに、データを消去する(ステップS704)。そして、図21の処理を終了する。
上述のとおり、本実施形態は、管理装置100Cは、端末装置10が実行するためのプログラムを記憶しており、端末装置10の必要に応じてプログラムを端末装置10に送信することができる。この場合、端末装置10は、不必要なプログラムを記憶する必要がなくなるので、不必要なプログラムを削除することができる。その結果、端末装置10は、効率的にメモリを使用することができるようになる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行なうことができる。
1 無線通信システム
10 端末装置
11 通信部
12-1 第1記憶部
12-2 第2記憶部
13 制御部
14 表示部
15 操作部
16 音声入力部
17 音声出力部
18 GPS受信部
31 受信部
32 設定部
33 送信部
100 管理装置
110 通信部
111 受信部
112 送信部
120 記憶部
121 グループ管理情報
122 エリア管理情報
123 メモリ管理情報
124 プログラム情報
130 制御部
131 取得部
132 受付部
133 カウント部
200 基地局
300A,300B,300C,300D,300E メモリ管理表

Claims (5)

  1. 複数の端末装置を管理する管理装置であって、
    端末装置が位置するエリアを特定可能なエリア特定用情報および前記エリアの特性を示すエリア種別情報を対応付けたエリア管理情報と、前記エリア種別情報および端末装置において使用する記憶領域に関するメモリ設定情報を対応付けたメモリ管理情報とを記憶する記憶部と、
    一の端末装置に関する前記エリア特定用情報を含む要求メッセージを受信する受信部と、
    前記要求メッセージをもとに、前記一の端末装置に対応するエリア種別情報を特定し、前記特定したエリア種別情報に対応するメモリ設定情報を前記記憶部から取得する制御部と、
    前記制御部によって取得されたメモリ設定情報を前記一の端末装置に向けて送信する送信部と、
    を備える、管理装置。
  2. 前記記憶部は、端末装置または端末装置を使用するユーザが属するグループを識別するグループ識別情報とグループの特性を示すグループ種別情報とを対応付けたグループ管理情報をさらに記憶するとともに、エリア種別情報、グループ種別情報およびメモリ設定情報を対応付けたメモリ管理情報を記憶し、
    前記受信部は、前記一の端末装置から前記グループを識別するグループ識別情報をさらに含む要求メッセージを受信し、
    前記制御部は、前記要求メッセージをもとに、前記一の端末装置に対応するグループ種別情報を特定し、前記特定したエリア種別情報および前記特定したグループ種別情報に対応するメモリ設定情報を前記記憶部から取得する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 所定条件を満たす端末装置の数をカウントするカウント部を備え、
    前記制御部は、前記カウント部でカウントされた端末装置の数が所定数以上である場合に、前記所定条件を満たす端末装置に設定する更新情報を前記記憶部から取得し、
    前記送信部は、前記更新情報を前記所定条件を満たす端末装置に送信する、
    請求項1または2に記載の管理装置。
  4. 自端末装置の位置するエリアに応じて、自端末装置の記憶領域に関する情報を含むメモリ設定情報を管理装置から受信する受信部と、
    前記メモリ設定情報に基づいて、前記記憶領域を設定する設定部と、
    を備える、端末装置。
  5. 一の端末装置に関するエリア特定用情報を含む要求メッセージを受信する受信ステップと、
    前記要求メッセージをもとに、前記一の端末装置に対応するエリア種別情報を特定し、前記特定したエリア種別情報に対応するメモリ設定情報を、端末装置が位置するエリアを特定可能なエリア特定用情報および前記エリアの特性を示すエリア種別情報を対応付けたエリア管理情報と、前記エリア種別情報および端末装置において使用する記憶領域に関するメモリ設定情報を対応付けたメモリ管理情報とを記憶する記憶部から取得する制御ステップと、
    前記制御ステップで取得されたメモリ設定情報を前記一の端末装置に向けて送信する送信ステップと、
    を管理装置として動作するコンピュータに実行させるためのプログラム。
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