JP7119309B2 - アレルギー判定システム及びアレルギー判定プログラム - Google Patents
アレルギー判定システム及びアレルギー判定プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7119309B2 JP7119309B2 JP2017157211A JP2017157211A JP7119309B2 JP 7119309 B2 JP7119309 B2 JP 7119309B2 JP 2017157211 A JP2017157211 A JP 2017157211A JP 2017157211 A JP2017157211 A JP 2017157211A JP 7119309 B2 JP7119309 B2 JP 7119309B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drug
- allergy
- component
- determination
- ingredient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
Description
本発明の実施形態に係る医療支援システム10は、例えば病院、薬局、又は介護老人保健施設などの医療機関で使用される。医療支援システム10は、本発明に係るアレルギー判定システムの一例である。前記医療支援システム10を操作するユーザーは、例えば医師、看護師、又は薬剤師などの医療従事者である。なお、本実施形態において前記医療支援システム10は、いわゆる調剤支援システム又は電子カルテシステムなどである。
前記調剤機器3各々は、薬品を自動調剤する機器又は薬剤師による薬品の調剤作業を支援する機器である。例えば、前記調剤機器3各々は、錠剤分包機、散薬分包機、水剤分注機、PTPシート払出装置、混注装置、又はピッキング補助装置などである。例えば、前記錠剤分包機は、複数種類の錠剤が収容された複数の薬品カセットを有し、前記サーバー1から入力される調剤用データに従って、前記薬品カセットから錠剤を払い出して1服用分ごとに分包紙で包装する分包動作を実行する。前記散薬分包機は、前記サーバー1から入力される調剤用データに従って、投入された散薬を1服用分ごとに分包紙で包装する分包動作を実行する。前記ピッキング補助装置は、前記処方データとピッキングされた薬品の前記薬品情報とを照合して薬剤師による薬品の調剤作業を支援する。
前記プリンター4は、前記サーバー1又は前記クライアント端末2などから入力される印刷データに含まれる情報を紙などのシートに印刷する。例えば、前記プリンター4は、前記医療支援システム10において、処方箋、薬情、手帳、又は薬袋などの印刷に用いられる。
前記クライアント端末2は、制御部21、記憶部22、通信I/F23、表示装置24、操作装置25、及びドライブ装置26などを備えるコンピュータである。前記クライアント端末2は、薬剤師が前記処方データに基づく調剤を実施する調剤室100又は、薬剤師が薬剤の服薬に関する指導又は確認を実施する病棟200などに設けられる操作端末である。なお、前記クライアント端末2は、スマートフォン又はタブレット端末などのモバイル端末であってもよい。
前記サーバー1は、制御部11、記憶部12、通信I/F13、表示装置14、操作装置15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。前記サーバー1は、前記医療支援システム10が使用される前記医療機関の内部又は外部に設けられる。
次に、図7を参照しつつ、前記医療支援システム10における前記処方データの処理フローの概略について説明する。
前記上位システム6から前記サーバー1に前記処方データが入力されると、前記処方データは処方受信処理S1の処理対象となる。前記処方受信処理S1では、前記サーバー1の前記制御部11により、前記処方データについて前記アレルギーチェックなどを含む前記処方チェックが実行されると共に、前記処方データが病棟側鑑査及び調剤側鑑査の対象であるか否かが判定される。
前記病棟側鑑査処理S2において、前記制御部11は、前記処方チェックの判定結果がエラーである場合、前記処方チェックのエラーを前記クライアント端末2の表示装置24に表示してエラーを報知する。そして、前記制御部11は、薬剤師により前記クライアント端末2を用いて入力される前記処方データの鑑査結果に応じて処理を分岐する。具体的に、前記処方データの鑑査結果に問題がない旨の発行操作が行われると、前記処方データは、調剤対象として発行されて調剤保留判定処理S5の処理対象となる。一方、前記処方データの鑑査結果に問題がある場合であって医師に対する疑義照会により処方データが修正(再発行)される旨のNG発行操作が行われると、前記処方データは破棄処理S3の対象となる。
前記破棄処理S3では、前記処方データが破棄される。なお、前記破棄処理S3では、前記処方データを破棄することなく前記処方データの状態を発行操作ができない無効状態とされ、修正後(再発行後)の処方データが入力された場合に、前記処方データが上書きされることも考えられる。
前記調剤側鑑査処理S4において、前記制御部11は、前記処方チェックの判定結果がエラーである場合、前記処方チェックのエラーを前記クライアント端末2の表示装置24に表示してエラーを報知する。そして、前記制御部11は、薬剤師により前記クライアント端末2を用いて入力される前記処方データの鑑査結果に応じて処理を分岐する。具体的に、前記処方データの鑑査結果に問題がない旨の発行操作が行われると、前記処方データは、調剤対象として発行されて調剤保留判定処理S5の処理対象となる。一方、前記処方データの鑑査結果に問題がある場合であって医師に対する疑義照会により処方データが修正(再発行)される旨のNG発行操作が行われると、前記処方データは前記破棄処理S3の処理対象となる。
前記調剤保留判定処理S5では、前記処方データを前記保留条件に従って調剤開始前の状態で保留させる。例えば、前記保留条件は、前記処方データの処方箋区分(定期、臨時、外来など)が「定期」であること、又は前記病棟側鑑査が行われたことなどである。ここで、前記保留条件が充足する場合、前記処方データは、調剤開始前の状態で保留されて締め管理処理S6の処理対象となる。また、前記保留条件が充足しない場合、前記処方データは前記調剤処理S7の処理対象となる。
前記締め管理処理S6では、前記調剤保留判定処理S5で保留された前記処方データについての調剤開始の有無が管理される。具体的に、前記処方データについて発行操作が行われた場合、又は前記処方データについて予め設定された発行時期が到来した場合、前記処方データは、調剤処理S7の処理対象となる。
前記調剤処理S7では、前記処方データに基づいて薬品の調剤を行うための調剤用データが生成され、前記記憶部12の前記共有データフォルダに記憶される。これにより、前記調剤機器3各々が、前記共有データフォルダから前記調剤用データを取得し、前記調剤用データに基づいて薬品の調剤を実行する。なお、前記サーバー1から前記調剤機器3各々に前記調剤用データが入力されることにより前記調剤機器3各々による調剤が開始されてもよい。また、前記制御部11は、薬剤師が前記処方データに基づいて薬品をピッキングするために必要なピッキング情報を前記プリンター4で印刷し、又は前記ピッキング情報を前記ピッキング補助装置に送信することも考えられる。
次に、図8を参照しつつ、前記処方受信処理S1において前記制御部11により実行される前記処方チェックに含まれる前記アレルギーチェック処理の一例について説明する。前記アレルギーチェック処理は、前記処方データに含まれる薬品ごとに実行される。即ち、前記処方データに複数種類の薬品が含まれている場合には、複数の前記アレルギーチェック処理が並列又は直列で実行される。そして、前記アレルギーチェック処理では、処方薬品の投与によって患者にアレルギー症状が発現するおそれがあるか否かがチェックされる。以下、前記アレルギーチェック処理の対象となる前記処方データを対象処方データと称し、前記対象処方データに含まれる処方薬品を対象薬品と称し、前記対象処方データに含まれる患者コードに対応する患者(すなわち、前記対象薬品が投与される患者)を対象患者と称する。
図8に示されるように、ステップS11において、前記制御部11は、前記記憶部12に記憶される前記患者マスターD12から前記対象患者の前記アレルギー情報を読み出す。
ステップS12において、前記制御部11は、前記対象患者の前記アレルギー情報が存在するか否かを判断する。そして、前記制御部11は、前記アレルギー情報が存在する場合は(S12:Yes)、処理をステップS13に移行させ、前記対象患者の前記アレルギー情報が存在しない場合は(S12:No)、当該アレルギーチェック処理を終了させる。
ステップS13において、前記制御部11は、前記対象薬品の主成分を示す主成分情報(例えば、成分名、成分コードなど)を取得する。具体的に、前記制御部11は、前記対象処方データに含まれる前記薬品情報(例えば、薬品コード、薬品名称など)に基づいて、前記記憶部12に記憶される前記薬品データベースから前記対象薬品の主成分を示す前記主成分情報を取得する。以下では、当該ステップS13で取得された前記主成分情報を、第1主成分情報と称する。
ステップS14において、前記制御部11は、前記対象患者の前記アレルギー情報に対応する薬品の主成分を示す前記主成分情報を取得する。具体的に、前記制御部11は、前記アレルギー情報(例えば、薬品コード、薬品名称など)に基づいて、前記記憶部12に記憶される前記薬品データベースから前記アレルギー情報に対応する薬品の主成分を示す前記主成分情報を取得する。以下では、当該ステップS14で取得された前記主成分情報を、第2主成分情報と称する。
ステップS15において、前記制御部11は、前記第1主成分情報と前記第2主成分情報とに基づいて、前記対象薬品の主成分と前記アレルギー情報に対応する薬品の主成分とが一致しているか否かを判断する。そして、前記制御部11は、主成分が一致している場合は(S15:Yes)、処理をステップS18に移行させ、主成分が一致していない場合は(S15:No)、処理をステップS16に移行させる。
ステップS16において、前記制御部11は、前記記憶部12に記憶される前記アレルギー分類情報D22に基づいて、前記第1主成分情報に対応する成分が属する前記アレルギー分類と前記第2主成分情報に対応する成分が属する前記アレルギー分類とが一致しているか否かを判断する。そして、前記制御部11は、前記アレルギー分類が一致している場合は(S16:Yes)、処理をステップS18に移行させ、前記アレルギー分類が一致していない場合は(S16:No)、処理をステップS17に移行させる。
ステップS17において、前記制御部11は、前記記憶部12に記憶される前記成分グループ情報D23に基づいて、前記第1主成分情報に対応する成分が属する前記成分グループと前記第2主成分情報に対応する成分が属する前記成分グループとが一致しているか否かを判断する。そして、前記制御部11は、前記成分グループが一致している場合は(S17:Yes)、処理をステップS18に移行させ、前記成分グループが一致していない場合は(S17:No)、当該アレルギーチェック処理を終了させる。
ステップS18において、前記制御部11は、当該アレルギーチェック処理の判定結果を出力する出力処理を実行する。具体的に、前記制御部11は、当該アレルギーチェック処理の判定結果がエラーである旨を報知するエラー報知処理を実行する。例えば、前記制御部11は、前記エラーを報知するためのエラー報知画面(不図示)を前記サーバー1の表示装置14又は前記クライアント端末2の表示装置24などに表示させる。そして、前記制御部11は、当該アレルギーチェック処理を終了させる。なお、前記制御部11は、当該ステップS18に係る出力処理を、前記病棟側鑑査処理S2又は前記調剤側鑑査処理S4などで実行することも考えられる。
以下、上述の実施形態から抽出される発明の技術的思想について付記する。また、以下に付記する各構成及び各処理機能を取捨選択して任意に組み合わせることも可能である。
処方データに含まれる処方薬品を識別可能な薬品情報を取得する第1取得処理部と、
前記処方データに対応する患者のアレルギー成分を識別可能なアレルギー情報を取得する第2取得処理部と、
前記処方データに含まれる薬品情報が示す処方薬品が、前記処方データに対応する患者の前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であるか否かを判定する判定処理部と、
前記判定処理部の判定結果に基づいて前記処方データに対するアレルギーチェック結果を出力する出力処理部と、
を備えるアレルギー判定システム。
前記判定処理部は、患者の体内で発生する成分に基づいて分類された成分グループを示す成分グループ情報に基づいて、前記処方薬品に含まれる成分と前記アレルギー成分とが同一の前記成分グループに属する場合に、前記処方薬品が、前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であると判定する、
付記1に記載のアレルギー判定システム。
前記アレルギー情報は、薬品を識別可能な薬品情報であり、
前記判定処理部は、前記アレルギー情報に対応する薬品の主成分、又は当該薬品の投与により患者の体内で発生する成分を前記アレルギー成分とみなして判定を実行する、
付記2に記載のアレルギー判定システム。
前記アレルギー情報は、薬品を識別可能な薬品情報であり、
前記判定処理部は、患者の体内で発生する成分に基づいて分類された成分グループを示す成分グループ情報に基づいて、前記処方薬品と前記アレルギー情報に対応する薬品とが同一の前記成分グループに属する場合に、前記処方薬品が、前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であると判定する、
付記1に記載のアレルギー判定システム。
前記判定処理部は、患者の体内で発生する成分に基づいて分類された成分グループを示す成分グループ情報に基づいて、前記処方薬品と前記アレルギー成分とが同一の前記成分グループに属する場合に、前記処方薬品が、前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であると判定する、
付記1に記載のアレルギー判定システム。
前記成分グループは、患者の体内で遊離により同一成分が発生する薬品又は成分を含む、
付記2~5のいずれかに記載のアレルギー判定システム。
前記成分グループは、患者の体内で代謝により同一成分が発生する薬品又は成分を含む、
付記2~6のいずれかに記載のアレルギー判定システム。
前記判定処理部は、
前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一であるか否かを判定する第1判定処理と、
前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とについて、薬品にもともと含まれる成分に基づいて分類されたアレルギー分類が同一であるか否かを判定する第2判定処理と、
前記処方データに含まれる薬品情報が示す処方薬品が、当該処方データに対応する患者の前記アレルギー薬品又は前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であるか否かを判定する第3判定処理と、
を実行可能であり、
前記出力処理部は、前記第1判定処理、前記第2判定処理、及び前記第3判定処理の少なくとも一つの判定結果に基づいてアレルギーチェック結果を出力する、
付記1~7のいずれかに記載のアレルギー判定システム。
前記第1判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一ではないと判定された場合は、前記第2判定処理が実行され、前記第1判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一であると判定された場合は、前記第2判定処理が実行されることなしに前記出力処理部によりアレルギーチェック結果が出力される、
付記8に記載のアレルギー判定システム。
前記第2判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一のアレルギー分類に属していないと判定された場合は、前記第3判定処理が実行され、前記第2判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一のアレルギー分類に属していると判定された場合は、前記第3判定処理が実行されることなしに前記出力処理部によりアレルギーチェック結果が出力される、
付記9に記載のアレルギー判定システム。
前記出力処理部は、前記第1判定処理の判定結果と、前記第2判定処理の判定結果と、前記第3判定処理の判定結果とを相互に識別可能に出力する、
付記8~10のいずれかに記載のアレルギー判定システム。
前記成分グループ情報に含まれる前記成分グループごとに、前記判定処理部による判定において当該成分グループを用いるか否かを操作入力に応じて任意に設定可能な設定処理部を更に備える、
付記2~7のいずれかに記載のアレルギー判定システム。
前記出力処理部は、アレルギーチェック結果の表示、印刷、又はデータ送信の少なくとも一つを実行可能である、
付記1~12のいずれかに記載のアレルギー判定システム。
一又は複数のプロセッサーに、
処方データに含まれる処方薬品を識別可能な薬品情報を取得することと、
前記処方データに対応する患者のアレルギー成分を識別可能なアレルギー情報を取得することと、
前記処方データに含まれる薬品情報が示す処方薬品が、前記処方データに対応する患者の前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であるか否かを判定することと、
前記判定結果に基づいて前記処方データに対するアレルギーチェック結果を出力することと、
を実行させるアレルギー判定プログラム。
11:制御部
12:記憶部
13:通信I/F
14:操作装置
15:表示装置
16:ドライブ装置
2 :クライアント端末
21:制御部
22:記憶部
23:通信I/F
24:操作装置
25:表示装置
26:ドライブ装置
3 :調剤機器
4 :プリンター
5 :通信網
6 :上位システム
10:医療支援システム
Claims (14)
- 薬品マスターで薬品ごとに対応付けて登録された薬品成分とは別に薬品について患者の体内で発生する成分として登録された成分情報が記憶される記憶部と、
処方データに含まれる処方薬品を識別可能な薬品情報を取得する第1取得処理部と、
前記処方データに対応する患者のアレルギー成分を識別可能なアレルギー情報を取得する第2取得処理部と、
前記処方データに含まれる薬品情報が示す処方薬品が、前記処方データに対応する患者の前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であるか否かを前記成分情報に基づいて判定する判定処理部と、
前記判定処理部の判定結果に基づいて前記処方データに対するアレルギーチェック結果を出力する出力処理部と、
を備えるアレルギー判定システム。 - 前記成分情報は、患者の体内で発生する成分に基づいて分類された成分グループを示す成分グループ情報を含み、
前記判定処理部は、前記成分グループ情報に基づいて、前記処方薬品に含まれる成分と前記アレルギー成分とが同一の前記成分グループに属する場合に、前記処方薬品が、前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であると判定する、
請求項1に記載のアレルギー判定システム。 - 前記アレルギー情報は、薬品を識別可能な薬品情報であり、
前記判定処理部は、前記アレルギー情報に対応する薬品の主成分、又は当該薬品の投与により患者の体内で発生する成分を前記アレルギー成分とみなして判定を実行する、
請求項2に記載のアレルギー判定システム。 - 前記アレルギー情報は、薬品を識別可能な薬品情報であり、
前記成分情報は、患者の体内で発生する成分に基づいて分類された成分グループを示す成分グループ情報を含み、
前記判定処理部は、前記成分グループ情報に基づいて、前記処方薬品と前記アレルギー情報に対応する薬品とが同一の前記成分グループに属する場合に、前記処方薬品が、前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であると判定する、
請求項1に記載のアレルギー判定システム。 - 前記成分情報は、患者の体内で発生する成分に基づいて分類された成分グループを示す成分グループ情報を含み、
前記判定処理部は、前記成分グループ情報に基づいて、前記処方薬品と前記アレルギー成分とが同一の前記成分グループに属する場合に、前記処方薬品が、前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であると判定する、
請求項1に記載のアレルギー判定システム。 - 前記成分グループは、患者の体内で遊離又は代謝により同一成分が発生する薬品又は成分を含む、
請求項2~5のいずれかに記載のアレルギー判定システム。 - 前記判定処理部は、少なくとも遊離及び代謝を含む類似種別のうち操作入力に応じて設定された類似種別に対応する成分に基づいて判定を行う、
請求項6に記載のアレルギー判定システム。 - 前記判定処理部は、
前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一であるか否かを判定する第1判定処理と、
前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とについて、薬品にもともと含まれる成分に基づいて分類されたアレルギー分類が同一であるか否かを判定する第2判定処理と、
前記処方データに含まれる薬品情報が示す処方薬品が、当該処方データに対応する患者のアレルギー薬品又は前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であるか否かを判定する第3判定処理と、
を実行可能であり、
前記出力処理部は、前記第1判定処理、前記第2判定処理、及び前記第3判定処理の少なくとも一つの判定結果に基づいてアレルギーチェック結果を出力する、
請求項1~7のいずれかに記載のアレルギー判定システム。 - 前記第1判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一ではないと判定された場合は、前記第2判定処理が実行され、前記第1判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一であると判定された場合は、前記第2判定処理が実行されることなしに前記出力処理部によりアレルギーチェック結果が出力される、
請求項8に記載のアレルギー判定システム。 - 前記第2判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一のアレルギー分類に属していないと判定された場合は、前記第3判定処理が実行され、前記第2判定処理において前記処方薬品の主成分と前記アレルギー成分とが同一のアレルギー分類に属していると判定された場合は、前記第3判定処理が実行されることなしに前記出力処理部によりアレルギーチェック結果が出力される、
請求項9に記載のアレルギー判定システム。 - 前記出力処理部は、前記第1判定処理の判定結果と、前記第2判定処理の判定結果と、前記第3判定処理の判定結果とを相互に識別可能に出力する、
請求項8~10のいずれかに記載のアレルギー判定システム。 - 前記成分グループ情報に含まれる前記成分グループごとに、前記判定処理部による判定において当該成分グループを用いるか否かを操作入力に応じて任意に設定可能な設定処理部を更に備える、
請求項2~7のいずれかに記載のアレルギー判定システム。 - 前記成分グループ情報では、1種類の薬品が複数の成分グループに対応付けて登録可能である、
請求項2~7のいずれかに記載のアレルギー判定システム。 - 一又は複数のプロセッサーに、
処方データに含まれる処方薬品を識別可能な薬品情報を取得することと、
前記処方データに対応する患者のアレルギー成分を識別可能なアレルギー情報を取得することと、
前記処方データに含まれる薬品情報が示す処方薬品が、前記処方データに対応する患者の前記アレルギー成分と同一の成分が患者の体内で発生する薬品であるか否かを、薬品マスターで薬品ごとに対応付けて登録された薬品成分とは別に薬品について患者の体内で発生する成分として登録された成分情報に基づいて判定することと、
前記判定の結果に基づいて前記処方データに対するアレルギーチェック結果を出力することと、
を実行させるアレルギー判定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017157211A JP7119309B2 (ja) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | アレルギー判定システム及びアレルギー判定プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017157211A JP7119309B2 (ja) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | アレルギー判定システム及びアレルギー判定プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019036142A JP2019036142A (ja) | 2019-03-07 |
JP7119309B2 true JP7119309B2 (ja) | 2022-08-17 |
Family
ID=65637578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017157211A Active JP7119309B2 (ja) | 2017-08-16 | 2017-08-16 | アレルギー判定システム及びアレルギー判定プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7119309B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4073976B2 (ja) * | 1995-03-14 | 2008-04-09 | 株式会社東芝 | 薬発注システム |
JPH11203375A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-07-30 | Masato Terashita | 医薬品情報検索システム |
-
2017
- 2017-08-16 JP JP2017157211A patent/JP7119309B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019036142A (ja) | 2019-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6981499B2 (ja) | 病棟薬剤業務支援システム | |
JP2023083370A (ja) | 配薬支援システム | |
JP5962203B2 (ja) | 配薬管理システム、配薬管理方法、配薬管理プログラム、配薬管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP7147939B2 (ja) | 配薬支援システム | |
TW528700B (en) | Medicine packing apparatus | |
WO2022161133A1 (zh) | 信息检测方法及装置、存储介质 | |
JP7311747B2 (ja) | 服薬指導支援システム、服薬指導支援プログラム | |
JP2009100885A (ja) | 薬剤服用情報管理システム | |
KR101058813B1 (ko) | 조제제어시스템 | |
TW200407730A (en) | Pharmaceutical supply system | |
CN114596945A (zh) | 一种处方开药方法、医院信息系统及计算机存储介质 | |
JP5072138B2 (ja) | 薬歴管理システム | |
JP7119309B2 (ja) | アレルギー判定システム及びアレルギー判定プログラム | |
JP6545446B2 (ja) | 処方箋情報送信システム、患者情報管理サーバ、情報送信方法及びプログラム | |
CN109559795B (zh) | 基于数据处理的违规处方单的检测方法及相关设备 | |
JP6780517B2 (ja) | 投薬指導支援システム、投薬指導支援プログラム | |
JPH09147031A (ja) | 警告機能を備えた調剤料算定機 | |
CN113874304B (zh) | 药剂管理系统 | |
JP2004202075A (ja) | 薬剤診断システム | |
US20110166698A1 (en) | Delivery of medication regimen in medication reminder device | |
JP6398459B2 (ja) | プレアボイド報告支援システム、及びプログラム | |
JP7332854B2 (ja) | 配薬支援システム、配薬支援プログラム | |
JP7417057B2 (ja) | 業務支援システム、業務支援プログラム | |
JP6406314B2 (ja) | 配薬管理システム、配薬管理方法 | |
JP7096570B2 (ja) | 投薬支援サーバおよび投薬支援プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200812 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210928 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220412 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220705 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220718 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7119309 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |