JP6398459B2 - プレアボイド報告支援システム、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、薬剤師により行われるプレボイド報告を支援するプレボイド報告支援システムに関する。
病院等の医療機関では、処方内容が電子カルテシステムなどに入力されることにより処方データが発行され、前記処方データに基づいて薬品が調剤される。その後、前記処方データに基づいて調剤された薬品は、病棟に入院している患者によって服用される。なお、前記処方データに基づく薬品の調剤前に、前記処方データの適否を自動的に判断する処方チェックが実行可能な処方鑑査システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
そして、薬品を調剤する薬剤師は、処方チェックのチェック結果に応じて処方内容が適切であるか否かを確認し、必要に応じて医師に電話又はメールなどで問い合わせる疑義照会などを実行することがある。また、薬剤師は、疑義照会の結果に基づいて、薬品を服用する患者の副作用などの不利益が未然に回避された事例(未然回避報告)、及び早期発見により副作用などの重篤化が回避された事例(重篤化回避報告)などを所謂「プレアボイド」として日本病院薬剤師会に報告することがある。以下、このような報告をプレアボイド報告と称する。
特開2013−125377号公報
しかしながら、薬剤師が、通常業務の中で疑義照会の結果に応じて、自らの意思でプレボイド報告を行うか否かを判断する場合には、プレアボイド報告に漏れが生じるおそれがある。
本発明の目的は、薬剤師によるプレアボイド報告の漏れを抑制することのできるプレアボイド報告支援システムを提供することにある。
本発明に係るプレアボイド報告支援システムは、薬剤師から医師に対して行われる処方薬品に関する疑義照会の結果を入力するための疑義照会入力画面を表示させる第1表示処理部と、前記疑義照会入力画面に表示される一又は複数の第1特定入力欄の入力内容に応じてプレアボイド報告の要否を判定する判定処理部と、前記判定処理部により前記プレアボイド報告が必要であると判定された場合に、前記プレボイド報告に関する情報を入力するためのプレアボイド入力画面を表示させる第2表示処理部と、を備える。
本発明によれば、薬剤師により前記疑義照会入力画面に対して前記疑義照会の結果が入力された後、前記プレアボイド報告が必要な場合に自動的に前記プレアボイド入力画面が表示されて前記プレアボイド報告に関する情報の入力が促される。従って、前記プレアボイド報告支援システムでは、薬剤師による前記プレアボイド報告の漏れが抑制される。
また、前記プレアボイド報告支援システムは、処方データについて一又は複数の確認項目が適正であるか否かを判定する処方チェックのチェック結果を取得する取得処理部を更に備えることが考えられる。この場合、前記第1表示処理部は、前記取得処理部により取得された前記チェック結果について行われる前記疑義照会の結果を入力するための前記疑義照会入力画面を表示させる。
また、前記第1特定入力欄は、前記疑義照会の結果として前記処方データの変更又は中止が入力可能な入力欄を含み、前記判定処理部は、前記疑義照会の結果が前記処方データの変更又は中止である場合に前記プレアボイド報告が必要であると判定することが考えられる。
また、前記第2表示処理部は、前記疑義照会入力画面に表示される一又は複数の第2特定入力欄の入力内容が予め定められた未然回避報告に対応する未然回避内容である場合に、前記プレアボイド報告の未然回避報告に関する情報を入力するための前記プレアボイド入力画面を表示させることが考えられる。
また、前記第2表示処理部は、前記プレアボイド入力画面に表示される入力項目のいずれか一又は複数の入力項目を前記処方データ又は前記疑義照会入力画面で入力された情報に基づいて自動的に入力した状態で前記プレアボイド入力画面を表示させることが考えられる。
また、前記第1表示処理部は、前記疑義照会入力画面に表示される入力項目のいずれか一又は複数の入力項目を前記処方データに基づいて自動的に入力した状態で前記疑義照会入力画面を表示させることが考えられる。
また、前記第1表示処理部は、操作入力に応じて前記第1特定入力欄に情報を入力し、又は外部機器から受信される変更後の前記処方データに基づいて前記第1特定入力欄に情報を入力することが考えられる。
また、前記プレアボイド報告支援システムは、前記第2表示処理部によって表示される前記プレアボイド入力画面で入力された情報を記録又は出力する情報処理部を更に備えることが考えられる。なお、前記出力には、前記情報を予め定められたファイル形式で出力するファイル出力、前記情報をプリンターで印刷する印刷出力、及び前記情報をネットワークを介して送信する送信出力などが含まれる。
本発明によれば、薬剤師によるプレアボイド報告の漏れを抑制することのできるプレアボイド報告支援システムが実現される。
図1は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムの構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで使用される処方チェック情報の一例を示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで使用される要否判定情報の一例を示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで使用される種別判定情報の一例を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで実行される処方チェック処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで表示されるエラー画面の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで実行される疑義照会記録処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで表示される疑義照会入力画面の一例を示す図である。 図9は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで表示されるプレアボイド入力画面の一例を示す図である。 図10は、本発明の実施形態に係るプレアボイド報告支援システムで表示されるプレアボイド入力画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
[プレアボイド報告支援システム10]
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るプレアボイド報告支援システム10は、サーバー1、クライアント端末2、調剤機器3、及びプリンター4を備える。前記クライアント端末2は、調剤薬剤師により処方データに基づく調剤が行われる調剤室100と、病棟薬剤師により薬剤の服薬に関する指導又は確認が行われる病棟200とにそれぞれ設けられる。なお、前記調剤室100又は前記病棟200が複数存在する場合には、前記調剤室100及び前記病棟200各々に前記クライアント端末2が設けられる。
前記サーバー1、前記クライアント端末2、前記調剤機器3、及び前記プリンター4は、通信網5を介して無線又は有線で通信可能に接続される。前記通信網5は、LAN、WAN、インターネット、又はイントラネットなどである。また、前記サーバー1には、処方内容を示す処方データ及び患者の情報を示す患者データなどを前記サーバー1に入力する電子カルテシステム、オーダーリングシステム、又はレセプトシステムなどの上位システム6が前記通信網5を介して接続される。前記処方データには、例えば患者の氏名、性別、年齢、病棟、担当医師、担当薬剤師などの基本情報、及び患者に処方する薬品の種類、用量、用法などの情報が含まれる。なお、前記サーバー1が前記上位システム6から前記処方データ及び前記患者データを読み出す構成であってもよい。例えば、前記サーバー1は、前記上位システム6の予め設定された記憶装置内の処方データ記憶領域に前記処方データが記憶されたか否かを監視しており、前記処方データ記憶領域に前記処方データが記憶された場合に前記処方データを取得する。
[調剤機器3]
前記調剤機器3各々は、前記プレアボイド報告支援システム10が使用される病院又は薬局等の医療機関において、薬品の調剤作業で使用される。例えば、前記調剤機器3各々は、錠剤分包機、散薬分包機、水剤分注機、PTPシート払出装置、又は混注装置などである。例えば、前記錠剤分包機は、複数種類の錠剤が収容された複数の薬品カセットを有し、前記サーバー1から入力される調剤用データに従って、前記薬品カセットから錠剤を払い出して1服用分ごとに分包紙で包装する分包動作を実行する。前記散薬分包機は、前記サーバー1から入力される調剤用データに従って、投入された散薬を1服用分ごとに分包紙で包装する分包動作を実行する。前記水剤分注機は、複数種類の水剤が収容された複数の薬瓶を有しており、前記サーバー1から入力される調剤用データに従って、前記薬瓶から必要量の水剤を払い出す。前記PTPシート払出装置は、予め錠剤が包装されたPTPシート又はヒートシールが収容された複数のシートカセットを有し、前記サーバー1から入力される調剤用データに従って、前記シートカセットから前記PTPシート又は前記ヒートシールを払い出す。前記混注装置は、前記サーバー1から入力される調剤用データに従って、抗癌剤などの薬品を輸液に注入する混注作業をロボットアームで自動的に実行する。
[プリンター4]
前記プリンター4は、前記サーバー1、前記クライアント端末2から前記通信網5を介して入力される印刷データに含まれる情報を紙などのシートに印刷する。例えば、前記プリンター4は、前記プレアボイド報告支援システム10における処方箋又は薬袋の印刷などに用いられる。また、前記プリンター4は、後述の未然回避報告及び重篤化回避報告などに関するプレアボイド報告を印刷出力する際にも用いられる。
[サーバー1]
前記サーバー1は、制御部11、記憶部12、通信I/F13、表示装置14、操作装置15、及びドライブ装置16などを備えるコンピュータである。なお、前記サーバー1は、前記プレアボイド報告支援システム10が使用される病院又は薬局等の医療機関の内部又は外部に設けられる。また、前記サーバー1は、スマートフォン又はタブレット端末などのモバイル端末であってもよい。
前記制御部11は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部11は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部12に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部12は、前記制御部11によって実行される各種のアプリケーションプログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク又はSSD等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部12には、プログラム記憶部121、マスター記憶部122、及び情報記憶部123が含まれる。
前記プログラム記憶部121は、後述の処方チェック処理(図5参照)及び疑義照会記録処理(図7参照)を前記制御部11に実行させるための制御プログラムが記憶される記憶領域である。なお、前記プログラム記憶部121には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなどのアプリケーションプログラムも記憶される。
前記マスター記憶部122は、薬品マスター、患者マスター、薬剤師マスター、処方箋区分マスター、診療科マスター、及び病棟マスターなどの各種のマスター情報が記憶される記憶領域である。例えば、前記薬品マスターには、各種の薬品について、薬品コード(YJコード等)、薬品名、JANコード、RSSコード、薬瓶コード、剤形、単位、比重、薬品種、配合変化、賦形薬品、注意事項などの情報が含まれる。
前記患者マスターには、各患者について、例えば患者名、患者ID、性別、年齢、飲酒有無、喫煙有無、及び病名などの情報が含まれる。また、前記患者マスターには、患者が妊婦又は授乳婦であるか否か等の診察時又は問診時に確認された各種の情報も含まれる。前記薬剤師マスターには、前記医療機関で業務を行う薬剤師の薬剤師コード、薬剤師名、担当病棟、及び管理者権限の有無などの情報が含まれる。
なお、前記制御部11は、前記マスター記憶部に記憶されている各種のマスター情報を、前記上位システム6から取得する情報に基づいて随時更新可能である。また、前記制御部11は、前記サーバー1、前記クライアント端末2を用いたユーザー操作に応じて前記各種のマスター情報を編集することも可能である。
前記情報記憶部123は、前記処方データ、処方チェック情報D11、要否判定情報D21、及び種別判定情報D22などの各種の情報が記憶される記憶領域である。前記処方データは、前記制御部11により前記上位システム6から取得されて前記情報記憶部123に記憶される。ここに、図2は前記処方チェック情報D11の一例を示す図、図3は前記要否判定情報D21の一例を示す図、図4は前記種別判定情報D22の一例を示す図である。
図2に示すように、前記処方チェック情報D11には、処方データについて調剤前に確認されるべき一又は複数の確認項目が記憶されている。具体的に、図2に示す前記処方チェック情報D11には、処方チェックNo.「1」〜「20」に対応する20種類の確認項目が含まれている。また、前記処方チェック情報D11には、前記処方データについて前記確認項目の内容が適正であるか否かを判定するために前記確認項目ごとに予め定められた判定条件が含まれる。前記判定条件は、薬品ごとに予め定められている。なお、前記薬品各々に対応する前記判定条件は、前記処方チェック情報D11ではなく前記薬品マスターで薬品ごとに定められていることも考えられる。
例えば、図2に示されている前記確認項目である「相互作用チェック」については、前記処方データにおける薬品の組み合わせに関する問題の有無を判断するための情報が定められている。また、前記確認項目である「投与量」については、前記処方データにおける薬品の一回量、一日量が、前記薬品の予め定められた一回量、一日量の上限以下であるか否かを判断するための情報が定められている。さらに、前記確認項目である「禁忌症チェック」については、前記処方データに含まれる薬品が患者に処方してよい薬品であるか否かを患者の病名などに基づいて判断するための情報が定められている。また、前記確認項目である「妊婦・授乳婦投与制限」については、前記処方データに対応する患者が妊婦・授乳婦である場合に、前記処方データに妊婦・授乳婦への投与が制限されている薬品が含まれているか否かを判断するための情報が定められている。
また、図3に示すように、前記要否判定情報D21では、薬剤師から医師に対して処方薬品に関する疑義照会が行われた結果が入力される場合に、その疑義照会の結果をプレアボイド報告するべきか否かを判定するための情報である。なお、前記プレアボイド報告の種別には、薬品を服用する患者の副作用などの不利益が未然に回避された事例(未然回避報告)、及び早期発見により副作用などの重篤化が回避された事例(重篤化回避報告)が含まれる。
具体的に、前記要否判定情報D21では、疑義照会の結果が、処方データが変更されなかった「変更無し」である場合は、プレアボイド報告が「不要」である旨が定められている。また、前記要否判定情報D21では、疑義照会の結果が、処方データについて「薬剤中止」、「薬剤増量」、「薬剤減量」、「調剤方法変更」、「薬剤変更」、「薬剤追加」、及び「用法変更」などが行われた場合は、プレアボイド報告が「必要」である旨が定められている。そして、前記制御部11は、前記疑義照会の結果が、前記要否判定情報D21に含まれる前記疑義照会の結果のうち「薬剤中止」、「薬剤増量」、「薬剤減量」、「調剤方法変更」、「薬剤変更」、「薬剤追加」、及び「用法変更」のいずれかに該当する場合に、前記プレアボイド報告が必要であると判定する。
さらに、図4に示すように、前記種別判定情報D22では、前記疑義照会の分類に対応する前記プレアボイド報告の種別が未然回避報告であるか否かを判定するための情報である。具体的に、前記種別判定情報D22では、疑義照会の分類として、「重大な副作用」、「併用禁忌」、「配合禁忌」、「併用注意」、「配合注意」、「過量投与」、「重複投与」、及び「処方もれ」などが未然回避報告に対応する未然回避内容として定められている。そして、前記疑義照会の分類が、前記制御部11は、前記種別判定情報D22に含まれる前記疑義照会の分類のいずれかに該当する場合に、前記プレアボイド報告の種別が未然回避報告であると判定する。
なお、前記制御部11は、前記種別判定情報D22に基づいて前記未然回避報告でないと判定可能な場合に、前記プレアボイド報告の種別が前記重篤化回避報告であると判定することが可能である。一方、前記種別判定情報D22に、前記プレアボイド報告の種別が重篤化回避報告であると判定するための基準が定められていてもよい。
前記通信I/F13は、前記通信網5を介して前記クライアント端末2、前記調剤機器3、及び前記プリンター4などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記表示装置14は、前記制御部11からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作装置15は、前記サーバー1に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作装置15は、前記表示装置14に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作装置15は、前記表示装置14に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記ドライブ装置16は、前記制御プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体161から前記制御プログラムを読み取ることが可能である。前記記録媒体161は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。そして、前記サーバー1では、前記制御部11により、前記ドライブ装置16を用いて前記記録媒体161から読み取られた前記制御プログラムが前記記憶部12の前記プログラム記憶部121に記憶され、前記サーバー1にインストールされる。これにより、前記制御部11では、前記CPUが、前記プログラム記憶部121に記憶されている前記制御プログラムを前記RAMに展開しつつ実行することが可能となる。
そして、前記サーバー1の前記制御部11は、取得処理部111、第1表示処理部112、判定処理部113、第2表示処理部114、及び情報処理部115を含む。具体的に、前記制御部11は、前記制御プログラムに従って各種の処理を実行することにより、前記取得処理部111、前記第1表示処理部112、前記判定処理部113、前記第2表示処理部114、及び前記情報処理部115として機能する。前記制御部11によって実行される処理については後段で説明するが、ここでは各処理部について簡単に説明する。
前記取得処理部111は、前記処方データについて一又は複数の前記確認項目が適否であるか否かを前記処方チェック情報D11に基づいて判定する後述の処方チェック処理(図5参照)を実行し、前記処方チェックのチェック結果を取得する。なお、前記取得処理部111は、前記処方チェックのチェック結果を取得可能であれば、例えば前記処方チェックを実行可能な前記上位システム6のような外部装置から前記通信網5を介して前記処方チェックのチェック結果を取得することも考えられる。
前記第1表示処理部112は、薬剤師から医師に対して行われる処方薬品に関する疑義照会の結果を入力するための疑義照会入力画面P1(図8参照)を前記クライアント端末2などに表示させる。具体的に、前記第1表示処理部112は、前記取得処理部111により取得された前記チェック結果について行われる前記疑義照会の結果を入力するための前記疑義照会入力画面P1を表示させる。
前記判定処理部113は、前記疑義照会入力画面P1に表示される一又は複数の第1特定入力欄の入力内容に応じてプレアボイド報告の要否を判定する。具体的に、前記判定処理部113は、第1特定入力欄の入力内容と前記要否判定情報D21(図3参照)とに基づいて前記プレアボイド報告の要否を判定する。
前記第2表示処理部114は、前記判定処理部113により前記プレアボイド報告が必要であると判定された場合に、前記プレボイド報告に関する情報を入力するためのプレアボイド入力画面を前記クライアント端末2などに表示させる。
前記情報処理部115は、前記第2表示処理部114によって表示される前記プレアボイド入力画面で入力された情報を、前記記憶部12に記録する処理及び前記通信I/F13を介して外部に出力する処理などを実行する。例えば、前記情報処理部115は、前記プレボイド入力画面で入力された情報を予め定められたファイル形式で出力するファイル出力処理、前記情報を前記プリンターで印刷する印刷出力処理、及び前記情報を前記通信網5を介して送信する送信処理のいずれか一又は複数の処理を実行することが考えられる。
[クライアント端末2]
一方、前記クライアント端末2は、制御部21、記憶部22、通信I/F23、表示装置24、操作装置25、及びドライブ装置26などを備えるコンピュータである。前記クライアント端末2は、調剤が行われる調剤室に設けられ、調剤薬剤師によって用いられる操作端末である。前記クライアント端末2は、患者が入院する病棟に設けられ、病棟薬剤師によって用いられる操作端末である。なお、前記クライアント端末2は、スマートフォン又はタブレット端末などのモバイル端末であり、薬剤師などのユーザーによって前記調剤室又は前記病棟などの間で持ち運ばれるものであってもよい。
前記制御部21は、CPU、ROM、RAM、及びEEPROMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは揮発性の記憶部、前記EEPROMは不揮発性の記憶部である。前記RAM及び前記EEPROMは、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、前記制御部21は、前記CPUを用いて、前記ROM、前記EEPROM、又は前記記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムに従って各種の処理を実行する。
前記記憶部22は、前記制御部21によって実行される各種のアプリケーションプログラム及び各種のデータが記憶されるハードディスク又はSSD等の不揮発性の記憶部である。具体的に、前記記憶部22には、オペレーティングシステム(OS)及びブラウザソフトなどのアプリケーションプログラムが記憶されるプログラム記憶部221が含まれる。前記ブラウザソフトは、前記通信網5を介して前記サーバー1にアクセスすることにより前記表示装置24に各種の操作画面などを表示させると共に、前記操作装置25を用いた前記操作画面に対する入力操作を前記サーバー1に伝達するためのアプリケーションソフトウェアである。具体的に、前記制御部21は、前記ブラウザソフトにより表示される操作画面の所定位置に、前記サーバー1に対応するURL(Universal Resource Locator)などのアドレス情報が入力された場合に、該アドレス情報に基づいて前記サーバー1にアクセスする。
前記通信I/F23は、前記通信網5を介して前記サーバー1、前記調剤機器3、及び前記プリンター4などの外部機器との間で、予め定められた通信プロトコルに従って無線又は有線でデータ通信を実行するネットワークカード等を有する通信インターフェースである。
前記表示装置24は、前記制御部21からの制御指示に従って各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどの表示部である。前記操作装置25は、前記クライアント端末2に各種の情報を入力するためにユーザーによって操作される操作部である。具体的に、前記操作装置25は、前記表示装置24に表示される各種の操作画面における入力操作を受け付けるキーボード及びマウス(ポインティングデバイス)を含む。また、前記操作装置25は、前記表示装置24に表示される各種の操作画面に対するタッチ操作を受け付けるタッチパネル、又は音声認識により各種情報の入力を受け付ける音声入力装置を含むものであってもよい。
前記ドライブ装置26は、前記OS又は前記ブラウザソフトなどが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体261から前記OS又は前記ブラウザソフトなどを読み取ることが可能である。前記記録媒体261は、CD、DVD、BD、又はUSBメモリなどであり、前記ドライブ装置16は、CDドライブ、DVDドライブ、BDドライブ、又はUSBポートなどである。前記クライアント端末2では、前記制御部21により、前記ドライブ装置26を用いて前記記録媒体261から読み取られた前記OS又は前記ブラウザソフトなどが前記記憶部22の前記プログラム記憶部221に記憶され、前記クライアント端末2にインストールされる。これにより、前記制御部21では、前記CPUが、前記プログラム記憶部221に記憶されている前記制御プログラムを前記RAMに展開しつつ実行することが可能となる。
そして、前記プレアボイド報告支援システム10では、ユーザーによる前記クライアント端末2の操作に応じて、前記疑義照会及び前記プレアボイド報告などに関する各種情報の表示、記録、及び印刷などが実行可能である。具体的に、本実施形態では、前記サーバー1と前記クライアント端末2とによりサーバクライアントシステムが構成されており、前記サーバー1が前記クライアント端末2のユーザー操作に応じて前記疑義照会及び前記プレアボイド報告などに関する各種情報の表示、記録、及び印刷などを実行する場合について説明する。そのため、以下に説明する「表示」、「操作」、「選択」、及び「入力」などは、前記クライアント端末2の前記表示装置24及び前記操作装置25を用いて行われる。
一方、前記サーバー1が、前記表示装置14及び前記操作装置15を用いて前記疑義照会及び前記プレアボイド報告などに関する各種の表示及び印刷を実行することも可能であり、前記サーバー1単体を本発明に係るプレアボイド報告支援システムとして捉えてもよい。さらに、前記クライアント端末2を本発明に係るプレアボイド報告支援システムとして捉えてもよい。即ち、前記クライアント端末2に、前記制御プログラムの一部又は全部がインストールされており、前記クライアント端末2の前記制御部21が、前記サーバー1から必要な情報を適宜取得して、前記疑義照会及び前記プレアボイド報告などに関する各種の表示及び印刷を実行することも考えられる。
[処方チェック処理]
次に、図5を参照しつつ、前記サーバー1の前記制御部11によって実行される処方チェック処理について説明する。前記処方チェック処理は、例えば前記サーバー1が前記上位システム6から前記処方データを取得した際、前記処方データについて調剤が開始される際、又はユーザーによる処方チェック要求時などに前記制御部11によって実行される。なお、前記処方チェック処理は、前記制御部11の前記取得処理部111によって実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、前記制御部11は、前記情報記憶部123に記憶された前記処方チェック情報D11に基づいて前記処方データの適否を判定する処方チェックを実行する。なお、前記処方チェックについては従来周知の各種手法を用いればよいため、ここでは詳細な説明を省略する。また、前記処方チェックは処方鑑査と称されることもある。
<ステップS12>
そして、前記制御部11は、前記ステップS11で取得された前記処方チェックのチェック結果が適正であると判断した場合(S12:Yes側)、処理をステップS13に移行させる。また、前記制御部11は、前記処方チェックのチェック結果にエラーが存在する場合(S12:No側)、処理をステップS121に移行させる。
<ステップS13>
ステップS13において、前記制御部11は、前記ステップS11における処方チェックのチェック結果を前記記憶部12に記録する。これにより、前記制御部11は、後述の疑義照会記録処理において、前記記憶部12に記憶されている前記チェック結果を参照することが可能である。
<ステップS14>
その後、ステップS14において、前記制御部11は、前記処方データに基づく薬品の調剤を開始するための調剤制御処理を実行する。例えば、前記制御部11は、前記処方データに基づいて前記調剤機器3各々に対応する調剤用データを生成し、前記記憶部12の記憶領域に確保された共有データフォルダに記憶する。これにより、前記調剤機器3各々は、前記共有データフォルダから前記調剤用データを取得し、前記調剤用データに基づいて薬品の調剤を実行する。なお、前記制御部11が、前記調剤機器3各々に前記調剤用データを送信することも考えられる。また、前記制御部11は、薬剤師が前記処方データに基づいて薬品をピッキングするために必要なピッキング情報を前記プリンター4で印刷し、又は前記ピッキング情報をピッキング補助装置に送信することも考えられる。
<ステップS121>
一方、前記処方チェックのチェック結果が適正でない場合(S12:No側)、続くステップS121において、前記制御部11は、予め定められたエラー報知処理を実行する。例えば、前記エラー報知処理では、前記処方データにエラーが存在する旨の警告が前記クライアント端末2の前記表示装置24などに表示され、又は前記処方データにエラーが存在する旨が前記上位システム6に報知される。
<ステップS122>
続いて、ステップS122において、前記制御部11は、前記ステップS11における処方チェックのチェック結果を前記チェック結果として前記記憶部12に記録する。
ここに、図6は、前記エラー報知処理によって表示されるエラー画面P2の一例を示す図である。図6に示すように、前記エラー画面P2では、前記確認項目のうち前記チェック結果においてエラーとなっているエラー項目の内容が表示されるエラー表示領域A21、及び医師により入力されるコメントが表示されるコメント表示領域A22などが表示される。また、前記エラー画面P2では、前記第1確認項目について既に薬剤師によって確認が行われている際に薬剤師によって入力されるコメントが表示されるコメント表示領域A23も表示される。
また、前記エラー表示領域A21には、前記エラー項目の内容を確認及び承認した旨を入力するための確認キーK21と、前記エラー項目について医師に対して疑義照会を行った結果を入力する予定であることを記録するための疑義予定キーK22と、前記エラー項目について医師に対して疑義照会を行った結果を入力するための疑義照会キーK23とが表示されている。
そして、前記制御部11は、前記確認キーK21が操作されると、前記エラー項目について確認が行われた旨、その確認を行った薬剤師の識別情報(氏名又はID等)、及びその確認が行われた日時などの確認履歴情報を前記チェック結果に対応付けて前記情報記憶部123に記録する。前記確認キーK21が操作された場合には、前記処方データについて発生しているエラーが問題ないと判断されたことになるため、前記制御部11は、前記処方データについて前記ステップS14と同様に前記調剤制御処理を実行する。
また、前記制御部11は、前記疑義予定キーK22が操作されると、前記エラー項目について医師に対して疑義照会を行った結果を入力する予定である旨を示す疑義予定情報を前記チェック結果に対応付けて前記情報記憶部123に記録する。即ち、この時点では、疑義照会は行われているが、前記疑義照会の結果が入力されていない状態である。なお、前記疑義予定キーK22が操作された場合には、前記処方データについて発生しているエラーに問題があるおそれがあるため、前記制御部11は、前記処方データについての前記調剤制御処理を実行しない。
また、前記制御部11は、前記疑義照会キーK23が操作されると、後述の疑義照会記録処理(図7参照)を実行する。前記疑義照会キーK23が操作された場合にも、前記処方データについて発生しているエラーに問題があるおそれがあるため、前記制御部11は、前記処方データについての前記調剤制御処理を実行しない。なお、前記疑義照会を行った薬剤師などにより前記疑義予定キーK22又は前記疑義照会キーK23が操作された場合には前記処方データについての前記調剤制御処理が待機することになるが、前記処方データに問題がないと判断された場合、例えば前記エラー画面P2において前記確認キーK21が操作された場合、前記制御部11は、前記前記処方データについて前記ステップS14と同様に前記調剤制御処理を実行する。
[疑義照会記録処理]
次に、図7を参照しつつ、前記エラー画面P2において前記疑義照会キーK23が操作された場合に前記サーバー1の前記制御部11によって実行される疑義照会記録処理について説明する。ところで、本発明は、前記疑義照会記録処理を実行することにより薬剤師のプレアボイド報告を支援するためのプレアボイド報告支援方法の発明として捉えてもよい。
<ステップS21>
まず、前記制御部11は、前記エラー項目について医師に対して適否を確認する疑義照会を行った結果を入力するための疑義照会入力画面P1を予め定められた前記クライアント端末2などに表示させる。なお、係る処理は前記制御部11の前記第1表示処理部112によって実行される。
ここに、図8は、前記疑義照会入力画面P1の一例を示す図である。図8に示すように、前記疑義照会入力画面P1には、患者のID、氏名、性別、生年月日などの基本情報が表示される基本表示領域A11と、前記疑義照会の履歴が表示される履歴表示領域A12と、前記疑義照会に関する情報を入力するための情報入力領域A13とが表示される。また、前記制御部11は、前記情報入力領域A13に表示される一又は複数の入力項目を、前記処方データに含まれる情報、前記処方チェックの結果、又は前記上位システム6から受信する各種の情報などに基づいて自動的に入力した状態で、前記疑義照会入力画面P1を表示させる。これにより、薬剤師による前記疑義照会入力画面P1における入力操作の手間が軽減される。
特に、前記情報入力領域A13には、情報提供後変更事由の入力欄R11、R12、疑義分類の入力欄R13、参考文献の入力欄R14、及び前記疑義照会に至る因子となる薬品に関する情報が入力される入力欄R15などが表示される。
そして、前記制御部11は、前記クライアント端末2などを用いた操作入力に応じて前記入力欄R11に数字を入力すると共に、前記数字に対応する前記疑義照会の結果を前記疑義照会情報D21に基づいて前記入力欄R12に表示する。例えば、図8に示す例では、前記入力欄R11に「2」が入力されており、前記入力欄R12には、「2」に対応する「薬剤中止」が表示されている。また、前記制御部11は、前記疑義照会後に前記上位システム6から受信される変更後の前記処方データなどに基づいて前記疑義照会の結果を判断し、その結果に対応する数字を前記入力欄R11に自動的に入力することも可能である。なお、前記入力欄R11が第1特定入力欄の一例である。
前記入力欄R13は、前記疑義照会の分類を選択するための入力欄であって、前記制御部11は、前記入力欄R13に表示される前記疑義照会の分類を、疑義分類キーK13の操作に応じて追加又は削除する。図8に示す例では、前記疑義照会の分類として「併用禁忌」が選択された状態が示されている。なお、前記入力欄R13が第2特定入力欄の一例である。
また、前記入力欄R14には、薬剤師が前記疑義照会を行う際に参照した参考文献を選択するための入力欄であって、前記制御部11は、前記入力欄R14に表示される前記参考文献の分類を、参考文献キーK14の操作に応じて追加又は削除する。図8に示す例では、前記参考文献として「添付文書」が選択された状態が示されている。
さらに、前記入力欄R15は、今回の疑義照会の原因となっている薬品が入力される入力欄であって、前記制御部11は、前記処方チェックの結果に応じて、エラーの対象となっている薬品を自動的に前記入力欄R15に入力する。また、前記制御部11は、前記入力欄R15に表示される前記薬品の種類を、因子キーK15の操作に応じて追加又は削除することも可能である。例えば、前記制御部11は、前記因子キーK15の操作に応じて、前記処方データに含まれる処方薬、及び患者が服用中の薬品などの一覧を表示させ、ユーザー操作に応じて前記薬品のいずれか一つ又は複数を選択する。図8に示す例では、前記疑義照会に至る因子として「イトリゾールカプセル」と「ハルシオン0.25mg」との二つの薬品が選択された状態が示されている。
<ステップS22>
次に、図7に戻り、ステップS22において、前記制御部11は、前記疑義照会の情報の入力を完了する操作を待ち受ける(S22:No側)。具体的に、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1において、前記疑義照会の情報の入力を完了するための操作を受け付ける登録キーK16が操作された場合に、前記疑義照会の情報の入力を完了する操作が行われたと判断する。そして、前記制御部11は、前記疑義照会の情報の入力を完了する操作が行われた場合(S22:Yes側)、処理をステップS23に移行させる。
<ステップS23>
ステップS23において、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1に表示されている入力内容を前記疑義照会の履歴として前記記憶部12に記録する。これにより、前記プレアボイド報告支援システム10では、前記制御部11が、例えば前記クライアント端末2各々からの参照要求に応じて前記疑義照会の履歴を前記クライアント端末2各々に表示させることが可能である。
<ステップS24>
ステップS24において、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1における入力情報に基づいてプレアボイド報告の要否を判定する。なお、係る処理は前記制御部11の前記判定処理部113によって実行される。具体的に、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1に表示されている前記第1特定入力欄の一例である前記入力欄R11に入力され、前記入力欄R12に表示されている前記疑義照会の結果が前記プレアボイド報告の必要な内容であるか否かを前記要否判定情報D21に基づいて判定する。例えば、前記疑義照会の結果が「変更無し」である場合には、前記プレアボイド報告が「不要」であると判定し、前記疑義照会の結果が前記処方データの変更又は中止に相当する「薬剤中止」及び「薬剤変更」等である場合には、前記プレアボイド報告が「必要」であると判定する。
ここで、前記制御部11は、前記プレアボイド報告の必要があると判断した場合(S24:Yes側)、処理をステップS25に移行させ、前記プレアボイド報告の必要がないと判断した場合は(S24:No側)、当該疑義照会記録処理を終了させる。
<ステップS25>
ステップS25において、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1における入力情報に基づいて、前記プレアボイド報告の種別が未然回避報告であるか否かを判断する。具体的に、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1に表示されている前記入力欄R13に入力されている前記第2特定入力欄の一例である前記入力欄R13に入力されている前記疑義照会の分類が前記未然回避報告に対応する内容であるか否かを前記分類判定情報D22に基づいて判定する。例えば、前記制御部11は、前記疑義照会の分類が前記分類判定情報D22に含まれる場合に、前記プレアボイド報告の種別が前記未然回避報告であると判断する。そして、前記プレアボイド報告の種別が前記未然回避報告であると判断された場合(S25:Yes側)、処理はステップS26に移行され、前記プレアボイド報告の種別が前記未然回避報告でないと判断された場合は(S25:No側)、処理がステップS251に移行される。
<ステップS26>
ステップS26において、前記制御部11は、前記プレアボイド報告の種別が前記未然回避報告である場合に対応付けて予め定められた各種の情報を入力するためのプレアボイド入力画面P3を前記クライアント端末2に表示させる。なお、係る処理は、前記制御部11の前記第2表示処理部114によって実行される。また、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1に表示されている未然回避キーK17が操作された場合に前記プレアボイド入力画面P3を表示させることも可能である。
ここに、図9は、前記プレアボイド入力画面P3の一例を示す図であって、一つ目のタブに対応する表示例を示す図である。また、図10は、前記プレアボイド入力画面P3の二つ目のタブに対応するプレアボイド入力画面P4の表示例を示す図である。
図9に示すように、前記プレアボイド入力画面P3には、患者の基本情報が表示される表示領域A31、前記患者の伸長、体重、腎機能障害の有無、肝機能障害の有無、副作用歴、アレルギー歴、及び治療中の疾患名などの情報が表示される表示領域A32、及び前記疑義照会の内容が表示される表示領域A33などが表示される。具体的に、前記制御部11は、前記表示領域A33において、前記疑義照会入力画面P1の前記入力欄R13で選択されていた前記疑義照会の分類をチェックマーク等によって判別可能に表示させる。これにより、薬剤師による前記プレアボイド入力画面P3における入力操作の手間が軽減される。なお、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて前記表示領域A31〜A33の内容を任意に編集可能である。
また、前記プレアボイド入力画面P4には、前記疑義照会が行われる前の処方データの内容(薬品名、投与量、用法など)が表示される表示領域A41と、前記疑義照会が行われた後の処方データの内容(薬品名、投与量、用法など)が表示される表示領域A42とが表示される。具体的に、前記制御部11は、前記疑義照会が行われる前後に前記上位システム6から取得された前記処方データの内容を前記表示領域A41、A42各々に自動的に表示させる。これにより、薬剤師による前記プレアボイド入力画面P4における入力操作の手間が軽減される。なお、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて前記表示領域A41及びA42の内容を任意に編集可能である。
さらに、前記プレアボイド入力画面P4には、前記疑義照会入力画面P1における前記入力欄R11、R12に入力されていた前記疑義照会の結果が表示される表示領域A43と、前記疑義照会を行った薬剤師が任意に入力可能なコメントが表示される表示領域A44とが表示される。前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1における入力情報を前記表示領域A41、A42各々に自動的に反映させる。これにより、薬剤師による前記プレアボイド入力画面P4における入力操作の手間が軽減される。なお、前記制御部11は、ユーザー操作に応じて前記表示領域A43及びA44の内容を任意に編集可能である。
<ステップS251>
ステップS251において、前記制御部11は、前記プレアボイド報告の種別が重篤化回避報告である場合に対応付けて予め定められた各種の情報を入力するためのプレアボイド入力画面(不図示)を前記クライアント端末2に表示させる。なお、係る処理は前記制御部11の前記第2表示処理部114によって実行される。また、前記制御部11は、前記疑義照会入力画面P1に表示されている重篤化キーK18が操作された場合に前記重篤化回避報告に対応する前記プレアボイド入力画面(不図示)を表示させることも可能である。
<ステップS27>
そして、ステップS27において、前記制御部11は、前記プレアボイド報告の情報の入力を完了する操作を待ち受ける(S27:No側)。具体的に、前記制御部11は、前記プレアボイド入力画面P3、P4において、前記プレアボイド報告の情報の入力を完了するための操作を受け付ける登録キーK31又はK41が操作された場合に、前記プレアボイド報告の情報の入力を完了する操作が行われたと判断する。なお、前記重篤化回避報告に対応する前記プレアボイド入力画面(不図示)についても同様である。そして、前記制御部11は、前記プレアボイド報告の情報の入力を完了する操作が行われた場合(S27:Yes側)、処理をステップS28に移行させる。
<ステップS28>
ステップS28において、前記制御部11は、前記プレアボイド入力画面P3、P4各々に表示されている入力内容を前記プレアボイド報告の履歴として前記記憶部12に記録する。これにより、前記プレアボイド報告支援システム10では、前記制御部11が、例えば前記クライアント端末2各々からの参照要求に応じて前記プレアボイド報告の履歴を前記クライアント端末2各々に表示させることが可能である。
<ステップS29>
そして、前記ステップS29において、前記制御部11は、前記ステップS28で記録された前記プレアボイド報告を出力する出力処理を実行する。なお、係る処理は前記制御部11の前記情報処理部115によって実行される。具体的に、前記制御部11は、前記ステップS29において、前記プレアボイド報告を予め定められたcsv形式などのファイル形式でファイル出力することが考えられる。その後、前記ファイル出力された前記プレアボイド報告のファイルは、例えば、薬剤師などにより、前記クライアント端末2などにおいて、日本病院薬剤師会から提供されるアプリケーションソフトウェアを用いて前記日本病院薬剤師会に送信される。
また、前記制御部11は、前記ステップS28で記録された前記プレアボイド報告を予め定められた送信先に送信する送信処理を実行することも考えられる。例えば、前記プレアボイド報告は、前記通信I/F13により前記通信網5を介するメール送信等によって、日本病院薬剤師会及び医療機関のDI(Drug Information)室などに対応する予め設定されたメールアドレスに送信される。これにより、前記プレアボイド報告が前記日本病院薬剤師会又は前記DI室などにおいて、今後の薬学療法のために有効に活用される。なお、前記制御部11は、前記プレアボイド報告を前記プリンター4で印刷出力することも可能である。
以上説明したように、前記プレアボイド報告支援システム10では、薬剤師が行う疑義照会の結果を入力する際に、自動的にプレアボイド報告の要否が判断され、必要に応じて前記プレアボイド報告を行うための前記プレアボイド入力画面P3等が表示される。従って、前記プレアボイド報告支援システム10によれば、薬剤師による漏れのない前記プレアボイド報告の実施を支援することができる。
また、前記プレアボイド報告支援システム10では、前記疑義照会入力画面P1における入力内容が、前記処方データ等に基づいて自動的に入力されるため、薬剤師による前記疑義照会の結果の記録作業の手間が軽減される。さらに、前記プレアボイド報告支援システム10では、前記プレアボイド入力画面P3、P4における入力内容が、前記疑義照会の結果及び前記処方データ等に基づいて自動的に入力されるため、薬剤師による前記プレアボイド報告の手間が軽減される。
[被疑薬特定機能]
ところで、前記病棟業務支援システム10は、患者に生じている副作用及び検査値などに基づいて副作用の原因となっている薬品を特定する被疑薬特定機能を有する。具体的に、前記制御部11は、入力される副作用症状及び検査値などに基づいて被疑薬を特定する被疑薬特定処理を実行し、前記被疑薬特定処理で特定された被疑薬の処方について行われる疑義照会の結果の入力を受け付ける。このときも、前記疑義照会の結果の入力は、前記疑義照会入力画面P1に対して行われる。
ここで、前記疑義照会入力画面P1に前記疑義照会の結果が入力されると、前記制御部11は、前記疑義照会の結果に応じて前記プレアボイド報告の要否を判定する。具体的に、前記制御部11は、前記疑義照会の結果として前記患者が服用する薬品に変更又は中止などがあった場合に、前記プレアボイド報告が必要であると判定する。
また、前記制御部11は、前記処方チェックのチェック結果に基づいて前記疑義照会が行われた場合には、前記プレアボイド報告の種別として未然回避報告を選択するが、前記被疑薬特定処理の結果に基づいて前記疑義照会が行われた場合には、前記プレアボイド報告の種別として重篤化回避報告を選択することが考えられる。例えば、前記処方チェックのチェック結果が表示される前記エラー画面などから遷移して疑義照会の結果が入力される場合には、前記未然回避報告が選択され、前記被疑薬特定処理の結果が表示される画面から遷移して疑義照会の結果が入力される場合には、前記重篤化回避報告が選択されることが考えられる。
1 :サーバー
11:制御部
12:記憶部
13:通信I/F
14:操作装置
15:表示装置
16:ドライブ装置
2 :クライアント端末
21:制御部
22:記憶部
23:通信I/F
24:操作装置
25:表示装置
26:ドライブ装置
3 :調剤機器
4 :プリンター
10:プレアボイド報告支援システム

Claims (9)

  1. 薬剤師から医師に対して行われる処方薬品に関する疑義照会の結果を入力するための疑義照会入力画面を表示させる第1表示処理部と、
    前記疑義照会入力画面に表示される一又は複数の第1特定入力欄の入力内容に応じてプレアボイド報告の要否を判定する判定処理部と、
    前記判定処理部により前記プレアボイド報告が必要であると判定された場合に、前記プレボイド報告に関する情報を入力するためのプレアボイド入力画面を表示させる第2表示処理部と、
    を備えるプレアボイド報告支援システム。
  2. 処方データについて一又は複数の確認項目が適正であるか否かを判定する処方チェックのチェック結果を取得する取得処理部を更に備え、
    前記第1表示処理部は、前記取得処理部により取得された前記チェック結果について行われる前記疑義照会の結果を入力するための前記疑義照会入力画面を表示させる請求項1に記載のプレアボイド報告支援システム。
  3. 前記第1特定入力欄は、前記疑義照会の結果として前記処方データの変更又は中止が入力可能な入力欄を含み、
    前記判定処理部は、前記疑義照会の結果が前記処方データの変更又は中止である場合に前記プレアボイド報告が必要であると判定する請求項2に記載のプレアボイド報告支援システム。
  4. 前記第2表示処理部は、前記疑義照会入力画面に表示される一又は複数の第2特定入力欄の入力内容が予め定められた未然回避報告に対応する未然回避内容である場合に、前記プレアボイド報告の未然回避報告に関する情報を入力するための前記プレアボイド入力画面を表示させる請求項2又は3に記載のプレアボイド報告支援システム。
  5. 前記第2表示処理部は、前記プレアボイド入力画面に表示される入力項目のいずれか一又は複数の入力項目を前記処方データ又は前記疑義照会入力画面で入力された情報に基づいて自動的に入力した状態で前記プレアボイド入力画面を表示させる請求項2〜4のいずれかに記載のプレアボイド報告支援システム。
  6. 前記第1表示処理部は、前記疑義照会入力画面に表示される入力項目のいずれか一又は複数の入力項目を前記処方データに基づいて自動的に入力した状態で前記疑義照会入力画面を表示させる請求項2〜5のいずれかに記載のプレアボイド報告支援システム。
  7. 前記第1表示処理部は、操作入力に応じて前記第1特定入力欄に情報を入力し、又は外部機器から受信される変更後の前記処方データに基づいて前記第1特定入力欄に情報を入力する請求項2〜6のいずれかに記載のプレアボイド報告支援システム。
  8. 前記第2表示処理部によって表示される前記プレアボイド入力画面で入力された情報を記録又は送信する情報処理部を更に備える請求項1〜7のいずれかに記載のプレアボイド報告支援システム。
  9. 薬剤師から医師に対して行われる処方薬品に関する疑義照会の結果を入力するための疑義照会入力画面を表示させるステップと、
    前記疑義照会入力画面に表示される一又は複数の第1特定入力欄の入力内容に応じてプレアボイド報告の要否を判定するステップと、
    前記プレアボイド報告が必要であると判定された場合に、前記プレアボイド報告に関する情報を入力するためのプレアボイド入力画面を表示させるステップと、
    をプロセッサーに実行させるためのプログラム。
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