本発明は、多様な変更を加えることができ、多様な形態を有することできる。ここでは、特定の実施形態を図面に例示し、本文に詳細に説明する。
しかし、これは本発明を特定の開示形態に限定するものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むこととして理解されるべきである。第1、第2などの用語は多用な構成要素を説明するのに使用されることがあるが、構成要素は、用語によって限定解釈されない。用語は一つの構成要素を、他の構成要素から区別する目的として使用される。例えば、本発明の開示範囲を外れることなく、第1構成要素を第2構成要素ということができ、同様に、第2構成要素も第1構成要素ということができる。
本出願において使用した用語は、単なる特定の実施形態を説明するために使用されたもので、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上明白に示さない限り、複数の表現を含む。本出願において、「含む」または「有する」などの用語は、明細書に記載された特徴、数字、ステップ、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを意味し、一つまたはそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものの存在または付加可能性を予め排除しないこととして理解されるべきである。
以下、図面を参照して本発明の好適な一実施形態をより詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるメッセージ情報統合管理サービスシステムの構成を示すブロックダイアグラムである。
メッセージ情報統合管理サービスシステムは、複数のモバイル端末10、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20、及びデータネットワークを含む。モバイル端末10とメッセージ情報統合管理サービスサーバ20は、データネットワークを通じてメッセージ情報統合管理サービスに必要な信号及びデータを交換する。モバイル端末10は、移動電話ネットワークを通じて音声通話と文字メッセージの送受信が可能であり、無線データ通信ネットワークを通じて、データの交換が可能な通信機器を言う。
本発明によるメッセージ情報統合管理サービスシステムは、多様な細部構成を有することができる。以下では、互いに異なる二つの実施形態によって構成されたメッセージ情報統合管理サービスシステムと、それによって提供されるメッセージ情報統合管理サービスについて説明する。
1.第1システム構成の例
(1)モバイル端末の構成及び動作
図2は、本発明の一実施形態によるメッセージ情報統合管理システムが提供されたモバイル端末の構成を機能別に示したブロックダイアグラムである。
本発明の一実施形態によるモバイル端末10は、メッセージ情報統合管理部1100、音声通話管理部1200、文字メッセージ管理部1300、付加機能処理部1400、及び送受信部1500を含む。
音声通話管理部1200は、移動電話交換網を通じて交換される音声通話を処理し、音声通話に関する情報、例えば、音声通話の受信、発信時刻、イベントパネル呼の相手に関する情報、総通話時間、及び通話接続成功の有無に関する情報(以下、“音声通話情報”とする)などを管理するように構成されたハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合せである。このような情報は、移動電話の音声通話の接続に含まれて移動電話交換網を通じて伝送されるもので、音声通話管理部1200は、モバイル端末10によって受信されるか、発信される全ての音声通話に対して前記情報を収集し保存する機能を実行する。このような音声通話情報の管理はモバイル端末10にインストールされた住所録管理部と連動して実行される。例えば、受信された音声通話に含まれた発信者番号表示(CDI)情報が存在する場合、受信されたCDI情報を住所録に保存された番号と対照し、同じ番号が保存された場合、当該番号から保存された相手の名前を見付けて、それを音声通話情報に記録して保存することができる。
文字メッセージ管理部1300は、移動電話交換網を通じて交換される非同期式文字形メッセージ、即ち、短文メッセージサービス(Short Message Service;SMS)及びマルチメディアメッセージサービスなどの文字基盤メッセージを送受信し、文字メッセージに関する情報(以下、‘文字メッセージ情報’)を管理するように構成されたハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合せである。文字メッセージ管理部1300によって管理される文字メッセージ情報には文字メッセージの受信及び発信時刻、文字メッセージの受信及び発信の相手、文字メッセージの内容などが含まれる。また、文字メッセージ情報のモバイル端末10にインストールされた住所録管理部と連動して実行される。例えば、受信された音声通話に含まれた発信者番号表示(CDI)情報が存在する場合、受信されたCDI情報を住所録に保存された番号と対照し、同じ番号が保存された場合、該当番号に保存された相手の名前を見付けてそれを文字メッセージ受信及び発信相手として記録して保存することができる。
送受信部1500は、移動電話交換網による音声通話及び文字メッセージを受信し、発信する機能を実行する。送受信部1500は、音声通話及び文字メッセージ以外のパケットデータ通信に関する信号を、無線通信ネットワークを通じて受信及び発信する機能も実行する。
付加機能処理部1400は、多様な付加機能を提供するように構成されたハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合せであってもよい。例えば、付加機能処理部1400は、付加機能の処理に必要な命令語を含むソフトウェアと命令語による処理を実行するモバイル端末10内のプロセッサによって構成される。この際、付加機能処理部1400を構成するソフトウェアは、アプリケーション形態でモバイル端末10にインストールされてもよい。このような付加機能処理部1400は、一つの機能を実行するように構成されるか、複数の機能を実行するように構成されてもよい。以下では、説明の便宜上機能別に名称を区分して付加機能処理部1400の動作を説明する。
本発明の一実施形態によるモバイル端末10は、付加機能処理部1400の一例として、日程情報管理アプリケーションを含んでいてもよい。日程情報管理アプリケーションは、ユーザ(使用者ともいう)の日程情報を管理するように構成される。日程情報管理アプリケーションは、日程管理ユーザインターフェースを提供するが、ユーザは、日程管理ユーザインターフェースを通じて自分で日程を入力、修正、削除することができる。日程管理ユーザインターフェースを通じて入力された日程情報には、日程の日時に関する情報、日程の場所に関する情報、日程の内容に関する情報などが含まれ、このような日程情報は、モバイル端末10に内蔵されたメモリ1600に保存されて保管される。日程情報管理アプリケーションは、日程情報に基づいて到来する日程を、ユーザに知らせるアラーム機能を提供するように構成される。例えば、上述した日程管理ユーザインターフェースを通じてアラーム機能を活性化したアラーム時点を選択すると、選択されたアラーム時点と作成された日程情報とを連係して保存し、アラーム時点でモバイル端末10を通じてユーザが認知できる形態でアラームの対称となる日程がもうすぐ到来することを知らせるように構成される。より具体的に例えて説明すると、日程管理ユーザインターフェースで2017年5月5日午後3時に特定の場所で特定の業務が予定されていることを入力し、それを予定時間到来、4時間前に知らせるようにアラーム機能を活性化した場合、日程情報管理アプリケーションは、入力された日程情報及びアラーム情報から、アラーム時間を2017年5月5日午前11に算定した後、このようなアラーム情報を、日程情報と連係してメモリ1600に保存する。以後、モバイル端末10に内蔵された時計などと同期化して保存されたアラーム時間が到来したかをモニターし、アラーム時間が到来すると保存された日程情報をユーザが認知可能な形式の刺激を通じてユーザに想起させる。この際、アラームのために使用可能な刺激として振動、アラーム音、画面の瞬きなどが含まれ、ユーザがこのような刺激に反応してモバイル端末10の画面をタッチすると、アラームと連係して保存された日程情報の全部または一部を、画面を通じて提供するように構成される。
本発明の一実施形態によるモバイル端末10は、付加機能処理部1400の一例として、メモアプリケーションを含んでいてもよい。メモアプリケーションは、簡単なメモを作成、修正、削除及び閲覧できるメモユーザインターフェースを提供し、ユーザによって入力されたメモを、モバイル端末10に内蔵されたメモリ1600に保存する機能を実行する。
本発明の一実施形態によるモバイル端末10は、付加機能処理部1400の一例として、ソーシャルネットワークサービス(SNS、以下“SNS”とする)アプリケーションを含んでいてもよい。SNSアプリケーションには、複数のユーザの間で社会的関係、例えば、友達関係、コミュニティーなどを形成するために、データネットワークを通じて多様なコンテンツを共有するために使用される。
上述した付加機能処理部1400は、メッセージ情報統合管理部1100に内蔵されて提供されてもよい。
メッセージ情報統合管理部1100は、音声通話管理部1200、文字メッセージ管理部1300、及び付加機能処理部1400(例えば、日程情報管理アプリケーション、メモアプリケーション、及びSNSアプリケーション)などと連係して、モバイル端末10によって実行される音声通話及び文字基盤のメッセージ情報を統合して管理、それと関連された付加的な機能を提供する。
図3は、本発明の一実施形態によるメッセージ情報統合管理部1100の機能別構成を示したブロックダイアグラムである。
図3の実施形態によるメッセージ情報統合管理部1100は、メッセージモニタリングユニット1110、メッセージ情報管理ユニット1120、ユーザインターフェース管理ユニット1130を含む。
メッセージモニタリングユニット1110は、音声通話管理部1200、文字メッセージ管理部1300と連動してモバイル端末10によって受信されるか、発信された音声通話及び文字メッセージのアップデートの有無に関する情報を照会する。
まず、メッセージモニタリングユニット1110が、音声通話に関する情報のアップデートの有無を照会する動作について説明する。
ユーザのモバイル端末10に音声通話が受信された場合、音声通話管理部1200は、受信音声通話に含まれた受信された音声通話の発信相手に関する情報、及び受信した受信時刻などの情報を、モバイル端末10のメモリ1600に記録する。また、モバイル端末10のユーザが受信した音声通話に応答して実際通話した場合、通話を完了した時刻及び/または通話時間をメモリ1600に記録してもよい。一方、モバイル端末10のユーザが受信された音声通話に応答しない場合、即ち、通話接続に失敗した場合、通話接続が失敗した事実をメモリ1600に記録することができる。即ち、上述した受信された音声通話に関する基本情報(以下、“受信音声通話情報”とする)は、音声通話が受信される毎に音声通話管理部1200によってメモリ1600に記録される。メッセージモニタリングユニット1110は、メモリ1600にアクセスして保存された受信音声通話情報を照会してもよい。メッセージモニタリングユニット1110は、幾つかの方式で受信音声通話情報のアップデートの有無を照会することができる。まず、メッセージモニタリングユニット1110は、周期的にメモリ1600にアクセスして、アップデートされた受信音声通話情報のアップデートの有無を照会するように構成されてもよい。または、メッセージモニタリングユニット1110は、実時間、即ち、音声通話記録がアップデートされる時毎にそれを検知するように構成される。また、他の実施形態として、メッセージモニタリングユニット1110は、ユーザのメッセージ情報統合管理部1100の実行の際、受信音声通話情報のアップデートの有無を照会するように構成されてもよい。
以上説明したメッセージモニタリングユニット1110の受信音声通話情報アップデートの有無を照会する機能は、発信音声通話に対しても類似した方式で実行される。即ち、メッセージモニタリングユニット1110が、ユーザのモバイル端末10を通じて発信した音声通話に関する情報、例えば、受信相手に関する情報、発信時刻、通話接続失敗、通話終了時刻、通話時間などの情報(以下、“発信音声通話情報”とする)のアップデートの有無を照会する動作は、受信音声通話情報のアップデートの有無を照会する時と同一の方式で実行される。
次に、メッセージモニタリングユニット1110が文字メッセージに関する情報のアップデートの有無を照会する動作について説明する。
ユーザのモバイル端末10に文字メッセージが受信された場合、文字メッセージ管理部1300は、受信された文字メッセージに含まれた発信者、メッセージの受信時刻及びメッセージ内容などに関する情報(以下、“受信文字メッセージ情報”とする)をモバイル端末10のメモリ1600に記録する。メモリ1600にアクセスして保存された受信文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会することができる。メッセージモニタリングユニット1110は、幾つかの方式で受信文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会することができる。まず、メッセージモニタリングユニット1110は、周期的にメモリ1600にアクセスしてアップデートされた受信文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会するように構成される。または、メッセージモニタリングユニット1110は実時間、即ち、文字メッセージ記録がアップデートされる時毎にそれを検知するように構成されてもよい。またの他の代案的な実施形態として、メッセージモニタリングユニット1110はユーザのメッセージ情報統合管理部1100の実行の際、受信文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会するように構成される。
以上で技術したメッセージモニタリングユニット1110の受信文字メッセージ情報アップデートの有無照会機能実行は、発信文字メッセージに対しても類似した方式で実行される。即ち、メッセージモニタリングユニット1110が、ユーザのモバイル端末10を通じて発信した文字メッセージに関する情報、例えば、文字メッセージの発信時刻及びメッセージ内容などに関する情報(以下、“発信文字メッセージ情報”とする)のアップデートの有無を照会する動作は受信文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会する時と同一の方式で実行される。
メッセージ情報管理ユニット1120は、メッセージモニタリングユニット1110によって検知され、アップデートされた音声通話情報及び文字メッセージ情報を照会し、メッセージ管理ユーザインターフェースを通じて、ユーザに提供される統合メッセージ情報を生成するように構成される。例えば、メッセージモニタリングユニット1110が新しい受信音声通話を検知すると、メッセージ情報管理ユニット1120は、該当受信音声通話情報を照会し、照会された受信音声通話情報に基づいて、メッセージ管理ユーザインターフェースによってユーザに提供される統合メッセージ情報を生成する。生成された統合メッセージ情報は、メモリ1600に保存されてもよい。
このように統合メッセージ情報管理処理は、メッセージモニタリングユニット1110のメッセージモニタリング動作と同期化されて処理される。
即ち、メッセージモニタリングユニット1110が周期的に音声通話情報と文字メッセージ情報のアップデートの有無をモニタリングする場合には、メッセージ情報管理ユニット1120は、その周期によって音声通話情報及び文字メッセージ情報を照会し、照会された情報に基づいて、統合メッセージ情報を生成するように構成されてもよい。この際、該当するモニタリング周期でアップデートされた音声通話情報及び文字メッセージ情報のない場合には、当然、統合メッセージ情報も生成されない。それとは異なり、メッセージモニタリングユニット1110が実時間で音声通話情報及び文字メッセージ情報のアップデートの有無をモニタリングするように構成される場合には、メッセージ情報管理ユニット1120は、検知された音声通話及び文字メッセージに関する情報を照会し、それに基づいて統合メッセージ情報を生成し、メモリ1600に保存するように構成される。また、他の例として、メッセージモニタリングユニット1110が、メッセージ情報統合管理アプリケーションの実行の際にのみ動作するように構成される場合には、メッセージ情報管理ユニット1120もそれに同期化して動作するように構成されてもよい。また、メッセージ情報管理ユニット1120は、メッセージモニタリングユニット1110の動作と非同期的に動作するように構成されてもよい。即ち、メッセージモニタリングユニット1110が周期的にまたは実時間で音声通話情報及び文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会するように構成されたとしても、メッセージ情報管理ユニット1120は、そのモニタリング周期と異なる周期で、またはメッセージ情報統合管理アプリケーションの実行の際のみ動作するように構成されてもよい。この際、二つの動作の非同期性に起因して、メッセージモニタリングユニット1110の音声通話情報及び文字メッセージ情報のアップデートの有無の照会結果がメモリ1600に一時保存されるように構成される。また、メッセージ情報管理ユニット1120は、メモリ1600にアクセスしてメッセージモニタリングユニット1110によって照会されたメッセージアップデートの有無に関する情報を読み出し、その情報に基づいて統合メッセージ情報を生成するように構成される。
本発明の一実施形態によると、音声通話及び文字メッセージが受信されたことを知らせるアラーム機能が追加されてもよい。このようなアラーム機能は、メッセージモニタリングユニット1110によって実行される。即ち、アラーム機能は、メッセージモニタリングユニット1110が音声通話管理部1200及び文字メッセージ管理部1300から新しいメッセージ受信情報を照会した場合、メッセージモニタリングユニット1110によって実行される。この際、アラームのために使用可能な刺激としては振動、アラーム、画面の瞬きなどが含まれる。また、メッセージが受信されたことを知らせるグラフィック要素をモバイル端末10の状態表示ラインに表示してもよい。ユーザがこのような刺激に反応してモバイル端末10の画面をタッチするとアラームと連係して受信された音声通話及び文字メッセージ情報の全部または一部を、画面を通じて提供するように構成されてもよい。
メッセージ情報管理ユニット1120によって生成される情報、即ち、統合メッセージ情報は、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって提供されるユーザインターフェースに適合した形式を有するように設定されてもよい。即ち、メッセージ情報管理ユニット1120は、音声通話情報及び文字メッセージ情報を、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって生成されるユーザインターフェースに適合するように編集して統合メッセージ情報を生成することができる。それに関しては、ユーザインターフェース管理ユニット1130の動作と連係して次により具体的に説明する。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザに提供されるメッセージ管理ユーザインターフェースを生成して表示し、メッセージ管理ユーザインターフェースから多様なユーザ入力を受信し、ユーザ入力に対応する処理を実行する。より具体的に、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザ入力に応答して、第1メッセージ管理ユーザインターフェースを生成し、それをモバイル端末10に表示する。また、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザの入力に応答して、第2メッセージ管理ユーザインターフェースを生成し、それをモバイル端末10に表示する。さらに、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェースと連係して付加機能を提供するために、付加機能処理部1400を読み出し、その処理結果を受信して、ユーザインターフェースに表示する動作を実行する。
メッセージ情報統合管理部1100は、上述した処理を実行するように構成されたハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組み合せであってもよい。例えば、メッセージ情報統合管理部1100は、上述したメッセージモニタリング機能、メッセージ管理機能及びユーザインターフェース管理機能の処理に必要な命令語を含むソフトウェアとその命令語による処理を実行するモバイル端末10内のプロセッサによって構成される。この際、メッセージ情報統合管理部1100を構成するソフトウェアは、アプリケーション形態でモバイル端末10にインストールされてもよい。また、メッセージモニタリングユニット1110、メッセージ情報管理ユニット1120及びユーザインターフェース管理ユニット1130は、それぞれ独立的なソフトウェア及びハードウェアによって分散的にそれぞれの機能が実行されるように構成されてもよい。
本発明によるメッセージ情報統合管理部1100の動作に対してより具体的に説明する。
まず、ユーザインターフェース管理ユニット1130が、第1メッセージ管理ユーザインターフェースを生成する過程を、図4乃至図10を参照して詳細に説明する。
図4は、モバイル端末10の表示画面に表示された第1メッセージ管理ユーザインターフェースの画像の一例を示す図であり、図5は、第1メッセージ管理ユーザインターフェースの画像の他の例を示す図である。
図4は、モバイル端末10に表示される第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の一例として、メッセージ情報表示領域110と、インターフェース転換などのメニューのためのメニューバー120を含むように構成される。メッセージ情報表示領域110は、複数のメッセージブロック111、112から構成されるが、それぞれのメッセージブロック111、112は、一つの音声通話または文字メッセージに対応する統合メッセージ情報を含めている。統合メッセージ情報は、メモリ1600に保存された音声通話情報または文字メッセージ情報から生成された情報として、音声通話情報及び文字メッセージ情報に含まれた項目の全部または一部で構成される。例えば、メッセージブロック111、112には、受信者または発信者情報が表示される。受信者または発信者情報は、住所録を参照して提供されてもよい。また、メッセージブロック111、112には、メッセージが受信されたのか、発信されたのかを区別する情報が提供される。例えば、音声通話及び文字メッセージが受信されたのか、発信されたのかを方向が互いに異なる矢印で表示されて区別できる。また、統合メッセージ情報には、メッセージが音声通話と文字メッセージであるかの識別表示が含まれてもよい。図4に示された例で、文字メッセージに関するメッセージブロック111(以下、“文字メッセージブロック”ともいう)は、文字メッセージの相手識別情報111a、文字メッセージの内容(メッセージ本文111b)及び文字メッセージの受信/発信時刻111cが表示される。一方、音声通話に関するメッセージブロック112(以下、“音声通話メッセージブロック”とする)には、音声通話の相手112a、音声通話の受信/発信時刻112b、通話時間112c及び受信/発信識別情報112dが表示される。メッセージブロック111、112には、他の項目がさらに表示されてもよい。例えば、通話接続失敗表示、メッセージの受信及び発信日付、メッセージの受信及び発信場所に関する情報がさらに表示されてもよい。即ち、音声通話情報及び文字メッセージ情報に含まれた全ての項目は、メッセージブロック111、112に表示されてもよい。ユーザまたはメッセージ情報統合管理サービスサーバ20は、メッセージブロック111、112に表示される統合メッセージ情報の項目を調整することもできる。
メッセージブロック111、112は、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって時系列的に整列される。例えば、メッセージブロック111、112は、受信及び発信時刻によって降順で整列される。従って、メッセージ情報表示領域110の最上端には、最近に受信または発信したメッセージに関するメッセージブロック111、112が表示される。
図5に示された第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、図4に示された第1メッセージ管理ユーザインターフェース100と異なる構成を有する。本構成による第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、図4に示された構成の他に、住所録が提供される住所録表示領域140を含むように構成される。メッセージ情報表示領域110は、複数のメッセージブロック111、112で構成されるが、それぞれのメッセージブロック111、112は、一つのメッセージ(音声通話または文字メッセージ)に関する情報を含んでいる。メッセージ情報表示領域110及びメッセージブロック111、112の基本構成は、図4の例で説明したのと同一である。ただ、図5の例では、音声通話と文字メッセージの識別表示111eと受信及び発信日付111fがさらに表示され、メッセージブロック111(文字メッセージブロック)には受信/発信識別情報111dがさらに表示される。第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の住所録表示領域140には住所録情報が提供される。住所録表示領域140に表示される住所録情報は、別途の住所録アプリケーションによって管理される。住所録表示領域140に表示された住所録情報は、ユーザ入力によって拡張されるか隠されてもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を生成する時、住所録アプリケーションにアクセスして住所録情報を読み出し、それを住所録表示領域140に表示する。この際、住所録アプリケーションによって管理される住所録情報のうち、一部のみを読み出して住所録表示領域140に表示してもよい。図5の例では、住所録に保存された名前と電話番号のみ住所録表示領域140に表示される。ユーザは住所録表示領域140に表示された住所録情報のうち、いずれか一つを選択するユーザ入力、例えば、タッチ入力を通じて、該当連絡先の具体的内容を確認することができる。この際、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザの連絡先選択入力に応答して、住所録アプリケーションを実行して選択された連絡先の具体的な情報をユーザに提供することができる。
以下、図4及び図5に示された第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を生成するために、本発明のメッセージ情報統合管理部1100によって実行される処理(以下、“第1メッセージ管理ユーザインターフェース処理”とする)を具体的に説明する。
図6は、図4に示された構成を有する第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の生成に関する処理を示すフローチャートである。
図4乃至図6を参照すると、まず、メッセージモニタリングユニット1110は、音声通話管理部1200、文字メッセージ管理部1300と連動してモバイル端末10によって受信されるか、発信された音声通話及び文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会する(S1100)。
メッセージモニタリングユニット1110によって、アップデートされた音声通話情報または文字メッセージ情報、即ち、新しい受信または発信された音声通話情報または文字メッセージ情報が検知されると、メッセージ情報管理ユニット1120は、アップデートされた音声通話情報及び文字メッセージ情報を読み込んで(S1200)、メッセージブロックフォーマットに従って編集して統合メッセージ情報を生成する(S1300)。
メッセージブロックフォーマットは、メッセージブロック111、112に含まれる情報の種類(項目)と形式に関する定義として、ユーザまたはメッセージ情報統合管理システムによって設定される。例えば、図4に示された例で、文字メッセージに関するメッセージブロック111は、メモリ1600に保存された文字メッセージ情報のうち、受信者/発信者連絡先(相手識別情報111a)、メッセージ本文111b及び受信/発信時刻111cに関する情報を含むように、音声通話に関するメッセージブロック112は、音声通話情報のうち、受信者/発信者連絡先(音声通話の相手112a)、受信/発信時刻112b、通話時間112c(総通話時間)、及び受信/発信識別情報112d(通話接続失敗表示など)を含むように定義されてもよい。図5の例では、メッセージブロックフォーマットは、文字メッセージと音声通話情報全部に対して、メッセージブロック111が受信/発信の相手識別情報111aと音声通話と文字メッセージを識別するための情報(メッセージ本文111b)をさらに含むように定義される。メッセージ情報管理ユニット1120は、音声通話情報及び文字メッセージ情報のうちメッセージブロックフォーマットによって定義された項目のみを抽出して統合メッセージ情報を生成する。
メッセージブロックフォーマットは第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示される情報項目だけではなく、表示形式に対する定義を含んでいてもよい。例えば、図5の例のように、メッセージの受信/発信識別に関する項目は方向の異なる矢印イメージで表示されると定義されてもよく、文字メッセージの本文内容の表示は、36字以内に制限することとして定義されてもよい。従って、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報管理ユニット1120によって生成された統合メッセージ情報を、メッセージブロックフォーマットに定義された表示形式によって編集するように構成される。例えば、図5のメッセージブロック111に対して、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージブロックフォーマットで定義された表示形式に従って、発信識別情報に対応する矢印イメージと、文字メッセージ本文内容のうち最初の36字に該当する文字とを有するように統合メッセージ情報を編集する。
即ち、メッセージ情報管理ユニット1120は、音声通話情報及び文字メッセージ情報のうち、メッセージブロックフォーマットによって定義された項目のみ抽出してメッセージブロックフォーマットに定義された表示形式によって編集することで統合メッセージ情報を生成する。
メッセージ情報統合管理アプリケーションの実行のためのユーザ入力が受信されると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報管理ユニット1120によって生成された統合メッセージ情報を読み出す(S1400)。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は、統合メッセージ情報の各項目がメッセージブロックフォーマットによって定義され、配置規則によって配置されたメッセージブロック111、112を生成する(S1500)。配置規則はメッセージブロック111、112に表示される統合メッセージ情報の項目それぞれが配置される位置に関する定義である。例えば、相手識別情報111a、受信/発信時刻111c、メッセージ本文111bは図4に示されたメッセージブロック111、112の特定位置に配置されるように定義されてもよい。この際、ユーザインターフェース管理ユニット1130は統合メッセージ情報の各項目が図4と同じ位置に配置されたメッセージブロック111、112を生成する。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ブロックに対応する音声通話情報及び文字メッセージ情報が受信/発信時刻によって時系列的に配列された第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を生成してモバイル端末10の表示装置を通じて表示する(S1600)。
メッセージ情報管理ユニット1120によって生成された統合メッセージ情報またはユーザインターフェース管理ユニット1130によって生成されたメッセージブロック111、112は、メモリ1600に保存されてもよい。統合メッセージ情報またはメッセージブロック111、112がメモリ1600に保存されると、上述した処理を反復する必要なしに保存された統合メッセージ情報またはメッセージブロック111、112を呼び出して、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を生成することができる。この場合、アップデートされていない、即ち、統合メッセージ情報がまだ生成されていない音声通話情報及び文字メッセージ情報に対しては、上述した処理を実行してメッセージブロック111、112を生成し、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示する。
上述したように、メッセージブロックフォーマットは、ユーザの設定によって変更されてもよい。即ち、ユーザはメッセージブロック111、112に表示される情報の項目、表示形式及び配置規則のうち、少なくとも一つを変更することができる。メッセージブロックフォーマットが変更されると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メモリ1600に保存された統合メッセージ情報を変更されたメッセージブロックフォーマットに合わせて修正するように構成されてもよい。統合メッセージ情報の修正は、上述した処理と同一の処理を経て実行されてもよい。即ち、メッセージ情報管理ユニット1120は、既に保存された統合メッセージ情報に対応する音声通話情報及び文字メッセージ情報に対して上述した処理を同一に実行した後、保存された要約メッセージ情報を修正された要約メッセージ情報に代替するように構成されてもよい。他の代案として、メッセージ情報管理ユニット1120は、変更前のメッセージブロックフォーマットと変更されたメッセージブロックフォーマットを比較して差異のある部分対してのみ上述した処理のうち一部または全部を実行し、その処理結果を既に保存された要約メッセージ情報にアップデートするように構成されてもよい。例えば、図5の例で、受信/発信識別情報を表示項目から除外するようにメッセージブロックフォーマットが変更された場合、以前のメッセージブロックフォーマットと比較して、既に保存された要約メッセージ情報から受信/発信識別情報のみを削除する処理を実行すればよい。項目が追加された場合や表示形式が変わった場合にも、変更前後の二つのメッセージブロックフォーマットを比較して変更のある部分についてのみ処理を実行し、その結果を既に保存された要約メッセージ情報にアップデートすればよい。
以上では、音声通話情報及び文字メッセージ情報の編集及び統合メッセージ情報の生成/編集がメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される例に対して説明したが、このような処理の全部または一部は、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって実行されてもよい。例えば、メッセージフォーマットがメッセージの受信/発信識別に関する項目を矢印イメージの形式で表示されると定義する場合、ユーザインターフェース管理ユニット1130が第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を生成する段階で、該当項目をイメージに置換するように構成されてもよい。
図7は、図5に示された構成を有する第1メッセージ管理ユーザインターフェース100生成に関する処理を示したフローチャートである。
図7に示された実施形態で段階S1100乃至S1400の処理は、図6の実施形態と同一であるので説明を省略する。
S1400の処理に続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、モバイル端末10の住所録管理部にアクセスして住所録情報を読み込む(S1600)。この処理(S1600)は、段階S1100乃至S1400の処理と同時に実行されるか、それより先に実行されてもよい。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、S1400で生成されたメッセージブロック111、112が、順に羅列された第1領域と、S1600で読み込む住所録情報が表示される第2領域とを有する第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を生成し、それをモバイル端末10の表示装置を通じて表示する(S1700)。この際、ユーザインターフェース管理ユニット1130を通じて提供される第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、図5に示されたように、音声通話情報と文字メッセージ情報が時系列的に表示される第1領域と、住所録情報が表示される第2領域とで構成される。
図4の第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、メニューバー120を含む。メニューバー120には、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のモード選択アイコン121a、121b、121c、検索ツール122及び住所録アイコン123が表示されている。
検索ツール122の入力窓をタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字入力ユーザインターフェースを提供する。ユーザが文字入力ユーザインターフェースを通じて検索語を入力すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報統合管理部1100に内蔵された検索エンジン(図示せず)を通じて、入力された検索語を含む統合メッセージ情報を検索し、検索結果を第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示する。
ユーザがメニューバー120の住所録アイコン123をタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、住所録アプリケーションにアクセスして住所録情報を読み出す。同時に、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を住所録ユーザインターフェースに転換してモバイル端末10の表示装置を通じて表示する。
図8は、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって生成された住所録ユーザインターフェースの画像の一例を示した図である。
住所録インターフェース800は、連絡先情報と電話のグラフィックユーザインターフェース812を含む連絡先情報ブロック810と検索ツール820を含むように構成される。連絡先情報ブロック810は、連絡先の名称によって羅列される。連絡先情報ブロック810には、電話番号211が表示される。
第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、相互転換が可能な複数のモードで提供されてもよい。モード転換の際、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のメッセージブロック111、112の構成が異なってもよい。メッセージ情報統合管理部1100の第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のモード転換処理は次のように実行される。
ユーザインターフェース管理ユニット1130がユーザのモード転換入力を検知すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザによって選択された新しいモードのメッセージブロックフォーマット情報を照会する。継続してユーザインターフェース管理ユニット1130は、照会されたメッセージブロックフォーマットによってメッセージブロック111、112を再構成する。メッセージブロック111、112の再構成処理は、メッセージブロックフォーマットが変更された場合のメッセージ再構成処理と同一に実行される。メッセージブロックフォーマットが変更された場合のメッセージ再構成処理に対しては、既に詳細に説明したのでここでは省略する。
図4に示された例において、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は三つのモードを提供するように構成されるが、それぞれのモードはメニューバーに含まれたモードアイコンによって選択可能である。選択可能なモードは期間コマンドモード、統合メッセージ情報モード、音声通話情報モードであり、その中で図4に示された統合モードがデフォルトモード(基本モードともいう)に転換される。デフォルトモードに対しては、前述した図4を参照して説明したので省略する。
図9は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のモード転換処理を示したフローチャートである。
図9を参照すると、まず、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、モード転換ユーザ入力を受信する(S1710)。モード転換ユーザ入力は、前述した通り、第1メッセージ管理ユーザインターフェースのメニューバー120に表示されたモード選択グラフィックユーザインターフェース(アイコン)であってもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、モード転換ユーザ入力によって選択されたモードのメッセージブロックフォーマットを照会する(S1720)。メッセージブロックフォーマットは、メッセージを構成する情報の項目、形式及び配置に関する定義で、メッセージブロックフォーマットに関する具体的な内容は、図4及び図6を参照して説明したメッセージブロックフォーマットと類似する。メッセージ情報管理ユニット1120は、メッセージブロックフォーマットに従って、メッセージブロックに表示される情報を再構成する(S1730)。この際、メッセージ情報管理ユニット1120によって実行されるメッセージ情報の再構成処理は、前述したメッセージブロックのフォーマット変更によるメッセージブロック情報の再構成処理と類似するので詳細な説明は省略する。続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、再構成されたメッセージブロック表示情報を所定規則に従って配置してメッセージブロックを生成し(S1740)、それを転換されたモードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示する(S1750)。モード転換された第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のメッセージブロックは転換されたモードに関するメッセージブロックフォーマットによって定義された項目で構成される。以上ではメッセージブロック情報の再構成がメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される例に関して説明したが、そのような処理はユーザインターフェース管理ユニット1130によって実行されてもよい。
図10は、音声通話情報モードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース200の画像の一例を示した図である。図10には、第1メッセージ管理ユーザインターフェース200の一例として、メッセージ情報表示領域221と、インターフェース転換などのメニューのためメニューバー120を含むように構成される。ユーザがメニューバー120の電話情報のモード選択アイコン121bをタッチすると、第1メッセージ管理ユーザインターフェース200は、電話情報モードに転換される。第1メッセージ管理ユーザインターフェース200の電話情報モードは、統合メッセージ情報のうち、音声通話情報のみを含むように構成される。即ち、電話情報モードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース200のメッセージブロック211は、音声通話情報に対してのみ生成される。従って、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字メッセージに対するメッセージブロックは、第1メッセージ管理ユーザインターフェースに表示しない。即ち、音声通話情報に対してのみメッセージブロックを生成する。この際、メッセージブロックは、デフォルトモードである統合モードと異なるように構成されてもよい。即ち、メッセージブロックフォーマットが異なってもよい。図10のメッセージブロック211は、図4の音声通話情報に対するメッセージブロック112に含まれた相手識別情報211a、受信/発信時刻211b、メッセージ本文211c項目の外に電話のアイコン211dをさらに含むようにメッセージブロックフォーマットが定義される。従って、ユーザの電話情報モードへのモード転換入力が検知されると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザによって選択された電話情報モードのメッセージブロックフォーマット情報を照会し、照会された電話情報モードのメッセージブロックフォーマットに従って、電話のアイコン211dが追加されるように音声通話情報に対するメッセージブロックを再構成する。既に説明したように、メッセージブロックの再構成処理は、メッセージブロックフォーマットが変更された場合のメッセージ再構成処理と同一に実行される。
本発明の一実施形態によると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、特定の期間の間収集された統合メッセージ情報を一括整理して表示する期間コマンドユーザインターフェースを提供するように構成されてもよい。特定の期間はユーザの選択によって調整されてもよい。期間コマンドユーザインターフェースには、メッセージ情報統合管理部1100を通じて提供される全ての情報が表示されてもよい。しかし、ユーザの選択によってメッセージ情報統合管理部1100を通じて処理された全ての情報のうち一部のみを表示してもよい。
図11は、本発明の一実施形態による期間コマンドモードへの転換処理の一例を示すフローチャートである。
図11を参照すると、まず、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、期間コマンドモードを選択するユーザ入力を受信する(S1715)。期間コマンドモードを選択するユーザ入力は、図4に示された第1メッセージ管理ユーザインターフェースのメニューバーの期間コマンドのモード選択アイコン121cのタッチであってもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信されたユーザ入力に含まれた期間指定情報を照会して、ユーザ指定期間を識別する(S1725)。メッセージ情報管理ユニット1120は、識別されたユーザ指定期間によって、音声通話情報及び文字メッセージをグループ化する(S1735)。より具体的に、メッセージ情報管理ユニット1120は、同一のユーザ指定期間の間、受信または発信された音声通話情報及び文字メッセージ情報を一つのグループにする処理を実行する。続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、グループ化された音声通話情報及び文字メッセージ情報を用いて、所定フォーマットに従ってメッセージ情報ブロックを生成する(S1745)。この際、所定フォーマットは、後述する期間別メッセージブロックに表示される項目と表示形式とに関する定義である。続けて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、生成されたメッセージ情報ブロックを含む期間別メッセージブロックを生成し、生成された期間別メッセージブロックを期間コマンドモードの第1メッセージ管理ユーザインターフェースに表示する(S1755)。
図12乃至図14は、メッセージ情報統合管理部1100から提供される期間コマンドモードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース300の画像の一例を示した図である。
ユーザが第1メッセージ管理ユーザインターフェース300上端のメニューバーの期間コマンドのモード選択アイコン121cをタッチすると、第1メッセージ管理ユーザインターフェース300が、モバイル端末10に表示される。第1メッセージ管理ユーザインターフェース300上端には、期間選択メニュー310が提供される。本実施形態においては、メッセージ情報統合管理部1100によって処理されたメッセージ及び付加情報を期間単位で羅列して表示する“時間”、一日単位で羅列して表示する“日間”、及び月単位で表示する“月間”など3つ期間選択メニューが提供される。しかし、より多くの単位の期間が、期間選択メニューに提供され、ユーザの設定によって多様な期間を選択してもよい。
図12は、“時間”メニューを選択した場合の期間コマンドモードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース300の画像の一例を示した図である。第1メッセージ管理ユーザインターフェース300は、複数の単位ブロック320を含む。それぞれの単位ブロック320は、一時間単位で区分され、各単位ブロックには、一時間の間、メッセージ情報統合管理部1100によって処理されたメッセージ情報及び付加情報が表示される。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報及び付加情報の全部または一部を予め定められたフォーマットに従って期間コマンドユーザインターフェース上に表示してもよい。図12の例においては、メッセージ情報に含まれた相手情報、受信であるか発信であるかを区分する情報、総通話時間、メッセージの受信及び発信時刻情報などが表示される。
図13は、“日間”メニューを選択した場合の期間コマンドモードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース300の画像の一例を示す図である。第1メッセージ管理ユーザインターフェース300は、複数の単位ブロック322を含む。それぞれの単位ブロック322は、日付単位で区分され、各単位ブロック322には、1日の間処理されたメッセージ情報及び付加情報を要約した要約情報が表示される。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報及び付加情報の全部または一部を予め定められたフォーマットによって期間コマンドユーザインターフェース上に表示してもよい。図13の例においては、日付別に区分された単位ブロックに複数のサーバブロック322aが表示されるが、それぞれのサーバブロック322aには、一つの音声通話及び文字メッセージに関する要約情報として連絡先情報のみ表示される。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、日間コマンドユーザインターフェース上では音声通話情報及び文字メッセージ情報のうち、ユーザインターフェース上では音声通話情報及び文字メッセージ情報のうち、受信先または発信先に関する情報のみを抽出してメッセージブロック情報表示するように構成される。ユーザが特定のメッセージブロックを選択すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、音声通話管理部1200または文字メッセージ管理部1300を実行し、選択されたブロックに該当する統合メッセージ情報を表示する。
図14は“月間”メニューを選択した場合の期間コマンドモードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース300の画像の一例を示す図である。第1メッセージ管理ユーザインターフェース300は、複数の単位ブロック323を含む。それぞれの単位ブロックは月別に区分され、各単位ブロック323には、1カ月の間、メッセージ情報統合管理部1100によって処理されたメッセージ情報及び付加情報の要約情報が表示される。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報及び付加情報の全部または一部を予め定められたフォーマットによって期間コマンドユーザインターフェース上に表示してもよい。図14の例においては、日付別に区分された単位ブロックに複数の統計ブロック323a、323b、323cが表示されるが、それぞれのメッセージ統計ブロックは、該当月に取り交わした音声通話及び文字メッセージの連絡先情報の統計情報が表示される。ユーザが特定のメッセージブロックを選択すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、音声通話管理部1200または文字メッセージ管理部1300を実行して選択されたブロックに該当する統合メッセージ情報を表示する。
ユーザは、図4及び図5に示された第1メッセージ管理ユーザインターフェースに表示されたメッセージブロックを選択するユーザ入力、例えば、メッセージブロック111、112のタッチ入力を通じて該当メッセージの具体的内容を確認することができる。この際、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示されたメッセージブロック111、112を選択するユーザ入力に応答して、該当メッセージの具体的内容が表示された第2メッセージ管理ユーザインターフェースを提供するように構成されてもよい。第2メッセージ管理ユーザインターフェースに対して後述する。それとは異なり、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100と別個のメッセージオブジェクトを生成してユーザが選択したメッセージブロックに対応する統合メッセージ情報の全ての項目をそのまま表示するように構成されてもよい。メッセージオブジェクトはポップアップ形式で表示されてもよい。
第1メッセージ管理ユーザインターフェース100には文字メッセージ作成のためのアイコン130が提供されてもよい。図15は、図4または図5に示された第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の文字メッセージ作成のためのアイコン130を選択するユーザ入力によって、提供された文字作成ユーザインターフェースの画像の一例を示す図である。文字メッセージ作成ユーザインターフェース400は、受信者入力窓410、文字メッセージ表示窓420、文字入力窓430、及びキーパッドインターフェース440で構成される。
文字メッセージ作成のためのアイコン130を選択するユーザ入力を受信すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字メッセージ作成ユーザインターフェース400を活性化(アクティベーション)する。文字メッセージ作成ユーザインターフェース400は、受信者入力窓410、文字メッセージ表示窓420、文字入力窓430及び文字入力のためのキーパッドインターフェース440で構成される。ユーザがキーパッドインターフェース440を通じて文字列を入力すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザ入力に対応する文字列を生成して文字入力窓430と文字メッセージ表示窓420に同時に表示する。文字入力窓430には入力された文字を相手に伝送するための伝送アイコン432が共に提供される。文字入力を終えて伝送アイコン432をタッチするなどの文字伝送ユーザ入力が受信されると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は文字入力窓に表示された文字列を文字メッセージ管理部1300に伝達する。文字メッセージ管理部1300は、伝達を受けた文字列を相手にSMSまたはメッセージSの形態で移動電話交換網を通じて伝送し、伝送された文字メッセージに関する情報をメモリ1600に保存する。保存された文字メッセージ情報は、メッセージモニタリングユニット1110とメッセージ情報管理ユニット1120を経てユーザインターフェース管理ユニット1130によって第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示される。即ち、ユーザは、文字メッセージ管理アプリケーションの実行なしに、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上で文字メッセージを作成して移動電話交換網を通じて直接相手に作成された文字メッセージを伝送することができ、この際、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を通じて相手に伝送した文字メッセージに対しても前述したようなメッセージブロック情報の生成及び視覚化処理が実行される。
ユーザが文字入力を終えて伝送アイコンを選択する入力を受信すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字入力窓に表示された文字列を文字メッセージ管理部1300に伝達する。文字メッセージ管理部1300は伝達受けた文字列を相手に文字メッセージの形態で伝送し、伝送された文字メッセージに関する情報をメモリ1600に保存する。保存された文字メッセージ情報は、メッセージモニタリングユニット1110、メッセージ情報管理ユニット1120、及びユーザインターフェース管理ユニット1130を経てユーザインターフェース管理ユニット1130によって第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示される。
第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、文字メッセージ伝送以外にも電話をかける機能をさらに含むように構成されてもよい。例えば、ユーザが第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示されたメッセージブロックをタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、電話をかけるアイコンを第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上に表示するように構成されてもよい。続いて、ユーザが電話かけアイコンをタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、音声通話管理部1200にアクセスして選択されたメッセージブロックの相手に電話をかけることを実行させる。他の例として、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示されたメッセージブロックを長くタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、音声通話管理部1200にアクセスして選択された対話ブロックの相手に電話をかけることを実行させる。このように、ユーザが音声通話管理アプリケーションを実行し、電話番号を入力する必要なしに、即時、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上で音声通話を行うことができる。音声通話管理部1200は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上でトライされた音声通話に関する情報、即ち、発信時刻、受信者、通話接続の有無、通話終了時刻、総通話時間などに関する情報をメモリ1600に保存する。保存された音声通話情報は、メッセージモニタリングユニット1110とメッセージ情報管理ユニット1120を経て、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示される。即ち、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を通じてトライされた音声通話に対しても前述したようなメッセージ情報統合管理プロセッサが実行される。
一方、上述したように、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示されたメッセージブロック111、112を選択するユーザ入力に応答して、第2メッセージ管理ユーザインターフェースを提供するように構成されてもよい。即ち、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、ユーザ入力によって第2メッセージ管理ユーザインターフェースに転換されてもよい。
以下に、第2メッセージ管理ユーザインターフェースの生成処理を図16及び図17を参照して具体的に説明する。
図16は、第2メッセージ管理ユーザインターフェースを生成する処理過程を示すフローチャートであり、図17は、本発明のメッセージ情報統合管理部1100によって提供される第2メッセージ管理ユーザインターフェースの画像の一例を示す図である。
まず、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、第1メッセージ管理ユーザインターフェースの実行を要請するユーザ入力を受信する(S2100)。この際、第2メッセージ管理ユーザインターフェースの実行要請ユーザ入力は、例えば、前述したように、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示されたメッセージブロック111、112をタッチするユーザ入力であってもよい。また、第2メッセージ管理ユーザインターフェースの実行要請ユーザ入力は、メッセージ情報統合管理アプリケーションが実行されていない状態でモバイル端末10の状態表示ラインに表示されたメッセージ受信アラームをタッチするユーザ入力であってもよい。
第2メッセージ管理ユーザインターフェースの実行を要請するユーザ入力が受信されると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザが選択したメッセージブロックの対話相手の情報(受信者/発信者)を識別する(S2200)。続いて、メッセージ情報管理ユニット1120は識別された対話相手の情報を含む全ての音声通話情報及び文字メッセージ情報を読み込んで(S2300)、音声通話情報及び文字メッセージ情報を所定の対話情報フォーマットに従って、編集して対話情報を生成する(S2400)。対話情報フォーマットは、第2メッセージ管理ユーザインターフェースに表示される情報の項目及び形式に関する定義である。例えば、音声通話の対話情報フォーマットは、音声通話情報のうち通話時間項目と受信/発信時刻項目に対してそれぞれ“通話XX:XX”、午後(午前)“○○:○○”の形式を有すると定義されてもよい。一方、文字メッセージの対話フォーマットは、文字メッセージ情報のうち、受信/発信項目は“午後(午前)○○:○○”の形成を有し、文字メッセージの内容項目は、全文形式を有すると定義されてもよい。この場合、メッセージ情報管理ユニット1120は、音声通話情報及び文字メッセージ情報のうち対話情報フォーマットによって定義された項目のみを抽出して対話情報フォーマットに定義された表示形式に従って編集することで対話情報を生成する。
以上では、対話情報を生成する処理S2400がメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される例に対して説明したが、このような処理の全部または一部はユーザインターフェース管理ユニット1130によって実行されてもよい。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、対話構成規則によって対話情報を視覚化し(S2500)、視覚化した対話情報を含む第2メッセージ管理ユーザインターフェースを生成する(S2600)。対話構成規則はメッセージ情報管理ユニット1120によって生成された対話情報の配置と表示形式に関する規則である。例えば、1)受信音声通話及び文字メッセージに関する対話情報はインターフェースの左側に、発信音声通話及び文字メッセージに関する対話情報はインターフェースの右側に配置し、2)文字メッセージ情報の文字内容項目と音声通話情報通話時間項目は吹き出しイメージに挿入して視覚化し、3)受信/発信視覚情報は吹き出しの横に表示し、4)全ての対話情報は受信/発信時刻によって下行性で表示する規則であってもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は前記例のような構成規則に従って対話情報の各項目を処理して視覚化し、その結果が表示された第2メッセージ管理ユーザインターフェースを生成する。
前記で例にした対話情報フォーマットと対話構成規則によって生成された第2メッセージ管理ユーザインターフェースは図17に示されたようである。
第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は相手情報と電話かけアイコンが提供される表題部510、対話表示部520及び文字入力部530で構成される。対話表示部には対話情報フォーマット及び対話構成規則によって視覚化された対話情報が表示される。例えば、単位対話521は、発信音声通話に関するもので、対話情報フォーマットと対話構成規則によって通話時間項目は“通話03:07”の形式で吹き出しに挿入されて視覚化され、発信時刻項目は“午前11:03”文字列で吹き出しの横に視覚化される。単位対話522は、受信文字メッセージ関するもので、対話情報フォーマットと対話構成規則によって文字メッセージ内容項目は全文である“○○”の形式で吹き出しに挿入されて視覚化され、受信時刻項目は“午後08:02”文字列で吹き出しの横に視覚化される。また、受信文字メッセージに関する単位対話522はインターフェース左側に、発信音声通話に関する単位対話521はインターフェース右側に配置され、二つの間の発信/受信時刻の先後関係によってより最近である単位対話521が単位対話522の上の方に配置される。
第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は、特定の相手とのメッセージ交換に一つの情報を詳細に提供するように構成される。例えば、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は特定のユーザと取り交わした音声通話及び文字メッセージに関する情報を時系列的に対話形で羅列して提供するように構成されてもよい。第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、全てのメッセージ交換に関する用法を時系列的に羅列したのに反して、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は、特定のユーザを対象として交換されたメッセージの内容をより具体的に表示するように構成される。
第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は、多様なユーザ入力に応答して提供されてもよい。まず、上述したように、ユーザインターフェース管理ユニット1130が第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上に表示された特定のメッセージブロックをタッチするなどのユーザの入力行為(“メッセージブロック選択入力”)を検知するとユーザインターフェース管理ユニット1130は、選択されたメッセージブロックに含まれた受信者または発信者情報(“相手情報”)を識別する。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、識別された相手情報を有する統合メッセージ情報をメモリ1600から照会し、照会された統合メッセージ情報を時系列的に羅列して第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を構成した後、それをモバイル端末10に表示する。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザのメッセージブロック選択入力に応答して、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を選択されたメッセージブロックに含まれた相手に関する全てメッセージ情報を時系列的に羅列した第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に転換する。
この際、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は、それぞれもメッセージ情報を対話形で表示して提供してもよい。図17の例では、相手から受信したメッセージ情報、即ち、受信音声通話及び受信文字メッセージに関する情報は左側の受信対話ブロックに、ユーザが発信したメッセージ情報は、右側の発信対話ブロックにそれぞれ表示するように構成される。受信対話ブロックと発信対話ブロックは容易な識別のためにそれぞれ異なる色相と字体を有するように生成されてもよい。
第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は、文字入力部530を含むように構成されてもよい。文字入力部530は、図17に示されたように、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の下端に配置されてもよい。文字入力部530は文字入力窓531と文字伝送グラフィックユーザインターフェース(伝送アイコン532)を含む。
図18は、図17の第2メッセージ管理ユーザインターフェース500で文字メッセージ作成のためのユーザ入力インターフェースが活性化された画像の一例を示した図である。
文字入力窓531をタッチするなどのユーザ入力があれば、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、図18に示されたように、キーパッドインターフェース540を第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上に提供し、ユーザがキーパッドインターフェース540を通じて入力された文字列を文字入力窓531に表示する。
文字入力部530には、入力された文字を相手に伝送するための伝送アイコン532が含まれる。文字入力を終えて伝送アイコン532をタッチするなどの文字伝送ユーザ入力が受信されると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字入力窓に表示された文字列を文字メッセージ管理部1300に伝達する。文字メッセージ管理部1300は、伝達受けた文字列を相手にSMSまたはメッセージSの形態で移動電話交換網を通じて伝送し、伝送された文字メッセージに関する情報をメモリ1600に保存する。保存された文字メッセージ情報はメッセージモニタリングユニット1110とメッセージ情報管理ユニット1120を経てユーザインターフェース管理ユニット1130によって第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示される。即ち、ユーザは文字メッセージ管理アプリケーションの実行なしに、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で文字メッセージを作成して移動電話交換網を通じて直接相手に作成された文字メッセージを伝送することができ、この際、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて相手に伝送した文字メッセージに対しても前述したような対話情報の生成及び視覚化処理が実行される。
以上では、第2インターフェースに文字入力部が提供される例について説明したが、文字入力部の代わりに、図4及び図5の文字メッセージ作成のためのアイコン130と同一のアイコンが第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に提供されてもよい。ユーザがこのアイコンをタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、図15と類似した文字入力ユーザインターフェースを活性化してユーザから文字メッセージの入力を受ける。作成された文字は前述した処理を経て第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示される。
第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は、文字伝送の外にも電話をかける機能をさらに含むように構成されてもよい。例えば、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500には、図17に示されたような電話のグラフィックユーザインターフェース512が提供される。ユーザが電話かけグラフィックユーザインターフェース512をタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、音声通話管理部1200にアクセスして第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の対話相手511に電話をかけることを実行する。この際、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、選択された対話ブロックの相手の電話番号を音声通話管理ユニットに伝送するので、ユーザが追加で電話番号を入力する必要なしに即時該当電話番号で音声通話をトライすることができる。音声通話管理ユニットは該当音声通話に関する情報、即ち発信時刻、受信者、通話接続の有無、通話終了時刻、総通話時間などに関する情報をメモリ1600に保存する。保存された音声通話情報は、メッセージモニタリングユニット1110とメッセージ情報管理ユニット1120を経てユーザインターフェース管理ユニット1130によって第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示される。即ち、ユーザは音声通話管理アプリケーションの実行なしに、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて直接相手に音声通話をトライすることができ、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じてトライされた相手との音声通話に対しても前述したような対話情報の生成及び自覚化処理が実行される。
本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、音声通話及び文字メッセージの統合管理機能以外にも多様な付加機能を第1メッセージ管理ユーザインターフェース100及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500と連係して提供するように構成されてもよい。
それぞれの付加機能の処理は、付加機能処理部1400によって実行される。付加機能処理部1400は、多様な付加機能を提供するように構成されたハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組み合せであってもよい。例えば、付加機能処理部1400は、付加機能の処理に必要な命令語を含むソフトウェアと命令語による処理を実行するモバイル端末10内のプロセッサによって構成されてもよい。この際、付加機能処理部1400を構成するソフトウェアはアプリケーション形態でモバイル端末10にインストールされてもよい。このような付加機能処理部は、一つの機能を実行するように構成されるか、複数の機能を実行するように構成される。図2及び図3は付加機能処理部1400がメッセージ情報統合管理部1100外部と独立して備える例を示しているが、一部付加機能はメッセージ情報統合管理部1100内部に備えられた他の要素によって提供されてもよい。
付加機能処理部1400がメッセージ情報統合管理部1100と独立的に備えられる場合には、付加機能処理部1400とメッセージ情報統合管理部1100の間をインターフェースする必要がある。本発明の一実施形態によると、図3に示されたように、メッセージ情報統合管理部1100は、付加機能実行ユニットの間に備えられた付加機能インターフェース1143をさらに含んでいてもよい。付加機能インターフェースは、メッセージ情報統合管理部1100を構成するハードウェア/及びソフトウェアと付加機能処理部1400を構成するハードウェア/及びソフトウェアの間をインターフェースする。
本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500にメモ作成、日程管理、認証コード複写、注文計文字メッセージ作成などの機能を提供するように構成されてもよい。
以下では、それぞれの付加機能に対して具体的に説明する。
[メモ作成及び掲示]
本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、音声通話または文字メッセージ交換のうちメモを記録し、管理できる機能を提供するように構成されてもよい。メモ機能は付加機能処理部1400の一種であるメモアプリケーションによって提供される。
以下、図19乃至図24を参照してメモ機能の提供について具体的に説明する。
図19は、本発明の一実施形態によるメモ機能の提供に関する処理を示すフローチャートである。
図19を参照すると、まず、メモ機能の実行に関するユーザ入力が受信されると(S3100)、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、それに応答してメモアプリケーションにアクセスしてメモアプリケーションを実行する(S3200)。それのために、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100または第2メッセージ管理ユーザインターフェース500には、メモ機能を活性化する手段が提供される。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報統合管理部1100内部または外部からメモ機能を担当するメモアプリケーションの実行と連関されたグラフィックユーザインターフェース、例えば、メモ機能実行アイコンを生成して第1メッセージ管理ユーザインターフェース100または第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上に表示することができる。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メモアプリケーションによって提供されるメモ作成ユーザインターフェースをモバイル端末10に表示する(S3300)。この際、メモアプリケーションがメッセージ情報統合管理部1100と独立した外部のアプリケーションである場合にはユーザインターフェース管理ユニット1130は、付加機能インターフェースを通じてメモアプリケーションにアクセスする。
メモアプリケーションを通じて作成されたメモ情報は、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500と連係されてメモリ1600に保存される(S3400)。例えば、ユーザが本発明の一実施形態による第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じてメモ機能を活性化しメモを作成すると、作成されたメモは第2メッセージ管理ユーザインターフェース500によって管理される対話(音声情報及び文字メッセージ情報)と連係して保存されてもよい。続けて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成されたメモを第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する(S3500)。作成されたメッセージをメモリ1600に保存する処理(S3400)と、作成されたメモを第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上に表示する処理S3500は、同時に実行されても、先後を変えて実行されてもよい。
図20は、友達特定の相手(△△カード)を相手にして音声通話情報及び文字メッセージ情報を表示している第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の画像の一例を示した図である。第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上端にはキーパッドインターフェース540が表示されている。ユーザがこのメモ機能実行アイコンを選択するユーザ入力を実行すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メモインターフェースを生成してモバイル端末10に表示する。メモ機能がメッセージ情報統合管理部1100外部のメモアプリケーションによって提供される場合、ユーザインターフェース管理ユニット1130は付加機能インターフェースを通じてメモアプリケーションによってアクセスしてメモアプリケーションを実行し、メモアプリケーションによって提供されるメモ作成ユーザインターフェースをモバイル端末10に表示する。
図21は、ユーザインターフェースユニットによって提供されるメモ作成ユーザインターフェースの画像の一例を示した図である。図21を参照すると、メモ作成ユーザインターフェース580は文字入力窓583、短縮入力ボタン581、582、“閉める”ボタン585、“作成完了”ボタン584を含むように構成される。
短縮入力ボタン581、582はよく使用される特定の文句の入力を簡便にするために提供される。それぞれの短縮入力ボタン581、582はそれぞれ異なる常用語句と連関される。即ち、短縮入力の対称となる常用語句はそれぞれ一つの短縮入力ボタン581、582と連係してメモリ1600に保存される。ユーザが短縮入力ボタン581、582をタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、選択された短縮入力ボタン581、582と連係して保存された常用語句をメモリ1600から読み出して文字入力窓583に入力する。ユーザの識別のために短縮入力ボタンには連関された常用語句が表記される。例えば、ユーザが図21の“すぐ連絡する”短縮入力ボタン581をタッチすると、ユーザインターフェースユニットはこのボタンと連係して保存された常用語句“すぐ連絡する”をメモリ1600から読み出して文字入力窓583に表示する。短縮入力ボタンの個数及び常用語句はユーザまたはメッセージ情報統合管理サービスサーバ20によって変更されてもよい。例えば、ユーザはデフォルトで提供された短縮入力ボタンによって指定された常用語句を編集することもでき、短縮入力ボタンを追加し、自分がよく使用する他の常用語句と連関されるように設定を変更することもでき、使用しない短縮入力ボタンを削除することもできる。このような短縮入力ボタンの設定変更は、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20によって実行されてもよい。
メモアプリケーションは、短縮入力ボタン581、582によるメモ作成外に文字入力窓583によるメモ作成を支援する。
図22は、文字入力インターフェースの文字入力窓583を通じてメッセージを作成する画像の一例を示した図である。ユーザが文字入力窓583をタッチするなどのユーザ入力があると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、図17に示されたように、文字入力のためのキーパッドインターフェース540を実行する。続けて、ユーザインターフェース管理ユニット1130はユーザがキーパッドインターフェース540を通じて入力した文字列を文字入力窓583に表示する。図22の例ではユーザがキーパッドインターフェース540を通じて入力した“請求書住所変更する”が文字入力窓583に表示されている。
ユーザがメモ作成インターフェースを通じてメモ作成を完了し、“作成完了”ボタン584をタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成されたメモを第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する。メモは多様な形態で第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に提供されてもよい。例えば、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成されたメモの内容が表示された別途のオブジェクトを生成して第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に挿入することができる。他の例として、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成されたメモを第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の単位対話で視覚化して表示してもよい。また他の例として、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成されたメモを呼び出すことのできるグラフィックユーザインターフェース、例えばメモファイルアイコンを生成して第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に挿入することもできる。図23は、メモ作成インターフェースの短縮入力ボタン581によって作成されたメッセージの内容が表示されたメモオブジェクトが表示された第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の画像の一例を示した図であり、図24は、メモ作成インターフェース入力窓によって作成されたメモの内容が表示されたメモオブジェクトが提供された第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の図である。作成されたメモの正しい参照のために、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成されたメモを、メモが作成された第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の相手情報と連関されたメモリ1600に保存する。例えば、図21乃至24の例において、メモは相手が△△カードである第2メッセージ管理ユーザインターフェース500で△△カードと関連して作成されたので、このメモは△△カードと連関されたメモリ1600に保存される。即ち、作成されたメモは△△カードが索引されて保存される。従って、以後△△カードに関する第2メッセージ管理ユーザインターフェース500が提供される時、この索引を通じて保存されたメモが読み出されて表示されてもよい。
本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、特定の属性を有する統合メッセージ情報と関連して自動でメモを作成して第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示するように構成されてもよい。例えば、メッセージ情報統合管理部1100は、通話接続に失敗した受信/発信音声通話情報に対して、自動でメモを作成し、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示するように構成されてもよい。ユーザの不在中にかかってきた音声通話またはユーザの事情に起因して受信拒否された音声通話に関する統合メッセージ情報には、通話接続が失敗されたことを指す情報が含まれている。同様に、相手の不在に起因して接続されなかったか相手が受信を拒否した発信音声通話に関する統合メッセージ情報には、通話接続が失敗されたことを指す情報が含まれている。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、“通話接続に失敗した受信/発信音声通話”である属性を有する統合メッセージ情報が生成されると、ユーザの介入なしに自動にメモアプリケーションを実行してメモを作成する。この際、自動に作成されるメモの内容は、ユーザまたはメッセージ情報統合管理サービスサーバ20によって予め指定されてもよい。例えば、“通話する”、“すぐ連絡する”などの文字がデフォルトで提供される。メモは、音声通話情報に含まれた相手情報をさらに含むように、例えば、“XXXに電話をかける”などの形態で作成されて、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に提供されてもよい。自動に作成されたメモは、当該当音声通話情報に含まれた相手情報と連係して保存され、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に提供されてもよい。メモの自動作成は、バックグラウンドで実行されてもよい。即ち、音声通話管理部1200から接続に失敗した音声通話情報が受信されると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メモ情報統合管理アプリケーションの実行の有無と無関係にバックグラウンドでメモアプリケーションを通じてメモを作成して保存し、以後メッセージ情報統合管理アプリケーションが実行されると作成されたメモを第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する。
[日程管理付加機能]
本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、音声通話または文字メッセージ交換中にユーザ日程情報を管理する機能を提供するように構成されてもよい。ユーザ日程情報の管理は付加機能処理部1400の一種である日程管理アプリケーションによって実行される。
以下、図25乃至図29を参照して日程管理機能の提供に対して具体的に説明する。
図25は、本発明の一実施形態による日程管理機能の提供に関する処理を示すフローチャートである。
図25を参照すると、まず、日程管理機能の実行に関するユーザ入力が受信されると(S4100)、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、それに応答して日程管理アプリケーションにアクセスして日程管理アプリケーションを実行する(S4200)。それために、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100または第2メッセージ管理ユーザインターフェース500には、日程管理機能を活性化する手段が提供されてもよい。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージ情報統合管理部1100内部または外部でメモ機能を担当する日程管理アプリケーションの実行と関連したグラフィックユーザインターフェース、例えば日程管理機能実行アイコンを生成して第1メッセージ管理ユーザインターフェース100または第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上に表示する。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、日程管理アプリケーションによって提供される日程管理ユーザインターフェースをモバイル端末10に表示する(S4300)。この際、日程管理アプリケーションがメッセージ情報統合管理部1100と独立した外部のアプリケーションである場合にはユーザインターフェース管理ユニット1130は付加機能インターフェースを通じて日程管理アプリケーションにアクセスする。
ユーザは日程管理ユーザインターフェースを通じて日程を作成するか、保存された日程を読み込んで編集するか、削除してもよい。
日程管理アプリケーションを通じて作成された日程情報は、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500と連係されてメモリ1600に保存される(S4400)。例えば、ユーザが本発明の一実施形態による第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて日程管理機能を活性化し日程を作成すると、作成された日程情報は第2メッセージ管理ユーザインターフェース500によって管理される対話(音声情報及び文字メッセージ情報)と連係して保存されてもよい。続けて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は作成された日程情報を第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する(S4500)。作成された日程情報をメモリ1600に保存する処理(S4400)とインターフェース上に表示する処理(S4500)は、同時に実行されても、先後を変えて実行されてもよい。
図26は、日程管理機能実行アイコンが含まれた第1メッセージ管理ユーザインターフェース100を示した図であり、図27は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上に提供された日程管理ユーザインターフェースの画像の一例を示す図である。図26の第1メッセージ管理ユーザインターフェース100には、図4の第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の構成外にも、第1イベントパネル150及び日程管理機能実行アイコン131が提供される。ユーザがこの日程管理機能実行アイコン131を選択するユーザ入力を実行すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、付加機能インターフェースを通じて日程情報管理アプリケーションを実行させ、図27に示された例のように、日程情報管理アプリケーションによって提供される日程管理ユーザインターフェース160を第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上に提供する。日程管理ユーザインターフェース160は、日時入力ユーザインターフェース、日程内容入力窓161及び日程情報生成のためのグラフィックユーザインターフェースを含む。ユーザは、日程管理ユーザインターフェース160を通じて新しい日程を作成するか、作成された日程を呼び出して修正するか削除することができる。例えば、ユーザが日時入力ユーザインターフェースを通じて日付と時間を選択し、日程内容入力窓161を通じて日程の内容を入力した後、“保存”ボタン162をタッチすると選択された日付と日程の内容を含む日程情報オブジェクトが生成される。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザ入力によって作成された日程情報オブジェクトを保存し、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示する。例えば、ユーザインターフェース管理ユニット1130は作成された日程情報を含むメッセージブロックを生成して第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示するように構成されてもよい。この際、日程情報を含むメッセージブロック111、112を生成する処理は、上述したメッセージブロック111、112の生成の際の処理と同一の方式で実行される。他の例として、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、日程情報の内容にアクセスできるリンクを含む日程情報アクセスグラフィックユーザインターフェース、例えば、アイコンを生成し、生成された日程情報アクセスグラフィックユーザインターフェースを前記第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示するように構成されてもよい。
[イベントパネル]
一方、本発明の一実施形態によると、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100は、日程情報管理アプリケーションによって管理されるユーザの日程情報を表示する第1イベントパネルをさらに含むように構成されてもよい。図27に示された第1メッセージ管理ユーザインターフェース100はユーザの日程と関連された情報がカード形態のグラフィックオブジェクトで表示される第1イベントパネル150を含むように構成される。図27を参照すると、第1イベントパネル150は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の上端領域に提供され、第1イベントパネルにはそれぞれのユーザの日程に関する情報が表示された日程カード151が複数表示されている。
このような第1イベントパネルの提供のために、メッセージ情報統合管理部1100は日程情報管理アプリケーションからユーザの日程情報を受信し、受信された日程情報を所定のフォーマットで再構成するように構成されてもよい。例えば、ユーザの日程情報は複数の項目、例えば予定された日程のスタート日時、終了日時、場所、日程と関連された人物、日程の具体的内容などの項目に関する情報を含んでもよいが、メッセージ情報統合管理部1100は、これらの項目のうち一部に対してのみ要約情報が生成するように構成される。
図28は、本発明の一実施形態による第1イベントパネルの提供に関する処理を示すフローチャートである。
図28を参照すると、まず、ユーザインターフェースユニットは、日程管理アプリケーションによって作成された日程情報のアップデートの有無を照会する(S5100)。ユーザインターフェースユニットの日程情報アップデートの有無照会処理(S5100)は第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の実行の際、実行されるか、即ち、日程管理アプリケーションによって日程情報が生成されて、直ちに実行されてもよい。
日程情報アップデートの有無の照会段階(S5100)で、アップデートされた日程情報が検知されると、メッセージ情報管理ユニット1120はアップデートされた日程情報を読み出して(S5200)、日程要約情報フォーマットに従って編集して、日程要約情報を生成する(S5300)。日程要約情報フォーマットは、第1イベントパネルに提供される日程カードに表示される情報の項目及び形式に関する定義である。例えば、日程要約情報フォーマットは、表示項目で日付、時刻及び題目を指定し、日付は“メッセージ.DD.”の形成時を、時刻は“午前(午後)○○:○○”の形式を、関連相手は、日程情報表題の全文の形式を有すると定義されてもよい。この場合、メッセージ情報管理ユニット1120は、日程情報のうち、日程要約情報フォーマットによって定義された項目のみを抽出して日程要約情報フォーマットに定義された表示形式に従って編集することで日程要約情報を生成する。
以上で、日程要約情報の生成がメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される例について説明したが、このような処理の全部または一部は、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって実行されてもよい。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、日程カード構成規則によって日程要約情報を視覚化して、日程カードを生成する(S5400)。続けて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、生成された日程カードを所定の配列規則によって配列して第1イベントパネルに表示する(S5400)。続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、生成された日程カードを所定の配列規則によって配列して第1イベントパネルに表示する(S5500)。日程カード構成規則は、メッセージ情報管理ユニット1120によって生成された日程要約情報の配置と表示形式に関する規則である。例えば、日程カード構成規則は1)日程要約情報は、小ブロックと大ブロックで区分されたカード形態のイメージ上に表示し、2)日程要約情報項目のうち、日付は、日程カード上端の小ブロックに、時刻と題目は下端の大ブロックに表示し、3)時刻は大きいフォントを使用して表示し、4)題目は小さいフォントを使用して時刻の下に配置するように定義されてもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、上述した例のような構成規則によって日程要約情報の各項目を処理して視覚化し、その結果を第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の第1イベントパネルを通じて表示する。
日程カードは、対応する日程情報にアクセスできるリンクを含むように構成されてもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は日程カードをタッチするなどのユーザ入力に応答して、日程管理アプリケーションを実行し、日程カードに対応する日程情報にアクセスしてモバイル端末10に表示する。
図26には、上述した例の日程要約情報フォーマットと、日程カード構成規則によって生成された日程カード151が表示された第1イベントパネル150が示されている。
第1イベントパネル150には、日程要約情報フォーマットと日程カード構成規則によって視覚化された日程カード151が表示される。図26の例では、日程カード151は、上述した例の日程要約情報フォーマットと日程カード構成規則によって、日付項目“12.26”は上端の小ブロックに挿入151aされ、時刻項目“午前08:00”は、大きいフォントを使用して下端の大ブロック中央に配置151bされ、題目項目“チーム長ミーティング”は、小さいフォントを使用して下端の大ブックの時刻項目“午前08:00”下に配置151cされるように構成される。
メッセージ情報管理ユニット1120によって生成された日程要約情報は、メモリ1600に保存されてもよい(S5600)。日程要約情報を保存する処理(S5600)は、日程カードの生成処理(S5400)または日程カードの表示処理(S5500)と同時に実行されるか、先後を変えて実行されてもよい。
日程要約情報フォーマット及び日程カード構成規則は、ユーザの設定によって変更されてもよい。即ち、ユーザは、日程情報カードに表示される情報の項目、表示形式及び配置中少なくとも一つを変更してもよい。日程要約情報フォーマット及び日程カード構成規則の変更による日程カード再構成処理は前述した統合メッセージブロックフォーマット変更の際のメッセージブロック111、112再構成処理と類似した方式で処理されてもよい。
第1イベントパネルに表示される複数の日程カードは、日程情報に含まれた時刻情報を基準として羅列されてもよい。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、現在と最も近い時刻に予定された日程が最も前に位置するように日程要約カードを配列することができる。第1イベントパネルは、通り越しなどのユーザ入力を通じてパネルに表示された日程要約カード前後に配列されたカードを照会できるように構成されてもよい。
日程情報要約カードは含まれた日程の属性によって互いに識別可能であるように生成される。例えば、日程情報のうち日程の重要度を示す情報が含まれるが、この場合、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、日程の重要度によってカードの色相または日程情報を表記した文字の色を異なるように生成して構成されてもよい。このような構成は、日程カードの視覚化に関するもので日程カード構成規則によって定義される。
図29は、日程管理機能が実行された第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の画像の一例を示す図である。第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で日程管理機能を提供する処理は前記説明した第1メッセージ管理ユーザインターフェース100上で日程管理機能を提供する処理と同一の過程を経て実行される。
図29に示された第2メッセージ管理ユーザインターフェース500には、図17の第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の構成の外にも、第2イベントパネル560及び日程管理機能実行アイコン523が提供される。ユーザがこの日程管理機能実行アイコン523を選択するユーザ入力を実行すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は付加機能インターフェースを通じて日程情報管理アプリケーションを実行させ、日程情報管理アプリケーションによって提供される日程管理ユーザインターフェース570を第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上に提供する。日程管理ユーザインターフェース570は、日時入力ユーザインターフェース、日程内容入力窓571及び日程情報生成のためのグラフィックユーザインターフェース(“保存”ボタン572)を含む。ユーザは日程管理ユーザインターフェース570を通じて新しい日程を作成するか、作成された日程を呼び出して修正するか削除することができる。例えば、ユーザが日時入力ユーザインターフェースを通じて日付と時間を選択し、日程内容入力窓571を通じて日程の内容を入力した後、“保存”ボタン572をタッチすると選択された日付と日程の内容を含む日程情報が生成される。
日程情報の変更内容は、第2メッセージ管理ユーザインターフェースの相手と連係してメモリ1600に保存される。即ち、ユーザが本発明の一実施形態による第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて日程管理機能を活性化し、日程情報を作成すると、作成された日程情報は、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500によって管理される対話(音声通話情報及び文字メッセージ情報)と連係して保存される。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザ入力によって作成された日程情報を第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する。例えば、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成された日程情報を含む視覚化された対話情報を生成して第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示するように構成されてもよい。この際、日程情報を含む視覚化された対話情報を生成する処理は、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に対話情報を生成し視覚化する処理と同一の方式で実行される。他の例として、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、日程情報の内容にアクセスできるリンクを含む日程情報アクセスグラフィックユーザインターフェース、例えば、アイコンを生成し、生成された日程情報アクセスグラフィックユーザインターフェースを前記第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示するように構成されてもよい。
一方、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500は、日程情報管理アプリケーションによって管理されるユーザの日程情報を表示する第2イベントパネルをさらに含むように構成されてもよい。図29の例において、第2イベントパネルは、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の対話相手と関連した日程情報のうち最も先に到来する日程情報のみを表示するように構成される。
図30は、第2イベントパネルの提供に関する処理の一例を示したフローチャートであり、図31は、第2イベントパネルの提供に関する処理の他の例を示したフローチャートである。
図30を参照すると、まず、ユーザインターフェースユニットは、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の対話相手と関連した日程情報を照会する(S5110)。ここで、対話相手というのは、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示される対話(受信/発信音声通話及び文字メッセージ)の相手のことである。対話相手と関連した日程情報というのは、その相手との対話に関する第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で作成された日程情報を言う。日程情報が第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で作成されない場合にも、日程情報に相手を特定する識別情報(例えば、関連であるタッグ)を挿入するとその相手と関連した日程情報となることできる。ユーザインターフェースユニットの対話相手と関連した日程情報の照会処理(S5110)は、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の実行の際、実行されるか、実時間で、即ち日程管理アプリケーションによって日程情報が生成されて、即時に実行されてもよい。
対話相手と関連した日程情報の照会処理(S5110)の後、実行される処理は、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の構成によって異なってもよい。
まず、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の構成が、図26に示された第1イベントパネルのような構成、即ち、複数の日程カードを含む構成を有する場合、図28のフローチャートに示された処理と同一の処理が実行される(図30のS5120乃至S5510)。即ち、メッセージ情報統合管理部1100は、S5100で照会された特定の対話相手と関連した日程情報に対して、図28に示されたS5200乃至S5500の処理と同一の処理を実行する。ただ、メッセージブロック111、112で生成された日程要約情報は、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の対話相手と連係してメモリ1600に保存される(S5610)。この場合、生成された第2イベントパネルと日程カードの構成及び特徴は前述した第1イベントパネルと日程カードと同一である。
第2イベントパネルが図29に示された第2イベントパネルと同一に構成される場合、S5110以降の処理は、図31に示されたように実行される。
日程情報アップデートの有無照会段階(S5120)で、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の相手と関連した日程情報が照会されると、メッセージ情報管理ユニット1120は照会された情報のうち、最も先に到来する日程情報を選択して該当日程情報を読み込んで(S5220)、第2イベントパネル情報フォーマットに従って編集して日程第2イベントパネル情報を生成する(S5320)。第2イベントパネル情報は、第2イベントパネルに提供される表示される情報の項目及び形式に関する定義である。例えば、第2イベントパネル情報フォーマットは、表示項目で日付、時刻、題目及び日程到来まで残った時間を指定し、日付は“メッセージ.DD”の形式または“今日”(日程情報の日付が表示日と一致する場合)を、時刻は“午前(午後)○○:○○”の形式を、題目は日程情報表題の全文の形式を、残った時間は“X日前”、“X時間前”または“XX分前”の形式を有することと定義されてもよい。この場合、メッセージ情報管理ユニット1120は、日程情報のうち、第2イベントパネル情報フォーマットによって定義された項目のみを抽出して、第2イベントパネル情報フォーマットに定義された情報形式によって編集することで、第2イベントパネル情報を生成する。
以上では、第2イベントパネル情報の生成がメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される例について説明したが、このような処理の全部または一部は、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって実行されてよい。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、所定の規則によって、第2イベントパネル情報を視覚化し(S5420)、視覚化された第2イベントパネル情報を含む第2イベントパネルを生成して、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する(S5520)。第2イベントパネル構成規則は、メッセージ情報管理ユニット1120によって生成された第2イベントパネルの情報の配置と表示形式に関する規則である。例えば、第2イベントパネル構成規則は、1)第2イベントパネル情報は小ブロックと大ブロックが横方向に区分されたカード形態のイメージ上に表示し、2)第2イベントパネル情報項目のうち日付は日程カード左側の小ブロックに、時刻、題目及び日程到来まで残った時間は右側の大ブロックに表示し、3)時刻は大きいフォントを使用して表示し、4)題目は小さいフォントを使用して時刻下に配置し、5)残った時間は大ブロック右側上端に配置された楕円形のイメージ内に挿入するように定義されてもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、前記例のような構成規則によって第2イベントパネル情報の各項目を処理して視覚化して第2イベントパネルを生成し、生成された第2イベントパネルを、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて表示する。
図29には前記で例とした第2イベントパネル情報フォーマットと第2イベントパネル構成規則によって生成された第2イベントパネル560とが表示された第2メッセージ管理ユーザインターフェース500が示されている。
第2イベントパネル560には、第2イベントパネル情報フォーマットと第2イベントパネル構成規則によって視覚化された日程情報が表示される。図29の例においては、第2イベントパネル560は、前記で例とした第2イベントパネル情報フォーマットと第2イベントパネル構成規則によって、日付項目“今日”は左側の小ブロック561に挿入され、時刻項目“午前10:45”は、大きいフォントを使用して大ブロック562左側上端に配置562aされ、題目項目“スンヨンと結婚4年記念ハオイ旅行”は小さいフォントを使用して大ブロック562の時刻項目“午前10:45”の下に配置562bされ、残った時間項目“25分前は、大ブロック562右側上端の楕円形イメージに挿入562cされるように構成される。
メッセージ情報管理ユニット1120によって生成された第2イベントパネル情報、またはユーザインターフェース管理ユニット1130によって生成された第2イベントパネルは、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の対話相手と連係してメモリ1600に保存されてもよい(S5620)。第2イベントパネル情報を保存する処理(S5620)は、第2イベントパネルの生成処理(S5420)または第2イベントパネルの表示処理(S5520)と同時に実行されるか、先後を変えて実行されてもよい。
第2イベントパネル情報フォーマット及び第2イベントパネル構成規則は、ユーザの設定によって変更されてもよい。即ち、ユーザは第2イベントパネルカードに表示される情報の項目、表示形式及び配置のうち少なくとも一つを変更することができる。第2イベントパネル情報フォーマット及び第2イベントパネル構成規則の変更による第2イベントパネルの再構成処理は、前述したメッセージブロックフォーマットの変更の際のメッセージブロック111、112再構成処理と類似した方式で処理されてもよい。
ユーザインターフェースユニットは、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて作成された日程情報を、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のイベントパネルにも表示することができる。従って、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で作成された日程情報は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のイベントパネルと第2メッセージ管理ユーザインターフェース500のイベントパネル両方に全部表示されてもよい。
また、本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、メモアプリケーションによって作成されたメモに関する情報を第1イベントパネル及び第2イベントパネルに表示するように構成されてもよい。
図32は、本発明の一実施形態によるメモカードの生成に関する処理を示すフローチャートである。
図32を参照すると、まず、ユーザインターフェースユニットは、メモアプリケーションによって作成されたメモ情報のアップデートの有無を照会する(S5130)。即ち、ユーザインターフェースユニットは、メモアプリケーションによって新しく作成されたメモがあるかを照会する。ユーザインターフェースユニットのメモ情報アップデートの有無照会処理(S5130)は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の実行の際、実行されるか、実時間で、即ち、メモアプリケーションによってメモ情報が生成される即時実行されてもよい。
メモ情報アップデート照会段階(S5130)で、アップデートされた日程情報が検知されると、メッセージ情報管理ユニット1120は、アップデートされたメモ情報を読み込んで(S5230)、メモカード情報フォーマットに従って編集してメモ要約情報を生成する(S5330)。メモカード情報フォーマットは、第1イベントパネルに提供されるメモカードに表示される情報の項目及び形式に関する定義である。例えば、メモカード情報フォーマットは、表示項目としてメモ内容とメモと関連した相手を指定し、メモ内容な日付は、メモ内容に含まれた最初12字のみ表示する形式を、メモと関連した相手は、相手名称の全文を表記する形式を有すると定義される。メモと関連した相手というのは、メモが第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で作成された場合にはその対話相手を言う。メモが第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で作成されていない場合にも、メモに相手を特定する識別情報(例えば関連であるタグ)を挿入するとその相手がメモと関連した相手となることができる。メッセージ情報管理ユニット1120は、メモ情報のうち、メッセージカード情報フォーマットによって定義された項目のみを抽出してメモカード情報フォーマットに定義された形式に従って編集することでメモ要約情報を生成する。
以上では、メモ要約情報の生成がメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される例について説明したが、このような処理の全部または一部はユーザインターフェース管理ユニット1130によって実行されてよい。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メモカード構成規則によってメモ要約情報を視覚化し、視覚化したメモ要約情報を含むメモカードを生成して(S5430)、第1イベントパネルに表示する(S5530)。メモカード構成規則は、メッセージ情報管理ユニット1120によって生成されたメモ要約情報の配置と表示形式に関する規則である。例えば、メモカード構成規則は、1)メモ要約情報はメモ紙の形状を有するイメージ上に表示し、2)メモ要約情報項目のうちメモ内容な大きいフォントを使用してカード中央部に表示し、3)メモと関連した相手は小さいフォントをメモ内容項目の下に表示するように定義されてもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、前記例のような構成規則に従ってメモ要約情報の各項目を処理して視覚化し、その結果を第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の第1イベントパネルを通じて表示する。
以上ではメモカードが第1イベントパネルに提供される例に関して説明したが、メモカードは第2イベントパネルにも提供される。この際、メモ情報のアップデートの有無照会段階(S5130)は、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の対話相手に関連したメモに対してのみ実行される。
図33は、前記で例としたメモカード情報フォーマットとメモカード構成規則によって生成されたメモカード152が表示された第1イベントパネル150を示している。
第1イベントパネル150には日程要約情報フォーマットと日程カード構成規則によって視覚化されたメモカード152が表示される。図33の例では、メモカード152は、前記で例としたメモカード情報フォーマットとメモカード構成規則によって、メモ内容項目は最初の10字に該当する“すぐ連絡する”は、メモ紙模様のイメージ中央に配置され、連関相手項目“△△カード”は、小さいフォントをメモ内容項目“△△カード”下に配置されるように構成される。
メッセージ情報管理ユニット1120によって生成されたメモ要約情報、またはユーザインターフェース管理ユニット1130によって生成されたメモカードは、メモリ1600に保存される(S5630)。メモ要約情報を保存する処理(S5630)はメモ要約情報の生成処理(S5430)またはメモカードの表示処理(S5430)と同時に実行されるか、先後を変えて実行されてもよい。
メモカード情報フォーマット及びメモカード構成規則は、ユーザの設定によって変更されてもよい。即ち、ユーザはメモカードに表示される情報の項目、表示形式及び配置のうち少なくとも一つを変更することができる。メモカード情報フォーマット及びメモカード構成規則の変更による日程カードの再構成処理は前述した統合メッセージブロックフォーマットの変更の際、メッセージブロック111、112再構成処理と類似した方式で処理される。
メモカードは、日程カードとは異なる色相を有するように生成されるが、それはメモカードの視覚化に関するメモカード構成規則によって定義される。
イベントパネルに日程カードとメモカードが同時に表示される場合、多様な方式で配列順序を定めることができる。例えば、日程カードに含まれた日程の日時とメモカードが作成された時間を比較して配列順序を決定することができる。
ユーザはユーザ入力(例えばタッチ入力)を通じてイベントパネルに表示された日程カードまたはメモカードを選択して該当日程またはメモの具体的内容(詳細情報)確認するか、修正/削除などと追加的作業をすることができる。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザの日程カード選択入力を受信し、日程情報管理アプリケーションまたはメモアプリケーションを実行してユーザが選択した日程またはメモの詳細な情報を提供するように構成される。
本発明の一実施形態によると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は特定の属性を有する文字メッセージを判別し、そのようなメッセージに基づいてメッセージカードを自動に生成するように構成されてもよい。
図34は、本発明の一実施形態によるメモカードの生成に関する処理を示すフローチャートである。
図34を参照すると、まず、ユーザインターフェースユニットは、受信文字メッセージ情報または統合メッセージ情報に基づいて、特定類型の文字メッセージが受信されたか判定する(S6100)。ここで、特定類型の文字メッセージというのは特定単語を有する文字列、特定の表示形式を有する文字列および特定の情報などを含む文字メッセージをいう。以下では、物の配送と関連された文字メッセージを例として説明する。ユーザインターフェースユニットの特定類型を有する文字メッセージの受信の有無判定処理(S6100)は、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の実行の際、実行されるか、実時間で、即ち文字メッセージ管理部1300によって文字メッセージが受信されて、即時に実行されてもよい。この際、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信文字メッセージに関するメッセージカード情報を作成するために受信文字の内容を分析し必要な情報を抽出するように構成されてもよい。例えば、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、インターネットショッピングモールから購買した品物の配送に関する文字を受信してメッセージカード情報を生成し、それをイベントパネルに表示するように構成されてもよい。この際、ユーザインターフェース管理ユニット1130は文字メッセージの発信者情報または文字メッセージに含まれた文字列を分析して受信されたメッセージが配送関連メッセージであるか判断するように構成されてもよい。より具体的説明すると、まず、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信された文字メッセージが事前に指定された配送業者または配送担当の連絡先から配送されたかを判断するように構成されてもよい。または、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信された文字メッセージに、“配送”、“宅配”、“配達”などの配送と関連されたことをわかることのできる文字列または配送業者名が含まれているかを判断するように構成されてもよい。また、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、前述した二つの判断方法を全部使用するように構成されてもよい。判断の基準となる連絡先及び文字列はユーザによって予め指定されるかメッセージ情報統合管理部1100によって提供されてもよい。
特定類型を有する文字メッセージの受信の有無判定処理段階(S6100)で、特定類型を有する文字メッセージが検知されると、メッセージ情報管理ユニット1120は特定類型を有する文字メッセージを読み込んで(S6200)、該当メッセージの内容のうちメッセージカードを構成するに必要な情報を抽出する(S6300)。情報抽出処理(S6300)は、メッセージカード情報フォーマットによって実行される。メッセージカード情報フォーマットは第1イベントパネルに提供されるメッセージカードに表示される情報の項目及び形式に関する定義である。例えば、日程メッセージカード情報フォーマットは、日付、時刻及び配送業者名を表示項目として定められる。メッセージ情報管理ユニット1120は、配送関連受信文字メッセージから日付、時刻及び配送業者に関する情報を抽出する。例えば、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字メッセージから“郵便局”、“DHL”(登録商標)などの配送業体名を抽出するか、CDIに含まれた発信者情報から配送業者名を抽出することができる。同様に、“予定”、“予想”などの単語、“○○月○○日”、“メッセージ.DD”、“今日”、“明日”など日付を示す文字列、及び“○○時○○分”、“XX:XX”など時間表示形式を有する文字列を検索して抽出するように構成されてもよい。メッセージ情報管理ユニット1120は受信文字メッセージに予め提供された参照語が含まれていれば、それを用いてメッセージ要約情報を生成する。
続いて、メッセージ情報管理ユニット1120は、文字メッセージから抽出した情報をメッセージカード情報フォーマットに定義された形式によって編集してメッセージ要約情報を生成する(S6400)。例えば、日程メッセージカード情報フォーマットは、日付は“メッセージ.DD”または“Today”(表示日と日付項目が同一である場合)の形式で、時刻は“午前(午後)○○時”の形式で、配送業者名は配送業者または配送担当の連絡先及び名称が全文表記形式で表記するように定義することができる。即ち、メッセージ情報管理ユニット1120は、受信文字メッセージ情報のうちメッセージカード情報フォーマットによって定義された項目のみを抽出してメッセージカード情報フォーマットに定義された表示形式によって編集することでメッセージ要約情報を生成する。
以上では、メッセージ要約情報の生成がメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される例について説明したが、このような処理の全部または一部は、ユーザインターフェース管理ユニット1130によって実行されてもよい。
続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、メッセージカード構成規則によってメッセージ要約情報を視覚化し(S6500)、視覚化したメッセージ要約情報を含むメッセージカードを生成して、第1イベントパネルに表示する(S6600)。メッセージカード構成規則は、メッセージ情報管理ユニット1120によって生成されたメッセージ要約情報の配置と表示形式に関する規則である。例えば、メッセージカード構成規則は、1)メッセージ要約情報は、小ブロックと大ブロックとで区分されたカード形態のイメージ上に表示し、2)メッセージ要約情報項目のうち日付はメッセージカード上端の小ブロックに、時刻と宅配業体名は下端の大ブロックに表示し、3)時刻は大きいフォントを使用して表示し、4)宅配業体名は小さいフォントを使用して時刻下に配置するように定義することができる。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、前記例のような構成規則によってメッセージ要約情報の各項目を処理して視覚化し、その結果を第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の第1イベントパネルを通じて表示する。
図35は、配送関連メッセージに関するメッセージカードイベントパネルに表示された画像の一例を示す図である。図35には、前記で例とした、メッセージカード情報フォーマットとメッセージカード構成規則によって生成されたメッセージカード153が表示された第1イベントパネル150が示されている。
第1イベントパネル150には、メッセージカード情報フォーマットとメッセージカード構成規則によって視覚化されたメッセージカード153が表示される。図35の例では、メッセージカード153は、前記で例としたメッセージカード情報フォーマットとメッセージカード構成規則によって、日付項目“Today”は上端の小ブロックに挿入153aされ、時刻項目“午後1時”は、大きいフォントを使用した下端大ブロック中央に配置153bされ、宅配業体項目“郵便局宅配”は小さいフォントを使用して下端大ブロックの各項目“午後1時”下に配置153cされるように構成される。
メッセージ情報管理ユニット1120によって生成されたメッセージ要約情報またはユーザインターフェース管理ユニット1130によって生成されたメッセージカードは、メモリ1600に保存されてもよい。メッセージ要約情報の保存は、メッセージカードの生成処理(S6400)乃至日程カードの表示処理(S6600)のうちいずれか一つの処理と同時に実行されるか、先後を変えて実行されてもよい。
一つの注文に関する配送関連文字メッセージは、配送処理流れによって数回にわたって受信されてもよい。配送状態の更新によって、既に受信された配送関連文字の重要性は顕著に低くなる。従って、一つの注文に関して受信された複数の配送関連文字を個別的にメッセージカードで生成することは、イベントパネルの効用を減少させる問題がある。本発明の一実施形態によると、一つの注文に関して受信された文字メッセージは更新された内容のみを反映して、一つのカードに表示するように構成されてもよい。具体的に説明すると、一つの商品注文に関する最初配送関連文字が受信されると、ユーザ管理インターフェースは、前記で説明した処理に従ってメッセージカードを生成し、受信された文字メッセージから注文を識別できるように情報、例えば配送番号を抽出して生成された文字要約カードと連係してメモリ1600に保存する。以後、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信された配送関連文字メッセージに保存された配送番号が含まれているかを判別する。保存された配送番号が含まれた文字メッセージが受信されると、前述した通りメッセージ要約情報を生成して既に生成されたメッセージカードを更新する。この場合、更新されたメッセージカードは本来の位置に表示されてもよく、本来と異なる位置、例えば、イベントパネルの最も前の方に表示されてもよい。それとは異なり、ユーザインターフェースは保存されていた配送番号が含まれた文字メッセージが受信されると、既に生成されたメッセージカードを自動に削除し、受信された文字メッセージに対して新しいメッセージカードを生成してイベントパネルに表示するように構成されてもよい。
以上では注文した品物の配送に関する文字を具体的に例として説明したが、特定の類型を有する他の文字メッセージ、例えば、期日の通知、代金決済の通知などに関する文字メッセージに対してもメッセージカードを生成して表示することができる。
ユーザは以上で説明したイベントパネル内に表示される日程カード、メモカード、メッセージカードを他のサービス加入者に伝送することができる。即ち、ユーザはイベントパネルに提供される日程カード、メモカード、メッセージカードのうち一つを選択して、メッセージ情報統合管理サービスに加入した他のユーザのモバイル端末10に伝送することができる。
オンライン金融取引及び電子商取引でたまたま本人確認のための手段で一回用認証コードを要求するが、その認証番号は、認証機関で生成してユーザに文字メッセージに伝送される。従来は、認証機関から認証コードが含まれた文字が受信されると、ユーザは、文字を開けて確認し、文字に含まれた認証コードを記憶した後、それを入力するか、認証番号を選択してコーピした後、貼り付けして入力しなければならなかった。
本発明の一実施形態によると、ユーザインターフェースは、認証機関から発送された認証コードを含む受信文字メッセージから認証コードを自動に複写するユーザインターフェースを提供するように構成されてもよい。例えば、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信されたメッセージが認証コードに関することがわかる文字列、例えば、“認証番号”、“個人識別番号”、“暗号”、“パスワード”などの単語があるかを判断して認証コードを複写するユーザインターフェースを提供するように構成される。
認証コード複写インターフェースと関連したユーザインターフェース管理ユニット1130の構成及び動作について具体的に説明する。
図36は認証コード複写インターフェース生成処理過程を示すフローチャートである。
まず、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、認証機関から伝送した認証コードを含む受信文字メッセージを照会する(S7100)。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信された文字メッセージが認証コードに関するかを判断できるように構成される。例えば、受信文字メッセージに認証コードが含まれていることがわかる文字列があるかを判定することができる。認証コードと関連された文字列の例としては、“認証番号”、“個人識別番号”、“暗号”、“パスワード”などの単語とその類義語が含まれる。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は、照会された認証コード含み文字メッセージを読み出し(S7200)、認証コード入力窓及び前記認証コード入力窓に入力された文字列を複写する機能を実行するためのグラフィックユーザインターフェースを含む認証コード複写インターフェースを生成する(S7300)。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は、認証カードと推定される文字列を抽出する(S7400)。認証コードは普通無作為で配列された数字列または文字列で構成されるので、ユーザインターフェース管理ユニット1130は文字メッセージ中で無作為で配列された数字列または文字列を見付けて抽出するように構成される。
認証コード複写インターフェース生成処理(S7300)と文字列抽出処理(S7400)は、同時に実行されるか、順序を変えて実行される。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は抽出された文字列が挿入された認証番号複写インターフェースを生成してそれをモバイル端末10に表示する(S7500)。
図37は、本発明によって提供された認証コード複写インターフェースの例を示した図である。
図37を参照すると、受信された認証コード文字メッセージはカード形態の認証コード複写インターフェース700を通じてモバイル端末10に表示される。認証コード複写インターフェース700は、文字メッセージアプリケーション実行しない状態でモバイル端末10に表示されてもよい。この際、前述した処理(S7100乃至S7500)は、文字メッセージの受信即時実行される。認証コード複写インターフェース700は、文字メッセージ表示窓710、メッセージ認証の認証コード表示窓720、及び複写機能グラフィックユーザインターフェース730を含む。文字メッセージ表示窓710には発信者と文字メッセージの内容が表示される。認証番号表示窓には文字メッセージから抽出された認証コードが表示される。複写機能グラフィックユーザインターフェース730は、認証コード表示窓720に表示された認証コードを複写するユーザ入力を生成する。ユーザは複写機能グラフィックユーザインターフェース730を選択する入力、例えば、タッチ入力を通じて簡単に認証コードを複写することができる。認証コード複写インターフェース700下端には“閉める”と“読む”ボタンが提供されるが、ユーザが“閉める”を選択するとカードが消え、“読む”を選択するとユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字メッセージ情報管理部にアクセスして受信されたメッセージをモバイル端末10に表示する。また、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザが複写機能グラフィックユーザインターフェース730を選択して認証コード複写を完了すると自動にカードを消えるように構成されてもよい。図37の例では文字メッセージに含まれた“307346”を認証コードとして抽出される。
このように、ユーザは自動に表示された認証番号複写インターフェースを通じて、簡便なユーザ操作で認証コードを複写してそれを必要なところに貼り付けることができる。従って、文字メッセージを確認し、必要な認証コードを見付けて、認証コードを選択して複写するなどの煩わしいユーザ動作を要求する従来技術と比較して、よりユーザ便宜が非常に向上される。
本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、文字メッセージ本文に挿入されたテキスト形式の命令語による視覚化処理を提供するように構成される。従って、本発明のメッセージ情報統合サービスユーザ間には、簡単な命令を文字メッセージ本文の一部として作成することで文字メッセージを用途に合うように視覚化することができる。文字メッセージに含まれた命令語による視覚化処理は、ユーザインターフェースユニットによって実行される。即ち、ユーザインターフェースユニットは、文字メッセージ本文に含まれた命令語を認識しそれに対応した処理を実行する。
図38は、本発明の一実施形態による文字メッセージに含まれた視覚化命令処理過程を示したフローチャートである。
図38を参照すると、まず、受信側のモバイル端末10の文字メッセージ管理部1300は受信されたメッセージを、メッセージモニタリングユニット1110を通じてユーザインターフェース管理ユニット1130に伝達する(S8100)。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信された文字メッセージに含まれた命令語を識別する(S8200)。本発明の一実施形態によって提供される命令語は、マークダウン言語(Markdown language)の形式に従い、この場合全ての命令語は“#”で始められる。従って、命令語の識別は、特殊文字“#”で始める文字列の有無で可能である。
ユーザインターフェース管理ユニット1130は、識別された命令語によって定義された処理を実行し(S8300)、その結果を、受信側のモバイル端末10を通じて表示する(S8400)。この際、命令実行結果の表示は、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて実行されてもよい。
命令語に定義された処理が返信文字メッセージ作成用ユーザインターフェースを生成するかによって(S8500)、終了及び返信処理の実行が行われる。
命令語に定義された処理が返信文字メッセージ作成用ユーザインターフェースを含まない場合、それ以上の処理なしに終了される。
命令語に定義された処理が返信文字メッセージ作成用ユーザインターフェースを含む場合、受信者であるモバイル端末10に表示された返信用ユーザインターフェースを通じて返信ユーザ入力を実行してもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、返信ユーザ入力を受信し(S8600)、返信ユーザ入力に対応する返信メッセージ作成処理を実行する。返信文字メッセージ作成処理は、返信文字メッセージが返信文字メッセージを受信した端末で視覚化されるように作成されるかの有無によって(S8700)、他の方式で実行される。まず、返信文字メッセージが返信文字メッセージを受信した端末で視覚化されるように作成されない場合には、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、単純テキストメッセージの形式で返信文字メッセージを生成する(S8810)。
一方、返信文字メッセージ作成処理は返信文字メッセージが返信文字メッセージを受信した端末で視覚化されるように作成される場合には、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、該当視覚化のための命令語を含む文字メッセージを生成する(S8820)。
S8810またはS8820の処理によって生成された返信文字メッセージは、メッセージ情報管理ユニット1120を通じて移動電話交換網を経て発信者に伝送される(S8900)。
本発明の一実施形態において文字メッセージの視覚化処理のために提供される命令語及びそれによって実行される処理の例が下記の表に羅列される。
このような命令語処理のためには、少なくとも受信側のモバイル端末10に文字視覚化処理機能が含まれたユーザインターフェース管理ユニット1130を有するメッセージ情報統合管理アプリケーションがインストールされるべきである。メッセージ情報統合管理アプリケーションがインストールされていないモバイル端末10では、受信した文字メッセージにこのような命令語が含まれていても、命令語が実行されることができなく、命令語は入力された文字列で表示される。文字メッセージの視覚化処理は、実行される過程をより詳細に説明すると次のようである。
まず、発信側のモバイル端末10のユーザがメッセージ情報統合管理部1100または文字メッセージ管理部1300から提供される文字メッセージ作成アプリケーションを通じて、命令語を含む文字メッセージを入力する。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、入力された文字メッセージを文字メッセージ管理部1300に伝達し、文字メッセージ管理部1300は発信側のモバイル端末10の送受信部を通じて作成された文字メッセージを受信側のモバイル端末10に伝送する。受信側のモバイル端末10の送受信部は、発信側のモバイル端末10から発送された文字メッセージを受信する。受信側のモバイル端末10の文字メッセージ管理部1300は、受信されたメッセージを、メッセージモニタリングユニット1110を通じてユーザインターフェース管理ユニット1130に送信する。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信された文字メッセージに含まれた命令語を識別する。命令語の識別は、特殊文字“#”で始める文字列の有無で可能である。続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、識別された命令語によって定義された処理を実行し、その結果を、ユーザインターフェースを通じて表示する。
以下、図39乃至46を参照して本発明の一実施形態による文字メッセージカスタマイジング(customizing)方法を具体的に説明する。
図39は、発信側のモバイル端末10で表1の選択形応答ユーザインターフェース生成命令語を含む文字メッセージが作成される画像の一例を示した図であり、図40は、受信側のモバイル端末10で選択形応答ユーザインターフェース生成命令語による処理が実行された結果を示した画像の一例を示す図である。
図39に示されたように、発信側のモバイル端末10は、文字メッセージ作成ユーザインターフェース400を通じて命令語“#{Yes/No}”を含む文字メッセージ“今日遅れる?#{Yes/No}”を作成し、それを受信側のモバイル端末10に発送する。文字メッセージ“今日遅れる?#{Yes/No}”を受信した受信側のモバイル端末10のユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字メッセージから命令後#{Yes/No}を識別し、この命令語に対応する処理を実行する。この際、命令語#{Yes/No}に対応する処理は、表1に定義されたように“Yes”が表記された選択ボタンと“No”が表記された選択ボタンを生成することである。従って、受信側のモバイル端末10は、このような処理を実行し、その結果を、図40のように、短縮入力ボタン581を、モバイル端末10の第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、“Yes”選択ボタン581aと“No”選択ボタン581bを生成し、それを受信文字メッセージの内容である“今日遅れる?”と共に、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の吹き出しに表示する。
表1に示されたように、“#{Yes/No}”は、受信者の選択をテキストで返信する返信形式を有する。従って、受信側のモバイル端末10のユーザが“Yes”ボタンをタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字列“Yes”を生成して文字メッセージを作成し、それを、メッセージ情報管理ユニット1120を通じて発信側のモバイル端末10に送信する。発信側のモバイル端末10には、文字列“Yes”を含む返信文字メッセージが受信される。
図41は、発信側のモバイル端末10で表1の視覚的強調機能命令語を含む文字メッセージが作成される画像の一例を示す図であり、図42は、受信側のモバイル端末10で視覚的強調機能命令語による処理が実行された結果を示す画像の一例を示す図である。
図41に示されたように、発信側ユーザが命令語“#EN”を含む文字メッセージを入力し、それを送信すると、それを受信した受信側のモバイル端末10は、文字メッセージに含まれた命令語を識別し、それに対応する処理を実行する。命令語“#EN”は、表1に定義されたように文字メッセージを視覚的に強調する処理に対応する。例えば、図42に示されたように、文字メッセージに含まれたメッセージ内容をグラフィックパネル800bに挿入して、モバイル端末10の初期画面に表示する処理を実行するように設定されてもよい。強調形命令語による文字メッセージ処理は、図41の例とは多様な形態で実行されてもよい。例えば、文字メッセージのフォントの変更(太字体の使用、色相使用、アンダライン使用、フォント大きさの拡大など)や文字メッセージアラーム手段の変更(アラーム振動の強度及びアラーム音量の増加、持続時間の増加など)などの処理が含まれてもよい。実行される強調処理はユーザまたはメッセージ情報統合管理サービスサーバ20によって変更及び追加される。
図43は、発信側のモバイル端末10で、表1の完成形応答ユーザインターフェース生成命令語を含む文字メッセージが作成される画像の一例を示す図であり、図44は、受信側のモバイル端末10で完成形応答ユーザインターフェース生成命令語による処理が実行された結果を示す画像の一例を示す図である。
図43に示されたように、発信側のモバイル端末10は、文字メッセージ作成ユーザインターフェース400を通じて、内容“入金口座:企業銀行XXX-XX-XXXX口座名:ホンギルドン配達される住所と所望するお祝いメッセージを知らせて下さい”と命令語“#[住所/お祝いメッセージ]”を含む文字メッセージを作成し、それを受信側のモバイル端末10に発送する。文字メッセージ“入金口座:企業銀行XXX-XX-XXXX口座名:ホンギルドン配達される住所と所望するお祝いメッセージを知らせて下さい”と“#[住所/お祝いメッセージ]”を受信した受信側のモバイル端末10のユーザインターフェース管理ユニット1130は、文字メッセージから、命令#[住所/お祝いメッセージ]を識別し、この命令語に対応する処理を実行する。この際、命令語#[住所/お祝いメッセージ]に対応する処理は、表1に定義されたように項目“住所”と“お祝いメッセージ”に対するユーザ入力が可能なテーブルを生成することである。従って、受信側のモバイル端末10は、このような処理を実行し、その結果を図44に示されたように第2メッセージ管理のモバイル端末10に表示する。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、二つの項目“住所”582bと“メッセージ”582cを表示それぞれの項目に対して受信側ユーザの入力が可能な入力窓582c、582eを生成し、それを受信文字メッセージの内容582aと共に第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の吹き出し592に表示する。
表1に示されたように命令語“#[住所/お祝いメッセージ]”は、受信者の選択をテーブル形態で視覚化した文字メッセージで返信する返信形式を有する。従って、受信側のモバイル端末10のユーザが入力窓582d、582eを通じて住所とお祝いメッセージを入力すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、入力された住所とお祝いメッセージを含むテーブル形の視覚化命令を含む文字メッセージを作成する。完成形質問に対する応答メッセージの処理が行われる過程を、図45及び図46を参照して説明する。
図45は受信側のモバイル端末10で完成形応答ユーザインターフェースを用いて返信文字メッセージが作成される画像の一例を示す図であり、図46は、図45によって作成された返信文字メッセージが発信側のモバイル端末10の表示画面に表示された画像の一例を示す図である。
図45に示されたように、完成形質問を受信した受信側のモバイル端末10のユーザが入力欄にそれぞれ住所と電話番号を入力する。ユーザの入力は、ユーザインターフェースによって、自動にテーブル生成命令形式でエンコーディングされる。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、ユーザが入力した住所、“ソウル市江南区123-4”とメッセージ“卒業おめでとう!”をテーブル生成命令語“#[住所=ソウル市江南区123-4/メッセージ=卒業おめでとう!]”にエンコーディングして、文字メッセージを生成し、それを、完成形質問文字メッセージを発送した発信側のモバイル端末10に発送する。
テーブル生成命令を含む返信文字メッセージを受信した発信側のモバイル端末10は、テーブル生成命令に対応する処理、即ち、図45に示された住所と電話番号が表示されたテーブルを生成して、表示する処理を実行する。即ち、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、図46に示されたように、“住所”と“メッセージ”項目にそれぞれ“ソウル市江南区123-4”と“卒業おめでとう!”が表示されたテーブルを生成し、それを第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の吹き出し593に表示する。
受信側のモバイル端末10に本発明によるメッセージ情報統合管理アプリケーションがインストールされない場合には、命令語による処理が実行されない。命令語は全部テキストで作成され文字メッセージに含まれて伝送されるので、本発明によるメッセージ情報統合管理アプリケーションがインストールされていない受信側のモバイル端末10では命令語は単純テキストで表示される。
その他にも、ユーザは、以上で説明したイベントパネル内に表示される日程カード、メモカード、イベントカードを他のサービス加入者に送信することができるが、この際、前記で説明した視覚化命令語を使用して、文字メッセージを作成し作成されたメッセージを伝送することができる。より具体的に説明すると、ユーザがイベントパネルに表示された日程カードを選択して特定の相手に伝送するユーザ入力を受信すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、選択された日程カードに対応する日程情報を読み出す。続いて、ユーザインターフェース管理ユニット1130(またはメッセージ情報管理ユニット1120)は、読み出された日程情報を本文とし、本文の内容をイベントパネルに表示する処理を指示する命令を本文に追加して文字メッセージを作成する。この命令は、例えば、受信側のモバイル端末10が文字メッセージに含まれた日程情報を対象として前述したS5300乃至S5500(またはS5320乃至S5520)の処理の実行を指示することであってもよい。ユーザインターフェース管理ユニット1130は、作成された文字メッセージを受信側端末に伝送する。文字メッセージを受信した受信側端末のメッセージ情報統合管理部は、文字メッセージにコーディングされた命令語を識別してS5300乃至S5500(またはS5320乃至S5520)の処理を実行した結果、即ち、受信文字メッセージに含まれた日程情報に関するメッセージカードを生成して受信側端末に表示する。
このように、視覚化命令の処理によって多様な種類の文字メッセージ交換が可能である。
本発明の一実施形態によると、メッセージ情報統合管理部1100は、文字メッセージの受信場所の位置情報を管理するように構成されてもよい。
メッセージモニタリングユニット1110によって、音声通話管理部1200及び文字メッセージ管理部1300から音声通話または文字メッセージが受信または発信されたことが照会されると、メッセージ情報統合管理部1100は、モバイル端末10に内蔵された位置情報確認部(図示せず)を通じて現在位置情報を照会し、受信文字メッセージ情報に受信位置情報(発信位置情報)を追加してメモリ1600に保存する。保存された文字メッセージ情報は、前記で説明した処理を経て、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示される。メッセージ情報に含まれた位置情報は第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に直接表示されてもよい。この際、メッセージブロックフォーマットまたは対話情報フォーマットは、受信位置情報を表示項目として定義しなければならない。位置情報が第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に直接表示されていない場合にも、ユーザは、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて文字メッセージ情報にアクセスすることができるので位置情報を確認することができる。一方、本発明の一実施形態によると、音声通話及び文字メッセージの受信及び発信位置情報は地理情報アプリケーションと連動して提供される。地理情報アプリケーションは地図、衛星写真、航空写真などの地理情報を用いてユーザ端末に多様なサービスを提供するアプリケーションとして、グーグル(登録商標)の地図、ネイバ(登録商標)の地図など外部アプリケーション、または本発明によるメッセージ統合管理アプリケーションに内蔵されたアプリケーションであってもよい。この際、音声通話及び文字メッセージの受信及び発信位置情報の照会及び保存に関する処理は、前記で説明したように同一に実行される。保存された音声通話及び文字メッセージの受信及び発信位置情報を地理情報アプリケーションと連動して提供することは多様な方式で構成されてもよい。一番目の例として、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、位置情報確認のためのグラフィックユーザインターフェース(例えば、“位置情報確認”選択ボタン)を生成して、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のメッセージブロック111、112上に提供するように構成されてもよい。この場合、ユーザが該当グラフィックユーザインターフェースをタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、地理情報アプリケーション(図示せず)を実行して、該当メッセージの受信または発信位置を地理情報アプリケーションの地図などに表示するように構成されてもよい。二番目の例として、ユーザが第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の特定の単位対話521、522を選択すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信/発信位置情報を確認するかを問うグラフィックユーザインターフェースを生成して提供し、ユーザが受信/発信位置情報の確認を選択すると地理情報アプリケーションを実行して該当単位対話に対応するメッセージの受信または発信位置情報を地図などに表示するように構成されてもよい。三番目の例として、ユーザが第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の特定のメッセージブロック111、112を選択すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、受信/発信位置情報を確認するかを問うグラフィックユーザインターフェースを生成して提供し、ユーザが受信/発信位置情報の確認を選択すると地理情報アプリケーションを実行して該当メッセージの受信または発信位置情報を地図などに表示するように構成されてもよい。四番目の例として、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、位置情報確認のためのグラフィックユーザインターフェース(例えば、“位置情報確認”選択ボタン)を生成して第2メッセージ管理ユーザインターフェース500の表題部510に挿入するように構成されてもよい。ユーザが該当グラフィックユーザインターフェースをタッチすると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、地理情報アプリケーション(図示せず)を実行して、第2メッセージ管理ユーザインターフェースの対話相手と取り交わしたメッセージの受信または発信位置を地理情報アプリケーションの地図などに表示するように構成されてもよい。五番目の例として、ユーザインターフェース管理ユニット1130はメッセージの受信及び発信位置情報を提供する別途のメニューを生成して第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のメニューバー120に提供するように構成されてもよい。ユーザが受信及び発信位置情報メニューを選択すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、地理情報アプリケーション(図示せず)を実行して、保存された全ての音声通話及び文字メッセージの受信または発信位置を地理情報アプリケーションの地図などに表示するように構成されてもよい。一番目乃至三番目では一つのメッセージの受信及び発信位置情報が地理情報アプリケーションと連動されて提供される。反面、四番目及び五番目の例では複数のメッセージの受信及び発信位置情報が地理情報アプリケーションと連動されて提供される。図47は期間コマンドモードの第1メッセージ管理ユーザインターフェース上に提供された位置情報提供メニュー選択によって、地理情報アプリケーションと連動して提供されたメッセージ受信及び発信位置情報を示した画像の一例を示す図である。図47を参照すると、メッセージ位置情報ユーザインターフェース600には、地図610が表示され、地図610上には2017年の一年の間、受信または発信された複数のメッセージに関する受信及び発信位置を示すマーカ形態のグラフィックユーザインターフェース(マーカ620)が表示される。地図610上に表示されたマーカ620を選択すると、ユーザインターフェース管理ユニット1130は、選択されたマーカ620に対応するメッセージに関するメッセージ情報表示板630を生成して表示する。メッセージ情報表示板630に表示される情報の項目と表示形式などは、メッセージ情報表示板のフォーマットによって決定される。図47の例としては、メッセージ情報表示板630は、太い字体の受信文字メッセージ一部、文字メッセージに含まれた決済金額、及び受信日付と時間が3段で配置されるフォーマットを有する。メッセージ情報表示板のフォーマットは、前記で説明したメッセージブロックフォーマット、対話情報フォーマットなどと類似した方式で設定されてもよい。また、ユーザインターフェース管理ユニット1130がメッセージ情報表示板のフォーマットに従って、メッセージ情報表示板を生成し、表示する処理は、前述した第1メッセージ管理ユーザインターフェース100のメッセージブロック111、112の生成及び表示処理と類似した方式で実行されてもよい。前述した例では受信及び発信音声通話及び文字メッセージ全部について位置情報が提供されると説明したが、本発明によるとメッセージ情報統合管理システム及び方法は、音声通話と文字メッセージのうちいずれか一つに対してのみ位置情報を提供するように構成されてもよく、受信または発信メッセージのうちいずれか一つに対してのみ位置情報を提供するように構成されてもよい。また、特定相手に対するメッセージに対してのみ位置情報を提供するように構成されてもよい。本発明の一実施形態によると、位置情報の提供対象を前記のように提案することはユーザの設定またはサーバの設定によって実行される。例えば、ユーザは信用カード決済内訳に関する文字メッセージを発送する特定の電話番号を位置情報の提供対象として指定することができる。この場合、本発明によるメッセージ統合管理アプリケーションは信用カード決済内訳通報文字メッセージに対してのみ、受信位置を表示するように設定されてもよい。本発明のメッセージ受信/発信位置情報提供機能は、ユーザのメッセージ受信及び発信位置を、地図などグラフィックを用いて提供することで、ユーザの生活パターンを把握するに使用される。また、信用カードの使用先と決済内訳文字メッセージの受信位置を比較して信用カードの否定使用を立証することもできる。
本発明の一実施形態は、モバイル端末10に装着されたプロセッサが前記で説明した処理を実行するようにするインストラクションを含むコンピューターで読み取り可能な保存記録媒体を提供することができる。前述したように、本発明によるメッセージ情報統合管理ユニット1000は、モバイル端末10に内蔵されたプロセッサと、プロセッサで実行されるアプリケーションで構成される。アプリケーションはメッセージ情報統合管理サービスサーバ20からダウンロードされて、メモリ1600にインストールされてもよい。アプリケーションは、プロセッサが本発明によるメッセージ情報統合管理及び付加機能提供のための全ての処理を実行するように複数のインストラクションを含む。
(2)メッセージ情報統合管理サーバ
図48は、本発明の第1システム構成例によるメッセージ情報統合管理サービスサーバ20の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態によるメッセージ情報統合管理サービスサーバ20は、データ送受信モジュール210、会員管理モジュール220、データベース230、及び友達管理モジュール240、サーバメッセージ情報統合管理部250を含んで構成される。
データ送受信モジュール210は、ユーザのモバイル端末10から、メッセージ情報統合管理アプリケーションと関連して生成された情報(統合メッセージ情報、日程情報、メモ情報など)を受信し、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20によって管理される情報をモバイル端末10に送信する。
会員管理モジュール220は、ユーザがメッセージ情報統合管理サービスに会員として加入して登録した各種個人情報を管理し、特に本発明の一実施形態によって各会員が登録した友達の情報を管理する。友達管理モジュール240は、本発明のメッセージ情報統合管理サービス友達追加機能を提供する。
以下、前記各モジュールの細部機能を詳細に説明する。
まず、データ送受信モジュール210は、ユーザのモバイル端末10との信号及びデータ交換を制御する。
会員管理モジュール220は、会員情報管理部会員認証処理部、及び友達登録管理部などを含む。会員情報管理部は、各ユーザがメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に接続して、サービスに加入する時入力された各種会員関連情報を、会員情報をデータベース230に保存するか、モバイル端末10のメッセージ情報統合管理アプリケーションを通じて修正された各種会員関連情報を更新する。
会員認証処理部は、会員加入した各ユーザにメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に接続する場合、認証サーバ(図示せず)と連動して認証を実行する。また、会員認証処理部は、メッセージ情報統合管理サービスに加入しないユーザがメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に接続した場合、前記で説明したメッセージ情報統合管理アプリケーションを該当ユーザのモバイル端末に提供することができる。即ち、ユーザがメッセージ情報統合管理アプリケーションをダウンロードして、インストールすることができるようにインストールを案内するか、自動にアプリケーションを提供することができる。
友達登録管理部は、多様な方法によって登録された該当会員に対するメッセージ情報統合管理サービス友達を管理する機能を実行する。
友達管理モジュール240は、本発明の各実施形態による機能を実行するように、住所録友達追加部及びSNS友達追加部などを含んでいてもよい。住所録友達追加部は、クライアント端末であるモバイル端末10内に保存された住所録を検索して、該当検索された知人をメッセージ情報統合管理サービス友達として自動登録する機能を実行する。SNS友達追加部は、クライアント端末であるモバイル端末10のユーザが加入したSNSサービス(例えば、“フェイスブック”(登録商標)または“カカオトーク”(登録商標)サービスなど)で自分が登録したSNS友達を検索して、メッセージ情報統合管理サービスで友達として自動登録する機能を実行する。このように友達管理モジュール240の各機能部では、本発明の一実施形態によって多様な方法で知人をメッセージ情報統合管理サービス友達と登録させる機能を提供する。例えば、クライアント端末であるモバイル端末10にインストールされたメッセージ情報統合管理サービスクライアントアプリケーションが実行されると、前記クライアントアプリケーションはクライアント端末であるモバイル端末10内部に保存された住所録データを直接読み出し、読み出された住所録の各データをメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に伝送する。そうすると、前記メッセージ情報統合管理サービスサーバ20では、前記住所録データに含まれた知人それぞれに対して、会員情報データベース231に保存された会員情報を照会して会員加入の有無を判断し、その結果を、会員加入の有無を再度、クライアント端末であるモバイル端末10に伝送することで前記クライアント端末であるモバイル端末10で自動友達登録を実行することができる。
各種データを保存及び伝送処理するデータベース230は、会員情報データベース231、統合メッセージ情報データベース232、友達情報データベース233などを含み、本発明によるメッセージ情報統合管理サービス提供のために必要な他のデータベースをさらに含んでいてもよい。
会員情報データベース231は、メッセージ情報統合管理サービスに加入した会員の各種情報を保存する。例えば、前記会員情報として該当会員個人身上情報、プロフィール情報に必要な写真、ニックネーム、最近接続時間、SNS加入情報、個人情報露出設定情報、自動ログイン設定情報などを含んでいてもよい。
統合メッセージ情報データベース232は、メッセージ情報統合管理アプリケーションを通じて生成された統合メッセージ情報を保存する。
友達情報データベース233は、本発明の一実施形態によって自動登録またはユーザが直接登録したメッセージ情報統合管理サービス友達と関連された各種情報を保存する。例えば、登録した友達のID及びニックネーム情報、登録経路情報、友達遮断情報などを含んでいてもよい。
サーバメッセージ情報統合管理部250は、メッセージモニタリングユニット251、メッセージ管理ユニット252、付加機能処理ユニット253を含む。
図49は、第1システム構成例によるメッセージ情報統合管理サービスサーバ20の動作を説明したフローチャートである。
まず、データ通信モジュールが、モバイル端末から統合メッセージ情報を受信する(S9100)。統合メッセージ情報の受信は、多様な方式で開示される。例えば、ユーザのモバイル端末は、統合メッセージ情報が生成されるか、変更される時毎に即時それをメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に伝送するように構成されてもよい。それとは異なり、ユーザモバイル端末は、予め設定された周期によって統合メッセージ情報をメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に伝送するように構成されてもよい。この場合、以前周期、以後追加されるか変更された統合メッセージ情報がないと伝送動作を省略することもできる。またの他の代案として、ユーザモバイル端末は、メッセージ情報統合管理アプリケーションの実行の際のみアップデートされた統合メッセージ情報をメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に伝送するように構成されてもよい。また、以上で言及したモバイル端末による伝送と異なって、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20が、モバイル端末にアクセスしてアップデートされた統合メッセージ情報を照会し、アップデートされた統合メッセージ情報を直接読み出すようにメッセージ情報統合管理サービスサーバ20が構成されてもよい。
メッセージ情報統合管理サービスサーバ20は、受信された統合メッセージ情報をデータベース230に保存する(S9200)。データベース230は、モバイル端末から受信したそれぞれの統合メッセージ情報をモバイル端末ユーザと連係して保存する。
次に、データ通信モジュールがユーザのモバイル端末からデータベース230に保存された統合メッセージ情報の照会要請を受信すると(S9300)、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20は、データベースから該当ユーザの統合メッセージ情報を読み出してユーザのモバイル端末に伝送する(S9400)。
統合メッセージ情報を受信したモバイル端末10は、受信した統合メッセージ情報のために説明したような処理を経て、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する。
以上では、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20とユーザモバイル端末の統合メッセージ情報交換及び処理に対して説明したが、ユーザモバイル端末によって生成/変更された付加機能情報に対しても同一の方式が適用できることは当然である。
2.第2システム構成例
以上では統合メッセージ情報の生成及び管理、付加機能の処理、ユーザインターフェースの管理など、メッセージ情報統合管理サービスと関連された大部分の機能がユーザのモバイル端末10で実行され、サーバはその結果であるデータを保管し、モバイル端末の要請によって保管されたデータを伝送するように構成されるシステム構成例に関して説明した。
一方、以上で説明したユーザモバイル端末のメッセージ情報統合管理部1100に含まれた本発明と関連された各種機能の一部は、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20によって提供されるように構成されてもよい。即ち、第1システム構成例のユーザモバイル端末のメッセージ情報統合管理部1100の構成要素のうち一部がメッセージ情報統合管理サーバに含まれてユーザモバイル端末の介入なしにメッセージ情報統合管理サービスサーバ20によって該当機能が実行されてもよい。
図50及び図51は、それぞれ第2システム構成例によって構成されたユーザモバイル端末とメッセージ情報頭語管理サービスサーバの構成の一例を示したブロックダイアグラムである。
図50を参照すると、ユーザのモバイル端末10は、音声通話管理部1200、文字メッセージ管理部1300及びメッセージ情報統合管理部1100を含むように構成され、メッセージ情報統合管理部1100は、メッセージモニタリングユニット1110、ユーザインターフェース管理ユニット1120及びメモリで構成される。一方、図51を参照すると、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20は、図48に示された第1システム構成例のメッセージ情報統合管理サービスサーバ20の構成に、メッセージ情報管理ユニット及び付加機能処理ユニットを含むサーバメッセージ統合管理部をさらに含むように構成される。
ユーザモバイル端末の構成要素のうち、第1システム構成例と同一の構成要素は基本的に第1システム構成例と同一の機能を実行する。従って、同一の機能及び動作に対しては説明を省略する。ただし、一部動作では、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20との連係が必要なので、それに関してのみ再度説明する。同様に、メッセージ情報統合サービスサーバに対しても、第1システム構成例と同一の構成要素に対しては、ユーザモバイル端末と連係されて実行される動作に対してのみ説明し、残りは省略する。
ユーザモバイル端末のメッセージモニタリングユニット1110は、モバイル端末に受信されるか、モバイル端末によって発信された音声通話情報及び文字メッセージ情報のアップデートの有無を照会する。この際、音声通話管理部及び文字メッセージ管理へのアクセス及び音声通話情報及び文字メッセージ情報のアップデートの有無照会は、第1システム構成例で説明したのと同一の方式で実行される。照会結果、新しい受信/発信された音声通話情報及び文字メッセージ情報があれば、メッセージモニタリングユニット1110は、該当音声通話情報及び文字メッセージ情報をメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に伝送する。
ユーザモバイル端末から音声通話情報及び文字メッセージ情報を受信すると、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20のメッセージ情報管理ユニットは、メッセージモニタリングユニット1110によって照会された音声通話情報及び文字メッセージ情報を用いて、メッセージ情報統合サービスアプリケーションを通じてユーザに提供される統合メッセージ情報を生成するように構成される。メッセージ情報管理ユニット1120の具体的動作は、第1システム構成例のモバイル端末のメッセージ情報管理ユニット1120の動作と同一である。即ち、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20のメッセージ情報管理ユニットは、第1システム構成例のモバイル端末のメッセージ情報管理ユニット1120によって実行される処理をそのまま実行するように構成される。例えば、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20のメッセージ情報管理ユニットは、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100の生成と関連、ユーザモバイル端末から受信した音声通話情報及び文字メッセージ情報に対して図6に示されたメッセージブロックフォーマットに従って統合メッセージ情報を生成する処理(S1300)を同一に実行する。
メッセージ情報統合管理サービスサーバ20のデータ通信モジュールはメッセージ情報管理ユニットによって生成された統合メッセージ情報を統合メッセージ情報データベースに保存しユーザモバイル端末に伝送する。
ユーザモバイル端末のユーザインターフェース管理ユニットは、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20から受信した統合メッセージ情報を用いて第1メッセージ管理ユーザインターフェース100及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を生成する。ユーザインターフェース管理ユニットの具体的動作、第1メッセージ管理ユーザインターフェース100、第2メッセージ管理ユーザインターフェース500などは第1システム構成例と同一である。この際、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて処理された文字メッセージ及び音声通話に関する情報はサーバに伝送され、統合メッセージ情報生成ユニットは受信された文字メッセージ及び音声通話に関する情報を処理して統合メッセージ情報データベースに保存する。
メッセージ情報統合管理サービスサーバ20の付加機能処理部は、第1及び第2メッセージ管理インターフェース上で実行されたユーザ入力に応答して、第1システム構成例でユーザモバイル端末の付加機能処理部と同一の動作を実行する。即ち、ユーザモバイル端末に提供される第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500上で特定付加機能の実行を要請するユーザ入力がメッセージ情報統合サービスサーバに受信されると、付加機能処理部は要請された付加機能を実行するサーバアプリケーションを実行する。サーバアプリケーションは付加機能と関連されたユーザ入力の可能な付加機能ユーザインターフェースをユーザモバイル端末に提供する。付加機能と関連されたユーザ入力が付加機能ユーザインターフェースを通じて入力されると、ユーザモバイル端末は入力されたユーザ入力をメッセージ情報統合サービスサーバに伝送する。メッセージ情報統合管理サービスサーバ20の付加機能処理部は受信したユーザ入力によって処理を実行し、その結果を付加機能処理結果データベースに保存する同時にユーザモバイル端末に伝送する。ユーザモバイル端末のユーザインターフェースは受信された付加機能処理結果を第1システム構成例で説明された過程を第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する。例えば、ユーザが第1メッセージ管理ユーザインターフェース100に表示された日程管理アイコンをタッチすると、ユーザモバイル端末は、日程管理機能提供を要請する信号をメッセージ情報統合サービスサーバに伝送する。メッセージ情報統合管理サービスサーバ20はユーザ要請に応答して日程管理サーバアプリケーションを実行し、図27及び図20に示されたような日程管理用ユーザ入力インターフェースをモバイル端末に提供する。日程管理用ユーザ入力インターフェースは、ユーザモバイル端末に保存され、メッセージ情報統合管理サービスサーバ20で日程管理サーバアプリケーションが実行される時に、第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500を通じて提供されてもよい。ユーザが日程管理用ユーザ入力インターフェースを通じて、必要な情報を入力すると、ユーザモバイル端末は入力された情報をメッセージ情報統合管理サービスサーバ20に伝送する。メッセージ情報統合管理サービスサーバ20の日程管理サーバアプリケーションは、受信されたユーザ入力情報を用いて日程情報を生成し、その結果を、ユーザモバイル端末に伝送する。ユーザモバイル端末のユーザインターフェース管理ユニットは、受信された日程じょうほうを第1及び第2メッセージ管理ユーザインターフェース500に表示する。
以上、本発明の実施形態によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正または変更できる。