JP7117921B2 - 発光モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、発光モジュール、発光装置の制御方法、発光装置及び制御装置に関する。
近年、発光装置がプロジェクタの光源に用いられており、例えば、ADAS(Advanced Driver-Assistance Systems)においては発光装置の光が地面(例えば、道路)に投射され、プロジェクションマッピングにおいては発光装置の光が対象物(例えば、建物)に投射される。このような分野においては、発光装置の高輝度が求められる。
発光装置の輝度を調整するため、ダイナミック駆動が用いられることがある。ダイナミック駆動では、パルス電流によって、発光ダイオード(LED)を人間の眼では検知することができない周期で明滅させる。LEDの輝度は、パルス電流のデューティ比によって調節される。一部のダイナミック駆動では、複数のLEDをマトリクスに並べてドットマトリクスLEDを構成し、又は複数のLEDをセグメント(例えば、7セグメント)に並べてセグメントLEDを構成する。
特許文献1には、複数の有機LED(OLED)によって構成されたドットマトリクスOLEDをパッシブマトリクスに従って制御する方法の一例について記載されている。この例では、一のドット(画素)において、一の陰極配線(走査配線)が複数の陽極配線(信号配線)と交差している。
特許文献2には、ドットマトリクスLED及びセグメントLEDを有する発光装置について記載されている。特許文献2では、ドットマトリクスLEDに表示される画像の輝度とセグメントLEDに表示される画像の輝度のばらつきを抑えるため、ドットマトリクスLEDの画素に流れる電流密度と当該画素の点灯時間の積及びセグメントLEDの画素に流れる電流密度と当該画素の点灯時間の積を調整している。
特開2001-217081号公報 特開2011-209577号公報
ダイナミック駆動においては、複数の画素(発光部)が共通の配線を介して共通の端子に接続されることがある。本発明者は、この端子から各画素(発光部)までの配線の内部抵抗に応じて、発光装置の高い駆動電圧が必要になり得ることを見出した。
本発明が解決しようとする課題としては、ダイナミック駆動において、発光装置の駆動電圧を抑えることが一例として挙げられる。
請求項1に記載の発明は、
第1の第1極性配線と、
第2の第1極性配線と、
第1の第2極性配線と、
前記第1の第2極性配線に接続された第1の第2極性端子と、
前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第1発光部と、
前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第2発光部と、
制御回路と、
を含み、
前記第2発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第1発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
前記制御回路は、第1パルス電流を前記第1発光部に流し、前記第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流を前記第2発光部に流す、発光モジュールである。
請求項11に記載の発明は、
第1の第1極性配線と、
第2の第1極性配線と、
第1の第2極性配線と、
前記第1の第2極性配線に接続された第1の第2極性端子と、
前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第1発光部と、
前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第2発光部と、
を含み、
前記第2発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第1発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗より大きい、発光装置を準備して、
第1パルス電流を前記第1発光部に流し、前記第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流を前記第2発光部に流す、発光装置の制御方法である。
請求項12に記載の発明は、
第1の第1極性配線と、
第2の第1極性配線と、
第1の第2極性配線と、
前記第1の第2極性配線に接続された第1の第2極性端子と、
前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第1発光部と、
前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第2発光部と、
を含み、
前記第2発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第1発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
第1パルス電流が前記第1発光部に流れ、前記第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流が前記第2発光部に流れる、発光装置である。
請求項13に記載の発明は、
発光装置を制御するための制御回路を含み、
前記発光装置は、
第1の第1極性配線と、
第2の第1極性配線と、
第1の第2極性配線と、
前記第1の第2極性配線に接続された第1の第2極性端子と、
前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第1発光部と、
前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第2発光部と、
を含み、
前記第2発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第1発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
前記制御回路は、第1パルス電流を前記第1発光部に流し、前記第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流を前記第2発光部に流す、制御装置である。
実施形態に係る発光モジュールを示す図である。 図1に示した制御装置(制御回路)による発光装置の制御方法の一例を説明するためのタイミングチャートを示す図である。 制御装置(制御回路)による発光装置の制御方法の他の一例を説明するための図である。 図1の第1の変形例を示す図である。 図1の第2の変形例を示す図である。 図5に示した制御装置(制御回路)による発光装置の制御方法の一例を説明するためのタイミングチャートを示す図である。 図1の第3の変形例を示す図である。 図7に示した制御装置(制御回路)による発光装置の制御方法の一例を説明するためのタイミングチャートを示す図である。 各発光部に流れるパルス電流のパルス幅及び振幅を検知する方法の一例を説明するための図である。 (a)は、実施例に係る方法にしたがって駆動させた発光装置のシミュレーションにおける電圧のタイミングチャートを示す図であり、(b)は、比較例に係る方法にしたがって駆動させた発光装置のシミュレーションにおける電圧のタイミングチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光モジュール30を示す図である。図2は、図1に示した制御装置20(制御回路200)による発光装置10の制御方法の一例を説明するためのタイミングチャートを示す図である。
図1及び図2を用いて、発光モジュール30の概要を説明する。発光モジュール30は、第1の第1極性配線L1a(陽極配線AL2)、第2の第1極性配線L1b(陽極配線AL4)、第1の第2極性配線L2a(陰極配線CL1)、第1の第2極性端子T2a(陰極端子CT1)、第1発光部140a、第2発光部140b及び制御回路200を含んでいる。第1の第2極性端子T2aは、第1の第2極性配線L2aに接続されている。第1発光部140aは、第1の第1極性配線L1aに接続された第1極性電極(図1に示す例では、陽極A)及び第1の第2極性配線L2aに接続された第2極性電極(図1に示す例では、陰極K)を有している。第2発光部140bは、第2の第1極性配線L1bに接続された第1極性電極(図1に示す例では、陽極A)及び第1の第2極性配線L2aに接続された第2極性電極(図1に示す例では、陰極K)を有している。第2発光部140bと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗は、第1発光部140aと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗より大きくなっている。制御回路200は、第1パルス電流(図2において電流源J1によって流れるパルス幅Δt2のパルス電流)を第1発光部140aに流し、第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流(図2において電流源J1によって流れるパルス幅Δt4のパルス電流)を第2発光部140bに流す。
上述した構成によれば、ダイナミック駆動において、発光装置10の駆動電圧を抑えることができる。具体的には、上述した構成においては、第2パルス電流のパルス幅(図2に示す例では、Δt4)は、第1パルス電流のパルス幅(図2に示す例では、Δt2)より広くなっている。したがって、第2発光部140bの輝度が第1発光部140aの輝度と実質的に等しくなるための第2パルス電流の振幅は、第2パルス電流のパルス幅が第1パルス電流のパルス幅と等しい場合における当該振幅より小さくすることができる。したがって、第2パルス電流による第1の第2極性配線L2aにおける電圧降下を抑えることができる。したがって、第2発光部140bに第2パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。
駆動電圧が低いことによって、制御回路200は、安価な集積回路(IC)にすることができる。言い換えると、安価なICであっても、発光装置10をある程度高輝度に発光させることができる。
図1に示す例はドットマトリクスLEDの例(つまり、第1発光部140a及び第2発光部140bのそれぞれがドットマトリクスLEDの画素を構成している例)を示している。上述した説明から明らかなように、ドットマトリクスLEDの例だけでなく、セグメントLEDの例(つまり、第1発光部140a及び第2発光部140bのそれぞれがセグメントLED(例えば、数字を表示するための7セグメントLED)の画素を構成している例)においても、発光装置10の駆動電圧を抑えることができる。
図1に示す例は、各発光部140が画素を構成している例を示している。上述した説明から明らかなように、各発光部140が画素を構成している例だけでなく、各発光部140が発光部材(例えば、特定の形状、例えば、矩形又は非矩形(例えば、円、楕円又はハート)の形状を有する発光板)を構成している例においても、発光装置10の駆動電力を抑えることができる。
第2発光部140bは、第1発光部140aと実質的に等しい発光面積及び第1発光部140aと実質的に同じ輝度-電流密度特性を有していてもよい。第2発光部140bの輝度-電流密度特性は、例えば、第1発光部140a及び第2発光部140bが同一の発光材料を含む場合、第1発光部140aの輝度-電流密度特性と実質的に等しくなる。この場合、第2パルス電流の振幅は、第1パルス電流の振幅より小さくてもよく、例えば、第2パルス電流のパルス幅及び振幅の積は、第1パルス電流のパルス幅及び振幅の積と実質的に等しくてもよい。各パルス電流のパルス幅及び振幅を制御して、第2発光部140bの輝度が第1発光部140aの輝度と実質的に等しくなるようにすることができる。
図1では、第1極性及び第2極性の一例を説明するため、第1極性及び第2極性は、それぞれ、陽極及び陰極としている。図4を用いて後述するように、第1極性及び第2極性は、それぞれ、陰極及び陽極であってもよい。
図1では、第1発光部140a及び第2発光部140bの一例を説明するため、第1発光部140aは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL2及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL1に接続された発光部140とし、第2発光部140bは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL4及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL1に接続された発光部140としている。当然のことながら、第1発光部140a及び第2発光部140bは、他の発光部140、例えば、共通の陰極配線CLに接続された発光部140であってもよい。
発光モジュール30は、第2の第2極性配線L2b(陰極配線CL3)、第2の第2極性端子T2b(陰極端子CT3)、第3発光部140c及び第4発光部140dをさらに含んでいる。第2の第2極性端子T2bは、第2の第2極性配線L2bに接続されている。第3発光部140cは、第1の第1極性配線L1aに接続された第1極性電極(図1に示す例では、陽極A)及び第2の第2極性配線L2bに接続された第2極性電極(図1に示す例では、陰極K)を有している。第4発光部140dは、第2の第1極性配線L1bに接続された第1極性電極(図1に示す例では、陽極A)及び第2の第2極性配線L2bに接続された第2極性電極(図1に示す例では、陰極K)を有している。第4発光部140dと第2の第2極性端子T2bの間の電気抵抗は、第3発光部140cと第2の第2極性端子T2bの間の電気抵抗より大きくなっている。制御回路200は、第3パルス電流(図2において電流源J3によって流れるパルス幅Δt2のパルス電流)を第3発光部140cに流し、第3パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第4パルス電流(図2において電流源J3によって流れるパルス幅Δt4のパルス電流)を第4発光部140dに流す。
上述した構成においては、ドットマトリクスLEDのダイナミック駆動において、発光装置10の駆動電圧を抑えることができる。具体的には、上述した構成においては、第1発光部140a、第2発光部140b、第3発光部140c及び第4発光部140dは、ドットマトリクスLEDの少なくとも一部分を構成することができる。上述したように、第2発光部140bに第2パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。さらに、同様にして、第4発光部140dに第4パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。
図1では、第3発光部140c及び第4発光部140dの一例を説明するため、第3発光部140cは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL2及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL3に接続された発光部140とし、第4発光部140dは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL4及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL3に接続された発光部140としている。当然のことながら、第3発光部140c及び第4発光部140dは、他の発光部140、例えば、共通の陰極配線CLに接続された発光部140であってもよい。
図2に示す例において、第3パルス電流(電流源J3によって流れるパルス幅Δt2のパルス電流)及び第4パルス電流(電流源J3によって流れるパルス幅Δt4のパルス電流)は、第1パルス電流(電流源J1によって流れるパルス幅Δt2のパルス電流)と同じタイミング及び第2パルス電流(電流源J1によって流れるパルス幅Δt4のパルス電流)と同じタイミングでそれぞれ流れている。他の例において、第3パルス電流及び第4パルス電流は、第1パルス電流と異なるタイミング及び第2パルス電流と異なるタイミングにおいてそれぞれ流れてもよい。第3パルス電流及び第4パルス電流が第1パルス電流と異なるタイミング及び第2パルス電流と異なるタイミングにおいてそれぞれ流れる場合、第3パルス電流のパルス幅及び第4パルス電流のパルス幅は、第1パルス電流のパルス幅及び第2パルス電流のパルス幅からそれぞれ独立して決定することができる。
発光モジュール30は、第3の第1極性配線L1c(陽極配線AL3)及び第5発光部140eをさらに含んでいる。第5発光部140eは、第3の第1極性配線L1cに接続された第1極性電極(図1に示す例では、陽極A)及び第1の第2極性配線L2aに接続された第2極性電極(図1に示す例では、陰極K)を有している。第2発光部140bと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗は、第5発光部140eと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗より大きくなっている。制御回路200は、第2パルス電流(図2において電流源J1によって流れるパルス幅Δt4のパルス電流)のパルス幅より狭いパルス幅を有する第5パルス電流(図2において電流源J1によって流れるパルス幅Δt3のパルス電流)を第5発光部140eに流す。
上述した構成においては、第2発光部140bの輝度が第5発光部140eの輝度と実質的に等しくなるための第2パルス電流の振幅は、第2パルス電流のパルス幅が第5パルス電流のパルス幅と等しい場合における当該振幅より小さくすることができる。したがって、第2パルス電流による第1の第2極性配線L2aにおける電圧降下を抑えることができる。したがって、第2発光部140bに第2パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。
図1では、第5発光部140eの一例を説明するため、第5発光部140eは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL3及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL1に接続された発光部140としている。当然のことながら、第5発光部140eは、他の発光部140、例えば、第1発光部140a及び第2発光部140bと共通の陰極配線CLに接続された発光部140であってもよい。
図1を用いて、発光モジュール30の詳細を説明する。
発光モジュール30は、発光装置10及び制御装置20を含んでいる。発光装置10の発光は、制御装置20によって制御されている。
発光装置10は、基板100、複数の陽極配線AL、複数の陰極配線CL、複数の陽極端子AT、複数の陰極端子CT及び複数の発光部140を含んでいる。
基板100は、例えば、ガラス基板又は樹脂基板である。基板100は、可撓性を有していてもよいし、又は有していなくてもよい。基板100は、透光性を有していてもよいし、又は有していなくてもよい。複数の陽極配線AL、複数の陰極配線CL、複数の陽極端子AT、複数の陰極端子CT及び複数の発光部140は、基板100に設けられている。図1に示す例では、制御装置20は、基板100の外部に設けられている。他の例において、制御装置20は、基板100上に搭載されていてもよい。
複数の陽極配線ALは、複数の陰極配線CLと交差している。複数の陽極配線ALは、陽極配線AL1、陽極配線AL2、陽極配線AL3、陽極配線AL4及び陽極配線AL5を順に含んでいる。複数の陰極配線CLは、陰極配線CL1、陰極配線CL2、陰極配線CL3、陰極配線CL4及び陰極配線CL5を順に含んでいる。
複数の陽極端子ATは、陽極配線AL1、陽極配線AL2、陽極配線AL3、陽極配線AL4及び陽極配線AL5にそれぞれ接続された陽極端子AT1、陽極端子AT2、陽極端子AT3、陽極端子AT4及び陽極端子AT4を含んでいる。複数の陰極端子CTは、陰極配線CL1、陰極配線CL2、陰極配線CL3、陰極配線CL4及び陰極配線CL5にそれぞれ接続された陰極端子CT1、陰極端子CT2、陰極端子CT3、陰極端子CT4及び陰極端子CT5を含んでいる。
複数の発光部140は、複数の陽極配線ALのそれぞれと複数の陰極配線CLのそれぞれの交差部に位置している。複数の発光部140は、5行4列のマトリクスに並べられて、ドットマトリクスLEDを構成している。このドットマトリクスLEDは、制御装置20によってパッシブマトリクスに従って制御される。ただし、複数の発光部140によって構成されるマトリクスは、複数の行を有していなくてもよく、1行のみを有していてもよく、例えば、1行4列のマトリクス又は1行5列のマトリクスなどでもよい。
各発光部140は、LEDである。一例において、各発光部140は、有機発光ダイオード(OLED)にすることができる。この例において、各発光部140は、陽極Aと陰極Kの間に有機層を含む。有機層は、有機エレクトロルミネッセンス(EL)によって光を発する発光層(EML)を含み、正孔注入層(HIL)、正孔輸送層(HTL)、電子輸送層(ETL)及び電子注入層(EIL)を適宜含んでいてもよく、電荷発生層(CGL)を適宜さらに含んでいてもよい。他の例において、各発光部140は、無機LEDであってもよい。
各陽極配線ALは、各発光部140の陽極Aとして機能している第1部分及び隣り合う第1部分を物理的に相互に接続する第2部分を含んでいる。一例において、陽極配線ALの第2部分は、陽極配線ALの第1部分と実質的に同一の材料を含んでいてもよい。この例においては、ライン状にパターニングされた導電層(例えば、透明導電層)が陽極配線ALとなり、この導電層の一部分が陽極配線ALの第1部分となるようにし、この導電層の他の一部分が陽極配線ALの第2部分となるようにすることができる。他の例において、陽極配線ALの第2部分は、陽極配線ALの第1部分と異なる材料を含んでいてもよい。この例においては、ドット状にパターニングされた複数の導電層のそれぞれが陽極配線ALの第1部分となるようにし、ドット状にパターニングされた導電層を相互に接続するように線分状にパターニングされた複数の導電層が陽極配線ALの第2部分となるようにすることができる。この例において、線分状にパターニングされた導電層(陽極配線ALの第2部分)の電気抵抗は、ドット状にパターニングされた導電層(陽極配線ALの第1部分)の電気抵抗より低くてもよい。例えば、線分状にパターニングされた導電層は、低抵抗の金属層にすることができ、ドット状にパターニングされた導電層は、高抵抗の透明導電層にすることができる。
各陰極配線CLは、各発光部140の陰極Kとして機能している第1部分及び隣り合う第1部分を物理的に相互に接続する第2部分を含んでいる。一例において、陰極配線CLの第2部分は、陰極配線CLの第1部分と実質的に同一の材料を含んでいてもよい。この例においては、ライン状にパターニングされた導電層(例えば、金属層)が陰極配線CLとなり、この導電層の一部分が陰極配線CLの第1部分となるようにし、この導電層の他の一部分が陰極配線CLの第2部分となるようにすることができる。他の例において、陰極配線CLの第2部分は、陰極配線CLの第1部分と異なる材料を含んでいてもよい。この例においては、ドット状にパターニングされた複数の導電層のそれぞれが陰極配線CLの第1部分となるようにし、ドット状にパターニングされた導電層を相互に接続するように線分状にパターニングされた複数の導電層が陰極配線CLの第2部分となるようにすることができる。この例において、線分状にパターニングされた導電層(陰極配線CLの第2部分)の電気抵抗は、ドット状にパターニングされた導電層(陰極配線CLの第1部分)の電気抵抗より低くてもよい。例えば、線分状にパターニングされた導電層は、低抵抗の金属層にすることができ、ドット状にパターニングされた導電層は、高抵抗の透明導電層にすることができる。
陽極配線ALの第2部分が陽極配線ALの第1部分と実質的に同一の材料を含む場合、陰極配線CLの第2部分は、陰極配線CLの第1部分と実質的に同一の材料を含んでいてもよいし、又は陰極配線CLの第1部分と異なる材料を含んでいてもよい。陽極配線ALの第2部分が陽極配線ALの第1部分と異なる材料を含む場合、陰極配線CLの第2部分は、陰極配線CLの第1部分と実質的に同一の材料を含んでいてもよいし、又は陰極配線CLの第1部分と異なる材料を含んでいてもよい。
各陽極配線ALは、内部抵抗(電気抵抗)を有している。陽極端子ATと発光部140の間における陽極配線ALの内部抵抗は、陽極端子ATと発光部140の間の陽極配線ALの長さが長いほど大きくなる。図1に示す例では、各発光部140を流れる電流が陽極配線ALによって受ける内部抵抗は、陰極配線CL4に接続された発光部140、陰極配線CL3に接続された発光部140、陰極配線CL2に接続された発光部140及び陰極配線CL1に接続された発光部140の順に大きくなっている。
各陰極配線CLは、内部抵抗(電気抵抗)を有している。陰極端子CTと発光部140の間における陰極配線CLの内部抵抗は、陰極端子CTと発光部140の間の陰極配線CLの長さが長いほど大きくなる。図1に示す例では、各発光部140を流れる電流が陰極配線CLによって受ける内部抵抗は、陽極配線AL1に接続された発光部140、陽極配線AL2に接続された発光部140、陽極配線AL3に接続された発光部140及び陽極配線AL4に接続された発光部140の順に大きくなっている。
制御装置20は、制御回路200を含んでいる。制御回路200は、複数のトランジスタQ及び複数の電流源Jを含んでいる。複数のトランジスタQは、陽極端子AT1、陽極端子AT2、陽極端子AT3、陽極端子AT4及び陽極端子AT5にそれぞれ接続されたトランジスタQ1、トランジスタQ2、トランジスタQ3、トランジスタQ4及びトランジスタQ5を含んでいる。複数の電流源Jは、陰極端子CT1、陰極端子CT2、陰極端子CT3及び陰極端子CT4にそれぞれ接続された電流源J1、電流源J2、電流源J3及び電流源J4を含んでいる。
陽極端子ATは、トランジスタQがオンされると高電位となり、トランジスタQがオフされると低電位(接地電位)となる。図1に示す例において、トランジスタQは、PNPバイポーラトランジスタである。他の例において、トランジスタQは、PチャネルFET(Field Effect Transistor)であってもよい。
電流源Jは、発光装置10に対して電流シンクとなっている。電流源Jは、オンにおいて電流を流し、オフにおいて電流を流さない。電流源Jによって流れる電流は、電流源Jに印加される電圧に応じて制御される。電流源Jは、例えばLEDドライバのような集積回路(IC)で構成されている。電流源Jに流れる電流は、例えばICに接続する抵抗値又はICに入力されるアナログ電圧で制御される。
図2を用いて、制御装置20(制御回路200)による発光装置10の制御方法の一例を説明する。
トランジスタQ1、トランジスタQ2、トランジスタQ3、トランジスタQ4及びトランジスタQ5は、順にオンされている。電流源J1、電流源J2、電流源J3及び電流源J4は、トランジスタQ1、トランジスタQ2、トランジスタQ3、トランジスタQ4及びトランジスタQ5と同期して選択的にオンされている。図2に示す例では、いずれかのトランジスタQがオンされると、すべての電流源Jがオンされている。他の例において、いずれかのトランジスタQがオンされると、複数の電流源Jのうちの一部の電流源Jはオンされ、複数の電流源Jのうちの他の一部の電流源Jはオフのままであってもよい。
トランジスタQ1のオンに同期して各電流源Jによって流れるパルス電流のパルス幅Δt1、トランジスタQ2のオンに同期して各電流源Jによって流れるパルス電流のパルス幅Δt2、トランジスタQ3のオンに同期して各電流源Jによって流れるパルス電流のパルス幅Δt3、トランジスタQ4のオンに同期して各電流源Jによって流れるパルス電流のパルス幅Δt4及びトランジスタQ5のオンに同期して各電流源Jによって流れるパルス電流のパルス幅Δt5は、順に広くなっている(Δt1<Δt2<Δt3<Δt4<Δt5)。つまり、各パルス電流のパルス幅は、当該パルス電流が陰極配線CLにおいて受ける電気抵抗が大きくなるほど広くなっている。したがって、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるように、パルス幅に応じてパルス電流の振幅を抑えることができる。このようにして、陰極配線CLにおける電圧降下を抑えることができる。
各発光部140が互いに実質的に等しい発光面積及び互いに実質的に同じ輝度-電流密度特性を有する場合、各電流源Jにおいては、トランジスタQ1のオンに同期して流れるパルス電流の振幅、トランジスタQ2のオンに同期して流れるパルス電流の振幅、トランジスタQ3のオンに同期して流れるパルス電流の振幅、トランジスタQ4のオンに同期して流れるパルス電流の振幅及びトランジスタQ5のオンに同期して流れるパルス電流の振幅は、順に小さくなっていてもよく、例えば、各パルス電流のパルス幅及び振幅の積は、互いに実質的に等しくなっていてもよい。各パルス電流のパルス幅及び振幅を制御して、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるようにすることができる。
図3は、制御装置20(制御回路200)による発光装置10の制御方法の他の一例を説明するための図である。
複数のトランジスタQのうちトランジスタQ2がオンされており、複数の電流源Jのうち電流源J1及び電流源J3がオンされている。したがって、トランジスタQ2以外のトランジスタQに接続された発光部140は発光せず、トランジスタQ2に接続された複数の発光部140においては、電流源J1又は電流源J3に接続された発光部140は発光し、電流源J2又は電流源J4に接続された発光部140は発光しない。
オンされたトランジスタQ(トランジスタQ2)に接続された陽極端子AT(陽極端子AT2)の電圧は電圧Hとなっており、オフされたトランジスタQ(トランジスタQ2以外のトランジスタQ)に接続された陽極端子AT(陽極端子AT2以外の陽極端子AT)は接地されている。クロストークを防ぐため、オフされた電流源J(電流源J2及び電流源J4)に接続された陰極端子CT(陰極端子CT2及び陰極端子CT4)の電圧は電圧Hとなっている。これに対して、オンされた電流源J(電流源J1及び電流源J3)に接続された陰極端子CT(陰極端子CT1及び陰極端子CT3)の電圧は、電流源J1及び電流源J3をオンさせるための電圧VFにより、電圧H-VFとなっている。
図1及び図2を用いて説明した上述の制御によれば、オフされたトランジスタQ及びオフされた電流源Jに接続された発光部140の逆バイアスを抑えることができる。具体的には、図3に示す例においては、オフされたトランジスタQ(トランジスタQ2以外のトランジスタQ)及びオフされた電流源J(電流源J2及び電流源J4)に接続された発光部140には、電圧Hに応じた逆バイアスが印加される。電圧Hは、陽極端子ATから陰極端子CTまでの陽極配線AL及び陰極配線CLによる電圧降下が大きくなるほど大きくなる。上述したように、図1及び図2を用いて説明した制御によれば、この電圧降下を抑えることができる。したがって、オフされたトランジスタQ(トランジスタQ2以外のトランジスタQ)及びオフされた電流源J(電流源J2及び電流源J4)に接続された発光部140の逆バイアスを抑えることができる。
図4は、図1の第1の変形例を示す図である。
図4に示す例では、電流源J1、電流源J2、電流源J3、電流源J4及び電流源J5が陽極端子AT1、陽極端子AT2、陽極端子AT3、陽極端子AT4及び陽極端子AT5にそれぞれ接続されており、トランジスタQ1、トランジスタQ2、トランジスタQ3及びトランジスタQ4が陰極端子CT1、陰極端子CT2、陰極端子CT3及び陰極端子CT4にそれぞれ接続されている。
電流源Jは、発光装置10に対して電流ソースとなっている。電流源Jは、オンにおいて電流を流し、オフにおいて電流を流さない。
図4に示す例において、トランジスタQは、NPNバイポーラトランジスタである。他の例において、トランジスタQは、NチャネルFET(Field Effect Transistor)であってもよい。
図2を用いて説明した例と同様にして、電流源J1、電流源J2、電流源J3、電流源J4及び電流源J5は、トランジスタQ1、トランジスタQ2、トランジスタQ3及びトランジスタQ4と同期して選択的にオンさせることができる。オンされた電流源J及びオンされた電流源Jに接続された発光部140は、発光する。
図1に示した例と同様にして、発光モジュール30は、第1の第1極性配線L1a(陰極配線CL1)、第2の第1極性配線L1b(陰極配線CL3)、第3の第1極性配線L1c(陰極配線CL2)、第1の第2極性配線L2a(陽極配線AL2)、第2の第2極性配線L2b(陽極配線AL4)、第1の第2極性端子T2a(陽極端子AT2)、第2の第2極性端子T2b(陽極端子AT4)、第1発光部140a、第2発光部140b、第3発光部140c、第4発光部140d、第5発光部140e及び制御回路200を含んでいる。
図4に示す例では、第1極性及び第2極性は、それぞれ、陰極及び陽極となっている。
第2発光部140bと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗は、第1発光部140aと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗より大きくなっている。制御回路200は、第1パルス電流を第1発光部140aに流し、第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流を第2発光部140bに流す。したがって、第2発光部140bの輝度が第1発光部140aの輝度と実質的に等しくなるための第2パルス電流の振幅は、第2パルス電流のパルス幅が第1パルス電流のパルス幅と等しい場合における当該振幅より小さくすることができる。したがって、第2パルス電流による第1の第2極性配線L2aにおける電圧降下を抑えることができる。したがって、第2発光部140bに第2パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。
第4発光部140dと第2の第2極性端子T2bの間の電気抵抗は、第3発光部140cと第2の第2極性端子T2bの間の電気抵抗より大きくなっている。制御回路200は、第3パルス電流を第3発光部140cに流し、第3パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第4パルス電流を第4発光部140dに流す。したがって、第4発光部140dの輝度が第3発光部140cの輝度と実質的に等しくなるための第4パルス電流の振幅は、第4パルス電流のパルス幅が第3パルス電流のパルス幅と等しい場合における当該振幅より小さくすることができる。したがって、第4パルス電流による第2の第2極性配線L2bにおける電圧降下を抑えることができる。したがって、第4発光部140dに第4パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。
図5は、図1の第2の変形例を示す図である。
発光装置10は、陰極端子CT1、陰極端子CT2、陰極端子CT3、陰極端子CT4、陰極端子CT5、陰極端子CT6、陰極端子CT7及び陰極端子CT8を含んでいる。陰極端子CT1及び陰極端子CT5は、陰極配線CL1の一端及びもう一端にそれぞれ接続されており、電流源J1に接続されている。陰極端子CT2及び陰極端子CT6は、陰極配線CL2の一端及びもう一端にそれぞれ接続されており、電流源J2に接続されている。陰極端子CT3及び陰極端子CT7は、陰極配線CL3の一端及びもう一端にそれぞれ接続されており、電流源J3に接続されている。陰極端子CT4及び陰極端子CT8は、陰極配線CL4の一端及びもう一端にそれぞれ接続されており、電流源J4に接続されている。陰極端子CTから電流源Jの間は、例えばフレキシブル配線(FPC)などの陰極配線CLより低抵抗な配線で接続することができる。したがって、各発光部140を流れる電流が陰極配線CLによって受ける内部抵抗は、トランジスタQ1又はトランジスタQ5に接続された発光部140、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140及びトランジスタQ3に接続された発光部140の順に大きくなっている。
発光モジュール30は、第1の第1極性配線L1a(陽極配線AL2)、第2の第1極性配線L1b(陽極配線AL3)、第3の第1極性配線L1c(陽極配線AL4)、第1の第2極性配線L2a(陰極配線CL1)、第1の第2極性端子T2a(陰極端子CT1)、第3の第2極性端子T2c(陰極端子CT5)、第1発光部140a、第2発光部140b及び第5発光部140eを含んでいる。第1発光部140a、第2発光部140b及び第5発光部140eは、第1の第2極性端子T2aと第3の第2極性端子T2cの間で第1の第2極性配線L2aに接続されている。
図6は、図5に示した制御装置20(制御回路200)による発光装置10の制御方法の一例を説明するためのタイミングチャートを示す図である。
第2発光部140bと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗は、第1発光部140aと第1の第2極性端子T2aの間の電気抵抗より大きくなっている。制御回路200は、第1パルス電流(図6において電流源J1によって流れるパルス幅Δt2のパルス電流)を第1発光部140aに流し、第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流(図6において電流源J1によって流れるパルス幅Δt3のパルス電流)を第2発光部140bに流す。したがって、第2発光部140bの輝度が第1発光部140aの輝度と実質的に等しくなるための第2パルス電流の振幅は、第2パルス電流のパルス幅が第1パルス電流のパルス幅と等しい場合における当該振幅より小さくすることができる。したがって、第2パルス電流による第1の第2極性配線L2aにおける電圧降下を抑えることができる。したがって、第2発光部140bに第2パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。
第2発光部140bと第3の第2極性端子T2cの間の電気抵抗は、第5発光部140eと第3の第2極性端子T2cの間の電気抵抗より大きくなっている。制御回路200は、第2パルス電流(図6において電流源J1によって流れるパルス幅Δt3のパルス電流)を第2発光部140bに流し、第2パルス電流のパルス幅より狭いパルス幅を有する第5パルス電流(図6において電流源J1によって流れるパルス幅Δt4のパルス電流)を第5発光部140eに流す。したがって、第2発光部140bの輝度が第5発光部140eの輝度と実質的に等しくなるための第2パルス電流の振幅は、第2パルス電流のパルス幅が第5パルス電流のパルス幅と等しい場合における当該振幅より小さくすることができる。したがって、第2パルス電流による第1の第2極性配線L2aにおける電圧降下を抑えることができる。したがって、第2発光部140bに第2パルス電流を流すための電圧(すなわち、駆動電圧)を抑えることができる。
図5では、第1発光部140a、第2発光部140b及び第5発光部140eの一例を説明するため、第1発光部140aは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL2及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL1に接続された発光部140とし、第2発光部140bは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL3及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL1に接続された発光部140とし、第5発光部140eは、複数の陽極配線ALのうちの陽極配線AL4及び複数の陰極配線CLのうちの陰極配線CL1に接続された発光部140としている。当然のことながら、第1発光部140a、第2発光部140b及び第5発光部140eは、他の発光部140、例えば、共通の陰極配線CLに接続された発光部140であってもよい。
図7は、図1の第3の変形例を示す図である。
各発光部140は、互いに異なる発光面積及び互いに異なる輝度-電流密度特性のうちの少なくとも一方を有していてもよい。この場合、図8を用いて後述するように、発光面積及び輝度-電流密度特性のうちの少なくとも一方に応じて、各発光部140に流れるパルス電流のパルス幅及び振幅を制御して、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるようにすることができる。
図8は、図7に示した制御装置20(制御回路200)による発光装置10の制御方法の一例を説明するためのタイミングチャートを示す図である。図8の各電流源Jにおいて破線で示される振幅レベルSLは、各発光部140が互いに実質的に等しい発光面積及び互いに実質的に同じ輝度-電流密度特性を有する場合に各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるための振幅レベルを示している。
図7及び図8を用いて、電流源J1に接続された複数の発光部140について説明する。
各発光部140は、互いに実質的に同じ輝度-電流密度特性を有しており、具体的には、互いに実質的に同じ色の光を発する。トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140は、互いに実質的に等しい発光面積を有している。トランジスタQ1に接続された発光部140は、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140の発光面積より小さな発光面積を有している。トランジスタQ3に接続された発光部140は、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140の発光面積より大きな発光面積を有している。
各発光部140に流れるパルス電流の振幅は、各発光部140の発光面積に応じて制御され、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるようになっている。トランジスタQ1又はトランジスタQ3に接続された発光部140の輝度をトランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140の輝度と適合させるためには、トランジスタQ1に接続された小面積の発光部140のパルス電流の振幅は、振幅レベルSLより小さくする必要があり、トランジスタQ3に接続された大面積の発光部140のパルス電流の振幅は、振幅レベルSLより大きくする必要がある。
図7及び図8を用いて、電流源J2に接続された複数の発光部140について説明する。
各発光部140は、互いに実質的に等しい発光面積を有している。トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140は、トランジスタQ1又はトランジスタQ3に接続された発光部140と異なる輝度-電流密度特性を有しており、具体的には、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140の一定電流密度における輝度は、トランジスタQ1又はトランジスタQ3に接続された発光部140の一定電流密度における輝度より低くなっている。例えば、トランジスタQ1又はトランジスタQ3に接続された発光部140は緑色の光を発し、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140は赤色の光を発する。
各発光部140に流れるパルス電流の振幅は、各発光部140の発光面積に応じて制御され、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるようになっている。トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140の輝度をトランジスタQ1又はトランジスタQ3に接続された発光部140の輝度と適合させるためには、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された低輝度の発光部140のパルス電流の振幅は、振幅レベルSLより大きくする必要がある。
図7及び図8を用いて、電流源J3に接続された複数の発光部140について説明する。
各発光部140は、互いに異なる発光面積を有しており、互いに異なる発光領域形状をさらに有している。トランジスタQ3に接続された発光部140は、トランジスタQ1、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140と異なる輝度-電流密度特性を有しており、具体的には、トランジスタQ3に接続された発光部140の一定電流密度における輝度は、トランジスタQ1、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140の一定電流密度における輝度より低くなっている。例えば、トランジスタQ3に接続された発光部140は緑色の光を発し、トランジスタQ1、トランジスタQ2又はトランジスタQ4に接続された発光部140は赤色の光を発する。
各発光部140に流れるパルス電流の振幅は、各発光部140の発光面積及び輝度-電流密度特性に応じて制御され、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるようになっている。図8に示す例では、各トランジスタQに流れるパルス電流の振幅が振幅レベルSLから変動されて、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるようになっている。
図8に示す例では、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるように、各トランジスタQに流れるパルス電流の振幅を制御している。他の例において、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるように、各トランジスタQに流れるパルス電流のパルス幅を制御してもよい。パルス幅を制御しても、図1及び図2を用いて説明したように、第2パルス電流のパルス幅が第1パルス電流のパルス幅より広い限り、第2パルス電流による電圧降下を抑えることができる。
図9は、各発光部140に流れるパルス電流のパルス幅及び振幅を検知する方法の一例を説明するための図である。
発光部140の表面上にフォトダイオード410を配置する。パルス電流に応じて発光部140からパルス光が発せられると、フォトダイオード410は、このパルス光に応じた電流を流す。フォトダイオード410から流れた電流は、電流-電圧変換回路420によって電圧に変換される。電流-電圧変換回路420から出力された電圧は、フォトダイオード410に流れたパルス電流に応じたものとなる。したがって、フォトダイオード410に流れたパルス電流のパルス幅及び振幅は、電流-電圧変換回路420から出力された電圧から測定することができる。
図10(a)は、実施例に係る方法にしたがって駆動させた発光装置10のシミュレーションにおける電圧のタイミングチャートを示す図であり、図10(b)は、比較例に係る方法にしたがって駆動させた発光装置10のシミュレーションにおける電圧のタイミングチャートを示す図である。
実施例において、発光装置10は、図1及び図2を用いて説明した方法と同様にして駆動させている。陽極端子ATの電圧は18Vとしている。比較例は、各発光部140に流れるパルス電流が互いに同一のパルス幅及び互いに同一の振幅を有する点を除いて、実施例と同様である。
図10(a)及び図10(b)において、信号Aは、陰極配線CLのうちの電流源Jに接続された端部の電位を示しており、信号Bは、陰極配線CLのうちの反対側の端部の電位を示している。信号A及び信号Bのタイミングチャートは、トランジスタQ及び電流源Jの双方がオンされているタイミングにおいてドロップを形成している。信号Bのドロップは、電流源Jに印加された電圧VFに相当する。信号Aのドロップと信号Bのドロップの差は、陰極配線CLの両端間の電圧降下に相当する。
比較例では、図10(b)の信号Bによって示されるように、各ドロップにおいて電流源Jに印加される電圧は、互いに等しく、各発光部140に流れるパルス電流の振幅は、互いに等しくなる。したがって、各ドロップにおける陰極配線CLの両端間の電圧降下は、陰極端子CTと発光部140の間における陰極配線CLの内部抵抗が大きくなるほど大きくなっている。陽極端子ATと陰極端子CTの間の電圧降下の最大値は、約13.2Vとなっている。
実施例では、図10(a)の信号Bによって示されるように、各ドロップにおいて電流源Jに印加される電圧は、陰極端子CTと発光部140の間における陰極配線CLの内部抵抗が大きくなるほど小さくなっており、各発光部140に流れるパルス電流の振幅は、陰極端子CTと発光部140の間における陰極配線CLの内部抵抗が大きくなるほど小さくなる。したがって、陰極配線CLの両端間の電圧降下を一定レベルに抑えることができる。各発光部140に流れるパルス電流の振幅が小さくても、各発光部140に流れるパルス電流のパルス幅は、パルス電流の振幅が小さくなるほど広くなっており、各発光部140の輝度が互いに実質的に等しくなるようになっている。陽極端子ATと陰極端子CTの間の電圧降下の最大値は、約8.6Vとなっている。つまり、実施例における駆動電圧は、比較例における駆動電圧よりも約4.5V低くすることができる。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
20 制御装置
30 発光モジュール
100 基板
140 発光部
140a 第1発光部
140b 第2発光部
140c 第3発光部
140d 第4発光部
140e 第5発光部
200 制御回路
410 フォトダイオード
AL 陽極配線
AL1 陽極配線
AL2 陽極配線
AL3 陽極配線
AL4 陽極配線
AL5 陽極配線
AT 陽極端子
AT1 陽極端子
AT2 陽極端子
AT3 陽極端子
AT4 陽極端子
AT5 陽極端子
CL 陰極配線
CL1 陰極配線
CL2 陰極配線
CL3 陰極配線
CL4 陰極配線
CL5 陰極配線
CT 陰極端子
CT1 陰極端子
CT2 陰極端子
CT3 陰極端子
CT4 陰極端子
CT5 陰極端子
CT6 陰極端子
CT7 陰極端子
CT8 陰極端子
J 電流源
J1 電流源
J2 電流源
J3 電流源
J4 電流源
J5 電流源
L1a 第1の第1極性配線
L1b 第2の第1極性配線
L1c 第3の第1極性配線
L2a 第1の第2極性配線
L2a 第2極性配線
L2b 第2の第2極性配線
L2b 第2極性配線
Q トランジスタ
Q1 トランジスタ
Q2 トランジスタ
Q3 トランジスタ
Q4 トランジスタ
Q5 トランジスタ
T2a 第1の第2極性端子
T2a 第2極性端子
T2b 第2の第2極性端子
T2b 第2極性端子
T2c 第3の第2極性端子
T2c 第2極性端子

Claims (15)

  1. 第1の第1極性配線と、
    第2の第1極性配線と、
    第3の第1極性配線と、
    第1の第2極性配線と、
    前記第1の第2極性配線に接続された第1の第2極性端子と、
    前記第1の第2極性配線に接続された第3の第2極性端子と、
    前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第1発光部と、
    前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第2発光部と、
    前記第3の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第5発光部と、
    制御回路と、
    を含み、
    前記第1発光部、前記第2発光部及び前記第5発光部は、前記第1の第2極性端子と前記第3の第2極性端子の間で前記第1の第2極性配線に接続されており、
    前記第2発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第1発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
    前記第2発光部と前記第3の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第5発光部と前記第3の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
    前記制御回路は、第1パルス電流を前記第1発光部に流し、前記第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流を前記第2発光部に流し、
    前記制御回路は、前記第2パルス電流のパルス幅より狭いパルス幅を有する第5パルス電流を前記第5発光部に流す、発光モジュール。
  2. 請求項1に記載の発光モジュールにおいて、
    第2の第2極性配線と、
    前記第2の第2極性配線に接続された第2の第2極性端子と、
    前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第2の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第3発光部と、
    前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第2の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第4発光部と、
    をさらに含み、
    前記第4発光部と前記第2の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第3発光部と前記第2の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
    前記制御回路は、第3パルス電流を前記第3発光部に流し、前記第3パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第4パルス電流を前記第4発光部に流す、発光モジュール。
  3. 請求項1又は2に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第1の第1極性配線及び前記第2の第1極性配線を含む複数の第1極性配線と、
    前記第1の第2極性配線を含む複数の第2極性配線と、
    前記複数の第1極性配線のそれぞれと前記複数の第2極性配線のそれぞれの交差部に位置し、前記第1発光部及び前記第2発光部を含む複数の発光部と、
    を含み、
    前記複数の第1極性配線のそれぞれは、前記複数の発光部のそれぞれの前記第1極性電極として機能している第1部分と、隣り合う前記第1部分を物理的に相互に接続し、前記第1部分と実質的に同一の材料を含む第2部分と、を含み、
    前記複数の第2極性配線のそれぞれは、前記複数の発光部のそれぞれの前記第2極性電極として機能している第1部分と、隣り合う前記第1部分を物理的に相互に接続し、前記第1部分と実質的に同一の材料を含む第2部分と、を含む、発光モジュール。
  4. 請求項1又は2に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第1の第1極性配線及び前記第2の第1極性配線を含む複数の第1極性配線と、
    前記第1の第2極性配線を含む複数の第2極性配線と、
    前記複数の第1極性配線のそれぞれと前記複数の第2極性配線のそれぞれの交差部に位置し、前記第1発光部及び前記第2発光部を含む複数の発光部と、
    を含み、
    前記複数の第1極性配線のそれぞれは、前記複数の発光部のそれぞれの前記第1極性電極として機能している第1部分と、隣り合う前記第1部分を物理的に相互に接続し、前記第1部分と異なる材料を含む第2部分と、を含み、
    前記複数の第2極性配線のそれぞれは、前記複数の発光部のそれぞれの前記第2極性電極として機能している第1部分と、隣り合う前記第1部分を物理的に相互に接続し、前記第1部分と異なる材料を含む第2部分と、を含む、発光モジュール。
  5. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第2発光部は、前記第1発光部と実質的に等しい発光面積及び前記第1発光部と実質的に同じ輝度-電流密度特性を有し、
    前記第2パルス電流の振幅は、前記第1パルス電流の振幅より小さい、発光モジュール。
  6. 請求項に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第2パルス電流のパルス幅及び振幅の積は、前記第1パルス電流のパルス幅及び振幅の積と実質的に等しい、発光モジュール。
  7. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第2発光部は、前記第1発光部と異なる発光面積及び前記第1発光部と異なる輝度-電流密度特性のうちの少なくとも一方を有し、
    前記第2発光部の輝度は、前記第1発光部の輝度と実質的に等しい、発光モジュール。
  8. 請求項1からまでのいずれか一項に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第1発光部及び前記第2発光部のそれぞれは、有機発光ダイオードである、発光モジュール。
  9. 第1の第1極性配線と第2の第1極性配線と、を含む複数の第1極性配線と、
    第1の第2極性配線を含む複数の第2極性配線と、
    前記第1の第2極性配線に接続された第1の第2極性端子と、
    前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第1発光部と前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第2発光部と、を含み、前記複数の第1極性配線のそれぞれと前記複数の第2極性配線のそれぞれの交差部に位置する複数の発光部と、
    制御回路と、
    を含み、
    前記複数の第1極性配線のそれぞれは、前記複数の発光部のそれぞれの前記第1極性電極として機能している第1部分と、隣り合う前記第1部分を物理的に相互に接続し、前記第1部分と異なる材料を含む第2部分と、を含み、
    前記複数の第2極性配線のそれぞれは、前記複数の発光部のそれぞれの前記第2極性電極として機能している第1部分と、隣り合う前記第1部分を物理的に相互に接続し、前記第1部分と異なる材料を含む第2部分と、を含み、
    前記第2発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第1発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
    前記制御回路は、第1パルス電流を前記第1発光部に流し、前記第1パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第2パルス電流を前記第2発光部に流す、発光モジュール。
  10. 請求項に記載の発光モジュールにおいて、
    第2の第2極性配線と、
    前記第2の第2極性配線に接続された第2の第2極性端子と、
    前記第1の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第2の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第3発光部と、
    前記第2の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第2の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第4発光部と、
    をさらに含み、
    前記第4発光部と前記第2の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第3発光部と前記第2の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
    前記制御回路は、第3パルス電流を前記第3発光部に流し、前記第3パルス電流のパルス幅より広いパルス幅を有する第4パルス電流を前記第4発光部に流す、発光モジュール。
  11. 請求項9又は10に記載の発光モジュールにおいて、
    第3の第1極性配線と、
    前記第3の第1極性配線に接続された第1極性電極と、前記第1の第2極性配線に接続された第2極性電極と、を有する第5発光部と、
    をさらに含み、
    前記第2発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗は、前記第5発光部と前記第1の第2極性端子の間の電気抵抗より大きく、
    前記制御回路は、前記第2パルス電流のパルス幅より狭いパルス幅を有する第5パルス電流を前記第5発光部に流す、発光モジュール。
  12. 請求項9から11までのいずれか一項に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第2発光部は、前記第1発光部と実質的に等しい発光面積及び前記第1発光部と実質的に同じ輝度-電流密度特性を有し、
    前記第2パルス電流の振幅は、前記第1パルス電流の振幅より小さい、発光モジュール。
  13. 請求項12に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第2パルス電流のパルス幅及び振幅の積は、前記第1パルス電流のパルス幅及び振幅の積と実質的に等しい、発光モジュール。
  14. 請求項9から11までのいずれか一項に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第2発光部は、前記第1発光部と異なる発光面積及び前記第1発光部と異なる輝度-電流密度特性のうちの少なくとも一方を有し、
    前記第2発光部の輝度は、前記第1発光部の輝度と実質的に等しい、発光モジュール。
  15. 請求項9から14までのいずれか一項に記載の発光モジュールにおいて、
    前記第1発光部及び前記第2発光部のそれぞれは、有機発光ダイオードである、発光モジュール。
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