JP7117823B2 - 手動変速機の同期組立体用伝達装置及び伝達装置の製造方法 - Google Patents

手動変速機の同期組立体用伝達装置及び伝達装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、伝達板及び当該伝達板の側面に配置された少なくとも1つのクラッチ板を有する手動変速機の同期組立体用伝達装置に関する。また、本発明は、手動変速機の同期組立体用伝達装置の製造方法に関する。
特に自動車に使用される手動変速機の同期組立体は、一般的に、伝動軸と、従動輪として伝動軸に配置されたギヤホイール又は歯車との間に回転可能に固定される接続部を確立するように使用される。ギヤシフト工程の第1のステップにおいて、同期組立体は、シフトされるギヤホイールの回転速度が伝動軸の回転速度と釣り合わせる。第2のステップにおいては、伝動軸とギヤホイールとの間に、回転可能に固定される接続部が確立される。その後、対応するギヤがシフトされる。
広く使用されている同期組立体は、「ボルグワーナーシンクロナイゼーション(BorgWarner synchronisation)」の名称で知られている。この同期組立体は、回転自在に固定される一方、軸方向に変位可能な同期本体上に配置されるシフトカラーを使用し、前記同期本体は、共同して回転するために伝動軸に接続されている。シフトカラーは、ギヤホイールに対して軸方向に元の位置から移動され得る。それにより、同期リングは、まず、ギヤホイールの回転速度と伝動軸の回転速度とを同期するように作動する。この工程が完了するとすぐに、シフトカラーが、対応するギヤホイールと共に、回転可能に固定される接続部を確立するまで、軸方向に更に移動され得る。
他の同種の同期組立体として、前記導入部で記載された伝達装置を使用するタイプが知られている。この例は、独国特許出願公開第102010036278号明細書において見ることができる。一般的に、伝達装置は、伝動軸に対して回転不能に固定された1つの構成要素中において同期本体とシフトカラーとを組合せ、軸方向に移動可能である。伝達装置がニュートラルポジションから軸方向に移動されるとき、まず、同期リング(又は複数の同期リングで構成される組立体)が作動され、対応するギヤホイールの回転速度が伝動軸の回転速度と同期される。第2のステップにおいては、伝達装置が相互接続され、回転可能に固定される接続部が、伝動軸とギヤホイールとの間に確立される。
本発明の目的は、低コストで製造可能な伝達装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明によれば、前記導入部で記載したタイプの伝達装置において、前記クラッチ板及び前記伝達板が局所的な溶接ポイントによって互いに固定的に接続されることを提供する。これは、例えば、抵抗溶接によって、素早く、確実に、低コストで製造することができる。伝達歯車から伝動軸に、実質的に伝達板を介さず、直接クラッチ板を介してトルクが伝達されるので、溶接ポイントは、特に高い負荷を受けることはない。
なお、前記溶接ポイントを形成するように突起部が設けられることが好ましい。これにより、溶接ポイントが所望の位置で正確に生成される。
また、好適な実施形態によれば、前記伝達板上にスペーサが設けられ、当該スペーサ上に前記突起部が形成される。前記スペーサは、圧力部品が伝達板に取り付けられることを可能にし、軸方向において圧力部品の寸法は伝達板の厚さよりも大きくすることができる。このことは、比較的堅固な圧縮バネが伝達板に取り付けられることを可能にする。
前記目的を達成するために、本発明に係る手動変速機の同期組立体用伝達装置の製造方法が提供される。本方法は、以下のステップを含む。まず、クラッチ板及び伝達板を用意する。その後、プロジェクション溶接によって前記クラッチ板及び前記伝達板を互いに固定する。その後、前記クラッチ板と前記伝達板との組立体を硬化させる。この溶接及び硬化の手順によって、溶接中に材料が最適な特性を有することになる。
なお、前記組立体は、自由に硬化、すなわち、硬化及び急冷されてもよい。また、前記組立体は、マンドレル上で硬化されてもよい。例えば、前記マンドレルは、クラッチ板の内側歯列と係合し、その位置で硬化することによる歪みを制限されてもよい。
また、好適な実施形態によれば、前記伝達板が少なくとも1つの凹部を備え、組立体が硬化された後、圧力部品を凹部に取り付けることを提供する。圧力部品は、機械的条件が極めてシンプルな態様で凹部に挿入されることができ、前記クラッチ板の間に任意にガイドされることができる。
また、本発明の好適な実施形態によれば、前記圧力部品を前記凹部にクリップ留めすることを提供する。これにより、前記圧力部品が、いかなる補助器具もなしで組み立てられた後、凹部内に留まることができる。
また、本発明の好適な実施形態によれば、前記圧力部品がベース部材とガイド部材とを備え、前記ベース部材は、互いに離れて対向し且つ前記伝達板の側方に配置された2つのクラッチ板の間に配置され、前記ガイド部材は、円周方向において互いに対向する凹部の縁部の間において軸方向にガイドされることを提供する。このデザインは凹部内において特に正確な圧力部品のガイダンスを生成し、それにより、シフト動作が最適化される。
本発明の有益な実施形態は、従属クレームから明らかである。
本発明は、添付された図面に図示された実施形態を用いて以下に記載される。図面において、
図1は、本発明に係る伝達装置を有する同期組立体の概略縦断面図を示している。 図2は、図1の同期組立体の分解図を示している。 図3は、図1の面III-IIIに沿う断面図を示している。 図4は、図3の面IV-IVに沿う断面図を示している。 図5は、図3の面V-Vに沿う断面図を示している。 図6は、図3のセクションVIの分解図を示している。 図7aは、図3の平面VII-VIIに沿う断面図を示している。 図7bは、図7aのVIIで印付けられた領域の異なる実施形態の変形例を示している。 図7cは、図7aのVIIで印付けられた領域の異なる実施形態の変形例を示している。 図7dは、図7aのVIIで印付けられた領域の異なる実施形態の変形例を示している。 図7eは、図7aのVIIで印付けられた領域の異なる実施形態の変形例を示している。 図8は、圧力部品が実装された本発明に係る伝達装置の伝達板の斜視図を示している。 図9は、本発明に係る伝達装置に使用される圧力部品の斜視図を示している。 図10は、図9の圧力部品のガイドパーツの斜視図を示している。 図11は、図10のガイドパーツの底面図を示している。 図12は、図10のガイドパーツの側面図を示している。 図13は、図10のガイドパーツの平面図を示している。 図14は、図9の圧力部品のベースパーツの斜視図を示している。 図15は、図9のベースパーツの底面図を示している。 図16は、図9のベースパーツの側面図を示している。 図17は、図9のベースパーツの平面図を示している。 図18は、伝達板の側面図を示している。 図19は、図18の線XIX-XIXに沿う断面図を示している。 図20は、図18の面XX-XXに沿う断面図を示している。 図21は、図18の面XXI-XXIに沿う断面図を示している。 図22は、図3の面XXII-XXIIに沿う断面図を示している。
図1は、同期組立体の概略縦断面図を示しており、同期組立体は、転位歯車によって共同して回転するように、伝動軸3にそれぞれ接続された2つの伝達歯車1,2を備えている。このため、伝達装置10は、伝動軸3に対して軸方向に調整可能に設けられている。
以下では、用語「軸方向」又は「半径方向」が用いられ、それらは伝動軸3の回転軸及び伝達装置10の回転軸をいう。
図1~図5を参照して同期組立体の基本設計を以下に説明し、図6~22を参照して詳細を更に以下に説明する。
伝達装置10は、2つの側面にそれぞれクラッチ板14が設けられる伝達板12を備えている。各クラッチ板14は、半径方向の内周部に伝動軸歯列16を備え、半径方向の外周部にクラッチ歯列18を備えている(特に図2参照)。
クラッチ板14の伝動軸歯列16は、伝達スリーブ22の外側歯列20に、回転可能に固定される一方で、軸方向に変位可能に適合される。また、伝達スリーブ22は、伝動軸3に回転可能に固定されるように配置されている。このため、伝達スリーブ22は、内側歯列24を備えている(特に図3~5参照)。
各クラッチ板14のクラッチ歯列18は、ギヤホイールクラッチ歯列26と協働するように設けられるとともに、伝達歯車1,2に設けられている。図示された例示的な実施形態において、各ギヤホイールクラッチ歯列26は、その外側に設けられ、僅かに円錐形状の摩擦面30を備える摩擦リング28の内面に設けられている。各摩擦リング28は、共同して回転できるように伝達歯車1,2に、例えば、溶接又は半田付けなどで接続されている。
伝達板12には、伝達板12の両側に配置され、摩擦リング28の摩擦面30と協働するように設けられた2つの同期リング32が配置されている。このため、同期リング32は、内面に摩擦裏打ち部34を備えている。
同期リング32は、共同して回転するために、基本的に伝達板12に接続されているが、それに対して小さい角度範囲で回転することもできる。更に、同期リング32は、伝達板12に対して軸方向に取り付けられるが、中央又は元の位置からスタートして軸方向に特定の範囲、調整されてもよい。
各同期リング32は、伝達板12に配置された穴部、凹部、又は開口部を通じて延びる或いは少なくとも同種の物へ延びる3つの異なるタイプのラグ:接続ラグ36、37、ストップラグ38、固定ラグ40を備えている。
接続ラグ36、37は、2つの同期リング32を互いに軸方向に機械的に接続するように用いられる。このため、各同期リング32は、自由端に拡大頭部を有する接続ラグ36を備え、接続ラグ36は、細い頸部を介して接続ラグ36の同期リング側の部分へと遷移する。
各接続ラグ37は、接続ラグ36の頭部の寸法に適合する拡大部と、接続ラグ36の頸部の寸法に適合する狭小部と、を有する開口部を備えている。
接続ラグ36,37は、2つの穴部42を介して互いに係合するとき、伝達板12内に位置するように延在する。周方向における穴部42の幅は、周方向における接続ラグ36,37の幅よりも大きい。
ストップラグ38は、一定の幅を有し、伝達板12に同様に設けられた開口部44内に延在する。周方向における開口部44の幅は、周方向におけるストップラグ38の幅よりも僅かに大きい。
固定ラグ40,40は、伝達板12の凹部46内にそれぞれ延在する。固定ラグ40,40の互いに対向する端部は、互いに反対側で且つ凹部46の中心に位置する(特に図4参照)。
各固定ラグ40は、自由端の近傍に、互いに離れて対向し且つ固定ラグ40の延在方向に対して傾斜するように延在する2つの固定面48,48を備えている。本ケースでは、固定面48,48は、60度のオーダーの角度で固定ラグ40の外側縁部を延伸して形成されている。
固定面48,48は、互いに対向するとともに互いに平行に延在する凹部46の縁部50と協働する。より具体的には、固定面48,48は、縁部50に設けられた斜面52と協働する。斜面52の方向性は、互いに対して平坦に配置されるように、固定面48の方向性に対応する。
固定ラグ40は、自由端の半径方向の内側に、圧力部品58の外側に向けられた圧力面56と係合する心立て斜面54を備えている(特に図4参照)。
各圧力部品58は、凹部46の縁部50,50間で軸方向に保持されるガイド部材60と、凹部46の半径方向の内側端部に配置されるベース部材62と、ガイド部材60をベース部材62から離れるように移動させる力をガイド部材60に及ぼす圧縮バネ64と、を備えている。
特に、図2に示されるように、伝達装置10は、1つの同期リング32につき、周方向に互いに均等に離れた4つの固定ラグ40と、互いに正反対に配置された2つの接続ラグ36,37と、互いに正反対に配置された2つのストップラグ38とを備えている。接続ラグ36,37によって画定される寸法は、2つのストップラグ38によって画定される寸法に対して垂直である。すなわち、接続ラグ36,37及びストップラグ38は、互いに90度ずれるように配置されている。
ギヤをシフトするとともに、シフトされる伝動軸及び伝達歯車の回転速度を同期する工程は、基本的に、独国特許出願公開第102010036278号明細書に記載されたものと同様にして行われる。ギヤがシフトされるとき、伝達板12は、作動装置(ここでは図示しない)によって軸方向に移動される。伝達板12に取り付けられた圧力部品58の圧力面56が2つのV字状の心立て斜面54間に位置し、圧縮バネ64によって付与されるバネ力が十分な摩擦力を生み出すので、互いに接続された2つの同期リング32は、軸方向に同伴される。
シフトされる伝達歯車に配置された摩擦面30に同期リング32が係合するとすぐに、当該同期リング32は、(伝達歯車と伝動軸との回転速度の差を想定して)2つのストップラグ38のそれぞれの外側縁部の一方が開口部44の縁部に位置するまで周方向に同伴される。これにより、周方向における同期リングの位置が画定される。
この状態において、伝達板12は、更に、軸方向に移動されるとき、シフトされる伝達歯車の摩擦面30上にアクティブな同期リング32が軸方向に支持されているので、伝達板12は同期リング32に軸方向に移動される。同期リング32に対する伝達板12の当該軸配置のために、各凹部46の縁部において斜面52の一方が各固定ラグ40の固定面48の一方に接触することになる。より具体的には、斜面52と固定面48とは、同期リング32と伝達板12との間での相対移動のため、互いに向けて移動されることになる。
同期リング32の互いに協働する固定面48及び伝達板12の斜面52を通じて、固定面48が斜面52に接触せず、軸方向に延在する固定ラグ40の外側縁部が凹部46の縁部50に沿って摺動するように同期リング32が周方向に後転されるときのみ、伝達板12が軸方向に更に調整されてもよい。しかしながら、シフトされる伝達歯車及び伝動軸の回転速度が互いに釣り合うときは、同期リング32を周方向に再調整することのみ可能である(簡単に表現する)。より具体的には、同期リング32は、シフト力及び固定配置(斜面角度及び摩擦係数)によってもたらされる固定解除動作(トルク開放)が同期リング32の摩擦面30の同期モーメントよりも大きいとき、固定を解除されることができる。
伝達歯車及び伝動軸の回転速度が互いに釣り合うとき、同期リング32は、(固定面48の斜面52の効果によって)周方向に僅かに回転される。それにより、伝達板12は、更に、軸方向に変位することができる。圧力部品58のガイド部材60は、心立て斜面54によって内側へ調整されるので、半径方向の内側に凹む。
伝達板12は、調整方向の前部に配置されたクラッチ板14のクラッチ歯列18がギヤホイールクラッチ歯列26に係合するように、軸方向に調整される。その結果、伝動軸3から、伝達スリーブ22、伝動軸歯列16、クラッチ板14、クラッチ歯列18、及びギヤホイールクラッチ歯列26を介して、対応する伝達歯車に回転可能に固定される接続部が確立される。
図6~17を参照して、伝達板12の凹部46における圧力部品58及びそれらの付属品のデザインを以下に説明する。
各圧力部品58のガイド部材60は、合成材料で構成され、具体的には射出成形部材として形成されている。ガイド部材60は、クロスバー70(特に、図9、10、及び12参照)を備えている。クロスバー70には、2つのラッチアーム72,72が、互いに離れて対向するクロスバー70の端部から同一方向に互いに平行に延在している。クロスバー70は、ラッチアーム72とは反対側に圧力面56を備えている。この圧力面56は、僅かに湾曲し、円周方向の曲率を決定する曲率半径は、2つのラッチアーム72が延在する(図12に図示された半径参照)側の中心平面M上に位置する。当該半径rは、固定ラグ40が配置される範囲と概ね対応している。
互いに離れて対向するラッチアーム72の外側縁部は、V字状(図7a参照)に配置されたガイド面76,76によって形成されるガイド輪郭74をそれぞれ備えている。2つのV字状のガイド輪郭74,74の頂部は丸められ、2つの頂部は互いに対向する。すなわち、ガイド輪郭74は、ラッチアーム72の外側縁部に沿う溝部として形成されている。
また、V字形状以外のデザインが、ラッチアーム72と伝達板12との接触領域に使用されてもよい。図7b-7eには、実施例が示されている。
図7bにおいて、伝達板12の縁部は、ラッチアーム72に対向する側が凹んでおり、具体的には、(断面図に示されるように)矩形の溝を有している。ラッチアーム72の相補的な凸状の外側縁部は、前記溝と係合する。
図7cにおいて、伝達板12の縁部は、ラッチアーム72に対向する側が同様に凹んでおり、具体的には、(断面図に示されるように)湾曲する底部を備える窪み部として形成されている。ラッチアーム72の相補的な凸状の外側縁部は、前記窪み部と係合する。
図7dにおいて、伝達板12の縁部は、ラッチアーム72に対向する側が凸状であり、具体的には、(断面図に示されるように)矩形の突起部を有している。前記突起部は、ラッチアーム72の外側縁部に矩形断面を有する相補的な溝部に適合する。
図7eにおいて、伝達板12の縁部は、ラッチアーム72に対向する側が同様に凸状であり、具体的には、(断面図に示されるように)湾曲した端面を有する突起部として形成されている。前記突起部は、ラッチアーム72の外側縁部に相補的な凸状の窪み部に適合する。
互いに対向するラッチアーム72,72の内側縁部には、2つのV字状の摺動ガイド面78,78(特に図11参照)が形成されている。また、本ケースでは、V字状の輪郭の頂部は、丸められ、互いに対向するように設けられている。従って、ラッチアーム72の内側及び外側の2つのV字状の輪郭は、同じ方向に向いている。しかしながら、その角度は異なっている。ガイド面76,76は90度未満の角度で形成される一方、摺動ガイド面78,78は(V字状の輪郭の「内側」で測定して)90度より大きい角度で形成されている。ガイド輪郭74のクラウン角度は60度のオーダーである一方、摺動ガイド面78によって形成される摺動ガイド輪郭のクラウン角度は、120度のオーダーである。
2つのラッチアーム72は、自由端の内側に、ビーズ又は突起部の形態で形成されたラッチ構造部80をそれぞれ備えている(特に図12参照)。
ベース部材62(図9、14-17参照)は、平坦な底部材82を備え、当該底部材82から2つの柱状の突起部84,84が延在している。突起部84,84は、共に圧縮バネ64のバネ軸受部を形成する。本ケースでは、環状の窪み部86は、2つの突起部84,84間に設けられ、圧縮バネ64の端部を受け入れるように使用される。しかしながら、窪み部は、必ずしも必要ではない。
2つの突起部84,84は互いに対向する内側が湾曲し、曲率半径は圧縮バネ64の外形に適合する。突起部84,84の互いに離れて対向する外面には、ガイド部材60の摺動ガイド面78と同様の形態で傾斜する摺動ガイド面88が設けられている。ガイド部材60の摺動ガイド面78は、ベース部材62の摺動ガイド面88と共に、摺動ガイドを形成し、ガイド部材60は、ベース部材62に対して移動可能なように、当該摺動ガイドに沿ってガイドされるとともに受け入れられる。
ベース部材62の突起部84の各摺動ガイド面88には、ビーズ又は突起部の形態と同様であるラッチ構造部90が設けられている。ラッチ構造部90は、底部材82からスタートして突起部84の3分の1の高さのオーダーで配置されている。
ベース部材62の底部材82の互いに対向する小端面は、それぞれクリップイン端部92として形成される。このため、小さく、ビーズ状の突起部が、端面に形成されている。
各圧力部品58は、組立ユニット(図9参照)を形成する。当該ユニットは、ベース部材62と、ガイド部材60と、圧縮バネ64とを備えている。
圧力部品58の組み立てのため、圧縮バネ64は、2つの突起部84の間に挿入される。その後、ガイド部材60は、ベース部材62上に配置され、ラッチアーム72のラッチ構造部80は、突起部84のラッチ構造部90の後方に掛けられる(図9の状態を参照)。この状態において、圧縮バネ64は、僅かにバイアスがかけられている。しかしながら、ラッチ構造部80及び90の密接する連結部の保持力よりもバネ力が低いので、ベース部材62からガイド部材60は分離されない。
圧力部品58は、伝達板12の凹部46に挿入される。ガイド面76は、凹部46の縁部50の斜面52と協働する(特に図7参照)。それにより、ガイド部材60は、半径方向に動かすことが可能であるが、軸方向には確実に保持されるように凹部46に適合する。
凹部46への圧力部品58の挿入は、半径方向の内側の縁部50に設けられた挿入輪郭53によって容易になる(特に図6参照)。
伝達板12の凹部46における圧力部品58の組立時において、ベース部材62のクリップイン端部92は、各凹部46の半径方向の内側端部に好適に形成された保持部47と係合する(特に図6参照)。その結果、圧力部品58は、伝達板12に組み立てられる(図8も参照)。
同期リング32が伝達板12に取り付けられたとき、圧力部品58の圧力面56が、固定ラグ40の2つの互いに対向する心立て斜面54に隣接する(図4及び6参照)。圧力面56は円周方向に湾曲しているので、線接触が発生する。
伝達板12が伝達スリーブ22に取り付けられたとき、ベース部材62が伝達スリーブ22の外側歯列20上に位置して半径方向に支持される。それにより、ガイド部材60が(伝達板12の相互接続位置において)半径方向の内向きに調整され、圧縮バネ64が元の状態よりも大きな量のバイアスをかけられるとき、ベース部材62も保持部47の内から外へ押し出されない。
図18-22を参照して、クラッチ板14を伝達板12の側面に固定する態様を以下に述べる。
2つのクラッチ板14は、伝達板12に溶接され、より具体的には、プロジェクション溶接(すなわち、予め決められたポイントでの抵抗溶接)されている。
各クラッチ板14は、円周方向において互いに均等に空間を空けられた4つの溶接ポイント100で伝達板12に固定されている。これらは、伝達板12の材料の塑性変形によって反対方向、具体的には伝達板12によって形成される平面に対して直交する方向(図18の平面に対して直交するとともに図19の矢印Pの方向)に、交互に生成された材料突起部102によって形成されている。従って、窪み部104は、材料突起部102の反対側に形成されている。
溶接ポイント100に続いて形成される材料突起部102は、伝達板12の材料の塑性変形によって同様に形成されるスペーサ106上に形成される。スペーサ106は、伝達板12が反対側のエンボス部108(特に図19参照)を備えることにより生成される。
図18に示すように、スペーサ106及びエンボス部108は、圧力部品58に対して隣接する凹部46間において二つ一組で同じ順序で配置されている。
スペーサ106によって、伝達板12とクラッチ板14との間に距離aが設けられる(例えば図22参照)。距離aは、圧縮バネ64が伝達板12の厚さよりも大きい寸法を有するように使用されることを可能にする。これにより、高いバネ定数を有するバネを使用することができる。
図19は、伝達板12がブランクとして生成された状態のスペーサ106を示している。材料突起部102は、この状態で生成される。
2つのクラッチ板14を伝達板12に接続するために、2つのクラッチ板14は、伝達板12の2つの側面に配置され且つ方向付けられている。その後、それらは、プロジェクション溶接又は抵抗溶接によって互いに固定される。材料突起部102はスペーサ106上で溶け、クラッチ板14がスペーサ106上に配置される。これにより、スペーサ106は、材料突起部102を有さないように、一方では図22に示すようになり、他方では図20に示されるようになる。溶接ポイント100は、材料突起部102の代替として残留し、クラッチ板14は、溶接ポイント100で伝達板12に物質的に結合される。
クラッチ板14が伝達板12に溶接された後、そのようにして形成された組立体が硬化される。このことは、組立体を加熱した後、直ぐに冷却することによって生じる。
予期されるとともに許容される硬化による歪みに応じて、組立体は、自由に硬化されるか、或いはマンドレル(心棒)上で一様に硬化され得る。組立体の外部輪郭は、クラッチ板14の伝動軸歯列16に対して正確に対応し、それにより、硬化後であっても、伝動軸歯列16が所望の輪郭を有することになる。
硬化後、圧力部品58は、ベース部材62が保持部47に掛けられるように、凹部46に取り付けられることができる。

Claims (8)

  1. 手動変速機の同期組立体用伝達装置であって、前記同期組立体は、伝動軸(3)と、従動輪として前記伝動軸(3)に配置されたギヤホイール又は歯車との間に回転可能に固定される接続部を確立するように構成され、前記伝達装置は、
    前記伝動軸(3)に対して回転不可能であり、軸方向に変位可能であるように、前記伝動軸(3)に取り付けられている伝達板(12)と、
    前記伝達板(12)の側面に配置された少なくとも1つのクラッチ板(14)と、を備え、
    前記少なくとも1つのクラッチ板(14)は、その半径方向の内周部に、伝動軸歯列(16)を備え、前記伝動軸歯列(16)は、前記クラッチ板(14)を前記伝動軸(3)に回転可能に固定的に結合するように構成され、
    前記少なくとも1つのクラッチ板(14)は、その半径方向の外周部に、ギヤホイールクラッチ歯列(26)と協働するように構成されたクラッチ歯列(18)を備え、
    前記クラッチ板(14)及び前記伝達板(12)は、局所的な溶接ポイント(100)によって互いに固定的に接続されている、
    伝達装置。
  2. 前記溶接ポイント(100)を形成するように突起部(102)が設けられている、請求項1に記載の伝達装置。
  3. 手動変速機の同期組立体用伝達装置であって、前記同期組立体は、伝動軸(3)と、従動輪として前記伝動軸(3)に配置されたギヤホイール又は歯車との間に回転可能に固定される接続部を確立するように構成され、前記伝達装置は、
    伝達板(12)と、
    前記伝達板(12)の側面に配置された少なくとも1つのクラッチ板(14)と、を備え、
    前記クラッチ板(14)及び前記伝達板(12)は、局所的な溶接ポイント(100)によって互いに固定的に接続され、前記溶接ポイント(100)を形成するように突起部(102)が設けられ、スペーサ(106)が設けられ、前記スペーサ(106)上に前記突起部(102)が形成されている、
    伝達装置。
  4. 手動変速機の同期組立体用伝達装置であって、前記同期組立体は、伝動軸(3)と、従動輪として前記伝動軸(3)に配置されたギヤホイール又は歯車との間に回転可能に固定される接続部を確立するように構成され、前記伝達装置は、
    前記伝動軸(3)に対して回転不可能であり、軸方向に変位可能であるように、前記伝動軸(3)に取り付けられている伝達板(12)と、
    前記伝達板(12)の側面に配置された少なくとも1つのクラッチ板(14)と、を備え、
    前記クラッチ板(14)及び前記伝達板(12)は、局所的な溶接ポイント(100)によって互いに固定的に接続され、
    前記クラッチ板(14)と前記伝達板(12)との間に4つのスペーサ(106)が設けられている、
    伝達装置。
  5. 手動変速機の同期組立体用伝達装置の製造方法であって、前記同期組立体は、伝動軸(3)と、従動輪として前記伝動軸(3)に配置されたギヤホイール又は歯車との間に回転可能に固定される接続部を確立するように構成され、前記方法は、
    クラッチ板(14)及び伝達板(12)を準備するステップと、
    プロジェクション溶接によって前記クラッチ板(14)と前記伝達板(12)とを互いに固定するステップと、
    前記クラッチ板(14)と前記伝達板(12)との組立体をマンドレル上で硬化させるステップであって、前記マンドレルは、前記クラッチ板(14)の内側歯列と係合している、ステップと、
    を含む、伝達装置の製造方法。
  6. 手動変速機の同期組立体用伝達装置の製造方法であって、前記同期組立体は、伝動軸(3)と、従動輪として前記伝動軸(3)に配置されたギヤホイール又は歯車との間に回転可能に固定される接続部を確立するように構成され、前記方法は、
    クラッチ板(14)及び伝達板(12)を準備するステップと、
    プロジェクション溶接によって前記クラッチ板(14)と前記伝達板(12)とを互いに固定するステップと、
    前記クラッチ板(14)と前記伝達板(12)との組立体を硬化させるステップと、
    前記伝達板(12)は、少なくとも1つの凹部(46)を備え、前記組立体が硬化された後、前記凹部(46)に圧力部品(58)が取り付けられるステップであって、前記圧力部品(58)は、同期リング(32)の固定ラグ(40)の自由端の半径方向の内側に設けられた心立て斜面(54)と係合するように構成された外側に向けられた圧力面(56)を備える、ステップと、
    を含む、伝達装置の製造方法。
  7. 前記圧力部品(58)は、凹部(46)内でクリップ留めされる、請求項6に記載の伝達装置の製造方法。
  8. 前記圧力部品(58)は、ベース部材(62)と、ガイド部材(60)とを備え、
    前記ベース部材(62)は、互いに離れて対向し且つ前記伝達板(12)の側方に配置された2つのクラッチ板(14)の間に配置され、
    前記ガイド部材(60)は、円周方向において互いに対向する凹部(46)の縁部(50)の間において軸方向にガイドされる、
    請求項6又は7に記載の伝達装置の製造方法。
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