JP7115125B2 - プロジェクター - Google Patents

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本発明は、プロジェクターに関する。
従来、光源装置と、光源装置から出射された光を変調する光変調装置と、変調された光を投射する投射光学装置と、を備えたプロジェクターが知られている。このようなプロジェクターとして、光源から熱が伝達される放熱器に空気を送風装置によって送風して、放熱器、ひいては、光源を冷却する映像表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の映像表示装置では、光源は、発光素子及び金属回路基板を有し、放熱器は、発光素子が設置される平坦な面と、複数の放熱フィンが形成された背面とを有する。送風装置は、軸流ファンによって構成されており、複数の放熱フィンの熱は、送風装置によって送風される空気に伝達される。これにより、放熱器が冷却され、ひいては、光源の発光素子が冷却される。
特開2009-181098号公報
しかしながら、特許文献1に記載の映像表示装置では、軸流ファンである送風装置が採用されていることから、送風装置による送風力を高めることによって冷却能力を高めようとすると、送風装置が大型なり、映像表示装置が大型化しやすいという問題がある。
本発明の一態様に係るプロジェクターは、光を出射する光源を有する光源装置と、前記光源装置から出射される光を変調する光変調装置と、前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、前記光源から伝達された熱を放出する放熱部材と、前記放熱部材に冷却気体を送風する送風装置と、を備え、前記投射光学装置は、前記光源装置から出射された光の出射方向に沿う第1方向と交差する第2方向に沿って光が入射される位置に配置され、前記送風装置は、回転軸を中心に回転し、回転方向に対する反対方向に湾曲した複数の羽根が設けられた羽根部材を有する遠心力ファンであり、前記遠心力ファンは、前記回転軸が、前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な第3方向に沿うように配置され、前記放熱部材及び前記送風装置は、前記投射光学装置に対して前記第1方向とは反対方向に配置されていることを特徴とする。
上記一態様では、前記光源装置、前記光変調装置、前記投射光学装置、前記放熱部材及び前記送風装置を収容する外装筐体を備え、前記外装筐体は、前記送風装置によって吸引される前記冷却気体を前記外装筐体内に導入する導入口と、前記放熱部材を流通した前記冷却気体を排出する排気口と、前記投射光学装置から出射される光の投射方向に位置する第1面と、前記第1面と交差して、前記第1方向とは反対方向に位置する第2面と、を有し、前記導入口は、前記第1面に設けられ、前記排気口は、前記第2面に設けられることが好ましい。
上記一態様では、前記外装筐体は、前記排気口に位置し、前記排気口を通過する前記冷却気体の流通方向を前記第2方向側に調整する排気側ルーバーを有することが好ましい。
上記一態様では、前記外装筐体は、前記導入口に位置し、前記導入口を通過する前記冷却気体の流通方向を前記第1方向とは反対方向側に調整する導入側ルーバーを有することが好ましい。
上記一態様では、前記放熱部材は、前記光源の熱が伝達される本体部と、前記本体部からそれぞれ前記第2方向に延出し、前記第3方向に沿って所定間隔を隔てて配列された複数のフィンと、を有し、前記送風装置は、前記複数のフィンに対して、前記第1方向とは反対方向及び前記第2方向とは反対方向のうち一方の方向に前記冷却気体を送出することが好ましい。
上記一態様では、電子部品に電力を供給する電源装置を備え、前記電源装置は、前記投射光学装置と、前記放熱部材及び前記送風装置との間に配置されていることが好ましい。
上記一態様では、前記光源の熱を前記放熱部材に伝達する受熱部材を備え、前記受熱部材は、前記光源に接続される受熱面と、前記放熱部材に接続される放熱面と、を有することが好ましい。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクターの外観を示す斜視図。 上記第1実施形態におけるプロジェクターの内部構成を示す模式図。 上記第1実施形態における光源装置の構成を示す模式図。 上記第1実施形態における冷却装置を示す側面図。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクターの内部構成を示す模式図。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[プロジェクターの概略構成]
図1は、本実施形態に係るプロジェクター1Aの外観を示す斜視図である。
本実施形態に係るプロジェクター1Aは、光源装置から出射された光を変調して画像情報に応じた画像を形成し、形成された画像をスクリーン等の被投射面上に拡大投射する。プロジェクター1Aは、図1に示すように、外装を構成する外装筐体2を備える。
[外装筐体の構成]
外装筐体2は、それぞれ後述する光源装置5、光変調装置635、投射光学装置7、放熱部材82及び送風装置83を収容する。外装筐体2は、合成樹脂等により略直方体形状に形成されており、天面部21、底面部22、正面部23、背面部24、左側面部25及び右側面部26を有する。
底面部22は、プロジェクター1Aが載置される設置面と接する脚部221を有する。
正面部23は、投射光学装置7から出射される光の投射方向に位置する第1面に相当する。正面部23は、中央に後述する投射光学装置7の一部を露出させる開口部231と、外装筐体2の外部の空気を冷却気体として内部に導入する導入口232と、を有する。すなわち、外装筐体2は、第1面である正面部23に設けられ、後述する送風装置83によって吸引される冷却気体を外装筐体2内に導入する導入口232を有する。導入口232は、開口部231に対して左側面部25側に位置する。
右側面部26は、導入口232と同様に、外装筐体2の外部の空気を内部に取り込む吸気口261を有する。
なお、図1では図示を省略するが、左側面部25は、第2面に相当し、正面部23と交差する。左側面部25は、後述する光源装置5を冷却した冷却気体を外装筐体2の外部に排出する排気口251(図2参照)を有する。すなわち、外装筐体2は、第2面である左側面部25に設けられ、後述する光源装置5の熱が伝達された後述する放熱部材82を流通した冷却気体を排出する排気口251を有する。
以下の説明では、互いに交差する+X方向、+Y方向及び+Z方向のうち、+X方向を左側面部25から右側面部26に向かう方向とし、+Y方向を底面部22から天面部21に向かう方向とし、+Z方向を背面部24から正面部23に向かう方向とする。また、図示を省略するが、+X方向、+Y方向及び+Z方向の反対方向を、それぞれ-X方向、-Y方向及び-Z方向とする。
詳しくは後述するが、+X方向は、光源装置5から出射された光の出射方向沿う方向であり、第1方向に相当する。+Z方向は、+X方向と交差し、投射光学装置7に光が入射される方向であり、第2方向に相当する。また、+X方向及び+Z方向の両方に垂直な+Y方向は、第3方向に相当する。
なお、本実施形態においては、+X方向、+Y方向及び+Z方向は、互いに垂直な方向として規定している。すなわち、第3方向である+Y方向は、第1方向である+X方向及び第2方向である+Z方向の両方に垂直な方向である。
[プロジェクターの内部構成]
図2は、プロジェクター1Aの内部構成を示す模式図である。
プロジェクター1Aは、図2に示すように、外装筐体2内にそれぞれ収容される電源装置3、画像投射装置4及び冷却装置8を備える。この他、図示を省略するが、プロジェクター1Aは、プロジェクター1Aの動作を制御する制御装置を備える。
電源装置3は、外部から供給される商用交流電流を直流電流に変換した後、プロジェクター1Aの電子部品に、昇圧及び降圧した電流を供給する。すなわち、電源装置3は、プロジェクター1Aの電子部品に電力を供給する。本実施形態において、電源装置3は、背面部24に沿って外装筐体2の内側に配置されている。
[画像投射装置の構成]
画像投射装置4は、画像情報に応じた画像を上記被投射面上に投射する。画像投射装置4は、+Y方向から見て+X方向及び+Z方向にそれぞれ延出する略L字状に構成されている。画像投射装置4は、光源装置5、画像形成装置6及び投射光学装置7を備える。
光源装置5は、図2に示されるように、外装筐体2内の空間S内において左側面部25側で背面部24側の部位に位置し、+X方向に照明光を出射する。すなわち、本発明における第1方向は、+X方向である。なお、光源装置5の構成については、後に詳述する。
画像形成装置6は、光源装置5から出射された光を用いて画像光を形成する。画像形成装置6は、光学部品用筐体61、均一化装置62、色分離装置63、リレー装置64及び電気光学装置65を備える。
光学部品用筐体61は、均一化装置62、色分離装置63、リレー装置64及び電気光学装置65を内部に収容する。なお、画像投射装置4には、設計上の光軸である照明光軸Axが設定されており、光学部品用筐体61は、照明光軸Axにおける所定位置に、上記装置62~65を保持する。なお、光源装置5及び投射光学装置7は、照明光軸Axにおける所定位置に配置される。
均一化装置62は、光源装置5に対して+X方向に位置し、光源装置5から出射された照明光を均一化する。この均一化された照明光は、色分離装置63及びリレー装置64を経て、電気光学装置65の後述する光変調装置653の変調領域を照明する。均一化装置62は、2つのレンズアレイ621,622、偏光変換素子623及び重畳レンズ624を備える。そして、照明光は、均一化装置62を+X方向に通過する。
色分離装置63は、均一化装置62に対して+X方向に位置し、均一化装置62から入射される光を赤、緑及び青の各色光に分離する。色分離装置63は、緑色光及び赤色光を+X方向に透過させ、青色光を+Z方向に反射させるダイクロイックミラー631と、赤色光を+X方向に透過させ、緑色光を+Z方向に反射させるダイクロイックミラー632と、+Z方向に進行する青色光を+X方向に反射させる反射ミラー633と、を備える。
リレー装置64は、色分離装置63に対して+X方向に位置し、他の色光の光路より長い赤色光の損失を抑制する。リレー装置64は、色分離装置63を+X方向に通過した赤色光の光路上に設けられる入射側レンズ641と、入射側レンズ641を通過した赤色光を+Z方向に反射させる反射ミラー642と、+Z方向に進行する赤色光の光路上に設けられるリレーレンズ643と、リレーレンズ643を通過した赤色光を-X方向に反射させる反射ミラー644と、を備える。すなわち、リレー装置64は、+Y方向から見て略U字状に折り返されて-X方向に出射される赤色光の光路にそれぞれ設けられる入射側レンズ641、反射ミラー642、リレーレンズ643及び反射ミラー644を有する。
電気光学装置65は、色分離装置63から+X方向に出射される青色光、色分離装置63から+Z方向に出射される緑色光、及び、リレー装置64から-X方向に出射される赤色光が集まる部位に配置されている。電気光学装置65は、それぞれ入射される色光に応じて設けられる3つのフィールドレンズ651、3つの入射側偏光板652、3つの光変調装置653、3つの視野角補償板654及び3つの出射側偏光板655と、1つの色合成装置656と、を備える。例えば、+Z方向に進行する緑色光の光路上には、それぞれ1つのフィールドレンズ651、入射側偏光板652、光変調装置653(653G)、視野角補償板654及び出射側偏光板655が配置されている。
光変調装置653は、赤色光用の光変調装置653R、緑色光用の光変調装置653G及び青色光用の光変調装置653Bを含む。光変調装置653は、光源装置5から出射された光を画像情報に応じて変調する。本実施形態では、光変調装置653は、透過型の液晶パネルによって構成されており、入射側偏光板652、光変調装置653、出射側偏光板655によって液晶ライトバルブが構成される。
視野角補償板654は、液晶パネルである光変調装置653に光が斜方入射される場合に、光変調装置653にて生じる複屈折による常光と異常光との間に生じる位相差を補償する。
色合成装置656は、赤色光、緑色光及び青色光の各光路の交差部に設けられている。色合成装置656は、光変調装置653B,653G,653Rによって変調された各色光を合成して画像を形成する。
色合成装置656は、本実施形態では、クロスダイクロイックプリズムによって構成され、詳しい図示を省略するが、赤、緑及び青の各色光が入射される3つの入射面と、合成された画像が出射される出射面と、を有する。
出射面は、投射光学装置7側を向いており、合成された画像を第2方向である+Z方向に出射する。換言すると、色合成装置656から出射され、投射光学装置7によって投射される画像は、第2方向である+Z方向に沿って投射光学装置7に入射される。
投射光学装置7は、色合成装置656によって合成され+Z方向に沿って入射される画像を被投射面上に拡大投射する。すなわち、投射光学装置7は、光変調装置653B,653G,653Rによって変調された光を投射する。投射光学装置7は、例えば筒状の鏡筒内に複数のレンズが収納された組レンズとして構成され、レンズ光軸が+Z方向と平行となるように配置される。換言すると、投射光学装置7は、+Z方向に沿って電気光学装置65からの光が入射される位置に配置されている。
そして、図2に示されるように、光源装置5、光変調装置653及び投射光学装置7は、上記の通り、光源装置5から投射光学装置7までの光軸が+Y方向から見て略L字状となるように、外装筐体2の内部に配置されている。
[光源装置の構成]
図3は、光源装置5の構成を示す模式図である。
光源装置5は、照明光を均一化装置62に出射する。光源装置5は、図3に示すように、光源部51、アフォーカル光学素子52、ホモジナイザー光学素子53、偏光分離素子54、第1集光素子55、波長変換素子56、第1位相差素子57、第2集光素子58、拡散反射装置59及び第2位相差素子RPと、これらを内部に収容する光源用筐体CAと、を備える。
光源用筐体CAは、塵埃等が内部に侵入しづらい密閉筐体として構成されている。
光源部51、アフォーカル光学素子52、ホモジナイザー光学素子53、偏光分離素子54と、第1位相差素子57、第2集光素子58及び拡散反射装置59は、光源装置5に設定された照明光軸Ax1上に配置されている。
波長変換素子56、第1集光素子55、偏光分離素子54及び第2位相差素子RPは、光源装置5に設定され、かつ、照明光軸Ax1に直交する照明光軸Ax2上に配置されている。
なお、光源装置5からの照明光の出射方向である+X方向は、照明光軸Ax2に沿う方向である。
[光源部の構成]
光源部51は、光を出射する光源511及びコリメーターレンズ515を備える。
光源511は、複数の第1半導体レーザー512及び複数の第2半導体レーザー513と、支持部材514と、を備える。
第1半導体レーザー512は、励起光であるs偏光の青色光L1sを出射する。青色光L1sは、例えば、ピーク波長が440nmのレーザー光である。第1半導体レーザー512から出射された青色光L1sは、波長変換素子56に入射される。
第2半導体レーザー513は、p偏光の青色光L2pを出射する。青色光L2pは、例えば、ピーク波長が460nmのレーザー光である。第2半導体レーザー513から出射された青色光L2pは、拡散反射装置59に入射される。
支持部材514は、照明光軸Ax1と直交する平面にそれぞれアレイ状に配置された複数の第1半導体レーザー512及び複数の第2半導体レーザー513を支持する。支持部材514は、熱伝導性を有する金属製部材であり、後述する受熱部材81に接続され、各半導体レーザー512,513、ひいては、光源511の熱を受熱部材81に伝達する。
第1半導体レーザー512から出射された青色光L1s及び第2半導体レーザー513から出射された青色光L2pは、コリメーターレンズ515によって平行光束に変換され、アフォーカル光学素子52に入射される。
なお、本実施形態では、光源511は、s偏光の青色光L1sと、p偏光の青色光L2pとを出射する構成であるが、これに限らず、光源511は、偏光方向が同じ直線偏光光である青色光を出射する構成としてもよい。この場合、入射された1種類の直線偏光をs偏光及びp偏光が含まれる光とする位相差素子を、光源部51と偏光分離素子54との間に配置すればよい。
[アフォーカル光学素子及びホモジナイザー光学素子の構成]
アフォーカル光学素子52は、光源部51から入射される青色光L1s及び青色光L2pの光束径を調整して、ホモジナイザー光学素子53に入射させる。アフォーカル光学素子52は、入射される光を集光するレンズ521と、レンズ521によって集光された光束を平行化するレンズ522と、により構成されている。
ホモジナイザー光学素子53は、青色光L1s,L2pの照度分布を均一化する。ホモジナイザー光学素子53は、一対のマルチレンズアレイ531,532により構成されている。
[偏光分離素子の構成]
ホモジナイザー光学素子53を通過した青色光L1s,L2pは、偏光分離素子54に入射する。偏光分離素子54は、プリズム型の偏光ビームスプリッターである。
偏光分離素子54は、入射する光に含まれるs偏光成分とp偏光成分とを分離する。具体的に、偏光分離素子54は、s偏光成分を反射させ、p偏光成分を透過させる。また、偏光分離素子54は、s偏光成分及びp偏光成分のいずれの偏光成分であっても、所定波長以上の光を透過させる色分離特性を有する。
従って、s偏光の青色光L1sは、偏光分離素子54にて反射され、第1集光素子55に入射する。一方、p偏光の青色光L2pは、偏光分離素子54を透過して、第1位相差素子57に入射する。
[第1集光素子の構成]
第1集光素子55は、偏光分離素子54にて反射された青色光L1sを波長変換素子56に集光する。また、第1集光素子55は、波長変換素子56から入射される蛍光光YLを平行化する。このような第1集光素子55は、2つのレンズ551,552を有する構成を例示できるが、第1集光素子55を構成するレンズの数は問わない。
[波長変換素子の構成]
波長変換素子56は、入射された光によって励起されて、入射された光より波長が長い蛍光光YLを生成し、蛍光光YLを第1集光素子55に出射する。換言すると、波長変換素子56は、入射された光の波長を変換し、変換された光を出射する。波長変換素子56によって生成された蛍光光YLは、例えば、ピーク波長が500~700nmの光である。波長変換素子56は、波長変換部561及び放熱部562を備える。
波長変換部561は、図示を省略するが、波長変換層及び反射層を有する。波長変換層は、入射される青色光L1sを波長変換した非偏光光である蛍光光YLを拡散出射する蛍光体を含む。反射層は、波長変換層から入射される蛍光光YLを第1集光素子55側に反射させる。
放熱部562は、波長変換部561における光入射側とは反対側の面に設けられ、波長変換部561にて生じた熱を放出する。
波長変換素子56から出射された蛍光光YLは、照明光軸Ax2に沿って第1集光素子55を通過した後、上記色分離特性を有する偏光分離素子54に入射される。そして、蛍光光YLは、偏光分離素子54を照明光軸Ax2に沿って通過し、第2位相差素子RPに入射する。
なお、波長変換素子56は、モーター等の回転装置によって、照明光軸Ax2と平行な回転軸を中心として回転される構成であってもよい。
[第1位相差素子及び第2集光素子の構成]
第1位相差素子57は、偏光分離素子54と第2集光素子58との間に配置されている。第1位相差素子57は、偏光分離素子54を通過した青色光L2pを円偏光の青色光L2cに変換する。青色光L2cは、第2集光素子58に入射される。
第2集光素子58は、第1位相差素子57から入射される青色光L2cを拡散反射装置59に集光する。また、第2集光素子58は、拡散反射装置59から入射される青色光L2cを平行化する。なお、第2集光素子58を構成するレンズの数は、適宜変更可能である。
[拡散反射装置の構成]
拡散反射装置59は、波長変換素子56にて生成及び出射される蛍光光YLと同様の拡散角で、入射された青色光L2cを拡散反射させる。拡散反射装置59は、図示を省略するが、入射された青色光L2cをランバート反射させる反射板と、反射板を照明光軸Ax1と平行な回転軸を中心として回転させる回転装置と、を備える。
拡散反射装置59にて拡散反射された青色光L2cは、第2集光素子58を通過した後、第1位相差素子57に入射される。青色光L2cは、拡散反射装置59にて反射される際に、回転方向が反対方向の円偏光に変換される。このため、第2集光素子58を介して第1位相差素子57に入射された青色光L2cは、偏光分離素子54から第1位相差素子57に入射された際のp偏光の青色光L2cではなく、s偏光の青色光L2sに変換される。そして、青色光L2sは、偏光分離素子54にて反射されて、第2位相差素子RPに入射される。すなわち、偏光分離素子54から第2位相差素子RPに入射される光は、青色光L2s及び蛍光光YLが混在した白色光である。
[第2位相差素子の構成]
第2位相差素子RPは、偏光分離素子54から入射される白色光をs偏光及びp偏光が混在する光に変換する。このように変換された白色の照明光WLは、均一化装置62に入射する。
[冷却装置の構成]
冷却装置8は、プロジェクター1Aを構成する冷却対象を冷却する。本実施形態において、冷却対象は、光源装置5の光源511である。冷却装置8は、図2に示すように、受熱部材81、放熱部材82及び送風装置83を備える。受熱部材81、放熱部材82及び送風装置83は、+X方向及び+Z方向に延出する略L字状の画像投射装置4における投射光学装置7に対して、光源装置5の配置側、すなわち、-X方向側に配置されている。
[受熱部材の構成]
受熱部材81は、光源511を構成する支持部材514(図3参照)と放熱部材82とに接続され、光源511にて生じた熱を放熱部材82に伝達する。受熱部材81は、光源装置5に対して+Z方向に位置する。すなわち、受熱部材81は、光源用筐体CAの外側に位置している。受熱部材81は、光源装置5側、すなわち、-Z方向を向く受熱面811と、受熱面811に対して表裏の関係にあり、放熱部材82側、すなわち、+Z方向を向く放熱面812と、を備える。
受熱面811は、支持部材514と接続されることによって光源511と接続され、支持部材514から受熱する。
放熱面812は、放熱部材82と接続され、支持部材514から伝達された熱を放熱部材82に伝達する。
[放熱部材の構成]
図4は、冷却装置8及び画像投射装置4を+Z方向側から見た図である。
放熱部材82は、受熱部材81を介して光源511から伝達される熱を放出する。詳述すると、放熱部材82は、受熱部材81から伝達される光源511の熱を、送風装置83によって流通する冷却気体に伝達し、受熱部材81、ひいては、光源511を冷却する。
放熱部材82は、図2に示されるように、投射光学装置7に対して第1方向である+X方向とは反対方向(-X方向)に配置されている。放熱部材82は、図2及び図4に示すように、本体部821及び複数のフィン822を有する。
本体部821は、放熱部材82において放熱面812と接続され光源511の熱が伝達される部位であり、複数のフィン822の基端となる部位である。
複数のフィン822は、板状の放熱フィンであり、それぞれ本体部821から+Z方向に延出する延出部である。換言すると、各フィン822は、+X方向及び+Z方向によって規定される平面を有する板状部分であり、各フィン822は、+Y方向に沿って所定間隔を隔てて配列されている。
[送風装置の構成]
送風装置83は、ターボファンと呼ばれる遠心力ファンであり、外装筐体2内に導入された空気を冷却気体として放熱部材82に送風する。送風装置83は、図2に示されるように、放熱部材82とともに投射光学装置7に対して第1方向である+X方向とは反対方向(-X方向)に配置されている。また、送風装置83は、放熱部材82に対して+X方向側に配置されている。送風装置83は、ハウジング831及び羽根部材832と、羽根部材832を回転させる図示しないモーターと、を有する。
ハウジング831は、羽根部材832及びモーターを内部に収容する。ハウジング831は、-Y方向を向く面に位置する略円形状の吸気口8311(図2及び図4)と、+Y方向を向く面に位置する吸気口8312(図4)と、吸引された冷却気体を送出する略矩形状の送出口8313(図2及び図4)と、を有する。すなわち、送風装置83は、両面吸気ファンである。しかしながら、送風装置83は、吸気口8311,8312のうち一方が閉塞された片面吸気ファンであってもよい。
なお、送出口8313の+Z方向における寸法は、図2に示すように、複数のフィン822の+Z方向における寸法に応じて設定されている。また、送出口8313の+Y方向における寸法は、図4に示すように、放熱部材82の+Y方向における寸法、すなわち、複数のフィン822の+Y方向における寸法に応じて設定されている。換言すると、複数のフィン822の+Z方向及び+Y方向における各寸法は、送出口8313の+Z方向及び+Y方向における各寸法に合わせて設定されている。
羽根部材832は、モーターによってハウジング831内にて回転軸を中心に回転されて、吸気口8311,8312を介して空気を吸引し、吸引した空気を送出口8313から放熱部材82に向けて冷却気体として-X方向に送出する環状部材である。羽根部材832の回転軸は、第1方向である+X方向、及び、第2方向である+Z方向のそれぞれに直交する第3方向である+Y方向と略平行となるように設定されている。すなわち、遠心力ファンである送風装置83は、羽根部材832の回転軸が第3方向である+Y方向に沿うように外装筐体2内に配置されている。
羽根部材832は、羽根部材832の回転軸を中心とする周方向に、複数の羽根8321が設けられている。複数の羽根8321のそれぞれは、羽根部材832の回転方向に対する反対方向に湾曲して形成されている。このため、ターボファンである送風装置83から送出される冷却気体の静圧は、同サイズのシロッコファンから送出される冷却気体の静圧に比べて高くなっている。
[冷却気体の流通方向]
送風装置83が駆動されると、正面部23に位置する導入口232を介して、外装筐体2外の気体が外装筐体2内部に導入される。そして、外装筐体2内に導入された空気は、吸気口8311,8312を介してハウジング831内に吸引され、冷却気体として、放熱部材82における複数のフィン822に送出される。図2に示されるように、送風装置83は、放熱部材82の複数のフィン822に対して、第1方向である+X方向とは反対方向である-X方向に冷却気体を送出する。
ここで、図4に示すように、複数のフィン822は、+Y方向に沿って所定の間隔を隔てて配置されている。換言すると、+Y方向において隣り合う各フィン822の間には、図4において一点鎖線にて示す冷却気体が流通可能な隙間GPが形成されている。
そして、各フィン822には、受熱部材81に光源511から伝達された熱が本体部821を介して伝達される。
このため、各フィン822から各隙間GPを流通する冷却気体に熱が伝達され、これにより、各フィン822、ひいては、受熱部材81及び光源511が冷却される。
このように、各フィン822間の隙間GPを-X方向に流通した冷却気体は、フィン822を冷却しつつ、左側面部25に形成された排気口251に到達する。
図2に示すように、排気口251には、複数の排気側ルーバー252が設けられている。複数の排気側ルーバー252は、それぞれ外装筐体2の内側に+X方向かつ-Z方向に延出しており、各排気側ルーバー252を介して外装筐体2外に排出される冷却気体は、-X方向かつ+Z方向に流通するように設定されている。
このため、放熱部材82を流通して排気口251に到達した冷却気体は、排気側ルーバー252によって、左側面部25の排気口251から正面側である+Z方向側に排出される。すなわち、外装筐体2は、排気口251に位置する複数の排気側ルーバー252を有し、複数の排気側ルーバー252は、排気口251を通過する冷却気体の流通方向を第2方向である+Z方向側に調整する。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1Aには、以下の効果がある。
プロジェクター1Aは、光を出射する光源511を有する光源装置5と、光源装置5から出射される光を変調する光変調装置653と、光変調装置653によって変調された光を投射する投射光学装置7と、光源511から伝達された熱を放出する放熱部材82と、放熱部材82に冷却気体を送風する送風装置83と、を備える。投射光学装置7は、光源装置5から出射された光の出射方向に沿う第1方向である+X方向と交差する第2方向である+Z方向に沿って光が入射される位置に配置される。送風装置83は、回転軸を中心に回転し、回転方向に対する反対方向に湾曲した複数の羽根8321が設けられた羽根部材832を有する遠心力ファンであり、遠心力ファンである送風装置83は、回転軸が、+X方向及び+Z方向の両方に垂直な+Y方向に沿うように配置されている。放熱部材82及び送風装置83は、投射光学装置7に対して+X方向とは反対方向である-X方向に配置されている。
これによれば、送風装置83として軸流ファンが設けられる場合に比べて、+Y方向におけるプロジェクター1Aの寸法を小さくできる。従って、プロジェクター1Aの小型化を図ることができる。
ここで、軸流ファンは、送出口の中央部にモーターが配置されることから、送出口の中央部から冷却気体は送出されない。このため、冷却気体の送風方向に沿って見て、放熱部材において温度が最も高い部位と送出口の中央部とが一致していると、当該温度が最も高い部位に冷却気体が送風されづらく、放熱部材が冷却されにくい。
また、軸流ファンから送出された冷却気体の流れは旋回流であるため、放熱部材82のように、それぞれ放熱フィンとして機能する複数のフィン822が設けられた放熱部材が送風対象である場合には、各フィン822間に冷却気体を流通させづらい。一方、シロッコファンは、送出口が小さいため、静圧は高いものの、風量が小さいという問題がある。
これに対し、送風装置83の羽根部材832は、羽根部材832の回転方向に対する反対方向に湾曲した複数の羽根8321を有する。すなわち、送風装置83は、遠心力ファンの1種であるターボファンである。これによれば、シロッコファンに比べて大きな送出口8313から、軸流ファンの場合のような旋回流ではない流れの冷却気体を送出できる他、送出口8313の中央部からも冷却気体を送出できる。従って、放熱部材82、ひいては、光源511を効果的に冷却できる。
プロジェクター1Aは、光源装置5、光変調装置653、投射光学装置7、放熱部材82及び送風装置83を収容する外装筐体2を備える。外装筐体2は、送風装置83によって吸引される冷却気体を外装筐体2内に導入する導入口232と、放熱部材82を流通した冷却気体が排出される排気口251と、投射光学装置7から出射される光の投射方向でもある+Z方向に位置する第1面としての正面部23と、正面部23と交差して、-X方向に位置する第2面としての左側面部25と、を有する。これらのうち、導入口232は、正面部23に設けられ、排気口251は、左側面部25に設けられている。これによれば、送風装置83に近い位置に導入口232を配置できる他、放熱部材82に近い位置に排気口251を配置できる。このため、外装筐体2外の比較的温度が低い空気を送風装置83が吸引して冷却気体として送出できる他、放熱部材82を流通して温度が高くなった冷却気体を速やかに外装筐体2外に排出できる。従って、外装筐体2内の温度を低く保つことができ、放熱部材82、ひいては、光源511の冷却効率を高めることができる。
ここで、プロジェクター1Aの利用時にプロジェクター1Aの周囲には、投射された画像を観察する観察者や壁等の遮蔽物が存在する場合がある。このような遮蔽物が存在すると、排気口251からの排気が円滑に行われず、冷却対象である光源511の冷却効率が低下する可能性が生じる。
これに対し、外装筐体2は、排気口251に位置し、排気口251を通過する冷却気体の流通方向を+Z方向側に調整する複数の排気側ルーバー252を有する。これによれば、冷却気体は、排気口251から+Z方向側に排出されるので、遮蔽物に向かって冷却気体が排出されることを抑制できる。従って、冷却気体の排出が滞って光源511の冷却効率が低下することを抑制できる。
放熱部材82は、光源511の熱が伝達される本体部821と、本体部821からそれぞれ+Z方向に延出し、+Y方向に沿って所定間隔を隔てて配列された複数のフィン822と、を有する。送風装置83は、複数のフィン822に対して+X方向の反対方向である-X方向に冷却気体を送出する。これによれば、放熱フィンとしてそれぞれ機能する複数のフィン822を流通した冷却気体を排気口251に流通させやすくすることができる。このため、放熱部材82を流通して温度が高くなった冷却気体を外装筐体2外に速やかに排出できる。従って、光源511の冷却効率を一層高めることができる。
プロジェクター1Aの冷却装置8は、光源511及び放熱部材82のそれぞれと接続され、光源511の熱を放熱部材82に伝達する受熱部材81を備える。受熱部材81は、光源511に接続される受熱面811と、放熱部材82に接続される放熱面812と、を有する。これによれば、光源511の熱は、受熱部材81を介して放熱部材82に伝達されるので、光源511の熱を放熱部材82に伝達させやすくすることができる。従って、光源511の冷却効率を高めることができる。また、受熱部材81は、密閉筐体である光源用筐体CAの外側に設けられているので、同じく光源用筐体CAの外側に位置する放熱部材82に光源511の熱を伝達できる。従って、光源装置5の内部構成に塵埃が付着しづらい構成としつつ、光源511を冷却できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係るプロジェクターは、第1実施形態にて示したプロジェクター1Aと同様の構成を備えるが、電源装置及び冷却装置の配置が異なる点で、プロジェクター1Aと相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図5は、本実施形態に係るプロジェクター1Bの内部構成を示す模式図である。換言すると、図5は、プロジェクター1Bにおける電源装置3と、冷却装置8の受熱部材81、放熱部材82及び送風装置83との配置を示す模式図である。
本実施形態に係るプロジェクター1Bは、プロジェクター1Aと同様の構成及び機能を有する。具体的に、プロジェクター1Bは、図5に示すように、外装筐体2、電源装置3、画像投射装置4、冷却装置8及び図示しない制御装置を備え、外装筐体2は、電源装置3、画像投射装置4、冷却装置8及び制御装置を収容する。
プロジェクター1Bにおいて、電源装置3は、投射光学装置7に対して光源装置5が位置する側である-X方向に位置する。換言すると、電源装置3は、投射光学装置7と、放熱部材82及び送風装置83との間に配置されている。
プロジェクター1Bにおいても、冷却装置8は、プロジェクター1Bを構成する冷却対象を冷却する。冷却装置8は、冷却対象である光源511を冷却するものとして、受熱部材81、放熱部材82及び送風装置83を備える。
受熱部材81は、プロジェクター1Aでの場合と同様に、光源用筐体CAの外側に設けられている。受熱部材81は、光源511の支持部材514と接続される受熱面811と、受熱面811に対して表裏の関係にあり、+Z方向を向く放熱面812と、を有する。
また、放熱部材82も、放熱面812と接続される本体部821と、本体部821からそれぞれ+Z方向に延出し、伝達された光源511の熱を放出する放熱フィンとしてそれぞれ機能する複数のフィン822と、を有する。
送風装置83は、プロジェクター1Aでの場合と同様に、放熱部材82とともに投射光学装置7に対して第1方向である+X方向とは反対方向である-X方向に配置されている。一方で、送風装置83は、プロジェクター1Bでは、プロジェクター1Aでの場合と異なり、放熱部材82に対して+Z方向側に配置される。また、送風装置83は、吸気口8311,8312が-Y方向及び+Y方向を向く面にそれぞれ位置するとともに、送出口8313が-Z方向に開口するように配置される。このため、送風装置83による冷却気体の送出方向は、-Z方向と平行である。すなわち、送風装置83は、放熱部材82の複数のフィン822に対して、第2方向である+Z方向とは反対方向である-Z方向に冷却気体を送出する。なお、送風装置83が有する羽根部材832の回転軸は、プロジェクター1Aでの場合と同様に、第3方向である+Y方向と略平行である。
送風装置83から送出された冷却気体は、-Z方向に流通し、放熱部材82の複数のフィン822の間を-Z方向に進行する。この際、冷却気体には、各フィン822に伝達された熱が伝達される。そして、冷却気体は、放熱部材82において-Z方向に位置する本体部821に到達し、本体部821に当たることによって流通方向が-X方向に変更される。流通方向が-X方向に変更された冷却気体は、プロジェクター1Aでの場合と同様に、排気口251から外装筐体2外に排出される。なお、排気口251には、上記した排気側ルーバー252が設けられていることにより、排気口251から排出される際に、冷却気体は、+Z方向側に排出される。
ここで、プロジェクター1Bの外装筐体2は、外装筐体2の外部から内部に向かって導入口232を通過する冷却気体の流通方向、すなわち、導入口232を介して外装筐体2内に導入される冷却気体の流通方向を調整する複数の導入側ルーバー233を有する。複数の導入側ルーバー233は、導入口232に位置する。複数の導入側ルーバー233は、外装筐体2内に向かって、-X方向で-Z方向に延出している。このため、送風装置83が駆動して吸引された外装筐体2外の空気は、複数の導入側ルーバー233を通過する際に、-X方向で-Z方向に向かって流通する。すなわち、複数の導入側ルーバー233は、導入口232を通過する冷却気体の流通方向を第1方向である+X方向とは反対方向側である-X方向側に調整する。
これにより、導入口232及び導入側ルーバー233を流通して外装筐体2内に導入される冷却気体は、正面部23を+Z方向から見た場合に、導入口232に対して+X方向に位置する空気、すなわち、排気口251から離れた位置の空気となる。従って、導入口232を介して導入される冷却気体の流路と、排気口251から排出される冷却気体の流路とを離すことができるので、排気口251から排出された冷却気体が、導入口232を介して外装筐体2内に導入されてしまうことを抑制できる。
[第2実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係るプロジェクター1Bは、プロジェクター1Aと同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
プロジェクター1Bの外装筐体2は、導入口232に位置し、導入口232を通過する冷却気体の流通方向を-X方向側に調整する導入側ルーバーを有する。これによれば、放熱部材82を流通した冷却気体が、排気口251から+Z方向側に排出される場合でも、外装筐体2の外部において排気口251から離れた空気を、導入口232を介して外装筐体2内に導入できる。従って、温度が低い空気を冷却気体として外装筐体2内に導入できるので、光源511の冷却効率を高めることができる。
プロジェクター1Bでは、送風装置83は、放熱部材82の複数のフィン822に対して第2方向である+Z方向の反対方向である-Z方向に冷却気体を送出する。これによれば、複数のフィン822の延出方向とは反対方向である-Z方向に流通した冷却気体は、本体部821に到達した後に排気口251側に流通する。このため、冷却気体と接触する放熱部材82の接触面積を拡大できるので、放熱部材82の放熱効率を高めることができる。従って、光源511の冷却効率を一層高めることができる。
プロジェクター1Bは、外装筐体2内に配置されて電子部品に電力を供給する電源装置3を備える。電源装置3は、投射光学装置7と、放熱部材82及び送風装置83との間に配置されている。これによれば、外装筐体2内に、投射光学装置7、電源装置3、放熱部材82及び送風装置83を密に配置できる。従って、プロジェクター1Bの小型化を一層図ることができる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、画像投射装置4は、図2及び図5にて示した構成を有するとした。しかしながら、これに限らず、光源装置5から出射された光の出射方向に沿う第1方向と、投射光学装置7に光が入射される方向である第2方向とが交差するように構成されていれば、画像投射装置4の構成は問わない。例えば、光源装置5は、半導体レーザーを有する光源511及び波長変換素子56を備える構成でなくてもよく、光源ランプを光源として備える構成としてもよい。
上記各実施形態では、外装筐体2において、第1面としての正面部23に、送風装置83によって吸引される空気を外装筐体2外から導入する導入口232が設けられ、第1面と交差する第2面としての左側面部25に、放熱部材82を流通した冷却気体が外装筐体2外に排出される排気口251が設けられるとした。しかしながら、これに限らず、導入口232及び排気口251は、正面部23及び左側面部25に設けられていなくてもよく、互いに交差する他の側面部に設けられていてもよく、互いに離れた側面部に設けられていてもよい。例えば、右側面部26に形成された吸気口261を介して外装筐体2内に導入された空気を、送風装置83が吸引して冷却気体として送出してもよく、また、放熱部材82を流通した冷却気体を、他の送風装置が吸引して、正面部23に形成された排気口を介して外装筐体2外に排出する構成としてもよい。
上記各実施形態では、排気口251に排気側ルーバー252が設けられ、上記第2実施形態では、導入口232に導入側ルーバー233が設けられているとした。しかしながら、これに限らず、プロジェクター1Aの導入口232に導入側ルーバー233が設けられていてもよく、また、排気側ルーバー252及び導入側ルーバー233の少なくともいずれかは、外装筐体2に設けられていなくてもよい。
また、上記各実施形態では、排気口251に設けられた排気側ルーバー252は、排気口251から排出される冷却気体の流通方向を+Z方向側に傾斜させるとした。しかしながら、これに限らず、排気側ルーバー252は、排気口251から排出される冷却気体の流通方向を他の方向に傾斜させてもよい。排気側ルーバー252が、冷却気体の流通方向を-Z方向側に傾斜させる場合には、導入側ルーバー233は、導入口232を通過する冷却気体の流通方向を、冷却気体が-Z方向に向かうに従って-X方向から+X方向に流通するように調整してもよい。
上記各実施形態では、放熱部材82は、光源511の熱が伝達される本体部821と、本体部821から+Z方向にそれぞれ延出し、かつ、+Y方向において所定間隔を隔てて配列される複数のフィン822と、を有するとした。しかしながら、これに限らず、放熱部材82の構成は適宜変更可能である。例えば、フィン822の形状は、板状に限らず、棒状等、適宜変更可能である。
上記第1実施形態では、電源装置3は、画像投射装置4と背面部24との間に位置し、上記第2実施形態では、電源装置3は、投射光学装置7と放熱部材82及び送風装置83との間に位置するとした。しかしながら、これに限らず、電源装置3の位置は、電源装置3の大きさ等を考慮して、適宜変更可能である。
上記各実施形態では、冷却装置8は、光源511の支持部材514と接続される受熱面811と、受熱面811に対して表裏の関係にあり、かつ、放熱部材82の本体部821と接続される放熱面812と、を有する受熱部材81を備えるとした。しかしながら、これに限らず、光源511の熱を放熱部材82に効率よく伝達できれば、受熱部材81は必ずしも必要ない。また、受熱部材81と同様の機能を有し、構成が異なる受熱部材を、受熱部材81に代えて採用してもよい。
上記第2実施形態では、送風装置83から-Z方向に送出されて放熱部材82に流通した冷却気体は、-Z方向に流通して排出されるとした。このような放熱部材82における+X方向の端部に、複数のフィン822間の隙間を閉塞する閉塞部を設けてもよい。この場合には、送風装置83から本体部821に送出された冷却気体が、+X方向側に流通することを抑制できる。
上記各実施形態では、光源装置5から出射された光の出射方向に沿う+X方向を、左側面部25から右側面部26に向かう方向とし、+X方向に交差し、かつ、投射光学装置7に光が入射される方向である+Z方向を、背面部24から正面部23に向かう方向とし、+X方向及び+Z方向の両方に垂直な+Y方向を底面部22から天面部21に向かう方向とした。しかしながら、これに限らず、+X方向、+Y方向及び+Z方向は、外装筐体2の形状に依らずに、適宜設定可能である。例えば、+X方向を右側面部26から左側面部25に向かう方向としてもよく、+Y方向を天面部21から底面部22に向かう方向としてもよい。すなわち、光源装置5から出射された光の出射方向に沿う第1方向と、投射光学装置7に入射する光の入射方向である第2方向とが交差し、かつ、第1方向及び第2方向の両方に垂直な第3方向を規定できれば、プロジェクターにおける各方向は他の方向であってもよい。
上記各実施形態では、プロジェクター1A,1Bは、3つの光変調装置653を備えるとした。しかしながら、これに限らず、2つ以下、あるいは、4つ以上の光変調装置を備えたプロジェクターにも、本発明を適用可能である。
上記各実施形態では、光変調装置653は、光入射面と光出射面とが異なる透過型の液晶パネルであるとした。しかしながら、これに限らず、光変調装置として、光入射面と光出射面とが同一となる反射型の液晶パネルを用いてもよい。また、入射光束を変調して画像情報に応じた画像を形成可能な光変調装置であれば、マイクロミラーを用いたデバイス、例えば、DMD(Digital Micromirror Device)等を利用したものなど、液晶以外の光変調装置を用いてもよい。
1A,1B…プロジェクター、2…外装筐体、23…正面部、231…開口部、232…導入口、24…背面部、25…左側面部、251…排気口、252…排気側ルーバー、26…右側面部、3…電源装置、4…画像投射装置、5…光源装置、511…光源、6…画像形成装置、61…光学部品用筐体、62…均一化装置、621,622…レンズアレイ、623…偏光変換素子、624…重畳レンズ、63…色分離装置、631,632…ダイクロイックミラー、633…反射ミラー、64…リレー装置、641…リレーレンズ、642,644…反射ミラー、643…リレーレンズ、65…電気光学装置、651…フィールドレンズ、652…入射側偏光板、653(653B,653G,653R)…光変調装置、654…視野角補償板、655…出射側偏光板、656…色合成装置、7…投射光学装置、8…冷却装置、81…受熱部材、811…受熱面、812…放熱面、82…放熱部材、821…本体部、822…延出部、83…送風装置、831…ハウジング、8311,8312…吸気口、8313…送出口、832…羽根部材、8321…羽根、+X…方向(第1方向)、+Y…方向(第3方向)、+Z…方向(第2方向)。

Claims (7)

  1. 光を出射する光源を有する光源装置と、
    前記光源装置から出射される光を変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、
    前記光源から伝達された熱を放出する放熱部材と、
    前記放熱部材に冷却気体を送風する送風装置と、
    前記光源装置、前記光変調装置、前記投射光学装置、前記放熱部材及び前記送風装置を
    収容する外装筐体と、を備え、
    前記投射光学装置は、前記光源装置から出射された光の出射方向に沿う第1方向と交差
    する第2方向に沿って光が入射される位置に配置され、
    前記送風装置は、回転軸を中心に回転し、回転方向に対する反対方向に湾曲した複数の
    羽根が設けられた羽根部材を有する遠心力ファンであり、
    前記遠心力ファンは、前記回転軸が、前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な第
    3方向に沿うように配置され、
    前記放熱部材及び前記送風装置は、前記投射光学装置に対して前記第1方向とは反対方
    向に配置され、
    前記外装筐体は、
    前記送風装置によって吸引される前記冷却気体を前記外装筐体内に導入する導入口と

    前記放熱部材を流通した前記冷却気体を排出する排気口と、
    前記投射光学装置から出射される光の投射方向に位置する第1面と、
    前記第1面と交差して、前記第1方向とは反対方向に位置する第2面と、を有し、
    前記導入口は、前記第1面に設けられ、
    前記排気口は、前記第2面に設けられることを特徴とするプロジェクター。
  2. 請求項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記外装筐体は、前記排気口に位置し、前記排気口を通過する前記冷却気体の流通方向
    を前記第2方向側に調整する排気側ルーバーを有することを特徴とするプロジェクター。
  3. 請求項2に記載のプロジェクターにおいて、
    前記外装筐体は、前記導入口に位置し、前記導入口を通過する前記冷却気体の流通方向
    を前記第1方向とは反対方向側に調整する導入側ルーバーを有することを特徴とするプロ
    ジェクター。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
    前記放熱部材は、
    前記光源の熱が伝達される本体部と、
    前記本体部からそれぞれ前記第2方向に延出し、前記第3方向に沿って所定間隔を隔
    てて配列された複数のフィンと、を有し、
    前記送風装置は、前記複数のフィンに対して、前記第1方向とは反対方向及び前記第2
    方向とは反対方向のうち一方の方向に前記冷却気体を送出することを特徴とするプロジェ
    クター。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載のプロジェクターにおいて、
    電子部品に電力を供給する電源装置を備え、
    前記電源装置は、前記投射光学装置と、前記放熱部材及び前記送風装置との間に配置さ
    れていることを特徴とするプロジェクター。
  6. 光を出射する光源を有する光源装置と、
    前記光源装置から出射される光を変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、
    前記光源から伝達された熱を放出する放熱部材と
    前記放熱部材に冷却気体を送風する送風装置と、を備え、
    前記投射光学装置は、前記光源装置から出射された光の出射方向に沿う第1方向と交差
    する第2方向に沿って光が入射される位置に配置され、
    前記送風装置は、回転軸を中心に回転し、回転方向に対する反対方向に湾曲した複数の
    羽根が設けられた羽根部材を有する遠心力ファンであり、
    前記遠心力ファンは、前記回転軸が、前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な第
    3方向に沿うように配置され、
    前記放熱部材及び前記送風装置は、前記投射光学装置に対して前記第1方向とは反対方
    向に配置され、
    前記放熱部材は、
    前記光源の熱が伝達される本体部と、
    前記本体部からそれぞれ前記第2方向に延出し、前記第3方向に沿って所定間隔を隔
    てて配列された複数のフィンと、を有し、
    前記送風装置は、前記複数のフィンに対して、前記第1方向とは反対方向及び前記第2
    方向とは反対方向のうち一方の方向に前記冷却気体を送出することを特徴とするプロジェ
    クター。
  7. 光を出射する光源を有する光源装置と、
    前記光源装置から出射される光を変調する光変調装置と、
    前記光変調装置によって変調された光を投射する投射光学装置と、
    前記光源から伝達された熱を放出する放熱部材と、
    前記放熱部材に冷却気体を送風する送風装置と、
    電子部品に電力を供給する電源装置と、を備え、
    前記投射光学装置は、前記光源装置から出射された光の出射方向に沿う第1方向と交差
    する第2方向に沿って光が入射される位置に配置され、
    前記送風装置は、回転軸を中心に回転し、回転方向に対する反対方向に湾曲した複数の
    羽根が設けられた羽根部材を有する遠心力ファンであり、
    前記遠心力ファンは、前記回転軸が、前記第1方向及び前記第2方向の両方に垂直な第
    3方向に沿うように配置され、
    前記放熱部材及び前記送風装置は、前記投射光学装置に対して前記第1方向とは反対方
    向に配置され、
    前記電源装置は、前記投射光学装置と、前記放熱部材及び前記送風装置との間に配置さ
    れていることを特徴とするプロジェクター。
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