JP7114423B2 - 測量装置、測量装置の動作方法およびプログラム - Google Patents
測量装置、測量装置の動作方法およびプログラム Download PDFInfo
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Description
(概要)
ここでは、測量装置としてトータルステーション(TS)を対象とし、TSが備える回転駆動部の動作に関連する異常有無の検出を行う実施形態を説明する。
図2には、図1に示すTS100の斜視図が示され、図3には、正面図が示されている。TS100は、ターゲット(または、ターゲットに備えられる反射プリズム)を探索する探索用レーザースキャン機能、および探索したターゲット(ターゲットに備えられる反射プリズム)を自動視準するための機構を備える。
回転誤差検出部300は、回転機能を有する装置に用いるものであって、回転実施前後の取得データの差異から、装置の回転時における異常の存在を検出するものである。装置の回転時における異常の原因は、例えば、装置の各部が固定されていないため回転前後で回転部と本体部の位置にズレが生じている、装置の回転制御が正しく行われていない等が挙げられる。
本実施形態において、回転誤差検出部300が行う処理の一例を図6に示す。ここでは、TS100が試験回転として水平回転(図2および図3におけるZ軸を中心とした回転)を行うことで、異常の有無を確認する場合の処理を示す。
上述のステップS101からステップS106の処理においては、水平方向に試験回転を行ったが、鉛直方向に試験回転を行うこともできる。この場合は、ステップS103において、鉛直方向に試験回転(図2および図3におけるX軸を中心とした回転)を行い、ステップS106において、試験回転前後の鉛直角を比較することで行うことができる。
また、本発明の実施において、対象装置となるものは、回転駆動部を備え、回転実施前後で比較するためのデータを取得できる装置であればよく、TSに限られるものではない。例えば、回転駆動部を備えるレーザースキャナ等の測量装置や写真撮影用カメラおよびビデオカメラ等の撮影装置であっても実施の可能性がある。
(概要)
第1の実施形態で示した、試験回転の実施により対象装置の異常の有無を確認する方法は、他の対象装置の異常の有無を確認する方法と組み合わせることで、より効果を高めることができる。そこで、本実施形態では、TSの本体部と水平回転駆動部とを固定する締め込みネジの締め込みを確認する方法を例として説明する。なお、本実施形態において、TS100、反射プリズム200および回転誤差検出部300については、特に言及のない場合、第1の実施形態と同様とする。
図2および図3に示すTS100の本体部11は、上盤部20に対して回転可能な状態で結合している。上盤部20は、三脚等の上部に固定された基盤部12に結合される。通常、TS100が運搬される状態では、上盤部20と基盤部12は分離されている。そして、測量現場にTS100が設置される段階で、本体部11下部の上盤部20が基盤部12に固定される。この様子が図7に示されている。
本実施形態において、回転誤差検出部300は、図9に示すように、図5に示す構成に加え、異常認証表示制御部305を備える。異常認証表示制御部305は、GUIの制御を行うものであって、TS100のディスプレイ18および19に表示される情報を制御することで、ユーザーに表示画面上で異常の有無を確認させる機能を制御する。また、異常認証表示制御部305は、ユーザーが音声によって、異常の有無を確認する機能を制御するものであってもよい。
本実施形態において、回転誤差検出部300が行う処理の一例を図10に示す。ここでは、回転誤差検出部300が、ユーザーによる締め込みネジ23の締め忘れを防止する装置として機能させる場合を説明する。
ユーザーは、本発明を実施することで、装置の回転動作に関連する異常や人為的なミスを、測量前に検知できる。加えて、本発明は、測量データを用いて検知するため、人間が見落としがちな軽微な異常も検知可能である。したがって、軽微な異常も事前に検知することで、高精度な測量の実現に寄与できる点が本発明の優位性である。
Claims (4)
- 測距用のレーザー光を用いた測量を行うための光学系を備え、水平回転が可能な回転部と、
前記水平回転を行うための水平回転駆動部と、
前記水平回転駆動部による前記回転部の回転の前後における前記測距用のレーザー光を用いた測量による測量データを比較することで、前記回転部の回転誤差を検出する回転誤差検出部と
を備え、
前記水平回転駆動部による前記回転は、回転前と回転後における前記光学系の向きを一致させる回転である測量装置。 - 前記回転部の回転の前後における前記測距用のレーザー光を用いた前記測量は、同じ反射プリズムを対象に行われる請求項1に記載の測量装置。
- 測距用のレーザー光を用いた測量を行うための光学系を備え、水平回転が可能な回転部と、
前記水平回転を行うための水平回転駆動部と
を備えた測量装置の動作方法であって、
前記水平回転駆動部により、回転前と回転後における前記光学系の向きを一致させる回転を前記回転部に行わせ、
前記回転部の前記回転の前後における前記測距用のレーザー光を用いた測量による測量データを比較することで、前記回転部の回転誤差を検出する測量装置の動作方法。 - 測距用のレーザー光を用いた測量を行うための光学系を備え、水平回転が可能な回転部と、前記水平回転を行うための水平回転駆動部とを備えた測量装置の動作をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記水平回転駆動部により、回転前と回転後における前記光学系の向きを一致させる回転を前記回転部に行わせ、
前記回転部の前記回転の前後における前記測距用のレーザー光を用いた測量による測量データを比較することで、前記回転部の回転誤差を検出するプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018171196A JP7114423B2 (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 測量装置、測量装置の動作方法およびプログラム |
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