JP7112530B2 - 装着部材 - Google Patents
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Description
本発明は、装着部材に関する。
従来、PC(Personal Computer)やゲーム装置等の情報処理装置に接続され、当該情報処理装置に操作信号を送信する操作装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載のコントローラー(操作装置)は、ユーザーの左右の手で把持される左側把持部及び右側把持部と、当該コントローラーの正面に配設された方向ボタン及び操作ボタンとを有する。
この特許文献1に記載のコントローラー(操作装置)は、ユーザーの左右の手で把持される左側把持部及び右側把持部と、当該コントローラーの正面に配設された方向ボタン及び操作ボタンとを有する。
ところで、ユーザーの片手に装着されるコントローラーは、安定して片手に装着されていないと、コントローラーによる操作がしづらいという問題がある。
このため、片手に安定して装着可能なコントローラーが要望されている。
このため、片手に安定して装着可能なコントローラーが要望されている。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決することを目的としたものであり、安定して装着できる装着部材を提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様に係る装着部材は、第1方向に延出する支持部材と、前記支持部材における前記第1方向の部位から延出するベルトと、前記ベルトにおける一端と接続され、前記支持部材に沿って前記第1方向にスライドするスライド部材と、前記支持部材に対して前記第1方向とは反対方向に設けられ、前記ベルトにおける他端側の部位を係止する係止部と、を備え、前記ベルトが前記係止部に係止されている状態では、前記支持部材及び前記ベルトによって囲まれる空間が形成され、前記スライド部材の一部は、前記空間内に配置されることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[情報処理システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSYを示す模式図である。
情報処理システムSYは、ゲーム機やPC(Personal Computer)等の情報処理装置PDと、画像表示装置DSと、少なくとも1つの操作装置1と、を備える。
以下、本発明の第1実施形態について、図面に基づいて説明する。
[情報処理システムの概略構成]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSYを示す模式図である。
情報処理システムSYは、ゲーム機やPC(Personal Computer)等の情報処理装置PDと、画像表示装置DSと、少なくとも1つの操作装置1と、を備える。
情報処理装置PDは、操作装置1から所定の通信方式で送信された操作情報を受信する。情報処理装置PDは、受信した操作情報に基づいてゲーム等の処理を実行し、処理結果を画像表示装置DSに送信する。
画像表示装置DSは、情報処理装置PDから送信された処理結果を表示する。
画像表示装置DSは、情報処理装置PDから送信された処理結果を表示する。
[操作装置の構成]
図2は、操作装置1の構成を示すブロック図である。
操作装置1は、ユーザーUSの片手に装着されて、ユーザーUSの操作に応じた操作情報を無線にて送信する。操作装置1は、ユーザーUSの左手LHに装着される操作装置1Lと、右手RHに装着される操作装置1Rとを含む。なお、操作装置1は、必ずしも操作装置1L,1Rのそれぞれを含まなくてもよく、操作装置1L,1Rのうち1つの操作装置を含めばよい。
このような操作装置1は、ユーザーUSの片手に装着される装着部材2を備える他、図2に示すように、それぞれ装着部材2に設けられる電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26を備える。換言すると、装着部材2は、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26を備える。
図2は、操作装置1の構成を示すブロック図である。
操作装置1は、ユーザーUSの片手に装着されて、ユーザーUSの操作に応じた操作情報を無線にて送信する。操作装置1は、ユーザーUSの左手LHに装着される操作装置1Lと、右手RHに装着される操作装置1Rとを含む。なお、操作装置1は、必ずしも操作装置1L,1Rのそれぞれを含まなくてもよく、操作装置1L,1Rのうち1つの操作装置を含めばよい。
このような操作装置1は、ユーザーUSの片手に装着される装着部材2を備える他、図2に示すように、それぞれ装着部材2に設けられる電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26を備える。換言すると、装着部材2は、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26を備える。
電池21は、操作装置1が動作する電力を供給する。本実施形態では、電池21には、充電可能な二次電池が採用されている。しかしながら、これに限らず、操作装置1が電池21を交換可能に構成されていれば、電池21は、一次電池であってもよい。
検出部22は、装着部材2の動き、すなわち、操作装置1が装着されたユーザーUSの片手の動きを検出する。具体的に、検出部22は、片手の動きに応じて変化する加速度及び角速度を検出し、検出された加速度及び角速度に応じた信号を制御部26に出力する。このような検出部22は、加速度センサー及びジャイロセンサーにより構成できる。
入力部23は、詳しい図示を省略するが、例えば後述する筐体30において外部に露出する部位に設けられ、片手によって入力可能なボタンやタッチセンサー等により構成される。そして、入力部23は、入力操作に応じた信号を制御部26に出力する。このような入力部23は、片手の動きをユーザーUSによる操作として検出する検出部22とともに、ユーザーUSによる操作を受け付ける操作部を構成する。
振動発生部24は、制御部26による制御の下、振動を発生させる。振動発生部24は、例えばモーターによって構成できる他、ソレノイドや圧電素子等のアクチュエーターによって構成できる。
検出部22は、装着部材2の動き、すなわち、操作装置1が装着されたユーザーUSの片手の動きを検出する。具体的に、検出部22は、片手の動きに応じて変化する加速度及び角速度を検出し、検出された加速度及び角速度に応じた信号を制御部26に出力する。このような検出部22は、加速度センサー及びジャイロセンサーにより構成できる。
入力部23は、詳しい図示を省略するが、例えば後述する筐体30において外部に露出する部位に設けられ、片手によって入力可能なボタンやタッチセンサー等により構成される。そして、入力部23は、入力操作に応じた信号を制御部26に出力する。このような入力部23は、片手の動きをユーザーUSによる操作として検出する検出部22とともに、ユーザーUSによる操作を受け付ける操作部を構成する。
振動発生部24は、制御部26による制御の下、振動を発生させる。振動発生部24は、例えばモーターによって構成できる他、ソレノイドや圧電素子等のアクチュエーターによって構成できる。
通信部25は、制御部26による制御の下、外部機器である情報処理装置PDと無線にて通信する。すなわち、通信部25は、情報処理装置PD等の外部機器に対して操作情報を送信する送信部として機能する。すなわち、通信部25は、それぞれ操作部である検出部22及び入力部23に対するユーザーUSの操作に応じた操作情報を外部機器に送信する送信部に相当する。また、通信部25は、情報処理装置PD等の外部機器から制御情報を受信する受信部として機能する。なお、操作装置1は、情報処理装置PD等の外部機器と有線で通信する構成としてもよい。
制御部26は、操作装置1の動作を制御する。例えば、制御部26は、それぞれ操作部である検出部22及び入力部23から、ユーザーUSの操作に応じて入力する信号に応じた操作情報を、通信部25によって情報処理装置PD等の外部機器に送信する。また例えば、制御部26は、通信部25によって受信された制御情報に応じて、振動発生部24に振動を発生させる。
制御部26は、操作装置1の動作を制御する。例えば、制御部26は、それぞれ操作部である検出部22及び入力部23から、ユーザーUSの操作に応じて入力する信号に応じた操作情報を、通信部25によって情報処理装置PD等の外部機器に送信する。また例えば、制御部26は、通信部25によって受信された制御情報に応じて、振動発生部24に振動を発生させる。
[左手に装着される装着部材の構成]
図3及び図4は、左手LHに装着される操作装置1(1L)を示す斜視図である。詳述すると、図3は、操作装置1Lを上方正面側から見た斜視図であり、図4は、操作装置1Lを下方背面側から見た斜視図である。また、図5~図7は、左手LHによって把持された操作装置1Lを示す右側面図、左側面図及び上面図である。
操作装置1Lは、上記のように、左手LHに装着される装着部材2を備える。
装着部材2は、図3~図7に示すように、操作装置1Lにおいて左手LHによって把持される略柱状の部位である筐体30と、筐体30にそれぞれ設けられる支持部材31、第1付勢部材32、スライド部材33、ベルト34、ヒンジ35、第2付勢部材36、当接部材37及び巻取機構38と、を備える。また、装着部材2は、ベルト34が巻取機構38によって係止されている状態では、支持部材31、ベルト34、ヒンジ35及び当接部材37によって囲まれる空間であり、ユーザーUSの片手が挿入される空間である空間SPを有する。
そして、図5~図7に示すように、空間SPに挿入された左手LHによって筐体30及び支持部材31が把持され、ベルト34が左手LHの甲に巻回された状態にて、ベルト34が巻き取られることによって、操作装置1Lの装着部材2は、左手LHに装着される。このように、筐体30及び支持部材31は、片手によって把持される把持部ということもできる。
図3及び図4は、左手LHに装着される操作装置1(1L)を示す斜視図である。詳述すると、図3は、操作装置1Lを上方正面側から見た斜視図であり、図4は、操作装置1Lを下方背面側から見た斜視図である。また、図5~図7は、左手LHによって把持された操作装置1Lを示す右側面図、左側面図及び上面図である。
操作装置1Lは、上記のように、左手LHに装着される装着部材2を備える。
装着部材2は、図3~図7に示すように、操作装置1Lにおいて左手LHによって把持される略柱状の部位である筐体30と、筐体30にそれぞれ設けられる支持部材31、第1付勢部材32、スライド部材33、ベルト34、ヒンジ35、第2付勢部材36、当接部材37及び巻取機構38と、を備える。また、装着部材2は、ベルト34が巻取機構38によって係止されている状態では、支持部材31、ベルト34、ヒンジ35及び当接部材37によって囲まれる空間であり、ユーザーUSの片手が挿入される空間である空間SPを有する。
そして、図5~図7に示すように、空間SPに挿入された左手LHによって筐体30及び支持部材31が把持され、ベルト34が左手LHの甲に巻回された状態にて、ベルト34が巻き取られることによって、操作装置1Lの装着部材2は、左手LHに装着される。このように、筐体30及び支持部材31は、片手によって把持される把持部ということもできる。
なお、操作装置1Lと操作装置1Rとは、鏡面対称構造を有する。このため、以下の説明では、操作装置1Lについて詳述し、操作装置1Rについての説明は省略する。
また、以下の説明では、互いに直交する三方向を+X方向、+Y方向及び+Z方向とする。そして、左手LHによって把持された際の操作装置1Lの左方向を+X方向とし、操作装置1Lの高さ方向を+Y方向とし、操作装置1Lの奥行き方向を+Z方向とする。また、図示を省略するが、+X方向の反対方向を-X方向とし、+Y方向の反対方向を-Y方向とし、+Z方向の反対方向を-Z方向とする。
また、以下の説明では、互いに直交する三方向を+X方向、+Y方向及び+Z方向とする。そして、左手LHによって把持された際の操作装置1Lの左方向を+X方向とし、操作装置1Lの高さ方向を+Y方向とし、操作装置1Lの奥行き方向を+Z方向とする。また、図示を省略するが、+X方向の反対方向を-X方向とし、+Y方向の反対方向を-Y方向とし、+Z方向の反対方向を-Z方向とする。
[筐体の構成]
図8は、筐体30を支持部材31側から見た斜視図である。
筐体30は、図8に示すように、支持部材31が配置される配置部301と、巻取機構38が取り付けられる取付部302と、突出部303,304と、を有する。
配置部301は、筐体30において支持部材31と対向する部位に位置している。配置部301は、支持部材31が固定される固定面3011と、固定面3011に形成された凹部3012と、凹部3012の底部に設けられた溝部3013と、凹部3012の底部に設けられた係止部3014と、を有する。
図8は、筐体30を支持部材31側から見た斜視図である。
筐体30は、図8に示すように、支持部材31が配置される配置部301と、巻取機構38が取り付けられる取付部302と、突出部303,304と、を有する。
配置部301は、筐体30において支持部材31と対向する部位に位置している。配置部301は、支持部材31が固定される固定面3011と、固定面3011に形成された凹部3012と、凹部3012の底部に設けられた溝部3013と、凹部3012の底部に設けられた係止部3014と、を有する。
固定面3011は、凹部3012の形成部位を除いて略平坦に形成されている。固定面3011には、支持部材31を固定する図示しないねじが螺合する複数のねじ孔30111が設けられている。
凹部3012は、固定面3011に支持部材31が取り付けられたときに、支持部材31との間にスライド部材33がスライド可能に配置される。
溝部3013は、筐体30の中心軸に沿って形成されている。溝部3013は、固定面3011に支持部材31が取り付けられたときに、スライド部材33を-Y方向に付勢する第1付勢部材32が配置される。
係止部3014は、凹部3012の底部において溝部3013に対する-Y方向に設けられており、第1付勢部材32の一端を係止する。なお、第1付勢部材32の他端は、スライド部材33に係止される。
凹部3012は、固定面3011に支持部材31が取り付けられたときに、支持部材31との間にスライド部材33がスライド可能に配置される。
溝部3013は、筐体30の中心軸に沿って形成されている。溝部3013は、固定面3011に支持部材31が取り付けられたときに、スライド部材33を-Y方向に付勢する第1付勢部材32が配置される。
係止部3014は、凹部3012の底部において溝部3013に対する-Y方向に設けられており、第1付勢部材32の一端を係止する。なお、第1付勢部材32の他端は、スライド部材33に係止される。
取付部302は、筐体30の一端に位置する。取付部302は、第1支持部3021、第2支持部3022、第1開口部3023及び第2開口部3024を有する。
第1支持部3021は、巻取機構38を構成するリール381を回転可能に支持する。第1支持部3021は、リール381を挿通するピンPN1が挿入される孔部である。
第2支持部3022は、巻取機構38を構成するレバー382を回動可能に支持する。第2支持部3022も、レバー382を挿通するピンPN2が挿入される孔部である。
第1開口部3023は、リール381によって巻き取られるベルト34が挿通する開口部である。第1開口部3023は、リール381に対して+Y方向に開口している。
第2開口部3024は、図3に示すように、リール381及びレバー382を筐体30外に露出させる開口部である。第2開口部3024は、リール381及びレバー382に対して-Y方向に開口している。
突出部303,304は、筐体30の外面から±Z方向にそれぞれ突出している。突出部303は、ピンPN1の両端部を囲むように設けられ、突出部304は、ピンPN2の両端部を囲むように設けられている。
第1支持部3021は、巻取機構38を構成するリール381を回転可能に支持する。第1支持部3021は、リール381を挿通するピンPN1が挿入される孔部である。
第2支持部3022は、巻取機構38を構成するレバー382を回動可能に支持する。第2支持部3022も、レバー382を挿通するピンPN2が挿入される孔部である。
第1開口部3023は、リール381によって巻き取られるベルト34が挿通する開口部である。第1開口部3023は、リール381に対して+Y方向に開口している。
第2開口部3024は、図3に示すように、リール381及びレバー382を筐体30外に露出させる開口部である。第2開口部3024は、リール381及びレバー382に対して-Y方向に開口している。
突出部303,304は、筐体30の外面から±Z方向にそれぞれ突出している。突出部303は、ピンPN1の両端部を囲むように設けられ、突出部304は、ピンPN2の両端部を囲むように設けられている。
[支持部材の構成]
図9は、装着部材2を-X方向で+Y方向から見た斜視図であり、図10は、装着部材2+X方向で-Y方向から見た斜視図である。なお、図9及び図10では、筐体30の図示を省略している。
支持部材31は、スライド部材33、ヒンジ35、第2付勢部材36、当接部材37を支持するとともに、ベルト34のスライドを案内する。更に、支持部材31は、操作装置1Lを把持する左手LHの手の平及び人差し指と接触する部位である。支持部材31は、第1方向である+Y方向に主に延出する部材であり、+Z方向から見て逆L字状に形成されている。
このような支持部材31は、YZ平面に沿う第1支持部311と、第1支持部311から-X方向に屈曲してXZ平面に沿う第2支持部312と、を有する。
図9は、装着部材2を-X方向で+Y方向から見た斜視図であり、図10は、装着部材2+X方向で-Y方向から見た斜視図である。なお、図9及び図10では、筐体30の図示を省略している。
支持部材31は、スライド部材33、ヒンジ35、第2付勢部材36、当接部材37を支持するとともに、ベルト34のスライドを案内する。更に、支持部材31は、操作装置1Lを把持する左手LHの手の平及び人差し指と接触する部位である。支持部材31は、第1方向である+Y方向に主に延出する部材であり、+Z方向から見て逆L字状に形成されている。
このような支持部材31は、YZ平面に沿う第1支持部311と、第1支持部311から-X方向に屈曲してXZ平面に沿う第2支持部312と、を有する。
第1支持部311は、図9に示すように、ガイド部3111及び挿通部3112を有する他、図10に示すように、凸面部3113を有する。
ガイド部3111は、図9に示すように、スライド部材33の一部が嵌まり込む凹部であり、スライド部材33の±Y方向へのスライドを案内する。
挿通部3112は、ガイド部3111における-Y方向の端部から+Y方向に向かって切り欠かれた部位である。挿通部3112は、スライド部材33の後述する当接部333が-Y方向から挿入されることによって、当接部333を第1支持部311に対して+X方向に位置させる部位である。
ガイド部3111は、図9に示すように、スライド部材33の一部が嵌まり込む凹部であり、スライド部材33の±Y方向へのスライドを案内する。
挿通部3112は、ガイド部3111における-Y方向の端部から+Y方向に向かって切り欠かれた部位である。挿通部3112は、スライド部材33の後述する当接部333が-Y方向から挿入されることによって、当接部333を第1支持部311に対して+X方向に位置させる部位である。
凸面部3113は、図10に示すように、第1支持部311における+X方向の面であり、+X方向の突出する凸曲面状に形成されている。凸面部3113は、装着部材2が左手LHに装着された際に、左手LHの手の平における中央に位置する窪みに嵌まり込む。これにより、左手LHに装着された装着部材2、ひいては、操作装置1Lの±Y方向及び±Z方向への揺動が規制される。すなわち、第1支持部311における+X方向の面は、左手LHの手の平と接触する部位である。
第2支持部312は、図9及び図10に示すように、ガイド面3121、開口部3122、支持部3123及び当接面3124を有する。
ガイド面3121は、第2支持部312において+Y方向を向く面である。第1支持部311における+Y方向の端部から+X方向に沿って延出するベルト34は、ガイド面3121に沿って延出する。
開口部3122は、第2支持部312において+X方向の端部に位置する。開口部3122は、ベルト34が挿通する開口部である。
支持部3123は、+Z方向に沿う回動軸を中心として±Y方向にヒンジ35を回動可能に支持する。なお、ヒンジ35を+Y方向に付勢する第2付勢部材36の一端は、第2支持部312に係止される。
当接面3124は、第2支持部312における-Y方向を向く面である。当接面3124は、左手LHに装着部材2が装着された際に、左手LHにおいて人差し指の付け根部分と当接する。
ガイド面3121は、第2支持部312において+Y方向を向く面である。第1支持部311における+Y方向の端部から+X方向に沿って延出するベルト34は、ガイド面3121に沿って延出する。
開口部3122は、第2支持部312において+X方向の端部に位置する。開口部3122は、ベルト34が挿通する開口部である。
支持部3123は、+Z方向に沿う回動軸を中心として±Y方向にヒンジ35を回動可能に支持する。なお、ヒンジ35を+Y方向に付勢する第2付勢部材36の一端は、第2支持部312に係止される。
当接面3124は、第2支持部312における-Y方向を向く面である。当接面3124は、左手LHに装着部材2が装着された際に、左手LHにおいて人差し指の付け根部分と当接する。
[第1付勢部材の構成]
第1付勢部材32は、スライド部材33を-Y方向に付勢する。
本実施形態では、第1付勢部材32は、図9に示すように、互いに連結された2つの引張コイルばね321,322によって構成されており、筐体30の溝部3013(図8参照)内に配置される。第1付勢部材32における-Y方向の端部は、筐体30の係止部3014(図8参照)に係止される。第1付勢部材32における+Y方向の端部は、図示しないねじによってスライド部材33に係止される。
第1付勢部材32は、スライド部材33を-Y方向に付勢する。
本実施形態では、第1付勢部材32は、図9に示すように、互いに連結された2つの引張コイルばね321,322によって構成されており、筐体30の溝部3013(図8参照)内に配置される。第1付勢部材32における-Y方向の端部は、筐体30の係止部3014(図8参照)に係止される。第1付勢部材32における+Y方向の端部は、図示しないねじによってスライド部材33に係止される。
[スライド部材の構成]
図11は、スライド部材33を示す斜視図である。
スライド部材33は、図9及び図10に示すように、支持部材31のガイド部3111に沿って±Y方向に沿ってスライドする。詳しくは後述するが、巻取機構38によるベルト34の巻取に応じて+Y方向にスライドすることによって、スライド部材33は、左手LHにおいて小指球に対応する部位に当接する。これにより、左手LHに対する装着部材2、ひいては、操作装置1Lの±Y方向への揺動が規制される。
このようなスライド部材33は、図9~図11に示すように、本体部331、嵌め込み部332、当接部333、係止部334及び接続部335を有する。
図11は、スライド部材33を示す斜視図である。
スライド部材33は、図9及び図10に示すように、支持部材31のガイド部3111に沿って±Y方向に沿ってスライドする。詳しくは後述するが、巻取機構38によるベルト34の巻取に応じて+Y方向にスライドすることによって、スライド部材33は、左手LHにおいて小指球に対応する部位に当接する。これにより、左手LHに対する装着部材2、ひいては、操作装置1Lの±Y方向への揺動が規制される。
このようなスライド部材33は、図9~図11に示すように、本体部331、嵌め込み部332、当接部333、係止部334及び接続部335を有する。
本体部331は、YZ平面に沿う板状に形成されている。
嵌め込み部332は、図11に示すように、本体部331から+X方向に突出している。嵌め込み部332は、-X方向から支持部材31のガイド部3111に嵌まり込む。嵌め込み部332がガイド部3111に沿って±Y方向にスライドすることによって、スライド部材33は、±Y方向にスライドする。
嵌め込み部332は、図11に示すように、本体部331から+X方向に突出している。嵌め込み部332は、-X方向から支持部材31のガイド部3111に嵌まり込む。嵌め込み部332がガイド部3111に沿って±Y方向にスライドすることによって、スライド部材33は、±Y方向にスライドする。
当接部333は、本体部331における-Y方向の端部から+X方向に湾曲している。詳述すると、当接部333は、+X方向から見て円弧状に形成されており、本体部331における-Y方向の端部から-Y方向で+X方向に突出した後、+Y方向で+X方向に突出している。当接部333は、左手LHが挿入される空間SP内に配置される。
当接部333は、左手LHが支持部材31に接触している状態でスライド部材33が+Y方向にスライドすると、左手LHにおいて小指球に対応する部位に当接する。これにより、左手LHが装着部材2に対して-Y方向に揺動すること、換言すると、左手LHに対して装着部材2が+Y方向に揺動することが抑制される。
一方、スライド部材33が-Y方向にスライドすると、当接部333は、左手LHから離間する。
このような当接部333は、図10及び図11に示すように、本体部331からの突出方向先端部に、-Y方向に突出する一対の突出部3331を有する。一対の突出部3331の間の面は、ベルト34がスライドを案内するガイド面3332である。すなわち、ベルト34の一部は、一対の突出部3331の間に配置され、ベルト34は、ガイド面3332に沿ってスライドする。
当接部333は、左手LHが支持部材31に接触している状態でスライド部材33が+Y方向にスライドすると、左手LHにおいて小指球に対応する部位に当接する。これにより、左手LHが装着部材2に対して-Y方向に揺動すること、換言すると、左手LHに対して装着部材2が+Y方向に揺動することが抑制される。
一方、スライド部材33が-Y方向にスライドすると、当接部333は、左手LHから離間する。
このような当接部333は、図10及び図11に示すように、本体部331からの突出方向先端部に、-Y方向に突出する一対の突出部3331を有する。一対の突出部3331の間の面は、ベルト34がスライドを案内するガイド面3332である。すなわち、ベルト34の一部は、一対の突出部3331の間に配置され、ベルト34は、ガイド面3332に沿ってスライドする。
係止部334は、本体部331における+Y方向の部位に設けられている。係止部334は、第1付勢部材32における+Y方向の端部を係止するねじが挿入されるねじ孔であり、これにより、係止部334は、第1付勢部材32を係止する。そして、第1付勢部材32の付勢力によって、スライド部材33は-Y方向に付勢される。
接続部335は、ベルト34の一端と接続される。詳述すると、接続部335は、ベルト34の第1折返部341を+Z方向に沿って挿通するとともに、+Z方向に沿って本体部331に固定されるピンである。
接続部335は、ベルト34の一端と接続される。詳述すると、接続部335は、ベルト34の第1折返部341を+Z方向に沿って挿通するとともに、+Z方向に沿って本体部331に固定されるピンである。
[ベルトの構成]
ベルト34は、図5~図7に示すように、左手LHの手の平側から手の甲に沿って配置される。そして、ベルト34は、筐体30における-Y方向の端部に位置する取付部302に取り付けられた巻取機構38に巻き取られることによって左手LHを締め付け、装着部材2、ひいては、操作装置1Lを左手LHに装着させる。
ベルト34は、図9に示すように、第1折返部341を有する他、図10に示すように、第2折返部342及び伸縮部343を有する。
ベルト34は、図5~図7に示すように、左手LHの手の平側から手の甲に沿って配置される。そして、ベルト34は、筐体30における-Y方向の端部に位置する取付部302に取り付けられた巻取機構38に巻き取られることによって左手LHを締め付け、装着部材2、ひいては、操作装置1Lを左手LHに装着させる。
ベルト34は、図9に示すように、第1折返部341を有する他、図10に示すように、第2折返部342及び伸縮部343を有する。
第1折返部341は、ベルト34の一端に位置し、第2折返部342は、ベルト34の他端に位置する。第1折返部341及び第2折返部342は、ベルト34を構成する帯状部材の端部を折り返した部位である。
第1折返部341は、上記のように、スライド部材33の接続部335と接続される。
第2折返部342は、巻取機構38のピンPN1に接続される。
第1折返部341は、上記のように、スライド部材33の接続部335と接続される。
第2折返部342は、巻取機構38のピンPN1に接続される。
伸縮部343は、ベルト34の一部に設けられ、ベルト34の延出方向に沿って伸縮可能な部位である。伸縮部343は、後述する当接部材37に応じた位置に配置される。
ここで、ベルト34全体が伸縮しづらい帯状部材によって構成されていると、左手LHに巻回されたベルト34が僅かに緩んだ場合に、左手LHから装着部材2が外れやすくなる。
これに対し、伸縮部343が伸縮することによって、ベルト34の巻取時に左手LHに巻回されたベルト34が伸長するので、ベルト34が僅かに緩んだ場合でも、左手LHから装着部材2が外れることが抑制される。
ここで、ベルト34全体が伸縮しづらい帯状部材によって構成されていると、左手LHに巻回されたベルト34が僅かに緩んだ場合に、左手LHから装着部材2が外れやすくなる。
これに対し、伸縮部343が伸縮することによって、ベルト34の巻取時に左手LHに巻回されたベルト34が伸長するので、ベルト34が僅かに緩んだ場合でも、左手LHから装着部材2が外れることが抑制される。
[ヒンジの構成]
ヒンジ35は、図9及び図10に示すように、第2支持部312と当接部材37とを連結する。ヒンジ35は、第2支持部312に連結される第1連結部351と、当接部材37に連結される第2連結部352と、を有する。
第1連結部351は、+Z方向に沿う回動軸を中心として±Y方向に回動可能に支持部3123に連結される。第1連結部351と支持部3123との間には、第2付勢部材36が設けられる。
第2連結部352は、+Z方向に沿う回動軸を中心として±Y方向に回動可能に当接部材37と連結される。
ヒンジ35は、図9及び図10に示すように、第2支持部312と当接部材37とを連結する。ヒンジ35は、第2支持部312に連結される第1連結部351と、当接部材37に連結される第2連結部352と、を有する。
第1連結部351は、+Z方向に沿う回動軸を中心として±Y方向に回動可能に支持部3123に連結される。第1連結部351と支持部3123との間には、第2付勢部材36が設けられる。
第2連結部352は、+Z方向に沿う回動軸を中心として±Y方向に回動可能に当接部材37と連結される。
[第2付勢部材の構成]
第2付勢部材36は、支持部材31の支持部3123とヒンジ35の第1連結部351との間に設けられ、第2支持部312に対してヒンジ35を+Y方向に付勢する。本実施形態では、第2付勢部材36として、捻りコイルばねが採用されている。
このように、ヒンジ35が+Y方向に付勢されることによって、当接部材37も+Y方向に付勢される。これにより、装着部材2の装着時に左手LHが挿入される空間である空間SPが拡径され、空間SPに左手LHを容易に挿入可能となる。
第2付勢部材36は、支持部材31の支持部3123とヒンジ35の第1連結部351との間に設けられ、第2支持部312に対してヒンジ35を+Y方向に付勢する。本実施形態では、第2付勢部材36として、捻りコイルばねが採用されている。
このように、ヒンジ35が+Y方向に付勢されることによって、当接部材37も+Y方向に付勢される。これにより、装着部材2の装着時に左手LHが挿入される空間である空間SPが拡径され、空間SPに左手LHを容易に挿入可能となる。
[当接部材の構成]
当接部材37は、図6及び図7に示すように、巻取機構38によるベルト34の巻き取りに応じて左手LHの甲に当接して、左手LHの甲を第1支持部311側に押圧する。当接部材37は、図10に示すように、連結部371、開口部372、ガイド面373、突出部374及び開口部375を有する。
連結部371は、第2連結部352を+Z方向において挟み、+Z方向に沿う回動軸を中心として回動可能に第2連結部352に連結される。
開口部372は、連結部371と第2連結部352とによって形成され、ベルト34が挿通する開口部である。
ガイド面373は、当接部材37における+X方向の面である。ベルト34は、ガイド面373に沿って配置され、ガイド面373に沿ってスライドする。
突出部374は、ガイド面373から+X方向に突出している。突出部374の内側には、開口部375が形成されている。
開口部375は、-Y方向に沿ってベルト34が挿通する。開口部375を-Y方向に挿通したベルト34は、巻取機構38と係合する。
当接部材37は、図6及び図7に示すように、巻取機構38によるベルト34の巻き取りに応じて左手LHの甲に当接して、左手LHの甲を第1支持部311側に押圧する。当接部材37は、図10に示すように、連結部371、開口部372、ガイド面373、突出部374及び開口部375を有する。
連結部371は、第2連結部352を+Z方向において挟み、+Z方向に沿う回動軸を中心として回動可能に第2連結部352に連結される。
開口部372は、連結部371と第2連結部352とによって形成され、ベルト34が挿通する開口部である。
ガイド面373は、当接部材37における+X方向の面である。ベルト34は、ガイド面373に沿って配置され、ガイド面373に沿ってスライドする。
突出部374は、ガイド面373から+X方向に突出している。突出部374の内側には、開口部375が形成されている。
開口部375は、-Y方向に沿ってベルト34が挿通する。開口部375を-Y方向に挿通したベルト34は、巻取機構38と係合する。
図12は、左手LHに装着された装着部材2のXZ平面に沿う断面を示す図である。
当接部材37は、ベルト34より幅広に形成されている。すなわち、当接部材37における+Z方向の寸法は、ベルト34における+Z方向の寸法より大きい。
そして、図12に示すように、装着部材2は、左手LHの手の平において支持部材31の凸面部3113と当接する1つの部位ST1と、左手LHの手の甲において当接部材37における+Z方向の両端と当接する2つの部位ST2,ST3との少なくとも3箇所にて左手LHと当接する。これにより、左手LHに操作装置1Lが装着された状態にて、装着部材2が+Y方向に沿う回動軸を中心として回動して、左手LHからずれてしまうことが抑制される。よって、装着部材2、ひいては、操作装置1Lが安定して左手LHに装着される。
当接部材37は、ベルト34より幅広に形成されている。すなわち、当接部材37における+Z方向の寸法は、ベルト34における+Z方向の寸法より大きい。
そして、図12に示すように、装着部材2は、左手LHの手の平において支持部材31の凸面部3113と当接する1つの部位ST1と、左手LHの手の甲において当接部材37における+Z方向の両端と当接する2つの部位ST2,ST3との少なくとも3箇所にて左手LHと当接する。これにより、左手LHに操作装置1Lが装着された状態にて、装着部材2が+Y方向に沿う回動軸を中心として回動して、左手LHからずれてしまうことが抑制される。よって、装着部材2、ひいては、操作装置1Lが安定して左手LHに装着される。
[巻取機構の構成]
図13及び図14は、巻取機構38を示す斜視図である。これらのうち、図13は、巻取機構38を+Y方向で+Z方向から見た斜視図であり、図14は、巻取機構38を-Y方向で-Z方向から見た斜視図である。
巻取機構38は、筐体30において-Y方向に位置する取付部302に取り付けられて、ベルト34を巻き取る。巻取機構38は、図13及び図14に示すように、リール381、レバー382及び第3付勢部材383と、ピンPN1,PN2と、を有する。
これらのうち、第3付勢部材383は、レバー382をリール381側に付勢する。本実施形態では、第3付勢部材383は、ピンPN2の周面に沿って配置される捻りコイルばねによって構成されており、一端は、筐体30に係止され、他端は、レバー382と係合している。
図13及び図14は、巻取機構38を示す斜視図である。これらのうち、図13は、巻取機構38を+Y方向で+Z方向から見た斜視図であり、図14は、巻取機構38を-Y方向で-Z方向から見た斜視図である。
巻取機構38は、筐体30において-Y方向に位置する取付部302に取り付けられて、ベルト34を巻き取る。巻取機構38は、図13及び図14に示すように、リール381、レバー382及び第3付勢部材383と、ピンPN1,PN2と、を有する。
これらのうち、第3付勢部材383は、レバー382をリール381側に付勢する。本実施形態では、第3付勢部材383は、ピンPN2の周面に沿って配置される捻りコイルばねによって構成されており、一端は、筐体30に係止され、他端は、レバー382と係合している。
リール381は、外力によって回転されてベルト34を巻き取る。リール381は、軸部3811、ロール部3812、滑り止め部3813及び噛合部3814を有する。
軸部3811は、円筒状に形成されている。軸部3811は、図示を省略するが、軸部3811の中心軸に沿って軸部3811を貫通する孔部を有する。孔部には、第1支持部231にリール381を回動可能に取り付けるピンPN1が挿通する。この他、軸部3811は、ベルト34の第2折返部342が取り付けられる取付部を有する。
軸部3811は、円筒状に形成されている。軸部3811は、図示を省略するが、軸部3811の中心軸に沿って軸部3811を貫通する孔部を有する。孔部には、第1支持部231にリール381を回動可能に取り付けるピンPN1が挿通する。この他、軸部3811は、ベルト34の第2折返部342が取り付けられる取付部を有する。
ロール部3812は、軸部3811より直径が大きい部位であり、軸部3811の両端にそれぞれ設けられている。各ロール部3812は、筐体30の第2開口部3024を介して、筐体30よりも-Y方向に露出している。
滑り止め部3813は、各ロール部3812の周面に設けられている。滑り止め部3813は、外力によってリール381を回転させやすくする。すなわち、滑り止め部3813は、ロール部3812に回転力を付与する対象の接触面との抵抗を大きくして、対象から回転力をロール部3812に伝えやすくして、リール381を回転させやすくする。滑り止め部3813としては、ロール部3812の周面に貼付されるゴムシートやシリコーンシートを例示できる。
滑り止め部3813は、各ロール部3812の周面に設けられている。滑り止め部3813は、外力によってリール381を回転させやすくする。すなわち、滑り止め部3813は、ロール部3812に回転力を付与する対象の接触面との抵抗を大きくして、対象から回転力をロール部3812に伝えやすくして、リール381を回転させやすくする。滑り止め部3813としては、ロール部3812の周面に貼付されるゴムシートやシリコーンシートを例示できる。
噛合部3814は、ロール部3812と一体に形成された歯車状部である。詳述すると、噛合部3814は、各ロール部3812において互いに対向する面とは反対側の面に設けられている。
噛合部3814は、リール381によるベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転を規制する。すなわち、噛合部3814は、ラチェット機構の歯車として機能するものであり、噛合部3814の周面に形成された複数の歯には、レバー382の爪部3822が噛合し得る。
噛合部3814は、リール381によるベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転を規制する。すなわち、噛合部3814は、ラチェット機構の歯車として機能するものであり、噛合部3814の周面に形成された複数の歯には、レバー382の爪部3822が噛合し得る。
レバー382は、ピンPN2によって第2支持部232に回動可能に支持される。レバー382は、各噛合部3814と噛合し、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転を規制して、ベルト34を係止する。レバー382は、本体部3821、爪部3822、湾曲面3823、第1当接面3824及び第2当接面3825を有する。
本体部3821は、+Z方向に沿って本体部3821を挿通するピンPN2によって、+Z方向に沿う回動軸を中心として回動可能に第2支持部232に支持される。
爪部3822は、本体部3821における+Z方向の両端からリール381側にそれぞれ突出しており、噛合部3814の歯と噛合し得る。爪部3822は、リール381によるベルト34の巻取方向に沿う湾曲面3823を有する鋭角の爪である。
上記のように、レバー382は、爪部3822が噛合部3814の歯と噛合する方向に、第3付勢部材383によって付勢されている。この状態にて、リール381がベルト34の巻取方向に回転する場合、噛合部3814の歯が湾曲面3823に当接してレバー382を付勢力の作用方向とは反対方向に回動させるため、爪部3822は噛合部3814の歯から離間する。これにより、当該巻取方向へのリール381の回転は許容される。
一方、爪部3822と噛合部3814の歯とが噛合している状態にて、リール381がベルト34の巻取方向とは反対方向に回転しようとすると、鋭角の爪部3822が噛合部3814の歯と噛み合う。これにより、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転は規制される。
上記のように、レバー382は、爪部3822が噛合部3814の歯と噛合する方向に、第3付勢部材383によって付勢されている。この状態にて、リール381がベルト34の巻取方向に回転する場合、噛合部3814の歯が湾曲面3823に当接してレバー382を付勢力の作用方向とは反対方向に回動させるため、爪部3822は噛合部3814の歯から離間する。これにより、当該巻取方向へのリール381の回転は許容される。
一方、爪部3822と噛合部3814の歯とが噛合している状態にて、リール381がベルト34の巻取方向とは反対方向に回転しようとすると、鋭角の爪部3822が噛合部3814の歯と噛み合う。これにより、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転は規制される。
第1当接面3824は、本体部3821において爪部3822に対する-Y方向に位置し、YZ平面に沿う平面である。詳述すると、第1当接面3824は、レバー382の回動軸より+X方向に位置し、YZ平面に沿う平面である。レバー382を押圧して回動させる図示しない押圧体が第1当接面3824に当接されて、レバー382がリール381から離間する方向に回動されると、爪部3822が噛合部3814の歯から離間し、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転規制が解除される。
第2当接面3825は、本体部3821における-Y方向の端面である。例えばユーザーUSの指等の押圧体が第2当接面3825に当接して、レバー382がリール381から離間する方向に回動されると、上記のように、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転規制が解除される。
リール381の回転規制が解除されると、第1付勢部材32の付勢力によってスライド部材33が-Y方向にスライドする。スライド部材33が-Y方向にスライドすると、スライド部材33と接続されたベルト34がリール381から引っ張られ、上記空間SPが拡径される。これにより、装着部材2、すなわち、操作装置1Lから左手LHを離すことができる。
リール381の回転規制が解除されると、第1付勢部材32の付勢力によってスライド部材33が-Y方向にスライドする。スライド部材33が-Y方向にスライドすると、スライド部材33と接続されたベルト34がリール381から引っ張られ、上記空間SPが拡径される。これにより、装着部材2、すなわち、操作装置1Lから左手LHを離すことができる。
[装着部材の左手への装着]
図15は、操作装置1Lの装着方法を示す図である。
空間SPに左手LHを挿入して筐体30及び支持部材31を把持した後、図15に示すように、筐体30から露出したリール381が所定の面SFに当接した状態にて、操作装置1Lを+X方向とは反対方向であるA1方向に移動させると、リール381がA2方向に回転され、ベルト34が巻き取られる。これにより、左手LHに操作装置1Lが装着される。
一方、上記のように、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転、すなわち、ベルト34を緩ませる方向へのリール381の回転は、レバー382によって規制されている。このため、操作装置1Lから左手LHを解放する際には、第1当接面3824又は第2当接面3825を押圧する。これにより、リール381の回転規制が解除され、第1付勢部材32の付勢力によってベルト34が緩み、装着部材2、ひいては、操作装置1Lから左手LHが解放される。
図15は、操作装置1Lの装着方法を示す図である。
空間SPに左手LHを挿入して筐体30及び支持部材31を把持した後、図15に示すように、筐体30から露出したリール381が所定の面SFに当接した状態にて、操作装置1Lを+X方向とは反対方向であるA1方向に移動させると、リール381がA2方向に回転され、ベルト34が巻き取られる。これにより、左手LHに操作装置1Lが装着される。
一方、上記のように、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381の回転、すなわち、ベルト34を緩ませる方向へのリール381の回転は、レバー382によって規制されている。このため、操作装置1Lから左手LHを解放する際には、第1当接面3824又は第2当接面3825を押圧する。これにより、リール381の回転規制が解除され、第1付勢部材32の付勢力によってベルト34が緩み、装着部材2、ひいては、操作装置1Lから左手LHが解放される。
なお、上記のように、操作装置1Rは、操作装置1Lと鏡面対称であり、操作装置1Lと同様の構成を有する。このため、操作装置1Lの左手LHへの装着手順と同様の手順によって、操作装置1Rを右手RHに装着でき、操作装置1Lからの左手LHからの解放手順と同様の手順によって、操作装置1Rから右手RHを解放できる。
[第1実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る操作装置1(1L,1R)によれば、以下の効果を奏することができる。
操作装置1(1L,1R)は、装着部材2を備える。装着部材2は、第1方向である+Y方向に延出する支持部材31と、支持部材31における+Y方向の部位から延出するベルト34と、ベルト34における一端と接続され、支持部材31の第1支持部311に沿って+Y方向にスライドするスライド部材33と、支持部材31に対して+Y方向とは反対方向である-Y方向に設けられ、ベルト34における他端側の部位を巻き取って係止する係止部としての巻取機構38と、を備える。そして、ベルトが巻取機構38に係止されている状態では、支持部材31及びベルト34等によって囲まれる空間SPが形成され、スライド部材33においてユーザーUSの片手に当接する当接部333は、空間SP内に配置される。
以上説明した本実施形態に係る操作装置1(1L,1R)によれば、以下の効果を奏することができる。
操作装置1(1L,1R)は、装着部材2を備える。装着部材2は、第1方向である+Y方向に延出する支持部材31と、支持部材31における+Y方向の部位から延出するベルト34と、ベルト34における一端と接続され、支持部材31の第1支持部311に沿って+Y方向にスライドするスライド部材33と、支持部材31に対して+Y方向とは反対方向である-Y方向に設けられ、ベルト34における他端側の部位を巻き取って係止する係止部としての巻取機構38と、を備える。そして、ベルトが巻取機構38に係止されている状態では、支持部材31及びベルト34等によって囲まれる空間SPが形成され、スライド部材33においてユーザーUSの片手に当接する当接部333は、空間SP内に配置される。
このような構成によれば、ベルト34の一端にて接続されたスライド部材33が+Y方向にスライドする方向にベルト34が引かれることによって、スライド部材33の一部であり、ユーザーUSの片手が挿入される空間SP内に配置される当接部333が、+Y方向にスライドして、ユーザーUSの片手に当接する。この状態にて、ベルト34が巻取機構38によって係止されることによって、装着部材2、ひいては、操作装置1(1L,1R)を安定して片手に装着できる。
装着部材2は、支持部材31に対して+Y方向とは反対方向である-Y方向に設けられ、ベルト34における他端側の部位を巻き取る巻取機構38を備え、巻取機構38は、ベルト34を係止する係止部である。
このような構成によれば、巻取機構38によってベルト34を巻き取ることにより、スライド部材33が+Y方向にスライドした状態を維持できる。また、巻取機構38がベルト34を巻き取ることによって、ベルト34の他端が装着部材2の外部に延出することを抑制できるので、操作装置1の外観を良好にできる他、操作装置1の使用時にベルト34が暴れることを抑制できる。
このような構成によれば、巻取機構38によってベルト34を巻き取ることにより、スライド部材33が+Y方向にスライドした状態を維持できる。また、巻取機構38がベルト34を巻き取ることによって、ベルト34の他端が装着部材2の外部に延出することを抑制できるので、操作装置1の外観を良好にできる他、操作装置1の使用時にベルト34が暴れることを抑制できる。
巻取機構38は、ベルト34を巻き取るリール381を有し、リール381は、筐体30の第2開口部3024を介して外部に露出されている。
このような構成によれば、リール381が所定の面に当接した状態で操作装置1をスライドさせることによってリール381を回転させることができる。従って、リール381を簡易に回転させることができ、筐体30及び支持部材31を片手にて把持した状態にて、ベルト34を容易に巻き取ることができる。
このような構成によれば、リール381が所定の面に当接した状態で操作装置1をスライドさせることによってリール381を回転させることができる。従って、リール381を簡易に回転させることができ、筐体30及び支持部材31を片手にて把持した状態にて、ベルト34を容易に巻き取ることができる。
巻取機構38は、リール381を構成するロール部3812の周面に位置する滑り止め部3813を有する。
このような構成によれば、上記所定の面に対するロール部3812の摺動抵抗を大きくすることができるので、ロール部3812、ひいては、リール381を回転しやすくすることができる。従って、リール381によるベルト34の巻取操作を容易に実施できる。
このような構成によれば、上記所定の面に対するロール部3812の摺動抵抗を大きくすることができるので、ロール部3812、ひいては、リール381を回転しやすくすることができる。従って、リール381によるベルト34の巻取操作を容易に実施できる。
装着部材2は、スライド部材33を+Y方向とは反対方向である-Y方向に付勢する第1付勢部材32を備える。
このような構成によれば、巻取機構38によるベルト34の係止を解除すると、第1付勢部材32による付勢力によって、スライド部材33が-Y方向にスライドする。この際、当接部333が片手から離れるだけでなく、スライド部材33に一端が接続されたベルト34が巻取機構38から引き出されるので、ベルト34を緩ませることができ、空間SPを広げることができる。従って、装着部材2から片手を容易に外すことができる。
このような構成によれば、巻取機構38によるベルト34の係止を解除すると、第1付勢部材32による付勢力によって、スライド部材33が-Y方向にスライドする。この際、当接部333が片手から離れるだけでなく、スライド部材33に一端が接続されたベルト34が巻取機構38から引き出されるので、ベルト34を緩ませることができ、空間SPを広げることができる。従って、装着部材2から片手を容易に外すことができる。
装着部材2は、ユーザーUSの片手である左手LH又は右手RHに装着される装着部材である。そして、支持部材31は、片手の手の平側に配置され、ベルト34は、支持部材31から延出して片手の手の甲に沿って配置される。
このような構成によれば、支持部材31が片手の指によって把持された状態にて、支持部材31から延出するベルト34が片手の甲に沿って配置されることによって、装着部材2は片手に装着される。これによれば、ベルト34が手の平に沿って配置される場合に比べて、装着部材2を片手に安定して装着できる。この他、筐体30及び支持部材31を把持する指によって、筐体30に設けられた入力部23に対する入力操作を実施できるので、操作装置1の汎用性を高めることができる。
このような構成によれば、支持部材31が片手の指によって把持された状態にて、支持部材31から延出するベルト34が片手の甲に沿って配置されることによって、装着部材2は片手に装着される。これによれば、ベルト34が手の平に沿って配置される場合に比べて、装着部材2を片手に安定して装着できる。この他、筐体30及び支持部材31を把持する指によって、筐体30に設けられた入力部23に対する入力操作を実施できるので、操作装置1の汎用性を高めることができる。
装着部材2は、支持部材31における+Y方向の部位である第2支持部312に連結されるヒンジ35と、第2付勢部材36と、ベルト34が挿通し、ヒンジ35に連結されて、片手の手の甲に当接する当接部材37と、を備える。第2付勢部材36は、支持部材31、ベルト34、ヒンジ35及び当接部材37によって囲まれる空間であり、片手が挿入される空間SPを拡径する方向にヒンジ35を付勢する。
これによれば、空間SPが拡径されることによって、空間SPに片手を挿入しやすくすることができるので、装着部材2、ひいては、操作装置1の片手への装着を容易に実施できる。
これによれば、空間SPが拡径されることによって、空間SPに片手を挿入しやすくすることができるので、装着部材2、ひいては、操作装置1の片手への装着を容易に実施できる。
当接部材37は、ベルト34より幅広である。すなわち、当接部材37における+Z方向の寸法は、ベルト34における+Z方向の寸法より大きい。
このような構成によれば、当接部材37とユーザーUSの手の甲との接触面積を大きくすることができる。そして、操作装置1が片手に装着された際に、少なくとも上記3つの部位ST1~ST3にて装着部材2と片手とが接触するので、片手に装着された装着部材2、ひいては、操作装置1が+Y方向に沿う回動軸を中心として回動することを抑制できる。従って、装着部材2を含む操作装置1を片手に安定して装着できる。
このような構成によれば、当接部材37とユーザーUSの手の甲との接触面積を大きくすることができる。そして、操作装置1が片手に装着された際に、少なくとも上記3つの部位ST1~ST3にて装着部材2と片手とが接触するので、片手に装着された装着部材2、ひいては、操作装置1が+Y方向に沿う回動軸を中心として回動することを抑制できる。従って、装着部材2を含む操作装置1を片手に安定して装着できる。
ベルト34は、ベルト34に沿って伸縮可能な伸縮部343を有する。
このような構成によれば、上記のように、伸縮部343が伸縮することによって、ベルト34が僅かに緩んだ場合でも、ユーザーUSの片手から装着部材2が外れることが抑制される。従って、操作装置1を安定して片手に装着できる。
このような構成によれば、上記のように、伸縮部343が伸縮することによって、ベルト34が僅かに緩んだ場合でも、ユーザーUSの片手から装着部材2が外れることが抑制される。従って、操作装置1を安定して片手に装着できる。
装着部材2は、ユーザーUSによる入力操作を受け付ける操作部としての検出部22及び入力部23と、入力操作に応じた操作情報を送信する送信部としての通信部25と、を備える。
このような構成によれば、装着部材2によって、ユーザーUSによる操作に応じた操作情報を送信する操作装置1としての機能を実現できる。
このような構成によれば、装着部材2によって、ユーザーUSによる操作に応じた操作情報を送信する操作装置1としての機能を実現できる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る情報処理システムは、第1実施形態にて示した情報処理システムSYと同様の構成を有するが、操作装置を構成する装着部材の構成が異なる他、更にクレードルを備える点で相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る情報処理システムは、第1実施形態にて示した情報処理システムSYと同様の構成を有するが、操作装置を構成する装着部材の構成が異なる他、更にクレードルを備える点で相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図16は、本実施形態に係る情報処理システムを構成する操作装置1A(1LA,1RA)及びクレードル4を示す斜視図である。
本実施形態に係る情報処理システムは、図16に示すように、操作装置1(1L,1R)に代えて操作装置1A(1LA,1RA)を有し、更にクレードル4を有する他は、情報処理システムSYと同様の構成及び機能を有する。
本実施形態に係る情報処理システムは、図16に示すように、操作装置1(1L,1R)に代えて操作装置1A(1LA,1RA)を有し、更にクレードル4を有する他は、情報処理システムSYと同様の構成及び機能を有する。
[操作装置の構成]
操作装置1Aは、操作装置1と同様に、ユーザーUSの片手に装着されて、ユーザーUSの操作に応じた操作情報を情報処理装置PDに無線にて送信する。操作装置1Aは、ユーザーUSの左手LHに装着される操作装置1LAと、ユーザーUSの右手RHに装着される操作装置1RAと、を含む。操作装置1LAと操作装置1RAとは、互いに鏡面対称構造を有する。なお、操作装置1Aは、操作装置1と同様に、必ずしも操作装置1LA,1RAのそれぞれを含まなくてもよく、操作装置1LA,1RAのうち1つの操作装置を含めばよい。
以下、操作装置1LAについて説明し、操作装置1RAについては説明を省略する。
操作装置1Aは、操作装置1と同様に、ユーザーUSの片手に装着されて、ユーザーUSの操作に応じた操作情報を情報処理装置PDに無線にて送信する。操作装置1Aは、ユーザーUSの左手LHに装着される操作装置1LAと、ユーザーUSの右手RHに装着される操作装置1RAと、を含む。操作装置1LAと操作装置1RAとは、互いに鏡面対称構造を有する。なお、操作装置1Aは、操作装置1と同様に、必ずしも操作装置1LA,1RAのそれぞれを含まなくてもよく、操作装置1LA,1RAのうち1つの操作装置を含めばよい。
以下、操作装置1LAについて説明し、操作装置1RAについては説明を省略する。
図17は、操作装置1LAを示す斜視図である。
操作装置1LA,1RAは、それぞれ、巻取機構38に代えて巻取機構38Aを有する他は、操作装置1L,1Rと同様の構成及び機能を有する。すなわち、本実施形態における操作装置1LA,1RAが備える装着部材2は、巻取機構38に代えて巻取機構38Aを有する。また、巻取機構38Aは、図17に示すように、リール381に代えてリール381Aを有する他は、巻取機構38と同様の構成及び機能を有する。
操作装置1LA,1RAは、それぞれ、巻取機構38に代えて巻取機構38Aを有する他は、操作装置1L,1Rと同様の構成及び機能を有する。すなわち、本実施形態における操作装置1LA,1RAが備える装着部材2は、巻取機構38に代えて巻取機構38Aを有する。また、巻取機構38Aは、図17に示すように、リール381に代えてリール381Aを有する他は、巻取機構38と同様の構成及び機能を有する。
リール381Aは、ロール部3812及び滑り止め部3813に代えてギア部3815を有する他は、リール381と同様の構成及び機能を有する。すなわち、リール381Aは、軸部3811及び噛合部3814と、ギア部3815を有する。
ギア部3815は、軸部3811においてロール部3812の配置位置と同様の位置に設けられている。ギア部3815の周面には、後述する巻取装置5Lのローラー74と噛合する複数の歯が設けられている。そして、詳しくは後述するが、ギア部3815とローラー74のギア7部42とが噛合した状態にて、ローラー74が回転することによってリール381Aが回転され、ベルト34が巻き取られる。
ギア部3815は、軸部3811においてロール部3812の配置位置と同様の位置に設けられている。ギア部3815の周面には、後述する巻取装置5Lのローラー74と噛合する複数の歯が設けられている。そして、詳しくは後述するが、ギア部3815とローラー74のギア7部42とが噛合した状態にて、ローラー74が回転することによってリール381Aが回転され、ベルト34が巻き取られる。
[クレードルの構成]
クレードル4は、操作装置1LA,1RAを配置可能に構成され、例えば操作装置1LA,1LBの巻取機構38Aを動作させて、ベルト34を巻き取る。
クレードル4は、図15に示すように、外装を構成する外装筐体41を備える。
クレードル4は、操作装置1LA,1RAを配置可能に構成され、例えば操作装置1LA,1LBの巻取機構38Aを動作させて、ベルト34を巻き取る。
クレードル4は、図15に示すように、外装を構成する外装筐体41を備える。
[外装筐体の構成]
外装筐体41は、略直方体状に形成されている。外装筐体41の上面部41Aは、操作装置1LAの一部が挿入される開口部41Lと、操作装置1RAの一部が挿入される開口部41Rと、を有する。開口部41L,41Rには、外装筐体41に設けられた巻取装置5L,5Rの配置部622(図19参照)内に挿入される操作装置1LA,1RAの一部が挿通する。
外装筐体41は、略直方体状に形成されている。外装筐体41の上面部41Aは、操作装置1LAの一部が挿入される開口部41Lと、操作装置1RAの一部が挿入される開口部41Rと、を有する。開口部41L,41Rには、外装筐体41に設けられた巻取装置5L,5Rの配置部622(図19参照)内に挿入される操作装置1LA,1RAの一部が挿通する。
[巻取装置の構成]
図18は、外装筐体41に設けられた巻取装置5(5L,5R)を示す斜視図である。
クレードル4は、外装筐体41に加えて、外装筐体41内に設けられる巻取装置5(5L,5R)を更に備える。
巻取装置5(5L,5R)は、ユーザーUSの操作に応じて、操作装置1A(1LA,1RA)の巻取機構38Aにベルト34を巻き取らせる他、巻き取られたベルト34を解放する。巻取装置5は、図18に示すように、操作装置1LAの巻取機構38Aを動作させる巻取装置5Lと、操作装置1RAの巻取機構38Aを動作させる巻取装置5Rとを含む。すなわち、巻取装置5Lは、ユーザーUSの左手LHに装着される装着部材2を含む左手用の操作装置1LAが配置される左用巻取装置である。また、巻取装置5Rは、ユーザーUSの右手RHに装着される装着部材2を含む右手用の操作装置1RAが配置される右用巻取装置である。なお、巻取装置5は、必ずしも巻取装置5L,5Rのそれぞれを含まなくてもよく、巻取装置5L,5Rのうち1つの巻取装置を含めばよい。そして、巻取装置5は、操作装置1Aの装着部材2とともに、装着システムMSを構成する。
以下、巻取装置5Lについて詳述するが、巻取装置5Lと鏡面対称構造を有する巻取装置5Rの説明については省略する。
図18は、外装筐体41に設けられた巻取装置5(5L,5R)を示す斜視図である。
クレードル4は、外装筐体41に加えて、外装筐体41内に設けられる巻取装置5(5L,5R)を更に備える。
巻取装置5(5L,5R)は、ユーザーUSの操作に応じて、操作装置1A(1LA,1RA)の巻取機構38Aにベルト34を巻き取らせる他、巻き取られたベルト34を解放する。巻取装置5は、図18に示すように、操作装置1LAの巻取機構38Aを動作させる巻取装置5Lと、操作装置1RAの巻取機構38Aを動作させる巻取装置5Rとを含む。すなわち、巻取装置5Lは、ユーザーUSの左手LHに装着される装着部材2を含む左手用の操作装置1LAが配置される左用巻取装置である。また、巻取装置5Rは、ユーザーUSの右手RHに装着される装着部材2を含む右手用の操作装置1RAが配置される右用巻取装置である。なお、巻取装置5は、必ずしも巻取装置5L,5Rのそれぞれを含まなくてもよく、巻取装置5L,5Rのうち1つの巻取装置を含めばよい。そして、巻取装置5は、操作装置1Aの装着部材2とともに、装着システムMSを構成する。
以下、巻取装置5Lについて詳述するが、巻取装置5Lと鏡面対称構造を有する巻取装置5Rの説明については省略する。
図19は、巻取装置5Lを示す斜視図である。
巻取装置5Lは、図19に示すように、略直方体状の筐体6と、筐体6内に配置される駆動部7と、を備える。この他、詳しくは後述するが、巻取装置5Lは、給電部81、通信部82及び制御部83(図26参照)を備える。
以下の説明では、互いに直交する三方向を+L方向、+M方向及び+N方向とする。そして、クレードル4を正面視した際のクレードル4の左方向を+L方向とし、クレードル4の高さ方向を+M方向とし、クレードル4の奥行き方向を+N方向とする。また、図示を省略するが、+L方向の反対方向を-L方向とし、+M方向の反対方向を-M方向とし、+N方向の反対方向を-N方向とする。
なお、巻取装置5Lに対して操作装置1LAを挿入する方向は-M方向である。また、操作装置1LAが巻取装置5Lに配置された状態では、操作装置1LAにおける+X方向、+Y方向及び+Z方向は、それぞれ、+L方向、+M方向及び+N方向と平行である。
巻取装置5Lは、図19に示すように、略直方体状の筐体6と、筐体6内に配置される駆動部7と、を備える。この他、詳しくは後述するが、巻取装置5Lは、給電部81、通信部82及び制御部83(図26参照)を備える。
以下の説明では、互いに直交する三方向を+L方向、+M方向及び+N方向とする。そして、クレードル4を正面視した際のクレードル4の左方向を+L方向とし、クレードル4の高さ方向を+M方向とし、クレードル4の奥行き方向を+N方向とする。また、図示を省略するが、+L方向の反対方向を-L方向とし、+M方向の反対方向を-M方向とし、+N方向の反対方向を-N方向とする。
なお、巻取装置5Lに対して操作装置1LAを挿入する方向は-M方向である。また、操作装置1LAが巻取装置5Lに配置された状態では、操作装置1LAにおける+X方向、+Y方向及び+Z方向は、それぞれ、+L方向、+M方向及び+N方向と平行である。
[筐体の構成]
筐体6は、互いに組み合わされる第1筐体61及び第2筐体62と、第2筐体62に設けられる起立機構63と、を有する。
筐体6は、互いに組み合わされる第1筐体61及び第2筐体62と、第2筐体62に設けられる起立機構63と、を有する。
[第1筐体の構成]
図20は、第1筐体61及び駆動部7を+M方向から見た斜視図である。
第1筐体61は、駆動部7における-M方向の部位を収容する収容部材である。第1筐体61は、図20に示すように、+L方向に位置する側面部61A,-L方向に位置する側面部61B、+N方向に位置する側面部61C、-N方向に位置する側面部61D、及び、-M方向に位置する底面部61Eを有する箱状に形成されている。
このような第1筐体61は、開口部611、起立部612、孔部613及び検出部614を有する。
図20は、第1筐体61及び駆動部7を+M方向から見た斜視図である。
第1筐体61は、駆動部7における-M方向の部位を収容する収容部材である。第1筐体61は、図20に示すように、+L方向に位置する側面部61A,-L方向に位置する側面部61B、+N方向に位置する側面部61C、-N方向に位置する側面部61D、及び、-M方向に位置する底面部61Eを有する箱状に形成されている。
このような第1筐体61は、開口部611、起立部612、孔部613及び検出部614を有する。
開口部611は、第1筐体61内に駆動部7を配置するための開口部であり、側面部61A~61Dによって端縁が形成される。開口部611の一部は、第1筐体61に第2筐体62が取り付けられることによって閉塞される。
起立部612は、側面部61C,61Dの各内面における+L方向の部位に、底面部61Eから起立している。各起立部612は、+M方向の先端に、駆動部7の軸部7211,7221を回動可能に支持する略U字状の軸支部6121を有する。軸支部6121は、側面部61C,61Dにおける+M方向の端縁よりも更に+M方向に位置する。
起立部612は、側面部61C,61Dの各内面における+L方向の部位に、底面部61Eから起立している。各起立部612は、+M方向の先端に、駆動部7の軸部7211,7221を回動可能に支持する略U字状の軸支部6121を有する。軸支部6121は、側面部61C,61Dにおける+M方向の端縁よりも更に+M方向に位置する。
孔部613は、底面部61Eにおける-L方向の部位に設けられている。孔部613には、後述する棒状部材SMが挿入される孔部である。
検出部614は、底面部61Eにおける略中央に設けられている。検出部614は、駆動部7の位置を検出する。本実施形態では、検出部614は、駆動部7の押圧部7213(図23参照)によって押圧されている間はオン状態となり、押圧が解除されるとオフ状態となるスイッチである。すなわち、検出部614は、押圧部7213による押圧状態によって駆動部7の回動状態を検出する。そして、検出部614が押圧されてオン状態に切り替わると、モーター71が駆動される。
検出部614は、底面部61Eにおける略中央に設けられている。検出部614は、駆動部7の位置を検出する。本実施形態では、検出部614は、駆動部7の押圧部7213(図23参照)によって押圧されている間はオン状態となり、押圧が解除されるとオフ状態となるスイッチである。すなわち、検出部614は、押圧部7213による押圧状態によって駆動部7の回動状態を検出する。そして、検出部614が押圧されてオン状態に切り替わると、モーター71が駆動される。
[第2筐体の構成]
図21は、第2筐体62を+M方向に分離させた巻取装置5Lを示す斜視図である。
第2筐体62は、図21に示すように、筐体6内に配置される駆動部7の一部を+M方向にて覆うように、第1筐体61と組み合わされる。第2筐体62は、+L方向に位置する側面部62A、-L方向に位置する側面部62B、+N方向に位置する側面部62C、-N方向に位置する側面部62D、及び、+M方向に位置する天面部62Eを有する。
このような第2筐体62は、開口部621、配置部622、開口部623、解除部624及び溝部625,626を有する。
図21は、第2筐体62を+M方向に分離させた巻取装置5Lを示す斜視図である。
第2筐体62は、図21に示すように、筐体6内に配置される駆動部7の一部を+M方向にて覆うように、第1筐体61と組み合わされる。第2筐体62は、+L方向に位置する側面部62A、-L方向に位置する側面部62B、+N方向に位置する側面部62C、-N方向に位置する側面部62D、及び、+M方向に位置する天面部62Eを有する。
このような第2筐体62は、開口部621、配置部622、開口部623、解除部624及び溝部625,626を有する。
開口部621は、側面部62A~62Dによって端縁が形成され、-M方向に開口する開口部である。第1筐体61及び第2筐体62が組み合わされた際に、駆動部7における+M方向の部位は、開口部621を介して第2筐体62内に配置される。
配置部622は、-M方向に凹むように天面部62Eに形成された凹部である。配置部622には、-Y方向の端部が挿入されるようにして操作装置1LAが配置される。
配置部622は、-M方向に凹むように天面部62Eに形成された凹部である。配置部622には、-Y方向の端部が挿入されるようにして操作装置1LAが配置される。
開口部623は、配置部622の底部に形成されている。開口部623は、駆動部7のギア部742を+M方向に露出させる開口部である。
解除部624は、詳しくは後述するが、配置部622内に配置された操作装置1LAが-L方向に回動された際に、レバー382の第1当接面3824を押圧可能な位置に設けられている。そして、解除部624が第1当接面3824を押圧すると、上記のように、レバー382がリール381Aから離れ、ベルト34が緩む。
解除部624は、詳しくは後述するが、配置部622内に配置された操作装置1LAが-L方向に回動された際に、レバー382の第1当接面3824を押圧可能な位置に設けられている。そして、解除部624が第1当接面3824を押圧すると、上記のように、レバー382がリール381Aから離れ、ベルト34が緩む。
溝部625は、配置部622の内面のうち、+N方向に沿って互いに対向する内面622A,622Bにおける-L方向の部位にそれぞれ+M方向に沿って形成されている。各溝部625には、操作装置1LAの一部が配置部622内に配置される際に、突出部304が挿入される。
なお、溝部625内に+N方向に沿って配置された突出部304は、配置部622内にて操作装置1LAを回動させる際の回動軸となる。
なお、溝部625内に+N方向に沿って配置された突出部304は、配置部622内にて操作装置1LAを回動させる際の回動軸となる。
溝部626は、内面622A,622Bにおいて溝部625に対して+L方向の部位にそれぞれ形成されている。各溝部626には、操作装置1LAの一部が配置部622内に配置される際に、突出部303が挿入される。溝部626は、突出部304を中心として操作装置1LAが回動される際の突出部303の軌跡に応じた形状に形成されている。
このような溝部626内には、突出部303に当接して、操作装置1LAを起立させる起立機構63の一部が配置される。
このような溝部626内には、突出部303に当接して、操作装置1LAを起立させる起立機構63の一部が配置される。
図22は、起立機構63を示す斜視図である。
起立機構63は、上記のように、配置部622内に配置された操作装置1LAを起立させるものであり、配置部622を+N方向において挟むように、第2筐体62に2つ設けられている。すなわち、2つの起立機構63のうち、一方の起立機構63Aは、側面部62Cの内面に設けられ、他方の起立機構63Bは、側面部62Dの内面に設けられている。
それぞれの起立機構63A,63Bは、図21に示すように、固定部631、付勢部632及びレバー633を有する。
起立機構63は、上記のように、配置部622内に配置された操作装置1LAを起立させるものであり、配置部622を+N方向において挟むように、第2筐体62に2つ設けられている。すなわち、2つの起立機構63のうち、一方の起立機構63Aは、側面部62Cの内面に設けられ、他方の起立機構63Bは、側面部62Dの内面に設けられている。
それぞれの起立機構63A,63Bは、図21に示すように、固定部631、付勢部632及びレバー633を有する。
固定部631は、側面部62C,62Dの内面にそれぞれ固定される。
付勢部632は、操作装置1LAを起立させる付勢力をレバー633に作用させる。付勢部632の一端は、固定部631に係止される。付勢部632の他端は、レバー633に係止されている。このような付勢部632として、本実施形態では引張コイルばねが用いられている。
レバー633は、軸部634を有し、側面部62C,62Dに軸部634を中心として回動可能に支持されている。レバー633は、溝部626内に配置されて操作装置1LAの突出部303に当接する当接部635を有し、付勢部632の付勢力によって操作装置1LAを起立させる。操作装置1LAが配置部622内にて-L方向に回動されると、突出部303が当接部635に当接し、レバー633が付勢部632の付勢力によって突出部303を+L方向に押し返すことによって、操作装置1LAは、配置部622内にて起立する。
付勢部632は、操作装置1LAを起立させる付勢力をレバー633に作用させる。付勢部632の一端は、固定部631に係止される。付勢部632の他端は、レバー633に係止されている。このような付勢部632として、本実施形態では引張コイルばねが用いられている。
レバー633は、軸部634を有し、側面部62C,62Dに軸部634を中心として回動可能に支持されている。レバー633は、溝部626内に配置されて操作装置1LAの突出部303に当接する当接部635を有し、付勢部632の付勢力によって操作装置1LAを起立させる。操作装置1LAが配置部622内にて-L方向に回動されると、突出部303が当接部635に当接し、レバー633が付勢部632の付勢力によって突出部303を+L方向に押し返すことによって、操作装置1LAは、配置部622内にて起立する。
[駆動部の構成]
図23及び図24は、駆動部7を示す分解斜視図である。詳述すると、図23は、駆動部7を+M方向で+N方向から見た分解斜視図であり、図24は、駆動部7を-M方向で-N方向から見た斜視図である。
駆動部7は、操作装置1LAが配置部622内の挿入位置から+L方向に回動されると駆動して、リール381Aを回転させることによって、リール381Aにベルト34を巻き取らせるものである。駆動部7は、図23及び図24に示すように、モーター71、フレーム72、伝達機構73及びローラー74を有する。
図23及び図24は、駆動部7を示す分解斜視図である。詳述すると、図23は、駆動部7を+M方向で+N方向から見た分解斜視図であり、図24は、駆動部7を-M方向で-N方向から見た斜視図である。
駆動部7は、操作装置1LAが配置部622内の挿入位置から+L方向に回動されると駆動して、リール381Aを回転させることによって、リール381Aにベルト34を巻き取らせるものである。駆動部7は、図23及び図24に示すように、モーター71、フレーム72、伝達機構73及びローラー74を有する。
[モーターの構成]
モーター71は、ローラー74を回転させる駆動力、すなわち、リール381Aを回転させてベルト34を巻き取る巻取力を発生させる。具体的に、モーター71は、伝達機構73を構成するギア731を回転させる。モーター71は、+N方向に突出するスピンドル711を有する。このようなモーター71の動作は、詳しくは後述するが、制御部83によって制御される。
モーター71は、ローラー74を回転させる駆動力、すなわち、リール381Aを回転させてベルト34を巻き取る巻取力を発生させる。具体的に、モーター71は、伝達機構73を構成するギア731を回転させる。モーター71は、+N方向に突出するスピンドル711を有する。このようなモーター71の動作は、詳しくは後述するが、制御部83によって制御される。
[フレームの構成]
フレーム72は、挟持片721,722及び接続片723を有する。
挟持片721,722は、モーター71を+N方向において挟持する。詳述すると、-N方向に位置する挟持片721と、+N方向に位置する挟持片722とは、モーター71にねじによって固定される。挟持片721は、軸部7211、凹部7212及び押圧部7213を有する。
フレーム72は、挟持片721,722及び接続片723を有する。
挟持片721,722は、モーター71を+N方向において挟持する。詳述すると、-N方向に位置する挟持片721と、+N方向に位置する挟持片722とは、モーター71にねじによって固定される。挟持片721は、軸部7211、凹部7212及び押圧部7213を有する。
軸部7211は、挟持片721における+L方向に位置し、挟持片721から-N方向に円柱状に突出している。軸部7211は、軸支部6121によって支持されることによって、駆動部7の回動軸となる部位である。
凹部7212は、挟持片721における-L方向に位置し、-N方向に没入している。凹部7212には、ローラー74を構成するシャフト741が挿入される。
押圧部7213は、挟持片721において+N方向の面の略中央に固定される固定部7214と、固定部7214から-M方向に突出する突出部7215と、を有する。そして、押圧部7213は、駆動部7が回動された場合に、突出部7215によって検出部614を押圧する。
凹部7212は、挟持片721における-L方向に位置し、-N方向に没入している。凹部7212には、ローラー74を構成するシャフト741が挿入される。
押圧部7213は、挟持片721において+N方向の面の略中央に固定される固定部7214と、固定部7214から-M方向に突出する突出部7215と、を有する。そして、押圧部7213は、駆動部7が回動された場合に、突出部7215によって検出部614を押圧する。
挟持片722は、軸部7221及び配置部7222を有する。
軸部7221は、挟持片722における+L方向に位置し、挟持片722から+N方向に円柱状に突出している。軸部7221は、軸部7211と同様に、軸支部6121によって支持されることによって駆動部7の回動軸となる部位である。
配置部7222は、挟持片722において+L方向の略中央に位置する。配置部7222には、伝達機構73を構成するギア731~733が配置される。配置部7222は、+N方向に沿って挟持片722を貫通し、モーター71のスピンドル711が-N方向から挿通する孔部7223を有する。また、配置部7222は、図24に示すように、挟持片722において-L方向に位置し、ローラー74のシャフト741が挿入される孔部7224を有する。
軸部7221は、挟持片722における+L方向に位置し、挟持片722から+N方向に円柱状に突出している。軸部7221は、軸部7211と同様に、軸支部6121によって支持されることによって駆動部7の回動軸となる部位である。
配置部7222は、挟持片722において+L方向の略中央に位置する。配置部7222には、伝達機構73を構成するギア731~733が配置される。配置部7222は、+N方向に沿って挟持片722を貫通し、モーター71のスピンドル711が-N方向から挿通する孔部7223を有する。また、配置部7222は、図24に示すように、挟持片722において-L方向に位置し、ローラー74のシャフト741が挿入される孔部7224を有する。
接続片723は、挟持片721,722における-L方向の端部間を接続する。接続片723は、+N方向における略中央に+L方向に長径を有する長孔7231を有する。長孔7231には、付勢部材BMを挿通する棒状部材SMが挿入される。
棒状部材SMの一端は、長孔7231に挿入され、棒状部材SMの他端は、第1筐体61の底面部61Eに位置する孔部613に挿入される。
付勢部材BMは、接続片723における-M方向の面に当接するとともに、底面部61Eの内面に当接する。そして、付勢部材BMは、駆動部7が軸部7211,7221を中心として-M方向に回動された際に、駆動部7を+M方向に押し返す付勢力を作用させる。本実施形態では、付勢部材BMとして圧縮コイルばねが採用されている。
棒状部材SMの一端は、長孔7231に挿入され、棒状部材SMの他端は、第1筐体61の底面部61Eに位置する孔部613に挿入される。
付勢部材BMは、接続片723における-M方向の面に当接するとともに、底面部61Eの内面に当接する。そして、付勢部材BMは、駆動部7が軸部7211,7221を中心として-M方向に回動された際に、駆動部7を+M方向に押し返す付勢力を作用させる。本実施形態では、付勢部材BMとして圧縮コイルばねが採用されている。
[伝達機構の構成]
伝達機構73は、モーター71の回転力をローラー74に伝達するギア731~733を有し、ギア731~733の回転によってローラー74を回転させる。伝達機構73は、挟持片722に対して+N方向に位置し、配置部7222に配置される。
ギア731は、孔部7223を挿通したスピンドル711に固定される。
ギア732は、ギア731と噛合する。
ギア733は、ギア732と噛合する。ギア733は、孔部7224を+N方向に沿って挿通したシャフト741と一体化される。
このため、スピンドル711が回転すると、ギア731~733を介して、ギア733と一体化されたシャフト741が回転する。
なお、ギア731~733のうち、外径が最も大きいギアはギア731であり、外径が最も小さいギアはギア733である。すなわち、本実施形態における伝達機構73は、増速機構である。
伝達機構73は、モーター71の回転力をローラー74に伝達するギア731~733を有し、ギア731~733の回転によってローラー74を回転させる。伝達機構73は、挟持片722に対して+N方向に位置し、配置部7222に配置される。
ギア731は、孔部7223を挿通したスピンドル711に固定される。
ギア732は、ギア731と噛合する。
ギア733は、ギア732と噛合する。ギア733は、孔部7224を+N方向に沿って挿通したシャフト741と一体化される。
このため、スピンドル711が回転すると、ギア731~733を介して、ギア733と一体化されたシャフト741が回転する。
なお、ギア731~733のうち、外径が最も大きいギアはギア731であり、外径が最も小さいギアはギア733である。すなわち、本実施形態における伝達機構73は、増速機構である。
[ローラーの構成]
ローラー74は、巻取装置5に操作装置1Aが配置されて、操作装置1Aによって駆動部7が押し下げられて-M方向に回動された際に、接触するリール381Aを回転させて、ベルト34を巻き取らせる。ローラー74は、シャフト741及び2つのギア部742を有する。
ローラー74は、巻取装置5に操作装置1Aが配置されて、操作装置1Aによって駆動部7が押し下げられて-M方向に回動された際に、接触するリール381Aを回転させて、ベルト34を巻き取らせる。ローラー74は、シャフト741及び2つのギア部742を有する。
シャフト741は、-N方向に沿って配置される軸状部材であり、2つのギア部742を支持するとともに、2つのギア部742の回転軸となる部材である。シャフト741における-N方向の端部は、凹部7212に挿入され、+N方向の端部は、挟持片722の孔部7224に挿入される。上記のように、シャフト741は、ギア733と一体化されており、ギア733の回転に応じて、ローラー74全体が回転する。
2つのギア部742は、シャフト741の一端側及び他端側に設けられている。各ギア部742の周面には、リール381Aのギア部3815と噛合する複数の歯が形成されており、それぞれのギア部742の歯と、対応するギア部3815の歯とが噛合することによって、ローラー74とリール381Aとは噛合する。この状態にて、モーター71が駆動してローラー74が回転することによって、リール381Aがベルト34を巻き取る。
2つのギア部742は、シャフト741の一端側及び他端側に設けられている。各ギア部742の周面には、リール381Aのギア部3815と噛合する複数の歯が形成されており、それぞれのギア部742の歯と、対応するギア部3815の歯とが噛合することによって、ローラー74とリール381Aとは噛合する。この状態にて、モーター71が駆動してローラー74が回転することによって、リール381Aがベルト34を巻き取る。
[巻取装置による操作装置の手への装着]
図25は、操作装置1LA,1RA及び巻取装置5L,5Rを-N方向から見た正面図である。なお、図25においては、巻取装置5L,5Rの第2筐体62を断面にて示している。また、図25においては、クレードル4における巻取装置5L,5R以外の構成の図示を省略している。
クレードル4では、図25に示すように、巻取装置5Lは、+L方向に配置され、巻取装置5Rは、-L方向に配置される。そして、巻取装置5Lは、モーター71がローラー74に対して+L方向に位置する向きに配置されるのに対し、巻取装置5Rは、モーター71がローラー74に対して-L方向に位置する向きに配置される。すなわち、巻取装置5Lと巻取装置5Rとは、+L方向において互いに向き合い、かつ、MN平面に対して鏡面対象となるように配置される。
図25は、操作装置1LA,1RA及び巻取装置5L,5Rを-N方向から見た正面図である。なお、図25においては、巻取装置5L,5Rの第2筐体62を断面にて示している。また、図25においては、クレードル4における巻取装置5L,5R以外の構成の図示を省略している。
クレードル4では、図25に示すように、巻取装置5Lは、+L方向に配置され、巻取装置5Rは、-L方向に配置される。そして、巻取装置5Lは、モーター71がローラー74に対して+L方向に位置する向きに配置されるのに対し、巻取装置5Rは、モーター71がローラー74に対して-L方向に位置する向きに配置される。すなわち、巻取装置5Lと巻取装置5Rとは、+L方向において互いに向き合い、かつ、MN平面に対して鏡面対象となるように配置される。
巻取装置5Lの配置部622内に操作装置1LAにおける-Y方向の端部が挿入された状態では、操作装置1LAのリール381Aと巻取装置5Lのローラー74とが噛合する。また、巻取装置5Rの配置部622内に操作装置1RAにおける-Y方向の端部が挿入された状態では、操作装置1RAのリール381Aと巻取装置5Rのローラー74とが噛合する。この状態では、操作装置1LA,1RAにおいてそれぞれの回動軸となる突出部304は、各巻取装置5L,5Rの溝部625(図21参照)内に配置され、突出部303は、各巻取装置5L,5Rの溝部626(図21参照)内に配置される。
この状態にて、ユーザーUSが操作装置1LA,1RAを装着する場合、ユーザーUSは、操作装置1LAの空間SP内に左手LHを挿入して、左手LHによって操作装置1LAの筐体30及び支持部材31を把持するとともに、操作装置1RAの空間SP内に右手RHを挿入して、右手RHによって操作装置1RAの筐体30及び支持部材31を把持する。
そして、それぞれの突出部304を中心として操作装置1LA,1RAを互いに離間する方向である+D1方向に回動させると、巻取装置5L,5Rにおいてローラー74がリール381Aによって-M方向に押圧され、各巻取装置5L,5Rの駆動部7が、軸部7211,7221を中心として、駆動部7におけるローラー74側の端部が-M方向に移動する方向である+D2方向に回動される。すなわち、駆動部7におけるローラー74側の端部が-M方向に押し下げられる。
そして、それぞれの突出部304を中心として操作装置1LA,1RAを互いに離間する方向である+D1方向に回動させると、巻取装置5L,5Rにおいてローラー74がリール381Aによって-M方向に押圧され、各巻取装置5L,5Rの駆動部7が、軸部7211,7221を中心として、駆動部7におけるローラー74側の端部が-M方向に移動する方向である+D2方向に回動される。すなわち、駆動部7におけるローラー74側の端部が-M方向に押し下げられる。
駆動部7が+D2方向に回動されると、押圧部7213が検出部614を押圧する。押圧された検出部614からオン状態の検出信号が出力されると、モーター71が駆動され、スピンドル711の回転力が伝達機構73を介してローラー74に伝達される。これにより、ローラー74が回転する。
ローラー74が回転すると、ローラー74に噛合しているリール381Aが、ベルト34の巻取方向に回転し、ベルト34を巻き取る。そして、上記のように、ベルト34が巻き取られるに従って、スライド部材33が+Y方向に引き上げられるとともに、空間SPが縮径される。これにより、操作装置1LAのスライド部材33が左手LHの小指球に相当する部位に当接するとともに、操作装置1LAの当接部材37が左手LHの手の甲に当接する。同様に、操作装置1RAのスライド部材33が右手RHの小指球に相当する部位に当接するとともに、操作装置1RAの当接部材37が右手RHの手の甲に当接する。これにより、操作装置1LA,1RAが左手LH及び右手RHにフィットする。
なお、操作装置1LAの左手LHへの装着、及び、操作装置1RAの右手RHへの装着は、同時に行う必要は無く、それぞれ個別に実施できることは言うまでもない。
ローラー74が回転すると、ローラー74に噛合しているリール381Aが、ベルト34の巻取方向に回転し、ベルト34を巻き取る。そして、上記のように、ベルト34が巻き取られるに従って、スライド部材33が+Y方向に引き上げられるとともに、空間SPが縮径される。これにより、操作装置1LAのスライド部材33が左手LHの小指球に相当する部位に当接するとともに、操作装置1LAの当接部材37が左手LHの手の甲に当接する。同様に、操作装置1RAのスライド部材33が右手RHの小指球に相当する部位に当接するとともに、操作装置1RAの当接部材37が右手RHの手の甲に当接する。これにより、操作装置1LA,1RAが左手LH及び右手RHにフィットする。
なお、操作装置1LAの左手LHへの装着、及び、操作装置1RAの右手RHへの装着は、同時に行う必要は無く、それぞれ個別に実施できることは言うまでもない。
操作装置1LA,1RAが左手LH及び右手RHにフィットした状態にて、+D1方向への回動前の位置に操作装置1LA,1RAを戻すと、駆動部7が+D2方向の反対方向である-D2方向に回動され、押圧部7213による検出部614の押圧が解除される。これにより、モーター71が停止される。このようなモーター71の動作制御については、後に詳述する。
[操作装置の解放]
図25に示すように、左手LHに装着した操作装置1LAを巻取装置5Lに配置するとともに、右手RHに装着した操作装置1RAを巻取装置5Rに配置した状態にて、操作装置1LA,1RAを互いに近接する方向、すなわち、+D1方向の反対方向である-D1方向に突出部304を中心として回動させると、各巻取装置5L,5Rにおける配置部622内に設けられた解除部624が、リール381Aから離間する方向に各操作装置1LA,1RAの第1当接面3824を押圧する。これにより、レバー382がリール381Aから離間されるので、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381Aの回転規制が解除される。
図25に示すように、左手LHに装着した操作装置1LAを巻取装置5Lに配置するとともに、右手RHに装着した操作装置1RAを巻取装置5Rに配置した状態にて、操作装置1LA,1RAを互いに近接する方向、すなわち、+D1方向の反対方向である-D1方向に突出部304を中心として回動させると、各巻取装置5L,5Rにおける配置部622内に設けられた解除部624が、リール381Aから離間する方向に各操作装置1LA,1RAの第1当接面3824を押圧する。これにより、レバー382がリール381Aから離間されるので、ベルト34の巻取方向とは反対方向へのリール381Aの回転規制が解除される。
この状態では、第1付勢部材32によってスライド部材33が-Y方向に引っ張られるので、スライド部材33と接続されたベルト34が緩む。これにより、各操作装置1LA,1RAにおける空間SPが拡径され、左手LH及び右手RHを操作装置1LA,1RAから外すことができる。装着と同様に、左手LHからの操作装置1LAの解放、及び、右手RHからの操作装置1RAの解放は、同時に行う必要は無く、それぞれ個別に実施できることは言うまでもない。
なお、左手LHから離脱した操作装置1LAは、突出部303が起立機構63のレバー633に押圧されることによって、配置部622にて+M方向に沿って起立する。操作装置1RAも同様である。
なお、左手LHから離脱した操作装置1LAは、突出部303が起立機構63のレバー633に押圧されることによって、配置部622にて+M方向に沿って起立する。操作装置1RAも同様である。
[巻取装置の他の構成]
図26は、巻取装置5(5L,5R)の構成を示すブロック図である。
巻取装置5(5L,5R)は、上記構成の他、図26に示すように、給電部81、通信部82及び制御部83を備える。
給電部81は、制御部83による制御の下、巻取装置5に配置された操作装置1Aが有する充電池を充電する電力を、操作装置1Aに供給する。
通信部82は、制御部83による制御の下、巻取装置5に配置された操作装置1Aと通信して、操作装置1Aとの間で情報を送受信する。
なお、巻取装置5は、給電部51及び通信部52を必ずしも備えていなくてもよい。すなわち、巻取装置5は、給電部51及び通信部52のうち1つを備えていてもよく、給電部51及び通信部52のそれぞれを備えていなくてもよい。
図26は、巻取装置5(5L,5R)の構成を示すブロック図である。
巻取装置5(5L,5R)は、上記構成の他、図26に示すように、給電部81、通信部82及び制御部83を備える。
給電部81は、制御部83による制御の下、巻取装置5に配置された操作装置1Aが有する充電池を充電する電力を、操作装置1Aに供給する。
通信部82は、制御部83による制御の下、巻取装置5に配置された操作装置1Aと通信して、操作装置1Aとの間で情報を送受信する。
なお、巻取装置5は、給電部51及び通信部52を必ずしも備えていなくてもよい。すなわち、巻取装置5は、給電部51及び通信部52のうち1つを備えていてもよく、給電部51及び通信部52のそれぞれを備えていなくてもよい。
制御部83は、巻取装置5の動作を制御する。制御部83は、給電部81及び通信部82を制御する。また例えば、制御部83は、モーター71の動作を制御する。制御部83は、電流センサー831、始動判定部832、完了判定部833及び駆動制御部834を有する。
電流センサー831は、モーター71が駆動中であるときのモーター電流を検出する。
始動判定部832は、モーター71の始動タイミングであるか否かを判定する。具体的に、操作装置1Aによって駆動部7が回動されることによって、押圧部7213によって検出部614が押下されて、検出部614からオン状態の検出信号(例えばHighレベルの信号)が制御部83に入力された場合に、始動判定部832は、モーター71の始動タイミングであると判定する。一方、検出部614が押下されておらず、オフ状態の検出信号(例えばLowレベルの信号)が制御部83に入力されている場合、始動判定部832は、モーター71の始動タイミングでないと判定する。
電流センサー831は、モーター71が駆動中であるときのモーター電流を検出する。
始動判定部832は、モーター71の始動タイミングであるか否かを判定する。具体的に、操作装置1Aによって駆動部7が回動されることによって、押圧部7213によって検出部614が押下されて、検出部614からオン状態の検出信号(例えばHighレベルの信号)が制御部83に入力された場合に、始動判定部832は、モーター71の始動タイミングであると判定する。一方、検出部614が押下されておらず、オフ状態の検出信号(例えばLowレベルの信号)が制御部83に入力されている場合、始動判定部832は、モーター71の始動タイミングでないと判定する。
完了判定部833は、モーター71によって回転されるリール381Aによるベルト34の巻取が完了したか否かを判定する。具体的に、完了判定部833は、電流センサー831によって検出されるモーター電流の電流値が、所定の閾値を超えているか否かを判定する。なお、モーター電流の電流値から、モーター71に加わっている負荷トルクの大きさを推測できるので、完了判定部833は、負荷トルクの大きさを判定することによって、ベルト34の巻取が完了したか否かを判定しているということもできる。
駆動制御部834は、始動判定部832及び完了判定部833による判定結果に基づいて、モーター71の動作を制御する。具体的に、始動タイミングであると始動判定部832によって判定されると、駆動制御部834は、モーター71を動作させ、ローラー74を回転させる。また、ベルト34の巻取が完了したと完了判定部833によって判定されると、駆動制御部834は、モーター71の動作を停止させて、ローラー74を停止させる。
駆動制御部834は、始動判定部832及び完了判定部833による判定結果に基づいて、モーター71の動作を制御する。具体的に、始動タイミングであると始動判定部832によって判定されると、駆動制御部834は、モーター71を動作させ、ローラー74を回転させる。また、ベルト34の巻取が完了したと完了判定部833によって判定されると、駆動制御部834は、モーター71の動作を停止させて、ローラー74を停止させる。
[モーターの動作制御処理]
図27は、制御部83によって実行されるモーター71の動作制御処理を示すフローチャートである。
制御部83は、図27に示す動作制御処理を実行して、モーター71の動作を制御する。
制御部83により実行される動作制御処理では、まず、始動判定部832が、検出部614からオン状態の検出信号が入力されたか否か、すなわち、モーター71の始動タイミングであるか否かを判定する(ステップS1)。
ステップS1の判定処理にて、オン状態の検出信号は入力されていないと判定された場合、すなわち、始動タイミングでないと判定された場合(ステップS1:NO)には、制御部83は、ステップS1を繰り返し実行する。
図27は、制御部83によって実行されるモーター71の動作制御処理を示すフローチャートである。
制御部83は、図27に示す動作制御処理を実行して、モーター71の動作を制御する。
制御部83により実行される動作制御処理では、まず、始動判定部832が、検出部614からオン状態の検出信号が入力されたか否か、すなわち、モーター71の始動タイミングであるか否かを判定する(ステップS1)。
ステップS1の判定処理にて、オン状態の検出信号は入力されていないと判定された場合、すなわち、始動タイミングでないと判定された場合(ステップS1:NO)には、制御部83は、ステップS1を繰り返し実行する。
ステップS1の判定処理にて、オン状態の検出信号が入力されたと判定された場合、すなわち、始動タイミングであると判定された場合(ステップS1:YES)には、駆動制御部834は、モーター71を駆動させる(ステップS2)。
この後、完了判定部833が、モーター電流の電流値が閾値を超えているか否か、すなわち、ベルト34の巻取が完了したか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3の判定処理にて、モーター電流の電流値が閾値を超えていないと判定された場合、すなわち、ベルト34の巻取が完了していないと判定された場合(ステップS3:NO)には、制御部83は、処理をステップS3に戻す。
この後、完了判定部833が、モーター電流の電流値が閾値を超えているか否か、すなわち、ベルト34の巻取が完了したか否かを判定する(ステップS3)。
ステップS3の判定処理にて、モーター電流の電流値が閾値を超えていないと判定された場合、すなわち、ベルト34の巻取が完了していないと判定された場合(ステップS3:NO)には、制御部83は、処理をステップS3に戻す。
ステップS3の判定処理にて、モーター電流の電流値が閾値を超えていると判定された場合、すなわち、ベルト34の巻取が完了したと判定された場合(ステップS3:YES)には、駆動制御部834は、モーター71を停止させる(ステップS4)。この後、制御部83は、処理をステップS1に戻す。
このような動作制御処理により、モーター71、ひいては、巻取装置5を動作させることによって、装着部材2を有する操作装置1LA,1RAを左手LH及び右手RHに容易に装着できる。
このような動作制御処理により、モーター71、ひいては、巻取装置5を動作させることによって、装着部材2を有する操作装置1LA,1RAを左手LH及び右手RHに容易に装着できる。
このような制御部83は、ハードウェアによって構成することができる他、始動判定部832、完了判定部833及び駆動制御部834は、上記した動作制御処理に関するプログラムを記憶するメモリーと、当該プログラムを読み取って動作制御処理を実行するIC(Integrated Circuit)とによって構成することも可能である。
[第2実施形態の効果]
以上説明した本実施形態に係る情報処理システムによれば、第1実施形態にて示した操作装置1(1L,1R)を備える情報処理システムSYと同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
巻取装置5(5L,5R)は、ユーザーUSの片手に巻回されるベルト34と、ベルト34を巻き取る巻取機構38とを有する装着部材2の巻取機構38にベルト34を巻き取らせるものである。巻取装置5Lは、巻取機構38にベルト34を巻き取らせる動力を伝達する駆動部7と、装着部材2によって駆動部7が押圧されたことを検出する検出部614と、検出部614によって駆動部7が押圧されたことが検出されると、駆動部7を動作させる制御部83と、を備える。また、クレードル4は、巻取装置5(5L,5R)を備える。
このような構成によれば、装着部材2によって駆動部7を押圧する操作を行うことにより、装着部材2のベルト34が巻取機構38によって巻き取られる。このため、装着部材2を左手LHによって把持した状態にて上記操作を行うことにより、左手LHに巻回されたベルト34を巻き取ることができる。従って、装着部材2を含む操作装置1LAを左手LHに容易に装着できる。巻取装置5Lと同様の構成を有する巻取装置5Rにおいても同様である。
以上説明した本実施形態に係る情報処理システムによれば、第1実施形態にて示した操作装置1(1L,1R)を備える情報処理システムSYと同様の効果を奏することができる他、以下の効果を奏することができる。
巻取装置5(5L,5R)は、ユーザーUSの片手に巻回されるベルト34と、ベルト34を巻き取る巻取機構38とを有する装着部材2の巻取機構38にベルト34を巻き取らせるものである。巻取装置5Lは、巻取機構38にベルト34を巻き取らせる動力を伝達する駆動部7と、装着部材2によって駆動部7が押圧されたことを検出する検出部614と、検出部614によって駆動部7が押圧されたことが検出されると、駆動部7を動作させる制御部83と、を備える。また、クレードル4は、巻取装置5(5L,5R)を備える。
このような構成によれば、装着部材2によって駆動部7を押圧する操作を行うことにより、装着部材2のベルト34が巻取機構38によって巻き取られる。このため、装着部材2を左手LHによって把持した状態にて上記操作を行うことにより、左手LHに巻回されたベルト34を巻き取ることができる。従って、装着部材2を含む操作装置1LAを左手LHに容易に装着できる。巻取装置5Lと同様の構成を有する巻取装置5Rにおいても同様である。
巻取装置5Lは、装着部材2を含む操作装置1LAが配置される配置部622を有する。そして、巻取装置5Lの制御部83は、配置部622に配置された操作装置1LAが+D1方向に傾けられて駆動部7が押圧されたことが検出部614によって検出されると、駆動部7を動作させる。
このような構成によれば、配置部622に配置された装着部材2を含む操作装置1LAに対する簡易な操作で、駆動部7を動作させることができる。従って、ベルト34の巻取を実行させる操作を容易に実施できる。巻取装置5Lと同様の構成を有する巻取装置5Rにおいても同様である。
このような構成によれば、配置部622に配置された装着部材2を含む操作装置1LAに対する簡易な操作で、駆動部7を動作させることができる。従って、ベルト34の巻取を実行させる操作を容易に実施できる。巻取装置5Lと同様の構成を有する巻取装置5Rにおいても同様である。
巻取装置5Lは、配置部622に配置された操作装置1LAが+D1方向とは反対方向である-D1方向に傾けられると、巻取機構38によるベルト34の巻取状態を解除する解除部624を備える。
このような構成によれば、ベルト34を巻き取らせるときの操作装置1LAの操作方向である+D1方向とは反対方向である-D1方向に操作装置1LAを傾けることによって、ベルト34の巻取状態を解除できる。従って、操作装置1LAの装着部材2からの左手の脱離を容易に実施できる他、装着部材2から左手を脱離させる操作を直観的に把握できる。
このような構成によれば、ベルト34を巻き取らせるときの操作装置1LAの操作方向である+D1方向とは反対方向である-D1方向に操作装置1LAを傾けることによって、ベルト34の巻取状態を解除できる。従って、操作装置1LAの装着部材2からの左手の脱離を容易に実施できる他、装着部材2から左手を脱離させる操作を直観的に把握できる。
巻取装置5は、-D1方向に傾けられた操作装置1Aを起立させる起立機構63を備える。
このような構成によれば、片手から脱離された装着部材2が、巻取装置5から傾倒することを抑制できる。従って、装着部材2を再度装着する場合に、容易に装着できる。
このような構成によれば、片手から脱離された装着部材2が、巻取装置5から傾倒することを抑制できる。従って、装着部材2を再度装着する場合に、容易に装着できる。
配置部622は、操作装置1Aにおける装着部材2の一部が挿入される凹部である。
このような構成によれば、配置部622内に装着部材2の一部が挿入されるので、装着部材2の片手への装着操作、及び、装着部材2の片手からの脱離操作を容易に実施できる。
このような構成によれば、配置部622内に装着部材2の一部が挿入されるので、装着部材2の片手への装着操作、及び、装着部材2の片手からの脱離操作を容易に実施できる。
駆動部7は、巻取機構38においてベルト34を巻き取るリール381Aと噛合するローラー74と、ローラー74を回転させる回転力を発生させるモーター71と、モーター71により発生した回転力をローラー74に伝達する伝達機構73と、を備える。制御部83は、検出部614によって駆動部7が押圧されたことが検出されると、モーター71を駆動させる。
このような構成によれば、駆動部7によって、ベルト34の巻き取りを実施できる。
なお、伝達機構73は増速ギアであることによって、リール381Aを比較的高速で回転させることができるので、短時間でベルト34を巻き取ることができる。
このような構成によれば、駆動部7によって、ベルト34の巻き取りを実施できる。
なお、伝達機構73は増速ギアであることによって、リール381Aを比較的高速で回転させることができるので、短時間でベルト34を巻き取ることができる。
巻取装置5は、装着部材2による駆動部7の押圧方向である-M方向に直交する+N方向に沿う回動軸を中心として回動可能に駆動部7を内部に収容する筐体6を備える。駆動部7は、装着部材2によって押圧されると、当該回動軸を中心として回動され、検出部614は、押圧状態によって駆動部7の回動状態を検出する。
このような構成によれば、検出部614によって、駆動部7の回動状態、すなわち、ベルト34を巻き取らせる操作が装着部材2に対して行われているか否かを適切に検出できる。
このような構成によれば、検出部614によって、駆動部7の回動状態、すなわち、ベルト34を巻き取らせる操作が装着部材2に対して行われているか否かを適切に検出できる。
巻取装置5は、装着部材2に電力を供給する給電部81と、装着部材2と通信する通信部82と、を備える。
このような構成によれば、給電部81によって、巻取装置5に配置された装着部材2が有する電池21を充電できる。
また、通信部82によって、装着部材2と巻取装置5との間で情報を送受信できる。
このような構成によれば、給電部81によって、巻取装置5に配置された装着部材2が有する電池21を充電できる。
また、通信部82によって、装着部材2と巻取装置5との間で情報を送受信できる。
クレードル4が備える巻取装置5は、ユーザーUSの左手LHに装着される装着部材2を含む左手用の操作装置1LAが配置される巻取装置5L(左用巻取装置)と、ユーザーUSの右手RHに装着される装着部材2を含む右手用の操作装置1RAが配置される巻取装置5R(右用巻取装置)と、を含む。巻取装置5Lの制御部83は、操作装置1LAが巻取装置5Rから離間する+D1方向に傾けられると、巻取装置5Lの駆動部7を動作させる。また、巻取装置5Rの制御部83は、操作装置1RAが巻取装置5Lから離間する+D1方向に傾けられると、巻取装置5Rの駆動部7を動作させる。また、操作装置1LAが巻取装置5Rに近接する-D1方向に傾けられた場合、及び、操作装置1RAが巻取装置5Lに近接する-D1方向に傾けられた場合には、操作装置1LA,1RAのベルト34は緩められる。
このような構成によれば、それぞれ簡易な操作によって、ユーザーUSの両手に対する操作装置1LA,1RAの装着及び脱離を実施できる。
このような構成によれば、それぞれ簡易な操作によって、ユーザーUSの両手に対する操作装置1LA,1RAの装着及び脱離を実施できる。
なお、第2実施形態では、操作装置1LA,1RAがそれぞれ+D1方向に傾けられた場合に、ベルト34の巻取りが実行され、それぞれ-D1方向に傾けられた場合に、ベルト34が緩められるとした。しかしながら、これに限らず、操作装置1LA,1RAがそれぞれ-D1方向に傾けられた場合にベルト34が巻き取られてもよく、+D1方向に傾けられた場合にベルト34が緩められてもよい。
装着システムMSは、ユーザーUSの片手に装着される装着部材2と、装着部材2と組み合わされる巻取装置5と、を備える。装着部材2は、片手に巻回されるベルト34と、ベルト34を巻き取る巻取機構38Aと、を有する。巻取装置5は、巻取機構38Aにベルト34を巻き取らせる動力を伝達する駆動部7と、装着部材2によって駆動部7が押圧されたことを検出する検出部614と、検出部614によって駆動部7が押圧されたことが検出されると、駆動部7を動作させる制御部83と、を備える。
このような構成によれば、上記のように、装着部材2を含む操作装置1Aを片手に容易に装着できる。
このような構成によれば、上記のように、装着部材2を含む操作装置1Aを片手に容易に装着できる。
[実施形態の変形]
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、装着部材2は、ベルト34を巻き取る巻取機構38,38Aを備えるとした。しかしながら、これに限らず、装着部材2は、片手に巻回されたベルト34を係止できれば、必ずしも巻取機構38,38Aを備えなくてもよい。例えば、スライド部材33の当接部333が片手に当接した状態を維持できれば、装着部材は、何等かの構成によりベルト34を係止する係止部を巻取機構38に代えて備えていてもよい。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、装着部材2は、ベルト34を巻き取る巻取機構38,38Aを備えるとした。しかしながら、これに限らず、装着部材2は、片手に巻回されたベルト34を係止できれば、必ずしも巻取機構38,38Aを備えなくてもよい。例えば、スライド部材33の当接部333が片手に当接した状態を維持できれば、装着部材は、何等かの構成によりベルト34を係止する係止部を巻取機構38に代えて備えていてもよい。
上記各実施形態では、巻取機構38,38Aを構成するリール381,381Aの周面は、外部に露出されているとした。しかしながら、これに限らず、例えば外力によって巻取機構38,38Aを動作させる等して、ベルト34を巻き取ることが可能であれば、リール381,381Aの周面は、必ずしも外部に露出されていなくてもよい。
一方、ピンPN1とリール381,381Aとが一体化され、ピンPN1を回転させることによって巻取機構38,38Aを動作させてもよい。
一方、ピンPN1とリール381,381Aとが一体化され、ピンPN1を回転させることによって巻取機構38,38Aを動作させてもよい。
上記第1実施形態では、リール381のロール部3812の周面には、滑り止め部3813が設けられているとした。しかしながら、これに限らず、滑り止め部3813は無くてもよい。この場合、例えばロール部3812がゴムや樹脂によって形成されていれば、滑り止め部3813が無くてもロール部3812の摺動抵抗を高めることができる。
上記第1実施形態では、ベルト34を巻き取るリール381は、軸部3811、ロール部3812、滑り止め部3813及び噛合部3814を有するとした。上記第2実施形態では、ベルト34を巻き取るリール381Aは、軸部3811、噛合部3814及びギア部3815を有するとした。これらリール381,381Aの構成を組み合わせてもよい。すなわち、軸部3811の端部から中央に向かって噛合部3814、ロール部3812、ギア部3815が設けられたリールを採用してもよい。この場合、ロール部3812の径寸法を、ギア部3815の径寸法より大きくし、ギア部3815にのみローラー74が噛合するようにローラー74を配置すればよい。
上記各実施形態では、装着部材2は、スライド部材33を-Y方向に付勢する第1付勢部材32を備えるとした。しかしながら、これに限らず、第1付勢部材32は無くてもよい。また、第1付勢部材32として、コイルばね321,322が採用されていたが、第1付勢部材32を構成するコイルばねの数は2に限らず、1でも3以上でもよい。更に、他の付勢部材を第1付勢部材32として採用してもよい。
上記各実施形態では、装着部材2の支持部材31は、手の平側に配置され、ベルト34は、手の甲に沿って配置されるとした。しかしながら、これに限らず、片手に対する装着部材の向きは、上記に限定されない。
上記各実施形態では、装着部材2は、ヒンジ35、第2付勢部材36及び当接部材37を有し、第2付勢部材36は、空間SPが拡径される方向にヒンジ35を付勢するとした。しかしながら、これに限らず、ヒンジ35、第2付勢部材36及び当接部材37の少なくともいずれかは、必ずしも無くてもよい。
上記各実施形態では、当接部材37は、ベルト34より幅広であるとした。しかしながら、これに限らず、当接部材37における+Z方向の寸法は、ベルト34における+Z方向の寸法以下でもよい。
上記各実施形態では、ベルト34は、伸縮部343を有するとし、伸縮部343は、当接部材37に応じて設けられるとした。しかしながら、これに限らず、伸縮部343は無くてもよく、ベルト34が伸縮部343を備える場合であっても、伸縮部343の位置は、当接部材37に応じた部位でなくてもよい。なお、ベルト34においてリール381,381Aによって巻き取られる部位に伸縮部343が位置していると、上記効果を奏しづらくなるため、伸縮部343は、巻取機構によって巻き取られない部位に位置していることが好ましい。
上記各実施形態では、装着部材2は、支持部材31が取り付けられる筐体30を備え、筐体30には、電池21等が設けられるとした。しかしながら、これに限らず、支持部材31とともに、ユーザーUSによって把持される把持部を構成する筐体は、装着部材によってユーザーUSの身体に装着される装置の一部又は部材の一部であってもよい。すなわち、装着部材は、筐体30として例示した筐体を必ずしも備えていなくてもよい。一方、筐体30は、操作装置を構成する他の部材に取り付けられるものであってもよい。
また、装着部材2は、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26を備えるとした。しかしながら、これに限らず、装着部材2は、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26のうち少なくとも1つを備えていなくてもよく、他の構成を更に備えていてもよい。例えば、装着部材2は、振動発生部24を備えていなくてもよく、表示部を更に備えていてもよい。
また、装着部材2が、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26のうち少なくとも1つの構成を備えない場合でも、装着部材2とは別に、これらの構成が操作装置に設けられてもよい。
また、装着部材2は、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26を備えるとした。しかしながら、これに限らず、装着部材2は、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26のうち少なくとも1つを備えていなくてもよく、他の構成を更に備えていてもよい。例えば、装着部材2は、振動発生部24を備えていなくてもよく、表示部を更に備えていてもよい。
また、装着部材2が、電池21、検出部22、入力部23、振動発生部24、通信部25及び制御部26のうち少なくとも1つの構成を備えない場合でも、装着部材2とは別に、これらの構成が操作装置に設けられてもよい。
上記第2実施形態では、検出部614は、駆動部7が備える押圧部7213によって押圧されてオン状態となるスイッチであるとした。しかしながら、これに限らず、検出部614は、装着部材2による駆動部7の押圧状態を検出できれば、構成は問わない。例えば、検出部614は、フォトセンサーでもよい。或いは、操作装置1A(1LA,1RA)が、検出部を直接押圧する構成としてもよい。
上記第2実施形態では、巻取装置5(5L,5R)は、操作装置1A(1LA,1RA)が-D1方向に回動された際に、レバー382をリール381Aから離間させて、ベルト34の巻取状態を解除させる解除部624を有するとした。しかしながら、これに限らず、解除部624は無くてもよい。
上記第2実施形態では、巻取装置5(5L,5R)は、配置部622に配置された操作装置1A(1LA,1RA)の装着部材2を起立させる起立機構63を備えるとした。しかしながら、これに限らず、起立機構63は無くてもよい。また、巻取装置5(5L,5R)が起立機構63を有する場合でも、起立機構63の構成は、上記に限定されない。
上記第2実施形態では、巻取装置5(5L,5R)において操作装置1A(1LA,1RA)の装着部材2が配置される配置部622は、装着部材2の一部が挿入される凹部であるとした。しかしながら、これに限らず、装着部材2を安定して配置可能であれば、配置部622の構成は凹部に限定されない。
上記第2実施形態では、駆動部7は、モーター71、フレーム72、伝達機構73及びローラー74を備えるとした。しかしながら、これに限らず、駆動部7は、これらの構成に代えて、或いは、加えて、他の構成を有していてもよい。例えば、モーター71のスピンドル711に設けられたローラーが、リール381Aに直接接触してもよい。
また、巻取装置5(5L,5R)は、操作装置1Aの装着部材2によって駆動部7が押圧されたことを検出部614が検出すると、制御部83が駆動部7のモーター71を動作させて、ベルト34を巻き取らせるとした。しかしながら、これに限らず、駆動部7を動作させる構成は、他の構成でもよい。例えば、ユーザーUSの入力部23に対する入力操作に応じて装着部材2から送信される操作情報を、巻取装置5が受信することによって、駆動部7が駆動されてもよい。すなわち、検出部614は無くてもよく、装着部材2の一部が配置部622に配置されたときに駆動部7が駆動するように構成されてもよい。
また、巻取装置5(5L,5R)は、操作装置1Aの装着部材2によって駆動部7が押圧されたことを検出部614が検出すると、制御部83が駆動部7のモーター71を動作させて、ベルト34を巻き取らせるとした。しかしながら、これに限らず、駆動部7を動作させる構成は、他の構成でもよい。例えば、ユーザーUSの入力部23に対する入力操作に応じて装着部材2から送信される操作情報を、巻取装置5が受信することによって、駆動部7が駆動されてもよい。すなわち、検出部614は無くてもよく、装着部材2の一部が配置部622に配置されたときに駆動部7が駆動するように構成されてもよい。
上記第2実施形態では、巻取装置5L,5Rは、各巻取装置5L,5Rに配置された操作装置1LA,1RAのそれぞれの装着部材2が有する空間SPに対して左手LH及び右手RHが+N方向に沿って挿入されるように配置されていた。しかしながら、これに限らず、操作装置1LAの空間SPに対する左手LHの挿入方向と、操作装置1RAの空間SPに対する右手RHの挿入方向とが交差するように、巻取装置5L,5Rが配置されていてもよい。この場合、左手LHの挿入方向と右手RHの挿入方向との交差角が鋭角となるように、巻取装置5L,5Rが配置されていると、各操作装置1LA,1RAの空間SP内に左手LH及び右手RHを挿入することが容易となり、両手への操作装置1LA,1RAの装着を容易に実施できる他、両手からの操作装置1LA,1RAの脱離も容易に実施できる。
上記各実施形態では、装着部材2を含む操作装置1,1Aは、ユーザーUSの片手に装着されるものとした。しかしながら、これに限らず、本発明の装着部材は、ユーザーUSの身体の一部に装着されるものであれば、ユーザーUSにおける装着部位は問わない。
上記各実施形態では、装着部材2は、ユーザーUSによる操作に応じた操作情報を送信する操作装置1,1Aを構成するとした。しかしながら、これに限らず、装着部材2は、ユーザーUSの身体に装着されて利用される対象物をユーザーUSの身体に装着させるものとして採用されてもよい。すなわち、装着部材2を備える対象物の構成は問わない。
上記各実施形態では、装着部材2は、ユーザーUSによる操作に応じた操作情報を送信する操作装置1,1Aを構成するとした。しかしながら、これに限らず、装着部材2は、ユーザーUSの身体に装着されて利用される対象物をユーザーUSの身体に装着させるものとして採用されてもよい。すなわち、装着部材2を備える対象物の構成は問わない。
1(1L,1R),1A(1LA,1RA)…操作装置、2…装着部材、22…検出部(操作部)、23…入力部(操作部)、25…通信部(送信部)、30…筐体、31…支持部材、32…第1付勢部材、33…スライド部材、333…当接部(スライド部材の一部)、34…ベルト、343…伸縮部、35…ヒンジ、36…第2付勢部材、37…当接部材、38,38A…巻取機構(係止部)、381,381A…リール、3813…滑り止め部、4…クレードル、5…巻取装置、5L…巻取装置(左用巻取装置)、5R…巻取装置(右用巻取装置)、6…筐体、614…検出部、622…配置部、624…解除部、63…起立機構、7…駆動部、71…モーター、72…フレーム、73…伝達機構、74…ローラー、81…給電部、82…通信部、83…制御部、LH…左手(片手)、RH…右手(片手)、SP…空間、US…ユーザー。
Claims (10)
- 第1方向に延出する支持部材と、
前記支持部材における前記第1方向の部位から延出するベルトと、
前記ベルトにおける一端と接続され、前記支持部材に沿って前記第1方向にスライドするスライド部材と、
前記支持部材に対して前記第1方向とは反対方向に設けられ、前記ベルトにおける他端側の部位を係止する係止部と、を備え、
前記ベルトが前記係止部に係止されている状態では、前記支持部材及び前記ベルトによって囲まれる空間が形成され、
前記スライド部材の一部は、前記空間内に配置されることを特徴とする装着部材。 - 請求項1に記載の装着部材において、
前記支持部材に対して前記第1方向とは反対方向に設けられ、前記ベルトにおける他端側の部位を巻き取る巻取機構を備え、
前記係止部は、前記巻取機構であることを特徴とする装着部材。 - 請求項2に記載の装着部材において、
前記巻取機構は、前記ベルトを巻き取るリールを有し、
前記リールは、外部に露出されていることを特徴とする装着部材。 - 請求項3に記載の装着部材において、
前記巻取機構は、前記リールの周面に位置する滑り止め部を有することを特徴とする装着部材。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載に装着部材において、
前記スライド部材を前記第1方向とは反対方向に付勢する第1付勢部材を備えることを特徴とする装着部材。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の装着部材において、
前記装着部材は、ユーザーの片手に装着されるものであり、
前記支持部材は、前記片手の手の平側に配置され、
前記ベルトは、前記支持部材から延出して前記片手の手の甲に沿って配置されることを特徴とする装着部材。 - 請求項6に記載の装着部材において、
前記支持部材における前記第1方向の部位に連結されるヒンジと、
前記ベルトが挿通し、前記ヒンジに連結されて、前記片手の手の甲に当接する当接部材と、
前記支持部材、前記ヒンジ、前記当接部材及び前記ベルトによって囲まれる前記空間を拡径する方向に前記ヒンジを付勢する第2付勢部材と、を備えることを特徴とする装着部材。 - 請求項7に記載の装着部材において、
前記当接部材は、前記ベルトより幅広であることを特徴とする装着部材。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の装着部材において、
前記ベルトは、前記ベルトに沿って伸縮可能な伸縮部を有することを特徴とする装着部材。 - 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の装着部材において、
入力操作を受け付ける操作部と、
前記入力操作に応じた操作情報を送信する送信部と、を備えることを特徴とする装着部材。
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