JP7112288B2 - 姿勢判定機能付き検査装置及び検査装置の姿勢判定方法 - Google Patents
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Description
対象物に対し、所定の適正基本姿勢をもって検査処理を実行する検査装置において、
適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを検出して、傾斜データを出力する傾斜検出手段、
設定されている対比基準データを記憶している記憶手段、
対比基準データを取り込み、傾斜検出手段が出力した傾斜データと、当該対比基準データとを比較して、姿勢の適正又は不適正を判定する判定手段、
を備えたことを特徴とする。
対象物に対し、所定の適正基本姿勢をもって検査処理を実行する検査方法において、
適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを傾斜データとして検出し、
検出した傾斜データと、設定されている対比基準データとを比較して、姿勢の適正又は不適正を判定する、
ことを特徴とする。
制御部30・・・判定手段
メモリ32・・・記憶手段
FFT処理部33・・・FFT処理手段
三軸加速度センサ35・・・傾斜検出手段
RFタグ読取器37・・・種別認識手段
検査器50・・・検査装置
垂直70に沿った姿勢・・・適正基本姿勢
範囲外総和値As・・・実測総和データ
下側領域As1・・・下側波形領域
上側領域As2・・・上側波形領域
下限値a1・・・最小閾値
上限値a2・・・最大閾値
差基準値D、D1、D2、D3・・・対比基準データ
総和基準値Su、Su1、Su2、Su3・・・対比基準データ
差値Yd・・・実測差データ
xデータ、yデータ及びzデータ・・・傾斜データ
スチームトラップ・・・対象物
スチームトラップの重要度・・・種別データ
本願に係る姿勢判定機能付き検査装置及び検査装置の姿勢判定方法の第1の実施形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施形態に係る検査器50は、配管系統の随所に設置されているスチームトラップ(図示せず)の作動不良を検知するための検査装置である。
たとえばフロート式のスチームトラップは、配管内でドレンが発生・滞留した場合、内蔵されているフロートが浮上して排出口を開放し、配管内の高圧による勢いに従って自動的にドレンを配管外に排出する。排出後はフロートが元の状態に復帰し排出口を閉塞して密閉する。この排出は数秒間に一度行われ、開放による排出・閉塞による密閉が繰り返されている。
図1に示すように、本実施形態に係る検査器50には液晶部51が設けられており、この液晶部51はタッチパネルとして構成されている入力領域56、及び所定の表示を行う表示領域57を備えている。
続いて、図6のフローチャートに従い、制御部30が実行する検査処理及び姿勢判定処理の内容を説明する。本実施形態においては、配管系統の随所に設けられているスチームトラップに、各々、予め「重要度A」、「重要度B」又は「重要度C」のいずれかが付与されている。この重要度は、前述のように、それぞれのスチームトラップに取り付けられているRFタグに記録されている。重要度Aが最も重要性が高いことを示しており、重要度Cが重要性の低いことを示している。重要度Bはその中間的な重要性であることを示している。
次に、本願に係る姿勢判定機能付き検査装置及び検査装置の姿勢判定方法の第2の実施形態を図8ないし図10に基づいて説明する。本実施形態における検査器50の構成は、前述の第1の実施形態と同様である。
上述の実施形態においては、各々のスチームトラップに取り付けられているRFタグに重要度データを記録した例を示したが、バーコードやQRコード(登録商標)に記録して各スチームトラップに取り付け、これらを専用の読取器を用いて読み取って制御部が重要度データを認識してもよい。また、各々のスチームトラップにその重要度を表示した表示部を設けておき、検査者がこれを視認した上、液晶部51の入力領域56からタッチ操作によって入力してもよい。
50:検査器 70:垂直 As:範囲外総和値 a1:下限値 a2:上限値
D:差基準値 Su:総和基準値 Yd:差値
Claims (4)
- 対象物に対し、所定の適正基本姿勢をもって検査処理を実行する検査装置において、
各々の対象物について設定されている種別データを認識する種別認識手段、
適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを検出して、傾斜データを出力する傾斜検出手段であって、所定の判定時間内、一定のサンプリング頻度で適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを検出して、複数回、傾斜データを出力する傾斜検出手段、
当該複数回の傾斜データを高速フーリエ変換処理してFFT波形を生成するFFT処理手段、
各種別データに対応した複数の対比基準データであって、各々、姿勢の適正判定に関し、対応する種別データによって異なる一定の許容範囲を有する複数の対比基準データを記憶している記憶手段、
種別認識手段が認識した種別データに対応した対比基準データを取り込み、傾斜検出手段が出力した傾斜データと、当該対比基準データとを比較して、姿勢の適正又は不適正を判定する判定手段であって、前記FFT波形について最大値と最小値との差を実測差データとして求め、当該実測差データが、種別データに対応する対比基準データの許容範囲より大きいとき、姿勢が不適正であると判定する判定手段、
を備えたことを特徴とする姿勢判定機能付き検査装置。 - 対象物に対し、所定の適正基本姿勢をもって検査処理を実行する検査装置において、
各々の対象物について設定されている種別データを認識する種別認識手段、
適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを検出して、傾斜データを出力する傾斜検出手段であって、所定の判定時間内、一定のサンプリング頻度で適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを検出して、複数回、傾斜データを出力する傾斜検出手段、
当該複数回の傾斜データを高速フーリエ変換処理してFFT波形を生成するFFT処理手段、
各種別データに対応した複数の対比基準データであって、各々、姿勢の適正判定に関し、対応する種別データによって異なる一定の許容範囲を有する複数の対比基準データ、並びに最大閾値及び最小閾値を記憶している記憶手段、
種別認識手段が認識した種別データに対応した対比基準データを取り込み、傾斜検出手段が出力した傾斜データと、当該対比基準データとを比較して、姿勢の適正又は不適正を判定する判定手段であって、前記FFT波形について最大閾値を上回る上側波形領域の面積と、最小閾値を下回る下側波形領域の面積の総和を実測総和データとして求め、当該実測総和データが、種別データに対応する対比基準データの許容範囲より大きいとき、姿勢が不適正であると判定する判定手段、
を備えたことを特徴とする姿勢判定機能付き検査装置。 - 対象物に対し、所定の適正基本姿勢をもって検査処理を実行する検査装置の姿勢判定方法であって、
各々の対象物について設定されている種別データを認識する種別認識ステップと、
所定の判定時間内、一定のサンプリング頻度で適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを検出して、複数回、傾斜データを出力する傾斜検出ステップと、
当該複数回の傾斜データを高速フーリエ変換処理してFFT波形を生成するFFT処理ステップと、
各種別データに対応した複数の対比基準データであって、各々、姿勢の適正判定に関し、対応する種別データによって異なる一定の許容範囲を有する複数の対比基準データを予め記憶する記憶ステップと、
前記FFT波形について最大値と最小値との差を実測差データとして求め、当該実測差データが、種別データに対応する対比基準データの許容範囲より大きいとき、姿勢が不適正であると判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする検査装置の姿勢判定方法。 - 対象物に対し、所定の適正基本姿勢をもって検査処理を実行する検査装置の姿勢判定方法であって、
各々の対象物について設定されている種別データを認識する種別認識ステップと、
所定の判定時間内、一定のサンプリング頻度で適正基本姿勢に対する姿勢の傾きを検出して、複数回、傾斜データを出力する傾斜検出ステップと、
当該複数回の傾斜データを高速フーリエ変換処理してFFT波形を生成するFFT処理ステップと、
各種別データに対応した複数の対比基準データであって、各々、姿勢の適正判定に関し、対応する種別データによって異なる一定の許容範囲を有する複数の対比基準データ、並びに最大閾値及び最小閾値を予め記憶する記憶ステップと、
前記FFT波形について最大閾値を上回る上側波形領域の面積と、最小閾値を下回る下側波形領域の面積の総和を実測総和データとして求め、当該実測総和データが、種別データに対応する対比基準データの許容範囲より大きいとき、姿勢が不適正であると判定する判定ステップと、
を含むことを特徴とする検査装置の姿勢判定方法。
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JP2018161204A JP7112288B2 (ja) | 2018-08-30 | 2018-08-30 | 姿勢判定機能付き検査装置及び検査装置の姿勢判定方法 |
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WO2010071040A1 (ja) | 2008-12-17 | 2010-06-24 | 株式会社テイエルブイ | 機器状態情報収集方法、及び、それに用いる機器状態情報収集キット |
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