JP7112038B2 - 給電システム - Google Patents
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Description
本発明は、複数の機器に電源から電力を供給する給電システムに関する。
現在、災害時の事業継続性(BCP:Business Continuity Planning)の意識の高まりおよび省エネの観点から直流給電システムが注目されている。しかし、直流電圧対応の漏電遮断器が開発されていない。そのため、負荷側等で地絡が発生した場合に地絡電流が所定電流以下となるように、電源の正極と負極のそれぞれの極が高抵抗素子を介してグランドに接続された給電システムがある。この給電システムでは、負荷側等で地絡が1箇所で発生すると、直流電源が高抵抗素子を介して接地されているため、高抵抗素子により地絡電流を安全な電流以下にすることが可能となる。しかし、さらに別の箇所に地絡が発生すると、地絡発生箇所の間が短絡し、大電流が流れて電源設備の配線用遮断器の動作または負荷側のヒューズ溶断が発生するおそれがある。配線用遮断器の動作またはヒューズ溶断が発生すると、負荷が停止し、重大な影響を与える可能性がある。したがって、地絡が1箇所、発生した時点で、地絡を検出するとともに地絡箇所を特定し、修復する必要がある。
直流回線に流れる地絡電流を検出する直流給電システムの一例が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された給電システムでは、直流電圧の正負の出力間に2つのコンデンサが直列に接続され、2つのコンデンサの接続点が抵抗素子を介してグランドに接続されている。この2つのコンデンサと電源側に設けられた2つの抵抗素子とでブリッジ回路が構成される。地絡が発生すると、ブリッジ回路が不平衡状態になることを利用し、地絡が検出される。
また、電源を含む主回路から分岐した複数の回線に発生する地絡事故を検出する判別装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に開示された判別装置は、複数の回線毎に地絡事故を検出する継電器が主回路に設けられ、主回路に設けられた直流制御電源回路に間欠的に地絡事故が発生した地絡回線を判別するものである。この判別装置は、地絡事故に起因する、回線に存在する対地静電容量の充放電によって回線に流れる瞬間的な電流の変化を検出する変流器が各回線に設けられ、変流器が検出する電流の変化の違いで地絡回線を判別する。
しかし、特許文献1に開示された給電システムでは、複数の分岐回路の場合に、不平衡状態が生じた地絡電流を検出できるが、地絡発生箇所が持つ抵抗は各分岐回線に対して全て不平衡状態になる。そのため、各分岐回路に同じ地絡電流が流れ、地絡発生箇所を特定できない。また、特許文献2には、直流地絡事故が発生した分岐回路を見つけ出す地絡検出回路が提案されているが、各分岐回路に変流器が必要となるため、製造コストが高くなってしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、簡便で地絡の発生箇所を特定できる給電システムを提供するものである。
本発明に係る給電システムは、直流電源と正極回線および負極回線を介して並列に接続される複数の機器と、前記複数の機器と通信接続されるコントローラと、それぞれが前記複数の機器に対応して前記正極回線および前記負極回線に設けられ、前記直流電源との接続および切断を切り替える複数の一対のリレーと、を有し、前記各機器は、前記正極回線および前記負極回線との間に設けられ、地絡が発生したときに流れる電流によって生じる電位差を検出する電圧検出器を含む検出装置と、前記電圧検出器によって検出される前記電位差の値を前記コントローラに送信する通信回路と、前記通信回路を介して前記コントローラと接続され、前記機器に対応する前記一対のリレーを制御するリレー制御回路と、を有し、前記コントローラは、複数の前記検出装置によって前記地絡の発生が検出されると、前記複数の一対のリレーのうち、少なくとも1つの一対のリレーを接続状態に制御し、他の一対のリレーを切断状態に制御するリレー制御手段と、前記リレー制御手段によって前記複数の一対のリレーの状態が切り替わると、複数の前記電圧検出器から受信する複数の前記電位差に基づいて前記地絡の発生箇所を特定する特定手段と、を有するものである。
本発明によれば、複数の分岐回路に対応して複数の一対のリレーが設けられ、複数の一対のリレーのうち、1つの一対のリレーが接続状態、他の一対のリレーが切断状態で、複数の電圧検出器で電位差の検出の有無が判定される。そのため、どの一対のリレーが接続状態のときに地絡が発生したかが判定され、従来に比べて、簡便に地絡の発生箇所を特定できる。
本実施の形態の給電システムは、直流電源から電力の供給を受ける複数の機器を有するシステムである。本実施の形態では、電力の供給を受ける機器が空調機である空調システムの場合で説明するが、給電システムは空調システムに限らない。
実施の形態1.
本実施の形態1の空調システムの構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る空調システムの配電系統の一構成例を示す図である。図1に示すように、空調システム100は、直流電源1に並列に接続される複数の空調機9~11と、地絡の発生を検出するシステムコントローラ12と、複数の空調機9~11の直流電源1との接続および切断を切り替える複数の一対のリレー3~5とを有する。空調機9~11の各機器は、空調対象空間である室内の空気調和を行う装置である。
本実施の形態1の空調システムの構成を説明する。図1は、実施の形態1に係る空調システムの配電系統の一構成例を示す図である。図1に示すように、空調システム100は、直流電源1に並列に接続される複数の空調機9~11と、地絡の発生を検出するシステムコントローラ12と、複数の空調機9~11の直流電源1との接続および切断を切り替える複数の一対のリレー3~5とを有する。空調機9~11の各機器は、空調対象空間である室内の空気調和を行う装置である。
直流電源1の正極側には正極回線7の送電線が接続され、負極側には負極回線8の送電線が接続されている。正極回線7は複数の正極分岐回線7a~7cに分岐している。負極回線8は複数の負極分岐回線8a~8cに分岐している。正極分岐回線7aおよび負極分岐回線8aは空調機9に接続されている。正極分岐回線7bおよび負極分岐回線8bは空調機10に接続されている。正極分岐回線7cおよび負極分岐回線8cは空調機11に接続されている。空調機9~11毎に分岐回路が構成される。
正極回線7と負極回線8との間に抵抗素子R1およびR2が直列に接続されている。抵抗素子R1と抵抗素子R2との接続点がグランドに接地されており、抵抗素子R1と抵抗素子R2との間の電位が接地電位となる。抵抗素子R1およびR2の各抵抗素子の抵抗値は同じ値であり、例えば、40kΩ~50kΩである。
一対のリレー3は、正極分岐回線7aに設けられたリレー3-1および負極分岐回線8aに設けられたリレー3-2で構成される。一対のリレー3は、空調機9の直流電源1への接続および切断を切り替える。一対のリレー4は、正極分岐回線7bに設けられたリレー4-1および負極分岐回線8bに設けられたリレー4-2で構成される。一対のリレー4は、空調機10の直流電源1への接続および切断を切り替える。一対のリレー5は、正極分岐回線7cに設けられたリレー5-1および負極分岐回線8cに設けられたリレー5-2で構成される。一対のリレー5は、空調機11の直流電源1との接続および切断を切り替える。
空調機9は、正極回線7および負極回線8と、一対のリレー3を含む分岐回線とを介して、直流電源1から電力が供給される。空調機10は、正極回線7および負極回線8と、一対のリレー4を含む分岐回線とを介して、直流電源1から電力が供給される。空調機11は、正極回線7および負極回線8と、一対のリレー5を含む分岐回線とを介して、直流電源1から電力が供給される。なお、図1では、一対のリレー3が空調機9の内部に設けられている場合を示しているが、一対のリレー3の設置場所は空調機9の内部に限らない。一対のリレー3は空調機9の外部に設けられていてもよい。一対のリレー4および5の設置場所についても、一対のリレー3と同様である。つまり、一対のリレー4は空調機10の外部に設けられていてもよく、一対のリレー5は空調機11の外部に設けられていてもよい。
図1に示すように、空調機9は、地絡を検出する検出装置15aと、制御回路13aとを有する。検出装置15aは、第1抵抗素子R3、第2抵抗素子R4および第3抵抗素子R5と、電圧検出器2aとを有する。第1抵抗素子R3および第2抵抗素子R4は、正極分岐回線7aと負極分岐回線8aとの間に直列に接続されている。第3抵抗素子R5は、第1抵抗素子R3および第2抵抗素子R4の接続点とグランドとの間に設けられている。電圧検出器2aは、第3抵抗素子R5に並列に接続されている。電圧検出器2aは、第3抵抗素子R5に流れる電流によって生じる電位差Vdaを検出する。電圧検出器2aは、第3抵抗素子R5に流れる電流の方向を示す電流方向情報と、検出する電位差Vdaとを制御回路13aに出力する。空調機9のユーザが設定温度および風量などの設定情報を空調機9に指示するためのリモートコントローラ14aが伝送線24を介して制御回路13aと接続されている。
空調機10は、地絡を検出する検出装置15bと、制御回路13bとを有する。検出装置15bは、第1抵抗素子R6、第2抵抗素子R7および第3抵抗素子R8と、電圧検出器2bとを有する。第1抵抗素子R6および第2抵抗素子R7は、正極分岐回線7bと負極分岐回線8bとの間に直列に接続されている。第3抵抗素子R8は、第1抵抗素子R6および第2抵抗素子R7の接続点とグランドとの間に設けられている。電圧検出器2bは、第3抵抗素子R8に並列に接続されている。電圧検出器2bは、第3抵抗素子R8に流れる電流によって生じる電位差Vdbを検出する。電圧検出器2bは、第3抵抗素子R8に流れる電流の方向を示す電流方向情報と、検出する電位差Vdbとを制御回路13bに出力する。空調機10のユーザが設定情報を空調機10に指示するためのリモートコントローラ14bが伝送線24を介して制御回路13bと接続されている。
空調機11は、地絡を検出する検出装置15cと、制御回路13cとを有する。検出装置15cは、第1抵抗素子R9、第2抵抗素子R10および第3抵抗素子R11と、電圧検出器2cとを有する。第1抵抗素子R9および第2抵抗素子R10は、正極分岐回線7cと負極分岐回線8cとの間に直列に接続されている。第3抵抗素子R11は、第1抵抗素子R9および第2抵抗素子R10の接続点とグランドとの間に設けられている。電圧検出器2cは、第3抵抗素子R11に並列に接続されている。電圧検出器2cは、第3抵抗素子R11に流れる電流によって生じる電位差Vdcを検出する。電圧検出器2cは、第3抵抗素子R11に流れる電流の方向を示す電流方向情報と、検出する電位差Vdcとを制御回路13cに出力する。空調機11のユーザが設定情報を空調機11に指示するためのリモートコントローラ14cが伝送線24を介して制御回路13cと接続されている。
地絡検出のために、検出装置15aは、(第1抵抗素子R3の抵抗値)=(第2抵抗素子R4の抵抗値)>>(抵抗素子R1の抵抗値)=(抵抗素子R2の抵抗値)の関係を満たす。検出装置15bも、検出装置15aと同様に、(第1抵抗素子R6の抵抗値)=(第2抵抗素子R7の抵抗値)>>(抵抗素子R1の抵抗値)=(抵抗素子R2の抵抗値)の関係を満たす。検出装置15cも、検出装置15aと同様に、(第1抵抗素子R9の抵抗値)=(第2抵抗素子R10の抵抗値)>>(抵抗素子R1の抵抗値)=(抵抗素子R2の抵抗値)の関係を満たす。例えば、抵抗素子R1およびR2の各素子の抵抗値が40kΩである場合、第1抵抗素子R3、R6およびR9と第2抵抗素子R4、R7およびR10との各素子の抵抗値は100kΩである。
第3抵抗素子R5、R8およびR11の各素子の抵抗値は、微小電流によって生じる電位差を検出できるように設定する。第3抵抗素子R5、R8およびR11の各素子の抵抗値は、例えば、1kΩである。制御回路13a~13cは伝送線23を介してシステムコントローラ12と接続される。伝送線23には、信号の伝送を中継する中継器(不図示)が設けられていてもよい。図1に示すように、信号伝送のための中継器(不図示)等の通信機器に電力を供給する給電ユニット6が設けられていてもよい。
ここで、空調機9~11に設けられる冷媒回路の構成を説明する。図2は、図1に示した各空調機が有する冷媒回路の一構成例を示す図である。空調機9~11が有する冷媒回路は同一の構成であるため、空調機9に設けられる冷媒回路について説明する。
図2に示すように、空調機9は、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機51と、冷媒の流路を切り替える四方弁52と、冷媒が外気と熱交換する熱源側熱交換器53と、冷媒を膨張させる膨張装置54と、冷媒が室内の空気と熱交換する負荷側熱交換器55とを有する。圧縮機51、熱源側熱交換器53、膨張装置54および負荷側熱交換器55が冷媒配管56で接続され、冷媒が循環する冷媒回路50が構成される。圧縮機51は、例えば、容量を変えることができるインバータ式圧縮機である。膨張装置54は、例えば、電子膨張弁である。熱源側熱交換器53および負荷側熱交換器55は、例えば、フィンアンドチューブ式熱交換器である。
圧縮機51、四方弁52および膨張装置54は制御回路13aと通信接続される。図2に示していないが、正極分岐回線7aおよび負極分岐回線8aと接続されるコンバータ回路とインバータ回路が設けられている。コンバータ回路(不図示)とインバータ回路(不図示)は、直流電源1から供給される直流電圧を、圧縮機51、膨張装置54および四方弁52の各冷媒機器の電源電圧に適した値まで降圧し、これらの冷媒機器に電力を供給する。
なお、熱源側熱交換器に外気を供給する送風機、および負荷側熱交換器に室内の空気を供給する送風機が空調機9に設けられていてもよい。また、図2に示していないが、室内の温度を検出する温度センサ、および圧縮機51から吐出される冷媒の圧力を検出する圧力センサなどの各種センサが空調機9に設けられていてもよい。
図1に示した制御回路13a~13cの構成を説明する。図3は、図1に示した制御回路の一構成例を示すブロック図である。制御回路13a~13cは同一の構成であるため、ここでは、制御回路13aの構成を説明する。
制御回路13aは、マイクロコンピュータ31aと、通信回路32aと、リレー制御回路33aと、コンバータ回路34aとを有する。通信回路32aは、伝送線23を介してシステムコントローラ12と通信接続され、マイクロコンピュータ31aとシステムコントローラ12との間で送受信される情報を中継する。コンバータ回路34aは、リレー制御回路33aに動作電圧を供給するDC(直流)/DC(直流)コンバータ回路である。図3に示していないが、コンバータ回路34aは正極分岐回線7aおよび負極分岐回線8aと接続されている。コンバータ回路34aが、リレー制御回路33aだけでなく、マイクロコンピュータ31aおよび通信回路32aにも動作電圧を供給する。また、一対のリレー3を切断した場合には、伝送線23を介して、他の空調機10および11のコンバータ回路の伝送電源を受電してリレー制御回路33aに一対のリレー3に駆動電源を供給する構成である。
マイクロコンピュータ31aは、電圧検出器2aから入力される電位差Vdaおよび電流方向情報を含む地絡情報を、通信回路32aを介してシステムコントローラ12に送信する。マイクロコンピュータ31aは、一対のリレー3の接続状態および切断状態に関する制御信号を、通信回路32aを介してシステムコントローラ12から受信すると、制御信号にしたがってリレー制御回路33aを動作させる。
また、マイクロコンピュータ31aは、リモートコントローラ14aを介して入力される設定情報および図2に示した空調機9に設けられた各種センサ(不図示)の値に基づいて、図2に示した冷媒回路50の冷凍サイクルを制御する。具体的には、マイクロコンピュータ31aは、設定情報に含まれる運転モードにしたがって四方弁52を制御する。マイクロコンピュータ31aは、設定情報および図に示さない各種センサの値に基づいて、圧縮機51の運転周波数および膨張装置54の開度を制御する。
図3を参照して、地絡情報が電圧検出器2aからマイクロコンピュータ31aを介してシステムコントローラ12に送信され、制御信号がシステムコントローラ12からマイクロコンピュータ31aを介してリレー制御回路33aを動作させる場合で説明したが、この場合に限らない。例えば、電圧検出器2aから出力される地絡情報が、マイクロコンピュータ31aを経由せずに、通信回路32aを介してシステムコントローラ12に送信されてもよい。また、システムコントローラ12から送信される制御信号が、マイクロコンピュータ31aを経由せずに、通信回路32aを介してリレー制御回路33aに入力されてもよい。この場合、リレー制御回路33aは、入力される制御信号にしたがって、一対のリレー3に回線の接続または切断を実行させればよい。
図に示していないが、制御回路13bは、マイクロコンピュータ31b、通信回路32b、リレー制御回路33bおよびコンバータ回路34bを有する。制御回路13cは、マイクロコンピュータ31b、通信回路32b、リレー制御回路33bおよびコンバータ回路34bを有する。マイクロコンピュータ31bおよび31cはマイクロコンピュータ31aと同様な構成である。通信回路32bおよび32cは通信回路32aと同様な構成である。リレー制御回路33bおよび33cはリレー制御回路33aと同様な構成である。コンバータ回路34bおよび34cはコンバータ回路34aと同様な構成である。そのため、制御回路13bおよび13cについての詳細な説明を省略する。
図4は、図1に示したシステムコントローラの一構成例を示すブロック図である。図1に示すように、システムコントローラ12は、プログラムを記憶するメモリ22と、メモリ22が記憶するプログラムにしたがって処理を実行するCPU(Central Processing Unit)21とを有する。CPU21がプログラムを実行することで、図4に示す判定手段41、特定手段42およびリレー制御手段43が構成される。
判定手段41は、電圧検出器2a~2cで検出される電位差Vda~Vdcに基づいて、地絡が発生したか否かを判定する。具体的には、判定手段41は、決められた閾値Vthと電位差Vda~Vdcとを比較し、電位差Vda~Vdcのそれぞれが検出する電位差が閾値Vthよりも大きくなると、地絡が発生したと判定する。閾値Vthは図1に示したメモリ22に記憶されている。なお、判定手段41は、電位差Vda~Vdcの全てが閾値Vthよりも大きくなる場合でも、少なくとも1つの電位差が閾値Vthよりも大きくなった時点で、地絡が発生したと判定してもよい。この場合、地絡検出がより早くなる。
空調システム100が正常な状態では、電位差Vda~Vdcの全てが0Vになる。地絡が発生していない状態では、例えば、直流電源1および空調機9に注目すると、抵抗素子R1、抵抗素子R2、第1抵抗素子R3および第2抵抗素子R4で構成するブリッジ回路が平衡状態になっている。平衡状態では、(抵抗素子R1の抵抗値×第2抵抗素子R4の抵抗値=抵抗素子R2の抵抗値×第1抵抗素子R3の抵抗値)の関係が成り立ち、第3抵抗素子R5には電流が流れない。一方、空調システム100において、どこかで地絡が発生すると、第3抵抗素子R5、R8およびR11に電流が流れ、電圧検出器2a~2cで電位差が検出される。しかし、空調システム100のどこで地絡が発生したかはわからない。
リレー制御手段43は、検出装置15a~15cによって地絡の発生が検出されると、一対のリレー3~5のうち、少なくとも1つの一対のリレーを接続状態に制御し、残りの一対のリレーを切断状態に制御する。特定手段42は、リレー制御手段43によって一対のリレー3~5の状態が切り替わると、電圧検出器2a~2cから受信する電位差Vda~Vdcに基づいて地絡の発生箇所を特定する。リレー制御手段43および特定手段42の詳細な動作については後で説明する。
なお、システムコントローラ12が備える機能の一部がマイクロコンピュータ31a~31cに設けられていてもよい。例えば、判定手段41がシステムコントローラ12に設けられている場合で説明したが、判定手段41がマイクロコンピュータ31a~31cのそれぞれに設けられていてもよい。
上述した空調システム100において、地絡は、電源系統と、空調機9~11の各空調機の内部とに起こり得る。電源系統は、直流電源1と、直流電源1から一対のリレー3~5までの送電線とを含む構成である。送電線は、正極回線7および負極回線8と、正極分岐回線7a~7cおよび負極分岐回線8a~8cとで構成される。
次に、本実施の形態1の空調システム100による地絡検出の手順を説明する。図5は、図1に示した空調システムの動作手順の一例を示すフローチャートである。初期状態として、一対のリレー3~5の全てが接続状態であるものとする。
ステップS101において、判定手段41は、電圧検出器2a~2cによって検出される電位差Vda~Vdcの各電位差が閾値Vthよりも大きいか否かを判定する。判定の結果、電位差Vda~Vdcの全てが閾値Vth以下である場合、判定手段41は、地絡が発生していないと判定し、ステップS101に戻る(ステップS101:No)。一方、ステップS101の判定の結果、電位差Vda~Vdcの各電位差のうち、少なくとも1つの電位差が閾値Vthより大きい場合、地絡が発生したと判定する(ステップS101:Yes)。
直流電源1側に接続された高抵抗の抵抗素子R1およびR2と、各分岐回路の検出装置に設けられた直列抵抗とで、ブリッジ回路が構成される。具体的には、直流電源1の抵抗素子R1およびR2と、検出装置15aの第1抵抗素子R3および第2抵抗素子R4とで、ブリッジ回路が構成される。直流電源1の抵抗素子R1およびR2と、検出装置15bの第1抵抗素子R6および第2抵抗素子R7とで、ブリッジ回路が構成される。直流電源1の抵抗素子R1およびR2と、検出装置15cの第1抵抗素子R9および第2抵抗素子R10とで、ブリッジ回路が構成される。これらのブリッジ回路の平衡状態によって、第3抵抗素子R5、R8およびR11の両端は電圧がゼロになる。第3抵抗素子R5、R8およびR11の両端の電位差がゼロであれば、地絡が発生していないと判断できる。
一方、直流電源1の正極回線7または負極回線8に地絡が発生すると、抵抗素子R1およびR2と各分岐回路の直列抵抗とで形成されたブリッジ回路が不平衡状態になる。その結果、第3抵抗素子R5、R8およびR11の両端に電位差が発生する。そして、電圧検出器2a~2cによって電位差が生じたことが検出されることで、地絡が発生したと判断できる。地絡の発生箇所の抵抗によって抵抗素子R1およびR2と、空調機の第1抵抗素子R3、R6およびR9と、第2抵抗素子R4、R7およびR10とによって構成される各ブリッジ回路は全て同じ不平衡状態になるため、各分岐回路は同じ地絡電流が流れる。そのため、システムコントローラ12は、ステップS101において地絡の発生を検出できるが、地絡の発生箇所を特定できない。
続いて、空調システム100による地絡発生箇所の特定方法を説明する。ステップS101において、判定手段41は、地絡が発生したと判定すると、地絡が発生したことを示す地絡情報をマイクロコンピュータ31bおよび31cに送信する。マイクロコンピュータ31bは、地絡情報をシステムコントローラ12から受信すると、空調機10が運転している場合、空調機10の運転を停止する。マイクロコンピュータ31cは、地絡情報をシステムコントローラ12から受信すると、空調機11が運転している場合、空調機11の運転を停止する。マイクロコンピュータ31bおよび31cは空調機の運転を停止した旨の停止情報をシステムコントローラ12に送信する。
システムコントローラ12がマイクロコンピュータ31bおよび31cから停止情報を受信すると、リレー制御手段43は、一対のリレー4および5を切断状態に切り替える制御を行う(ステップS102)。具体的には、リレー制御手段43は、一対のリレーを切断状態に切り替える旨の切断制御信号をリレー制御回路33bおよび33cに送信する。ステップS102の後、特定手段42は、電圧検出器2aが検出する電位差Vdaが閾値Vthより大きいか否かを判定する(ステップS103)。判定の結果、電位差Vdaが閾値Vthより大きい場合(ステップS103:Yes)、リレー制御手段43は第1特定モードに遷移する(ステップS104)。第1特定モードにおいて、リレー制御手段43は、一対のリレー3を切断状態に切り替え、一対のリレー4を接続状態に切り替える制御を行う(ステップS105)。具体的には、リレー制御手段43は、切断制御信号をリレー制御回路33aに送信し、一対のリレー4を接続状態に切り替える旨の接続制御信号をリレー制御回路33bに送信する。
ステップS105の後、特定手段42は、電圧検出器2bが検出する電位差Vdbが閾値Vthより大きいか否かを判定する(ステップS106)。判定の結果、電位差Vdbが閾値Vthより大きい場合(ステップS106:Yes)、特定手段42は、電源系統に地絡が発生したと判定する(ステップS107)。一方、ステップS106の判定の結果、電位差Vdbが閾値Vth以下である場合(ステップS106:No)、特定手段42は、空調機9の内部に地絡が発生したと判定する(ステップS108)。
ステップS107およびS108の判定結果の理由を説明する。空調機10および11の運転が停止した状態で、空調機9の電圧検出器2aに電位差が生じると、地絡の発生箇所は、送電線の正極側、送電線の負極側、および空調機9の内部のいずれかと推測できる。そして、第1特定モードでは、ステップS105で説明したように、空調機9側の一対のリレー3を切断状態にし、空調機10側の一対のリレー4を接続状態にする。この状態で、空調機10の電圧検出器2bが電位差を検出した場合、地絡発生箇所として推測した候補のうち、空調機9の内部で地絡が発生することは不可能であると判断できる。そのため、地絡発生箇所は送電線の正極側または負極側と判断できる。一方、空調機10の電圧検出器2bが電位差を検出しなかった場合、地絡発生箇所の候補から送電線を排除でき、空調機9の内部に地絡が発生したと判断できる。
図5に示したフローチャートの説明に戻る。ステップS103の判定の結果、空調機9の電圧検出器2aが検出する電位差Vdaが閾値Vth以下である場合、リレー制御手段43は第2特定モードに遷移する(ステップS109)。このとき、空調機9および電源系統に地絡が発生していないので、一対のリレー3を接続状態にし、空調機9が運転してもよい。そのため、地絡箇所を特定する過程に空調機9を稼働させることができる。
第2特定モードにおいて、リレー制御手段43は、一対のリレー4を接続状態に切り替える制御を行う(ステップS110)。具体的には、リレー制御手段43は、接続制御信号をリレー制御回路33bに送信する。ステップS110の後、特定手段42は、電圧検出器2bが検出する電位差Vdbが閾値Vthより大きいか否かを判定する(ステップS111)。判定の結果、電位差Vdbが閾値Vthより大きい場合(ステップS111:Yes)、特定手段42は、空調機10の内部に地絡が発生したと判定する(ステップS112)。一方、ステップS111の判定の結果、電位差Vdbが閾値Vth以下である場合(ステップS111:No)、特定手段42は、空調機11の内部に地絡が発生したと判定する(ステップS113)。ステップS113の判定結果は、本実施の形態1では分岐回路が空調機9~11の3つの場合だからである。つまり、特定手段42は、ステップS103からステップS111の手順にしたがって、電源系統、空調機9および10のいずれにも地絡が発生していないと判断したので、残りの機器である空調機11の内部に地絡が発生していると判断できる。
なお、本実施の形態1では、分岐回路の数が3つの場合で説明したが、分岐回路の数が3つよりも多くてもよい。この場合、第2特定モードでリレー制御手段43が空調機9を除く、2以上の他の空調機のそれぞれに対応する一対のリレーを順に接続状態にし、特定手段42は、電圧検出器に電位差が生じた空調機の内部に地絡が発生したと判定することができる。
また、図5に示すステップS102において、空調機9に対応する一対のリレー3を接続状態にして判定する場合で説明したが、最初の判定対象の空調機は空調機9に限らず、空調機10または11であってもよい。
次に、地絡が発生した場合に、送電線の正極側と負極側のどちら側で地絡が発生しているかを判定する方法を、図6および図7を参照して説明する。図6は、図1に示した空調システムにおいて、正極側の送電線に地絡が発生した場合を示す図である。図7は、図1に示した空調システムにおいて、負極側の送電線に地絡が発生した場合を示す図である。図6および図7に示す地絡抵抗R20は地絡が発生した箇所の仮想抵抗である。図6および図7では、地絡によって発生した電流である地絡電流を破線矢印で示す。
図6に示すように、正極側の送電線である正極回線7に地絡が発生した場合、第3抵抗素子R5に流れる電流の方向は、破線矢印の方向になる。図6において、右方向を正方向、左方向を負方向と定義すれば、第3抵抗素子R5に流れる電流の方向は負の方向である。この場合、第3抵抗素子R5の両端の電位差を負の値とする。電圧検出器2aが正負の情報を含む電位差Vdaの情報を、通信回路32aを介してシステムコントローラ12に送信すれば、特定手段42は地絡発生箇所が送電線の正極側であると判定できる。
一方、負極側の送電線である負極回線8に地絡が発生した場合、図7において、右方向を正方向、左方向を負方向と定義すれば、破線矢印に示すように、第3抵抗素子R5に流れる電流の方向は正の方向である。この場合、第3抵抗素子R5の両端の電位差を正の値とする。電圧検出器2aが正負の情報を含む電位差Vdaの情報を、通信回路32aを介してシステムコントローラ12に送信すれば、特定手段42は地絡発生箇所が送電線の負極側であると判定できる。
このようにして、特定手段42は、第3抵抗素子R5に流れる電流の方向によって、送電線の正極側および負極側のうち、どちら側に地絡が発生したかを特定できる。図6を参照して、正極回線7に地絡が発生した場合で説明したが、図1に示した正極分岐回線7a~7cの分岐回線に地絡が発生しても、正極回線7と同様に、特定手段42は正極側に地絡が発生したと判定できる。図7を参照して、負極回線8に地絡が発生した場合で説明したが、図1に示した負極分岐回線8a~8cの分岐回線に地絡が発生しても、負極回線8と同様に、特定手段42は負極側に地絡が発生したと判定できる。さらに、特定手段42は、空調機9~11の内部の正極側および負極側のどちらに地絡が発生したかについても、図6および図7を参照して説明した方法と同様にして判断できる。
本実施の形態1の空調システム100は、直流電源1に並列に接続される複数の機器となる空調機9~11と、システムコントローラ12と、空調機9~11に対応して設けられ、直流電源1との接続および切断を切り替える一対のリレー3~5とを有する。空調機9~11の各機器は、地絡が発生したときに流れる電流によって生じる電位差を検出する電圧検出器を含む検出装置と、検出される電位差の値をコントローラに送信する通信回路と、空調機に対応する一対のリレーを制御するリレー制御回路とを有する。システムコントローラ12は、リレー制御手段43および特定手段42を有する。リレー制御手段43は、複数の検出装置15a~15cによって地絡の発生が検出されると、一対のリレー3~5のうち、少なくとも1つの一対のリレー3を接続状態に制御し、他の一対のリレー4および5を切断状態に制御する。特定手段42は、リレー制御手段43によって一対のリレー3~5の状態が切り替わると、複数の電圧検出器2a~2cから受信する複数の電位差Vda~Vdcに基づいて地絡の発生箇所を特定する。
本実施の形態1によれば、複数の分岐回路に対応して複数の一対のリレーが設けられ、複数の一対のリレーのうち、1つの一対のリレーが接続状態、他の一対のリレーが切断状態において、複数の電圧検出器で電位差の検出の有無が判定される。そのため、どの一対のリレーが接続状態のときに地絡が発生したかが判定され、地絡の発生箇所を特定できる。本実施の形態1では、複数の分岐回路に対応して、複数の一対のリレーおよび複数の検出装置が設けられ、簡便に地絡の検出および地絡箇所の特定をすることができる。従来に比べて、簡便な構成なので、製造コストを抑制できる。
本実施の形態1において、システムコントローラ12は、地絡の検出および地絡箇所を示す情報を、制御回路13a~13cを介してリモートコントローラ14a~14cに出力させてもよい。この場合、空調システム100のユーザは、空調システム100のメンテナンス業者の作業者に修理を依頼することができる。
また、本実施の形態1において、特定手段42が、電流方向情報を電流検出器から通信回路を介して受信すると、電流方向情報に基づいて、地絡の発生した箇所が正極回線7を含む正極側の送電線または負極回線8を含む負極側の送電線のうち、いずれの送電線であるかを判定してもよい。この場合、システムコントローラ12が地絡の発生した送電線の情報を、制御回路13a~13cを介してリモートコントローラ14a~14cに出力させてもよい。空調システム100を修理する作業者は、リモートコントローラ14a~14cが出力する情報から、正極側の送電線および負極側の送電線うち、いずれの送電線を点検すればよいかわかる。その結果、作業者は、より早く空調システム100を修理することができる。
なお、本実施の形態1では、給電システムの電力供給対象の機器が空調機の場合で説明したが、電力供給対象の機器は空調機に限らない。電力供給対象の機器として、例えば、エレベータが考えられる。本実施の形態1で説明した空調システムを、1つのビルに設けられた複数のエレベータに電力を供給する給電システムに適用することができる。
1 直流電源、2a~2c 電圧検出器、3~5 一対のリレー、3-1、3-2 リレー、4-1、4-2 リレー、5-1、5-2 リレー、6 給電ユニット、7 正極回線、7a~7c 正極分岐回線、8 負極回線、8a~8c 負極分岐回線、9~11 空調機、12 システムコントローラ、13a~13c 制御回路、14a~14c リモートコントローラ、15a~15c 検出装置、21 CPU、22 メモリ、23、24 伝送線、31a~31c マイクロコンピュータ、32a~32c 通信回路、33a~33c リレー制御回路、34a~34c コンバータ回路、41 判定手段、42 特定手段、43 リレー制御手段、50 冷媒回路、51 圧縮機、52 四方弁、53 熱源側熱交換器、54 膨張装置、55 負荷側熱交換器、56 冷媒配管、100 空調システム、R1、R2 抵抗素子、R3 第1抵抗素子、R4 第2抵抗素子、R5 第3抵抗素子、R6 第1抵抗素子、R7 第2抵抗素子、R8 第3抵抗素子、R9 第1抵抗素子、R10 第2抵抗素子、R11 第3抵抗素子、R20 地絡抵抗。
Claims (6)
- 直流電源と正極回線および負極回線を介して並列に接続される複数の機器と、
前記複数の機器と通信接続されるコントローラと、
それぞれが前記複数の機器に対応して前記正極回線および前記負極回線に設けられ、前記直流電源との接続および切断を切り替える複数の一対のリレーと、
を有し、
前記各機器は、
前記正極回線および前記負極回線との間に設けられ、地絡が発生したときに流れる電流によって生じる電位差を検出する電圧検出器を含む検出装置と、
前記電圧検出器によって検出される前記電位差の値を前記コントローラに送信する通信回路と、
前記通信回路を介して前記コントローラと接続され、前記機器に対応する前記一対のリレーを制御するリレー制御回路と、を有し、
前記コントローラは、
複数の前記検出装置によって前記地絡の発生が検出されると、前記複数の一対のリレーのうち、少なくとも1つの一対のリレーを接続状態に制御し、他の一対のリレーを切断状態に制御するリレー制御手段と、
前記リレー制御手段によって前記複数の一対のリレーの状態が切り替わると、複数の前記電圧検出器から受信する複数の前記電位差に基づいて前記地絡の発生箇所を特定する特定手段と、を有する、
給電システム。 - 前記コントローラは、前記複数の電圧検出器で検出される前記複数の電位差に基づいて前記地絡が発生したか否かを判定する判定手段をさらに有し、
前記リレー制御手段は、
前記判定手段によって前記地絡が発生したと判定された場合、前記複数の機器のうち、いずれか1つの機器である第1の機器に対応する前記一対のリレーを接続状態に制御し、前記複数の機器のうち、前記第1の機器を除く他の機器に対応する前記一対のリレーを切断状態に制御し、
前記特定手段は、
前記第1の機器に属する前記電圧検出器が検出する前記電位差が決められた閾値よりも大きい場合、前記直流電源を含む電源系統、または前記第1の機器を、前記地絡の発生箇所と判定する、
請求項1に記載の給電システム。 - 前記他の機器が2以上の機器を含み、
前記リレー制御手段は、
前記第1の機器に属する前記電圧検出器が検出する前記電位差が前記閾値よりも大きい場合、前記他の機器のうち、いずれか1つの機器である第2の機器に対応する前記一対のリレーを接続状態に切り替え、前記第1の機器に対応する前記一対のリレーを切断状態に切り替える第1特定モードを実行し、
前記特定手段は、
前記リレー制御手段が前記第1特定モードを実行すると、前記第2の機器に属する前記電圧検出器によって検出される前記電位差が前記閾値よりも大きい場合、前記電源系統に前記地絡が発生したと判定し、前記第2の機器に属する前記電圧検出器によって検出される前記電位差が前記閾値以下である場合、前記第1の機器に前記地絡が発生したと判定する、
請求項2に記載の給電システム。 - 前記他の機器が2以上の機器を含み、
前記リレー制御手段は、
前記第1の機器に属する前記電圧検出器が検出する前記電位差が前記閾値以下である場合、前記他の機器のうち、いずれか1つの機器である第2の機器に対応する前記一対のリレーを接続状態に制御し、前記他の機器のうち、前記第2の機器を除く残りの機器に対応する前記一対のリレーを切断状態に制御する第2特定モードを前記他の機器毎に実行し、
前記特定手段は、
前記各他の機器に対応して前記第2特定モードが実行される度に、前記他の機器に属する前記電圧検出器が検出する前記電位差と前記閾値とを比較し、前記電位差が前記閾値よりも大きい前記他の機器に前記地絡が発生したと判定する、
請求項2に記載の給電システム。 - 前記検出装置は、
前記正極回線および前記負極回線との間に直列に接続された第1抵抗素子および第2抵抗素子と、
前記第1抵抗素子および前記第2抵抗素子の接続点とグランドとの間に設けられた第3抵抗素子と、
前記第3抵抗素子に並列に接続され、前記第3抵抗素子に流れる電流によって生じる前記電位差を検出する前記電圧検出器と、を有する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の給電システム。 - 前記特定手段は、
前記第3抵抗素子に流れる電流の方向を示す電流方向情報を前記電圧検出器から前記通信回路を介して受信すると、前記電流方向情報に基づいて、前記地絡の発生した箇所が前記正極回線および前記負極回線のうち、いずれの回線であるかを判定する、
請求項5に記載の給電システム。
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