JP7110868B2 - 作業知識情報管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、作業知識情報管理システムに関する。
作業における種々の知識情報を作業者間で共有できるように、データベース等に記録することが行われている。近年では、このような知識情報を電子データ化し、他の様々なデータと関連付けたり解析したりして知識情報に加えることも行われる。下記特許文献1には、システムから取得した複数の変量の履歴情報と複数の変量間の因果関係を示す因果関係情報とを記憶し、結果に対する変量が異常である場合に、その他の変量が異常であるかを判定し、因果関係情報を用いて異常である要因の情報を可視化した画像を作成する技術が開示されている。
特許第5186956号公報
作業者の経験等に基づく作業知識(いわゆるノウハウ等)についてもデータ化が行われるが、この種の知識情報は、作業内容や作業が行われる工程を特定する情報が不足していたり曖昧であったりする場合がある。
本発明は、作業者自身により入力された作業知識を単に蓄積する構成と比較して、作業における知識情報の管理において、情報の不足を検知し、不足情報の補充を支援するシステムを提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、
データベースに管理された作業知識情報のうち一部の情報要素が不足する作業知識情報を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された前記作業知識情報において不足する前記情報要素に対応して予め定められた検索規則に基づき、作業の履歴情報を検索する検索手段と、
前記検索手段による検索結果を用いて、前記情報要素が不足する前記作業知識情報に補充する情報の候補を提示する提示手段と、
を備えることを特徴とする、作業知識情報管理システムである。
請求項2に係る本発明は、
前記検索手段は、前記作業知識情報において不足する前記情報要素の種類に応じて定められた絞り込み規則にしたがって前記履歴情報における検索範囲を絞り込み、検索を行うことを特徴とする、請求項1に記載の作業知識情報管理システムである。
請求項3に係る本発明は、
前記検索手段は、前記作業知識情報において不足する前記情報要素の種類に応じて、工程ごとの作業手順に基づく前記絞り込み規則による検索範囲の絞り込みを行うことを特徴とする、請求項2に記載の作業知識情報管理システムである。
請求項4に係る本発明は、
前記検索手段は、前記特定手段により特定された前記作業知識情報から、予め定められた抽出規則に基づいて特定される特徴語を抽出し、当該特徴語を検索キーとして、当該作業知識情報において不足する前記情報要素に関連する作業を前記履歴情報から検索することを特徴とする、請求項1に記載の作業知識情報管理システムである。
請求項5に係る本発明は、
前記提示手段は、前記検索手段により複数の候補が検出された場合、前記履歴情報に基づく設定規則にしたがって、検出された当該複数の候補の提示順を設定して提示することを特徴とする、請求項1に記載の作業知識情報管理システムである。
請求項6に係る本発明は、
前記提示手段は、検出された前記複数の候補のうち、前記履歴情報において示される作業の影響の程度が大きいものから順に提示することを特徴とする、請求項5に記載の作業知識情報管理システムである。
請求項7に係る本発明は、
前記作業知識情報および前記履歴情報は製造作業に関する情報であり、
前記提示手段は、検出された前記複数の候補のうち、前記履歴情報において各候補の作業が行われた場合の歩留まりが高いものから順に提示することを特徴とする、請求項6に記載の作業知識情報管理システムである。
請求項1の発明によれば、作業者自身により入力された作業知識を単に蓄積する構成と比較して、作業における知識情報の管理において、情報の不足を検知し、不足情報の補充を支援することができる。
請求項2の発明によれば、履歴情報全体を対象として作業知識情報を補充する情報の候補を検索する構成と比較して、検索における負荷を軽減することができる。
請求項3の発明によれば、履歴情報全体を対象として作業知識情報を補充する情報の候補を検索する構成と比較して、既定の作業手順に基づく絞り込みにより、検索における負荷を軽減することができる。
請求項4の発明によれば、補充対象の作業知識情報の情報のみに基づいて履歴情報に対する検索を行う構成と比較して、作業どうしの関係に基づいて、情報要素を補足する情報を検索することができる。
請求項5の発明によれば、作業知識情報を補充する情報の候補が複数ある場合に、検索された候補の提示順を特定せずに表示する構成と比較して、より効果の高い候補を先に提示することができる。
請求項6の発明によれば、作業知識情報を補充する情報の候補が複数ある場合に、検索された候補の提示順を特定せずに表示する構成と比較して、より効果の高い候補を選択することができる。
請求項7の発明によれば、作業知識情報を補充する情報の候補が複数ある場合に、検索された候補の提示順を特定せずに表示する構成と比較して、より歩留まりの高い候補を選択することができる。
本実施形態による作業知識情報管理システムの全体構成を示す図である。 補充対象の作業知識情報の例を示す図であり、図2(A)は、作業時期の情報が不足している例を示す図、図2(B)は、作業主体の情報が不足している例を示す図、図2(C)は、作業場所の情報が不足している例を示す図、図2(D)は、作業内容の情報が不足している例を示す図である。 履歴情報DBの構成例を示す図である。 履歴情報DBから作業場所が工程Bである履歴情報を抽出した履歴情報の一覧の例を示す図である。 作業知識情報管理システムの動作を示すフローチャートである。 作業知識情報管理システムを実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態による作業知識情報管理システムの全体構成を示す図である。作業知識情報管理システム100は、作業知識情報データベース(DB)110と、履歴情報データベース(DB)120と、対象特定部130と、解析部140と、補充候補検索部150と、表示制御部160と、操作受け付け部170とを備える。
作業知識情報DB110は、作業知識情報を格納したデータベースである。作業知識とは、特定の作業に関する知識であり、いわゆるノウハウである。作業知識情報DB110に格納される作業知識情報は、例えば特定の枠組みにしたがって具体的な情報要素の項目に分けて記述される。情報要素の分け方は特に限定しないが、一例として、いわゆる5W1Hの枠組みを用いて作業知識情報から情報要素を抽出しても良い。この場合、作業主体(誰が作業を行ったか)、作業時期(いつ作業を行ったか)、作業内容(何を作業として行ったか)、作業場所(どこで作業を行ったか)、実施理由(なぜその作業を行ったか)、作業方法(どのように作業を行ったか)、といった情報要素が記録される。
作業知識情報の入力は、自然言語文により行っても良い。自然言語文により作業知識情報が入力された場合、例えば、入力文に対して形態素解析や意味解析等が行われ、作業知識情報の枠組みに対応する情報要素が抽出されて記録される。この場合、形態素解析や意味解析の処理は、既存の手法を用いて行って良い。具体的な作業知識情報の入力方法としては、作業記録表や引き継ぎ表等への記載をスキャナにて読み取り、OCR(Optical Character Recognition)にて取り込んでも良い。また、作業知識情報管理システム100の表示制御部160により表示装置に操作画面を表示させ、操作デバイスを用いて入力するようにしても良い。
作業知識情報DB110に格納されている作業知識情報は、全ての情報要素に具体的な内容で記録されているとは限らない。入力時に何れかの情報要素に対応する内容が欠けた状態で入力されることもあり得るし、入力された内容が情報要素の内容を特定するには曖昧(不明瞭)であることもあり得る。特に、自然言語文により入力される場合、入力操作者は、個々の情報要素を意識せずに文章の入力操作を行うことが想定されるため、情報要素の一部が欠ける可能性がある。
履歴情報DB120は、実行された作業の履歴情報を格納したデータベースである。履歴情報DB120には、作業が実行された日時、作業対象、作業内容、作業場所、作業者などの情報が記録される。履歴情報DB120は、図1に示すように作業知識情報管理システム100内に設けても良いし、作業実績の管理等のために別途構築されたデータベースにアクセスして利用する構成としても良い。
対象特定部130は、作業知識情報DB110に格納された作業知識情報のうち、補充処理の対象となる作業知識情報を特定する。対象特定部130は、特定手段の一例である。補充処理の対象となる作業知識情報とは、情報要素の少なくとも一部が不足する作業知識情報であって、操作者により指定された作業知識情報である。情報要素が不足する場合としては、その情報要素に該当する情報が存在しない場合と、その情報要素に該当する情報が記録されてはいるが、作業内容を特定するには具体性に欠けると判断される場合とがある。情報要素の少なくとも一部が不足する作業知識情報に対して補充処理を行う必要があるか否かの判断は、操作者が行っても良い。また、後述する解析部140の解析により機械的に判断しても良い。また、特定の情報要素に該当する情報が記録されていない場合のように、情報要素が不足することが客観的に明確である場合に限定して、機械的に補充処理の対象としても良い。機械的な判断が行われる場合、操作者は、機械的に補充処理の対象とされた作業知識情報の一覧を参照して補充処理を行うか否かを決定しても良い。
解析部140は、対象特定部130により補充処理の対象として特定された作業知識情報(以下、補充対象の作業知識情報と記す)を解析し、補充を要する情報要素を特定する。具体的には、解析部140は、情報が記録されていない情報要素、および、情報が記録されているが具体性に欠ける情報要素を特定する。後者の場合、情報要素の記録内容に対し、意味解析やキーワード解析等の既存の手法による処理を行って、情報要素の内容を評価しても良い。また、解析部140は、自然言語文により作業知識情報DB110に入力され、未だ情報要素に分解されていない作業知識情報に対して、形態素解析や意味解析等を行って情報要素を抽出し、作業知識情報DB110に登録する。
補充候補検索部150は、補充対象の作業知識情報に関して、解析部140により特定された情報要素(以下、補充対象要素と記す)を補充するために用い得る情報(以下、補充候補と記す)を、履歴情報DB120から検索する。補充候補は、複数検索されても良い。補充候補検索部150は、検索手段の一例である。補充候補検索部150は、補充対象の作業知識情報のうち、補充の必要のない情報要素に基づき、この補充対象の作業知識情報により特定される作業を特定し、特定した作業の履歴情報を履歴情報DB120から取得する。言い換えれば、補充候補検索部150は、補充の必要のない情報要素を検索キーとして、補充対象要素を補充するために用い得る情報が含まれる履歴情報を検索する。補充の必要のない情報要素が複数ある場合、かかる情報要素の種類や補充対象要素の種類に応じて、検索キーとして特定の情報要素のみを用いたり、用いる情報要素の優先度に差を設けたりしても良い。その他、補充対象要素や補充の必要のない情報要素に応じて、補充候補を検索するための検索規則を設定し得る。
また、補充候補検索部150は、補充要素の種類に応じて定められた絞り込み規則にしたがって履歴情報における検索範囲を絞り込み、履歴情報の検索を行っても良い。例えば、特定の作業に関して、その作業が行われるタイミングや作業場所が限定される場合、作業内容や作業場所に基づいて、検索対象となる履歴情報の範囲を限定して検索を行っても良い。例えば、作業手順書等から得られる作業手順の情報に基づき、補充対象の作業知識情報に係る作業(以下、補充対象作業と記す)が特定の作業の後に(あるいは前に)のみ行われる作業である場合、検索範囲をその特定の作業よりも後の(あるいは前の)作業に絞り込んで履歴情報を検索しても良い。
また、補充候補検索部150は、検索対象の作業知識情報から予め定められた特定の語(特徴語)を抽出し、抽出した特徴語を検索キーとして履歴情報の検索を行っても良い。特徴語は、例えば、情報要素の種類に応じて、補充対象要素以外の情報要素の組み合わせ等から特徴語を抽出する抽出規則を予め設定しておき、補充対象要素の種類に応じて、抽出規則に基づき抽出するようにしても良い。具体的には、作業に用いられる装置や器具、材料名等を特徴語として用い得る。このようにすることで、特徴語として用いられた語により特定される装置、器具、材料等が用いられる、検索対象の作業知識情報に係る作業に関連する可能性の高い作業に関する履歴情報を検索し得る。
表示制御部160は、補充候補検索部150により検出された補充候補を表示装置に表示させる。補充候補が複数検出された場合、表示制御部160は、検出された各候補を一覧表示させても良い。この表示画面は補充候補の選択画面であり、操作者の選択操作を受け付け、補充対象要素に補充する情報を特定するのに用いられる。表示制御部160と表示装置とは、提示手段の一例である。
複数の補充候補を一覧表示する場合、表示制御部160は、履歴情報に基づく設定規則にしたがって、検出された複数の補充候補の表示順を設定して表示しても良い。具体的には、例えば、履歴情報において示される作業の影響の程度が大きいものから順に表示するようにしても良い。一例としては、作業知識情報および履歴情報が、工業製品の製造作業に関する情報である場合、表示制御部160は、検出された複数の補充候補のうち、履歴情報において各候補の作業が行われた場合の歩留まりが高いものから順に表示しても良い。
操作受け付け部170は、表示制御部160により表示装置に表示された補充候補の選択画面に基づき、操作者がマウスやキーボード等の操作デバイスを用いて行った選択操作を受け付ける。そして、選択された補充候補に基づいて、補充対象の作業知識情報における補充対象要素が補充される。
<作業知識情報の補充処理の例>
図2は、補充対象の作業知識情報の例を示す図である。図2(A)は、作業時期の情報が不足している例、図2(B)は、作業主体の情報が不足している例、図2(C)は、作業場所の情報が不足している例、図2(D)は、作業内容の情報が不足している例を示す図である。図2(A)~(D)に示す各例は、全て同じ作業知識情報であって、それぞれ異なる情報要素が不足した状態を示している。
図2に示す作業知識情報は、5W1Hの枠組みにしたがって、作業主体を示す「誰が」、作業時期を示す「いつ」、作業内容を示す「何を」、作業場所を示す「どこで」、実施理由を示す「なぜ」、作業方法を示す「どうやって」という各項目が記録されている。また、図2に示す作業知識情報には、入力文原文が「オリジナル」という項目に記録されている。入力文原文は、自然言語文で入力された作業知識情報の原文である。また、図2に示す例において、作業場所は、ラインにおける場所を指し、その作業が行われる工程によって特定される。
図2(A)を参照すると、作業知識情報の入力文原文の「工程Bにおいて、作業者がエンジン下部にグリスが付着していると後工程で不良になることが多いため、ウエスでしっかりとグリスを拭く」という記載が解析されて、5W1Hの枠組みにしたがって情報要素に分類されている。そして、作業時期を示す「いつ」の項目が「不明」となっており、情報が不足している。
また、図2(B)を参照すると、作業知識情報の入力文原文の「工程Bにおいて、新人がエンジン下部にグリスが付着していると後工程で不良になることが多いため、部品Y組付直後にウエスでしっかりとグリスを拭く」という記載が解析されて5W1Hの枠組みにしたがって情報要素に分類されている。そして、作業主体を示す「誰が」の項目が「新人」という曖昧な記述となっているため、情報が不足している。
また、図2(C)を参照すると、作業知識情報の入力文原文の「生産工程で、作業者がエンジン下部にグリスが付着していると後工程で不良になることが多いため、部品Y組付直後にウエスでしっかりとグリスを拭く」という記載が解析されて5W1Hの枠組みにしたがって情報要素に分類されている。そして、作業場所を示す「どこで」の項目が「生産工程で」という曖昧な記述となっているため、情報が不足している。なお、ここでは生産工程が工程A、Bからなるものとする。そのため、「生産工程で」という情報では、工程Aか工程Bかを特定できないため曖昧である。
また、図2(D)を参照すると、作業知識情報の入力文原文の「工程Bにおいて、作業者がエンジン下部にグリスが付着していると後工程で不良になることが多いため、部品Y組付直後に対応する」という記載が解析されて5W1Hの枠組みにしたがって情報要素に分類されている。そして、作業内容を示す「何を」の項目が「対応する」という曖昧な記述となっているため、情報が不足している。
図3は、履歴情報DB120の構成例を示す図である。図3に示す例では、図2に示した作業知識情報に係る作業を含む履歴情報が示されている。図3に示す例において、履歴情報の各レコードには、「開始日時」、「終了日時」、「エンジン番号」、「作業内容」、「作業場所」、「作業者」の各項目が記録される。ここで、履歴情報に記録される作業は、エンジンの製造工程における作業とする。したがって、「エンジン番号」は、作業対象を示す情報が記録される項目である。
図3に示される作業工程についてさらに説明する。ここでは、エンジンが生産ラインを流れる際に、各工程で部品を組み付けられ、完成品となる工程を想定する。生産ラインにおける工程は、二つの工程A、Bからなり、工程A→工程Bの順でエンジンが流れるものとする。工程Aでは、エンジンにグリスを塗布する作業が行われる。また、工程Bでは、エンジンに対して部品W→部品X→部品Y→部品Zの順で部品が組み付けられる。
ここで、一例として、エンジン下部のグリスを拭くという作業について、図3の履歴情報を参照すると、この作業は、2018年3月20日(2018/03/20)の工程Bおよび同21日(2018/03/21)の工程Bにおいて行われている。なお、工程Bに関する作業手順を記載した標準作業書には、グリスを拭く作業に関して具体的な指示が記載されていないものとする。そこで、グリスを拭く作業に関し、履歴情報を用いて作業知識情報を補充し、具体的な作業知識を蓄積する。
図2(A)に示す作業知識情報が記録されており、グリスを拭くタイミングを特定することで、作業知識情報の作業時期を補充する場合を考える。図2(A)を参照すると、補充対象要素以外の情報要素から、この作業知識は工程Bに関する作業知識である。したがって、作業知識情報管理システム100の補充候補検索部150は、まず、作業場所が工程Bである履歴情報を取得し、検索範囲を絞り込む。取得する履歴情報の数量(例えば、何か月分の履歴情報を取得するか)については、システムの仕様等に応じて個別に設定し得る。
図4は、履歴情報DB120から作業場所が工程Bである履歴情報を抽出した履歴情報の一覧の例を示す図である。一例として、ここでは、グリスを拭くタイミングとして、直前に行った作業を特定する。言い換えると、グリスを拭く作業が何の作業の直後に行われているかを明らかにする。図4を参照すると、「グリスを拭く」作業は、2018年3月20日(2018/03/20)の工程Bにおいて、部品Yの組み付け作業の直後に行われている(図4の太字のレコード参照)。また、2018年3月21日(2018/03/21)の工程Bにおいて、部品Xの組み付け作業の直後に行われている(図4の太字のレコード参照)。そこで、補充候補検索部150は、これらの履歴情報に基づき、グリスを拭く作業時期の候補として、「部品Yの組み付け直後」と、「部品Xの組み付け直後」とを抽出する。
この後、作業知識情報管理システム100の表示制御部160が、抽出した「部品Yの組み付け直後」と、「部品Xの組み付け直後」という補充候補の情報を表示装置に表示させ、操作者に選択を促す。操作者が何れかの補充候補を選択する操作を行うと、操作受け付け部170により選択操作が受け付けられ、選択された補充候補により補充対象の作業知識情報における補充対象要素が補充される。
なお、上記の例では、グリスを拭く作業が何の作業の直後に行われているかにより、グリスを拭く作業の作業時期を特定した。これに対し、グリスを拭く作業が何の作業の直前に行われているか(すなわち、グリスを拭く作業の直後に行われている作業)により、グリスを拭く作業の作業時期を特定しても良い。また、グリスを拭く作業の直前に行われている作業および直後に行われている作業の両方を用いてグリスを拭く作業の作業時期を特定しても良い。この他、他の作業との相対的な順序を用いた種々の方法で目的の作業の作業時期を特定しても良い。さらに、目的の作業の種類に応じて、作業時期を特定する方法を選択しても良い。
同様にして、図2(B)に示す作業知識情報が記録されており、作業主体を補充する場合、作業時期(いつ)、作業場所(どこで)、作業対象(何を)といった、補充対象要素以外の情報要素に基づいて履歴情報DB120から補充候補となる履歴情報を抽出する。このとき、上記の手順で作業場所により検索範囲を絞り込んだように、作業時期や作業場所等の情報要素で検索範囲を絞り込んだ後に検索を行っても良い。また、図2(B)によれば、曖昧ながら「新人」との記載があることから、補充候補の作業主体は新人であることが限定される。例えば、「新人」に該当する作業者を経験年数が3年以下の作業者というように定義づけ、かかる定義に該当する作業者を補充候補として検索しても良い。作業者の経験年数の情報は、履歴情報に記録しておいても良いし、作業者情報を管理する外部データベースに作業者名等をキー情報としてアクセスして取得するように構成しても良い。
また、図2(C)に示す作業知識情報が記録されており、作業場所を補充する場合、作業時期(いつ)、作業主体(誰が)、作業対象(何を)といった、補充対象要素以外の情報要素に基づいて履歴情報DB120から補充候補となる履歴情報を抽出する。このとき、作業時期や作業対象等の情報要素で検索範囲を絞り込んだ後に検索を行っても良い。
また、図2(D)に示す作業知識情報が記録されており、作業対象を補充する場合、作業時期(いつ)、作業主体(誰が)、作業場所(どこで)といった、補充対象要素以外の情報要素に基づいて履歴情報DB120から補充候補となる履歴情報を抽出する。このとき、作業時期や作業場所等の情報要素で検索範囲を絞り込んだ後に検索を行っても良い。
<補充候補の表示制御>
補充候補の表示順について具体例を示す。上述したように、複数の補充候補を表示する場合、作業の影響の程度が大きいものから順に表示しても良い。一例として、補充候補に該当する履歴情報の数や割合の大きいものから順に表示しても良い。例えば、図2乃至図3を参照して説明したエンジンの製造工程において、100個のエンジンを製造し、80個のエンジンの製造履歴で部品Yの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われ、15個のエンジンの製造履歴で部品Xの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われ、5個のエンジンの製造履歴で、その他のタイミングでグリスを拭く作業が行われていたとする。この場合、部品Yの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われた回数が最も多いため、このタイミングでグリスを拭く作業を行うことを標準としても良い。そして、部品Yの組み付け直後、部品Xの組み付け直後、その他のタイミングの順で、補充候補の表示が行われる。
また、他の例として、補充候補に該当する履歴情報に示される作業を経て製造されたエンジンの不良率の小さいものから順に表示しても良い。言い換えれば、各補充候補の作業が行われた場合の歩留まりが高いものから順に表示しても良い。例えば、部品Yの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われた場合の工程で製造されたエンジンの不良率が0.02であり、部品Xの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われた場合の工程で製造されたエンジンの不良率が0.06であったものとする。この場合、部品Yの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われた場合の方が製造されたエンジンの不良率が下がっている。したがって、部品Yの組み付け直後、部品Xの組み付け直後、の順で、補充候補の表示が行われる。製品の不良率の情報は、履歴情報として記録されていれば、履歴情報DB120から取得し得る。また、履歴情報とは別に設けられた製品管理データベースに記録されていれば、補充候補として得られた履歴情報により特定される製品の識別情報をキーとして製品管理データベースを検索することにより取得し得る。
<作業知識情報管理システム100の動作>
図5は、作業知識情報管理システム100の動作を示すフローチャートである。作業知識情報管理システム100は、対象特定部130が、操作者による指定操作を受け付けて、作業知識情報DB110に格納されている作業知識情報のうち、補充処理の対象の作業知識情報を選択する(S501)。ここで、操作者による操作は、作業知識情報の入力とは別に行われる。すなわち、作業知識情報の入力は、その作業を行った作業者によって行われるのに対し、作業知識情報の補充処理を行うための操作は、作業の管理者等の補充処理を行う権限を有する者によって行われる。このようにすれば、管理者等の観点から具体化が必要と思われる作業知識情報を選択して補充処理を行い得る。また、補充処理を行う権限を有する者としては、管理者の他、作業者自身を含めても良い。このようにすれば、作業者自身が作業知識情報を入力した際、あるいは作業知識情報を入力した後の時間に余裕のある時に、自身が入力した作業知識情報を見て補充処理を行う必要があるか否かを判断し得る。
次に、補充候補検索部150が、履歴情報DB120から履歴情報を取得し(S502)。補充対象の作業知識情報における補充対象要素以外の情報要素に基づき、補充候補となる履歴情報を検索する(S503)。そして、表示制御部160が、補充候補検索部150により検索された履歴情報から補充候補の情報を抽出して表示装置に表示させる(S504)。操作者が表示装置に表示された補充候補の情報から補充対象要素に補充する情報を指定すると、操作受け付け部170が、この操作を受け付け、指定された情報を、補充対象の作業知識情報における補充対象要素に記録し、作業知識情報DB110を更新する(S505)。
<変形例>
上記の動作例では、標準作業書には、グリスを拭く作業に関して具体的な指示が記載されていないことから、作業知識情報の補充対象要素以外の情報要素を用いて履歴情報を検索し、補充候補の情報を取得した。ここで、具体的な記載はないとしても、標準作業書の記載を用いて検索候補を絞り込むことが考えられる。例えば、標準作業書は、作業の記載順序が、実際の作業手順と比較して細かい差異はあったとしても、概ね実際の作業手順に沿っていることが想定される。そこで、標準作業書の記載に基づいて、作業のうち、補充候補となる作業が存在しないことが類推される部分を排除することにより、検索範囲を絞り込んでも良い。例えば、標準作業書においてグリスを拭く作業が部品Yの組み付け作業のページよりも後に記載されている場合、部品Yの組み付け以前の作業についての履歴情報を検索範囲から除外することが考えられる。また、この場合、3月21日の履歴において、部品Yの組み付けよりも前に、部品Xの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われているのは、適切なタイミングではなかったこととなる。そこで、部品Xの組み付け直後にグリスを拭く作業が行われた際の履歴情報に関して、誤りである可能性があることを明示して、補充候補として表示させても良い。
<ハードウェア構成例>
図6は、作業知識情報管理システム100を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図6に示すコンピュータ200は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)201と、記憶手段である主記憶装置(メイン・メモリ)202および外部記憶装置203を備える。CPU201は、外部記憶装置203に格納されたプログラムを主記憶装置202に読み込んで実行する。主記憶装置202としては、例えばRAM(Random Access Memory)が用いられる。外部記憶装置203としては、例えば磁気ディスク装置やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。また、コンピュータ200は、表示装置(ディスプレイ)210に表示出力を行うための表示機構204と、コンピュータ200のユーザによる入力操作が行われる入力デバイス205とを備える。入力デバイス205としては、例えばキーボードやマウス等が用いられる。また、コンピュータ200は、ネットワークに接続するためのネットワーク・インターフェイス206を備える。なお、図6に示すコンピュータ200の構成は一例に過ぎず、本実施形態で用いられるコンピュータは図6の構成例に限定されるものではない。例えば、記憶装置としてフラッシュ・メモリ等の不揮発性メモリやROM(Read Only Memory)を備える構成としても良い。
図1に示した作業知識情報管理システム100が図6に示すコンピュータにより実現される場合、作業知識情報DB110および履歴情報DB120は、例えば、外部記憶装置203により実現される。また、作業知識情報DB110や履歴情報DB120が外部のデータベース・サーバである場合、作業知識情報管理システム100は、ネットワーク・インターフェイス206を介してネットワーク上の作業知識情報DB110および履歴情報DB120にアクセスし、情報を取得する。対象特定部130、解析部140および補充候補検索部150の各機能は、例えば、CPU201がプログラムを実行することにより実現される。表示制御部160は、例えば、表示機構204により実現される。操作受け付け部170の機能は、例えば、CPU201がプログラムを実行することにより実現され、操作デバイスとしての入力デバイス205を用いて行われた操作者による各種の操作を受け付ける。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態には限定されない。例えば、作業知識情報管理システム100の構成は、上述した各データベースだけでなく、各機能実行部においても単体の情報処理装置(コンピュータ)に限定されず、ネットワーク上に設けられた複数のサーバに分散させて機能を実現しても良い(いわゆるクラウド環境等)。その他、本発明の技術思想の範囲から逸脱しない様々な変更や構成の代替は、本発明に含まれる。
100…作業知識情報管理システム、110…作業知識情報データベース(DB)、120…履歴情報データベース(DB)、130…対象特定部、140…解析部、150…補充候補検索部、160…表示制御部、170…操作受け付け部

Claims (7)

  1. データベースに管理された作業知識情報のうち一部の情報要素が不足する作業知識情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記作業知識情報において不足する前記情報要素に対応して予め定められた検索規則に基づき、作業の履歴情報を検索する検索手段と、
    前記検索手段による検索結果を用いて、前記情報要素が不足する前記作業知識情報に補充する情報の候補を提示する提示手段と、
    を備えることを特徴とする、作業知識情報管理システム。
  2. 前記検索手段は、前記作業知識情報において不足する前記情報要素の種類に応じて定められた絞り込み規則にしたがって前記履歴情報における検索範囲を絞り込み、検索を行うことを特徴とする、請求項1に記載の作業知識情報管理システム。
  3. 前記検索手段は、前記作業知識情報において不足する前記情報要素の種類に応じて、工程ごとの作業手順に基づく前記絞り込み規則による検索範囲の絞り込みを行うことを特徴とする、請求項2に記載の作業知識情報管理システム。
  4. 前記検索手段は、前記特定手段により特定された前記作業知識情報から、予め定められた抽出規則に基づいて特定される特徴語を抽出し、当該特徴語を検索キーとして、当該作業知識情報において不足する前記情報要素に関連する作業を前記履歴情報から検索することを特徴とする、請求項1に記載の作業知識情報管理システム。
  5. 前記提示手段は、前記検索手段により複数の候補が検出された場合、前記履歴情報に基づく設定規則にしたがって、検出された当該複数の候補の提示順を設定して提示することを特徴とする、請求項1に記載の作業知識情報管理システム。
  6. 前記提示手段は、検出された前記複数の候補のうち、前記履歴情報において示される作業の影響の程度が大きいものから順に提示することを特徴とする、請求項5に記載の作業知識情報管理システム。
  7. 前記作業知識情報および前記履歴情報は製造作業に関する情報であり、
    前記提示手段は、検出された前記複数の候補のうち、前記履歴情報において各候補の作業が行われた場合の歩留まりが高いものから順に提示することを特徴とする、請求項6に記載の作業知識情報管理システム。
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