JP7110612B2 - 水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法 - Google Patents

水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法 Download PDF

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Description

本発明は、水流発電装置及び水流発電装置の浮体の浮上方法に関する。
従来、海洋構造物に関するものとして、特開昭64-32990号公報に記載されるように、浮遊式海洋構造物に係留索を取り付け、水底に対し浮遊式海洋構造物を係留する装置が知られている。この浮遊式海洋構造物は、係留索の長さを調整することにより、浮遊式海洋構造物の姿勢を安定化させようとするものである。
ところで、係留索によって浮体を水底に係留し、浮体を水中に配置し、浮体に設けられた回転翼を水流で回転させて発電を行う水流発電装置の開発が進められている。この種の水流発電装置では、水流が強いほど浮体の浮力を大きく調整し、水中で浮体の位置が所定の位置となるように制御している。
特開昭64-32990号公報
このような水流発電装置において、全電源が遮断された場合、浮体の故障修理などのため、浮体を水面まで浮上させることが必要となる。ところが、図14に示すように、浮体101の姿勢が頭下がりになると、水流FWの流れによって浮体101に対し下向きに力Fが加わる。つまり、浮体101の上流側が下がった姿勢になると、浮体101の上面に水流FWが当たることとなり、浮体101を下げる方向へ力Fが生ずる。このため、浮体101が水面に浮上できないこととなる。
そこで、水流発電装置における電源供給が絶たれた場合であっても、浮体を水面に確実に浮上させる水流発電装置及びその水流発電装置の浮体の浮上方法の開発が望まれている。
そこで、本開示の一態様に係る水流発電装置は、水中で浮遊可能な浮体に係留ロープを取り付けて浮体を係留し、浮体に設けられたタービンを水流によって回転させ、タービンの回転によって発電を行う水流発電装置において、電源供給が絶たれた場合に、浮体の前部が浮体の後部より上方へ位置する上向き姿勢となるように浮体の姿勢の調整を行う姿勢調整部を備えて構成されている。この水流発電装置によれば、電源供給が絶たれた場合に浮体の前部を上方に位置させるように姿勢調整を行うことにより、浮体の底面に水流を当てて浮体を浮上させる方向の揚力を発生させることができる。これにより、浮体を水面へ浮上させることができる。
また、本開示の一態様に係る水流発電装置において、姿勢調整部は、浮体に対する係留ロープの掛止位置を後方へ移動させることにより、浮体の前部が浮体の後部より上方へ位置させてもよい。この場合、浮体に対する係留ロープの掛止位置を後方へ移動させることにより、浮体の前部を浮体の後部より上方へ確実に位置させることが可能となる。また、本開示の一態様に係る水流発電装置において、姿勢調整部は、電源供給されている場合に電磁力によって係留ロープの掛止位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより係留ロープの掛止位置を後方へ移動させて、浮体の前部を浮体の後部より上方へ位置させてもよい。
また、本開示の一態様に係る水流発電装置において、姿勢調整部は、浮体の重心位置を後方へ移動させることにより、浮体の前部が浮体の後部より上方へ位置させてもよい。この場合、浮体の重心位置を後方へ移動させることにより、浮体の前部を浮体の後部より上方へ確実に位置させることが可能となる。また、本開示の一態様に係る水流発電装置において、姿勢調整部は、電源供給されている場合に電磁力によって浮体の重心位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより浮体の重心位置を後方へ移動させて、浮体の前部を前記浮体の後部より上方へ位置させてもよい。
本開示の一態様に係る水流発電装置の浮体の浮上方法は、水中で浮遊可能な浮体に係留ロープを取り付けて浮体を係留し、浮体に設けられたタービンを水流によって回転させ、タービンの回転によって発電を行う水流発電装置における浮体の浮上方法であって、電源供給が絶たれた場合に、浮体の前部が浮体の後部より上方へ位置する上向き姿勢となるように浮体の姿勢の調整を行う工程を含んで構成されている。この浮体の浮上方法によれば、全電源が遮断された場合に浮体の前部を上方に位置させるように姿勢調整を行うことにより、浮体の底面に水流を当てて浮体を浮上させる方向の揚力を発生させることができる。これにより、浮体を水面へ浮上させることができる。また、本開示の一態様に係る水流発電装置の浮体の浮上方法において、電源供給されている場合に電磁力によって係留ロープの掛止位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより係留ロープの掛止位置を後方へ移動させて、浮体の前部を浮体の後部より上方へ位置させるように浮体の姿勢の調整を行ってもよい。また、本開示の一態様に係る水流発電装置の浮体の浮上方法において、電源供給されている場合に電磁力によって浮体の重心位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより浮体の重心位置を後方へ移動させて、浮体の前部を浮体の後部より上方へ位置させるように浮体の姿勢の調整を行ってもよい。
本開示に係る発明によれば、水流発電装置内において電源供給が絶たれた場合であっても、浮体を水面に確実に浮上させることができる。
本開示の第一実施形態に係る水流発電装置の概要を示す図である。 図1の水流発電装置における発電用ポッドの説明図である。 図1の水流発電装置における姿勢調整部の説明図である。 図1の水流発電装置における姿勢調整部の説明図である。 図1の水流発電装置における姿勢調整及び浮体の浮上方法を示す図である。 図1の水流発電装置における変形例の説明図である。 図1の水流発電装置における変形例の説明図である。 図1の水流発電装置における変形例の説明図である。 第二実施形態に係る水流発電装置の概要を示す図である。 図9の水流発電装置における姿勢調整部の説明図である。 図9の水流発電装置における変形例の説明図である。 図11の水流発電装置における変形例の説明図である。 図9の水流発電装置における変形例の説明図である。 背景技術の説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態に係る水流発電装置の構成概要図である。
図1に示すように、水流発電装置1は、水中に浮体2を浮遊させ、浮体2に設けられたタービン20を水流FWによって回転させ、タービン20の回転によって発電を行う装置である。例えば、水流発電装置1は、海洋に設置され、海流によって発電する場合に用いられる。浮体2は、係留ロープ3によりアンカ4に係留されている。浮体2は、左右二つの発電用ポッド21をビーム22によって連結して構成されている。ビーム22は、例えば矩形の板状体を水平に配置して設けられる。発電用ポッド21には係留ロープ3の一端が取り付けられ、係留ロープ3の他端が水底に設置されるアンカ4に取り付けられている。
係留ロープ3は、浮体2をアンカ4に係留するためのロープ材であり、例えばワイヤロープなどの強靭なロープ材により構成される。図1では、係留ロープ3として、浮体2側の端部を二つに分岐させたロープ材が用いられている。すなわち、係留ロープ3の浮体2側の二つの端部の一方は右の発電用ポッド21に取り付けられ、他方は左の発電用ポッド21に取り付けられている。アンカ4は、浮体2が水流FWで流されないように保持するための構造物であり、例えばコンクリート製又は金属製のものが用いられる。アンカ4は、重量の大きい構造物の自重により位置を維持するシンカであってもよいし、グラウンドアンカなどの支持力も用いて位置を維持するタイプであってもよい。なお、水流発電装置1には、浮体2で発電された電力を送電するためのケーブルが設けられているが、説明の便宜上、図示を省略している。
図2は、発電用ポッド21の構造を示す概要図である。
図2に示すように、発電用ポッド21は、本体211の後部にタービン20を設けて構成されている。発電用ポッド21の本体211は、例えば前部及び後部を閉塞した中空の筒状体により構成される。なお、本実施形態において、「前部」は水流FWの上流側の部分を意味し、「後部」は水流FWの下流側の部分を意味する。また、「前方」は水流FWの上流側を意味し、「後方」は水流FWの下流側を意味する。浮体2及び発電用ポッド21において、水中で水流FWの上流側に配置される部分が前部であり、水流FWの下流側に配置される部分が後部である。
タービン20は、ブレード20a及びハブ20bを備えている。ブレード20aは、水流FWを受けて回転力を発生させる翼部材であり、ハブ20bの外周に径方向へ向けて複数設けられている。図2では、二つのブレード20aを備えたタービン20を示しているが、三つ以上のブレード20aを備えたタービンを用いる場合もある。ハブ20bは、発電用ポッド21の前後方向に向けた軸線を中心に回転可能に設けられ、例えば発電機23の回転軸23aに取り付けられ、回転軸23aと一体に回転する。
発電機23は、タービン20の回転の運動エネルギを電気エネルギに変換する機器であり、タービン20の回転力を受けて発電する。発電機23にはパワーコンディショナ24が接続されている。発電機23は、パワーコンディショナ24に対し発電電力を出力する。パワーコンディショナ24は、発電機23の発電電力の調整及び発電運転制御を行う。発電電力の調整は、交流電力である発電電力を直流電力に変換し、所望の周波数となるように直流電力を交流電力に変換して行われる。パワーコンディショナ24には、高圧受電部25が接続されている。高圧受電部25は、パワーコンディショナ24から出力される交流電力を変圧する。高圧受電部25から出力される電力は、図示しないケーブルを通じて陸上などへ送電される。
パワーコンディショナ24には、システム制御部26が接続されている。システム制御部26は、浮体2及び発電用ポッド21全体の制御を実行する。発電用ポッド21には、図示しない浮力調整用のバラストタンクが設けられている。このバラストタンクにはシステム制御部26の指令を受けて水の出し入れが行われ、この水の出し入れによって浮体2の浮力調整が行われる。システム制御部26が作動不能となると、バラストタンクへの水の出し入れができなくなり、発電用ポッド21及び浮体2の水面への浮上が困難となる。例えば、発電用ポッド21及び水流発電装置1において電源供給が絶たれた場合、バラストタンクへの水の出し入れができなくなり、発電用ポッド21及び浮体2の水面への浮上が困難となる。特に、水流発電装置1における全電源が遮断された場合、バラストタンクへの水の出し入れができなくなり、発電用ポッド21及び浮体2の水面への浮上が困難となる。
発電用ポッド21の下部には、係留ロープ3が取り付けられている。係留ロープ3は、姿勢調整部27を介して発電用ポッド21の下部に留められている。つまり、係留ロープ3の中間部分が姿勢調整部27に掛け止められ、その端部が発電用ポッド21の下部に設けられた留め具211aに掛け止められている。姿勢調整部27は、発電用ポッド21の下部であって、留め具211aより前方の位置に設けられている。
図3は、姿勢調整部27の説明図である。
図3に示すように、姿勢調整部27は、発電用ポッド21の姿勢を調整して、浮体2の姿勢を調整するための部材である。姿勢調整部27は、係留ロープ3の掛止を解除することにより、発電用ポッド21に対する係留ロープ3の掛止位置を後方へ移動させて、発電用ポッド21及び浮体2の前部がその後部より上方へ位置するように姿勢調整を行う。姿勢調整部27は、水流発電装置1の電力供給が絶たれた場合に、係留ロープの掛止が解除されるように構成されている。
姿勢調整部27は、掛止部材27a、電磁部27b及びバネ27cを備えている。掛止部材27aは、係留ロープ3を掛止する部材であり、二つの掛止部材27aを回動可能に取り付けて用いられる。この掛止部材27aは、下部に湾曲又は屈曲した鉤状部を形成している。二つの掛止部材27aの中央部は互い交差し回動可能に軸支され、掛止部材27aの鉤状部は互いに向かい合うように配置されている。掛止部材27aの上部には、電磁部27b及びバネ27cが取り付けられている。掛止部材27aの上部には、それぞれ電磁部27bが取り付けられている。電磁部27bは、電磁力を発生させる部位であり、例えば通電により電磁石となる電磁コイルが用いられる。掛止部材27aの上部の間にはバネ27cが設置されている。バネ27cは、二つの掛止部材27aの上部を離間させるように付勢している。電磁部27bは、通電時において、電磁力によりバネ27cの付勢に抗して二つの掛止部材27aの上部を引き寄せている。これにより、掛止部材27aの鉤状部が閉じられる。従って、姿勢調整部27によって係留ロープ3が掛止された状態となる。
一方、図4に示すように、電磁部27bへの通電が停止すると、電磁力が無くなり、バネ27cの付勢によって掛止部材27aの鉤状部が離間して開かれる。これにより、係留ロープ3が姿勢調整部27から解放され、留め具211aで掛止されることとなる。このため、係留ロープ3の掛止位置は、姿勢調整部27の後方に設けられる留め具211aの位置に移動する。留め具211aは、発電用ポッド21の浮心CFより後方の位置に設けられている。従って、水流発電装置1において電源供給が絶たれると、浮体2の前部が浮体の後部より上方へ位置することとなる(図5参照)。
次に、本実施形態に係る水流発電装置1の姿勢調整機能及び本実施形態に係る浮体2の浮上方法について説明する。
図2に示すように、水流発電装置1が正常に作動している場合、係留ロープ3は、姿勢調整部27に掛止されている。すなわち、係留ロープ3に対し、発電用ポッド21は姿勢調整部27の位置で支持されており、浮心及び重心のバランスが保たれることにより発電用ポッド21及び浮体2は水平状態となっている。
ここで、水流発電装置1において、電源供給が絶たれた場合、制御機器及び電力により作動するアクチュエータは全て作動できなくなる。水流発電装置1の電源供給が絶たれた場合としては、例えば水流発電装置1において発電装置や送電設備の故障などで全電源が遮断された場合などが該当する。この場合、姿勢調整機能を備えていない水流発電装置では、図14に示すように、電源供給が絶たれた場合に発電用ポッド及び浮体の姿勢が頭下がりになると、水流FWの流れによって浮体101に対し下向きに力が加わる。つまり、浮体101の前部が下がった姿勢になると、浮体101の上面に水流FWが当たることとなり、浮体101を下げる方向へ力が生じてしまう。このため、浮体101が水面に浮上することが困難となる。特に、水流FWが弱い場合には、浮体101の浮力が小さく調整されているため、浮体101を水面に浮上させることが難しい。
これに対し、本実施形態に係る水流発電装置1では、電源供給が絶たれた場合、図4に示すように、姿勢調整部27における係留ロープ3の掛止が解除される。すなわち、姿勢調整部27において電力供給が絶たれると、電磁部27bの電磁力がなくなり、バネ27cの付勢によって掛止部材27aが開くこととなる。このため、姿勢調整部27による係留ロープ3の掛止が解かれる。
そして、図5に示すように、発電用ポッド21は、姿勢調整部27より後方に設けられる留め具211aにより係留ロープ3が掛止されることとなる。このように係留ロープ3の掛止される位置が後方の位置に切り替わることにより、発電用ポッド21の前部が発電用ポッド21の後部より上方へ位置する上向き姿勢となる。これに応じて、浮体2の前部も浮体2の後部より上方へ位置し、浮体2も上向き姿勢となる。この姿勢では、発電用ポッド21及び浮体2の底面に水流FWが当たり、発電用ポッド21及び浮体2に浮上させる方向の揚力(浮上力)が発生する。これにより、発電用ポッド21及び浮体2を水面へ浮上させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る水流発電装置1及び浮体2の浮上方法によれば、水流発電装置1の全電源が遮断された場合に浮体2の前部を上方に位置させるように姿勢調整を行うことにより、浮体2の底面に水流FWを当てて浮体2に浮上させる方向の揚力を発生させることができる。これにより、浮体2を水面へ浮上させることができる。
また、本実施形態に係る水流発電装置1及び浮体2の浮上方法において、浮体2に対する係留ロープ3の掛止位置を後方へ移動させることにより、浮体2の前部が浮体2の後部より上方へ位置させることができる。このため、浮体2の底面に水流FWを当てて浮体2に浮上させる方向の揚力を発生させることができ、浮体2を確実に水面へ浮上させることができる。
また、本実施形態に係る水流発電装置1及び浮体2の浮上方法において、水流発電装置1を水面へ浮上させた後、修理などにより水流発電装置1の電源を復旧させ、再び水流発電装置1により水流発電を行う場合がある。この場合、係留ロープ3を再び姿勢調整部27に掛止させることが必要となる。これに対し、例えば、図6に示すように、係留ロープ3を姿勢調整部27の位置に引き寄せる巻上げ機27dが発電用ポッド21に設けられていてもよい。巻上げ機27dは、係留ロープ3に接続される巻上げロープ27eを巻き取ることにより、係留ロープ3を姿勢調整部27の位置に引き寄せる機器である。巻上げ機27dは、例えば巻上げロープ27eを巻き取るドラム及びそのドラムを回転させる機構を備えて構成される。巻上げ機27dは、電力供給が絶たれ場合、巻上げロープ27eを繰り出せるように構成される。図7に示すように、巻上げ機27dにより係留ロープ3を姿勢調整部27の位置に引き寄せた後、姿勢調整部27の掛止部材27aを閉じることにより、係留ロープ3を姿勢調整部27に掛止させることができる。このように、巻上げ機27dを備えることにより、人力によらず機械作動によって、係留ロープ3を姿勢調整部27に掛止させることができ、安全かつ確実に水流発電の再開が可能となる。
なお、上述した本実施形態では、係留ロープ3の掛止位置を姿勢調整部27の位置から留め具211aの位置へ切り替えることにより、係留ロープ3の掛止位置を後方へ移動させて、浮体2の姿勢を調整する場合について説明したが、係留ロープ3の掛止位置を移動可能に構成して、係留ロープ3の掛止位置を後方へ移動させてもよい。例えば、図8に示すように、係留ロープ3を取り付けるための留め具211aを前後方向に移動可能に設け、電力供給が行われている通常時には留め具211aを発電用ポッド21の前方に位置させておき、電力供給が絶たれた非常時には留め具211aを発電用ポッド21の後方へ移動させるように構成すればよい。具体的に説明すると、通常時には、留め具211aは、バネ27fにより後方へ付勢されつつ、ストッパ27gの掛止により前方の位置に保持されている。そして、非常時には、留め具211aの保持が解除されることで、バネ27fの付勢により留め具211aが後方へ移動するように構成される。なお、ストッパ27gの掛止に代えて、電磁力によって留め具211aを前方の位置に保持してもよい。これらのように、係留ロープ3の掛止位置を移動させる場合であっても、上述した実施形態と同様な作用効果が得られる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態に係る水流発電装置及び浮体の浮上方法について説明する。
図9は、本実施形態に係る水流発電装置を示す概要構成図である。本実施形態に係る水流発電装置は、第一実施形態に係る水流発電装置1とほぼ同様に構成されており、係留ロープ3を掛止可能な姿勢調整部27に代えて、ウェイト28aを保持及び解放可能な姿勢調整部28を備える点で異なっている。姿勢調整部28は、ウェイト28aを機械的に掛止して保持する保持部材を備えており、電力供給が絶たれた場合に保持部材を作動させウェイト28aへの掛止を解除する。これにより、ウェイト28aを発電用ポッド21から切り離すことができる。電力供給が絶たれた場合に保持部材を作動させる機構としては、例えば図3、4の姿勢調整部27と同様な機構を用いればよい。つまり、電力が供給されている場合には電磁力によって保持部材を閉じる方向へ作動させてウェイト28aを保持し、電力供給が絶たれた場合には電磁力が無くなることによってバネ付勢などにより保持部材が開かれるように構成すればよい。
姿勢調整部28は、発電用ポッド21に設けられ、重心CGの位置より前方の位置に設けられている。このため、発電用ポッド21からウェイト28aが切り離されることにより、発電用ポッド21の重心CGの位置が後方へ移動する。これにより、発電用ポッド21の前部が後部より上方へ位置するような姿勢となる。つまり、浮体2の前部がその後部より上方へ位置するような上向き姿勢となる。
本実施形態に係る水流発電装置の姿勢調整機能及び本実施形態に係る浮体2の浮上方法について説明する。
図9に示すように、水流発電装置が正常に作動している場合、発電用ポッド21の重心CGと浮心CFは水平方向において一致した位置にあり、発電用ポッド21及び浮体2は水平な状態で水中に浮遊している。
ここで、水流発電装置において、電源供給が絶たれた場合、制御機器及び電力により作動するアクチュエータは全て作動できなくなる。この場合、姿勢調整機能を備えていない水流発電装置では、上述したように、電源供給が絶たれた場合に発電用ポッド及び浮体の姿勢が頭下がりになると、水流FWの流れによって浮体に対し下向きに力が加わる。つまり、浮体の前部が下がった姿勢になると、浮体の上面に水流FWが当たることとなり、浮体を下げる方向へ力が生じてしまう。このため、浮体が水面に浮上することが困難となる。特に、水流FWが弱い場合には、浮体の浮力が小さく調整されているため、浮体を水面に浮上させることが難しい(図14参照)。
これに対し、本実施形態に係る水流発電装置では、電源供給が絶たれた場合、図10に示すように、姿勢調整部28におけるウェイト28aが発電用ポッド21から切り離される。これにより、発電用ポッド21の重心CGが浮心CFに対して後方へ移動する。このため、発電用ポッド21の前部が発電用ポッド21の後部より上方へ位置する上向き姿勢となる。これに応じて、浮体2の前部も浮体2の後部より上方へ位置し、浮体2全体が上向き姿勢となる。この姿勢では、発電用ポッド21及び浮体2の底面に水流FWが当たり発電用ポッド21及び浮体2に浮上させる方向の揚力が発生する。これにより、発電用ポッド21及び浮体2を水面へ浮上させることができる。
以上説明したように、本実施形態に係る水流発電装置及び浮体2の浮上方法によれば、水流発電装置の全電源が遮断された場合に浮体2の前部を上方に位置させるように姿勢調整を行うことにより、浮体2の底面に水流FWを当てて浮体2に浮上させる方向の揚力を発生させることができる。これにより、浮体2を水面へ浮上させることができる。
また、本実施形態に係る水流発電装置及び浮体2の浮上方法において、発電用ポッド21に保持されていたウェイト28aを切り離すことにより、発電用ポッド21及び浮体2の重心CGの位置を後方へ移動させることができ、確実に浮体2を上向き姿勢とすることができる。従って、浮体2の底面に水流FWを当てて浮体2に浮上させる方向の揚力を発生させることができ、浮体2を確実に水面へ浮上させることができる。
また、本実施形態に係る水流発電装置及び浮体2の浮上方法において、水流発電装置を水面へ浮上させた後、修理などにより水流発電装置の電源を復旧させ、再び水流発電装置により水流発電を行う場合がある。この場合、新たなウェイト28aを発電用ポッド21に取り付けてもよいが、一度切り離したウェイト28aを再利用してもよい。例えば、図11に示すように、ウェイト28aにロープ材28bを取り付けて、ロープ材28bによりウェイト28aを発電用ポッド21に接続しておいてもよい。ロープ材28bは、ウェイト28aの保持位置より後方で発電用ポッド21に取り付けられる。ウェイト28aは、発電用ポッド21から切り離されると、ロープ材28bにより吊り下げられた状態となる。このとき、発電用ポッド21の重心CGは後方へ移動するため、浮体2は前部を上方に向けた姿勢となる。一方、ウェイト28aは、ロープ材28bにより発電用ポッド21に繋がっているため、ウェイト28aを再利用することができる。
図11において、ウェイト28aを繋ぎとめる部材は、ロープ材28bに代えて可撓性のない棒材を用いてもよい。この場合、棒材を発電用ポッド21に対し回動可能に軸着しておくことにより、ウェイト28aが切り離されたときに、棒材が回転してウェイト28aを発電用ポッド21の後方側へ移動させることができる。
また、切り離されたウェイト28aを元の位置、すなわち姿勢調整部28による保持位置に戻す際、巻上げ機28cを用いてもよい。例えば、図12に示すように、発電用ポッド21内に巻上げ機28cを設置し、ウェイト28aに取り付けた巻上げロープ28dを巻き取り可能とする。これにより、発電用ポッド21から切り離したウェイト28aを切り離す保持位置に容易に戻すことができる。このため、安全かつ確実に水流発電の再開が可能となる。
なお、上述した第二実施形態に係る水流発電装置においては、発電用ポッド21の外部に配置されたウェイト28aを切り離したり移動させたりすることで発電用ポッド21の重心CGを後方へ移動させ発電用ポッド21の前部がその後部より上方へ位置する上向き姿勢としている。これに対し、ウェイト28aを発電用ポッド21の内部に配置し、電力供給が絶たれた場合にウェイト28aを後方へ移動させるものであってもよい。具体的には、図8に示す姿勢調整部27の移動機構を用い、留め具211aを移動させる代わりにウェイト28aを発電用ポッド21の内部で移動可能に構成すればよい。この場合、電力供給が絶たれた場合、ストッパ27gの掛止が解除されバネ27fの付勢によりウェイト28aが後方へ移動し発電用ポッド21の重心CGを後方へ移動させることができる。このような水流発電装置であっても、上述した第二実施形態に係る水流発電装置及び浮体の浮上方法と同様な作用効果が得られる。
また、上述した第二実施形態に係る水流発電装置においては、保持部材により機械的にウェイト28aを保持する姿勢調整部28を用いる場合について説明したが、ウェイト28aを電磁力によって保持する姿勢調整部を用いてもよい。例えば、図13に示すように、発電用ポッド21に下部に電磁石装置28eを設置し、電磁力によってウェイト28aを発電用ポッド21の底面に保持してもよい。この場合、水流発電装置において、電力供給が絶たれた場合、電磁石装置28eの作動が停止し電磁力が無くなるため、ウェイト28aを発電用ポッド21から切り離すことができる。このため、発電用ポッド21の重心CGが後方に移動し、発電用ポッド21及び浮体2が上向き姿勢となり、発電用ポッド21及び浮体2を水面へ浮上させることができる。また、ウェイト28aを電磁力によって保持する場合であっても、上述のように、ウェイト28aにロープ材28bを繋げてウェイト28aを再利用することができるし、ウェイト28aに巻上げロープ28dを取り付けて巻上げ機28cの作動によりウェイト28aを保持位置に戻してもよい。
以上のように、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。本発明は、特許請求の範囲の記載の要旨を逸脱しない範囲で様々な変形態様を取ることができる。
例えば、上述した各実施形態においては、左右二つの発電用ポッド21をビーム22によって連結した浮体2を用いる場合について説明したが、浮体はこのように構成されるものに限られない。例えば、浮体は、左右二つの発電用ポッド21の間に中央ポッドを備えていてもよいし、一つの発電用ポッド21を備えて構成されていてもよい。また、三つ以上の発電用ポッド21を備えるものであってもよい。
また、上述した各実施形態においては、発電用ポッド21に係留ロープ3が接続される場合について説明したが、係留ロープ3は、浮体2における発電用ポッド21以外の部分に接続されていてもよい。例えば、係留ロープ3は、左右の発電用ポッド21の間に設けられるビーム22に接続されていてもよい。この場合であっても、上述した各実施形態に係る水流発電装置及び浮体の浮上方法と同様の作用効果を得ることができる。
また、上述した各実施形態においては、水流発電装置が海に設置される場合について説明したが、本発明に係る水流発電装置は、河川や湖などの水中に設置される場合もある。この場合であっても、水流による発電可能であれば、上述した各実施形態に係る水流発電装置と同様な作用効果を得ることができる。
1 水流発電装置
2 浮体
3 係留ロープ
4 アンカ
20 タービン
20a ブレード
20b ハブ
21 発電用ポッド
22 ビーム
23 発電機
24 パワーコンディショナ
25 高圧受電部
26 システム制御部
27 姿勢調整部
27a 掛止部材
27b 電磁部
27c バネ
27d 巻上げ機
27e 巻上げロープ
28 姿勢調整部
28a ウェイト
28b ロープ材
211 本体
211a 留め具
CF 浮心
CG 重心
FW 水流

Claims (8)

  1. 水中で浮遊可能な浮体に係留ロープを取り付けて前記浮体を係留し、前記浮体に設けられたタービンを水流によって回転させ、前記タービンの回転によって発電を行う水流発電装置において、
    電源供給が絶たれた場合に、前記浮体の前部が前記浮体の後部より上方へ位置する上向き姿勢となるように前記浮体の姿勢の調整を行う姿勢調整部を備える、
    水流発電装置。
  2. 前記姿勢調整部は、前記浮体に対する前記係留ロープの掛止位置を後方へ移動させることにより、前記浮体の前部を前記浮体の後部より上方へ位置させる、
    請求項1に記載の水流発電装置。
  3. 前記姿勢調整部は、電源供給されている場合に電磁力によって前記係留ロープの掛止位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより前記係留ロープの掛止位置を後方へ移動させて、前記浮体の前部を前記浮体の後部より上方へ位置させる、
    請求項2に記載の水流発電装置。
  4. 前記姿勢調整部は、前記浮体の重心位置を後方へ移動させることにより、前記浮体の前部を前記浮体の後部より上方へ位置させる、
    請求項1に記載の水流発電装置。
  5. 前記姿勢調整部は、電源供給されている場合に電磁力によって前記浮体の重心位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより前記浮体の重心位置を後方へ移動させて、前記浮体の前部を前記浮体の後部より上方へ位置させる、
    請求項4に記載の水流発電装置。
  6. 水中で浮遊可能な浮体に係留ロープを取り付けて前記浮体を係留し、前記浮体に設けられたタービンを水流によって回転させ、前記タービンの回転によって発電を行う水流発電装置における浮体の浮上方法であって、
    電源供給が絶たれた場合に、前記浮体の前部が前記浮体の後部より上方へ位置する上向き姿勢となるように前記浮体の姿勢の調整を行う、
    水流発電装置の浮体の浮上方法。
  7. 電源供給されている場合に電磁力によって前記係留ロープの掛止位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより前記係留ロープの掛止位置を後方へ移動させて、前記浮体の前部を前記浮体の後部より上方へ位置させるように前記浮体の姿勢の調整を行う、
    請求項6に記載の水流発電装置の浮体の浮上方法。
  8. 電源供給されている場合に電磁力によって前記浮体の重心位置を維持し、電源供給が絶たれた場合に電磁力が無くなることにより前記浮体の重心位置を後方へ移動させて、前記浮体の前部を前記浮体の後部より上方へ位置させるように前記浮体の姿勢の調整を行う、
    請求項6の記載の水流発電装置の浮体の浮上方法。
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