JP7110336B2 - 吸入器 - Google Patents

吸入器 Download PDF

Info

Publication number
JP7110336B2
JP7110336B2 JP2020517952A JP2020517952A JP7110336B2 JP 7110336 B2 JP7110336 B2 JP 7110336B2 JP 2020517952 A JP2020517952 A JP 2020517952A JP 2020517952 A JP2020517952 A JP 2020517952A JP 7110336 B2 JP7110336 B2 JP 7110336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
support
capsule
mating portions
notch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020517952A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021500095A (ja
Inventor
パーキンス,グレアム
バルフォア,キャロル
コヴァーチ,ギャビン
ローグダ,フィリップ
Original Assignee
マーキシン リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by マーキシン リミテッド filed Critical マーキシン リミテッド
Publication of JP2021500095A publication Critical patent/JP2021500095A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7110336B2 publication Critical patent/JP7110336B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0028Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0028Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
    • A61M15/003Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up using capsules, e.g. to be perforated or broken-up
    • A61M15/0033Details of the piercing or cutting means
    • A61M15/0041Details of the piercing or cutting means with movable piercing or cutting means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0001Details of inhalators; Constructional features thereof
    • A61M15/0021Mouthpieces therefor
    • A61M15/0025Mouthpieces therefor with caps
    • A61M15/0026Hinged caps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0028Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
    • A61M15/003Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up using capsules, e.g. to be perforated or broken-up
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M15/00Inhalators
    • A61M15/0028Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up
    • A61M15/003Inhalators using prepacked dosages, one for each application, e.g. capsules to be perforated or broken-up using capsules, e.g. to be perforated or broken-up
    • A61M15/0033Details of the piercing or cutting means
    • A61M15/0035Piercing means

Description

本発明は、吸入器、特に、カプセルから乾燥粉末を吸入するための吸入器に関する。
カプセル内に含まれる乾燥粉末を使用者が吸入するためのさまざまな吸入器が存在する。一般に、そのような吸入器は、カプセルホルダと、カプセルホルダ内に保持されたカプセルを壊して開けるための機構と、カプセルからの粉末を吸入できるマウスピース又はノーズピースと、を備える。外殻の上半分及び下半分がヒンジピン又は他の機械的継手を介して接続された保護ヒンジ付き外殻内に、カプセルホルダ及びマウスピース/ノーズピースを設けることが知られている。同様にヒンジピンを中心に枢動可能であるヒンジ付きプレートは、外殻の上半分を外殻の下半分から分離し、ヒンジ付き外殻の下半分にカプセルホルダを位置決めする、カプセルホルダの支持体として機能する。好都合には、ヒンジ付きプレートは「スナップフィット」接続を介して外殻の下半分に取り付けられているため、必要に応じて取り外すことができるが、通常の使用中は所定の位置にとどまる。カプセルホルダがカプセル破壊機構を作動させるためのトリガを含むことも通例である。典型的には、トリガはボタンの形態であり、外殻の下半分の開口から突出している。ボタンが押されると、カプセルホルダのチャンバ内に保持されたカプセルは、1つ以上の尖った棒によって突き刺され、粉末が放出される。次に、粉末は、マウスピース/ノーズピースを通して吸入することができる。
国際公開第94/28958号は、ボタンが殻の下半分のリムに形成された「切欠き」内に位置するような吸入器について記載している。これは、ヒンジ付きプレートの接続を解除して、殻の下半分から離れるように枢動させたときに、カプセルホルダとボタンを殻の下半分から取り外すことができるため、特に便利である。しかしながら、切欠きを設けることにより、殻の下半分が撓みやすくなるため、確実な「スナップフィット」の提供には問題がある。
この問題を解決するために、EP2648787は、外殻の下半分のリムに切欠きがなく、切欠きのない外側リムの下に押しボタン用の開口が設けられている吸入器について記載している。EP2648787は、カプセルホルダと、カプセル開口装置と、ボタンと、を備える「アセンブリ」について記載している。外殻にさらなる構造的支持を提供するために、アセンブリの形状は、殻の下部の形状に一致するように先細りになっている。
しかしながら、EP2648787に記載されている吸入器は、外殻の堅い下部を提供するが、切欠きのないリムの提供は、ボタンが押し込まれるか、又は取り外されない限り、カプセルホルダを取り外すことが困難であることを意味する。したがって、EP2648787に記載されている吸入器は、取り扱いが簡単ではない。さらに、開口の上のリムの部分は非常に薄いため、繰り返し使用する間に簡単に破損する可能性がある。
したがって、本発明の目的は、上記の特定された問題を軽減しようとすることである。
本発明の一態様によれば、吸入可能な乾燥粉末を吸入するための吸入器が提供され、この吸入器は、
(a)第1殻部及び第2殻部を含む外殻と、
(b)カプセルを保持するためのチャンバ、チャンバ内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器、及びカプセル破壊器に、カプセルを壊して開けさせるためのトリガを含むカプセルホルダと、
(c)カプセルホルダを支持するための支持体と、
(d)カプセルから使用者内への乾燥粉末の通過のための出口と、を備え、
カプセルホルダは、第1殻部内に位置決めされており、
第1殻部は、トリガが通って突出する開口を含み、
開口は、第1殻部のリムに切欠きを含み、カプセルホルダが第1殻部から取り外されるときに、トリガは、切欠きを通過することができ、
支持体は、第1殻部上の1つ以上の第2嵌合部と嵌合するための1つ以上の第1嵌合部を含み、当該第1及び第2嵌合部は、当該第1及び第2嵌合部が相互に係合しているとき、第1殻部の壁の外向きの動きを防止する。
注目すべきことに、本発明は、支持体と第1殻部との間の接続、好ましくはスナップフィット接続の完全な状態が維持されるように、第1殻部の壁を安定させる。これは、第1殻部のリムに切欠きが存在するにもかかわらず、である。
好ましくは、第1殻部の対向する壁の外向きの動きが防止される。
好ましくは、第1殻部は、吸入器の基部を含む。
好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、第2殻部は上部の殻部である。
注目すべきことに、本発明は、第1殻部の上部リムに切欠きを設けることを可能にするだけでなく、同時に、撓みやすい外壁によって引き起こされる殻の不安定性の問題を克服する。したがって、本発明は、ヒンジ付きプレートが、使用中、下部の殻部に接続されたままであるが、使用者が誤って外すことなく、依然として、必要に応じて取り外すことができるように、ヒンジ付きプレートの第1殻部への安全で取り外し可能な取り付けが、所定の予測可能な「スナップフィット」力で達成される吸入器を提供する。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部は、1つ以上の雄嵌合部、例えば、1つ以上の突出部を含み、1つ以上の第2嵌合部は、1つ以上の雌嵌合部、例えば、1つ以上の凹部を含む。
あるいは、1つ以上の第1嵌合部は、1つ以上の雌嵌合部、例えば、1つ以上の凹部を含み、1つ以上の第2嵌合部は、1つ以上の雄嵌合部、例えば、1つ以上の突出部を含む。
好ましくは、支持体は、支持プレートを含む。
好ましくは、支持体は、第1殻部にヒンジで連結されている。
好ましくは、第1殻部及び第2殻部はヒンジを介して接続されている。
好ましくは、支持体、第1殻部及び第2殻部は、共通のヒンジ、好ましくはヒンジピンを介して接続されている。
好ましくは、支持体は、第1殻部上の1つ以上の第4嵌合部と嵌合するための1つ以上の第3嵌合部を含む。
好ましくは、1つ以上の第3嵌合部は、1つ以上の雄嵌合部、例えば、1つ以上の突出部を含み、1つ以上の第4嵌合部は、1つ以上の雌嵌合部、例えば、1つ以上の凹部を含む。
あるいは、1つ以上の第3嵌合部は、1つ以上の雌嵌合部、例えば、1つ以上の凹部を含み、1つ以上の第4嵌合部は、1つ以上の雄嵌合部、例えば、1つ以上の突出部を含む。
好ましくは、1つ以上の第3嵌合部と1つ以上の第4嵌合部との係合は、支持体と第1殻部との間に接続、好ましくはスナップフィット接続を形成している。
好ましくは、支持体と第1殻部との間に形成された接続は、1つ以上の第1嵌合部と1つ以上の第2嵌合部との係合により維持されている。
好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、第2嵌合部と第4嵌合部との間の垂直距離は、第1嵌合部の長さ又は深さよりも短い。
好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、1つ以上の第2嵌合部、好ましくは1つ以上の第2嵌合部の開口部と、1つ以上の第4嵌合部の縁部、好ましくは上縁部又は下縁部との間の垂直距離は、1つ以上の第1嵌合部の長さ又は深さよりも短い。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部の長さ又は深さは、約2mm~約5mm、好ましくは約2mm~約4mm、好ましくは約3mmである。
好ましくは、1つ以上の第2嵌合部、好ましくは1つ以上の第2嵌合部の開口部と、1つ以上の第4嵌合部の上縁部又は下縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmである。
好ましくは、(a)1つ以上の第2嵌合部と1つ以上の第4嵌合部の上縁部又は下縁部との間の距離と、(b)1つ以上の第1嵌合部の長さ又は深さとの差は、約1mm~約4mm、好ましくは約1mm~約3mm、好ましくは約2mmである。
これは、支持体が第1殻部との係合から外れたときに、第3及び第4嵌合部が、第1及び第2嵌合部の前に互いに係合解除することを意味する。これはまた、支持体が第1殻部と係合するように動いたとき、第1及び第2嵌合部が第3及び第4嵌合部の前に係合することを意味する。これにより、第1及び第2嵌合部の係合が可能になり、第1殻部が安定し、第3及び第4嵌合部の確実な係合が可能になる。
これにより、「スナップフィット」接続の係合中及び係合後の両方で第1殻部に剛性がもたらされ、支持体と第1殻部とが係合したときに接続の完全な状態が常に維持されることを保証する。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部は、支持体の平面に実質的に垂直な方向に延在している。
好ましくは、1つ以上の第3嵌合部は、支持体の平面に実質的に平行な方向に延在している。
好ましくは、第1殻部は、支持体上の1つ以上の雄嵌合部を受容するために、第1殻部の壁内又は壁上に1つ以上の雌嵌合部を含む。
好ましくは、第1殻部は、支持体上の1つ以上の突出部を受容するために、第1殻部の壁内又は壁上に1つ以上の空洞及び/又は1つ以上の凹部を含む。
好ましくは、1つ以上の空洞は、1つ以上のポケットを含む。
そのため、支持体は、第1殻部の壁内又は壁上の1つ以上の空洞に挿入するための1つ以上の突出部を含むことが好ましい。
好ましくは、第1殻部は、支持体上の1つ以上の突出部を受容するために、第1殻部の壁内又は壁上に1つ以上の凹部を含む。
そのため、支持体は、第1殻部の壁内又は壁上の1つ以上の凹部に挿入するための1つ以上の突出部を含むことが好ましい。
好ましくは、第1殻部は、支持体上の1つ以上の第1突出部を受容するための1つ以上の空洞と、支持体上の1つ以上の第2突出部を受容するための1つ以上の凹部と、を含む。
好ましくは、1つ以上の第1突出部は、支持体の平面に実質的に垂直な方向に突出している。好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、1つ以上の第1突出部は、下向き方向に突出している。
好ましくは、1つ以上の第1突出部は、下向きに突出している突出部である。
好ましくは、1つ以上の第1突出部は、支持体が第1殻部と係合するように動いたとき、1つ以上の第2突出部が1つ以上の凹部と係合する前に、1つ以上の空洞と係合するような大きさである。
好ましくは、1つ以上の第2突出部は、支持体の平面に実質的に平行な方向に突出している。好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、1つ以上の第2突出部は、横方向/横向き方向に突出している。好ましくは、1つ以上の第2突出部は、横方向/横向きに突出している突出部である。
好ましくは、1つ以上の第2突出部は、支持体が第1殻部との係合から外れたときに、1つ以上の第1突出部が1つ以上の空洞から係合解除する前に、1つ以上の凹部から係合解除するような大きさである。
これにより、「スナップフィット」接続の係合中及び係合後の両方で第1殻部に剛性がもたらされ、支持体と第1殻部とが係合したときに接続の完全な状態が常に維持されることを保証する。
好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)第1殻部の1つ以上の空洞の開口部と、(ii)第1殻部の1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、支持体上の1つ以上の第1突出部の長さよりも短い。
好ましい実施形態では、
(a)1つ以上の第1突出部の長さは、約2mm~約5mm、好ましくは約2mm~約4mm、好ましくは約3mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmである。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の距離と、
(b)1つ以上の第1突出部の長さとの差は、
約1mm~約4mm、好ましくは約1mm~約3mm、好ましくは約2mmである。
好ましくは、支持体が下部の殻部と係合しているとき、1つ以上の凹部は、支持体に隣接し、1つ以上の空洞は、支持体の下にある。
好ましくは、支持体が下部の殻部と係合しているとき、1つ以上の凹部は、支持体と同じ平面にあり、1つ以上の空洞は、支持体の平面の下にある。
好ましくは、1つ以上の第2嵌合部は、第1殻部の支持体に面する表面内又はその上に形成されている。
好ましくは、1つ以上の第2嵌合部は、第1殻部の外壁の厚肉部内又はその上に形成されている。
好ましくは、1つ以上の雌嵌合部、好ましくは空洞は、第1殻部の外壁の厚肉部内に形成されている。
好ましくは、外壁の厚肉部は、切欠き及び/又は開口を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
好ましくは、外壁の厚肉部は、切欠きの各側面又はその付近に設けられている。
好ましくは、外壁の厚肉部は、切欠きに隣接する開口の各側面の少なくとも一部に沿って設けられている。別の言い方をすれば、外壁の厚肉部は、開口の上部の各側面に設けられていることが好ましい。
好ましくは、第1殻部の外壁の厚肉部の少なくとも一部は、内皮及び外皮を含む二重皮壁であり、当該1つ以上の空洞は、当該内皮と外皮との間に形成されている。
好ましくは、二重皮壁は、当該内皮と外皮との間の空間を複数の空洞に分割するための1つ以上の横材を含む。
好ましくは、壁の厚肉部、好ましくは二重皮壁の厚さは、切欠きから離れた点におけるより太い厚さから、切欠きの、又はその付近のより薄い厚さへと先細りになっている。
好ましくは、壁の厚肉部、好ましくは二重皮壁の長さは、第1殻部のリムの、又はその付近のより長い長さから、第1殻部のリムから離れた点の、例えば、第1殻部の基部の、又はその付近のより短い長さまで先細りになっている。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部は、支持体の第1殻部に面する表面内又はその上に形成されている。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部は、支持体の下面内又はその上に形成されている。
好ましくは、1つ以上の第4嵌合部は、第1殻部の直立壁内又はその上に形成されている。
好ましくは、1つ以上の第3嵌合部は、支持体の縁部内又はその上に形成されている。
好ましくは、1つ以上の第3嵌合部は、横方向の嵌合部である。
好ましくは、1つ以上の雄嵌合部、好ましくは突出部は、支持体の、第1殻部に面する表面から突出している。
好ましくは、1つ以上の雄嵌合部、好ましくは突出部は、支持体の縁部又はその付近に位置決めされている。
本発明の好ましい実施形態は、支持体上に雄嵌合部を設け、第1殻部上に雌嵌合部を設けているが、第1及び/又は第3嵌合部は、雌嵌合部、例えば、支持体上に形成された凹部又は空洞であってもよく、第2及び/又は第4嵌合部は、雄嵌合部、例えば、第1殻部上に形成された突出部であってもよいことが理解されよう。
好ましくは、第1殻部は、支持体上の1つ以上の雌嵌合部と係合するために、第1殻部の壁内又は壁上に1つ以上の雄嵌合部を含む。
好ましくは、支持体は、第1殻部上の1つ以上の突出部を受容するために、支持体の壁内もしくは表面内又は壁上もしくは表面上に1つ以上の空洞及び/又は凹部を含む。
好ましくは、1つ以上の空洞は、1つ以上のポケットを含む。
そのため、第1殻部は、支持体内又は支持体上の1つ以上の空洞に挿入するための1つ以上の突出部を含んでもよい。
好ましくは、支持体は、第1殻部上の1つ以上の第1突出部を受容するための1つ以上の空洞と、第1殻部上の1つ以上の第2突出部を受容するための1つ以上の凹部と、を含む。
好ましくは、1つ以上の第1突出部は、支持体の平面に実質的に垂直な方向に突出している。好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、1つ以上の第1突出部は、上向き方向に突出している。好ましくは、1つ以上の第1突出部は、上向きに突出している突出部である。
好ましくは、1つ以上の第2突出部は、支持体の平面に実質的に平行な方向に突出している。好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、1つ以上の第2突出部は、横方向/横向き方向に突出している。好ましくは、1つ以上の第2突出部は、横方向/横向きに突出している突出部である。
好ましくは、1つ以上の第1突出部は、支持体が第1殻部と係合するように動いたとき、1つ以上の第2突出部が1つ以上の凹部と係合する前に、1つ以上の空洞と係合するような大きさである。
好ましくは、1つ以上の第2突出部は、支持体が第1殻部との係合から外れたときに、1つ以上の第1突出部が1つ以上の空洞から係合解除する前に、1つ以上の凹部から係合解除するような大きさである。
これにより、「スナップフィット」接続の係合中及び係合後の両方で第1殻部に剛性がもたらされ、支持体と第1殻部とが係合したときに接続の完全な状態が常に維持されていることを保証する。
好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)支持体の1つ以上の空洞の開口部と、(ii)支持体の1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、第1殻部上の1つ以上の第1突出部の長さよりも短い。
好ましい実施形態では、
(a)1つ以上の第1突出部の長さは、約2mm~約5mm、好ましくは約2mm~約4mm、好ましくは約3mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmである。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の距離と、
(b)1つ以上の第1突出部の長さとの差は、
約1mm~約4mm、好ましくは約1mm~約3mm、好ましくは約2mmである。
好ましくは、1つ以上の凹部は、支持体の側面に設けられ、1つ以上の空洞は、支持体の下面に設けられている。
好ましくは、1つ以上の雄嵌合部、好ましくは突出部は、第1殻部の支持体に面する表面から突出している。
好ましくは、1つ以上の雌嵌合部、好ましくは凹部は、支持体の縁部又はその付近に位置決めされている。
(a)1つ以上の凹部/空洞は、第1殻部に設けられ、1つ以上の第1及び第2突起は、支持体上に設けられているか、又は、(b)1つ以上の凹部/空洞は、支持体に設けられ、1つ以上の第1及び第2突出部は、第1殻部に設けられているという実施形態に加えて、さらなる実施形態では、(c)1つ以上の凹部及び1つ以上の第1突出部は、支持体上又は支持体内に設けられ、1つ以上の空洞及び1つ以上の第2突出部は、第1殻部上又は第1殻部内に設けられているか、又は(d)1つ以上の凹部及び1つ以上の第1突出部は、第1殻部上又は第1殻部内に設けられ、1つ以上の空洞及び1つ以上の第2突出部は、支持体上又は支持体内に設けられ得ることが理解されよう。
そのため、いくつかの実施形態では、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)第1殻部の1つ以上の空洞の開口部と、(ii)支持体の1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、支持体上の1つ以上の第1突出部の長さよりも短いことが好ましい。
このような実施形態では、
(a)1つ以上の第1突出部の長さは、約2mm~約5mm、好ましくは約2mm~約4mm、好ましくは約3mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmであることが好ましい。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の距離と、
(b)1つ以上の第1突出部の長さとの差は、
約1mm~約4mm、好ましくは約1mm~約3mm、好ましくは約2mmである。
他の実施形態では、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)支持体の1つ以上の空洞の開口部と、(ii)第1殻部の1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、第1殻部上の1つ以上の第1突出部の長さよりも短いことが好ましい。
このような実施形態では、
(a)1つ以上の第1突出部の長さは、約2mm~約5mm、好ましくは約2mm~約4mm、好ましくは約3mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmであることが好ましい。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の距離と、
(b)1つ以上の第1突出部の長さとの差は、
約1mm~約4mm、好ましくは約1mm~約3mm、好ましくは約2mmである。
好ましくは、1つ以上の凹部が第1殻部上にある実施形態では、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、1つ以上の第1嵌合部の長さよりも短い。
このような実施形態では、
(a)1つ以上の第1嵌合部の長さは、約2mm~約5mm、好ましくは約2mm~約4mm、好ましくは約3mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmであることが好ましい。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の距離と、
(b)1つ以上の第1嵌合部の長さとの差は、
約1mm~約4mm、好ましくは約1mm~約3mm、好ましくは約2mmである。
好ましくは、1つ以上の凹部が支持体上にある実施形態では、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、1つ以上の第1嵌合部の長さよりも短い。
このような実施形態では、
(a)1つ以上の第1嵌合部の長さは、約2mm~約5mm、好ましくは約2mm~約4mm、好ましくは約3mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mmの、好ましくは約1mmであることが好ましい。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の距離と、
(b)1つ以上の第1嵌合部の長さとの差は、
約1mm~約4mm、好ましくは約1mm~約3mm、好ましくは約2mmである。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部、好ましくは1つ以上の突出部、好ましくは1つ以上の第1突出部の外面は、実質的に平坦である。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部、好ましくは1つ以上の突出部、好ましくは1つ以上の第1突出部の内面は、実質的に平坦である。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部、好ましくは1つ以上の突出部、好ましくは1つ以上の第1突出部は、先細の端部を含む。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部、好ましくは1つ以上の突出部、好ましくは1つ以上の第1突出部の内面は、先細りである。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部、好ましくは1つ以上の突出部、好ましくは1つ以上の第1突出部の内面は、突出部が突出している先細の端部と支持体との間で実質的に平坦である。
好ましくは、第1殻部は、下部の殻部であり、吸入器は、当該第3及び第4嵌合部を含み、第2嵌合部と第4嵌合部との間の垂直距離は、先細の端部と支持体との間の1つ以上の第1嵌合部の実質的に平坦な部分の長さよりも短い。
好ましくは、1つ以上の凹部が第1殻部上にある実施形態では、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、先細の端部と支持体との間の1つ以上の第1嵌合部の実質的に平坦な部分の長さよりも短い。
このような実施形態では、
(a)実質的に平坦な部分の長さは、約1mm~約3mm、好ましくは約1mm~約2mm、好ましくは約1.5mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmであることが好ましい。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の上縁部との間の距離と、
(b)実質的に平坦な部分の長さとの差は、
約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1mm、好ましくは約0.5mmである。
好ましくは、1つ以上の凹部が支持体上にある実施形態では、第1殻部は、下部の殻部であり、(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、先細の端部と支持体との間の1つ以上の第1嵌合部の実質的に平坦な部分の長さよりも短い。
このような実施形態では、
(a)実質的に平坦な部分の長さは、約1mm~約3mm、好ましくは約1mm~約2mm、好ましくは約1.5mmであり、
(b)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の垂直距離は、約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1.5mm、好ましくは約1mmであることが好ましい。
好ましくは、
(a)(i)1つ以上の空洞の開口部と、(ii)1つ以上の凹部の開口部の下縁部との間の距離と、
(b)実質的に平坦な部分の長さとの差は、
約0.5mm~約2mm、好ましくは約0.5mm~約1mm、好ましくは約0.5mmである。
好ましくは、1つ以上の第1嵌合部、好ましくは1つ以上の突出部は、突出部が突出している先細の端部と支持体との間で実質的に均一な厚さである。
好ましくは、トリガは、リムの切欠きを少なくとも部分的に充填するように形作られている。これは、第1殻部にさらなる構造的支持を提供するだけでなく、使用者がボタンと支持体を第1殻部から持ち上げることができる便利なレバーも提供する。
好ましくは、トリガは、切欠きによって形成されたリムのすき間を埋めるように形作られている。
好ましくは、トリガは、リムの切欠きを少なくとも部分的に充填するための突出部を含む。好ましくは、突出部は、切欠きによって形成されたリムのすき間を埋めるように形作られている。
好ましくは、支持体は、リムの切欠きを少なくとも部分的に充填するように形作られている。トリガの形状と同様に、これは、第1(下部の)殻部にさらなる構造的支持を提供するだけでなく、使用者が支持体を第1(下部の)殻部からを持ち上げることができる便利なレバーも提供する。
好ましくは、支持体は、切欠きによって形成されたリムのすき間を埋めるように形作られている。
好ましくは、支持体は、リムの切欠きを少なくとも部分的に充填するための突出部を含む。好ましくは、突出部は、切欠きによって形成されたリムのすき間を埋めるように形作られている。
好ましくは、リムの切欠きは、トリガと支持体の両方によって少なくとも部分的に充填されている。
好ましくは、トリガと支持体の両方は、切欠きによって形成されたリムのすき間を埋める。
好ましくは、第2殻部のリムは、第1殻部のリムの切欠きに重なるように形作られている。これは、外殻が閉位置にあるときに、切欠きの周りの吸入器にさらなる構造的支持及び保護を提供する。
好ましくは、第1及び第2殻部は、第1殻部のリムの下の第1殻部の外側に位置決めされたヒンジによって一緒にヒンジで連結されている。
さらに好ましくは、第2殻部のリムは、ヒンジに隣接する第1殻部と重なるように形作られている。これは、外殻が閉位置にあるときに、ヒンジにさらなる構造的支持を提供するため、特に有効である。
好ましくは、第2殻部のリムは、ヒンジに隣接し、切欠きの上で、ヒンジと切欠きとの間の位置よりも大きい量だけ第1殻部と重なる。このような形状のリム輪郭は、第2殻部の強度を高めるだけでなく、外殻に使用される材料の量を最小限に抑えることが見出されているため、これは有効である。
好ましくは、第1殻部は、第1殻部に構造的支持を提供するための1つ以上のリブを含む。
好ましくは、トリガは、支持体によって支持されている。
好ましくは、トリガは、支持体と摺動可能に係合して保持されている。
好ましくは、トリガは、支持体の1つ以上のチャネルに沿って移動可能である。
好ましくは、トリガは、一対のチャネルに沿って移動可能である。
好ましくは、トリガは、支持体、好ましくは支持体の1つ以上のチャネルと摺動可能に係合するための1つ以上の突出部を含む。
好ましくは、トリガは、支持体の第1チャネルと摺動可能に係合するための第1突出部と、支持体の第2チャネルと摺動可能に係合するための第2突出部と、を含む。
好ましくは、1つ以上のチャネルは、支持体の下面に設けられている。
好ましくは、切欠きは、開口よりも狭く、当該トリガは、主本体及び突起を含み、切欠きは、当該突起を収容するように形作られ、開口は、主本体を収容するように形作られている。
本発明の別の態様によれば、吸入可能な乾燥粉末を吸入するための吸入器が提供され、この吸入器は、
(a)第1殻部及び第2殻部を含む外殻と、
(b)カプセルを保持するためのチャンバ、チャンバ内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器、及びカプセル破壊器に、カプセルを壊して開けさせるためのトリガを含むカプセルホルダと、
(c)カプセルホルダを支持するための支持体と、
(d)カプセルから使用者内への乾燥粉末の通過のための出口と、を備え、
カプセルホルダは、第1殻部内に位置決めされており、
第1殻部は、トリガが通って突出する開口を含み、
開口は、第1殻部のリムに切欠きを含み、カプセルホルダが第1殻部から取り外されるときに、トリガは、切欠きを通過することができ、
第1殻部の壁の少なくとも一部は、厚肉壁を含む。
好ましくは、厚肉壁は、二重皮壁を含む。
好ましくは、第1殻部は、支持体上の1つ以上の突出部を受容するために、第1殻部の厚肉壁内に1つ以上の空洞を含む。
好ましくは、1つ以上の空洞は、1つ以上のポケットを含む。
好ましくは、厚肉壁は、切欠き及び/又は開口を少なくとも部分的に取り囲んでいる。
好ましくは、厚肉壁は、切欠きの各側面又はその付近に設けられている。
好ましくは、厚肉壁は、切欠きに隣接する開口の各側面の少なくとも一部に沿って設けられている。別の言い方をすれば、厚肉壁は、開口の上部の各側面に設けられていることが好ましい。
好ましくは、第1殻部の厚肉壁の少なくとも一部は、内皮及び外皮を含む二重皮壁である。
好ましくは、第1殻部の厚肉壁の少なくとも一部は、内皮及び外皮を含む二重皮壁であり、1つ以上の空洞は、当該内皮と外皮との間に形成されている。
好ましくは、二重皮壁は、当該内皮と外皮との間の空間を複数の空洞に分割するための1つ以上の横材を含む。
好ましくは、厚肉壁、好ましくは二重皮壁の厚さは、切欠きから離れた点におけるより太い厚さから、切欠きの、又はその付近のより薄い厚さへと先細りになっている。
好ましくは、厚肉壁、好ましくは二重皮壁の長さは、第1殻部のリムの、又はその付近のより長い長さから、第1殻部のリムから離れた点の、例えば、第1殻部の基部の、又はその付近のより短い長さまで先細りになっている。
本発明のさらなる態様によれば、吸入可能な乾燥粉末を吸入するための吸入器が提供され、この吸入器は、
(a)第1殻部及び第2殻部を含む外殻と、
(b)カプセルを保持するためのチャンバ、チャンバ内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器、及びカプセル破壊器に、カプセルを壊して開けさせるためのトリガを含むカプセルホルダと、
(c)カプセルホルダを支持するための支持体と、
(d)カプセルから使用者内への乾燥粉末の通過のための出口と、を備え、
カプセルホルダは、第1殻部内に位置決めされており、
第1殻部は、トリガが通って突出する開口を含み、
開口は、第1殻部のリムに切欠きを含み、カプセルホルダが第1殻部から取り外されるときに、トリガは、切欠きを通過することができ、切欠きは、開口よりも狭く、トリガは、主本体及び突起を含み、切欠きは、突起を収容するように形作られ、開口は、主本体を収容するように形作られている。
このような構成は、トリガを第1殻部から依然として簡単に取り外すことができるが、同時に、切欠きの大きさ、したがって第1殻部の安定性への影響が低減されるため、吸入器の外壁に強度を提供するのに特に効果的である。
切欠きが開口よりも狭いことへの言及は、吸入器を正面から見たときの切欠き及び開口のそれぞれの幅に言及していることが理解されよう。これは、特に図5を参照して示されている。
本発明の別の態様によれば、吸入可能な乾燥粉末を吸入するための吸入器が提供され、この吸入器は、
(a)第1殻部及び第2殻部を含む外殻と、
(b)カプセルを保持するためのチャンバ、チャンバ内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器、及びカプセル破壊器に、カプセルを壊して開けさせるためのトリガを含むカプセルホルダと、
(c)カプセルホルダを支持するための支持体と、
(d)カプセルから使用者内への乾燥粉末の通過のための出口と、を備え、
カプセルホルダは、第1殻部内に位置決めされており、
第1殻部は、トリガが通って突出する開口を含み、
トリガは、支持体によって支持されている。
好ましくは、開口は、第1殻部のリムに切欠きを含み、カプセルホルダが第1殻部から取り外されるときに、トリガは、切欠きを通過することができる。
好ましくは、トリガは、支持体と摺動可能に係合して保持される。
好ましくは、トリガは、支持体の1つ以上のチャネルに沿って移動可能である。
好ましくは、トリガは、一対のチャネルに沿って移動可能である。
好ましくは、トリガは、支持体、好ましくは支持体の1つ以上のチャネルと摺動可能に係合するための1つ以上の突出部を含む。
好ましくは、トリガは、支持体の第1チャネルと摺動可能に係合するための第1突出部と、支持体の第2チャネルと摺動可能に係合するための第2突出部と、を含む。
好ましくは、1つ以上のチャネルは、支持体の下面に設けられている。
本発明のさらなる態様によれば、吸入可能な乾燥粉末を吸入するための吸入器が提供され、この吸入器は、
(a)第1殻部及び第2殻部を含む外殻と、
(b)カプセルを保持するためのチャンバ、チャンバ内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器、及びカプセル破壊器に、カプセルを壊して開けさせるためのトリガを含むカプセルホルダと、
(c)カプセルホルダを支持するための支持体と、
(d)カプセルから使用者内への乾燥粉末の通過のための出口と、を備え、
カプセルホルダは、第1殻部内に位置決めされており、
第1殻部は、トリガが通って突出する開口を含み、
開口は、第1殻部のリムに切欠きを含み、カプセルホルダが第1殻部から取り外されるときに、トリガは、切欠きを通過することができ、
支持体は、第1殻部上の1つ以上の第2嵌合部と嵌合するための1つ以上の第1嵌合部と、第1殻部上の1つ以上の第4嵌合部と嵌合するための1つ以上の第3嵌合部と、を含む。
好ましくは、1つ以上の第3嵌合部と1つ以上の第4嵌合部との係合は、支持体と第1殻部との間に接続、好ましくはスナップフィット接続を形成する。
好ましくは、支持体と第1殻部との間に形成された接続は、1つ以上の第1嵌合部と1つ以上の第2嵌合部との係合により維持されている。
「1つ以上」への言及は、「複数」への言及を含むことが理解されよう。
「少なくとも部分的に」への言及は、「完全に」への言及を含むことが理解されよう。
「少なくとも一部」への言及は、「すべて」への言及を含むことが理解されよう。
本明細書において、「約」という用語は、プラス又はマイナス20%、より好ましくはプラス又はマイナス10%、さらにより好ましくはプラス又はマイナス5%、最も好ましくはプラス又はマイナス2%を意味する。
好ましくは、「垂直」への言及は、支持体の平面に実質的に垂直な方向への言及である。
第1嵌合部が雄嵌合部である実施形態では、「1つ以上の第1嵌合部の長さ」は、1つ以上の第1嵌合部、好ましくは1つ以上の突出部が支持体から突出している距離を意味することが理解されよう。
第2嵌合部が雄嵌合部である実施形態では、「1つ以上の第2嵌合部の長さ」は、1つ以上の第2嵌合部、好ましくは突出部が第1殻部から突出している距離を意味することが理解されよう。
本明細書において、例えば、凹部又は空洞に関する「深さ」への言及は、凹部又は空洞の深さ、例えば、凹部又は空洞が支持体又は第1殻部に突出している距離に関するその通常の意味を付与することが理解されよう。
本明細書において、「支持体の平面に実質的に垂直」とは、支持体の平面に対して約80度~約100度の間、好ましくは約85度~約95度の間、好ましくは約90度以内、好ましくは支持体の平面に対して90度を意味することが理解されよう。
本明細書において、「支持体の平面に実質的に平行」とは、支持体の平面に対して約10度以内、好ましくは約5度以内、好ましくは支持体の平面に対して約3度以内、好ましくは支持体の平面に平行であることを意味することが理解されよう。
好ましくは、「実質的に平坦」とは、平坦を意味する。
好ましくは、「実質的に平坦」とは、先細りでないことを意味する。
「第1殻部の壁」への言及は、殻部の対向する壁への言及を含むことが理解されよう。例えば、第1殻部は、リムによって境界付けられた開口部の両側に対向する壁を有する。
本発明の別の態様では、吸入可能な乾燥粉末を吸入するための吸入器が提供され、この吸入器は、
(a)第1殻部及び第2殻部を含む外殻と、
(b)カプセルを保持するためのチャンバ、チャンバ内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器、及びカプセル破壊器に、カプセルを壊して開けさせるためのトリガを含むカプセルホルダと、
(c)カプセルホルダを支持するための支持体と、
(d)カプセルから使用者内への乾燥粉末の通過のための出口と、を備え、
カプセルホルダは、第1殻部内に位置決めされており、
第1殻部は、トリガが通って突出する開口を含み、
開口は、第1殻部のリムに切欠きを含み、カプセルホルダが第1殻部から取り外されるときに、トリガは、切欠きを通過することができ、
支持体は、第1殻部上の1つ以上の第2嵌合部と嵌合するための1つ以上の第1嵌合部を含み、第1及び第2嵌合部は、第1及び第2嵌合部が相互に係合しているとき、第1殻部の壁の外向きの動きを防止する。
本明細書において、「外向きの動きの防止」への言及は、壁(複数可)が、約1mmを超えて、好ましくは約0.8mmを超えて、好ましくは約0.5mmを超えて、好ましくは約0.3mmを超えて、好ましくは約0.2mmを超えて、好ましくは約0.1mmを超えて外向きに動くことができないことを意味することが好ましい。
1つ以上の第3及び第4嵌合部を含む実施形態では、「外向きの動きの防止」とは、壁(複数可)が、1つ以上の第3嵌合部の長さ又は深さを超えて外向きに動くことができないことを意味することが好ましい。
本明細書において、実施形態は、明確で簡潔な仕様が書かれるように記載されてきたが、実施形態は、本発明から逸脱することなく、様々に組み合わせられるか、又は分離できることが意図され、理解されよう。例えば、本明細書に記載されるすべての好ましい特徴は、本明細書に記載される本発明のすべての態様に適用可能であり、必要に応じてその逆も可能であることが理解されよう。
ここで、本発明の例示的な実施形態を添付の図を参照して説明する。
外殻がヒンジで開口しており、ヒンジ付きプレート及びマウスピースが開口構成にあり、トリガは内向きに押されている、本発明の吸入器の図を示す。 外殻が閉じている本発明の吸入器の図を示す。 外殻がヒンジで開口しており、ヒンジ付きプレート及びマウスピースが閉鎖構成にある、本発明の吸入器の図を示す。 外殻がヒンジで開口しており、ヒンジ付きプレート及びマウスピースが開口構成にあり、トリガが「静止」位置にある、本発明の吸入器の図を示す。 図4に示す吸入器の正面図を示す。 図1に示す吸入器の下からの斜視図を示す。 本発明の吸入器の分解図を示す。 吸入器の二重皮壁の拡大図を示す。 支持体及び第1殻部の突出部及び凹部/空洞の位置を示す概略図である。 支持体及び第1殻部の突出部及び凹部/空洞の位置及び相対的な大きさを示す、図9の一部の拡大図である。
本発明は、外部ケーシングの構造的完全性が改善されたカプセルから乾燥粉末を吸入するための吸入器に関する。
図を参照すると、本発明の吸入器1は、第1殻部2a及び第2殻部2bを含む外殻2と、カプセル(図示せず)を保持するためのチャンバ4を含むカプセルホルダ3と、チャンバ4内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器5と、カプセル破壊器5に、カプセルを壊して開けさせるためのボタン6の形のトリガ6と、を含む。図示の例では、カプセル破壊器5は、一対の尖った棒5a、5bを含む。
カプセルホルダ3は、図示の例ではヒンジ付きプレート7である支持体7によって定位置に保持されている。図3及び図4を特に参照すると、通常の使用中、ヒンジ付きプレート7は、カプセルホルダ3が第1殻部2a内に位置決めされるように、第1殻部2aに解放可能に接続されている。
吸入器はまた、マウスピース8の形の出口8を含み、使用者は、出口を通してチャンバ4内に保持されている破壊されたカプセルから粉末を吸入することができる。
図6に示すように、ヒンジ付きプレート7はまた、トリガ6の横方向フランジ10a、10bが摺動する一対のチャネル9a、9bを介して、ヒンジ付きプレート7の下面とトリガ6が摺動可能に係合する状態で、トリガ6を支持する。これは、動作中に、トリガ6が押されたときに、トリガ6がある程度撓んだとしても、棒5a、5bの正しい整列を保証するため、特に有効である。
図3及び図7に示すように、ヒンジ付きプレート7が第1殻部2aに接続されているとき、すなわち通常の使用中、トリガ6は、第1殻部2aの壁の開口11を通って突出する。静止しているとき、トリガ6は、1つ以上のバネ(図示せず)によって、それが開口部11を通って突出し、尖った棒5a、5bがチャンバ4内に保持されているカプセルと接触するように押されない位置に向かって付勢されている。トリガ6は、図2、図3、図4、及び図5に静止位置で示されている。
使用者がカプセルホルダ3のチャンバ4内に保持されているカプセルを壊したいとき、トリガ6は、カプセルホルダ3に向かって内向きに押される。これにより、尖った棒5a、5bは、カプセルを壊して開け、カプセル内に含まれる粉末をチャンバ4に放出する。トリガ6は、図1及び図6に「押し込まれた」位置で示されている。
理解されるように、トリガ6がチャネル9a、9bと係合した状態で、ヒンジ付きプレート7がそのヒンジ12を中心に枢動できるようにヒンジ付きプレート7が第1殻部2aから解放されたとき、トリガ6も第1殻部2aから取り外される。これは、カプセルホルダ3の受容チャネル25a、25b内の棒5a、5bの場所によってさらに支援される。好都合には、これは、第1殻部2aのリム14の切欠き13によって容易に行われ、ヒンジ付きプレート7が第1殻部2aから離れるように枢動するときに、トリガ6は、切欠きを通過する。
残念ながら、切欠き13を設けることにより吸入器の使いやすさが大幅に改善される一方で、これにより、第1殻部2aの剛性が低下し、ヒンジ付きプレート7と第1殻部2aとの間の接続の確実性に影響を与える可能性がある。理解されるように、ヒンジ付きプレート7は、トリガ6に対するカプセルホルダの位置が維持されるように、かつマウスピース8が開いたとき、すなわちマウスピース8が上向きに枢動し、ヒンジプレート7から離れたとき、又はトリガ6が押されたときに、カプセルホルダ3及びトリガ6が、第1殻部2aから解放されないように、通常の使用中に第1殻部2aに接続されたままであることが重要である。第1殻部2aが十分に堅くない場合、ヒンジ付きプレート7と第1殻部2aとの間の「スナップフィット」接続は予期せずに解放される可能性があり、これは明らかに望ましくない。
また、図3に示すように、ならびに図4、図5、及び図7に示すトリガ6の形状をさらに参照すると、トリガ6は、トリガ6の「静止」位置でリムの切欠き内に位置している突起15を含む。これにより、第1殻部2aに、切欠き13の周りでの第1殻部2aの内向きの動きを防止する構造的支持が追加される。さらなる支持を提供するために、ヒンジ付きプレート7は、リム14の切欠き13内に位置する突起16も含む。
特に図5を参照すると、切欠き13は開口11よりも狭く、切欠き13は突起15を収容するように形作られ、開口11はトリガ6の主本体26を収容するように形作られている。この点で、切欠き13の幅w1は、開口11の幅w2よりも小さい。
突起15、16は、第1殻部2aの壁の内向きの動きを防止するが、外向きの動きを防止しない。実際、このような外向きの動きは、ヒンジ付きプレート7の第1殻部2aへのスナップフィット接続にとって、この接続が第1殻部2aの内壁の凹部18a、18bへの「クリップフィット」と係合するヒンジ付きプレート7の突出部17a、17bに依存するため、より大きいリスクを伴う。したがって、第1殻部2aの壁が外向きに動くことを許可される場合、突出部17a、17bは、凹部18a、18b内にもはや確実に位置しない。
特に図9及び図10を参照すると、第1殻部2aの壁の外向きの動きを防止するために、ヒンジ付きプレート7は、一対の下向きに突出している突出部19a、19bを含み、それらは第1殻部2aの二重皮壁21内に形成された空洞20a、20b内に受容される。図示の例では、突出部の長さlは3mmである。突出部19a、19bは、空洞20a、20bへの挿入中の位置ずれを許容し、第1殻部2aの壁をしっかりと引っ張るために、先細の端部29を有する。各突出部19a、19bの残部の厚さは実質的に均一であり、ヒンジ付きプレート7が下がると、突出部17a、17bが第1殻部2a上の凹部18a、18bと「スナップフィット」することができる。先細の端部とヒンジ付きプレート7との間の突出部19a、19bの内面30は平坦である。図示の例では、突出部のこの平坦部fの長さは、1.5mmである。これは、ヒンジ付きプレート7のわずかな回転移動があっても、壁が外向きに動くのを防止することを意味する。これはまた、ヒンジ付きプレート7が、制御された力で第1殻部2aから係合解除することを保証する。
空洞20a、20bの開口部27と凹部18a、18bの上縁部28との間の垂直距離vは1mmである。その結果、当該垂直距離と突出部19a、19bの長さとの間には2mmの差、又は当該垂直距離と平坦部30の長さとの間には0.5mmの差がある。これは、ヒンジ付きプレート7が第1殻部との係合から外れたときに、突出部17a、17bは、突出部19a、19bが空洞20a、20bから係合解除する前に、凹部18a、18bから係合解除されることを意味する。
これはまた、ヒンジ付きプレート7が第1殻部2aと係合するように動いたとき、突出部19a、19bと空洞20a、20bとは、突出部17a、17bと凹部18a、18bとの係合の前に係合することを意味する。これにより、突出部19a、19bと空洞20a、20bとの係合が可能になり、第1殻部2aが安定し、突出部17a、17bと凹部18a、18bとの確実な「スナップフィット」係合が可能になる。
図9は、突出部17a、17b、19a、19b、凹部18a、18b、及び空洞20a、20bの相対的な位置及び大きさを示す、第1殻部2a及びヒンジ付きプレート7の概略断面図を示す。
空洞20a、20b内に位置決めされた突出部19a、19bにより、第1殻部壁の外向きの動きが防止される。突出部19a、19bの長さは、ヒンジ付きプレート7が第1殻部2aと係合するように動いたとき、突出部17a、17bが凹部18a、18bとの「スナップフィット」接続で係合する前に、突出部19a、19bが空洞20a、20bと係合し、ヒンジ付きプレート7が第1殻部2aとの係合から外れるように「スナップフィット」接続を係合解除した後に、突出部19a、19bが空洞20a、20bと係合解除するような長さである。これにより、「スナップフィット」接続の係合中及び係合後の両方で第1殻部2aの壁に剛性がもたらされ、ヒンジ付きプレート7と第1殻部2aとが係合したときに「スナップフィット」接続の完全な状態が常に維持されていることを保証する。
第1殻部2aの二重皮壁21は、外向きの動きを防止するように作用するだけでなく、第1殻部2aにさらなる構造的剛性も提供する。これに関して、特に図1を参照すると、二重皮壁21は、切欠きの両側及び開口11の上部に補強した外壁を提供する。
図1にも示すように、二重皮壁21は、二重皮壁21の当該内皮と外皮との間の空間を複数の空洞20に分割する横材22を含む。さらに、二重皮壁の厚さは、切欠き13から遠位のより太い厚さから、切欠き13の、又はその付近のより薄い厚さまで先細りになっている。複数の空洞を形成する横材を有する先細りの二重皮壁のこの構成は、ヒンジ付きプレート7の下向きに突出している突出部19との係合を介して第1殻部2aの壁の外向きの動きを防止するだけでなく、この構成によって付与された構造的支持を介してこのような外向きの動きを防止することで特に効果的であることが見出された。
第1殻部2aには、第1殻部2aに構造的支持を提供するための複数のリブ24も設けられている。
第1及び第2殻部2a、2bは、第1殻部2aのリム14の下の第1殻部2aの外側に位置決めされたヒンジ12によって一緒に連結されている。
特に図2を参照すると、第2殻部2bは、そのリム23が第1殻部2aのリム14の切欠き13と重なるように形作られている。これは、外殻が閉位置にあるときに、切欠き13の周りの吸入器にさらなる構造的支持を提供する。第2殻部2bのリム23も、ヒンジ12に隣接する第1殻部2aと重なるように形作られている。これはまた、外殻2a、2bが閉位置にあるときに、ヒンジ12にさらなる構造的支持を提供するため、有効である。
図2からも明らかなように、第2殻部2bのリム23は、ヒンジ12に隣接し、切欠き13の上で、ヒンジ12と切欠き13との間の位置よりも大きい量だけ第1殻部2aと重なる。このような形状のリム輪郭は、第2殻部2bの強度を高めるだけでなく、外殻2a、2bを形成する材料の量を最小限に抑えることが見出されているため、これは有効である。
本明細書に記載の現在の好ましい実施形態に対する様々な変更及び修正は、当業者には明らかであることを理解されたい。このような変更及び修正は、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、またそれに付随する利点を損なうことなく行うことができる。したがって、このような変更及び修正は、添付の特許請求の範囲に含まれることが意図されている。

Claims (17)

  1. 吸入可能な乾燥粉末を吸入するための吸入器であって、
    (a)第1殻部及び第2殻部を含む外殻と、
    (b)カプセルを保持するためのチャンバ、前記チャンバ内に保持されたカプセルを壊して開けるためのカプセル破壊器、及び前記カプセル破壊器に、カプセルを壊して開けさせるためのトリガを含むカプセルホルダと、
    (c)前記カプセルホルダを支持するための支持体と、
    (d)前記カプセルから使用者内への乾燥粉末の通過のための出口と、を備え、
    前記カプセルホルダが、前記第1殻部内に位置決めされており、
    前記第1殻部が、前記トリガが通って突出する開口を含み、
    前記開口が、前記第1殻部のリムに切欠きを含み、前記カプセルホルダが前記第1殻部から取り外されるときに、前記トリガは、前記切欠きを通過することができ、
    前記支持体が、前記第1殻部上の1つ以上の第2嵌合部と嵌合するための1つ以上の第1嵌合部を含み、
    前記支持体が、前記第1殻部上の1つ以上の第4嵌合部と嵌合するための1つ以上の第3嵌合部を含み、
    前記1つ以上の第2嵌合部は、前記切欠きの両側に形成されており、
    前記1つ以上の第4嵌合部は、前記切欠きの両側に形成されており、
    前記1つ以上の第3嵌合部と前記1つ以上の第4嵌合部との係合が、前記支持体と前記第1殻部との間に接続を形成し、
    前記支持体と前記第1殻部との間に形成された前記接続は、前記1つ以上の第1嵌合部と前記1つ以上の第2嵌合部との係合によって維持されており、
    前記第1及び第2嵌合部は、前記第1及び第2嵌合部が相互に係合しているとき、前記第1殻部の壁の外向きの動きを防止する、吸入器。
  2. 前記1つ以上の第1嵌合部が、1つ以上の雄嵌合部を含み、前記1つ以上の第2嵌合部が、1つ以上の雌嵌合部を含む、請求項1に記載の吸入器。
  3. 前記第1殻部が、前記支持体上の1つ以上の突出部を受容するために、前記第1殻部の壁内又は壁上に1つ以上の空洞を含む、請求項2に記載の吸入器。
  4. 前記1つ以上の雌嵌合部が、前記第1殻部の外壁の厚肉部に形成されている、請求項2又は3に記載の吸入器。
  5. 前記外壁の前記厚肉部が、前記切欠き及び/又は前記開口を少なくとも部分的に取り囲んでいる、請求項4に記載の吸入器。
  6. 前記外壁の前記厚肉部の少なくとも一部が、内皮及び外皮を含む二重皮壁を含み、前記1つ以上の雌嵌合部は、前記内皮と外皮との間に形成されている、請求項4又は5に記載の吸入器。
  7. 前記二重皮壁が、前記内皮と外皮との間の空間を複数の空洞に分割するための1つ以上の横材を含む、請求項6に記載の吸入器。
  8. 前記壁の前記厚肉部の厚さが、前記切欠きから離れた点におけるより太い厚さから、前記切欠きの、又はその付近のより薄い厚さへと先細りになっている、請求項4~7のいずれか1項に記載の吸入器。
  9. 前記1つ以上の第1嵌合部が、前記支持体の、第1殻部に面する表面から突出している、請求項1~8のいずれか1項に記載の吸入器。
  10. 前記1つ以上の第3嵌合部が、1つ以上の雄嵌合部、例えば、1つ以上の突出部を含み、前記1つ以上の第4嵌合部が、1つ以上の雌嵌合部、例えば、1つ以上の凹部を含む、請求項に記載の吸入器。
  11. 前記第1殻部が、下部の殻部であり、前記第2嵌合部と第4嵌合部との間の垂直距離は、前記第1嵌合部の長さ又は深さよりも短い、請求項10に記載の吸入器。
  12. 前記第3嵌合部が、前記支持体の平面に実質的に平行な方向に延在している、請求項10又は11に記載の吸入器。
  13. 前記第1嵌合部が、前記支持体の平面に実質的に垂直な方向に延在している、請求項1~12のいずれか1項に記載の吸入器。
  14. 前記トリガが、前記支持体によって支持されている、請求項1~13のいずれか1項に記載の吸入器。
  15. 前記トリガが、前記支持体と摺動可能に係合するように保持されている、請求項1~14のいずれか1項に記載の吸入器。
  16. 前記トリガが、前記支持体の1つ以上のチャネルに沿って移動可能である、請求項14又は15に記載の吸入器。
  17. 前記切欠きが、前記開口よりも狭く、前記トリガは、主本体及び突起を含み、前記切欠きは、前記突起を収容するように形作られ、前記開口は、前記主本体を収容するように形作られている、請求項1~16のいずれか1項に記載の吸入器。
JP2020517952A 2017-10-24 2018-10-05 吸入器 Active JP7110336B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB1717451.7 2017-10-24
GB201717451 2017-10-24
PCT/GB2018/052846 WO2019081883A1 (en) 2017-10-24 2018-10-05 INHALER

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021500095A JP2021500095A (ja) 2021-01-07
JP7110336B2 true JP7110336B2 (ja) 2022-08-01

Family

ID=64049450

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020517952A Active JP7110336B2 (ja) 2017-10-24 2018-10-05 吸入器

Country Status (10)

Country Link
US (1) US11730898B2 (ja)
EP (1) EP3645090B1 (ja)
JP (1) JP7110336B2 (ja)
CN (1) CN111225702B (ja)
AU (1) AU2018356925B2 (ja)
DK (1) DK3645090T3 (ja)
ES (1) ES2845141T3 (ja)
PL (1) PL3645090T3 (ja)
PT (1) PT3645090T (ja)
WO (1) WO2019081883A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD1010101S1 (en) 2020-09-18 2024-01-02 Trudell Medical International Holding chamber
USD979742S1 (en) * 2021-03-24 2023-02-28 Merxin Ltd Inhaler
WO2022206340A1 (zh) * 2021-03-30 2022-10-06 长风药业股份有限公司 吸入装置
WO2023038607A1 (en) * 2021-09-13 2023-03-16 Abdi Ibrahim Ilac Sanayi Ve Ticaret Anonim Sirketi Automatic dry powder inhaler

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016111633A1 (en) 2015-01-09 2016-07-14 Adherium (Nz) Limited Monitor for a medicament inhaler
CN107041986A (zh) 2017-04-17 2017-08-15 苏州新劢德医疗器械科技有限公司 粉末药品吸入器

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4318455A1 (de) * 1993-06-03 1994-12-08 Boehringer Ingelheim Kg Kapselhalterung
US20030235538A1 (en) * 2002-04-09 2003-12-25 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Method for the administration of an anticholinergic by inhalation
US7284553B2 (en) * 2002-12-12 2007-10-23 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Powder inhaler comprising a chamber for a capsule for taking up a non-returnable capsule being filled with an active ingredient
US7694676B2 (en) * 2005-04-22 2010-04-13 Boehringer Ingelheim Gmbh Dry powder inhaler
DE102006009637A1 (de) * 2005-10-28 2007-05-03 Boehringer Ingelheim Pharma Gmbh & Co. Kg Inhalator mit Mundstück mit mikrobiologischer Schutzfunktion
US8746244B2 (en) 2009-10-02 2014-06-10 Boehringer Ingelheim International Gmbh Powder inhaler
GB201020638D0 (en) * 2010-12-06 2011-01-19 Liconsa Laboratorios Sa Inhalator
JP6284884B2 (ja) * 2011-11-25 2018-02-28 ビルギチ,マフムト 吸入装置
WO2014135224A1 (en) * 2013-03-08 2014-09-12 Interquim, S.A. Inhaler
HUE042087T2 (hu) * 2014-02-25 2019-06-28 Lupin Ltd Inhalátor
PT107627B (pt) * 2014-04-29 2017-03-08 Hovione Farmaciência S A Inalador de cápsulas com dobradiça
PL3138600T3 (pl) * 2015-09-04 2020-04-30 Victor Esteve Inhalator suchego proszku
US20180344956A1 (en) * 2016-07-01 2018-12-06 Cai Gu Huang Inhaler Device for Administering Powered Pharmaceutical Compositions via Inhalation
ES2745723T3 (es) * 2016-08-15 2020-03-03 Tiefenbacher Alfred E Gmbh & Co Kg Inhalador de polvo seco con resistencia al flujo reproducible
DE202017102334U1 (de) * 2016-08-25 2017-11-29 Alfred Von Schuckmann Vorrichtung zum Inhalieren pulverförmiger Substanzen
CN117205411A (zh) * 2017-04-17 2023-12-12 苏州新劢德医疗器械科技有限公司 一种干粉吸入组件
US20190076607A1 (en) * 2017-09-13 2019-03-14 Lupin Atlantis Holdings Sa Inhaler and mesh for an inhaler

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016111633A1 (en) 2015-01-09 2016-07-14 Adherium (Nz) Limited Monitor for a medicament inhaler
CN107041986A (zh) 2017-04-17 2017-08-15 苏州新劢德医疗器械科技有限公司 粉末药品吸入器

Also Published As

Publication number Publication date
AU2018356925A1 (en) 2020-04-23
EP3645090A1 (en) 2020-05-06
CN111225702B (zh) 2022-07-19
PT3645090T (pt) 2021-01-14
JP2021500095A (ja) 2021-01-07
WO2019081883A1 (en) 2019-05-02
EP3645090B1 (en) 2020-11-25
CN111225702A (zh) 2020-06-02
PL3645090T3 (pl) 2021-05-31
DK3645090T3 (da) 2021-01-18
ES2845141T3 (es) 2021-07-26
US20200384218A1 (en) 2020-12-10
AU2018356925B2 (en) 2024-02-22
US11730898B2 (en) 2023-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7110336B2 (ja) 吸入器
CA2817800C (en) Inhalator
US10195373B2 (en) Inhaler
US10624470B2 (en) Band for loading cutlery
RU2603612C1 (ru) Ингалятор
EP1972357B1 (en) Release mechanism for patient interface
JP7164597B2 (ja) 剃刀カートリッジコネクタ
JP2018535768A (ja) ハンドルアセンブリー、カートリッジおよびこれらを含むカミソリ
EP2926770B1 (en) Intraocular lens insertion device
KR20190069492A (ko) 캡 조립체를 갖는 약물 전달 장치
JP7162443B2 (ja) 容器付き眼内リング挿入器
TWI580453B (zh) 用於藥物輸送裝置的外殼毛坯和啟動構件毛坯、包含該等毛坯的套件、和藥物輸送裝置
US20220118213A1 (en) Humidification apparatus
JP2021529638A (ja) 吸入装置
EP2888979A1 (en) Removable handle for kitchen containers
IT201600095707A1 (it) Dispositivo inalatore
IT201600095634A1 (it) Dispositivo inalatore
MXPA99008817A (en) Inhalation device
JP2014083415A (ja) 外科手術用メスの保護カバー付きケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210728

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220317

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220720

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7110336

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150