JP2014083415A - 外科手術用メスの保護カバー付きケース - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来から最も普及している刃体を柄本体に脱着交換可能にした外科手術用メスにおいて、刃体に保護カバーを装着したものは無く、執刀医やその補助者がメスの受け渡しの際に切り傷を受け、その傷から病気が感染することがあり大変危険である。
【解決手段】 柄本体に刃体を脱着可能な従来のメスに使い捨ての保護カバー付きケースを装着出来る様にしたことで安全にメスの受け渡しが出来る様にした。
【選択図】図9

Description

本発明は、刃体を柄本体に脱着交換可能な外科手術用メスにおいて、執刀医やその補助者がメスの受け渡しの際に切り傷を受けることを防止するためにメスの刃体に保護カバーを備えた外科手術用メスに関するものである。
従来、最も普及している外科手術用メスはステンレス製の柄本体の先端部に刃体を脱着交換可能にしたものと刃体と柄本体が一体固定されたものであるが、これらの手術用メスは刃体に保護カバーが無いものが多く、特に刃体が柄本体に脱着交換可能なメスについては刃体の保護カバーを備えたものは無い。
メスの刃体の保護カバー付き刃物については、特許文献1,2に記載のものが公知である。
特許文献1は、メスの刃体と柄本体が一体となっており、固定部材を外包するようにケースを設け、該ケースに対して内部のメスを前後させることによって刃体を露出させたり、被覆するものである。
特許文献2は、刃体と柄本体が一体となったメスで保護カバーが柄本体の前部から刃体にかけて習動可能になっており、保護カバーを刃体へ習動させることによって刃体を被覆できる。
特開2005−40573 特開2007−228989
前述の通り、従来から最も普及している刃体を柄本体に脱着交換可能にした外科手術用メスにおいて、刃体に保護カバーを装着したものは無く、執刀医やその補助者がメスの受け渡しの際に切り傷を受け、その傷から病気が感染することがあり大変危険である。
メスの刃体にキャップを被せることも考えられるが、キャップを脱着する時に両手で行わなければならないので脱着操作時の煩わしさや切り傷の危険性が伴う。
上記課題を解決するために、請求項1の発明はメスの刃体2を脱着交換可能にする柄本体1を柄ケース3の後部に設けた開口部Cから挿入し、柄本体1を外包する柄ケース3に備えた保護カバー13を前後に習動させることによって刃体2を被覆あるいは露出を可能にし、メスの受け渡し時には刃体2を被覆状態にすることによって安全に受け渡し作業が出来る様にすると共に使用後は刃体2を柄本体から取り外した後、開口部Cから柄本体1を抜き出して保護カバー4,柄ケース3を廃棄し、取り出した柄本体1は、熱消毒して再利用出来る様にし、メスを安全に取り扱える様にした。
請求項2は、刃体2を露出状態にした時に保護カバー13が蓋4の前部4aを覆う様にして使用中に誤って蓋4が開かない様にすると共に柄本体1の刃体2を取り付ける根元1cを柄ケース3および保護カバー13先端部より露出させることによって刃体2の脱着をより容易に行える様にし、且つ、保護カバー13後部の外周の大きさと保護カバー13と当接する当接面C部分の柄本体3および閉状態の蓋4の外周の大きさをほぼ同一にして上記当接面C部分での段差を無くし、保護カバー13が存在することによる使用時の違和感を無くした。
本発明によって、保護カバーの無い刃体が脱着可能な従来の外科手術メスにも使用できるので執刀医やその補助者がメスの受け渡しの際に切り傷の心配が無く安全に作業ができ、柄本体は再利用できるので手術に関わるメスのコストも軽減できる。
刃体と柄本体の斜視図 刃体を柄本体に装着した斜視図 柄ケースの斜視図 柄ケースの蓋を開いた斜視図 柄ケースの蓋を閉じた斜視図 保護カバーの斜視図 保護カバーを柄ケースに装着前の斜視図 保護カバーを柄ケースに装着後の斜視図 柄本体を柄ケースに挿入するところの斜視図 柄ケースにメスを装着した部分断面図 刃体を露出させた状態の側面図 刃体を被覆させた状態の側面図
本発明の実施例を図1〜図12参照して説明する。
図1は、従来から最も多く使用されている刃体2が柄本体1に脱着交換可能な外科手術用メスであり、柄本体前部1aに刃体2を装着し、使用後は刃体2を取り外し、柄本体1はステンレス製で使用後は熱消毒して再利用される。
図2は、刃体2を柄本体1に装着した図で使用時はこの形で使用する。
図3は、柄本体1を収納する柄ケース3であり、柄ケース3には柄本体前部1aを露出させるための開口部BとA部で接合された蓋4と上下にはスライド溝5,9と裏面の表示は省略するが両側面にはストッパー6,位置決め突起7,8を設け、更に段差面Cを設けている。
図4に示す様にA部で接合された蓋4は開閉可能になっており、矢印E方向に閉じて図4,図5に示す様に蓋4のフック10に設けたフック穴11と柄ケース3に設けた突起12に係合させて蓋4を開かない様にする。
図6は、保護カバー13の詳細図であり、その内部の上下には柄ケース3に設けたスライド溝5,9に沿って習動規制するスライド突起14,15を長手方向に配置し、更に両側面に逃がし窓16,ストッパー窓17,スリット18,19を設けてある。
図7は、保護カバー13を柄ケース3に装着する図であって、保護カバー13内部の上面に設けたスライド突起15をスライド溝5に合わせ、保護カバー13内部の下面に設けたスライド突起14をスライド溝9に合わせて保護カバー13を柄ケース3に装着する。
保護カバー13を柄ケースへ装着する時に柄ケース3に設けたストッパー6,位置決め突起7,8に当接するが保護カバー13にスリット18,19を設けているので当接部が弾性で撓んでストッパー6,位置決め突起7,8を乗り越えて装着できる。
ストッパー6,位置決め突起7,8の作用を説明すると、図4で示す様にストッパー6の前部面と位置決め突起7,8は略円弧状にして保護カバー13に設けたスリット18,19部の弾性撓みによって容易に乗り越えて装着できる様になっている。
また、ストッパー6の後部面6aは柄ケース3の側面3aに対して垂直になっているので図7で示す逃がし窓16の後端部16bがストッパー6の後部面6aに当接して保護カバー13が柄ケース3から抜け落ちない様になっている。
図8は、保護カバー13を柄ケース3に装着した状態で、矢印前後方向へ習動可能になっている。
柄ケース3に柄本体1を挿入する時には図9で示す様に蓋4を開き、柄本体1を柄ケース3の開口部Dから矢印G方向へ挿入して蓋4を閉じ、挿入後、刃体2を柄本体1へ装着する。
柄本体1を取り出す際には、刃体2を柄本体1から取り外し、蓋4を開けて柄本体1の開口部Dから矢印H方向へ引き抜き、刃体2,柄ケース3,保護カバー13は廃棄して柄本体1は熱消毒した上で再利用する。
前述で挿入した柄本体1は柄ケース3に挿入した時に図10で表示する柄ケース3の前部に設けたストッパー3aに図1,図10で表示する柄本体1の前上部面1bが当接して前方へ抜け出ない様になっている。
刃体2を露出させた使用時の状態を図11,図3によって説明する。
メスの使用時は、保護カバー13を矢印J方向へ押し引いて柄ケース3に設けた段差面Cに当接させて刃体2を露出させる。
このとき保護カバー13に設けた逃がし窓16の端部16a,16bがストッパー6と位置決め突起8によって係合され、親指の操作によって保護カバー13が習動可能であってメスの使用時には動かない程度に固定される。
保護カバー13の端部が段差面Cに当接した時に当接面Cの外周の上下左右の大きさと保護カバー13の外周の上下左右の大きさをほぼ同じ大きさにして上下面L,Mで表示する様に段差を無くすことによって使用時に違和感を無くした。
表示は省略するが、側面も同様に段差を無くしている。
また、図11で示す様に刃体2を露出状態にした時、柄本体1の刃体2を取り付ける根元1cを柄ケース3および保護カバー13先端部より露出させることによって刃体2の脱着をより容易に行える様にし、また、蓋4の前部4aを保護ケース13の後部で外包することによって誤って蓋4を開けることを防ぎ、より安全に作業ができる。
刃体2を被覆する時には、図12で示す様に矢印Kの前方方向へ逃がし窓16の後端部16bがストッパー6の後部面6aに当接するまで押し出し、柄ケース3に設けた位置決め突起7を保護ケース13に設けたストッパー窓17に係合させ、親指の操作によって保護カバー13が係合解除可能な程度に固定される。
1・・・柄本体 2・・・刃体 3・・・柄ケース
4・・・蓋 5・・・スライド溝 6・・・ストッパー
7・・・位置決め突起 8・・・位置決め突起 9・・・スライド溝
10・・・フック 11・・・フック穴 12・・・突起
13・・・保護カバー 14・・・スライド突起
15・・・スライド突起
16・・・逃がし窓 17・・・ストッパー窓 18・・・スリット
19・・・スリット

Claims (2)

  1. 刃体を柄本体に脱着可能な外科手術用メスにおいて、柄本体を外包する柄ケースと該柄ケースの前部に前後に習動可能な保護カバーを備え、柄ケース後部にはメスの柄本体を柄ケースの後方から挿入するための開口部を設け、更に該開口部には開閉可能に柄ケースと接続された蓋を設け、柄本体を挿入する時には蓋を開けて該開口部から柄本体を挿入して蓋を閉じ、柄本体を取り出す時には蓋を開けて該開口から柄本体を取り出し可能にしたことを特徴とする外科手術用メスの保護カバー付きケース。
  2. 柄ケースに装着された保護カバーを刃体露出状態にした時、該保護カバーが前記蓋の一部を覆う様にすると共に柄本体の刃体を取り付ける部分の根元を柄ケースおよび保護カバー先端部より露出させる様にし、且つ、保護カバー後部の外周の大きさと該保護カバーと当接する部分の柄本体および閉状態の蓋の外周の大きさをほぼ同一にしたことを特徴とする請求項1の外科手術用メスの保護カバー付きケース。
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