JP7104023B2 - ビーム選択方法及び装置 - Google Patents

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Description

本願は、移動通信技術に関し、特に、ビーム選択方法及び装置に関する。
現在、第4世代移動通信技術(4G)が、世界各地に幅広く配置され始めているが、第5世代移動通信技術(5G)が、新興の研究分野となっている。大規模多入力多出力(MIMO:Multiple-Input Multiple-Output)の応用が、5G技術の人気分野となっている。従来のMIMO技術に比べると、大規模MIMOは、より多くのアンテナを基地局(eNB)に使用でき、より大きなスループットの提供を図る。又、大規模MIMO技術下で、更にビームフォーミング技術を適用することにより、より精確な指向性サービスを実現できるため、同じ空間でより多くの通信リンクを提供できる。このような空間多重化によって、基地局のサービス容量を更に向上させる。
前述したように、大規模MIMO技術とビームフォーミング技術とを組み合わせることにより、より多くのアンテナ、及び、より多くのビームを得ることができる。例えば、5Gシステムでは、使用可能なビームの数が、512個、ひいてはそれ以上に達することができる。アンテナ数、並びに、ビームの数及び精度の増加に連れて、システムの容量が大幅に向上できる。又、ビームの数の増加に連れて、各ビームの幅もますます狭くなるため、より精確な指向性サービスを実現できる。この場合、移動端末(UE)が如何にビームの選択を行うかが、5G通信システムで解決すべき問題の1つとなっている。
上記に説明したように、大規模MIMO技術を適用する際に、生成可能なビームの数も精度も大幅に増加する。しらみつぶしの方式でUEに全てのビームを一つ一つ送信し、UEが逐一測定を行ってその中から選択を行うようにすれば、非常に大きなシグナリングオーバーヘッドを生じることになる。このため、本願の実施例では、階層的にビームを選択するような方式でビーム選択を行うことにより、ビーム選択過程に大きすぎるシグナリングオーバーヘッドを生じることを回避するビーム選択方法が提供されている。
本願の実施例では、ビーム選択方法が提供されている。この方法は、第1レベルから第Kレベル(Kは自然数)までのビーム、及び、各レベルのビーム間の対応関係を予め設定するステップaと、第1レベルの各ビームをユーザ端末(UE)に送信するステップbと、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信するステップcと、受信されたビームインデックスに対応するビームを決定し、決定されたビームが第Kレベルのビームではない場合、決定されたビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信し、ステップcに戻り、決定されたビームが第Kレベルのビームである場合、決定されたビームを、UEによって選択された候補ビームとするステップdと、を含む。
本願の実施例では、上記ビーム選択方法を実現する基地局も提供されている。この基地局は、プロセッサと、前記プロセッサに接続されたストレージと、を備え、前記ストレージには、前記プロセッサで実行可能な機械可読指令モジュールが記憶され、前記機械可読指令モジュールは、ビーム選択設定を行って、第1レベルから第Kレベル(Kは自然数)までの各レベルのビーム、及び、各レベルのビーム間の対応関係を決定する設定モジュールと、ビーム参照信号をユーザ端末(UE)に送信するビーム参照信号送信モジュールと、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信するフィードバック受信モジュールと、設定モジュールによって設定された第1レベルのビームのビーム参照信号をUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュールを制御し、UEからフィードバックされたビームインデックスがフィードバック受信モジュールによって受信された後、UEからフィードバックされたビームインデックスに対応するビームを決定し、該ビームが第Kレベルのビームであるか否かを判断し、該ビームが第Kレベルのビームである場合、該ビームが、UEによって選択されたビームであり、該ビームが第Kレベルのビームではない場合、該ビームに対応する次のレベルのビームのビーム参照信号をUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュールを制御する制御モジュールと、を含む。
本願の実施例では、不揮発性コンピュータ可読記憶媒体も提供されている。前記記憶媒体に機械可読指令が記憶され、前記機械可読指令は、第1レベルから第Kレベル(Kは自然数)までのビーム、及び、各レベルのビーム間の対応関係を予め設定するステップaと、第1レベルの各ビームをユーザ端末(UE)に送信するステップbと、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信するステップcと、受信されたビームインデックスに対応するビームを決定し、決定されたビームが第Kレベルのビームではない場合、決定されたビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信し、ステップcに戻り、決定されたビームが第Kレベルのビームである場合、決定されたビームを、UEによって選択された候補ビームとするステップdと、を完成させるように、プロセッサで実行可能である。
本願におけるビーム選択方式によれば、UEに候補ビームを逐一送信して測定させる必要がなく、候補ビームが数多い場合にビーム選択過程のオーバーヘッドを大幅に低減できる。又、本願におけるビーム選択方式では、上位レベルのビームの幅が何れも下位レベルのビームの幅より大きいことが要求されるので、UEは、先ず、幅が広いビームの中から選択を行ってから、幅が狭いビームの中から選択を行う。これにより、位相雑音によるビーム選択の精確さへの影響により良く抵抗し、ビーム選択の精確さを向上させ、更に通信品質を保証できる。
本願の構成を更に明確に説明するために、以下、実施例の説明に必要な図面を簡単的に紹介する。明らかなように、以下の説明における図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎない。当業者にとって、創造的労働をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
本願の一実施例における各レベルのビームの例を示す。 本願の一実施例におけるビーム選択方法のフローチャートを示す。 基地局及び単一のUEがビーム選択を行う過程を示す。 基地局及び複数のUEがビーム選択を行う過程を示す。 本願の他の実施例におけるビーム選択方法のフローチャートを示す。 本願の一実施例における選択されたビームに対して位相の精細調整を行う例を示す。 本願の一例における選択されたビームに対して位相の精細調整を行う方法のフローチャートを示す。 本願の他の実施例における選択されたビームに対して位相の精細調整を行う例を示す。 本願の他の実施例における選択されたビームに対して位相の精細調整を行う例を示す。 本願の一実施例における基地局の内部構成の模式図である。 本願の実施例における基地局の他の内部構成の模式図である。
以下、図面を参照しながら、本願の構成を明確で完全に説明する。明らかなように、説明される実施例は、本願の一部の実施例であり、全部の実施例ではない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的労働をしない前提で得た他の実施例の全ては、本願の保護範囲に属する。
前述したように、大規模MIMO技術とビームフォーミング技術とを組み合わせることにより、より多くのアンテナ、及び、より多くのビームを得ることができる。例えば、5Gシステムでは、使用可能なビームの数が、512個、ひいてはそれ以上に達することができる。アンテナ数、並びに、ビームの数及び精度の増加に連れて、システムの容量が大幅に向上できる。又、ビームの数の増加に連れて、各ビームの幅もますます狭くなるため、より精確な指向性サービスを実現できる。この場合、移動端末(UE)が如何にビームの選択を行うかが、5G通信システムで解決すべき問題の1つとなっている。
上記に説明したように、大規模MIMO技術を適用する際に、生成可能なビームの数も精度も大幅に増加する。しらみつぶしの方式でUEに全てのビームを一つ一つ送信し、UEが逐一測定を行ってその中から選択を行うようにすれば、非常に大きなシグナリングオーバーヘッドを生じることになる。このため、本願の実施例では、階層的にビームを選択するような方式でビーム選択を行うことにより、ビーム選択過程に大きすぎるシグナリングオーバーヘッドを生じることを回避するビーム選択方法が提供されている。
本発明の実施例では、ビーム選択を行う前に、先ず、ビーム選択の基本設定を行う必要がある。これらの設定は、主に以下の点を含む。
1、選択対象となる候補ビームの数Nを決定する。本発明の実施例では、基地局によって生成された、UEが選択可能なビームを候補ビームと呼ぶ。上記候補ビームの数は、基地局の送信アンテナ数に関連しても良い。基地局の配置が完了すると、一般的に、該基地局が生成可能なビームの数Nが決定される。当然に、上記候補ビームの数は、システム設定によって決定されても良い。
2、階層的ビーム選択方法のレベル数Kを決定する。上記階層的ビーム選択のレベル数Kは、経験による一定の値であっても良い。例えば、階層的ビーム選択方法の複雑度を考慮して、システム設定時に、直接にビーム選択のレベル数K=3のように設定する。上記ビーム選択のレベル数Kは、具体的な利用シナリオ及びニーズに応じて決定されても良い。例えば、遅延要求が高いシステムに対して、遅延を低下させるために、ビーム選択のレベル数Kを減少しても良い。
3、N個の候補ビーム及びビーム選択のレベル数Kに基づいて、第1レベルから第Kレベルまでのビームのうち、各レベルそれぞれに含まれるビームを決定する。本願の実施例では、第1レベルから第Kレベルまでのビームは、以下の要求を満たす必要がある。
1)第iレベルの各ビームが、それぞれ、第i+1レベルの2つ以上のビームに対応する。ここで、i=[1,K-1]である。
2)第i+1レベルのビームの何れも、第iレベルの1つのビームに対応する。
3)第iレベルのビームの幅が第i+1レベルのビームの幅より大きい。
4)第Kレベルのビームには、上記N個の候補ビームが含まれる。
5)第iレベルの各ビームの方向が、それぞれ、該ビームに対応する第i+1レベルの2つ以上のビームの方向に相関する。具体的には、第iレベルのあるビームの係数と、該ビームに対応する第i+1レベルの2つ以上のビームの係数との相関係数が、予め設定された閾値より大きいと表現されても良い。即ち、2つのビームの係数の相関係数が、予め設定された閾値より大きい場合、この2つのビームが相関すると考えられ、2つのビームの係数の相関係数が、予め設定された閾値以下である場合、この2つのビームが相関しないと考えられる。上記ビームの係数は、具体的に、ビームのアレーファクタ(Array Factor)であっても良い。
上記第1レベルから第Kレベルまでのビームは、以下の要求を満たしても良い。即ち、第iレベルのビームの幅が第i+1レベルのビームの幅より大きい。
図1は、決定された各レベルのビームの例を示す。この例では、候補ビームが8つあり、ビーム選択のレベル数が3である。図1に示すように、この例では、第1レベルのビーム(Level 1)には、2つのビームB及びBがあり、各ビームは、それぞれ、第2レベルのビーム(Level 2)である4つのビームのうち2つのビームに対応する。例えば、ビームBは、ビームB11及びB12に対応し、ビームBは、ビームB21及びB22に対応する。第2レベルの4つのビームの各ビームは、それぞれ、第3レベルのビーム(Level 3)である8つのビームのうち2つのビームに対応する。例えば、ビームB11は、ビームB111及びB112に対応し、ビームB12は、ビームB121及びB122に対応し、ビームB21は、ビームB211及びB212に対応し、ビームB22は、ビームB221及びB222に対応する。第3レベルは、8つの候補ビームB111、B112、B121、B122、B211、B212、B221、及びB222である。図1から分かるように、第1レベルの2つのビームの幅は、それぞれ、第2レベルの4つのビームの幅より大きいが、第2レベルの4つのビームの幅は、それぞれ、第3レベルの8つのビームの幅より大きい。又、ビームBと、ビームB11及びB12との方向が相関し、ビームBと、ビームB21及びB22との方向が相関し、ビームB11と、ビームB111及びB112との方向が相関し、ビームB12と、ビームB121及びB122との方向が相関し、ビームB21と、ビームB211及びB212との方向が相関し、ビームB22と、ビームB221及びB222との方向が相関する。
上記の設定が完了すると、ビーム選択の開始が可能になる。図2は、本願の実施例におけるビーム選択方法を示す。図2に示すように、この方法は、次のようなステップを含む。
ステップ201で、基地局は、第1レベルの各ビームをUEに送信する。
本願の実施例では、ビーム選択過程において、基地局からUEへ送信されるのは、各ビームの参照信号であり、ビーム参照信号(BRS)と略称される。
基地局は、BRSをUEに送信するために、予め、関連のリソース設定を行い、即ち、自局が、どのサブフレーム(subframe)又は時間インスタンス(time instance)を使用して、且つ、時間インスタンスにおける、どの時間周波数リソースを使用して、BRSを送信するかをUEに伝える必要がある。この実施例では、上記の設定をBRSリソース設定と呼んでも良い。通常、基地局は、RRC制御シグナリング又は動的制御シグナリングによって、BRSリソース設定を行っても良いし、RRCにおいてBRSリソースを予め定義してから、動的シグナリングによってトリガーしても良いし、各サブフレーム又は各時間インスタンスの何れにもBRSが含まれるように予め設定しても良い。
通常の場合、基地局は、UEに対して、基地局がどのサブフレーム又は時間インスタンスでBRS伝送を行うかを指示する必要がある。例えば、下り制御チャネルで伝送される、下り伝送に関する下り制御情報(DCI)に、BRS指示ビットBRS_ENABLEを追加しても良い。ここで、BRS_ENABLE=1の場合、基地局がBRSの送信を開始することが表される。UEは、BRS指示ビットBRS_ENABLEが1であることを検出すると、ビーム検出を行う。
ステップ202で、UEは、ビーム検出を行い、その中から、受信性能が最も良いビームを探して、選択されたビームとし、選択されたビームのビームインデックス(BI)を基地局にフィードバックする。
UEに、選択されたビームのビームインデックスを基地局にフィードバックさせるために、基地局は、予め、UEのフィードバックモードの定義及び関連の設定を行い、即ち、どのフィードバックモードでフィードバックを行うかをUEに伝える必要もある。この実施例では、上記フィードバックモードは、1)フィードバックする必要がないモードと、2)選択されたビームのビームインデックスのみをフィードバックするモードと、3)選択されたビームのビームインデックスに加えて、チャネル品質インジケータ(CQI:Channel Quality Indicator)、ランクインジケーション(RI:Rank Indication)、プリコーディング行列インジケータ(PMI:Precoding Matrix Indicator)などもフィードバックする必要があるモードと、を含んでも良い。
通常の場合、UEに対して、どのフィードバックモードでフィードバックを行うかを指示するために、更にフィードバックモード指示ビットを追加する必要もある。例えば、下り制御チャネルで伝送される、下り伝送に関するDCIに、フィードバックモード指示ビットFEEDBACK_MODEを追加する。ここで、FEEDBACK_MODE=0の場合、フィードバックする必要がないことが表され、FEEDBACK_MODE=1の場合、UEが、選択されたビームのビームインデックスのみをフィードバックするだけで良いことが表され、FEEDBACK_MODE=2の場合、UEが、選択されたビームのビームインデックスをフィードバックする必要があるだけでなく、現在のCQI、RI、及びPMIなどのパラメータをフィードバックする必要もあることが表される。この場合、UEは、フィードバックモード指示ビットの指示に応じて、フィードバックを行う。例えば、UEは、FEEDBACK_MODE=1を検出した場合、選択されたビームのビームインデックスのみをフィードバックする。UEは、FEEDBACK_MODE=2を検出した場合、選択されたビームのビームインデックス、CQI、RI、及びPMIをフィードバックする。
UEがフィードバックを行うタイミングについて、長期的進化システム(LTE)では、参照信号(RS)の伝送と、チャネル状態インジケータ(CSI)のフィードバックとの最小間隔が定義されている。このため、本発明の実施例では、UEは、以下の2種類の方式で、フィードバックを行うタイミングを決定しても良い。
(1)フィードバックのタイミングは、参照信号の伝送時間により決められる。例えば、時刻Xにおいて参照信号を受信した場合、UEは、時刻X+Nにおいてフィードバックを行う。
(2)フィードバックのタイミングは、CSIフィードバックトリガー(Trigger)により決められる。例えば、UEは、CSIフィードバックトリガー信号を受信すると、フィードバックを行う。
ステップ203で、基地局は、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信し、受信されたビームインデックスに対応するビームを決定する。
本ステップにおいて、基地局は、受信されたビームインデックスに基づいて、UEによって選択されたビームを直接に決定しても良い。
ステップ204で、基地局は、決定されたビームが第Kレベルのビームであるか否かを判断し、決定されたビームが第Kレベルのビームではない場合、ステップ205を実行し、決定されたビームが第Kレベルのビームである場合、ステップ206を実行する。
ステップ205で、基地局は、決定されたビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信し、ステップ202に戻る。
本ステップにおいて、基地局が、決定されたビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信する方法は、上記ステップ201を参照すれば良いので、ここでは説明を省略する。
ステップ206で、基地局は、決定されたビームを、UEによって最終的に選択されたビームとする。
上記の階層的ビーム選択方法によれば、UEに候補ビームを逐一送信して測定させる必要がなく、候補ビームが数多い場合にビーム選択過程のオーバーヘッドを大幅に低減できる。
図3は、UEが1つだけある場合に、基地局と単一のUEとの間でビーム選択を行う過程を示す。図3に示すように、基地局は、まず、下りサブフレーム#0における塗りつぶし部分に示されるリソース位置において、図1に示す第1レベルの2つのビームB1及びB2の参照信号を送信する。UEは、この2つのビームを検出すると、測定によって、性能が比較的良いビームB2を選択し、上りサブフレーム#5において、選択されたビームのビームインデックス、即ち、BI=2をフィードバックする。次いで、基地局は、下りサブフレーム#6における塗りつぶし部分に示されるリソース位置において、図1に示すビームB2に対応する第2レベルのビームの2つのビームB21及びB22の参照信号を送信する。UEは、この2つのビームを検出すると、測定によって、性能が比較的良いビームB22を選択し、上りサブフレーム#10において、選択されたビームのビームインデックス、即ち、BI=22をフィードバックする。最後に、基地局は、下りサブフレーム#11における塗りつぶし部分に示されるリソース位置において、図1に示すビームB22に対応する第3レベルのビームの2つのビームB221及びB222の参照信号を送信する。UEは、この2つのビームを検出すると、測定によって、性能が比較的良いビームB222を選択し、上りサブフレーム#15において、選択されたビームのビームインデックス、即ち、BI=22をフィードバックするとともに、フィードバックモード指示ビットの指示に応じて、現在のCQI、RI、及びPMIなどの情報もフィードバックする。ここまで、ビーム選択過程が完了する。ここから分かるように、3回の選択過程を経ると、基地局から、全部で6つのビームが送信され、UEは、8つの候補ビームの中から、最も自局に適するビームを精確に選択できる。
図4は、UEが複数ある場合に、基地局と複数のUEとの間でビーム選択を行う過程を示す。この例では、先ず、候補ビームの数が512個であり、ビーム選択のレベル数が3であり、即ち、第1レベルに8つのビームがあり、各レベルのビームの何れも次のレベルの8つのビームに対応する。該基地局によってカバーされるUEは、10個であり、UE1、UE2、…、UE10を含む。この場合、図4に示すように、基地局は、先ず、第1レベルの8つのビームBからBの参照信号を送信する。各UEは、この8つのビームを検出すると、測定によって、それぞれ、性能が比較的良いビームを選択する。UE1及びUE2は、ビームBを選択し、相応のBIをフィードバックし、UE3は、ビームBを選択し、相応のBIをフィードバックし、UE4及びUE5は、ビームBを選択し、相応のBIをフィードバックし、UE6、UE7、及びUE8は、ビームBを選択し、相応のBIをフィードバックし、UE9は、ビームBを選択し、相応のBIをフィードバックし、UE10は、ビームBを選択し、相応のBIをフィードバックした。次いで、基地局は、図4に示すようなビームB11~B18、B21~B28、B31~B38、B51~B58、B61~B68、及びB71~B78の参照信号をそれぞれ送信する。各UEは、これらのビームを検出すると、測定によって、それぞれ、性能が比較的良いビームを選択する。UE1は、ビームB11を選択し、相応のBIをフィードバックし、UE2は、ビームB15を選択し、相応のBIをフィードバックし、UE3は、ビームB25を選択し、相応のBIをフィードバックし、UE4は、ビームB32を選択し、相応のBIをフィードバックし、UE5は、ビームB36を選択し、相応のBIをフィードバックし、UE6、UE7、及びUE8は、ビームB54を選択し、相応のBIをフィードバックし、UE9は、ビームB67を選択し、相応のBIをフィードバックし、UE10は、ビームB72を選択し、相応のBIをフィードバックした。そして、基地局は、UEによって選択されたビームに応じて、これらのビームに対応する第3レベルのビームの参照信号を送信する。最後に、各UEは、各ビームに対する検出結果に基づいて、性能が最も良いビームを選択し、選択されたビームのビームインデックス、並びに、CQI、RI、及びPMIなどの情報を基地局にフィードバックする。図4に示すように、この例では、第1レベルから第3レベルまでの3回のビーム送信過程において、基地局からUEへ送信されたビームの数は、全部で8+6×8+8×8=120個であるが、全ての候補ビームは、512個である。このため、このような階層的ビーム選択方法によれば、基地局から送信すべきビームの数を大幅に減少でき、ビーム選択過程のオーバーヘッドを大幅に低減できる。
又、前述したように、5G時代には、大規模MIMO技術とビームフォーミング技術とを組み合わせることにより、より多くのアンテナ、及び、より多くのビームを得ることができ、又、ビームの幅もますます狭くなるため、より精確な指向性サービスを実現できる。しかしながら、ビームの幅が狭くなるに連れて、ビームが位相雑音から受ける影響が大きくなり、ビーム選択の精確さ及び通信品質に影響する。このため、本願における方法のマルチレベルのビームのうち、上位レベルのビームが、それに対応する下位レベルのビームをカバーでき、即ち、上位レベルのビームの幅が何れも下位レベルのビームの幅より大きいことが要求されるので、UEは、先ず、幅が広いビームの中から選択を行ってから、幅が狭いビームの中から選択を行う。これにより、位相雑音によるビーム選択の精確さへの影響により良く抵抗し、ビーム選択の精確さを向上させ、更に通信品質を保証できる。
更に、位相雑音によるビーム選択の精確さへの影響に一層抵抗するために、本願は、他のビーム選択方法を提供している。この方法では、UEによって最終的に選択された候補ビームを決定した後に、更に、UEによって最終的に選択された候補ビームに対して位相調整を行い、調整後のビームをUEに送信する。UEは、位相調整後のビームに対してビーム検出を行った後に、選択されたビームのビームインデックスを基地局にフィードバックする。このとき、基地局は、UEによって選択された位相調整後の候補ビームを決定できる。この方法では、UEによって選択された候補ビームに対して位相調整を行うことにより、ビームを精確にUEに向けることを可能にし、位相雑音によるビーム選択の精確さ及び通信品質への影響を回避できる。
図5は、本願の実施例におけるビーム選択方法を示す。図5に示すように、この方法は、次のようなステップを含む。
ステップ501で、基地局は、第1レベルの各ビームをUEに送信する。
ステップ502で、UEは、ビーム検出を行い、その中から、受信性能が最も良いビームを探して、選択されたビームとし、選択されたビームのビームインデックス(BI)を基地局にフィードバックする。
ステップ503で、基地局は、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信し、受信されたビームインデックスに対応するビームを決定する。
ステップ504で、基地局は、決定されたビームが第Kレベルのビームであるか否かを判断し、決定されたビームが第Kレベルのビームではない場合、ステップ505を実行し、決定されたビームが第Kレベルのビームである場合、ステップ506を実行する。
ステップ505で、基地局は、決定されたビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信し、ステップ502に戻る。
上記ステップ501~505の実現方法は、上記ステップ201~205の実現方法と同様であっても良いので、ここでは説明を省略する。
ステップ506で、基地局は、UEによって選択されたビームを中心として、UEによって選択されたビームを、時計回り方向及び反時計回り方向に、それぞれ、予め設定された回転精度だけ、s回回転させて、全部で2s個のビームを得る。そのうち、2つ毎の隣接するビーム間の角度差は、1つの回転精度である。ここで、sは自然数である。
この実施例では、上記回転精度及び回転回数sの設定は、候補ビームの幅及び隣接候補ビーム間の角度に応じて、これらの2s+1個のビームのうち、各ビームに隣接するビームが小角度だけ偏移して、偏移後に他の候補ビームから近くならないことを保証するように決定されても良い。
ステップ507で、基地局は、得られた2s個のビームを、UEによって選択されたビームとともに、UEに送信する。
本ステップにおいて、基地局は、全部で2s+1個のビームのBRSをUEに送信する。
ステップ508で、UEは、ビーム検出を行い、その中から、受信性能が最も良いビームを探して、選択されたビームとし、選択されたビームのビームインデックス(BI)を基地局にフィードバックする。
ステップ509で、基地局は、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信し、受信されたビームインデックスに対応するビームを決定する。
ステップ510で、基地局は、決定されたビームを、UEによって最終的に選択されたビームとする。
上記ステップ506~510によれば、選択されたビームの位相の精細調整が実現され、選択されたビームをより精確にUEに向けることが可能になり、位相雑音によるビーム選択の正確さ及び通信品質への影響が効果的に回避される。
図6は、上記選択されたビームに対して位相の精細調整を行う例を示す。図6に示す例では、s=2とする。この例では、基地局は、先ず、UEによって選択された候補ビームB212を、反時計回り方向及び時計回り方向に、それぞれ、1つの回転精度だけ、2回回転させて、4つのビームB212-2、B212-1、及び、B212+1、B212+2を得る。この場合、基地局は、5つのビームB212-2、B212-1、B212、B212+1、及びB212+2のBRSをUEに送信する。UEは、ビーム検出を行った後に、B212+1を選択してフィードバックした。この場合、基地局は、ビームB212+1が、より精確にUEに向けられることが可能であると決定できる。
上記ステップ510の代替案として、ステップ509の実行が完了した後、基地局は、更に、図7に示すような以下の手順を実行しても良い。
ステップ510Aで、今回決定されたビームが、回転させて得られた一番端のビームであるか否かを決定し、今回決定されたビームが、回転させて得られた一番端のビームである場合、ステップ510を実行し、今回決定されたビームが、回転させて得られた一番端のビームではない場合、ステップ510を実行する。
ステップ510Bで、基地局は、決定されたビームを、UEによって最終的に選択されたビームとする。
ステップ510Cで、基地局は、引き続いて、該UEによって選択されたビームを中心として、該ビームを、時計回り方向及び反時計回り方向に更に、予め設定された回転精度だけ、s回回転させて、全部で2s個のビームを得る。そのうち、2つ毎の隣接するビーム間の角度差は、1つの回転精度である。ここで、sは自然数である。
ステップ510Dで、基地局は、得られた2s個のビームを、UEによって選択されたビームとともに、UEに送信し、ステップ508に戻る。
上記ステップ506~509、510A~510Dによれば、選択されたビームの位相の精細調整が実現され、選択されたビームをより精確にUEに向けることが可能になり、位相雑音によるビーム選択の正確さ及び通信品質への影響が効果的に回避される。
図8a及び図8bは、上記選択されたビームに対して位相の精細調整を行う例を示す。図8a及び図8bに示す例では、s=1とする。この例では、基地局は、先ず、UEによって選択された候補ビームB121を、反時計回り方向及び時計回り方向に、それぞれ、1つの回転精度だけ回転させて、2つのビームB121-1及びB121+1を得る。この場合、図8aに示すように、基地局は、3つのビームB121-1、B121、及びB121+1をUEに送信する。UEは、ビーム検出を行った後に、B121+1を選択してフィードバックした。この場合、基地局は、引き続いて、ビームB121+1を中心として、反時計回り方向及び時計回り方向に、それぞれ、1つの回転精度だけ回転させて、2つのビームB121及びB121+2を得る。この場合、図8bに示すように、基地局は、3つのビームB121、B121+1、及びB121+2をUEに送信する。このとき、ビーム検出を経ると、UEがビームB121+1を選択した場合、ビームB121+1が、UEによって最終的に選択されたビームである。UEがビームB121+2を選択した場合、基地局は、ビームB121+2を中心として、反時計回り方向及び時計回り方向に更に回転させて、新たなビームを得て、引き続いてUEに送信して選択させ、UEによって最終的なビームが探されるまで繰り返す。
上記ビーム選択方法に対応して、本願の実施例では、上記ビーム選択方法を実現する基地局も提供されている。図9は、本願の実施例における基地局の内部構成を示す。図9に示すように、この基地局は、ビーム選択設定を行って、上述した要求を満たす、第1レベルから第Kレベルまでの各レベルのビーム、及び、各レベルのビーム間の対応関係を決定する設定モジュール901と、ビーム参照信号をUEに送信するビーム参照信号送信モジュール902と、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信するフィードバック受信モジュール903と、設定モジュール901によって設定された第1レベルのビームのビーム参照信号をUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュール902を制御し、UEからフィードバックされたビームインデックスがフィードバック受信モジュール903によって受信された後、UEからフィードバックされたビームインデックスに対応するビームを決定し、該ビームが第Kレベルのビームであるか否かを判断し、該ビームが第Kレベルのビームである場合、該ビームが、UEによって最終的に選択されたビームであり、該ビームが第Kレベルのビームではない場合、該ビームに対応する次のレベルのビームのビーム参照信号をUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュール902を制御する制御モジュール904と、を含む。
上記基地局は、UEによって選択されたビームに対して位相調整を行い、位相調整後のビームのビーム参照信号をUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュール902を制御し、UEからフィードバックされたビームインデックスがフィードバック受信モジュール903によって受信された後、UEからフィードバックされたビームインデックスに対応するビームを決定して、UEによって最終的に選択されたビームとする位相調整モジュール905を更に含んでも良い。
上記位相調整モジュール905は、上記ステップ506~510の方法、又は、ステップ506~509、510A~510Dの方法によって、位相調整を行っても良い。
上記のように、上述したビーム選択を実現する基地局は、階層的ビーム選択方法によって、ビーム選択過程のシグナリングオーバーヘッドを大幅に低減できる。又、設定される上位レベルのビームの幅が下位レベルのビームの幅より広いため、この構成は、位相雑音によるビーム選択の正確さ及び通信品質への影響に効果的に抵抗でき、即ち、ビーム選択の正確さを向上させ、更にシステムの通信品質を向上できる。
尚、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。又、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。即ち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されても良いし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線で)接続し、これら複数の装置により実現されても良い。
図10は、本願の実施例における基地局の他の構成模式図である。図10に示すように、前記基地局は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成される。
基地局1000における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御したりすることで実現されても良い。
いくつかの実施例では、前記ストレージ1003に機械可読指令が記憶され、前記機械可読指令は、第1レベルから第Kレベル(Kは自然数)までのビーム、及び、各レベルのビーム間の対応関係を予め設定するステップaと、第1レベルの各ビームをユーザ端末(UE)に送信するステップbと、UEからフィードバックされたビームインデックスを受信するステップcと、受信されたビームインデックスに対応するビームを決定し、決定されたビームが第Kレベルのビームではない場合、決定されたビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信し、ステップcに戻り、決定されたビームが第Kレベルのビームである場合、決定されたビームを、UEによって選択された候補ビームとするステップdと、を完成させるように、プロセッサ1001で実行可能である。
上記の説明では、基地局1000のハードウェア構成は、図に示した各部材を1つ又は複数含むように構成されても良いし、一部の部材を含まずに構成されても良い。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあっても良い。又、処理は、1のプロセッサで実行されても良いし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法で、1以上のプロセッサで実行されても良い。尚、プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されても良い。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つで構成されても良い。ストレージ1003は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれても良い。ストレージ1003は、本願の実施形態に係るビーム選択方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存できる。又、基地局は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されても良く、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されても良い。例えば、プロセッサ1001は、それぞれ、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されても良い。
尚、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えても良い。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であっても良い。又、信号はメッセージであっても良い。参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)、パイロット信号などと呼ばれても良い。
又、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されても良いし、所定の値からの相対値で表されても良いし、対応する別の情報で表されても良い。例えば、無線リソースは、所定のインデックスで指示されるものであっても良い。更に、これらのパラメータを使用する数式などは、本明細書で明示的に開示したものと異なっても良い。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されても良い。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されても良い。
又、情報、信号などは、上位レイヤから下位レイヤ、及び/又は下位レイヤから上位レイヤへ出力され得る。情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されても良い。
入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されても良いし、管理テーブルで管理しても良い。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されても良い。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されても良い。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われても良い。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)、上り制御情報(UCI:Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(マスタ情報ブロック(MIB:Master Information Block)、システム情報ブロック(SIB:System Information Block)など)、MAC(Medium Access Control)シグナリング)、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されても良い。
尚、物理レイヤシグナリングは、L1/L2(Layer 1/Layer 2)制御情報(L1/L2制御信号)、L1制御情報(L1制御信号)などと呼ばれても良い。又、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれても良く、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであっても良い。又、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC CE(Control Element))で通知されても良い。
又、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われても良い。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われても良いし、真(true)又は偽(false)で表される真偽値(boolean)によって行われても良いし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われても良い。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
又、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されても良い。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び/又は無線技術(赤外線、マイクロ波など)を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書では、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「eNB」、「gNB」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」及び「コンポーネントキャリア」という用語は、互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容できる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び/又は基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本明細書では、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」及び「端末」という用語は、互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
又、本明細書における無線基地局は、ユーザ端末で読み替えても良い。例えば、無線基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間(D2D:Device-to-Device)の通信に置き換えた構成について、本発明の各態様/実施形態を適用しても良い。この場合、上述のeNBが有する機能をUEが有する構成としても良い。又、「上り」及び「下り」などの文言は、「サイド」と読み替えられても良い。例えば、上りチャネルは、サイドチャネルと読み替えられても良い。
同様に、本明細書におけるユーザ端末は、無線基地局で読み替えても良い。この場合、上述のユーザ端末が有する機能を基地局が有する構成としても良い。
本明細書において、基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)から成るネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、基地局以外の1つ以上のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)、S-GW(Serving-Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)又はこれらの組み合わせによって行われ得ることは明らかである。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いても良いし、組み合わせて用いても良いし、実行に伴って切り替えて用いても良い。又、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えても良い。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、LTE-B(LTE-Beyond)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、New-RAT(Radio Access Technology)、NR(New Radio)、NX(New radio access)、FX(Future generation radio access)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切な無線通信方法を利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されても良い。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「判断(決定)(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。例えば、「判断(決定)」は、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベース又は別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)などを「判断(決定)」とみなされても良い。又、「判断(決定)」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを「判断(決定)」とみなされても良い。又、「判断(決定)」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などを「判断(決定)」とみなされても良い。つまり、「判断(決定)」は、何らかの動作を「判断(決定)」することとみなされても良い。
本明細書で使用する「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであっても良い。例えば、「接続」は「アクセス」と読み替えられても良い。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び/又は光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書又は特許請求の範囲で「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。更に、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
上記は、本願の実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定するものではない。本願の精神及び原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本願の保護範囲内に含まれるべきである。
901 設定モジュール
902 ビーム参照信号送信モジュール
903 フィードバック受信モジュール
904 制御モジュール
905 位相調整モジュール
1000 基地局
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (14)

  1. ビーム選択方法であって、
    第1レベルから第Kレベル(Kは自然数)までのビーム、及び、各レベルのビーム間の対応関係を予め設定するステップaと、
    第1レベルの各ビームをユーザ端末(UE)に送信するステップbと、
    UEからフィードバックされた第1ビームインデックスを受信するステップcと、
    前記第1ビームインデックスに対応する第1ビームを決定し、前記第1ビームが第Kレベルのビームではない場合、前記第1ビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信し、ステップcに戻り、前記第1ビームが第Kレベルのビームである場合、前記第1ビームを中心として、前記第1ビームを、時計回り方向及び反時計回り方向に、それぞれ、予め設定された回転精度だけ、s回(sは自然数)回転させて、2つ毎の隣接するビーム間の角度差が1つの回転精度である全部で2s個のビームを得、得られた2s個のビームを前記第1ビームとともにUEに送信し、UEからフィードバックされた第2ビームインデックスを受信し、前記第2ビームインデックスに対応する第2ビームを決定し、前記第2ビームが、回転させて得られた一番端のビームであると決定した場合、引き続いて、前記第2ビームを中心として、前記第2ビームを元の方向にさらにs回回転させて、全部でs個のビームを得、得られたs個のビームを前記第2ビームとともにUEに送信し、UEからフィードバックされた第3ビームインデックスを受信し、前記第3ビームインデックスに対応する第3ビームを決定し、前記第3ビームを、UEによって最終的に選択された候補ビームとするステップdと、
    を含、ことを特徴とする方法。
  2. 前記第1レベルから第Kレベルのビームは、以下の条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の方法。
    第iレベルの各ビームが、それぞれ、第i+1レベルの2つ以上のビームに対応し、
    第i+1レベルのビームの何れも、第iレベルの1つのビームに対応し、
    第Kレベルのビームには、N個(Nは自然数)の候補ビームが含まれ、
    第iレベルの各ビームの方向が、それぞれ、該ビームに対応する第i+1レベルの2つ以上のビームの方向に相関し、
    i=[1,K-1]である。
  3. 第iレベルのビームの幅が第i+1レベルのビームの幅より大きく、i=[1,K-1]であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記第iレベルの各ビームの方向が、それぞれ、該ビームに対応する第i+1レベルの2つ以上のビームの方向に相関することは、
    前記第iレベルのビームの係数と、該ビームに対応する第i+1レベルのビームの係数との相関係数が、予め設定された閾値より大きい、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記ビームの係数は、ビームのアレーファクタを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1レベルの各ビームをユーザ端末(UE)に送信することは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリング又は動的制御シグナリングによって、ビーム参照信号(BRS)リソースの設定を行い、
    設定されたBRSリソースにおいて、第1レベルの各ビームのBRSを送信する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1レベルの各ビームをユーザ端末(UE)に送信することは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングにおいて、ビーム参照信号(BRS)リソースを予め設定し、
    BRSの送信を準備する際に、動的シグナリングによって、UEに対し、BRSの受信を準備するよう通知し、
    設定されたBRSリソースにおいて、第1レベルの各ビームのBRSを送信する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1ビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信することは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリング又は動的制御シグナリングによって、ビーム参照信号(BRS)リソースの設定を行い、
    設定されたBRSリソースにおいて、次のレベルの各ビームのBRSを送信する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記第1ビームに対応する次のレベルのビームの各ビームをUEに送信することは、
    無線リソース制御(RRC)シグナリングにおいて、ビーム参照信号(BRS)リソースを予め設定し、
    BRSの送信を準備する際に、動的シグナリングによって、UEに対し、BRSの受信を準備するよう通知し、
    設定されたBRSリソースにおいて、次のレベルの各ビームのBRSを送信する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記動的シグナリングによって、UEに対し、BRSの受信を準備するよう通知することは、
    下り制御チャネルで伝送される、下り伝送に関する下り制御情報(DCI)に、BRS指示ビットを追加し、前記BRS指示ビットが1である場合、基地局がBRSの送信を開始することが表され、
    BRSの送信を準備する際に、前記BRS指示ビットに1を設定する、ことを含む、
    ことを特徴とする請求項7又は請求項9に記載の方法。
  11. ビームインデックスのフィードバックモードをUEに通知することを更に含み、
    前記ビームインデックスのフィードバックモードは、フィードバックする必要がないモードと、選択されたビームのビームインデックスのみをフィードバックするモードと、選択されたビームのビームインデックスに加えて、チャネル品質インジケータ(CQI)、ランクインジケーション(RI)、及びプリコーディング行列インジケータ(PMI)をフィードバックする必要もあるモードと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記ビームインデックスのフィードバックモードをUEに通知することは、
    下り制御チャネルで伝送される下り伝送に関するDCIに、フィードバックモード指示ビットを追加することを含み、
    前記フィードバックモード指示ビットが0である場合、フィードバックする必要がないことが表され、前記フィードバックモード指示ビットが1である場合、選択されたビームのビームインデックスのみをフィードバックするだけで良いことが表され、前記フィードバックモード指示ビットが2である場合、選択されたビームのビームインデックスをフィードバックする必要があるだけでなく、現在のCQI、RI、及びPMIをフィードバックする必要もあることが表される、
    ことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 基地局であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに接続されたストレージと、を備え、
    前記ストレージには、前記プロセッサで実行可能な機械可読指令モジュールが記憶され、
    前記機械可読指令モジュールは、
    ビーム選択設定を行って、第1レベルから第Kレベル(Kは自然数)までの各レベルのビーム、及び、各レベルのビーム間の対応関係を決定する設定モジュールと、
    ビーム参照信号をユーザ端末(UE)に送信するビーム参照信号送信モジュールと、
    UEからフィードバックされたビームインデックスを受信するフィードバック受信モジュールと、
    設定モジュールによって設定された第1レベルのビームのビーム参照信号をUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュールを制御し、UEからフィードバックされた第1ビームインデックスがフィードバック受信モジュールによって受信された後、前記第1ビームインデックスに対応する第1ビームを決定し、前記第1ビームが第Kレベルのビームであるか否かを判断し、前記第1ビームが第Kレベルのビームではない場合、前記第1ビームに対応する次のレベルのビームのビーム参照信号をUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュールを制御し、前記第1ビームが第Kレベルのビームである場合、前記第1ビームを中心として、前記第1ビームを、時計回り方向及び反時計回り方向に、それぞれ、予め設定された回転精度だけ、s回(sは自然数)回転させて、2つ毎の隣接するビーム間の角度差が1つの回転精度である全部で2s個のビームを得、得られた2s個のビームを前記第1ビームとともにUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュールを制御し、UEからフィードバックされた第2ビームインデックスがフィードバック受信モジュールによって受信された後、前記第2ビームインデックスに対応する第2ビームを決定し、前記第2ビームが、回転させて得られた一番端のビームであると決定した場合、引き続いて、前記第2ビームを中心として、前記第2ビームを元の方向にさらにs回回転させて、全部でs個のビームを得、得られたs個のビームを前記第2ビームとともにUEに送信するよう、ビーム参照信号送信モジュールを制御し、UEからフィードバックされた第3ビームインデックスがフィードバック受信モジュールによって受信された後、前記第3ビームインデックスに対応する第3ビームを決定し、前記第3ビームを、UEによって最終的に選択された候補ビームとする制御モジュールと、を含む、
    ことを特徴とする基地局。
  14. 不揮発性コンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記記憶媒体に機械可読指令が記憶され、前記機械可読指令は、請求項1-12のいずれか1項に記載の方法を完成させるように、プロセッサで実行可能であることを特徴とする不揮発性コンピュータ可読記憶媒体。
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