JP7103782B2 - 入力装置および入力制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置、入力制御装置、操作対象機器、およびプログラムに関する。
従来、各種電子機器(例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、ノートパソコン、ゲーム機等)や、自動車等の車両等において、操作体(例えば、指先)による接触操作が可能な入力装置(例えば、タッチパネル、タッチパッド等)が用いられている。
例えば、下記特許文献1には、タッチパッドにおいて、操作面に対する物体の接触領域の面積および縦横比に基づいて、当該接触領域が指先によるものかパームによるものか判定し、当該接触領域が指先によるものと判定された場合には、位置出力を行うようにし、当該接触領域がパームによるものと判定された場合には、位置出力を行わないようにする技術が開示されている。
特開2015-32177号公報
ところで、近年、接触操作が可能な入力装置の使用環境が多様化しており、これに伴って、より多くの機能を接触操作に割り当てることができるように求められている。また、例えば、車載の入力装置等、使用環境によっては、指先で接触操作を行うよりも、掌で接触操作を行うほうが、操作しやすい場合がある。しかしながら、特許文献1の技術では、パームによる接触操作は排除され、すなわち、指先による接触操作のみ可能であるから、接触操作の種類に限りがあり、より多くの機能を接触操作に割り当てることが困難である。
このようなことから、掌の接触操作による特定の機能の実行を可能とすることにより、より多くの機能を接触操作に割り当てることができるようにすることが求められている。
一実施形態の入力装置は、操作面を有し、当該操作面に対する操作体による接触操作を検出する操作部と、前記接触操作が掌による接触操作であるか否かを判別部と、前記判別部によって前記接触操作が掌による接触操作であると判別された場合、当該掌による接触操作に応じた所定の機能の実行を制御する機能実行制御部とを備える。
一実施形態によれば、掌の接触操作による特定の機能の実行を可能とすることができるため、より多くの機能を接触操作に割り当てることができる。
一実施形態に係る入力装置の外観斜視図である。 一実施形態に係る入力装置の構成を示す分解斜視図である。 一実施形態に係る入力制御装置の機能構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る入力制御装置による処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係る入力制御装置(判別部)による判別処理の手順を示すフローチャートである。 一実施形態に係る操作パネルに対するジェスチャ操作の一例を示す図である。 一実施形態に係る入力制御装置による判別対象とされる掌の部位の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
(入力装置100の構成)
図1は、一実施形態に係る入力装置100の外観斜視図である。図2は、一実施形態に係る入力装置100の構成を示す分解斜視図である。なお、以降の説明では、便宜上、図中Z軸方向(入力装置100の厚さ方向)を上下方向とし、図中X軸方向(入力装置100の長手方向)を、横方向とし、図中Y軸方向(入力装置100の短手方向)を縦方向とする。
図1および図2に示す入力装置100は、いわゆる「タッチパッド」と呼ばれる入力装置であり、各種操作対象機器(例えば、ノートパソコン、車載システム、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、デジタルビデオカメラ、ゲーム機等)に設けられる入力装置である。入力装置100は、操作パネル110を備えており、当該操作パネル110の操作面上において、ユーザの指先または掌による接触操作(移動操作、押圧操作等)がなされることにより、当該接触操作の入力を受け付けることが可能である。
また、入力装置100は、アクチュエータ120を備えており、当該アクチュエータ120によって、ユーザの接触操作(押圧操作)に応じて、操作パネル110の操作面を振動させることにより、当該接触操作のフィードバックを、ユーザの指先または掌に対して触覚的に与えることが可能である。
図2に示すように、入力装置100は、操作面側(図中Z軸正側)から順に、カバーガラス111、粘着シート112、プリント基板113、および金属フレーム140を備えており、これらの構成部材が積層された、積層構造を有している。
カバーガラス111、粘着シート112、およびプリント基板113は、上述した操作パネル110を構成する。カバーガラス111、粘着シート112、およびプリント基板113は、いずれも、平面視において、概ね横長の長方形状を有している。操作パネル110は、「操作部」の一例である。本実施形態では、操作パネル110として、投影型静電容量方式のタッチパネルを用いているが、これに限らず、その他の方式(例えば、表面型静電容量方式、抵抗膜方式、赤外線走査方式、超音波表面弾性波方式等)のタッチパネルを用いてもよい。
カバーガラス111は、比較的硬質且つ透明性を有する素材からなる、薄い平板状の部材である。カバーガラス111は、主にプリント基板113の上側(図中Z軸正側)の表面を保護するために、操作パネル110の最前面に設けられている。すなわち、カバーガラス111の上側(図中Z軸正側)の表面は、操作パネル110の操作面となる。カバーガラス111としては、例えば、ガラス板、樹脂板等を用いることができる。
粘着シート112は、透明性且つ粘着性を有する素材からなる、薄いシート状の部材である。粘着シート112は、カバーガラス111とプリント基板113との間に配置され、カバーガラス111とプリント基板113とを互いに貼り合せる。
プリント基板113は、比較的硬質な素材からなる、薄板状の部材である。プリント基板113の上側(図中Z軸正側)の表面には、静電センサ114が設けられている。静電センサ114は、操作パネル110の操作面における、ユーザの指先または掌の接触位置を検出し、当該接触位置を示す位置検出信号を出力する。具体的には、静電センサ114は、操作パネル110の操作面における、各座標の静電容量を検出し、当該各座標の静電容量を示す情報を、位置検出信号として出力する。静電センサ114は、プリント基板113の上側(図中Z軸正側)の表面に、薄膜状の電極パターン(X軸方向の電極パターンおよびY軸方向の電極パターン)が設けられて構成されている。電極パターンとしては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、金属膜(例えば、銀、銅、アルミとモリブデンとの複合素材)等により形成されたものを用いることができる。プリント基板113の裏側(図中Z軸負側)の表面には、アクチュエータ120および制御回路122が設けられている。
アクチュエータは、「触覚提示手段」の一例である。アクチュエータ120は、操作パネル110の操作面に振動を発生させることにより、ユーザに対して触覚を提示する。具体的には、アクチュエータ120は、制御回路122によって駆動されることによって自身が振動し、この振動を操作パネル110の操作面に伝えることにより、操作パネル110の操作面に振動を発生させる。アクチュエータ120としては、例えば、静電アクチュエータ、圧電アクチュエータ、電磁アクチュエータ等を用いることができる。なお、本実施形態の入力装置100は、2つのアクチュエータ120が設けられているが、これに限らず、入力装置100に対し、1つまたは3つ以上のアクチュエータ120を設けるようにしてもよい。
制御回路122は、外部装置(例えば、図3に示す入力制御装置200)との間で、各種操作信号(例えば、位置検出信号、圧力検出信号、振動制御信号等)の入出力を制御する。また、制御回路122は、アクチュエータ120の振動を制御する。例えば、制御回路122は、フォースセンサ130によって、操作パネル110の操作面に対する押圧力が検出されると、アクチュエータ120に駆動信号を出力することにより、アクチュエータ120に振動を発生させる。これにより、ユーザは、操作パネル110の押圧操作に対するフィードバックを、指先または掌によって感じ得ることができる。なお、制御回路122は、外部装置から入力された振動制御信号に基づいて、アクチュエータ120の振動を制御することも可能である。制御回路122としては、例えば、IC(Integrated Circuit)を用いることができる。
金属フレーム140は、操作パネル110の背面側(図中Z軸負側)に設けられており、薄い金属板が加工されてなる、平板状の部材である。金属フレーム140は、平面視において、概ね横長の長方形状を有している。金属フレーム140は、その上側(図中Z軸正側)の表面上に操作パネル110が積層された状態で、当該操作パネル110を固定的に支持する部材である。入力装置100は、この金属フレーム140において、操作対象機器の筐体等に対して、ネジ等の固定手段によって固定される。
操作パネル110の最下層にあるプリント基板113と、金属フレーム140との間には、緩衝部材124およびフォースセンサ130が設けられている。
緩衝部材124は、プリント基板113と金属フレーム140との間において、プリント基板113および金属フレーム140の双方に貼り合されている。緩衝部材124は、操作パネル110から荷重が加えられることに応じて、上下方向に伸縮することにより、操作パネル110の上下方向への移動を可能とする部材である。例えば、操作パネル110が押圧されると、緩衝部材124が上下方向に縮むことにより、操作パネル110が下方へ沈み込む。そして、操作パネル110が押圧から解放されると、緩衝部材124がその反発力によって上下方向に伸長することにより、操作パネル110が上方へ移動し、当該操作パネル110が元の位置に復帰する。図2に示す例では、入力装置100の左右両方の縁部のそれぞれにおいて、当該縁部に沿って2つの緩衝部材124が並べて設けられている。なお、図2に示す例では、緩衝部材124として、ゴム、樹脂、シリコン等の弾性素材からなる弾性シートを用いているが、これに限らず、緩衝部材124として、各種ばね等を用いることができる。また、緩衝部材124の素材、形状、配置位置、および配置数は、図2に示すものに限らない。
フォースセンサ130は、「圧力検出手段」の一例である。フォースセンサ130は、操作パネル110の操作面に対する押圧量を検出し、当該押圧量に応じた電圧値を示す圧力検出信号を出力する。フォースセンサ130としては、例えば、ピエゾ抵抗素子の抵抗変化に基づいて圧力を検出する、ピエゾ抵抗型の圧力センサ等を用いることができる。フォースセンサ130から出力された圧力検出信号は、FPC(Flexible Printed Circuits)135、および、プリント基板113に形成された配線を介して、制御回路122へ入力される。なお、フォースセンサ130の代わりに、一定の押圧力が加わることによってオフ状態からオン状態に切り替わるスイッチを用いてもよい。また、フォースセンサ130の配置位置および配置数は、本実施形態に示すものに限らず、例えば、フォースセンサ130(またはその他の「圧力検出手段」)を、操作パネル110の背面側の四角に配置するようにしてもよい。
(入力制御装置200の機能構成)
図3は、一実施形態に係る入力制御装置200の機能構成を示すブロック図である。
図3に示す入力制御システム12は、操作対象機器10(例えば、スマートフォン、携帯電話機、タブレット端末、ノートパソコン、ゲーム機、車載システム、等)に実装されるシステムである。図3に示すように、入力制御システム12は、図1および図2で説明した入力装置100と、入力制御装置200とを備えて構成されている。入力制御装置200は、入力装置100に対する接触操作が行われた際に、当該接触操作を行った操作体の種類、および、当該接触操作の内容を特定し、特定された操作体の種類および接触操作の内容に応じた機能を、実行することが可能な装置である。
なお、入力装置100は、操作対象機器10の筐体と一体的に設けられたものであってもよく、操作対象機器10の筐体とは別体的に設けられたものであってもよい。また、入力制御装置200は、その機能の一部または全部が、入力装置100の外部に設けられたものであってもよく、その機能の一部または全部が、入力装置100の内部に設けられたものであってもよい。また、入力制御装置200は、専用の装置(例えば、IC等)によって実現されてもよく、操作対象機器10が備えるコンピュータ(例えば、CPU等)によって実現されてもよい。
図3に示すように、入力制御装置200は、信号取得部201、領域特定部202、位置特定部203、面積算出部204、押圧量検出部205、移動特定部206、判別部207、機能実行制御部208、および振動制御部209を備えている。
信号取得部201は、各種操作信号を取得する。例えば、信号取得部201は、入力装置100(静電センサ114)から出力された、入力装置100の各座標位置における静電容量を示す位置検出信号を取得する。また、例えば、信号取得部201は、入力装置100(フォースセンサ130)から出力された、操作パネル110の操作面に対する押圧量を示す圧力検出信号を取得する。
領域特定部202は、信号取得部201によって取得された位置検出信号に基づいて、操作パネル110に対する接触操作における操作体の接触領域を特定する。例えば、領域特定部202は、位置検出信号が示す各座標の静電容量に基づいて、静電容量が所定の閾値以上である複数の座標(すなわち、操作体が接触した複数の座標)を、操作パネル110に対する接触操作における操作体の接触領域として特定する。
位置特定部203は、操作パネル110に対する接触操作における操作体の接触位置を特定する。例えば、位置特定部203は、領域特定部202によって特定された接触領域の代表点(例えば、重心位置)を、操作体の接触位置として特定する。
面積算出部204は、領域特定部202によって特定された接触領域に基づいて、操作パネル110に対する接触操作における操作体の接触面積を算出する。例えば、面積算出部204は、領域特定部202によって特定された接触領域の面積を、操作体の接触面積として算出する。
押圧量検出部205は、信号取得部201によって取得された圧力検出信号に基づいて、操作パネル110に対する接触操作における押圧量を検出する。具体的には、押圧量検出部205は、所定の変換式に基づいて、圧力検出信号が示す電圧値を押圧量に変換することにより、当該押圧量を接触操作における押圧量として算出することができる。なお、押圧量検出部205は、圧力検出信号が示す電圧値を、そのまま接触操作における押圧量を示す値として用いてもよい。
移動特定部206は、操作パネル110に対する接触操作における操作体の移動方向および移動量を特定する。例えば、移動特定部206は、移動操作における始点と終点との間の距離を、操作体の移動量として特定する。また、例えば、移動特定部206は、移動操作における始点から終点に至るベクトル方向を、操作体の移動方向として特定する。この場合、移動特定部206は、例えば、位置特定部203によって特定された操作体の接触位置(例えば、接触領域の重心位置)を、始点および終点として用いてもよい。
判別部207は、上記操作体の接触位置、接触面積、接触領域、移動方向、および移動量に基づいて、所定の判別処理を実行することにより、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作であるか否かを判別する。
例えば、判別部207は、下記条件(1)~(8)が全て満たされる場合、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作であると判別する。
・条件(1):面積算出部204によって算出された接触面積が所定値以上である。
・条件(2):押圧量検出部205によって検出された押圧量が所定値以上である。
・条件(3):移動特定部206によって特定された移動量が所定値以上である。
・条件(4):領域特定部202によって特定された接触領域の長短比(長手方向の寸法と短手方向の寸法との比率)が所定値以上である。
・条件(5):移動特定部206によって特定された操作体の移動方向と、領域特定部202によって特定された接触領域の短手方向とがなす角度αが、所定角度の範囲内である。
・条件(6):移動特定部206によって特定された操作体の移動方向と、操作パネル110の横軸方向(X軸方向)とがなす角度βが、所定角度の範囲内である。
・条件(7):領域特定部202によって特定された接触領域の上下幅(Y軸方向の幅)が所定幅以上である(または、領域特定部202によって特定された接触領域内に、所定の2本の電極(上側X軸電極および下側X軸電極)の双方が含まれている)。
・条件(8):上記条件(1)~(7)を全て満たした回数が所定の閾値以上である。
一方、判別部207は、上記条件(1)~(8)の少なくともいずれか一つが満たされない場合、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作ではないと判別する。
機能実行制御部208は、判別部207によって「掌による所定のジェスチャ操作である」と判別された場合、当該ジェスチャ操作に対応する機能が実行されるように制御する。一方、機能実行制御部208は、判別部207によって「掌による所定のジェスチャ操作ではない」と判別された場合、特定の機能の実行制御は行わない。ジェスチャ操作に対応する機能とは、例えば、操作対象機器10における特定の機能、アクチュエータ120による振動等である。
機能実行制御部208は、1回のジェスチャ操作に対し、複数の機能が実行されるように制御してもよい。また、機能実行制御部208は、ジェスチャ操作のパラメータ(例えば、移動方向等)に応じて、異なる機能が実行されるように制御してもよい。例えば、機能実行制御部208は、掌を上下方向へスワイプさせるジェスチャ操作が行われた場合、操作対象機器10のディスプレイに表示されている表示画面をロックする機能が実行されるように制御してもよい。また、例えば、機能実行制御部208は、掌を左右方向へスワイプさせるジェスチャ操作が行われた場合、操作対象機器10のディスプレイにデスクトップ画面を表示させる機能が実行されるように制御してもよい。但し、これらはあくまでも一例であり、機能実行制御部208によって実行制御される機能は、如何なる機能であってもよい。
なお、「掌による所定のジェスチャ操作に対応する機能の実行を制御する」の意味は、掌による所定のジェスチャ操作が行われた場合に、当該ジェスチャ操作を無効とする(すなわち、何れの機能も実行しない)ことを含むものではない。
振動制御部209は、振動を発生するための振動制御信号を、入力装置100(アクチュエータ120)へ出力する。アクチュエータ120は、振動制御部209から出力された振動制御信号に基づいて、操作パネル110の操作面に振動を発生させる。例えば、掌による所定のジェスチャ操作に対応する機能に、アクチュエータ120による振動が含まれている場合、振動制御部209は、機能実行制御部208からの指示に応じて、アクチュエータ120に振動制御信号を出力することにより、アクチュエータ120に振動を発生させる。なお、振動制御部209は、振動制御信号により、アクチュエータ120に発生させる振動の特性(周波数および振幅)を、所定のジェスチャ操作に応じた特性とすることができる。すなわち、振動制御部209は、掌による所定のジェスチャ操作が行われた場合、指先による接触操作が行われた場合と異なる特性の振動を、アクチュエータ120に発生させることができる。これにより、例えば、振動制御部209は、ユーザに対して、掌による所定のジェスチャ操作に応じた、よりリアリティの高い触覚を与えることが可能である。
上記した入力制御装置200の各機能は、例えば、入力制御装置200(例えば、IC等)、または、入力制御装置200を備えた操作対象機器10(例えば、ノートパソコン、車載システム、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、デジタルビデオカメラ、ゲーム機等)において、メモリ(例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等)に記憶されているプログラムを、CPU(Central Processing Unit)(コンピュータ)が実行することによって実現される。
このプログラムは、操作対象機器10または入力制御装置200に導入された状態で、操作対象機器10または入力制御装置200とともに提供されてもよく、操作対象機器10または入力制御装置200とは別に外部から提供されて、操作対象機器10または入力制御装置200に導入されるようにしてもよい。後者の場合、これらのプログラムは、外部記憶媒体(例えば、USBメモリ、メモリカード、CD-ROM等)によって操作対象機器10または入力制御装置200に提供されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット等)上のサーバからダウンロードすることによって、操作対象機器10または入力制御装置200に提供されるようにしてもよい。
(入力制御装置200による処理の手順)
図4は、一実施形態に係る入力制御装置200による処理の手順を示すフローチャートである。図4に示す処理は、例えば、入力装置100において操作面に対する接触操作がなされ、これに伴って、入力装置100から出力された位置検出信号が、入力制御装置200に入力されると、入力制御装置200によって実行される。
まず、信号取得部201が、入力制御装置200に入力される各種操作信号(位置検出信号、圧力検出信号)を取得する(ステップS401)。ここで、操作パネル110に対する操作が継続されている間は、入力装置100から各種操作信号(位置検出信号および圧力検出信号)が繰り返し出力されるため、信号取得部201は、その都度、各種操作信号を取得する。
次に、領域特定部202が、ステップS401で取得された位置検出信号に基づいて、操作パネル110に対する接触操作における操作体の接触領域を特定する(ステップS402)。また、位置特定部203が、ステップS402で特定された接触領域に基づいて、操作パネル110に対する接触操作における操作体の接触位置を特定する(ステップS403)。そして、面積算出部204が、ステップS402で特定された接触領域に基づいて、操作パネル110に対する接触操作における操作体の接触面積を算出する(ステップS404)。
さらに、押圧量検出部205が、ステップS401で取得された圧力検出信号に基づいて、操作パネル110に対する接触操作における操作体による押圧量を検出する(ステップS405)。また、移動特定部206が、ステップS403で特定された接触位置に基づいて、接触操作における操作体の移動方向および移動量を特定する(ステップS406)。
その後、判別部207は、所定の判別処理(ステップS407)を実行することにより、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作であるか否かを判別する(ステップS408)。なお、判別部207による判別処理の詳細については、図5を用いて後述する。
ステップS408において、「掌による所定のジェスチャ操作である」と判別された場合(ステップS408:Yes)、機能実行制御部208が、当該ジェスチャ操作に対応する機能が実行されるように制御する(ステップS409)。そして、入力制御装置200は、図4に示す一連の処理を終了する。
一方、ステップS408において、「掌による所定のジェスチャ操作ではない」と判別された場合(ステップS408:No)、機能実行制御部208による特定の機能の実行制御は行わず、入力制御装置200は、図4に示す一連の処理を終了する。
なお、図4の例では、「掌による所定のジェスチャ操作ではない」と判別された場合、接触操作を無効としているが、これに限らない。例えば、「掌による所定のジェスチャ操作ではない」と判別された場合、判別部207が、接触形状等に基づいて、指先による接触操作であるか否かを判別し、指先による接触操作であると判別された場合に、機能実行制御部208が、当該指先による接触操作に対応する機能が実行されるように制御してもよい。または、「掌による所定のジェスチャ操作ではない」と判別された場合、判別部207が、指先による接触操作であるとみなし、機能実行制御部208が、当該指先による接触操作に対応する機能が実行されるように制御してもよい。
(判別部207による判別処理の手順)
図5は、一実施形態に係る入力制御装置200(判別部207)による判別処理の手順を示すフローチャートである。
まず、判別部207は、図4のステップS404で算出された接触面積が所定値以上であるか否かを判断する(ステップS501)。ステップS501において、「接触面積が所定値以上である」と判断された場合(ステップS501:Yes)、判別部207は、ステップS502へ処理を進める。一方、ステップS501において、「接触面積が所定値以上ではない」と判断された場合(ステップS501:No)、判別部207は、ステップS511へ処理を進める。
ステップS502では、判別部207が、図4のステップS405で検出された押圧量が所定値以上であるか否かを判断する。ステップS502において、「押圧量が所定値以上である」と判断された場合(ステップS502:Yes)、判別部207は、ステップS503へ処理を進める。一方、ステップS502において、「押圧量が所定値以上ではない」と判断された場合(ステップS502:No)、判別部207は、ステップS511へ処理を進める。
ステップS503では、判別部207が、図4のステップS406で特定された移動量が所定値以上であるか否かを判断する。ステップS503において、「移動量が所定値以上である」と判断された場合(ステップS503:Yes)、判別部207は、ステップS504へ処理を進める。一方、ステップS503において、「移動量が所定値以上ではない」と判断された場合(ステップS503:No)、判別部207は、ステップS511へ処理を進める。
ステップS504では、判別部207が、図4のステップS402で特定された接触領域の長短比が所定値以上であるか否かを判断する。ステップS504において、「長短比が所定値以上である」と判断された場合(ステップS504:Yes)、判別部207は、ステップS505へ処理を進める。一方、ステップS504において、「長短比が所定値以上ではない」と判断された場合(ステップS504:No)、判別部207は、ステップS511へ処理を進める。
ステップS505では、判別部207が、上記角度αが所定角度の範囲内であるか否かを判断する。ステップS505において、「角度αが所定角度の範囲内である」と判断された場合(ステップS505:Yes)、判別部207は、ステップS506へ処理を進める。一方、ステップS505において、「角度αが所定角度の範囲内ではない」と判断された場合(ステップS505:No)、判別部207は、ステップS511へ処理を進める。
ステップS506では、判別部207が、上記角度βが所定角度の範囲内であるか否かを判断する。ステップS506において、「角度βが所定角度の範囲内である」と判断された場合(ステップS506:Yes)、判別部207は、ステップS507へ処理を進める。一方、ステップS506において、「角度βが所定角度の範囲内ではない」と判断された場合(ステップS506:No)、判別部207は、ステップS511へ処理を進める。
ステップS507では、判別部207が、図4のステップS402で特定された接触領域の上下幅が所定値以上であるか否かを判断する。ステップS507において、「接触領域の上下幅が所定値以上である」と判断された場合(ステップS507:Yes)、判別部207は、ステップS508へ処理を進める。一方、ステップS507において、「接触領域の上下幅が所定値以上ではない」と判断された場合(ステップS507:No)、判別部207は、ステップS511へ処理を進める。
ステップS508では、判別部207が、上記条件(1)~(7)を全て満たした回数を示すカウント変数n(初期値=0)に1を加算する。そして、判別部207は、カウント変数nが所定の閾値以上であるか否かを判断する(ステップS509)。ステップS509において、「カウント変数nが所定の閾値以上である」と判断された場合(ステップS509:Yes)、判別部207は、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作であると判別する(ステップS510)。そして、判別部207は、図5に示す一連の処理を終了する。一方、ステップS509において、「カウント変数nが所定の閾値以上ではない」と判断された場合(ステップS509:No)、判別部207は、ステップS501へ処理を戻す。
ステップS511では、判別部207が、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作ではないと判別する。そして、判別部207は、図5に示す一連の処理を終了する。
(操作パネル110に対する所定のジェスチャ操作の一例)
図6は、一実施形態に係る操作パネル110に対するジェスチャ操作の一例を示す図である。図6(a)は、掌によるジェスチャ操作の一例として、操作パネル110に対する、ユーザの手20の掌の側面による、左方向へのスワイプ操作を示している。図6(b)は、図6(a)に示すスワイプ操作が行われた際の、操作体(掌の側面)の接触形状および移動方向について示している。
図6(b)において、接触領域110Aは、ユーザの手20の掌の側面による、接触領域を示すものである。図6(b)に示すように、接触領域110Aは、上下方向を長手方向とし、左右方向を短手方向とする、楕円形状を有している。本実施形態の入力制御装置200(判別部207)は、この接触領域110Aの形状に関する情報と、この接触領域110Aの移動に関する情報とに基づいて、当該接触操作が掌による接触操作であるか否かを判別する。
例えば、判別部207は、接触領域110Aの面積が所定値以上であることを、接触形状に関する第1の条件として、当該接触操作が掌による接触操作であると判別する。
また、例えば、判別部207は、接触領域110Aの長短比が所定値以上であることを、接触形状に関する第2の条件として、当該接触操作が掌による接触操作であると判別する。
また、例えば、判別部207は、接触領域110Aの代表点(例えば、重心位置)の移動量が所定値以上であることを、移動に関する第1の条件として、当該接触操作が掌による接触操作であると判別する。
また、例えば、判別部207は、接触領域110Aの代表点(例えば、重心位置)の移動方向D1と、接触領域110Aの短手方向D2とがなす角度αが、所定角度の範囲内であることを、移動に関する第2の条件として、当該接触操作が掌による接触操作であると判別する。
また、例えば、判別部207は、接触領域110Aの代表点(例えば、重心位置)の移動方向と、操作パネル110の横軸方向(X軸方向)とがなす角度βが、所定角度の範囲内であることを、移動に関する第3の条件として、当該接触操作が掌による接触操作であると判別する。
さらに、本実施形態では、判別部207は、接触領域110Aが、互いに平行な所定の2本の電極(図中上側X軸電極114Aおよび下側X軸電極114B)との接触を維持しながら移動するものであること(または、接触領域110Aが、上下方向に所定幅h以上の接触幅を維持しながら移動するものであること)を、第1の追加条件として、当該接触操作が掌による接触操作であると判別する。
さらに、本実施形態では、判別部207は、フォースセンサ130によって検出された、操作パネル110の押圧量が所定値以上であることを、第2の追加条件として、当該接触操作が掌による接触操作であると判別する。
このように、本実施形態の入力制御装置200は、複数の判別条件に基づいて、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作であるか否かを判別している。特に、各判別条件は、掌による所定のジェスチャ操作に特有なものであるため、本実施形態の入力制御装置200は、これら複数の判別条件に基づいて、より高精度に、掌による所定のジェスチャ操作であるか否かを判別することができる。そして、本実施形態の入力制御装置200は、操作パネル110に対する接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作であると判別した場合、当該ジェスチャ操作に対応する機能(例えば、操作対象機器10における特定の機能、アクチュエータ120による振動等)が実行されるように制御することができる。したがって、本実施形態の入力制御装置200によれば、掌の接触操作による特定の機能の実行を可能とすることができ、よって、接触操作による機能の実行をより多様化することができる。
(判別対象とされる掌の部位の一例)
図7は、一実施形態に係る入力制御装置200による判別対象とされる掌の部位の一例を示す図である。例えば、図7に示すユーザの手20において、掌の側面部20a、掌の親指側の腹部20b、掌の小指側の腹部20c、掌の指部20d、および掌の全体部20eが、入力制御装置200による掌としての判別対象とされる。
この場合、例えば、掌の部位毎に、掌としての判別基準(接触面積、長短比、基準座標軸に対する傾き等)が、テーブル等に予め設定される。これにより、判別部207は、上記した複数の部位のうちのいずれによって所定のジェスチャ操作が行われた場合であっても、「掌による所定のジェスチャ操作である」と判別することができる。
また、変形例として、掌の部位毎に、実行される機能を異ならせるようにしてもよい。例えば、上記した5つの部位の各々に対して、異なる機能を割り当てることにより、掌の部位に応じて、5つの機能を選択的に実行することが可能となる。さらに、移動方向等に応じて実行される機能を異ならせれば、より多様な機能を選択的に実行することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、掌による所定のジェスチャ操作であるか否かを判別するための判別条件として、複数の判別条件(上記条件(1)~(8))を例示しているが、掌による所定のジェスチャ操作であるか否かを判別するための判別条件は、これらに限らない。例えば、これら複数の判別条件のうち、いずれか一つまたは複数の判別条件を用いなくてもよい。また、例えば、これら複数の判別条件に加えて、他の判別条件(特に、掌によるジェスチャ操作らしさを判定可能なもの)を追加で用いるようにしてもよい。例えば、下記条件(9)~(11)の少なくともいずれか一つを、追加の判別条件として用いるようにしてもよい。
・条件(9):押圧量にばらつきがない(すなわち、所定の閾値の範囲内である)。
・条件(10):接触領域の長手方向の寸法が所定値以上である。
・条件(11):接触領域の短手方向の寸法が所定値以上である。
また、例えば、上記実施形態では、表示パネルを有しない入力装置に本発明を適用する例を示しているが、これに限らず、本発明は、表示パネルを有する入力装置(例えば、タッチパネル等)にも適用することが可能である。
また、例えば、上記実施形態において、予め、ユーザの掌を操作パネル110の操作面に接触させて、ユーザの掌の形状およびサイズを検出することにより、当該ユーザの掌の形状およびサイズを、入力制御装置200に学習させるようにしてもよい。または、入力制御装置200に対し、年齢および性別毎に、標準的な掌の形状およびサイズを記憶させておくようにしてもよい。これにより、掌の検出精度をより高めることができる。
また、上記実施形態では、掌によるジェスチャ操作を判別し、当該ジェスチャ操作に応じた特定の機能を実行するようにしているが、これに限らず、例えば、掌によるジェスチャ操作以外の接触操作(例えば、掌を操作面に接触させるだけの操作、掌によって操作面を押圧するだけの操作等)を判別し、当該接触操作に応じた特定の機能を実行するようにしてもよい。
10 操作対象機器
12 入力制御システム
100 入力装置
110 操作パネル(操作部)
111 カバーガラス
112 粘着シート
113 プリント基板
114 静電センサ
120 アクチュエータ(触覚提示手段)
122 制御回路
124 緩衝部材
130 フォースセンサ(圧力検出手段)
135 FPC
140 金属フレーム
200 入力制御装置
201 信号取得部
202 領域特定部
203 位置特定部
204 面積算出部
205 押圧量検出部
206 移動特定部
207 判別部
208 機能実行制御部
209 振動制御部

Claims (9)

  1. 操作面を有し、当該操作面に対する操作体による接触操作を検出する操作部と、
    前記接触操作が掌による接触操作であるか否かを判別部と、
    前記判別部によって前記接触操作が掌による接触操作であると判別された場合、当該掌による接触操作に応じた所定の機能の実行を制御する機能実行制御部と
    を備え、
    前記判別部は、
    互いに平行な所定の2本の電極との接触を維持しながらの移動を伴う前記接触操作が行われた場合、前記接触操作が掌による接触操作であると判別する
    ことを特徴とする入力装置。
  2. 前記判別部は、
    前記接触操作が、掌による所定のジェスチャ操作であるか否かを判別し、
    前記機能実行制御部は、
    前記判別部によって前記接触操作が掌による所定のジェスチャ操作であると判別された場合、当該掌による所定のジェスチャ操作に応じた所定の機能の実行を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  3. 前記判別部は、
    前記操作部から出力される操作信号によって特定される、前記接触操作における前記操作体の接触形状に関する情報、および、前記接触操作における前記操作体の移動に関する情報の、少なくともいずれか一方に基づいて、前記接触操作が掌による接触操作であると判別する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記操作体の接触形状に関する情報は、前記操作体の接触領域の長手方向または短手方向を含む
    ことを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  5. 前記操作体の移動に関する情報は、前記操作体の移動方向を含み、
    前記判別部は、
    前記操作体の移動方向と、前記操作体の接触領域の長手方向または短手方向と、がなす角度が、所定の閾値の範囲内である場合、前記接触操作が掌による接触操作であると判別する
    ことを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  6. 前記操作体の移動に関する情報は、前記操作体の移動方向を含み、
    前記判別部は、
    前記操作体の移動方向と、所定の座標軸と、がなす角度が、所定の閾値の範囲内である場合、前記接触操作が掌による接触操作であると判別する
    ことを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の入力装置。
  7. 触覚提示手段をさらに備え、
    前記掌による接触操作に応じた所定の機能は、前記触覚提示手段による触覚提示を含む
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の入力装置。
  8. 前記判別部は、
    前記接触操作が掌による接触操作であるか、前記接触操作が指先による接触操作であるか否かを判別し、
    前記機能実行制御部は、
    前記判別部によって前記接触操作が掌による接触操作であると判別された場合と、前記判別部によって前記接触操作が指先による接触操作であると判別された場合とで、異なる前記所定の機能の実行を制御する
    ことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の入力装置。
  9. 入力装置の操作面に対する接触操作が行われた際に、当該入力装置から出力された操作信号を取得する信号取得部と、
    前記信号取得部によって取得された前記操作信号に基づいて、前記接触操作が掌による接触操作であるか否かを判別部と、
    前記判別部によって前記接触操作が掌による接触操作であると判別された場合、当該掌による接触操作に応じた所定の機能の実行を制御する機能実行制御部と
    を備え、
    前記判別部は、
    互いに平行な所定の2本の電極との接触を維持しながらの移動を伴う前記接触操作が行われた場合、前記接触操作が掌による接触操作であると判別する
    ことを特徴とする入力制御装置。
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