JP7103379B2 - 三次元造形物製造装置 - Google Patents
三次元造形物製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7103379B2 JP7103379B2 JP2020051603A JP2020051603A JP7103379B2 JP 7103379 B2 JP7103379 B2 JP 7103379B2 JP 2020051603 A JP2020051603 A JP 2020051603A JP 2020051603 A JP2020051603 A JP 2020051603A JP 7103379 B2 JP7103379 B2 JP 7103379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dimensional model
- inspection
- unit
- manufacturing apparatus
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図面を参照しながら、実施の形態による三次元形状造形物製造装置について説明する。以下の説明では、公知の粉末焼結積層法を用いて三次元形状の造形物を製造する三次元形状造形物製造装置を例に挙げるが、これに限定されるものではなく、熱融解積層法(FDM:Fused Deposition Modeling)や、光造形法や、インクジェット法や、石膏パウダー積層法等を用いても良い。
図1は、三次元形状造形物製造装置(以下、製造装置)1の斜視図、図2は製造装置1の構造を模式的に示すブロック図である。なお、理解を容易にすることを目的として、図1、図2に示すように、X軸、Y軸、Z軸からなる直交座標系を用いて以下の説明を行う。製造装置1は、造形部10と、検査部16と、制御装置17とを備える。造形部10は、材料供給槽11と、リコーター12と、昇降ステージ13と、照射部14と、切削部15とにより構成される。
なお、造形材料として粉末材料を用いるものに限定されず、例えば、UV硬化樹脂や熱硬化樹脂等を用いても良い。
なお、照射部14は、電子線を材料層の表面上にスキャンしながら照射しても良い。
なお、切削部15をXY方向に移動させるために、駆動機構151、152を例に挙げたが、この例に限定されるものではなく、製造装置1は切削部15をXY方向に移動可能なあらゆる機構を備えることができる。
また、X線検査装置162は、製造途中の三次元造形物の固化層について、全方向における投影データを取得するものに代えて、例えば、異なる2方向(例えば90°異なる方向)からX線を出射して取得された製造途中の三次元造形物の投影データを制御装置17に出力しても良い。即ち、X線検査装置162によりX線の出射が行われた後、昇降ステージ13に対して90°回転した状態にて、次のX線の出射が行われても良い。
また、X線検査装置162が固化層に対して回転するものに代えて、X線検査装置162に対して固化層が回転しても良い。この場合、例えば昇降ステージ13を回転機構(不図示)によって回転軸Axの回りに回転させることにより、固化層をX線検査装置162に対して相対的に回転させれば良い。
まず、材料供給槽11内の粉末材料が造形槽131に供給され、昇降ステージ13上で材料層が形成される(材料層形成工程)。材料層形成工程では、制御装置17による制御に従って、造形槽131の昇降ステージ13が材料層の厚さΔdだけ下方(Z軸+方向)に移動し、材料供給槽11の底面111が所定量だけ上方(Z軸-方向)に移動する。リコーター12は、材料供給槽11の上部を、X軸-側の端部からX軸+方向へ向かって造形槽131の上面をX軸+側の端部近傍まで移動することにより、粉末材料を昇降ステージ13上へと移送させつつ、所定の厚さΔdに均して材料層を形成する。
さらに、個々の断層モデル情報に対して、CADデータを基に算出された許容公差情報も設定することが好ましい。この許容公差情報は、例えば、日本国特開2006-59014号公報に記載された要領で、各断層モデル情報に許容公差情報を設定することができる。
(1)固化層の輪郭についての解析および判定工程
解析部171は、検査部16から出力された輪郭形状データと、設計情報または設計情報から固化時の温度のときに想定される形状情報とを比較する。解析部171は、輪郭形状データによって示される固化層の輪郭が、設計情報によって示される断層データ情報の輪郭線L1に対して有する誤差を算出する。解析部171によって算出された誤差が許容される公差の範囲内の場合には、判定部172は、造形条件を変更せず次層形成が可能と判定する。
解析部171は、検査部16から出力された表面形状データと、成形良否可否データや設計情報とを比較する。解析部171は、表面形状データに基づいて、固化層の表面に設計情報には存在しない凸部、または凹部や閉塞空孔や開孔等(以後、総称して欠陥孔と呼ぶ)の有無を検出する。固化層の表面に欠陥孔や凸部が検出された場合には、解析部171は、検出された欠陥孔の位置が、設計情報で示される輪郭線L1の外部か否かを判定する。欠陥孔の位置が輪郭線L1の内部の場合には、解析部171は、検出された欠陥孔の形状の解析や欠陥孔の発生位置の解析を行う。解析される欠陥孔の特徴は、例えば、欠陥孔の大きさ、欠陥孔の断面形状、欠陥孔の深さ等がある。また、他にも表面の凹凸情報(例えば、凹凸に関する最大高低差の情報や表面の凹凸の空間周波数情報等)に基づき、固化層の表面の凹凸状態についての解析も行う。
例えば、欠陥孔Hが大きい場合や、欠陥孔Hが深い場合には、欠陥孔Hを塞ぐために、大量の粉末材料Qが欠陥孔Hに入り込む必要がある。この場合、変更部173は、造形条件として、次層形成時の形成条件である粉末材料Qの供給量を増加させる。粉末材料Qの供給量を増加させるためには、例えば、リコーター12の移動速度を遅くしたり、リコーター12による粉末材料Qの供給回数を増加させれば良い。
なお、照射部14が電子線を照射する場合には、変更部173は、固化処理条件として、例えば、電子線が照射される雰囲気の真空度を変更しても良い。
解析部171は、検査部16のX線検査装置162から出力された内部データと、設計情報とを比較する。解析部171は、固化層のうち、3次元形状測定機161で計測できないZ軸+側に生じた欠陥孔Hの有無を検出する。固化層のZ軸+側にこのような欠陥孔Hが検出された場合には、判定部172は、次層形成時における造形条件の変更が必要と判定する。この場合の造形条件の変更としては、変更部173は、次層形成時に形成される材料層の厚さΔdをより小さな値となるように粉末材料Qの供給量を減少させる。この場合、変更部173は、検出された欠陥孔Hの形状や、大きさや、欠陥孔Hの個数等に応じて、粉末材料Qの供給量を減少させる。さらに、材料層の厚さΔdを小さくすることに伴って、変更部173は、照射部14からのレーザの走査経路Rを変更したり、レーザの走査速度を遅くしたり、レーザの強度を増加させたりする。この結果、材料層に対して、照射部14から照射されるレーザによる熱が材料層を伝わる際の効率を高め、固化時にムラが生じることを抑制し、次層以降を固化する際における欠陥孔Hの発生を抑えることができる。
なお、レーザ照射時に粉末材料Qを伝わる熱の効率をより高めるために、材料供給槽11に収容された粉末材料Qに対する予熱温度を上げても良い。
解析部171は、検査部16のX線検査装置162から出力された内部データを用いて、固化層の組成、結晶分布、応力分布等の解析を行う。この場合、解析部171は、X線計測装置162の検出器202から出力された検出データ(投影データ)を用いて、固化層を透過した透過X線の強度から、固化層の吸収係数を算出する。解析部171は、算出した吸収係数と、正常に固化した場合の吸収係数とを比較して、差が所定範囲内であるか否かを検出する。差が所定範囲内であることが解析された場合には、判定部172は、固化層の内部が適正に固化されているものと判定し、次層形成が可能と判定する。
なお、解析部171で算出された差が所定範囲から大きくずれている場合には、判定部172は、固化層の修正加工は不可能と見なし、造形の停止を判定しても良い。
ステップS1では、リコーター12により材料供給槽11に収容された粉末材料Qを昇降ステージ13上に供給させる材料層形成工程を行ってステップS2へ進む。ステップS2では、照射部14により材料層にレーザを照射させて材料層の粉末材料Qを固化させて固化層を形成させるレーザ照射工程を行ってステップS3へ進む。
(1)検査部16は、三次元造形物の製造途中に、既に形成された層状の固化層の状態を検査する。この場合、検査部16は、層状の固化層の上部に新たな層状の材料層を形成する前に、層状の固化層の状態を検査する。従って、製造途中の三次元造形物に対して固化層の状態を検査することができるので、製作中の造形物が製品としての強度等を十分に有しているか、即ち製品として重大な欠陥を有する可能性が少ないことを確認しながら三次元造形物を製造することができるので、完成した三次元造形物の品質を確保することができる。また、三次元造形物の製造が完了した時点でのみ検査を行い、その時に三次元造形物が不良品となるような重大な欠陥が発見される場合とは異なり、不良品の製造に費やした時間が無駄になることを防ぎ、製造効率を向上させることができる。特に、1層または複数層ごとに固化層を形成するたびに検査を行い、次の固化層を形成する前に修正加工を行えるようにしている。そのため、花瓶のような中空形状でかつ開口が狭く、中間部位の空間が広い形状を造形している途中のように、寸法が異なる固化層を形成しているような場合でも、正確な形状を造形することができる。なお、検査工程は、固化層を1層毎に実施しても、複数層ごとに実施しても良い。また、造形途中で検査工程の間隔を変えても良い。特に、材料層の形成条件や固化層の固化条件を変えたタイミングで検査工程の間隔を変えても良い。特に、使用する粉末材料が変更された場合に、検査工程の間隔を変えても良い。さらには、三次元造形物の形状修正作業が完成後に困難となる部分、例えば、谷部の部分などを形成する場合は、1層毎に検査工程を行い、完成後の形状修正作業が容易な部分は複数層毎に検査工程を実施しても良い。
(1)材料層は、リコーターなどにより既に形成された固化層上に形成されるものに代えて、粉末材料を造形する三次元造形物の形状に応じて設定された領域に吹き付けながら、同時にレーザ光や電子線を照射して固化処理を行う処理方法に変更しても良い。この場合、「材料で構成された材料層」の形成工程は、粉末材料を吹き付ける工程に該当する。
(2)固化層が形成されるごとに検査部16による検査を行うものに代えて、複数の固化層が形成されるごとに検査部16による検査を行っても良い。また、検査部16により固化層が形成されるごとの検査を複数回行った結果に基づいて、既に形成された固化層に重大な欠陥が発生していない場合に、検査部16による検査を複数の固化層が形成されるごとに行うように変更しても良い。
(8)材料層の形成方法について、上述の説明では粉末材料Qを固化層の上に供給して形成する方法を説明したが、使用する材料によって、適宜変更しても良い。例えば、液体状の材料を固化して三次元造形物を製造する場合には、固化層を液体状の材料で満たした造形槽131の液面よりも所定の深さ方向に沈めることで、固化層の上に材料層を形成するようにしても良い。また、固化層上に直接材料を吹き付けたり、押し出したりするようにしても良い。
図面を参照して、本発明の実施の形態による構造物製造システムを説明する。本実施の形態の構造物製造システムは、たとえば自動車のドア部分、エンジン部分、ギア部分および回路基板を備える電子部品等の成型品を作成する。
ステップS111では、設計装置610はユーザによって構造物の設計を行う際に用いられ、設計処理により構造物の形状に関する設計情報を作成し記憶してステップS112へ進む。なお、設計装置610で作成された設計情報のみに限定されず、既に設計情報がある場合には、その設計情報を入力することで、設計情報を取得するものについても本発明の一態様に含まれる。ステップS112では、製造装置1の造形部10は成形処理により、設計情報に基づいて構造物を作成、成形してステップS113へ進む。ステップS113においては、製造装置1の検査部16は計測処理を行って、構造物の形状を計測し、形状情報を出力してステップS114へ進む。
(1)構造物製造システム600の製造装置1の検査部16は、設計装置610の設計処理に基づいて成形装置620により作成された構造物の形状情報を取得する測定処理を行い、制御システム630の検査処理部632は、測定処理にて取得された形状情報と設計処理にて作成された設計情報とを比較する検査処理を行う。従って、構造物の欠陥の検査や構造物の内部の情報を非破壊検査によって取得し、構造物が設計情報の通りに作成された良品であるか否かを判定できるので、構造物の品質管理に寄与する。
12…リコーター、13…昇降ステージ、
14…照射部、15…切削部、
16…検査部、17…制御装置、
161…3次元形状測定機、162…X線検査装置、
171…解析部、172…判定部、173…変更部
600…構造物製造システム、610…設計装置、
630…制御システム、632…検査処理部
Claims (30)
- 供給した金属粉末材料へエネルギー線を照射して固化処理することにより三次元造形物を造形する三次元造形物製造装置に備えられる検査装置であって、
固化処理された三次元造形物の内部の空孔の有無を示す内部データを造形途中に取得する検査部を備え、
前記検査部は、前記造形途中の三次元造形物に向けて前記造形途中の三次元造形物の少なくとも一部を透過する光を照射する照射部と、前記造形途中の三次元造形物の少なくとも一部を透過した光を検出する検出部とを含む、検査装置。 - 請求項1に記載の検査装置において、
前記照射部が照射する前記透過する光はX線である、検査装置。 - 請求項1又は2に記載の検査装置において、
前記内部データは、前記空孔の形状と、前記空孔の大きさと、前記空孔の個数と、前記空孔の位置との少なくとも一つを示すデータである、検査装置。 - 請求項1から3までのいずれか一項に記載の検査装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記固化処理する際の固化処理条件を変更する、検査装置。 - 請求項4に記載の検査装置において、
前記固化処理条件は、前記三次元造形物製造装置によって照射される前記エネルギー線の走査経路と、前記エネルギー線の走査速度と、前記エネルギー線の強度との少なくともいずれかを含む、検査装置。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載の検査装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記金属粉末材料を供給する条件を変更する、検査装置。 - 請求項6に記載の検査装置において、
前記供給する条件は、前記金属粉末材料の供給量と、供給する前記金属粉末材料の種類との少なくともいずれかを含む、検査装置。 - 請求項1から7までのいずれか一項に記載の検査装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記金属粉末材料を供給するか否かを判定する、検査装置。 - 請求項1から8のいずれか一項に記載の検査装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記金属粉末材料から成る層状の材料層に対して前記固化処理することにより層状の固化層を形成し、前記固化層の上部に前記金属粉末材料を供給して形成した次の材料層に対して前記固化処理することで新たな固化層を形成することを繰り返し、複数の固化層が積層された前記三次元造形物を造形する、検査装置。 - 請求項9に記載の検査装置において、
前記検査部は、前記三次元造形物製造装置が前記固化層の上部に次の材料層を形成する前に、固化層からなる造形途中の三次元造形物の内部データを取得する、検査装置。 - 請求項4又は5に従属する請求項9に記載の検査装置において、
前記固化処理条件は、前記エネルギー線の照射時の前記材料層の温度を含む、検査装置。 - 請求項6又は7に従属する請求項9に記載の検査装置において、
前記供給する条件は、前記材料層の厚さと、前記材料層の温度との少なくとも一つを含む、検査装置。 - 請求項9から12のいずれか一項に記載の検査装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部によって取得した前記内部データに基づいて、新たな材料層を形成するか、前記三次元造形物の造形を停止するかを判定する、検査装置。 - 請求項9から13のいずれか一項に記載の検査装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて修正加工を行う、検査装置。 - 請求項1から14のいずれか一項に記載の検査装置において、
前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記空孔を検出する解析部を備える、検査装置。 - 請求項15に記載の検査装置において、
前記解析部は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記空孔の形状と、前記空孔の大きさと、前記空孔の個数と、前記空孔の位置の少なくとも一つを検出する、検査装置。 - 請求項15又は16に記載の検査装置において、
前記解析部は、前記固化層の内部の前記空孔を検出する、検査装置。 - 請求項15から17のいずれか一項に記載の検査装置において、
前記解析部は、固化処理済みの前記固化層間の前記空孔を検出する、検査装置。 - 供給した金属粉末材料へエネルギー線を照射して固化処理することにより三次元造形物を造形する三次元造形物製造装置であって、
請求項1から18のいずれか一項に記載の検査装置を備える三次元造形物製造装置。 - 請求項19に記載の三次元造形物製造装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記固化処理する際の固化処理条件を変更する、三次元造形物製造装置。 - 請求項19又は20に記載の三次元造形物製造装置において、
前記固化処理条件は、前記三次元造形物製造装置によって照射される前記エネルギー線の走査経路と、前記エネルギー線の走査速度と、前記エネルギー線の強度との少なくともいずれかを含む、三次元造形物製造装置。 - 請求項19から21のいずれか一項に記載の三次元造形物製造装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記金属粉末材料を供給する条件を変更する、三次元造形物製造装置。 - 請求項22に記載の三次元造形物製造装置において、
前記供給する条件は、前記金属粉末材料の供給量と、供給する前記金属粉末材料の種類との少なくともいずれかを含む、三次元造形物製造装置。 - 請求項19から23のいずれか一項に記載の三次元造形物製造装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて、前記金属粉末材料を供給するか否かを判定する、三次元造形物製造装置。 - 請求項19から24のいずれか一項に記載の三次元造形物製造装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記金属粉末材料から成る層状の材料層に対して前記固化処理することにより層状の固化層を形成し、前記固化層の上部に前記金属粉末材料を供給して形成した次の材料層に対して前記固化処理することで新たな固化層を形成することを繰り返し、複数の固化層が積層された前記三次元造形物を造形する、三次元造形物製造装置。 - 請求項25に記載の三次元造形物製造装置において、
前記検査部は、前記三次元造形物製造装置が前記固化層の上部に次の材料層を形成する前に、固化層からなる造形途中の三次元造形物の内部データを取得する、三次元造形物製造装置。 - 請求項20又は21に従属する請求項25に記載の三次元造形物製造装置において、
前記固化処理条件は、前記エネルギー線の照射時の前記材料層の温度を含む、三次元造形物製造装置。 - 請求項22又は23に従属する請求項25に記載の三次元造形物製造装置において、
前記供給する条件は、前記材料層の厚さと、前記材料層の温度との少なくとも一つを含む、三次元造形物製造装置。 - 請求項25から28のいずれか一項に記載の三次元造形物製造装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部によって取得した前記内部データに基づいて、新たな材料層を形成するか、前記三次元造形物の造形を停止するかを判定する、三次元造形物製造装置。 - 請求項25から29のいずれか一項に記載の三次元造形物製造装置において、
前記三次元造形物製造装置は、前記検査部で取得した前記内部データに基づいて修正加工を行う、三次元造形物製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020051603A JP7103379B2 (ja) | 2020-03-23 | 2020-03-23 | 三次元造形物製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020051603A JP7103379B2 (ja) | 2020-03-23 | 2020-03-23 | 三次元造形物製造装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017504539A Division JP6733654B2 (ja) | 2015-03-12 | 2015-03-12 | 三次元造形物製造装置および構造物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020104524A JP2020104524A (ja) | 2020-07-09 |
JP7103379B2 true JP7103379B2 (ja) | 2022-07-20 |
Family
ID=71447927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020051603A Active JP7103379B2 (ja) | 2020-03-23 | 2020-03-23 | 三次元造形物製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7103379B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11084225B2 (en) | 2018-04-02 | 2021-08-10 | Nanotronics Imaging, Inc. | Systems, methods, and media for artificial intelligence process control in additive manufacturing |
JP7320884B2 (ja) * | 2019-09-10 | 2023-08-04 | ナノトロニクス イメージング インコーポレイテッド | 製造プロセスのためのシステム、方法、および媒体 |
WO2021092329A1 (en) * | 2019-11-06 | 2021-05-14 | Nanotronics Imaging, Inc. | Systems, methods, and media for manufacturing processes |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016060063A (ja) | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 株式会社東芝 | 積層造形装置および積層造形方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014187982A (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-06 | Shizuoka Industrial Foundation | 発酵茶の製造方法及び発酵茶 |
-
2020
- 2020-03-23 JP JP2020051603A patent/JP7103379B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016060063A (ja) | 2014-09-16 | 2016-04-25 | 株式会社東芝 | 積層造形装置および積層造形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020104524A (ja) | 2020-07-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6733654B2 (ja) | 三次元造形物製造装置および構造物の製造方法 | |
JP7103379B2 (ja) | 三次元造形物製造装置 | |
EP3170590B1 (en) | Non-contact acoustic inspection method for additive manufacturing processes | |
JP6353065B2 (ja) | 積層造形装置及び積層造形方法 | |
AU2014204284B2 (en) | Object production using an additive manufacturing process and quality assessment of the object | |
JP6826201B2 (ja) | 三次元積層造形装置の施工異常検出システム、三次元積層造形装置、三次元積層造形装置の施工異常検出方法、三次元積層造形物の製造方法、及び、三次元積層造形物 | |
EP4063339A1 (en) | Acoustic monitoring method for additive manufacturing processes | |
US10773336B2 (en) | Imaging devices for use with additive manufacturing systems and methods of monitoring and inspecting additive manufacturing components | |
EP1815936A1 (en) | Methods of and apparatus for producing an object or structure including testing and/or analysing of objects and structures | |
CN107553898B (zh) | 照射控制的装置和方法以及制造三维物体的设备和方法 | |
CN110462390B (zh) | 质量检查方法 | |
US20220324175A1 (en) | Additive manufacturing system | |
US20220212396A1 (en) | Additive manufacturing method | |
JP2019104981A (ja) | 三次元造形装置および三次元造形物の製造方法 | |
JP7494448B2 (ja) | 付加製造物の品質推定装置 | |
WO2024101299A1 (ja) | 造形プロセスの監視方法、積層造形装置及び積層造形方法 | |
US11833746B2 (en) | Method for producing three-dimensional molded object and lamination molding apparatus | |
CN114514082B (zh) | 分析传感器数据的设备及方法、装置、存储介质 | |
Pedersen et al. | Measurements in additive manufacturing | |
CN114444143A (zh) | 增材制造过程的基于过程中光学的监测和控制 | |
CN118218611A (zh) | 增材制造的构件成形质量监测 | |
JP2020059897A (ja) | 欠損検査方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210323 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20210415 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20210519 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210719 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220225 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20220225 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220304 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220607 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220620 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7103379 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |