JP7103172B2 - 鳥害防止具 - Google Patents

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Description

本発明は、鳥害防止具に関する。特に、カラスや鳩などの鳥類が電柱上に巣作りすることを防止する鳥害防止具の構造に関する。
カラスのような鳥類が電柱に設置した設備に営巣すると、この巣が原因となって停電が発生する心配がある。例えば、鳥類が巣作りのために、針金などを電柱の設備に運んできた場合には、この針金が電線に接触して、短絡が発生する心配があった。
このような鳥害を防止するため、傘状に骨組みした防巣具を電柱に設置した腕金に取り付けることで、鳥類の飛来及び営巣を防止する鳥害防止具が知られている。
従来技術による傘形の鳥害防止具は、鉛直状態に配置された主軸部材と、基端部を主軸部材の外周に固定し、主軸部材の周囲に下り傾斜した状態で放射状に延びる複数の枝棒とで構成している。一方、鳥類が営巣可能な電柱上の空間は、腕金の取り付け状況及び開閉器又は変圧器などの有無により異なっている。このため、従来技術による鳥害防止具は、電柱の装柱状況によっては、営巣可能な空間が残り、鳥害を有効に防止できない心配があった。
従来技術による鳥害防止具は、このような不具合があることから、電柱の装柱状況に対応し、必要な空間に自由に枝棒を延設できるようにし、鳥類の飛来及び営巣を確実に防止できるようにした鳥害防止具が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-110571号公報
図12は、従来技術による鳥害防止具の装柱状態を示す斜視図である。なお、本願の図12は、特許文献1の図9に相当している。
図12を参照すると、電柱Pは、その上部に一組の腕金A・Aを水平状態で固定している。ストラップStは、ピン碍子Piを介して、腕金Aに固定されている。一組の腕金A・Aの両側には、一組の耐張碍子Si・Siを配置している。一組の耐張碍子Si・Siは、揺動自在に互いに連結している。一方の耐張碍子Siは、ストラップStを介して、腕金Aに連結している。他方の耐張碍子Siは、引留クランプCiを揺動自在に連結している。
図12を参照すると、引留クランプCiは、絶縁カバーで覆われている。引留クランプCiは、その内部で架空配電線(以下、電線という)Wを挟持している。図12に示した引留め装柱は、電線Wを挟持する引留クランプCiに連結した耐張碍子Siを電柱Pに支持した腕金Aに取り付けて、電線Wを電柱Pに支持している。一対の引留クランプCi・Ciの間には、張力を要することなく電線Wを架設している。電柱Pを迂回する電線Wの部位は、例えば、縁線Weと呼ばれている。なお、特許文献1には、縁線Weを図示していないが、実態の多くは、縁線Weを配設している。
図12を参照すると、鳥害防止具9は、鉛直状態に配置された主軸部材91、主軸部材91の軸方向に連設された複数の分岐部材92、及び、分岐部材92から下り傾斜した状態で、基端部が分岐部材92に固定された枝棒93を備えている。
図12を参照すると、腕金Aには、腕金取り付け金具Brを介して、鳥害防止具9を固定している。腕金取り付け金具Brの先端部側に設けた筒部に、主軸部材91の下端部を挿入することで、主軸部材91を鉛直状態に配置できる。又、複数の枝棒93を放射状に配置することで、鳥類の飛来及び営巣を防止できる。枝棒93は、下向きに傾斜した状態で支持されているので、巣作りのための針金などが運び込まれても、これが傾斜に沿って落下し、営巣を困難にできる。
図12を参照して、特許文献1による鳥害防止具9は、カッターを用いて、枝棒93を適当な長さに簡単に切断できるので、開閉器や変圧器などに接触しないように、かつ、電柱P上の営巣のおそれのある空間に複数の枝棒93を自由に延設できる、としている。
特許文献1による鳥害防止具9は、腕金Aの上方から鳥害防止具9を降ろすことで、腕金取り付け金具Brに固定しているが、腕金Aの下方から鳥害防止具9を持ち上げるほうが作業性がよい。これは、傘状に骨組みした既存の防巣具も同様である。
しかし、腕金の下方から鳥害防止具を持ち上げると、一組の縁線We・Weの間を通過必要があり、放射状に拡がった複数の枝棒が邪魔になって、一組の縁線We・Weの間を通過することが困難である、という問題がある。
一組の縁線We・Weの間に、鳥害防止具を無理矢理に通過させようとすると、縁線Weを絶縁シートなどの防具で事前に覆う必要があるので、作業工程を増やすという問題がある。一組の縁線の間を容易に通過できる鳥害防止具が求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、一組の縁線の間を容易に通過でき、一組の縁線の間を通過後は、鳥類が電柱上に巣作りすることを防止する鳥害防止具を提供することを目的とする。
本発明者は、真直に延びる主軸部材、主軸部材の軸方向に連設した固定分岐部材を介して、主軸部材と回動自在に連結した複数の枝棒、及び、一端部を枝棒の中間部と回動自在に連結し、他端部を可動分岐部材の外周部に回動自在に連結した受骨部材で、傘の骨組みを多段に構成し、一組の縁線の間に鳥害防止具を通過させるときは、鳥害防止具を閉傘し、鳥害防止具を腕金に設置するときは、鳥害防止具を開傘することで、上記の課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たな鳥害防止具を発明するに至った。
(1)本発明による鳥害防止具は、真直に延びる主軸部材と、前記主軸部材の先端部側から基端部側に向けて、前記主軸部材の軸方向に一定の間隔を設けて、前記主軸部材に固定した複数の固定分岐部材と、基端部を前記固定分岐部材と回動自在に連結し、先端部が前記固定分岐部材から外周方向に放射状に延びる複数の枝棒と、一端部を前記枝棒の中間部と回動自在に連結した受骨部材と、外周部を前記受骨部材の他端部と回動自在に連結し、前記主軸部材の軸方向に移動自在に連結した、前記固定分岐部材と同数の円盤状の可動分岐部材と、これらの可動分岐部材を前記主軸部材の軸方向に一体で移動可能に、これらの可動分岐部材を相互に連結した一つ以上の線条部材と、を備え、前記枝棒が前記固定分岐部材から下り傾斜した状態で、前記主軸部材、前記枝棒、及び、前記受骨部材で閉鎖リンクを構成し、前記可動分岐部材が前記主軸部材の先端部側に向かって移動した状態では、複数の前記枝棒の先端縁を結ぶ仮想の円周を拡径し、前記可動分岐部材が前記主軸部材の基端部側に向かって移動した状態では、複数の前記枝棒の先端縁を結ぶ仮想の円周を縮径する。
(2)本発明による鳥害防止具は、前記主軸部材が起立した状態で、前記主軸部材の他端部を支持する支持部を一端部側に有し、腕金に着脱自在な保持部を他端部側に有する腕金取り付け金具を更に備えていることが好ましい。
(3)前記主軸部材に対して、前記可動分岐部材を軸方向に所定の位置で停止できるロック機構を更に備え、前記ロック機構は、前記主軸部材の軸方向に連続し、複数の波状の襞を外周に連設したベローズ軸部と、前記可動分岐部材の内部に配置され、前記ベローズ軸部の襞に転動自在に当接できると共に、前記襞と前記襞の間の窪み部に前記ベローズ軸部の外周方向から中心部に向かって力を付勢した球体と、を含んでいることが好ましい。
(4)基端部の前記可動分岐部材は、用途の異なる先端工具を接続自在な工具部を先端部に有する共用操作棒の前記工具部に接続したフック形状のバインド打ち器で操作される鍔部を有していることが好ましい。
本発明による鳥害防止具は、真直に延びる主軸部材、主軸部材の軸方向に連設した固定分岐部材を介して、主軸部材と回動自在に連結した複数の枝棒、及び、一端部を枝棒の中間部と回動自在に連結し、他端部を可動分岐部材の外周部に回動自在に連結した受骨部材で、傘の骨組みを多段に構成し、鳥害防止具を閉傘することで、一組の縁線の間に鳥害防止具を容易に通過でき、鳥害防止具を開傘することで、鳥類の営巣を困難にできる。
本発明の一実施形態による鳥害防止具の構成を示す斜視図である。 前記実施形態による鳥害防止具の正面図であり、鳥害防止具の閉傘状態図である。 前記実施形態による鳥害防止具の正面図であり、鳥害防止具の開傘状態図である。 前記実施形態による鳥害防止具の先端部側の要部を拡大した斜視分解組立図である。 前記実施形態による鳥害防止具の基端部側の要部を拡大した斜視分解組立図である。 前記実施形態による鳥害防止具に備わる腕金取り付け金具の構成を示す図であり、図6(A)は、腕金取り付け金具の正面図、図6(B)は、腕金取り付け金具の平面図、図6(C)は、腕金取り付け金具の右側面図、図6(D)は、腕金取り付け金具の左側面図、図6(E)は、腕金取り付け金具の下面図である。 本発明に係る絶縁操作棒の一例による構成を示す正面図である。 図7の要部を拡大した正面図である。 前記実施形態による鳥害防止具を操作するための共用操作棒の構成を示す正面図である。 図9の共用操作棒の要部を拡大した斜視図である。 共用操作棒の先端部に着脱自在な先端工具の一例による構成を示す正面図である。 従来技術による鳥害防止具の装柱状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[鳥害防止具の構成]
最初に、本発明の一実施形態による鳥害防止具の構成を説明する。なお、従来技術で使用した符号と同じ符号を有する構成品は、その作用を同じとするので、以下説明を省略することがある。
(全体構成)
次に、本発明の一実施形態による鳥害防止具の全体構成を説明する。図1から図5を参照すると、本発明の一実施形態による鳥害防止具10は、真直に延びる主軸部材11と三つの固定分岐部材12・13・14を備えている。又、鳥害防止具10は、複数の枝棒1aと受骨部材1bを備えている。更に、鳥害防止具10は、三つの円盤状の可動分岐部材15・16・17と四つの線条部材1cを備えている。
図1から図3を参照すると、固定分岐部材12・13・14は、主軸部材11の先端部側から基端部側に向けて、主軸部材11の軸方向に一定の間隔を設けて、主軸部材11に固定している。複数の枝棒1aは、それらの基端部を固定分岐部材12・13・14と回動自在に連結している。又、複数の枝棒1aは、それらの先端部が固定分岐部材12・13・14から外周方向に放射状に延びている。実施の形態では、複数の枝棒1aは、それらの先端部が十字状に延びている。
図1から図3を参照すると、三組の受骨部材1bは、それらの一端部を枝棒1aの中間部と回動自在に連結している。三つの可動分岐部材15・16・17は、その外周部を三組の受骨部材1bの他端部と回動自在に連結している。又、三つの可動分岐部材15・16・17は、主軸部材11の軸方向に移動自在に連結している。
図1から図5を参照すると、四つの線条部材1cは、三つの可動分岐部材15・16・17を相互に連結している。そして、四つの線条部材1cは、可動分岐部材15・16・17を主軸部材11の軸方向に一体で移動できる。
又、図1から図3を参照すると、複数の枝棒1aが固定分岐部材12から下り傾斜した状態で、主軸部材11、枝棒1a、及び、受骨部材1bで閉鎖リンクを構成している。同様に、複数の枝棒1aが固定分岐部材13から下り傾斜した状態で、主軸部材11、枝棒1a、及び、受骨部材1bで閉鎖リンクを構成している。又、複数の枝棒1aが固定分岐部材14から下り傾斜した状態で、主軸部材11、枝棒1a、及び、受骨部材1bで閉鎖リンクを構成している。
図1又は図3を参照して、可動分岐部材15・16・17が主軸部材11の先端部側に向かって移動した状態では、複数の枝棒1aの先端縁を結ぶ仮想の円周Cvを拡径している。一方、図2を参照して、可動分岐部材15・16・17が主軸部材11の基端部側に向かって移動した状態では、複数の枝棒1aの先端縁を結ぶ仮想の円周Cvを縮径している。
図1から図3を参照すると、実施形態による鳥害防止具10は、真直に延びる主軸部材11、主軸部材11の軸方向に連設した固定分岐部材12・13・14を介して、主軸部材11と回動自在に連結した複数の枝棒1a、及び、一端部を枝棒1aの中間部と回動自在に連結し、他端部を可動分岐部材15・16・17の外周部に回動自在に連結した受骨部材1bで、傘の骨組み状に構成している。
図12を参照して、一組の縁線We・Weの間に鳥害防止具10を通過させるときは、複数の枝棒1aの先端縁を結ぶ仮想の円周Cvを縮径することで(図2参照)、一組の縁線We・Weの間に鳥害防止具10を容易に通過できる。
図12を参照して、一組の縁線We・Weの間に鳥害防止具10を通過させた後に、複数の枝棒1aの先端縁を結ぶ仮想の円周Cvを拡径することで(図1又は図3参照)、複数の枝棒1aが下り傾斜しているので、鳥類の営巣を困難にできる。
(固定分岐部材の構成)
次に、実施形態による固定分岐部材12・13・14の構成を説明する。図4を参照すると、先端部の固定分岐部材12は、円盤状の分岐部材本体12bとナット部材12nで構成している。分岐部材本体12bは、その内部に主軸部材11を挿入できる。又、分岐部材本体12bは、円板部121とチャック部122を有している。
図4を参照すると、円板部121は、四つの切り欠き溝12dを放射状に切り欠いている。これらの切り欠き溝12dには、枝棒1aの基端部に形成した平坦部を導入できる。又、円板部121は、切り欠き溝12dと連通した枢支溝12eを上面から穿設している。枢支溝12eには、枝棒1aの平坦部に圧入した軸ピン1pを導入できる。枝棒1aの基端部に設けた軸ピン1pを枢支溝12eに導入することで、分岐部材本体12bに対して、枝棒1aの基端部を回動自在に連結できる。
図4を参照すると、チャック部122は、円板部121の上面から突出している。チャック部122は、雄ねじ部msを基端部の外周に形成している。又、チャック部122は、雄ねじ部msから円錐部ccを突出している。円錐部ccには、複数のすり割りstを設けている。
図4を参照すると、ナット部材12nは、雌ねじ部を内周に形成している。ナット部材12nは、チャック部122に螺合することで、円錐部ccを縮径できる。そして、固定分岐部材12を主軸部材11の所定の位置に固定できる。又、ナット部材12nは、鍔部12fを基端部に形成している。鍔部12fが円板部121の上面に当接又は近接することで、枝棒1aの平坦部に圧入した軸ピン1pの脱落を防止できる。
図4を参照すると、中間部の固定分岐部材13は、その中心部に主軸部材11を挿入している。又、固定分岐部材13は、四つの切り欠き溝13dを放射状に切り欠いている。これらの切り欠き溝13dには、枝棒1aの先端部に形成した平坦部を導入できる。又、固定分岐部材13は、切り欠き溝13dと連通した枢支溝(図示せず)を底面から穿設している。図示しない枢支溝には、枝棒1aの平坦部に圧入した軸ピン1pを導入できる。枝棒1aの基端部に設けた軸ピン1pを図示しない枢支溝に導入することで、固定分岐部材13に対して、枝棒1aの基端部を回動自在に連結できる。
図5を参照すると、基端部の固定分岐部材14は、その中心部に主軸部材11を挿入している。又、固定分岐部材14は、四つの切り欠き溝14dを放射状に切り欠いている。これらの切り欠き溝14dには、枝棒1aの先端部に形成した平坦部を導入できる。又、固定分岐部材14は、切り欠き溝14dと連通した枢支溝(図示せず)を底面から穿設している。図示しない枢支溝には、枝棒1aの平坦部に圧入した軸ピン1pを導入できる。枝棒1aの基端部に設けた軸ピン1pを図示しない枢支溝に導入することで、固定分岐部材14に対して、枝棒1aの基端部を回動自在に連結できる。
図4を参照すると、中間部の固定分岐部材13は、線条部材1cが挿通自在な貫通孔13hを開口している。同様に、図5を参照すると、基端部の固定分岐部材14は、線条部材1cが挿通自在な貫通孔14hを開口している。これにより、主軸部材11に固定した固定分岐部材13・14に対して、複数の線条部材1cを主軸部材11の軸方向に移動できる。なお、固定分岐部材13と固定分岐部材14は、同じものであるが説明の便宜上、符号を変えて区別した。
(可動分岐部材の構成)
次に、実施形態による可動分岐部材15・16・17の構成を説明する。図4を参照すると、先端部の可動分岐部材15は、その中心部に主軸部材11をスライド自在に挿入できる。又、可動分岐部材15は、四つのスリット溝15sを外周から切り欠いている。スリット溝15sには、受骨部材1bの他端部に形成した平坦部1fを導入できる。
更に、図4を参照すると、可動分岐部材15は、スリット溝15sに連通するピン穴15hを開口している。受骨部材1bの平坦部1fをスリット溝15sに導入した後に、ピン穴15hに軸ピン1pを圧入することで、可動分岐部材15に対して、受骨部材1bの他端部を回動自在に連結できる。又、可動分岐部材15は、線条部材1cの先端部側を固定している。
図5を参照すると、中間部の可動分岐部材16は、その中心部に主軸部材11をスライド自在に挿入できる。又、可動分岐部材16は、四つのスリット溝16sを外周から切り欠いている。スリット溝16sには、受骨部材1bの他端部に形成した平坦部1fを導入できる。
更に、図5を参照すると、可動分岐部材16は、スリット溝16sに連通するピン穴16hを開口している。受骨部材1bの平坦部1fをスリット溝16sに導入した後に、ピン穴16hに軸ピン1pを圧入することで、可動分岐部材16に対して、受骨部材1bの他端部を回動自在に連結できる。又、可動分岐部材16は、線条部材1cの中間部を固定している。なお、可動分岐部材15と可動分岐部材16は、同じものであるが説明の便宜上、符号を変えて区別した。
図5を参照すると、基端部の可動分岐部材17は、その中心部に主軸部材11をスライド自在に挿入できる。可動分岐部材17は、円板部171と鍔部172で一体に構成している。鍔部172は、その外径を円板部171の外径より大きく形成している。
図5を参照すると、円板部171は、四つの切り欠き溝17dを放射状に切り欠いている。これらの切り欠き溝17dには、受骨部材1bの他端部に形成した平坦部1fを導入できる。
又、図5を参照すると、円板部171は、切り欠き溝17dと連通した枢支溝17eを上面から穿設している。枢支溝17eには、受骨部材1bの平坦部1fに圧入した軸ピン1pを導入できる。受骨部材1bの他端部に設けた軸ピン1pを枢支溝17eに導入することで、可動分岐部材17に対して、受骨部材1bの他端部を回動自在に連結できる。又、可動分岐部材17は、線条部材1cの基端部を固定している。
(ロック機構の構成)
次に、実施形態による鳥害防止具10に備わるロック機構1Rの構成を説明する。図2又は図5を参照すると、ロック機構1Rは、主軸部材11に対して、可動分岐部材15・16・17を軸方向に所定の位置で停止できる。
図2又は図5を参照すると、ロック機構1Rは、ベローズ軸部11bと球体17bを含んでいる。ベローズ軸部11bは、主軸部材11の軸方向に連続している。又、ベローズ軸部11bは、複数の波状の襞11gを外周に連設している。
図5を参照すると、球体17bは、可動分岐部材17の鍔部172の内部に配置されている。球体17bは、圧縮コイルばね17sで力を付勢されている。球体17b及び圧縮コイルばね17sを収容した収容室は、止栓17pで封鎖されている。そして、球体17bは、ベローズ軸部11bの襞11gに転動自在に当接できる。
図5を参照すると、球体17bは、襞11gと襞11gの間の窪み部11dにベローズ軸部11bの外周方向から中心部に向かって力を付勢している。これにより、ベローズ軸部11bに対して、可動分岐部材16を軸方向に移動すると、ベローズ軸部11bに対して、可動分岐部材16を任意の位置で停止できる。つまり、複数の枝棒1aの傾斜角度を任意に設定できる。
(腕金取り付け金具の構成)
引き続き、鳥害防止具10の構成を説明する。図1又は図6を参照すると、鳥害防止具10は、腕金取り付け金具2を更に備えている。腕金取り付け金具2は、支持部2sを一端部側に有し、保持部2kを他端部側に有している。
図1を参照すると、支持部2sは、主軸部材11が起立した状態で、主軸部材11の他端部を支持できる。保持部2kは、腕金Aに着脱できる。
図1又は図6を参照すると、腕金取り付け金具2は、C形チャンネル状の第1把持金具21とクランク状に屈曲した第2把持金具22を備えている。又、腕金取り付け金具2は、ボルト部材23と把持片24を備えている。
図1又は図6を参照すると、第2把持金具22の中間部は、第1把持金具21の底面に溶接により接合されている。第1把持金具21の一端部側と第2把持金具22の一端部側は、対向配置されている。
図6(B)を参照すると、第1把持金具21の一端部側には、取り付け穴21hを開口している。図6(E)を参照すると、第2把持金具22の一端部側には、取り付け穴22hを開口している。取り付け穴21hと取り付け穴22hは、同心上に配置されている。又、取り付け穴21hと取り付け穴22hには、主軸部材11の他端部側を挿入できる(図1参照)。
図1を参照すると、主軸部材11の他端部側には、雄ねじ部を形成している。主軸部材11の他端部側を取り付け穴21hと取り付け穴22hに挿入して、ナット11nを締結することで、支持部2sは、主軸部材11が起立した状態で、主軸部材11の他端部を支持できる。
又、図1又は図6を参照すると、第1把持金具21の他端部側と第2把持金具22の他端部側は、対向配置されている。第1把持金具21の他端部側と第2把持金具22の他端部側の間には、腕金Aを外周方向から導入できる。
図1又は図6を参照すると、ボルト部材23は、回動軸23sを頭部にT字状に接合している。回動軸23sの両端部は、第1把持金具21の折り曲げ片に回動自在に連結している。図5(A)の想像線で示すように、ボルト部材23を反時計方向に回動したときは、腕金取り付け金具2の保持部2kに腕金Aを導入できる。
一方、図1又は図6を参照して、腕金取り付け金具2の保持部2kに腕金Aを導入後に、ボルト部材23を時計方向に回動し、ボルト部材23にナット部材を締結することで、第1把持金具21の他端部側と第2把持金具22の他端部側で腕金Aを挟持できる。
図1又は図6を参照すると、把持片24は、第2把持金具22の中間部に溶接により接合されている。後述する絶縁操作棒5を用いて、把持片24を把持できる。そして、鳥害防止具10に腕金取り付け金具2を取り付けた状態で、鳥害防止具10を移動できる。
(絶縁操作棒の構成)
次に、腕金取り付け金具2付き鳥害防止具10を操作するための絶縁操作棒の構成を説明する。
図7又は図8を参照すると、絶縁操作棒5は、長尺の操作棒51と把持工具52で構成している。又、絶縁操作棒5は、作動棒53を備えている。把持工具52は、操作棒51の先端部に取り付けている。
図7又は図8を参照すると、把持工具52は、開閉する一対の湾曲した把持腕5a・5bで構成している。そして、一方の把持腕5aは、基端部が固定された固定腕であり、他方の把持腕5bは、一方の把持腕5aの基端部に設けた回動軸5cを中心に回動する可動腕となっている。
図7を参照すると、作動棒53は、操作棒51に沿って保持されている。作動棒53の先端部は、他方の把持腕5bに回動自在に連結している。そして、作動棒53の基端部に設けた操作レバー54を操作すると、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bを開閉できる。絶縁操作棒5は、操作棒51及び作動棒53の中間部が絶縁性を有するプラスチックパイプなどで構成され、間接活線工法に好適なように、絶縁性を確保している。
図7を参照して、操作レバー54を握って、操作レバー54を操作棒51に近づけると、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bを閉じることができる。操作レバー54を解放すると、操作レバー54に連結したばね(図示せず)の力で、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bを開くことができる。図7又は図8は、一方の把持腕5aに対して、他方の把持腕5bが最大に開いた状態を示している。
図7又は図8を参照して、一方の把持腕5aは、先細り状の把持爪51aを突出している。把持爪51aは、把持面50aを形成している。把持面50aは、回動軸5cの回転中心から遠心方向に沿って略平行に形成されている。同様に、他方の把持腕5bは、先細り状の把持爪51bを突出している。把持爪51bは、把持面50bを形成している。把持面50bは、把持面50aと所定の開角を設けて配置されている。図6又は図7を参照して、操作レバー54を握ると、把持面50bを把持面50aに近づけることができる。
図7又は図8に示した絶縁操作棒5は、高所に配置された高圧配電線などを一対の把持爪51a・51bで把持できる、いわゆる「絶縁ヤットコ」になっている。
次に、鳥害防止具10の説明を続行する。図2を参照して、鳥害防止具10の仮想の円周Cvを縮径した状態から、可動分岐部材17を主軸部材11の先端部側に向かって移動することで、鳥害防止具10の仮想の円周Cvを拡径できる(図3参照)。
図2又は図3を参照して、後述する共用操作棒7の工具部71に接続したフック形状のバインド打ち器8を用いて、可動分岐部材17を操作することができる。図1又は図5を参照すると、可動分岐部材17は、バインド打ち器8で操作される鍔部172を有している。
(共用操作棒の構成)
次に、鳥害防止具10を操作するための共用操作棒の構成を説明する。
図9を参照すると、一例による共用操作棒7は、工具部71、柄部72、及び把持部73を備えている。工具部71には、後述するバインド打ち器8などの先端工具を着脱自在となっている(図11参照)。把持部73は、作業員が把持し易いように滑り止めを施こしている。柄部72は、工具部71と把持部73とを連結し、絶縁性を有する長尺の管体からなっている。
図9を参照すると、柄部72は、円錐体状の水切り鍔7aを中間部に取り付けている。水切り鍔7aは、工具部71から進出する水を堰き止めることができる。又、柄部72と把持部73との接続部には、円錐体状の限界鍔7bを取り付けている。限界鍔7bの取り付け位置は、絶縁性を考慮して、共用操作棒7を安全に作業できる限界を示している。
図9又は図10を参照すると、工具部71は、円柱状の軸部71aと一対のピン71b・71bを備えている。又、工具部71は、プッシュロッド71cとリングナット71dを有している。軸部71aは、柄部72の軸方向に突出している。一対のピン71b・71bは、相反する向きに軸部71aの外周から突出している。
図9又は図10を参照すると、プッシュロッド71cは、軸部71aに内蔵された圧縮コイルばね(図示せず)によって、力を付勢され、軸部71aの先端面から突出している。
図9又は図10を参照すると、リングナット71dは、軸部71aの下方に配置されている。リングナット71dは、軸部71aと螺合している。リングナット71dは、絶縁性を有する合成樹脂からなることが好ましい。
リングナット71dを一方の方向に回転すると、後述するバインド打ち器8のジョイント部81の底面に当接して(図11参照)、バインド打ち器8を固定できる。リングナット71dを他方の方向に回転すると、後述するバインド打ち器8のジョイント部81の底面(図11参照)からリングナット71dが離れて、バインド打ち器8を解放できる。
図9又は図10を参照すると、共用操作棒7は、円筒状のジョイント部74を基端部に更に備えている。ジョイント部74は、底面が開口された円筒状に形成している。ジョイント部74には、図示しない足し棒の軸部が嵌合する軸穴74aと係合溝74bを有している。
(バインド打ち器の構成)
次に、一例によるバインド打ち器8の構成を説明する。図9又は図10を参照して、共用操作棒7の工具部71には、フック形状のバインド打ち器8などの先端工具を取り付けることができる(図11参照)。
図11を参照すると、バインド打ち器8は、棒状の軸部8sとフック部8aを備えている。フック部8aは、軸部8sから連続して、C字状に屈曲している。又、バインド打ち器8は、円柱状のピン部8pを備えている。ピン部8pは、フック部8aの開口8kと反対側に、軸部8sから突出している。なお、バインド打ち器の名称は、高圧配電線を碍子に支持するバインド線を操作できることに由来している。
図11を参照すると、バインド打ち器8は、円筒状のジョイント部81を基端部に備えている。ジョイント部81は、底面が開口された円筒状に形成している。ジョイント部81には、軸部71a(図10参照)が嵌合する軸穴81aを有している。又、ジョイント部81には、一対のT字状の係合溝81b・81bを有している。一対のピン71b・71b(図10参照)を軸穴81aの軸方向に挿入した後に、これらのピン71b・71bを軸穴81aの周方向に回動することで、これらのピン71b・71bを係合溝81b・81bに係合できる。前述したような係合手段は、ツイストロックと呼ばれている。
図9から図11を参照して、工具部71とジョイント部81が嵌合した状態では、プッシュロッド71cが軸穴81aの上壁を弾圧すると共に、リングナット71dが軸穴81aの底面に当接して、バインド打ち器8を工具部71に確実に固定できる。
[鳥害防止具の作用]
次に、実施形態による鳥害防止具10の構成を補足しながら、鳥害防止具10の作用及び効果を説明する。
図1又は図2を参照すると、鳥害防止具10は、主軸部材11の他端部に腕金取り付け金具2を固定した状態で、複数の枝棒1aの先端縁を結ぶ仮想の円周Cvを縮径しておくことが好ましい(図2参照)。
絶縁操作棒5を用いて(図7又は図8参照)、腕金取り付け金具2に設けた把持片24を把持し、腕金取り付け金具2付き鳥害防止具10を上昇させることで、一組の縁線We・Weの間に鳥害防止具10を容易に通過できる(図12参照)。
図1を参照して、腕金取り付け金具2を腕金Aに固定後は、共用操作棒7の工具部71に接続したバインド打ち器8を用いて、可動分岐部材17を主軸部材11の先端部側に向かって移動することで、鳥害防止具10の仮想の円周Cvを拡径できる(図3参照)。
図2又は図3を参照して、鳥害防止具10は、主軸部材11に対して、可動分岐部材15・16・17を軸方向に所定の位置で停止できるロック機構1Rを備えているので、複数の枝棒1aの先端縁を結ぶ仮想の円周Cvが拡径した状態を保持できる。可動分岐部材17を主軸部材11の基端部側に向かって移動することで、鳥害防止具10の仮想の円周Cvを縮径できる。
実施形態による鳥害防止具10は、真直に延びる主軸部材11、主軸部材11の軸方向に連設した固定分岐部材12・13・14を介して、主軸部材11と回動自在に連結した複数の枝棒1a、及び、一端部を枝棒1aの中間部と回動自在に連結し、他端部を可動分岐部材15・16・17の外周部に回動自在に連結した受骨部材1bで、傘の骨組み状に構成している。
実施形態による鳥害防止具10は、鳥害防止具10を閉傘することで、一組の縁線We・Weの間に鳥害防止具10を容易に通過でき、鳥害防止具10を開傘することで、鳥類の営巣を困難にできる。
実施形態による鳥害防止具10は、主軸部材11に対して、可動分岐部材15・16・17を軸方向に所定の位置で停止できるロック機構1Rを備えているので、複数の枝棒1aの傾斜角度を任意に設定できる。
本発明による鳥害防止具は、次のような効果が期待できる。
(1)飛来防止棒の傾斜角度を最適な状態で設定できる。
(2)縁線の状態を観察しながら、鳥害防止具の開傘角度を微調整できる。
(3)鳥害防止具を腕金に取り付け後に、鳥害防止具の開傘角度を微調整できる。
(4)邪魔になる飛来防止棒をあらかじめ撤去・切断する必要が無くなる。
本発明による鳥害防止具は、六本の飛来防止棒を主軸部材の外周に放射状に配置した実施形態を開示したが、これらの飛来防止棒は、増加することも考えられる。
1a 枝棒
1b 受骨部材
1c 線条部材
10 鳥害防止具
11 主軸部材
12・13・14 固定分岐部材
15・16.19 可動分岐部材
Cv 仮想の円周

Claims (4)

  1. 真直に延びる主軸部材と、
    前記主軸部材の先端部側から基端部側に向けて、前記主軸部材の軸方向に一定の間隔を設けて、前記主軸部材に固定した複数の固定分岐部材と、
    基端部を前記固定分岐部材と回動自在に連結し、先端部が前記固定分岐部材から外周方向に放射状に延びる複数の枝棒と、
    一端部を前記枝棒の中間部と回動自在に連結した受骨部材と、
    外周部を前記受骨部材の他端部と回動自在に連結し、前記主軸部材の軸方向に移動自在に連結した、前記固定分岐部材と同数の円盤状の可動分岐部材と、
    これらの可動分岐部材を前記主軸部材の軸方向に一体で移動可能に、これらの可動分岐部材を相互に連結した一つ以上の線条部材と、を備え、
    前記枝棒が前記固定分岐部材から下り傾斜した状態で、前記主軸部材、前記枝棒、及び、前記受骨部材で閉鎖リンクを構成し、
    前記可動分岐部材が前記主軸部材の先端部側に向かって移動した状態では、複数の前記枝棒の先端縁を結ぶ仮想の円周を拡径し、
    前記可動分岐部材が前記主軸部材の基端部側に向かって移動した状態では、複数の前記枝棒の先端縁を結ぶ仮想の円周を縮径する、鳥害防止具。
  2. 前記主軸部材が起立した状態で、前記主軸部材の他端部を支持する支持部を一端部側に有し、腕金に着脱自在な保持部を他端部側に有する腕金取り付け金具を更に備えている、請求項1記載の鳥害防止具。
  3. 前記主軸部材に対して、前記可動分岐部材を軸方向に所定の位置で停止できるロック機構を更に備え、
    前記ロック機構は、
    前記主軸部材の軸方向に連続し、複数の波状の襞を外周に連設したベローズ軸部と、
    前記可動分岐部材の内部に配置され、前記ベローズ軸部の襞に転動自在に当接できると共に、前記襞と前記襞の間の窪み部に前記ベローズ軸部の外周方向から中心部に向かって力を付勢した球体と、を含んでいる、請求項1又は2記載の鳥害防止具。
  4. 基端部の前記可動分岐部材は、用途の異なる先端工具を接続自在な工具部を先端部に有する共用操作棒の前記工具部に接続したフック形状のバインド打ち器で操作される鍔部を有している、請求項1から3のいずれかに記載の鳥害防止具。
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