JP7103096B2 - 通信装置、サーバ、及び通信システム - Google Patents

通信装置、サーバ、及び通信システム Download PDF

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Description

本開示は、通信装置、サーバ、及び通信システムに関する。
従来より、自動運転車両の周囲に自動運転車両ではない手動運転車両が存在する場合、自動運転車両の周囲に手動運転車両が存在しない場合とは異なる運転制御を行う技術が知られている(例えば、特許文献1,2)。
特開2015-44432号公報 特開2017-30748号公報
上記技術を用いる場合、手動運転車両が現在位置を発信することによって自動運転車両に手動運転車両の存在を報知することが、自動運転の安全性を高める上で好ましい。このため、手動運転車両が現在位置を発信する技術が望まれていた。
本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、手動運転車両(MC)に後付けで装着できる通信装置(TE)が提供される。この通信装置(TE)は、現在位置を取得する位置情報取得部(11)と、低消費電力広域無線通信により、前記現在位置の情報を含む通信装置情報を、通信相手に対して、予め定められた送信間隔を開けて順次送信する送信部(12)と、を備える。
この形態の通信装置によれば、手動運転車両が低消費電力で広範囲に現在位置を送信可能となる。
第1実施形態における通信システムを示す図である。 通信装置が装着された手動運転車両の構成を示すブロック図である。 本実施形態における通信システムの通信処理を説明するフローチャートである。 サーバが管理する車両マップの一例を示し、隊列を形成して走行している自動運転車両の群に、手動運転車両が接近している状態を示す説明図である。 第2実施形態における通信処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態における通信処理を説明するフローチャートである。 第4実施形態における通信システムを示す図である。 第4実施形態における手動運転車両の構成を示すブロック図である。 第4実施形態における通信処理を説明するフローチャートである。 第5実施形態における通信処理を説明するフローチャートである。 第6実施形態における通信処理を説明するフローチャートである。
A.第1実施形態
図1に示すように、本実施形態の通信システム500は、自動運転車両ACと、自動運転車両ではない手動運転車両MCと、基地局BSとを備える。手動運転車両MCには、通信装置TEが後付けで装着されている。
図2に示すように、手動運転車両MCは、車両制御部110と、車速センサ22と、GNSSセンサ24とを備える。車両制御部110には、車速センサ22、GNSSセンサ24が電気的に接続されており、これらのセンサによる検知結果が通知される。車速センサ22は、通信装置TEが装着された車両(以下、「自車両」とも呼ぶ)の速度を検出する。GNSSセンサ24は、例えば、GPS(Global Positioning System)センサにより構成され、GPSを構成する人工衛星から受信する電波に基づき、自車両の現在位置を検出する。なお、自車両の現在位置を検出する手段は、GNSSセンサに限らず、車両に搭載されている自律センサや、通信装置TEと通信している基地局BSの位置情報から算出する方法等を用いてもよい。
本実施形態の通信装置TEは、手動運転車両MCの車両制御部110と電気的に接続されている。具体的には、本実施形態の通信装置TEは、手動運転車両MCと有線にて接続されているため、手動運転車両MCは、車両制御部110から手動運転車両MCの各種の情報の受信が可能である。なお、通信装置TEと手動運転車両MCとの接続はこれに限られず、例えば、無線通信による接続を用いてもよい。また、通信装置TEとMCとは接続されておらず、通信装置TEが、GNSSセンサ等を別途備えてもよい。本実施形態では、例えば、手動運転車両MCのシガーソケットを用いる等して、手動運転車両MCから通信装置TEへ電力が供給されるが、これに限られず、通信装置TEは別途バッテリーを備えてもよい。通信装置TEを手動運転車両MCと接続せずに用いることができる点で、通信装置TEが別途バッテリーを備えることが好ましい。バッテリーとしては、長期間使用でき、かつ、自己放電の可能性が少ない電池が好ましく、例えば、リチウムイオン電池が好ましい。
通信装置TEは、位置情報取得部11と、送信部12と、受信部13と、通信間隔設定部14とを備え、CPUと、ROMやRAMなどのメモリと、を備える周知のコンピュータとして構成されている。位置情報取得部11は、現在位置を取得する。本実施形態の位置情報取得部11は、手動運転車両MCのGNSSセンサ24から現在位置を取得する。送信部12は、低消費電力広域無線通信(LPWA:Low Power Wide Area)により、現在位置の情報を含む通信装置情報を、通信相手に対して、予め定められた送信間隔を開けて順次送信する。受信部13は、低消費電力広域無線通信により通信相手からの情報を受信する。通信間隔設定部14は、通信装置TEと基地局BSとの通信間隔を設定することができる。本実施形態では、この通信相手は、基地局BSであるが、これに限られず、例えば、自動運転車両ACであってもよい。ここで、低消費電力広域無線通信としては、無線局の免許が必要な通信であっても、無線局の免許が不要な通信であってもよく、例えば、送信電力が1W以下であって、通信距離が10km以上である無線通信が挙げられる。より具体的には、低消費電力広域無線通信としては、例えば、例えば、sigfox(登録商標)、LoRa(登録商標)、Wi-Fi HaLow、Wi-SUN、RPMA(登録商標)、Flexnet(登録商標)、IM920、LTE-M、NB-IoTが挙げられる。
基地局BSは、自動運転車両ACと通信装置TEと通信可能な基地局である。
基地局BSは、サーバ135を備える。サーバ135は、自動運転車両AC及び通信装置TEから情報を受信するサーバ受信部136と、自動運転車両AC及び通信装置TEへ情報を送信するサーバ送信部137と、を備える。基地局BSは、通信装置TEへ低消費電力広域無線通信により情報を送受信可能である。
サーバ135は、自動運転車両AC及び通信装置TEから受信した情報を収集するとともに、管理する。サーバ135により管理された情報は、車両向けテレマティクスサービスや路車協調サービスや車車協調サービスに用いられる。以下、本実施形態における通信システム500の通信処理について説明する。
図3に示すように、まず、基地局BSの領域内に通信装置TEが入ると、基地局BSは、通信装置TEに対して、予め定められた送信間隔を開けて通信装置情報を発信するように要求を行なう(工程S110)。
この要求に対して、通信装置TEの送信部12は、通信装置情報を、基地局BSに対して、予め定められた送信間隔を開けて順次送信する(工程S120)。本実施形態の通信装置情報には、位置情報取得部11により得られた現在位置の情報が含まれるとともに、通信装置TE固有のIDが含まれる。なお、通信装置TEは、通信装置TE固有のIDに変えて、通信装置TEが取り付けられている手動運転車両MC固有のIDを送信してもよく、通信装置TE固有のIDと手動運転車両MC固有のIDとの両方を送信してもよく、両方送信しなくてもよい。ただし、固有のIDを通信装置TEが送信することにより、通信装置TEもしくは手動運転車両MCを基地局BSが特定することができる。なお、通信装置TE固有のIDは、通信装置TEのメモリに予め記憶されている。手動運転車両MC固有のIDは、手動運転車両MCのメモリに予め記憶されており、通信装置TEが手動運転車両MCから取得可能である。
そして、基地局BSは、通信装置TEから予め定められた範囲内(例えば、1km以内)に自動運転車両ACが存在するかどうかの判定を行う(工程S130)。なお、上述の予め定められた範囲は、一般道路と高速道路等で条件を変更してもよい。具体的には、基地局BSは、基地局BSの領域内の自動運転車両ACから順次受信している自動運転車両ACの位置情報と、通信装置TEから受信した位置情報と、を用いて判定を行う。なお、本実施形態では、自動運転車両ACの位置情報と通信装置TEの位置情報とは、順次、サーバ135に記憶されている。
通信装置TEから予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在すると基地局BSが判定した場合(工程S130:YES)、基地局BSは、通信装置TEに対して、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在する旨の情報を送信する(工程S140)。
そして、通信装置TEの受信部13が、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在する旨の情報を受信した場合、通信間隔設定部14は、送信間隔を再設定して、通信装置TEの送信部12は、変更された送信間隔にて、基地局BSに対して通信装置情報を送信する(工程S150)。このようにすることにより、状況に応じて送信間隔を変更可能となる。本実施形態では、通信装置TEは、自車両から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在すると判定した場合、そうでない場合と比較して、送信間隔を短くする。このようにすることにより、後付けで装着した通信装置TEは、必要な場合に限定して、頻繁に現在位置を基地局BSに送信することで、バッテリーの消費電力を抑えることが可能となり、基地局BSは、通信装置TEの行動をより明確に把握できる。
その後、基地局BSは、通信装置TEから予め定められた範囲内に存在する自動運転車両ACへ、通信装置TEの位置を報知した後(工程S160)、フローは終了する。このようにすることにより、自動運転車両ACは、手動運転車両MCの位置を考慮した運転を行なうことが可能となる。例えば、図4に示すように、複数の自動運転車両ACが隊列を形成して走行している場合に、その隊列に手動運転車両MCが入り込む可能性があるが、自動運転車両ACは、このような可能性を想定した自動運転が可能となる。
一方、通信装置TEから予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在しないと基地局BSが判定した場合(工程S130:NO)、基地局BSは、通信装置TEに対して、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在する旨の情報を送信せず、フローは終了する。このフローは、基地局BSの領域内に通信装置TEが存在する限り、繰り返し行われる。
本実施形態によれば、通信装置TEは、低消費電力広域無線通信を用いて通信を行うため、手動運転車両MCが低消費電力で広範囲に現在位置を送信可能となる。さらに、必要な場合に限定して、送信間隔を短くして自車両の現在位置を基地局BSに送信することが可能となるため、後付けで装着した通信装置TEのバッテリーの消費電力をより抑えることができる。この結果、自動運転車両ACに手動運転車両MCの存在を報知することができるため、自動運転車両ACにおける自動運転の安全性が向上させることができる。
B.第2実施形態
図5に示す第2実施形態の通信処理は、第1実施形態の通信処理と比較して、さらに、工程S132と工程S134とを備える点で異なるが、それ以外は同じである。
第2実施形態では、通信装置TEから予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在すると基地局BSが判定した場合(工程S130:YES)、基地局BSは、通信装置TEの移動速度が予め定められた速度(例えば、時速40km)以上であるか否かを判定する(工程S132)。本実施形態では、基地局BSは、通信装置TEから順次受信する位置情報から通信装置TEの移動速度を算出する。しかし、これに限られない。例えば、通信装置TEは、予め、車速センサ22から移動速度の情報を入手し、通信装置情報に移動速度の情報を含ませることにより、基地局BSに移動速度の情報を提供してもよい。
通信装置TEの移動速度が予め定められた速度以上であると基地局BSが判定した場合(工程S132:YES)、基地局BSは、通信装置TEに対して、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在し、かつ、通信装置TEの移動速度が予め定められた速度以上である旨の情報を送信する(工程S140)。なお、基地局BSは、通信装置TEに対して、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在する、もしくは、通信装置TEの移動速度が予め定められた速度以上である旨のどちらか一方の情報のみを送信してもよい。
そして、通信装置TEの受信部13が上述の情報を受信した場合、通信間隔設定部14は、送信間隔を再設定して、通信装置TEの送信部12は、変更された送信間隔にて、基地局BSに対して通信装置情報を送信する(工程S150)。このようにすることにより、状況に応じて送信間隔を変更可能となる。本実施形態では、上述の情報を受信した場合、そうでない場合と比較して、送信間隔を短くする。このようにすることにより、後付けで装着した通信装置TEは、必要な場合に限定して、頻繁に現在位置を基地局BSに送信することで、バッテリーの消費電力を抑えることが可能となり、基地局BSは、通信装置TEの行動をより明確に把握できる。
一方、通信装置TEの移動速度が予め定められた速度以上ではないと基地局BSが判定した場合(工程S132:NO)、基地局BSは、通信装置TEが自動運転車両ACへ接近しているか否かを判定する(工程S134)。本実施形態では、基地局BSは、通信装置TEから順次受信する位置情報から通信装置TEの進行方向を特定した後、通信装置TEが自動運転車両ACへ接近しているか否かを判定する。しかし、これに限られず、例えば、通信装置TEは、現在位置の情報から進行方向を算出した後、通信装置情報として、進行方向に関する情報を送信することにより、基地局BSに移動速度の情報を提供してもよい。ここで、「通信装置TEが自動運転車両ACへ接近している」とは、前回、位置情報が取得されたときよりも、通信装置TEと自動運転車両ACとの距離が短くなっていることをいう。
通信装置TEが自動運転車両ACへ接近していると基地局BSが判定した場合(工程S134:YES)、基地局BSは、通信装置TEに対して、現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在し、かつ、通信装置TEが自動運転車両ACに接近している旨の情報を送信する(工程S140)。なお、基地局BSは、通信装置TEに対して、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在する、もしくは、通信装置TEの移動速度が予め定められた速度以上である旨のどちらか一方の情報のみを送信してもよい。そして、通信装置TEの受信部13が上述の情報を受信した場合、通信装置TEの送信部12は、送信間隔を変更して、通信装置情報を送信する(工程S150)。このようにすることにより、状況に応じて送信間隔を変更可能となる。本実施形態では、通信装置TEは、上述の場合、そうでない場合と比較して、送信間隔を短くする。このようにすることにより、基地局BSは、通信装置TEの行動をより明確に把握できる。この結果として、例えば、基地局BSは、通信装置TEが接近している自動運転車両ACに、通信装置TEが接近している旨を報知することができる。
一方、通信装置TEが自動運転車両ACへ接近していないと基地局BSが判定した場合(工程S134:NO)、基地局BSは、自動運転車両ACに対して報知せず、フローは終了する。このようにすることにより、不要な情報を自動運転車両ACへ送信することを省略できる。
本実施形態では、通信装置TEの移動速度が予め定められた速度以上であるか否か(工程S132)と、通信装置TEが自動運転車両ACへ接近しているか否か(工程S134)との両方を判定している。このようにすることにより、通信装置TEを搭載した自動運転車両ACの運転状況をより詳細に考慮した自動運転が、自動運転車両ACにおいて可能となる。しかし、これに限られず、どちらか一方のみの判定を行ってもよく、工程S132と工程S134との順番を入れ替えてもよい。
C.第3実施形態
図6に示す第3実施形態の通信処理は、第1実施形態の通信処理と比較して、工程S110を備えない点が異なるが、それ以外は同じである。このようにすることにより、基地局BSが通信装置TEに対して、通信装置情報を発信するように要求を行なわなくても、通信装置TEから自発的に通信装置情報を送信する通信処理とすることができる。
D.第4実施形態
第4実施形態の構成を、図7と図8に示す。上述の第1実施形態では、通信装置TEの通信間隔設定部14が、通信端末TEの送信間隔を再設定していたが、第4実施形態では、図7に示すサーバ135のサーバ通信間隔設定部138が、通信端末TEの送信間隔を再設定する。
第4実施形態の通信処理を、図9に示す。工程S110からS120までは、図3に示す第1実施形態と同じである。
工程S120の後、基地局BSは、通信装置TEから予め定められた範囲内(例えば、1km以内)に自動運転車両ACが存在するかどうかの判定を行う(工程S130)。なお、上述の予め定められた範囲は、一般道路と高速道路等で条件を変更してもよい。具体的には、基地局BSは、基地局BSの領域内の自動運転車両ACから順次受信している自動運転車両ACの位置情報と、通信装置TEから受信した位置情報と、を用いて判定を行う。なお、本実施形態では、自動運転車両ACの位置情報と通信装置TEの位置情報とは、順次、サーバ135に記憶されている。
通信装置TEから予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在すると基地局BSが判定した場合(工程S130:YES)、サーバ通信間隔設定部138は、サーバ135に記憶されている自動運転車両ACの位置情報や通信装置TEの位置情報に基づいて、通信装置TEの送信間隔を再設定する。基地局BSは、通信装置TEに対して、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在する旨の情報と、サーバ通信間隔設定部138が再設定した送信間隔の情報を送信する(工程S140)。
そして、通信装置TEの受信部13が、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両ACが存在する旨の情報と、サーバ通信間隔設定部138が再設定した送信間隔の情報を受信した場合、通信装置TEの送信部12は、サーバ通信間隔設定部138が再設定した送信間隔にて、基地局BSに対して通信装置情報を送信する(工程S150)。このようにすることにより、状況に応じて送信間隔を変更可能となる。本実施形態では、通信装置TEは、自車両から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在すると判定した場合、そうでない場合と比較して、送信間隔を短くする。このようにすることにより、後付けで装着した通信装置TEは、必要な場合に限定して、頻繁に現在位置を基地局BSに送信することで、バッテリーの消費電力を抑えることが可能となり、基地局BSは、通信装置TEの行動をより明確に把握できる。なお、工程S160以降は、図3に示す第1実施形態と同じであるため、説明を省略する。
E.第5実施形態
第5実施形態のハードウェア構成は、図7と図8とを用いて示した第4実施形態と同様である。上述の第2実施形態では、通信装置TEの通信間隔設定部14が、通信端末TEの送信間隔を再設定していたが、第5実施形態では、図7に示すサーバ135のサーバ通信間隔設定部138が、通信端末TEの送信間隔を再設定する。
図10に示す第5実施形態の通信処理は、第2実施形態の通信処理と比較して、工程S140と工程S150の通信処理は異なるが、それ以外は同じである。
第5実施形態の工程S140では、基地局BSは、通信装置TEに対して、サーバ通信間隔設定部138が再設定した送信間隔の情報も送信する。サーバ通信間隔設定部138は、自動運転車両ACの位置情報、通信装置TEの位置情報や移動速度、また、通信装置TEが自動運転車両ACへ接近している等の情報に基づいて、通信装置TEの送信間隔を再設定する。
そして、第5実施形態の工程S150では、通信装置TEの受信部13が、サーバ通信間隔設定部138が再設定した送信間隔の情報を受信した場合、通信装置TEの送信部12は、変更された送信間隔にて、基地局BSに対して通信装置情報を送信する。なお、工程S160以降は、図5に示す第2実施形態と同じであるため、説明を省略する。
F.第6実施形態
図11に示す第6実施形態の通信処理は、第4実施形態の通信処理と比較して、工程S110を備えない点が異なるが、それ以外は同じである。このようにすることにより、基地局BSが通信装置TEに対して、通信装置情報を発信するように要求を行なわなくても、通信装置TEから自発的に通信装置情報を送信する通信処理とすることができる。
G.変形例
G1.変形例1
上述の第1実施形態では、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨の情報を、通信装置TEの受信部13が受信した場合に、通信装置TEの送信部12は、送信間隔を変更して、通信装置情報を送信する。しかし、これに限られない。例えば、基地局BSは、通信装置TEに対して、通信装置TEの現在位置から予め定められた範囲内に存在する自動運転車両ACの台数の情報を送信する。そして、この情報を受信部13が受信した場合に、通信装置TEの送信部12は、この台数に応じて、送信間隔を変更してもよい。このようにすることにより、状況に応じて送信間隔を変更可能となる。例えば、送信部12は、この台数が多いほど、送信間隔を短くしてもよい。このようにすることにより、基地局BSは、通信装置TEの行動をより明確に把握できる。
G2.変形例2
上述の実施形態では、送信間隔を変更する際、送信間隔を短くする態様としたが、これに限られない。例えば、状況に応じて、送信間隔を長くすることにより、省エネルギー化を図ってもよい。
本開示は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する本実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
11…位置情報取得部、12…送信部、13…受信部、14…通信間隔設定部、22…車速センサ、24…GNSSセンサ、110…車両制御部、135…サーバ、500…通信システム、AC…自動運転車両、BS…基地局、MC…手動運転車両、TE…通信装置

Claims (11)

  1. 手動運転車両(MC)に後付けで装着できる通信装置(TE)であって、
    現在位置を取得する位置情報取得部(11)と、
    前記通信装置を装着した前記手動運転車両の存在を自動運転車両に通知する機能を備えた通信相手に対して、前記現在位置の情報を含む通信装置情報を、低消費電力広域無線通信により、予め定められた送信間隔を開けて順次送信する送信部(12)と、
    低消費電力広域無線通信により、前記通信相手からの情報を受信する受信部(13)と、を備え、
    前記受信部が、前記現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨の情報を受信した場合、前記送信部は、前記送信間隔を変更して、前記通信装置情報の前記送信を行なう、通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって
    記受信部が、前記現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨の前記情報に加えて、前記通信装置の移動速度が予め定められた速度以上である旨の情報を受信した場合、前記送信部は、前記送信間隔を変更して、前記通信装置情報の前記送信を行なう、通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置であって
    記受信部が、前記現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨の前記情報に加えて、前記通信装置が前記自動運転車両に接近する旨の情報を受信した場合、前記送信部は、前記送信間隔を変更して、前記通信装置情報の前記送信を行なう、通信装置。
  4. 手動運転車両(MC)に後付けで装着できる通信装置(TE)であって、
    現在位置を取得する位置情報取得部(11)と、
    前記通信装置を装着した前記手動運転車両の存在を自動運転車両に通知する機能を備えた通信相手に対して、低消費電力広域無線通信により、前記現在位置の情報を含む通信装置情報を、予め定められた送信間隔を開けて順次送信する送信部(12)と、
    消費電力広域無線通信により、前記通信相手からの情報を受信する受信部(13)と、を備え、
    前記受信部が、前記現在位置から予め定められた範囲内に存在する自動運転車両の台数の情報を受信した場合、前記送信部は、前記台数に応じて前記送信間隔を変更して、前記通信装置情報を送信する、通信装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の通信装置であって、さらに、
    前記送信間隔の変更を、前記通信相手から受信した設定情報を用いて行なう通信間隔設定部を備える、通信装置。
  6. 手動運転車両に後付けで装着できる通信装置の情報を収集するサーバであって、
    低消費電力広域無線通信により、前記通信装置の現在位置の情報を含む通信装置情報を受信するサーバ受信部と
    前記通信装置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在すると判定した場合、前記通信装置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨を前記通信装置に送信すると共に、前記通信装置の現在位置の情報を、前記手動運転車両から所定の位置関係に存在する自動運転車両に、低消費電力広域無線通信により送信するサーバ送信部と、を備える、サーバ。
  7. 請求項6に記載のサーバであって
    記サーバ送信部は、前記通信装置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在するとの前記判定に加えて、前記通信装置の移動速度が予め定められた速度以上であると判定した場合、前記通信装置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨の前記情報に加えて、前記通信装置の移動速度が予め定められた速度以上である旨の情報を前記通信装置に送信する、サーバ。
  8. 請求項6に記載のサーバであって
    記サーバ送信部は、前記現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在するとの前記判定に加えて、前記通信装置が前記自動運転車両に接近すると判定した場合、前記現在位置から予め定められた範囲内に前記自動運転車両が存在する旨の前記情報に加えて、前記通信装置が前記自動運転車両に接近する旨の情報を前記通信装置に送信する、サーバ。
  9. 手動運転車両に後付けで装着できる通信装置の情報を収集するサーバであって、
    低消費電力広域無線通信により、前記通信装置の現在位置の情報を含む通信装置情報を受信するサーバ受信部と、
    消費電力広域無線通信により、情報を送信するサーバ送信部と、を備え、
    前記サーバ送信部は、前記通信装置から予め定められた範囲内に存在する自動運転車両の台数の情報を、前記通信装置に送信すると共に、前記通信装置の現在位置の情報を、前記手動運転車両から所定の位置関係に存在する自動運転車両に、送信する、サーバ。
  10. 請求項6から請求項9のいずれか1項に記載のサーバであって、さらに
    記通信装置から受信した情報を用いて、前記通信装置情報の通信間隔を再設定するサーバ通信間隔設定部を備え、
    前記サーバ送信部は、再設定した前記通信間隔の情報を前記通信装置に送信する、サーバ。
  11. 手動運転車両に後付けで装着できる通信装置と、
    前記通信装置の情報を収集するサーバと、を備える、通信システムであって、
    前記通信装置は、
    現在位置を取得する位置情報取得部(11)と、
    低消費電力広域無線通信により、前記現在位置の情報を含む通信装置情報を、前記サーバに対して、予め定められた送信間隔を開けて順次送信する送信部(12)と、
    低消費電力広域無線通信により、前記サーバからの情報を受信する受信部(13)と、を備え、
    前記サーバは、
    低消費電力広域無線通信により、前記通信装置からの前記通信装置情報を受信するサーバ受信部を備え
    前記通信装置から受信した前記通信装置情報によって、前記通信装置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在すると判定した場合、前記通信装置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨を前記通信装置に送信すると共に、前記手動運転車両の現在位置の情報を、前記手動運転車両から所定の位置関係に存在する自動運転車両に送信するサーバ送信部と、を備え、
    前記通信装置は、前記受信部が、前記現在位置から予め定められた範囲内に自動運転車両が存在する旨の情報を受信した場合、前記送信間隔を変更して、前記通信装置情報の前記送信を行なう、
    通信システム。
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