JP7102150B2 - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
また例えば特許文献2には、分割露光した複数枚の画像から位置ずれを補正するための移動補正パラメータを算出し、その移動補正パラメータを基に位置ずれを補正して合成することで、天体のブレを抑制した画像を得ることを可能にする技術が開示されている。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の画像処理装置の一適用例としてのデジタルカメラ(以下、カメラ100とする。)の構成例を示す図である。
本実施形態のカメラ100は、バリア102、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22、A/D変換部23、画像処理部24、フォーカス制御部42、露光制御部40、メモリ32、メモリ制御部15、システム制御部50、表示部28を備えている。また、カメラ100は、不揮発性メモリ56、システムメモリ52、システムタイマー53、画像合成部54、演算部51、電源部30、電源制御部80、操作部70、記録媒体I/F18を備える。システム制御部50は、シャッター101、撮像部22、画像処理部24、フォーカス制御部42、露光制御部40、操作部70、電源制御部80、演算部51、システムメモリ52、システムタイマー53、画像合成部54とそれぞれ接続されている。また、システム制御部50、メモリ制御部15、メモリ32、不揮発性メモリ56、記録媒体I/F18は、システムバスを介して互いに接続されている。撮像部22はA/D変換部23と接続され、A/D変換部23は画像処理部24及びメモリ制御部15と接続され、メモリ制御部15は表示部28と画像処理部24に接続されている。電源部30は電源制御部80と接続されている。
表示部28は、TFT液晶等からなる。表示部28には、システム制御部50により生成されてメモリ32に書き込まれた表示用の画像データが、メモリ制御部15を介して供給される。これにより、表示部28には表示用の画像が表示される。カメラ100は、撮像部22で所定の周期の露光及び読み出しを繰り返し行って順次撮像した画像データを、画像処理部24、メモリ制御部15等を経て表示部28に順次表示することで、ライブビュー表示や電子ファインダー機能を実現可能となされている。また、表示部28は、システム制御部50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合にはカメラ100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・書き換え可能なROM等からなり、システム制御部50が実行するプログラムコード等が書き込まれている。システム制御部50は、不揮発性メモリ56から逐次読み出しながらプログラムコードを実行する。また、不揮発性メモリ56内には、システム情報を記憶する領域や、ユーザ設定情報を記憶する領域が設けられており、システム制御部50は、様々な情報や設定を次回起動時に読み出して、復元することをも実現している。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体120との間でデータ通信を行うインタフェース回路と、メモリカードやハードディスク等の記録媒体120と接続を行うコネクタとを含む。
本実施形態において、画像処理部24は、動きベクトルを算出する際、図2(a)に示すように1枚の画像200を複数のブロック201に分割する。なお、画像200は星空と山等が含まれた範囲を写した画像であるとする。図2(a)には画像200を10×8にブロック分割した例を挙げているが、分割数は、この例には限定されず、画像の画素数などに応じて適宜変更されても良い。例えば撮影レンズ103の焦点距離が短い、いわゆる広角レンズの場合には、画角に対して星が小さく、多数の星が写り込む可能性が高いため、ブロックサイズを小さくすることも好ましい様態の一つである。また図2(a)では、1ブロックの形状が正方形となされた例を挙げているが、1ブロックの形状は長方形などその他の形状でも良い。
しかしながら、一般に、高ISO感度で撮影が行われたり、露光時間が長くなったり、撮像素子の温度が高くなったりすると、ランダムノイズが発生しやすい。特に、暗い天体写真では、高ISO感度で撮影が行われることが多く、さらに天体の軌跡を撮影する場合は露光時間が長くなり易く、またさらに長時間の撮影では撮像素子の温度も上がり易い。このような場合、例えば図4(a)に示す1枚目の画像401と、図4(b)に示す2枚目の画像402において、画像全体にランダムノイズが発生することがある。
図6において、画像601は1枚目に撮影された画像であり、以下、画像602は2枚目の画像、画像603は3枚目の画像であるとする。第1実施形態において、画像合成部54は、1枚目の画像601と2枚目の画像602とを合成処理641して1枚目の合成画像631を生成する。さらに、画像合成部54は、2枚目の画像602と3枚目の画像603とを合成処理642して2枚目の合成画像632を生成する。なお、本実施形態で用いられる合成処理は、上述した加算合成でも良いし、比較明合成でも良い。
次にS705において、画像処理部24は、S704で算出された動きベクトルの信頼性を評価する。画像処理部24は、S705の動きベクトルの信頼性評価のために、以下のような処理を行う。
以下、第2実施形態のカメラ100について図8を用いて説明する。なお、第2実施形態のカメラ100の構成は前述した図1と同様であるため、その図示と説明は省略する。
図8は、第2実施形態のカメラ100において星空軌跡生成モード時に行われる動きベクトル検出処理の流れを示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、S801からS805までは、図7のS701からS705と同じ処理であるため、それらの説明は省略する。図8のフローチャートの場合、S805において信頼性が低いと判定された場合には、S806の処理に進む。
次にS808において、画像合成部54は、S806で取得された2枚の画像、例えば3枚目と4枚目の画像を合成対象の画像として選択し、それら画像を比較明合成等により合成する。すなわち、S808において、画像合成部54は、N/2+1枚目からN枚目までの画像を合成対象として選択し、それら画像を合成する。
以下、第3実施形態のカメラ100について説明する。なお、第3実施形態のカメラ100の構成は前述した図1と同様であるため、その図示と説明は省略する。
第3実施形態は、第1実施形態で説明した動きベクトル検出の手法と第2実施形態で説明した動きベクトル検出の手法とを自動で切り替え可能とした例である。
Claims (9)
- 複数の画像を基に被写体の動きを求める画像処理装置であって、
前記複数の画像のうちの2枚の画像から動きを検出する検出手段と、
前記検出した動きの信頼性を判定する判定手段と、
前記複数の画像の少なくとも一部の画像に対して合成を行う合成手段と、を有し、
前記判定手段が前記2枚の画像から検出した信頼性が低いと判定した場合に、
前記合成手段が、前記複数の画像のうち、異なる少なくとも2種類の組み合わせから合成を行って少なくとも2枚の合成画像を生成し、
前記検出手段が、前記少なくとも2枚の合成画像から前記動きを検出することを特徴とする画像処理装置。 - 前記合成手段は、前記画像が撮影されたときの露光時間、ISO感度、撮影レンズの焦点距離、検出した動きの量の、少なくとも1つを基に、前記合成に用いる画像の枚数を決定することまたは前記合成に用いる画像を選択することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記合成手段は、前記合成を行った後の画像が、前記被写体の動きが軌跡として合成されるように画像を選択することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
- 前記検出手段は、前記少なくとも2枚の画像の一方から取得したテンプレートを、もう一方の画像に対して走査して前記テンプレートとの類似度を取得するテンプレートマッチングによって前記動きを検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記判定手段は、前記取得した類似度の極大値の数、極大値の標準偏差、類似度の標準偏差、画像のS/N、画像が撮影されたときの露光時間、撮像素子の温度、撮影レンズの焦点距離、検出した動きの量の、少なくとも1つを基に、前記信頼性を判定することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
- 前記検出手段は、前記類似度の極大値が所定の閾値より多く複数存在する場合、前記極大値の標準偏差または類似度の標準偏差が所定の閾値より小さい場合、前記検出した動きの量が所定の閾値より小さい場合の、いずれかである場合に前記信頼性が低いと判定することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記検出手段は、画像のS/N、画像が撮影されたときの露光時間、撮像素子の温度、撮影レンズの焦点距離の、少なくとも1つを基に、前記信頼性の判定に用いる前記所定の閾値を変更することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
- 複数の画像を基に被写体の動きを求める画像処理方法であって、
前記複数の画像のうちの2枚の画像から動きを検出する検出工程と、
前記検出した動きの信頼性を判定する判定工程と、
前記複数の画像の少なくとも一部の画像に対して合成を行う合成工程と、を有し、
前記判定工程で前記2枚の画像から検出した信頼性が低いと判定した場合に、
前記合成工程では、前記複数の画像のうち、異なる少なくとも2種類の組み合わせから合成を行って少なくとも2枚の合成画像を生成し、
前記検出工程では、前記少なくとも2枚の合成画像から前記動きを検出することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1から7のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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JP2001078056A (ja) | 1999-09-01 | 2001-03-23 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 動き適応型映像高感度化装置 |
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JP2015087904A (ja) | 2013-10-30 | 2015-05-07 | 富士通セミコンダクター株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
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